みんなのシネマレビュー
rhforeverさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142

681.  ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 《ネタバレ》  到底、「硫黄島からの手紙」と同じ監督だとは、思えないほどリアリティの無い戦闘シーン。  常々、機関銃の銃撃を全員無事くぐりぬけたらその時点で、駄目戦争映画認定なんだが、それにくわえて装甲車から榴弾の砲撃をほぼ直撃で受けて全く無傷とか、ふざけるにもほどがある。  1980年代もなってまだこんな馬鹿な戦争映画が撮られたとか、信じられない。 ただ、軍隊内の規律を守ったり、決着をつけたりするのにいちいち暴力に訴えなきゃいけないとかアメリカ人の特質がよく出てるのは面白かった。[DVD(字幕)] 4点(2010-02-01 10:43:14)《改行有》

682.  ロミオとジュリエット(1968) 《ネタバレ》  古典が古典であるというだけで敬意を払えないのは、ある意味無知無教養の表れかもしれないし、人間としての傲慢さかもしれませんがどうしても……  まず点数の内訳はオリビア・ハッセーの信じられない美貌に5点、ニノ・ロータの素敵な音楽に1点、それから当時の風俗をきちんと再現している真面目さに1点です。  ストーリーは全く評価できませんし、従って感動もありませんでした。 (ロミオ、仲間が殺されたらいきなり逆切れして相手追い掛け回してるじゃん、愛はどこ逝ったw、どこが両家の争いのためにやねんとか、ジュリエット教会までこれたらそのまま逃げろよ とか野暮な突っ込みは避けますが)  古典文学の名作かもしれませんが、そのままの形で現代の人間に感動をってのは、少し無理があるような[DVD(字幕)] 7点(2010-02-01 10:21:03)《改行有》

683.  寒椿 平成24年12月5日全面改訂。 南野陽子ははかなげで魅力的だし、美(微w)乳も嬉しいんだけれど…… 見るのを繰り返すたびに評価だだ下がりの変わった映画。 まず、配役が大失敗というより、無茶苦茶。美しい薄幸のヒロインが思いを寄せる相手が、浜ちゃんじゃさあ?あるいはモーゼ(c 陰日向に咲く)じゃさあ、もともと映画として成立してないんじゃないかな?(別サイトでスケバン刑事であてた南野陽子に対するご褒美映画という記述があったが、むしろ釣り馬鹿の西田へのご褒美映画ではないか?)  それから、何気に見ると悪いやくざや政治家がヒロインを不幸にしていくように見えるが、落ち着いてみれば、ヒロインを愛する二人の男の切れた行動が、どんどんヒロインを不幸にしていくというとんでも映画。  まず、高島の一方的なストーカー行為と拉致行為が結果として、主人公をやくざに払い下げられ、満州に売り渡される境遇に追い込んだわけで。(だいたい、満州に送られたらこの世の地獄みたいな発想、戦前のこの時期にあっただろうか?よく見る少年H的発想の脚本w)。  そして西田がそれに切れてやくざや政治家のところへ暴れこむのはいい。だけど、せめて女子供どこかに逃がしてから殴りこむくらいの分別はあってもいいんじゃない。その切れまくった無分別な単なるうっぷん晴らし行為の結果としてヒロインは片手の指なくすは、おそらく連れ添ってもこれから一生貧乏暮らしの、脳味噌筋肉でできてる男とくっつけられる、息子は銃で撃たれる。わやですわ。  ヒロインが可哀想だったのは当然だけど、この馬鹿男二人が生き延びたのに、殺された大勢のやくざさんたちが可哀想でしょうがありませんでしたw。 さすがデビルマンの脚本家ww[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-26 09:39:58)《改行有》

