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プロフィール
コメント数 1727
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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641.  ウルフ 《ネタバレ》 話自体はどうってことないけど、怪優ニコルソンの狼男が似合うこと。 敵役のジェームズ・スペイダーも憎々しくていい。 影で主人公の職と夫人を奪っておきながら、心にもない綺麗ごとや嘘を平気で口にできるとんでもないヤツ。 それがきっちりしっぺ返しを食らうのは溜飲が下がる。 美女と野獣の組み合わせ的なラブストーリーにもなってはいるが、ミシェル・ファイファーが『恋のゆくえ』の頃と比べると数年で美貌も衰えたような。[地上波(吹替)] 5点(2015-03-09 01:34:28)《改行有》

642.  ニードフル・シングス 《ネタバレ》 静かで平和な町にやってきた古道具屋の老主人は、人の心を操り争いを起こす悪魔だった。 一番欲しいものを与える代償として、その人とは無関係の悪戯を指示する。 リンゴを投げて窓を壊したり、愛犬を殺したり、中傷する紙を貼りまくったり。 すると、被害者は犯人を普段から仲の悪いアイツだと疑うのは自然な流れ。 疑心暗鬼が増幅して、抑えきれない憎悪となって爆発する。 犯罪には普通、人間関係の絡みや動機がある。 でも、そういうものがない無関係の愉快犯が、悪意を持ってかき回そうとすれば、バレもせずに案外たやすいのかもしれない。 S・キング原作だけに、設定はおもしろい。 ただ、もっと巧妙な仕掛けがあれば悪魔の恐ろしさも迫ってきたのだろうけど、そこまでではなかった。 原作は未読だけど、原作だともっと罠が精巧に張り巡らされているのだろうか。[地上波(吹替)] 5点(2015-03-09 01:32:57)《改行有》

643.  マンイーター 《ネタバレ》 「ジョーズ」の巨大ワニ版。 ヒロインに魅力がない。 ガイドで責任者なら、乗客の人命を救うために愛犬を犠牲にする作戦も甘受すべきところ。 ところが、この女はゴネて拒否する。 いくら愛犬が家族同様の存在といっても、プロ意識がなさすぎる。 そんなヒロインが助かろうが助かるまいがハラハラはしない。 ストーリーも不自然で投げっぱなしのところもあり、まとまりが悪い。 パニック映画では、この人だけは助かってほしいというような良い人がやられたりやられそうになることで、物語にぐっと引き込まれていく。 でも、この作品にはそれがない。 見どころは、オーストラリアの大自然。[地上波(吹替)] 4点(2015-03-06 23:45:57)(良:1票) 《改行有》

644.  東京マリーゴールド 《ネタバレ》 この頃の田中麗奈は本当に魅力的。 でも、演じる主人公はそうでもない。 男に彼女がいるのに彼女が日本に帰ってくるまで1年でいいから付き合ってなんて、都合のいい女にしかなれないのに。 しかも、それほど付き合いたいと思うような男とは思えない。 どうしてこんな男を?というくらい魅力のない男。 ただ、こういうのはどこにでも転がっていそうな、ズルい男とバカな女のお話。 それだけを映画にされてもね。 田中麗奈のPV的に見るしかない。[地上波(邦画)] 3点(2015-03-05 20:57:23)《改行有》

645.  理由(1995) 《ネタバレ》 黒人が少女を殺した冤罪を晴らしてめでたしめでたしではあまりにシンプルで定型すぎてつまらない。 何か裏がないとと思っていたら、ちゃんと続きがあって隠された真相を見せてくれた。 「差別偏見をはねのける黒人青年」という定型を逆手に取ったのが良かった。 発端が孫の無実を証明しようとする老婦人というのも、それだけで同情を引き寄せる。 主人公の邪魔をする黒人警官をいかにもステレオタイプの悪役風に印象づけておいたのも効いていた。 かなり強引なストーリーだけど、見る人の思い込みをうまく利用しながらサスペンスとして引っ張ってくれる。[地上波(吹替)] 6点(2015-03-05 20:56:07)(良:1票) 《改行有》

