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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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641.  スウィング・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》  情緒を感じさせるゾンビ映画として評価すべきなんでしょうが、このかったるさはいかんともし難く、欠伸が出る始末。  更にはミッキー。彼の足手まといぶり。それでいてわがままばかり言う子供じみた性格。まるで自分の使えない部下を見ているようでイライラしちゃったのがまずかったみたいです。映画にノレなかったなー。  ゾンビ映画ならではの緩急のつけ方はきっちりしています。怖くはないんですが、要所要所で『おっ』っと思わせる展開は多々あり。なので悪くないとは思うのですが、ゾンビと関係ない『間』がちょっと多い。そして長い。くどい。『ゾンビ映画』=『超娯楽ムービー』というスタンスを希望する私とはなんとも相性が悪いのです。  その一方で、『とりあえず車の中は安全じゃん。何で外にでちゃうの』っていう『とにかく篭城第一主義』という私にとって、その思いを実現してくれた意義は大きい。  ですから、非常に判断に迷うところですが、お世辞にも面白いとは言えず、ましてや誰にもおすすめできないのは間違いありません。  もし女性たちのボスたちの砦を見せてくれて、彼女達にリベンジする姿を見せてくれたらまた評価が変わったかもしれません。  ちょっとこのテイストの映画にしては後味悪いっすわ。[DVD(字幕)] 5点(2020-04-06 04:18:00)《改行有》

642.  デイブレイカー 《ネタバレ》  ヴァンパイアが世界を席巻し、人間が絶滅危惧種。斬新。『人間が絶滅』⇒『ヴァンパイアも絶滅』という当たり前の構図をめっちゃ真面目に作った映画。  ヴァンパイア主体の世界ってのが、人間社会と同じように一定の秩序が保たれた社会ってのが面白い。駅の売店で売られている血液入りコーヒーのアイデアが好き。全くの仮想空間でありながら、ある種のリアリティを感じさせるほどに作りこまれた世界観。見事です。  さて、ストーリーはなんてことない普通のサスペンスアクション。もちろん面白いのですが、突き抜けた面白さというわけではありません。ただ、1つのアイデアを軸にして展開するストーリー構成が結構好きです。  吸血鬼から人間に戻る方法その①『太陽の光を浴びる。※1大変痛いです。※2死ぬこともあります。』  吸血鬼から人間に戻る方法その②『人間に戻った元吸血鬼の血をすう。※近くに別の吸血鬼が居た場合、命の危険があります。』  どちらもなんてことないルールなんですが、この取り入れ方、そして見せ方が抜群に上手いです。特に終盤判明するルール②.弟君に何かが起こり、突然場面が変わってエドワードは本社へ。このシークエンス、一体何が起こったのだろうと大変好奇心をくすぐられます。うまいなあ。  そしてこのアイデアを最大限に活かした最後の捕食ループ。この冗談のようなループを大真面目に、しかもクライマックスにもってきちゃうってのに脱帽です。しかもここが一番盛り上がっちゃうのも確か。1つのルールも使い方次第でストーリーや演出が面白くなる良い見本だと思います。  もったいなかったのは、最後に生き残った隊員達をクリストファーの手によって簡単に射殺させちゃったこと。ここはちょっと興が醒めます。ついでに言うと、会社のボスの娘がサブサイダーになったみたいですが、それがすぐに娘の成れの果てってわかりにくいのがちょっと減点。  面白かったのはクリストファーが代用血液を土壇場で完成させちゃったこと。『え?できたの?』って思ったのは私だけですか?[DVD(字幕)] 7点(2020-04-05 05:25:46)《改行有》