684.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》  これ本当に東野圭吾さんの原作なんでしょうか?ちょっと信じられません。よほど酷い原作改悪がされたんでしょうか?  まず、薬師丸が犯人でないことは、最初からすぐわかりましたし、真犯人も彼らがああまで必死で庇おうとする対象と考えれば意外性は全くありまさせん。  それから主人公の社会批判の薄っぺらいこと。「競争が嫌いだから、中学受験に乗り気じゃない」って、中学受験しなければ、高校入試で競争をすることになってるわけだし、そう言ってる本人からして社会人として競争社会に身をおいてるわけです。  批判するとしたら、そういう競争社会の中での不正こそ批判すべきでは。  それなのああいう発言って、もしかして意図的にこの人を安っぽく見せようとしてるとまで考えられました。  眞野裕子さん、すごく綺麗でスタイルも良かったんですけど、結局この映画の後もそれほど売れることもなくて残念です。彼女の素敵さを足してもこの点数で[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-01-25 11:55:46)《改行有》

685.  私の頭の中の消しゴム 《ネタバレ》  主人公の暴力性がすごくひっかかりました。皆さんご指摘の妻の昔の不倫相手の場合もそうですけど(あの男もかなりずうずうしい面もありましたが)、もう一つ。 冒頭に近い部分で、ひったくり犯を捕まえるシーンですが、あれひとつ間違えたら死んでますよ。なのにごく軽い感じでふっとばし、周りも別に気にしない。  犯罪者とかそういう設定の人間が暴力的なのは日本映画でもよくあることですけれど、 ラブ・ストーリーの主人公が、ごくごく気軽に暴力に訴える点、他の韓国映画でも感じることですが、こういう暴力性ってちょっと日本人にはひっかかりがちでは。  ただ、そういういろんな点にひっかかりつつも、泣いちゃったんだなw。ラストシーンのコンビニ。もうあの看板を見ただけで目頭が熱くなり、中に彼女の家族がいた瞬間ドバーっと。w あと、ソン・イェジンさんもすごく綺麗で。もう少し早く出あっていたら猛烈なファンになっていたかもしれません。 (少し、蛇足かもしれませんが、韓国の国柄について。韓国ではごく最近まで(塚、ある意味現在でも)人びとの意識を儒教が縛っていました。儒教の考え方からすると、肉体労働はものすごく下劣なもので、決して君子がするべきものではないとされてきました。そういった面を考慮にいれれば、建築現場の人びとの仕事の適当さ、いい加減さが理解しやすいと思います。自分の仕事に誇りを持たない人びとに職業道徳が生まれる筈がありませんから。そういった点で主人公は極めて韓国人としては例外的な存在ですね) 前回書いたのが2010年で、書いてる内容を観ると、父親の認知症が全く発症してなかったころなんだなと、しみじみ懐かしく思う。 今回、この映画、特に後半部分を観てひたすら思った感想が「うらやましい」の一言につきる。 本当に、毎日毎晩問題行動をされて自分も、母親も限界ぎりぎりな状態なのに、経済的な事情で施設にもいれれない現状から見れば、実家が金持ちで、綺麗な記憶を残したまま完全看護の施設に入れれることがどれだけ幸せなことか。 まあ、以前自分が好きな 白血病患者が登場する映画をリアリティの面でぼろくそに批判されて腹が立ったことを考えると、 病気をとりあつかった映画って、その病気に実際にかかわってる人間は観ない方がいいかもしれない。 ただ、若年性の認知症と老人の認知症とひとくくりにされるけど、別物じゃないかという気もする。老人はそもそも自分が認知症であること、それ以前におかしな状態であることを 「認知」できない。それが認知症の認知症たるゆえんで。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-25 11:19:58)《改行有》

686.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》  一人のおぞましい病に感染してしまった男のドラマとしては、なかなか面白かったけど、肝心の戦闘シーンのCGとかちゃっちかったですね。軍隊側の装備も中途半端だったし。  私たち日本人は怪獣が毎週のように街を破壊するのにすっかりなれてるので、こういうものには点数がきびしくなるのかもしれなせんw  リブ・タイラーはルックス、スタイルとも最高ですけど、その分を加味してもかろうじて6点[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-25 09:52:10)《改行有》