646.  15歳、アルマの恋愛妄想 《ネタバレ》 思春期の女の子に共感できるかどうか。 エロ妄想癖のキャラなので、男子が自分のナニで腰を突いてきたというのも妄想と思わせる。 でも、いきなりそんなことする男子ってのも、なかなかの変態オヤジプレイだ。 村八分にされる女の子に罪をきせてしらばっくれるのも情けない。 最後に学校で自白する男気を見せたのはニヤリとさせられるけど、それでもあっさり許して付き合えるものかな。 もともと好きだったからだろうけど、普通だったら軽蔑して一気に冷めそうなものだけど。 かなり男に都合のいい展開。[DVD(字幕)] 4点(2015-03-05 01:27:19)《改行有》

647.  ブルース・リー物語 《ネタバレ》 見終わって感じるのは、ブルース・リーは唯一無二の存在であること。 演じきれる役者などいない。 いくら見覚えのあるアクションを真似ても、憂いを含んだにじみ出るオーラや技のキレが違いすぎる。 なので映画としてはつまらないが、ブルース・リーという人物を知る一助にはなる。 それでも、100分足らずではブルース・リーの人生を深く描き出しているとはいえず、物足りなさは残ってしまう。 議論を呼んだ謎の死についても、ときどき鎧兜の悪魔に襲われる幻想が挿入されるが、踏み込んだ具体的描写はしておらず、曖昧に逃げたようにもとれる。[地上波(吹替)] 4点(2015-03-04 22:26:46)《改行有》

648.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》 人の心を悪魔のように操る少女と義理の弟が、何のために戦っているのかがピンとこない。 エロティックな内容もありながら、女優は裸にもならない。 どうせやるなら、シャロン・ストーンくらい見せればいいのに。 そういうのはなしでリアルな学園ものにするなら、実年齢が高校生くらいのキャストにしたほうがいい。 サスペンスとしてのストーリーも破綻しているように思えるし、人物にも背景が見えてこないしキャラがブレている印象。 キャスリンは元彼がセシルに乗り換えたことでセシルを標的にしたのに、セシルがチェロ教師の黒人に恋心を抱いているのではピントがぼやける。 セバスチャンが初めて愛するアネット役のリース・ウィザースプーンにも、それほどの魅力は感じない。 サスペンスなのか、純愛ものなのか、エロ路線なのか、すべてにおいて中途半端。[地上波(吹替)] 3点(2015-03-03 22:58:25)(良:1票) 《改行有》

649.  ザ・スナイパー(2006) スナイパーのプロフェッショナルぶりに期待したが、そういう話でもなく。 スリルやサスペンス性に乏しくて特に盛り上がりもなかった。[地上波(吹替)] 3点(2015-02-26 23:04:48)《改行有》

650.  真夜中のカーボーイ 《ネタバレ》 タイトルで西部劇かと勘違いして見始めたが、全然違ってずっこけた。 夢を抱いて都会に出てきた田舎者をジョン・ヴォイトが好演。 その垢抜けなさと素朴さがにじみ出ていた。 ダスティン・ホフマンもさすがの存在感で、大都会での掃き溜めにうごめく二人の閉塞感はすごいが、肝心のストーリーに面白みがない。 世間知らずな青年が現実の厳しさにぶち当たったということ。 そんなに固い友情を結ぶような出来事もなかったように思うし、ペテン師との絆の強さが腑に落ちない。 夢の破れ方もなんだかあっけないような。 恋人をレイプされた過去があるようだけど、その描き方も中途半端な印象で、それならなくてもよかったかも。[DVD(字幕)] 4点(2015-02-26 22:37:27)《改行有》