643.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 《ネタバレ》  もうはっきり言ってストーリーは意味不明なところがありますが、私はついていけるので全然OK。妻は寝ちゃいました。  今回はトニー・スタークが元凶。彼が『無敵のアイアン軍団』なんか作ろうとするからこんなことに・・・。もちろんそのおかげで『ヴィジョン』って新しい仲間が加わるわけですが、クイックシルバーが死んじゃうのが何とも悲しい。彼にはぜひこれからのアベンジャーズで活躍してほしかったものです。  ヴィジョンもねえ。まあこれからどうゆう活躍をしていくかにもよりますが、できれば『ジャーヴィス』って名乗ってくれたほうが親近感が湧いたかなぁ。  さて、今作では今までのヒーローたちがメインからサブまでみんな活躍してくれる。ウォーマシーンのような『ザ・脇役』もしっかり闘ってくれる。それだけで嬉しくなる。終盤の空中戦ではファルコンも登場してくれるのかと思っていたので、ちょっと残念でしたね。パーティと最後の集まりには居たのに。  また、パーティバトルならではの協力プレイが盛り沢山。キャプテン・アメリカの盾は使い勝手が良いみたいで、みんなで仲良く使っていますね。私は『ハルク』と『キャプテン・アメリカ』が特に好きなので、二人のバトルシーンはテンションが上がりっぱなしです。  『オープニングのヒドラ襲撃』『お約束のカーチェイスバトル』『ハルクVS巨大アイアンマン』『ラストの全面対決』と見所がいっぱい。列車を止めるシーンは遂に双子と協力し始めるとてもアツいシーン。前作よりもあらゆる面でのパワーアップを感じられる本作。最初から最後まで理屈抜きに楽しませてもらいました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-03-30 03:13:16)(良:1票) 《改行有》

644.  デイ・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》  安定の『走るゾンビ』映画。ノロノロゾンビのほうが好きなんですけど、これはこれで良い。  本家のほうは世界が終わっちゃった感が半端なかったんですが、こちらはあくまで片田舎限定の話。なので単純な脱出サバイバルムービーになっちゃってます。  ゾンビ達が走り回る。それは良いんですが、変な知恵まであるのはいただけません。とくに終盤。ドクターが天井ゾンビにさらわれちゃうのはドリフかと思いましたよ。  兵士ゾンビが銃を撃ちまくるのも好きじゃないなぁ。  で、『噛まれたら感染する』。これ大事。ゾンビものって、血液感染が原則だと思うんですよね。ところが本作、まさかの空気感染。いやいや、防ぎようがないです。あまりに絶望的すぎるのもなあ。で、そんな中『免疫がある人間は感染しない。でも噛まれたら最後。』って、凄い設定だぜ。もはやゲームのようなご都合設定じゃないですか。  あれ、なんか批判的な内容が並んじゃいましたが、私はこの映画、嫌いじゃないです。ヒロイン。その弟とその彼女。黒人兵士。みんなで武装して脱出。この単純明快なサバイバルアクションがたまらなく好きなんです。  弟君たちが逃げ込んだビル内での『感染者は誰だ』のシーンや、はしごを上ってくるゾンビにTVを落として撃退するシーン。そしてなんと言ってもガンショップですよ。こーゆー映画で武器の調達しているシーン、凄く好き。とまあゾンビ映画として大事なポイントは押さえています。  ですので、満足度は結構高かったりします。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-30 02:03:43)《改行有》

645.  インポッシブル 《ネタバレ》  どーゆー映画か全く知らずに見たので、なんか『感動の実話もの』とか思っていたので、衝撃のディザスタームービーに腰を抜かしそうでした。並のホラーやサスペンスよりよほど怖いです。  津波に飲み込まれるシーン。水中で何度ももがくシーン。どこまでが本物でどこからがCGなんでしょう。あまりにもリアル。あまりにも臨場感ありすぎで、本物の映像にしか見えません。  ホラー映画やスプラッタ映画を小さい頃から見ている私。グロ耐性はあるほうなのですが、水から上がった母親の脚を見たとき、血の気が引いて気を失いそうでした。母親が吐血と共に異物を吐き出すシーン。本当にもうやめてほしかったです。  母親はもう死んでしまうのだろうと思っていました。それくらい、衰弱していくシーンが恐ろしかったです。  この映画はあくまで主人公一家の一人称で物語が進むため、ドラマとしての色合いが強い。父親、弟たち、そしてルーカスがお互いを発見するまでのシークエンスなんてその最たるもの。  ですがその一方で、やはりこの映画はリアルなパニックムービーでもあると思います。  他の人物の名前を腕に書かれる母親。おそらくは無関係な人の遺品確認をされるルーカス。どこかに連れて行かれそうになる弟たち。何が正しい判断なのか、誰にもわからない。当時の混乱ぶりが細部に至るまで描写されています。  家族全員が生きて再会できたのはもはや奇跡なのかもしれません。そして、主人公一家のような例は稀有なのかもしれません。父親が出会ったある男性の、妻からの書置きメモ。『ビーチにいる』を見つめるシーン。母親が自分の腕に書かれた別の女性の名前を見つめるシーン。大切な人たちを失った大勢の人々がいることが痛いほどに伝わってきます。  こーゆー映画って大事だと思います。ただ、完全フィクションのパニックムービーはエンターテイメントとして楽しめるのですが、こーゆーノンフィクションものは、はっきり苦手だと悟ってしまった次第です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-29 17:44:09)《改行有》