687.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 起承転結ではなくて起承結みたいな映画。 脚本家の無能力さは非難するのは気の毒な場合もありますが、脚本家の無責任さ、いい加減差は非難すべきだと思います。 お互いに相手が殺し屋だと気づかなかった夫婦。ところがそのことが組織に知られ、抹殺されようとする。 最初は対立した二人はやがて協力して組織と戦う。そして●● ここまでは良かったと思います。 だけど、その後がね あえていいたくありません。 [地上波(吹替)] 4点(2010-01-23 21:09:50)《改行有》

688.  ローマ帝国の滅亡 《ネタバレ》  まず、最初に強調したいのは、この映画も史実とは全然違うという点においては、グラディエーターと全く変わりないということ。  少しでも忠実と言えるのは、皇帝二人と皇女の名前、コンモドゥスが剣闘士に殺された(浴場でね)くらい。  あとは、主人公の設定も、父皇帝の平和主義も、死因も、東部の反乱も、ゲルマン人のローマ近郊への入植とか虐殺とか……一切フィクション。  フィクションでも面白ければいいんだけどグラディエーターに比べて明らかに落ちる。 まず、他の人が書いたように間延びする葬式シーンとか皇帝のローマへのシーンとか、やたら無意味に長いシーンが多かった。  それから、そんなところに長尺使ってるわりには、登場人物の描写不足が酷くて何故と思わせる行動が多い。  グラディエーターがあれば、こっちはいらないですね。 平成23年7月17日再見(恐らくラスト)そもそも、ハリウッドには、時代考証という発想は無いんでしょうか?騎馬主体のローマ軍とか、ローマ近郊に移住させられた(爆笑)蛮族のどこから取ってきたか訳分からない風俗とか頭痛がしてきました。二千年前の話とは言え、日本人の作家が研究して結果を出せるほど、しっかりと文書も資料も残っている時代なのに。 この、製作者自身に全く自覚がない不真面目さがとてつもなく嫌。 これに比べればグラディエーターの方がかなり真面目でした。[DVD(字幕)] 2点(2010-01-16 12:15:28)《改行有》

689.  ブーリン家の姉妹  ナタリー・ボードマン老けたなあって、実はこれより前はレオンしか見てないんで、そりゃ老けてみえる罠w。  この映画が史実ではないことを切に願います。そりゃ、確かにものすごく大きな目で見れば、イギリスが新教になったことは人類の歴史のために良かったかなあああああ????ぐらいの気持ちはあるけれども、この後の新教国イギリスと旧教国との長年の争い、あるいは現在まで尾を引いているアイルランドのプロテスタントとカソリックの争い、通算すれば何百万人もの犠牲者のことを考えると、その全ての発端がこんなわがままで自己中な女の浅知恵と、王のすけべさから生まれたと考えるのは悲し杉。  ただ、八割方でたらめとしても、自分がよく知らなかった歴史の一局面に興味を向けさせてくれたし、ヨハンソンもこの映画ではあまり美人って感じはしなかったけど口をぽかんとあけた顔は好きです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-14 16:11:56)《改行有》