651.  マダム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 言葉もあまり通じない異国に一人で来て、おろおろびくびく。 誰でもそうなるだろうから最初は共感するんだけど、このヒロインの場合は度が過ぎていて、はじめてのおつかいの子供状態。 カフェで注文がうまくできなかったくらいで、ベンチで号泣。 田舎出の少女だったら無垢でスレてない姿を思わず応援したくなるが、二人の子持ち女がこれではあまりにも…。 女性が自立しにくい社会の制度や雰囲気があったにしても、その年になるまで何をやっていたのかと。 それが英会話教室での体験だけで、まるっきり別人かと思うほどしっかりと自立した女性の言葉を放つようになる。 結婚式での立派なスピーチからはちょっと前の姿はまったく想像できない。 それがあまりにも嘘っぽくて、薄っぺらく感じてしまう。 その程度で劇的に変われるものなら、もっと前に変わるきっかけは幾らでもあっただろうに。 インド映画をたくさん観たわけではないが、ハリウッド映画以上にキレイな予定調和が多い印象。 女性監督による女性の自立をテーマにした女性が主人公の映画なので、男と女では印象もかなり違ってくるのかも。[DVD(字幕)] 4点(2015-02-16 00:40:27)《改行有》

652.  インビジブル(2000) 《ネタバレ》 透明人間になったのを利用して、シャワーを浴びる美女の部屋に忍び込んでなんて話は、コミカルな漫画かB級テイストの低予算映画の得意分野。 ところが、次々と殺人を犯して、派手な爆破もありと、相当な制作費をかけて有名俳優も主役に置いている。 ストーリーや設定も強引で、犯罪を犯すにしても天才エリート科学者が殺人鬼のジェイソンかと思えるような無軌道な暴れっぷり。 エロならエロ、ホラーならホラー、B級ならB級に徹したほうが良かった。 映像技術の進化には感心するけれど、全般的にチグハグで違和感たっぷりで、ヴァーホーベン監督がなんとも無駄な贅沢をしている印象。[地上波(吹替)] 3点(2015-02-10 22:26:34)《改行有》

653.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 まったくどんでん返しになっていないラストに呆然。 あまりにも見え見えだったので、それがミスディレクションでもう一ひねりあるだろうと思ったくらい。 ところが、早くから予想された通りの真相で、拍子抜けもいいところ。 レイプ殺人の被害者とされた女と、犯人とされた同僚の男が、ともに死刑廃止の活動家ということで、事件の真相は見えてくる。 それに、ケヴィン・スペイシーということで、どうしてもカイザーソゼのイメージがあって、素直に冤罪の被害者で終わるとも思えない。 そこで死刑撤廃を目的とした計略が疑われるが、それにぴったり合致するようなシーンが続く。 デビッドがビッツィーへ孤独と不安を抱える二人が愛し合ったところで、やっぱり二人は共犯だったと予想が確信に。 愛する女の思いを遂げさせ、一緒に死んであげるというのは、究極の男の純愛か。 愛というよりは共感と、冤罪ですべてを失ったことへの絶望と復讐のような動機かもしれないが。 ただ、中盤から真相が見えてしまい、謎解きやどんでん返しのサスペンスの醍醐味は味わえず。 そういったことを抜きにしても、内容的にもスッキリはしない。 死刑廃止の思想も、それを実現する手段もまったく共感できないし、生死をかけてそこに突き進んでいくことに違和感を覚える。 コンスタンスがデビッドも犠牲になる偽装計画に反対しなかったのも解せない。[DVD(吹替)] 3点(2015-02-10 22:25:31)《改行有》

654.  コンタクト 《ネタバレ》 実際UFOが地球を訪れているかどうかは別にして、この宇宙の中に人類より優れた知的生命体がいても全然不思議ではない。 むしろ、いないほうがおかしいくらい。 そんな宇宙への想像力をかきたててくれる作品。 2時間半の長尺の割りには、それほど長くは感じなかった。 どうなるのかと興味を持って最後まで見ることができたからだろう。 男女の関係になった牧師のパーマーに、審議会で神の存在を信じるかという、無神論者のエリーの足を引っ張る質問がされ、新型宇宙船の乗務員の座を逃す。 上司のドラムリンはエリーの研究に否定的だったくせに、成果が見えるとエリーの功績や役割を横取りする形に。 研究者の世界では珍しくないことのようだが、SFといってもそういった現実世界の人間模様が描かれておもしろい。 ただ、肝心の宇宙からのメッセージの意図は、結局なんなのかピンとこなかった。[DVD(吹替)] 6点(2015-02-08 23:56:33)《改行有》