646.  ミッドナイト・ミート・トレイン 《ネタバレ》  なんだ、ありがちな殺人鬼ものか。と思いきや、まさかのモンスター映画。  最初の犠牲者がハンマーで殴られるシーンは結構衝撃的。首の角度がまじでやばい。  それに対し次の3人組はひどい。特に目玉が飛び出ちゃうシーン。悪趣味なうえ作り物感がすごい出ちゃって気分が萎えます。この辺から次第にローテンションに。唯一の殺人鬼が名も無き黒人チンピラと互角の戦いを繰り広げる上にやられそうになっちゃう。しかも車掌に助けられるというヘタレぶり。その助け方も拳銃でバーンって。それに血を吐いちゃったり、体にぶつぶつあったり、何の説明もないから『何か病気なん?』って心配になっちゃいます。  で、中盤以降少しホラー要素が元気を取り戻します。個人的にはビジネスホテルへの侵入なんか最高にドキドキします。この辺が一番怖かったような気がするんですけどね。  ストーリーは途中まで普通で良かったのですが、レオンが変になるのが唐突すぎ。しかも敵に捕まる前から変になっているし。それに合わせて彼女も急にヒステリックになるし。この辺の無理矢理な路線変更はうまくないです。ちょっとついていけません。  深夜の無機質な列車。食肉工場。深夜のプラットホームに廃駅。人気のないビジネスホテルなど、シチュエーションと舞台設定はどれも最高。これだけホラーに最適な舞台と雰囲気を準備したのに、いかんせん内容が追いついていない感じ。  ただ女刑事がグルだったってのは救いようが無いうえにちょっと意外だったので良かったです。  個人的にですが、この作品のバッドエンドは好きじゃないです。レオンが犠牲になって彼女が助かるとかならまだ許せたんですけどね。そもそもレオンが跡を継ぐ流れがよくわからんし、そうだとしても髪型までマホガニーと同じにしたのはもはや笑いを取りにいっているのだろうか。  そういや劇中でマホガニーに対し『フォレストガンプかよ』って黒人が言うシーンはちょっとウケました。[DVD(字幕)] 6点(2020-03-29 16:50:36)《改行有》

647.  ウソはホントの恋のはじまり 《ネタバレ》  思っていたより大分良いお話でした。  ストーリーもキャラクターもストレート。凝った演出やひねった展開はなし。だからこそ、サムやバーディやその友人達と一緒に、素直な気持ちで喜怒哀楽を感じることができます。そう、これはいまどきめずらしい王道ラブコメ。  コメディは下品すぎずソフトタッチ。どちらかと言えば言葉や台詞のユーモアで笑わせてくれるセンスが好き。  サムやバーデイが、それぞれ欠点はあるものの、応援したくなる人物に描かれているのがまた良い。  サムは作家志望。オリジナルの小説を世に出したい。そーゆー背景も応援したくなる要素の一つ。  そしてサムは自分の恋愛体験を小説にしていきます。それが出版社のお偉いさんにウケはじめる。派手なサクセスではないですが、仕事を頑張っている人の手堅いサクセスはなんだか嬉しくなります。  こーゆージャンルのラブコメって、恋愛が熱を帯び始めると仕事がそっちのけになることがしばしば。そーゆー展開は好きじゃないんですが、サムは違います。しっかり小説を書き進めていきます。だからこそ、クライマックスの作品会議で腹抱えて笑えるというものです。そして彼女からのダメ押しにまた爆笑。  主人公ははっきり言ってピエロだったわけですが、こんな幸せなピエロなら良いじゃない。  見ているときは楽しませてくれて、見終わった後は幸せな余韻が残る、そんな優しい映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2020-03-28 01:30:57)《改行有》