690.  愛人/ラマン 《ネタバレ》  まず、この映画で描かれてる時代が、どんな時代か理解する必要があると思う。 オーストラリアではアボリジニーが害獣のように殺戮され、アメリカ南部では黒人へのリンチが頻繁に行われ、日本が国際連盟に提出した人種差別撤廃案が一笑にふされた時代。  そんな時代に、普通の意識をもった白人の少女が中国人の男性に恋愛感情を持つこととかあり得ない。だからこそ、男は少女を愛すれば愛するほど、幻想を持つことが怖いために、あくまで少女の自分への思いは金目当てだけであると思い込もうとした。だから、愛情を金でしか表現できなかった。  少女の方も、まさか自分が中国人に愛情を持ったとは気づかず、あくまで気詰まりな家庭環境からの逃避の手段とくらいしかみなしてなかった。  しかし、彼女は彼を愛していた。船上のショパンのピアノで気づかされ流される彼女の涙は悲しい。 (ジェーン・マーチ、この映画の撮影時19歳、よく19歳にして15歳に見える少女を見つけたものだと思う。ただ、反面彼女の実際の母親は、ベトナムと中国人のハーフなので、かなり容貌に東洋的なテーストがあるのは、この映画の本質から言えばどんなものかな。  ところで、たとえ演じている女優18歳以上であっても、演じられてる役柄が18歳未満であると、準児童ポルノには該当するとのこと。従って将来、この映画を所持していると逮捕されるようになる可能性は否定できない。しかし、そうなったからといって到底、廃棄する気にはなれない。ま、どうせろくな人生送ってないんだから「愛人 ラマン」のために処罰されるのも、面白い生き方かな)[ビデオ(字幕)] 8点(2010-01-14 10:50:10)《改行有》

691.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》  中盤過ぎまでは、守りの話。しかもマイケルが罠にかかっての話なので面白みがなく、かなりだれましたが、やはりあのラスト。 マイケルのなんともいえない悲痛な叫び(おそらく精神的にあの時点で死亡でしょうね)、それからボロクズのように死んでいく姿……………… (カヴァレリア・ルスティカーナを舞台で演じてるのはすごく心憎い演出ですね。パート2で父が街のボスを殺し、ファミリーを立ち上げたのが復活祭で街が賑あう最中でした。 そして今、同じ復活祭が舞台で演じられ、その直後マイケルが全てを失っていく。あざといと言っちゃあざといんだけどなかなか) 平成28年6月 コッポラさんの娘さんがかなり評判が悪いみたいだけど、なぜかなあ?ご承知のように女優のルックスに関してかなりうるさい自分から見て、まあ確かに鼻はでっかいかなとも思うけど、なかなか綺麗な目をしてるんじゃないかな。 ストーリーも少なくともパート2の現在部分よりは面白かった。1にしろ2にしろ守るときは守る、攻めるときは攻める、ってはっきり分かれてるのに対して、3のラスト近く、いつもの通りマイケルの絵図通り攻めが進んでいく一方でじわりじわりと、彼の身に危険が迫ってくる、なかなかスリルがあってドキドキしました。  そしてあのマイケルの精神的な死から、実際のボロボロになっての死への流れ、3部作のラストを飾るにふさわしい、名演技、名シーンでした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-12 16:52:53)(良:1票) 《改行有》

692.  夢を生きた男/ザ・ベーブ 《ネタバレ》 あまり野球好きが観て面白い映画とは思えない。 塚、この映画の製作者が野球にあまり愛情がないか、知識がないか、あるいはその両方みたいな。  当たり前だが、野球って球を打って遠くへ飛ばすだけのゲームではなくて、相手より多くの得点を取るためのゲーム。  所属チームがどんな状況か、試合経過がどうなってるか、そころへんをおざなりにして、「すごい、大きなホームラン」とか言われても感動も何もない。極論を言えば、10対0で負けてる試合での場外ソロホームランに感動する野球ファンって極少派だと思われ。  あと、子供のまま大人になった純真な人物像を描くなら、最初18歳の役に、撮影当時38、9の俳優使ったら明らかにミスキャストでしょう。  はっきり言って、どうみてもおっさんみたいな顔をした10代、20代の若者が、子供たちと戯れる姿って違和感きつすぎて 2011年5月5日追記 再見して、ますますつまらなさに。特にバッティングフォームの適当さ、いい加減さにはげんなり。技術指導とかつかなかったのか。ただ、それにも関わらずケリー・マクギリス、トリニ・アルヴァラードあと継娘役の子も可愛かったな、とにかくこちらの趣味に合わせてくれたとしか思えない(笑)女優の配役のため、1点プラス。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-12 13:28:53)《改行有》