655.  愛のめぐりあい 《ネタバレ》 4編のラブストーリーから成るオムニバス。 なんだか芸術的で哲学的な映像とストーリー。 さまざまな男女の愛の形が描かれるのだが、中にはよくわからないものも。 恋の始まりやアプローチが唐突であったり動物的なほどアグレッシブだったり、これが西欧文化との違いなのか、情緒的にもついていけない。 『ありえない恋の物語』など、その言葉通りにありえなくて理解できない。 巨匠アントニオーニ監督の紡ぐ哲学的なセリフに煙に巻かれた印象。 一話『ありえない恋の物語』でイネス・サストル、二話『女と犯罪』でソフィー・マルソー、三話『私を探さないで』でキアラ・カゼッリがそれぞれ美しいヌードを披露。 四話『死んだ瞬間』イレーヌ・ジャコブも気品のある美しさで、各話それぞれ女優の美が印象的。[DVD(字幕)] 3点(2015-02-08 23:54:09)《改行有》

656.  ギフト(2000) 《ネタバレ》 霊能者が殺人事件の真相を探っていくホラーサスペンスだが、真犯人がすぐにわかってしまう。 暴力男のドニーが冤罪であることは明白だし、事件前夜の浮気相手だった判事もミスリードの役割を十分に果たせてはいない。 前半から真犯人がバレバレのサスペンスほど興ざめなものはない。 おまけに、窮地を助けたのが首を吊っていたバディの幽霊だったとなると、どこかで聞いたことのあるような心霊話っぽくなってしまう。 事故死した夫と問題行動を起こす長男のことも中途半端で消化不良。[DVD(吹替)] 3点(2015-02-07 00:07:17)《改行有》

657.  息もできない 《ネタバレ》 お話としてはよくできているが、良くも悪くも韓国映画によく見られるあざとさで、ストーリーの先が見えてしまう。 サンフンは因果応報の殺され方をすると前半でもう予想がついてしまうが、彼女と一緒に歩んでいくためにも今日で仕事を辞めると決めて最後の取り立てに行く時点で、悲劇のフラグがはっきりと。 幸せを掴む直前でぶち壊しにされるのは、あまりにも王道すぎるパターンだから。 そんなわかりきった展開でも退屈しなかったのは、演技が上手いからか。 特に、ヨニ役のキム・コッピが良かった。 サンフン役で監督・脚本も兼ねているヤン・イクチュンも良かったけど、フジモンにそっくりと感じてしまったのがずっと尾を引いて…。 日本でいうなら長渕剛がよくやっていたような役なのに、フジモンが浮かんでは微妙な感じに。 主人公のチンピラに感情移入できれば感動もできたかもしれないが、哀れな奴だとは思えてもまったく同情はできず。 こういう人間は好きになれないし、主人公に惹かれないとどうしても作品の印象は下がる。 不幸な生い立ちなのはわかるが、恨みを晴らすのなら自分を酷い目に遭わせた相手にだけすればいい。 激情的で恨みがましく、八つ当たりのようにだれかれ構わず暴力を振るいまくるさまは、迷惑なクズ以外の何ものでもない。 よくある凶悪犯の弁護で不幸な環境のせいにするのと一緒で、甘ったれるなと反吐が出る。 そんなものは被害者には何の関係もないし、不幸な身の上でも歯を食いしばって真面目に生きている人は山ほどいる。 いい年をした大の男が、いつまでもグレた中学生のようでは情けない。 その点、同じような息もできないほど閉塞的で劣悪な環境にありながら、女子高生の真っ直ぐに澄んだ瞳と健気さが眩しくて、彼女にだけは同情してしまう。 心はボロボロになっているのに、荒みきった男の心を溶かすほどの芯の強い優しさは、聖母のようだ。 そんな心優しき女子高生が呆然と立ち尽くすラストはやりきれない。 ヨニの母に暴力を振るって殺した取立て屋が実はサンフンら一味だと、最後まで気が付かなかったのが救いだろうか。 暴力は新たな暴力を生む。 戦争が止められないのと同じ類の虚しさが、余韻として残る。 同時に、韓国社会や国民情緒の負の一面も感じてしまう。 ※追記 二度目に見ると、フジモン似は気にならなくなって映画の内容に入り込めたので5→7に印象アップ。 サンフンは嫌いだが、やっぱりヨニが健気で良い。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-07 00:04:31)(良:1票) 《改行有》