648.  悪魔の棲む森(2008) 《ネタバレ》  あまり予算はかかっていなさそうですが、かなりよくできたスパニッシュホラーです。  主人公のサンティ、その同級生の女の子、ともになかなかのイケメン、美少女です。これ、大事。フードにグラサンのサンティはもはやバンバイアの血族かと思えるほどのビジュアル。でも中身は結構ヘタレなので、そのギャップに親近感が湧きます。  この作品は、極端なひねりはなく、妄想系でもありません。至極真っ当なホラーと言えるでしょう。  正統派ホラーとしての完成度は非常に高いです。恐怖演出も王道。  サンティがソファで眠ってしまったときに、女の子が家の中に入ってきちゃうシーンはまじで怖いです。  更には少しばかりのミステリー要素が、この作品にコクと深みを与えています。  女の子は確かに恐怖の存在。でもそれとは別に悪い奴がいるんだな、これが。こいつは怖くはないけれど、また別の緊張感を生み出しています。  正直女の子がサンティを助けたのはさっぱり意味がわからんですが、この悪いやつのおかげでクライマックスのオチは爽快ですらあります。  ですがこーゆーオチにするのであれば、エンディングの少女の恐怖演出はもはや蛇足。そこは『母親、サンティ、女の子、3人で仲良く暮らしましたとさ・・・』みたいな余韻の残る終わり方にしたほうが、寓話的で良かったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-27 14:16:19)《改行有》

649.  スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン 《ネタバレ》  日本のアニメーションの良さがフルに発揮されたかのような作品。原作・脚本をどれくらい日本が担当したのか知りませんが、キャラの作り方が抜群に上手い。これぞ日本が誇るマンガ・アニメクオリティでしょう。  『射撃の名手で美少女トリッグ』『ニヒルな戦士バグスプレー』『武術の達人チャウ』『全身タトゥーのホーリーマン』『百戦錬磨のヒーロー』と個性豊かな面々が揃う。だから防戦一方とはいえ、バグたちとの戦いがかなり見応えのあるものとなっています。  また、『幽霊船探索』的シチュエーションが好きな私にとって、本作の味付けはかなりおいしかった。『バイ○ハ○ード』シリーズにも言えることですが、嵐の前の静けさ的情緒がたまらなく好きです。ここから船を起動させた直後のパニックはもはや爽快ですらあります。  マローダー部隊も『3』より大分スピーディーで闘い方がかっこいい。ただ、ほとんどが撃ち落とされてリコしか到着しなかったのはあまりにももったいない。何機か撃墜されるのは仕方ないとしても、もう少し大規模で派手なマローダー部隊の戦いが見たかったです。  ちょっとMSを連想しちゃうような本作のマローダーの動き。で、それがまたちょっと興奮しちゃったりするわけです。  うん、理屈抜きに楽しめる映画です。  ただし、『1』と『3』は見ておいたほうがいいかもしれないので、一見さん向きではないでしょう。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-27 14:06:49)《改行有》

650.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》  『オーシャンズ11』みたいなノリの映画なのかと思ったら、微妙に違いました。いや、確かに銀行強盗するくだりはそんな感じだったのですが、中盤以降のサスペンスフルなノリは結構マジ。そして人の足に穴開けちゃったりする拷問ありきの痛い展開。これには少々びっくり。それもそのはず。実話ベースだったとは。先が読めないわけです。  ストーリーは凝っていますが、わかりにくい話ではありません。ですが複数勢力が出てくるため、集中して見ていないと、ストーリーを読み間違えてしまう恐れアリ。『テリー率いる銀行強盗チーム』『政府の裏組織』『ポルノ界の帝王と警察幹部』基本はこの三つ巴戦。ただ政府の裏組織の本当の敵は『マイケルX』。この人たちに握られている弱みを奪還するためテリーたちを利用しているだけ。ポルノ界の帝王のみなさんも裏帳簿が欲しいだけ。・・・血なんか流さなくてもなんとかなりそうですけどね。ま、いいや。  とまあこれに加え、『テリーを脅す借金取り』とか『SM現場を押さえられた議員』とかどーでも良い人たちまで登場。うーん、どこまで実話か知らんけど、余計なものは省いてもう少しすっきりしたほうが良かったんじゃないかな。  なんだかんだ言って、仲間は3人も殺されちゃう。政府の女性スパイまで無残な最期。だからだろうか。ラストのハッピーエンド的な締め方に、爽快感より違和感を感じてしまいます。  そーいやーガイやバンバスはどこの組織に、なんの理由で殺されたのさ。なんかもやもやしたものが残るサスペンスです。[DVD(字幕)] 6点(2020-03-26 04:07:24)《改行有》