693.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 まず、特筆すべきなのは、英語、イタリア語、スペイン語がきちんと使い分けられてること。こんな当たり前のことが、この映画のようにやろうと思えばきちんとできるのに、中国の皇帝でもナチスの軍人でも平気で英語を使わせる現在のハリウッドの「当たり前」をもう一度考え直して欲しい。  この作品に関して言えば、デ・ニーロのパートが圧巻。冒頭の父の寂しい葬式から、母親の犠牲、自由の女神を眺める移民たちのまなざし、言葉もわからないまま隔離病棟に入れられ歌を歌う少年。並べるときりがないが、とにかく善悪を超え、一人の人間の半生の歴史に惹かれた。  それに比べてアル・パシーノ部分は前作に比べるとかなり面白みに欠ける。ロスとの抗争にしろ、公聴会にしろ、ひたすら守りの戦いであってストーリーとしてひきつけるものが、あまりなかった。  あくまで「ファミリー」を守ることが原点であったはずのマフィアが、組織が大きくなっていった結果、組織の規律を守るためには「ファミリー」を切り捨てなければいけなくなったのは、悲しい結末。  フレッドをだきしめるマイケルを見つめる部下の目が「まさか、許すんじゃないんでしょうね、ドン」って言ってるみたいで厳し杉。  デ・ニーロ パートが前作と同レベルの面白さで9点、アル・パシーノ パートがだいぶ落ちて7点 平均して、この点数かな 平成28年 6月 自分のようにストーリー重視の人間には現代パートは、あまりに単調。ざっくり言わしてもらえば、自分を罠にはめかけた相手を倒し、裏切った兄と元部下を処分、その間に妻は愛想をつかして出ていく、たったこれだけのストーリーを長々とやってもらっても。 8⇒7[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-10 22:15:42)(良:1票) 《改行有》

694.  祭りの準備 《ネタバレ》  登場人物のほとんどが性のことばかり考えてて、いささかうんざりした。特に、あの母親が父親の代用品として息子に執着するのは、ぶっちゃけ相当キモかった。あれじゃ、誰だって家出したくなるね。  そんな中で、知的障害になった娘に対する祖父の「純愛」だけが可哀想だった。浜村純さん大熱演!  人の内面がよく描かれてるというのと映画としての感動とはまた別物だなということがよくわかった。  しかし、昔のサブカルの監督は性扱うの好きだな。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-01-10 12:05:07)《改行有》

695.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 もしも、ジョン・ウーがミッドウェイ海戦の映画を作ったら、 南雲とフレッチャーが沈んでいく赤城の艦上で剣を持って戦い、敗れた南雲にフレッチャーが「西へ帰れ」と  もし二百三高地の映画を作ったら、 乃木大将とステッセル将軍が陥落直後の旅順要塞で(以下省略) と言いたくなるくらいお粗末なラストで、白けました。w それ以外は、蔡瑁(王へんに冒)の偽手紙の話と孔明が矢を集める話を組み合わしたりとか、なかなか上手く話を作ってるなと思ったし、評判悪い、小喬の潜入と風が変わるまで時間稼ぎもリン・チーリンの美貌があまりに説得力があり杉で自分的にはOKでした。(ただ、曹操も純情な中学生じゃないんだからお茶入れてもらったくらいで喜んでるなよ、せめて帯解くくらいのサービスはあってもいいだろとは思いましたがw) 肝心な戦闘シーンも魏軍の船が一斉に燃えていくところとかイメージどおりで良かったし、あの時点まではもともと曹操びいきの自分でさえ、上手な作戦運びに呉軍ガンガレモードになってました。  しかし迫力ある戦闘シーンのラストがあれではね……[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-10 11:26:54)(笑:1票) 《改行有》