658.  小さいおうち 《ネタバレ》 結構いい話なのに、あまり引き込まれず感情移入しなかったのはなぜだろう。 安定感は感じるけれど、どこか教科書的な作りというか。 しきりに郷愁を誘うようなレトロな演出。 そうしたあざとさが気になったのかもしれないし、板倉に惹きつけられる魅力やエピソードが足りずに、タキ、時子、板倉の恋愛感情の絡みがいまひとつ伝わってこなかった気もする。 監督に反戦へのメッセージがあって、それをさりげなく表現しようとしているのだけれど、わざとらしくてくどく感じるところもあった。 わかりやすくするのはいいけれど、説明的にすぎたような。[DVD(邦画)] 4点(2015-02-04 22:59:02)(良:1票) 《改行有》

659.  愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン 《ネタバレ》 ベアールが泉での水浴びで美しいヌードを披露。 もちろんベアール目当てで見たのだが、そんなよこしまな気持ちはストーリーに引き込まれてどうでもよくなってくる。 実はⅠにはベアールが出ないのでⅠを見ずにこのⅡから見始めたが、途中でこれは絶対にⅠを見てからのほうがいい映画だと察知して中断。 日を改めて、Ⅰを先に見ることに。 そうしたらⅠが期待通りの作品で、すぐにⅡを見ずにはいられなくなる。 ⅠとⅡは言ってみれば前編・後編のようなもので、前編を見なければ後編は成立しないのと同じ。 一つの映画としてセットで見るべき。 因果応報、自業自得を絵に描いたような物語。 Ⅰではウラゴンとパペの悪事は暴かれることなく、悪人が得をするラストだったが、Ⅱで全部ツケを払わされた感じ。 西洋のおとぎ話のような古典的な味わいもあり、リアリティはないけれど、物語としてよくできていて釘付けにされる。 悲劇ということなら、ストーリーは全然違うがロミオとジュリエット並。 そういえば、こちらも分岐点は行き違いで届かなかった手紙だった。 手紙が届いてさえいれば、ハッピーエンドになったのに。 盲目の老女から真実を知ったパペが、生きる気力を失くして翌朝ベッドで冷たくなっているというのは、自殺でもないのに通常ありえない死に方。 でも、それも納得してしまうくらい失ったものが大きすぎて、それも全部自分自身の招いたこととなれば、生命エネルギーがゼロになるのかも。 マノンの復讐は当然で、ざまあみろというカタルシスもあるが、同時に運命の苛酷さと哀しみも感じる。 あまり知られていないようだが、隠れた名作と言ってもいいレベル。 思いがけない秀作だったので得した気分。 キャストもばっちりハマって素晴らしい。[DVD(字幕)] 9点(2015-02-04 22:54:09)《改行有》

660.  コーカサスの虜 《ネタバレ》 チェチェン紛争で捕虜になったロシア人二人と、村人たちの交流が描かれた反戦映画。 個人レベルの友好も集団の対立の前には無力で、憎しみの連鎖を止めるのがいかに難しいかが伝わってくる。 ただ、地味に淡々と物語が進行していくので途中で少し退屈してしまう。 終盤、ロシア軍ヘリの編隊が村を爆撃に向かうあたりは衝撃的で、せっかく心が交わった少女や老人の運命を想像させるけれど、それまでの話が単調で長い。 もう少し前半から山場を作るなりエンタメ性があったほうがいいような気がする。[DVD(字幕)] 4点(2015-02-02 21:59:10)《改行有》

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