651.  ウォールフラワー 《ネタバレ》  正直こーゆー映画の良さってよくわかりません。すごく共感できたり、デジャヴを感じたりするとまた違うのかもしれませんが。なにせ他の国のお話ですからね。人情の機微ってもんが、母国映画に比べるとピンとこない部分があります。  こちらのレビューを読んで『なるほど』『なるほど』『なるほど』・・・とうなずくばかりです。  とは言えですよ、『理屈で良い映画』と理解するのと、『良い映画だと心から感じる』のとではまた違います。  私はこの映画、心の琴線に触れることはなく、また、面白いと感じることもなかったのです。  チャーリーの良さに周りの人間が気付いていくっていう展開そのものは好き。ですがそればっかりだと物足りない。かと言って中盤から終盤にかけての暗い話はなんとかならんもんですかね。  『親友の自殺』ってのはおばさんのことでしょうか。そのおばさんから性的虐待を受けていた?そのおばさんが事故死したのが自分のせいだと思っている?チャーリーの抱える闇ってのが気になって最後まで見ちゃいましたが、答えは明示してはくれないのですね。これだけヒントあげたんだから、あとは自分で解きなさいってか。  ミステリー要素がある映画は好きなんですが、結末やオチをぼかしちゃうのはあまり好きではありませんね。  序盤で先生の質問に正しく答えられているのがチャーリーだけ。いち早くチャーリーの才能に気付いた先生のもとでチャーリーが少しずつ成功していくようなサクセスストーリー的展開があれば、また違った感想になったかもしれません。[DVD(字幕)] 4点(2020-03-26 03:43:34)《改行有》

652.  白雪姫と鏡の女王 《ネタバレ》  そんなに期待せずに見たのですが、予想よりちょっとだけ面白かったです。掘り出し物、と言ってもいいかもくらい。  『王子の身ぐるみ剥いじゃう7人の小人』『白雪姫VS王子』『毒りんごを見抜く白雪姫』『キスで目覚める・・・・・・王子』と、私の知っている白雪姫とは大分違うお話。でもそれがちょっと面白い。  武闘派な白雪姫がとってもキュート。そして可憐。大変魅力的なヒロインに仕上がっております。  こーゆーヒロイン像はジブリ作品に共通するところがあるかもしれません。ジブリ作品に慣れ親しんだ日本人とは相性が良いお姫様だと思います。まあ、欲を言うなら、猛特訓した白雪姫が、もっと圧倒的に強くなっていたら更に面白かったかもしれないです。肝心なところでは、一般的なヒロインから抜け出しきれなかった感はあります。お行儀の良い作品にまとまっちゃいましたね。  その分、見る人を選ばない万人に愛される作品に仕上がっているのは確か。  『操り人形の襲撃シーン』や『白雪姫の猛特訓シーン』などは個人的にかなりお気に入り。  こういった独自路線のアレンジを加えつつ、この安定感、安心感のあるストーリー構成はなかなかです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-23 12:49:49)《改行有》

653.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》  スペースオペラ的作品に若干飽きが来ている今日この頃。それもあってか、アベンジャーズシリーズの中で、一番期待せずに見たこの作品。いやいや。これがなかなかどうして。面白いじゃないですか。  『ザ・定番』なのは間違いない。凝った演出やエピソードだってありゃしない。何が面白いのかわからないけれど、強いて言うなら個性豊かなキャラクター達の魅力にやられたのかもしれないです。『異なる特技を持った仲間たちが力を合わせる』っていうシチュエーションがとにかく好きなんです。  『脱出のプロでありメカに強いロケット』『木人のグルート』は特にお気に入り。マイケル・ルーカー演じるヨンドゥが、ペンみたいな武器1本でロナン軍を一掃しちゃうシーンも好き。この人『ウォーキング・デッド』で顔と名前を覚えたのですが、実は結構いろんな映画に出ているのですね。しかも結構見たことある映画ばかり・・・。凶暴さと父性を同居させた、なかなか好きな役者さんです。  ストーリーは、悪い奴をみんなで力を合わせてやっつけるってだけなんで、なんてことないんですけどね。そーゆー定番の良さってのが土台にあるから、キャラクター達の魅力が際立つのかもしれません。アベンジャーズの布石として鑑賞しましたが、これ単体でも充分に面白い作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-23 12:34:02)(良:1票) 《改行有》

654.  悪魔の毒々パーティー 《ネタバレ》  タイトルからしてB級感満載。きっとオバカゾンビ映画だろうとタカをくくって見たのですが・・・。いや、オバカ映画には違いないんですが、なにやら真面目にバカやってみました、みたいな丁寧な作り。ちょっと感心しちゃいました。  まずこの作品、ゾンビ映画にはぜひほしい『サバイバル感』が感じられます。登場人物たちは生き残るために最善を尽くします。ちゃんと逃げるしちゃんと闘う。これって結構大事。  その一方で、『車を運転するゾンビ』『ロックにうっとりしちゃうゾンビ』など、バカゾンビ映画ならではのユニークな演出もちゃんとある。  このバランス感覚、いい塩梅です。気楽に見られるゾンビ映画としてなかなかの掘り出し物ではないでしょうか。  グウェンとスティーヴンの結末は意外でした。まさかこんな結果になろうとは・・・。ゾンビになってはじめて好きな人と結ばれるなんてなかなかの悲恋じゃないですかー。2人でキスしあってんのと見せかけて、食べあっている。作り手のセンスの良さを感じます。  グウェンたちや不良君みたいに、メインっぽい人が死んでいくなか、明らかにモブキャラのみなさんが結構生き残っちゃうのもなんか新鮮。直球と変化球をたくみに使い分けるなかなかのゾンビムービー。エンターテイメント性が高く、これはちょっとB級、イロモノとバカに出来ない出来栄えですねぇ。作り手のゾンビ愛を感じる作品。ごちそうさまでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-22 14:28:27)《改行有》

655.  フローズン・リバー 《ネタバレ》  『ザ・玄人向け映画』といった感じ。  こーゆータイプの映画、『良い』『悪い』は別にして、正直あまり楽しめないです。日本での出来事なら共感もできそうですが、それもありません。あまりに違う世界、違う文化すぎるんですよね。  とにかくスタートから気が滅入ります。底辺の世界で生きるにっちもさっちもいかない人たちの日常。見ていて気持ちは落ち込んでゆくばかり。この閉塞感がいや。  それにこの親、好きになれないです。仕事柄、こーゆー親に会うことがあります。だからでしょうか。レイを見ているとうんざりするのです。  こちらでのレビューを拝見すると、『なるほどねえ』という意見ばかり。確かに良い映画っぽい気がしてきます。  とは言え、『ドラマには心に響く何かを』『サスペンスには刺激を』。そーゆーものを求めている私にとってこの作品はちっとも面白くないのです。この映画が好きなみなさん、ごめんなさい。  だけど劇中2回もおばさんの下着姿見せられて、そんなところももううんざりなんです。ってゆーかあのシーンいる?[DVD(字幕)] 3点(2020-03-21 07:18:02)《改行有》

656.  スターシップ・トゥルーパーズ3 《ネタバレ》  『2』は論外なので、個人的に『1』の正統な続編はこっち。  『しょぼい』と評判は聞いていたのですが、確かにしょぼい。とくにCG。低予算にしては頑張っているほうなのでしょうか。  前半から中盤くらいまではまだ全然面白かったのですが、ラストに向けて低予算のしょぼさばかりが際立ってしまう有様。とくにクライマックスのつまらなさは致命的。一番盛り上がるべきところで一番盛り下がっちゃってます。  『1』の1/5程度の予算で、『1』と同じスケールのものを作ろうとしちゃった。だから無理が出ちゃったんじゃないかな。いっそ『1』のスピンオフ的な作品にしちゃったほうが面白いものができたのではないだろうか。『1』があれだけ面白かったんだから、『別の惑星』『別の基地』における『また違う勇者達』のストーリーを描けば、予算に見合ったものが作れたのではないだろうか。かといって『2』みたいに全くの別物にしちゃうのは問題アリですけどね。  中盤までは正直そんなに悪くないと思います。ロク・サンでの攻防なんか、これぞスターシップ・トゥルーパーズという感じが出ていて楽しい。ジョニー・リコや頭脳バグなど、『1』でおなじみのキャラが出てくるのも嬉しい。そして個人的に好きなのが地球連邦のCM。ウィットに富んでいて、CMがくるたんびに『キタキタ!』って思っちゃいます。  よって中盤までが7点くらいで、終盤、ラストが4点・・・まあ全体的には贔屓目に見ても6点くらいですね。  『1』のファンであればそれなりに楽しめる内容になっているとは思いますが、『2』『3』は作らないほうが良かったとも思えます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-19 14:24:54)(良:1票) 《改行有》

657.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》  これはもう映画の出来がどうとかいう問題じゃないです。ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演。これに尽きます。ジャッキーとジェット・リーのバトルが見られるなんて嬉しすぎるじゃないですか。  それにしてもジャッキー。老いたとはいえこの体さばき。さすがです。  ストーリーは『ベスト・キッド』、いや、『史上最強の弟子ケンイチ』か。わかりやすい成長サクセスストーリー。テイストはファンタジーアクション。で、RPGの要素もあり。結構盛り沢山ですが、単純に楽しめる内容なのが逆に良い。  仲間はジェット・リー、ジャッキーに加え、謎の美少女拳士。もの凄いご都合主義で、有無を言わさず増えていく仲間たち。そして皆わけもなく協力的。ジェット・リーはともかく、残りの2人がなぜ力を貸してくれるのかは全くの謎。更には主人公の修行が終わるまで敵は襲ってこないという徹底ぶり。  でもそれでいーんです。  これはそーゆーエンターテイメント。  お約束の連続。既視感満載のストーリー展開。わかりきったオチや趣向を楽しむ、そーゆー時間なのです。  いじめっ子をやっつけるのも期待通り。期待以上のものはないけれど、期待通りでスカッとできる。  ラストは転生したスパロウと出会ってめでたしめでたし。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-19 07:29:19)《改行有》

658.  ゾンビ・ホスピタル 《ネタバレ》  こちらでの登録なし。あからさまなB級感。ですので好きなジャンルとはいえ、たいした期待はせずに観賞。  いやいやいや。面白いじゃないですか、コレ。B級ホラーの中ではトップクラスの出来栄えでしょう。  まず前半のサスペンスフルなシチュエーションが良い。精神病院に入れられた妹に会いたい。あわよくば連れ出したい。そんな高い志をもって妹思いの兄、精神病院へ初潜入。いつ見つかるかわからない緊張感の連続に、前半はサスペンスとして大変見応えがあります。  そして後半。怒涛のスプラッタ。  この作品のゾンビは亜流。死んでいるわけではないので、正式にはゾンビとは言えないかもしれない。ただ生肉が好きになっちゃっただけの人間。人間なので、頭以外でも致命傷を負わせればすぐ戦闘不能に。そんななよっちいゾンビじゃあ盛り上がりそうにないかもしれませんが、なぜかそんなことないんですよね。  まず、噛まれたら感染する。これ大事。そして感染から発症までの潜伏期間が長め。真綿でじわじわ首をしめられるような不気味な恐怖感と不安感。  更には、人としての意識がある中で、食人鬼としての本能が開花。つまり、『半ゾンビ』のような期間があるのです。この『半ゾンビ』の人たちの狂気の描き方が秀逸。『集団あくまのいけにえ』状態。なかなかの名シーンを生んでいます。  主人公、妹、協力者、看護師。逃げるメンバーがみんな良い人ってのもポイント高い。『頑張れ』って応援したくなる人たち。で、実際に頑張ってくれるのがまた良い。『馬鹿な行動』『ぎゃーぎゃーうるさい』などの不快ポイントはほとんどありません。即興のチームプレイがちゃんと出来ています。この4人なら全員助かっても良かったくらい。  この映画では『ゾンビの共食い』がちゃんとあります。傷ついたゾンビ、血を流しちゃったらちゃんと仲間からお食事と認識されて食べられちゃう。これが良い。  掘り出し物とは、まさにこーゆー作品を言うのだと思います。[DVD(字幕)] 8点(2020-03-16 13:38:00)《改行有》

659.  ボルト 《ネタバレ》  これは『犬版トゥルーマンショー』ですね。  好みでいくと、正直そんな好きなタイプではないです。勘違い系って、見ている間ずっともやもやしちゃうんですよね。  個人的にはこの作品のピークはプロローグ。予備知識なしで見たので、ボルトが本当にスーパードッグって思ってました。『実は違います』って言われたときの落胆。もしかするとボルトの気持ちに一番共感できたのは私かもしれない。  むしろ、スーパードッグっていう設定で、SFアクションまっしぐらのほうが面白かったんじゃないかと思えるほど、プロローグが素晴らしすぎましたね。現実世界に投げ出されたボルトがヒートビジョンやスーパーボイスを使おうとするたびに、なんか痛々しくて見ていられませんでした。  トイ・ストーリーのバズも勘違い系ではありましたが、あちらは楽しく見られたんですよね。この違いはいったい何でしょう。  ネコのミトンズは良いキャラクター。一番好きかも。最初のジャイアンみたいな登場の仕方がいただけません。あれのせいで、『弱者を虐げ、強いものに媚びる』というヤなイメージが途中まで抜けなかったのです。  ミトンズが自分の過去を告白。ボルトと自分の寝床を作り、暗に一緒に暮らそうと示唆するシーン。このけなげさと切なさは何気にぐっと来ます。この辺りから感情移入しまくっちゃって・・・そこからラストまでは素直に面白かったです。  ペニーのために火の中に飛び込むボルト。最後の力を振り絞ったボルトの遠吠え。あれはまぎれもなくスーパーボイスでした。ボルトを最後にホントのスーパードッグ、スーパーヒーローにするディズニー。こーゆー王道の演出をさせたらディズニーの右に出るものはいませんね。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2020-03-16 00:55:16)(良:1票) 《改行有》

660.  バイオレンス・レイク 《ネタバレ》  某不条理バイオレンス作品と比較されがちなこの映画。予備知識があったのも幸いしたのか、あちらほどの衝撃は受けず。こちらは多少なりとも反撃するし。生意気な女の子が車で轢死されたときはちょっとスカっとしますしね。  ただ女性が奮い立って最初に殺しちゃったのが、よりによって一番気の弱いボーヤ。主犯格のリーダーはのうのうと生き延びちゃう。そしてその父親が彼のしでかした事実を、女性の死をもってもみけそうとする最悪のラスト。証拠となる映像を携帯から消去して終幕。いやー、ここまで徹底して悪意に満ち溢れていると、逆に清々しいですわ。  少年グループの犠牲者を数えてみる。まずはリーダーに火をつけられちゃったいじめられっ子。女性に刺されちゃったボーヤ。車でひかれた少女。よくわからんのは、リーダーにぼこぼこにされた少年。だいぶやられていましたが、これは殺された・・・ってことで良いのだろうか。ラストで、『メルが殺された』って母親が泣いています。『メルって誰だっけー』って、そこをはっきりさせてほしかったです。  とまあ多少のわかりにくさはあるものの、スリル満点映画であることは間違いありません。なにせ90分があっというま。テンポの良いバイオレンスホラーは言うことなしです。バッドエンドすぎて、高い点数はつけたくない心理がはたらいちゃって、7点。つまりこの7点はほぼ10点と変わらないかもしれません。  それにしても『子供が相手』ってのは、盲点ですよね。不穏な空気を纏った大人たちに車のタイヤをパンクさせられたら迷わず警察に行くでしょう。ですがスティーブはそうしなかった。それは相手が子供だから。それに対しこちらは立派な大人であり社会人。油断や慢心。子供といえど、十分注意せにゃいかんですな。違法行為を発見したらまずは警察へ、ですね。でもこんな土地の警察だったら、通報したところでやっぱりバッドエンドになりそうな気も・・・。  [DVD(字幕)] 7点(2020-03-16 00:01:34)《改行有》

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