696.  ゴッドファーザー  エンターテイメントとしては、自分が知る限り最高傑作。何度でも観るたびに新しい発見があるし、筋とか完璧に頭に入っているけど長尺を退屈と感じたことは一度もない。  ただ、全く感動を覚えない作品に対して10点をつけるのもどうかと。 マイケルに対して感じるのは、家族を守るための行動のはずか、徐々に家族を失っていく者に対する虚しさ、哀れみ。 (個人的な分類で9点以上の映画でtv放送等を録画したものは、セルDVDに切り替えてるのだが、どうしてもこの映画にお金を使う気になれないので)9→8 原作を何気に手に取ったら、あまりの面白さに一気読みしてその勢いで本当に久しぶりに鑑賞、さらにコッポラのオーディオコメンタリーを聞きながらもう一回。  かなり稀なことなんだが、この作品は原作より面白い。もちろん原作を読めばキャラクターの背景などは理解できやすいが、原作にあった冗長で不必要で猥雑な部分(具体的にいうとソニーの愛人と彼女の新しい彼氏の医師にかんする部分、あとジョニー・フォンティーンの私生活)をばっさり切ったことで原作よりはるかに風格と趣があるいい作品に仕上がってると思う。    あと、お手元にDVDをお持ちの方、是非一回オーディオコメンタリーをお聞き下さい。実に面白い。コッポラが何度も監督を代えられそうになったこと、マーロン・ブランドが制作サイドには全く歓迎されず最初はノーギャラでならなんていうあり得ない条件さえあったこと、コッポラさんにとっては、タリア・シャイアが絶世の美女に見えていること(妹萌えにもほどがあるっつうか、そんな特殊な性向で映画監督として成功できたのはある意味一番すごいなあw) などなど色々あるが、一番へえええええと思ったのがソフィア・コッポラがこの第一作から出演してたことでした。 とにかくエンターテー面ととしては十分楽しめる作品なので再度9点に。[DVD(字幕)] 9点(2010-01-08 17:12:46)《改行有》

697.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》  ・イライザの親父が好き。塚、若い頃「運が良けりゃ」に出会って、これこそ自分の生き方と思い込んだのが、それこそ運の尽き。いまだにいい年して非正規社員なわけなんだけどw  ・3時間フルに楽しもうと思ったらかなりハードルの高い作品かもしれないね,確かに。 例えば 「ei」の音をどうしても「ai」としか発音できないところ(レインをライン、スペインをスパイン)とか、何をイライザが苦しんで乗り越えたかピンと来ない人がいるかもしれない。(I will go to hospital today. を I will go to hospital to die. 【死ににいく】としか発音できないオーストラリア人に一度是非この映画の感想を聞きたい。ま、もとはと言えば流刑囚の国、当たり前と言っちゃ当たり前なんだけどw) ・ヒギンズ教授の固くなさ、偽悪的なところ、何でも言っちゃうところ、案外マザコンのところ(最後の方の「マザー!」には、激ワラ) ヘップバーンの華麗さ   もちろん、主役二人の魅力が大きいんだけど、他にも魅力的な脇役が大勢いたのも楽しめた。最初に言った親父、すごく紳士的なんだけど実は傍観者的なピカリング大佐、案外フランクなヒギンズの母親、実は一番常識的で、一番迷惑してるヒギンズ邸の使用人達。 ・10点満点かとも思ったけど、さすがに地声から歌声に代わるところは少し醒めるんでマイナス一点。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-08 07:13:52)《改行有》

698.  砂の器 《ネタバレ》  人間の善意の恐ろしさを感じた。 人間が悪意やあるいは利己的な理由で動く時は、なにかのためらいや躊躇を感じることが多い。しかし、善良で強い意志の持ち主が全くの善意で動く時、そこには何のためらいも、躊躇も入る余地はない。視野狭窄に自分で気がつかないほどに。  三木元巡査が極めて善良な人間であることは間違いないし、また和賀を実父に会わせようとしたのも全くの善意からであって、他には何もない。  ただ、そのことが和賀が今まで築き上げてきたものを全て失わせ、どん底に陥れるかもしれないことに全く気がついてなかった。自分の善良さ、正しさへのあまりの確信のために。  しかし、社会派ドラマとしては意義ある作品かも知れませんが、推理物としては最低の部類に入りますね。何だかなあ、警察が見込み捜査の上に、見込み捜査を積み重ねて、それがたまたま事実と合致する物語って。 (1)犯人の恋人が窓から捨てたのが、シャツだったという確証はどこにもない。 森田健作刑事が拾ってきたものが、全く事件と無関係な可能性もある。 たまたま被害者と同じ血液型!の血痕がついていたとしても、それだけでは被害者のシャツと断定することは出来ないし、ましてや彼女が捨てたものだという証拠もどこにもない。 (2)被害者が、映画館の写真を見て東京へ行ったというのは、それなりの合理性はあるが、単なる推論であり全く根拠はない。 (3)犯人が、戸籍を偽造したことは事実として証明されているが、DNA鑑定でもしない限り、本浦秀雄であるという根拠は何もない。単にそうであると辻褄があうという逆付けに過ぎない。被害者と犯人の間に交わされたとされる会話は単なる刑事の脳内電波にすぎないわけで。(どれくらい多くの戦災孤児がでたことか!)  願わくは実際の警察や検事が、この映画の中のように根拠のない見込み捜査で暴走しないことを切に願います(笑)[DVD(邦画)] 6点(2010-01-07 12:37:51)《改行有》

699.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》  主人公が破産するとか、大勢の人が20ドルずつ持って癒しを求めにやってくるとか。 (どこに車止めるねん?どうやって金集める?トイレは?幽霊が野球やってたらTV局が来ない?)  といったような、ものすごくくだらない突込みをいれたくなる現実部分がなかったら、 ほんといいんだけど。  (いや、映画の中の世界そのものをファンタジー世界って捉えればいいんだけどさ、野球場作ったおかげでローンが払えなくなって破産して農場取られそうになるって流れだけ妙に現実的だから)  ファンタジー部分だけ捉えれば、文句のつけようのない10点満点。自分も祖父に対して、取り返しのつかない言動をしてしまったことがあるので、すごく感じるものがあった。  ただ、くどいけどファンタジー部分と現実部分の折り合いをもう少し上手につけて欲しかった。  あのラストじゃ、それこそ全現実世界がファンタジー世界に飲み込まれたとでも考えない限り、おさまりつかないような。(それならそれで別にいいんだけど)[レーザーディスク(字幕)] 7点(2010-01-05 15:42:59)《改行有》

700.  プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング 《ネタバレ》  実は最近「幸せのレシピ」を見たばかりなので、パレードで指をくわえた少女が出てきた時は、「ゾーイちゃん(アビゲイル・ブレスリン)」ってすごく嬉しかったです。  あと、洒落た会話とか、ハサウェイの綺麗さとかは前作どおりなんですけど、ちょっと台本が……  ぬるかった前回よりもさらに劣化した感じで まず、前作好きな人間にとって、いきなり冒頭で「恋をしたことがない」なんて言われた日にゃ、マイケル カワイソス  それから、結末にしても、あくまで愛か女王かどちらかの選択っていう流れできたのに、いきなり「貴女の娘さん、妹さんのことを考えて法律変えて」って言われてもね、(娘や妹はそんな良い暮らししてませんってw)、 ちょっといかにもアメリカ人らしい伝統とかに全く敬意を払わない脚本はどうかと思われ。  ただ、自分にはそんなことは些細に思われるほどハサウェイの魅力全開の映画であることは間違いありません。 (今まで字幕か吹き替えかって言う論争に好き好きって立場とってきたけれど、今回の映画観て、下手な翻訳にあったら吹き替えで見てたらどうもならんなと思いました。「何故そんな秘密を知ってるの」って問いに対する返答が原語では「Maids know everything」なのに字幕や吹き替えが「女中に聞いた」じゃ、すごくつまんないなと)[DVD(字幕)] 7点(2010-01-03 14:12:00)《改行有》

080.97%
1242.91%
2202.42%
3414.96%
4445.33%
512214.77%
624229.30%
721325.79%
8607.26%
9283.39%
10242.91%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS