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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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701.  ツイステッド 《ネタバレ》 いやいやそんな早くから手袋しちゃったらダメでしょうサミュエル。中盤の緊張感に比べ、後半はなんと気が抜けた事か。「ほら!ジェシカ(=アシュリー・ジャド)!なんで手袋なんかしてんのか早くサミュエルに突っ込めよ!」と心の中でずーっと叫んでたのに結局それは流されてサミュっちは撃たれて死んじゃいました(泣)。せっかくそれまですっと、「犯人はあの軽薄そうな元彼だ!」とか目星つけてたのに。彼がバスタブで死んでからも、「あれはフェイクだ!」とか言ってスクリーム並みにあり得ない復活を期待してたのに。がっかりだ。 てゆーかなんでこういう映画の題材でキャストがアシュリー・ジャドなんでしょう?今まで彼女がおばちゃんキャラをこなしてる映画しか観たことがないので、なんかすごく役柄との不一致を感じました。若作りはしてましたけどね。 サミュエルは相変わらず上の立場から悟ったように部下をなだめる役柄が似合ってます。嫌いじゃないですこういうキャラ。アンディ・ガルシアはなんか老けました??よれよれのコートが似合いすぎて(笑)。「デンジャラス・マインド」の時と比べると「同一人物か!?」ってぐらい違いますよね。 この映画のメインテーマである、「自分と寝た男が死んでいく不気味さ」みたいなのはやっぱ視聴者からすればそんな感覚あんま伝わってきませんよね。その後に続く「自分が殺したのかどうかわからない恐怖」ってのはミステリー的に面白かったですが。まぁ所詮映画の中での話なんですが、いくら怪しいからって警察の同僚が日常会話の中で「おまえなんだろ殺したの?」みたいな言葉を同僚に浴びせていたのが信じられませんね。ちゃんとした容疑者としての取調べ中ならともかく、あんな「ランボー」の警官並みにデリカシーがない人間が警官ってのが腹立ちました(爆) 5点(2005-03-01 14:33:45)《改行有》

702.  4人の食卓 《ネタバレ》 うーん、やっぱ韓国ってホラーの才能はないんだろうか。オレが持ってる病気に、「怖いシーンになると一時停止をしたくなる病」というのがあるんですが、今回全く発症しませんでした(笑)。だって怖くなかったんだもん。 韓国映画って、人間の内面を描き出そうとするのはうまいというか、そこに力が入ってるのはものすごくよくわかるんですが、その分ホラー的な要素は半減・・・。 ポイントポイントでの描写は一瞬はっとさせられることがあって、たとえば画面の隅になにげなーく座ってる子ども達とかそこで大げさな音を出して役者に振り向かせるでもなくあっさりその場面をスルーさせてしまうところとか、話の中では良さげに言ってたけど椅子だけに照明があたってる食卓の不気味さとか、今までにない恐怖の表現でいい意味で悪寒っていうか寒気を覚えたりして、そういうところはすごくいいところだと思います。ただホラー映画として見るとどうなんだろうと。はっきり言ってほとんど怖くなかったので、何が足りないのかはわかりませんがホラーとしてはまだまだ未完成感は否めません。 個人的な意見としてはラストでヨンさん(=チョン・ジヒョン)の死に様をちゃんと見届けてあげて欲しかった。視聴者として言わせてもらうなら、あそこで落ちていくヨンさんと目が合ってしまうシーンってのも見たかったです。 映画とは直接関係はないですが、DVDの特典で知った韓国の年間の自殺者の数や、児童虐待の実態、急激な都市化に対応できない街の問題、などなどとても日本のそれと酷似してる問題が多く見受けられたような気がしました。他の映画にみる韓国世界を見ても、良いところから悪いところまで日本と似た文化がある国だという印象を受けます。そんな風に日本と同列に見てしまうと、なかなか旅行とか良く気にはなれないですね(苦笑) 4点(2005-03-01 14:26:32)《改行有》

703.  スティーヴン・キング/痩せゆく男 《ネタバレ》 やっぱどうしてもキング・ワールドって映画化されても遜色ない独特の雰囲気を持ってますよね。いつものように本人が出てるからだろうか?この雰囲気が味わえるだけで充分満足です。でも主演のロバート・ジョン・バークの体格の変化はすごいですね。どうやってこんなん撮影したのかすごく気になりました。DVDに特典でも入れておいて欲しかった(泣)。 心配なのが、この映画ってジプシーをめちゃ批判的に描いてますが、アメリカではジプシーの扱いってそんなもんなんですかね?これ映画化して(っていうか小説にして)キングは批判とかされなかったんでしょうか?もしオレがジプシーだったらバリキレてそう。 しかしいくらジプシーが不思議な力を持ってるとしても結局は人間。途中から入ってきたマフィアのにいちゃんにはかなわないのだった。彼はその後どうしたんでしょうね?ってゆーかそんな呪いをかける力があるんならマフィアのおっちゃんも呪ってしまえば、身内を殺されるからって痩せる呪いを解かなくても良かったんじゃないだろうか。そう考えると、キングには珍しくこの作品のいわゆる「不思議キャラ」であるジプシーはあんまり首尾一貫して無敵に不思議ってわけではないんですね。ある程度は妥協点と言うか、限界を持つキャラであると。 まあ普通に観てる分には面白い映画でした。中盤からは普通の追跡サスペンスみたいだったのでちょっとだれましたが。そこさえ気にしなければ充分キング・ワールドに浸れるでしょう。 6点(2005-03-01 14:18:39)(良:1票) 《改行有》

704.  トップガン 《ネタバレ》 まず音楽が最高!!思わずCDショップで探してこようかと思いました。ってか多分今度探しに行きます。今までなんかDVDのジャケットが古めかしくてどうにも観る気になれなかったんですが、もうそんなん全然気にならない良さでした! バイクにまたがって戦闘機と並走するトム・クルーズはかっこいいっすねー!今まで観たトム・クルーズ映画で一番かっこいい瞬間でした。ちょっと弱々しい役を演じるのもうまいですねトムは(ってかそんな役ばっかし?)。相棒のクーガーが死んでしまったときはちょっとほろっときました。冒頭からずっとトムとの仲良しぶりを見せ付けられていたので、その分言いようのない喪失感がどっと出てきました。しかも戦場で死んだわけではなく、訓練中というのがまたどうしようもなくかわいそうで・・・。やっぱり実際にそういうのもあったんでしょうね。訓練中の事故死とか。 戦闘機自体はすごくかっこいいと思うし、乗れる機会があるなら一度乗ってみたいとかそういうことも思うんですが、やっぱその用途を考えると、世の中からなくなって欲しいというか、こういうものが必要ない世の中になってほしいと思いますね。結局は人殺しの道具なんであって、映画のラストでたった一発のミサイルであっさりと撃ち落とされていく敵機を見ながら「この人達にも死んだら悲しむ家族や友達がいるんだろうなあ。」と思いました。この人命を奪うしか能のない乗り物に乗れるのがそんなに光栄な事なのかと少し複雑な気分でした。 8点(2005-02-23 21:12:13)《改行有》

705.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》 すんごい安っぽいサスペンスって感じですね。ここんとこサスペンスっても真面目ーなやつばっかり観てたので、いきなりこんなおふざけサスペンスを観てしまってかなり空気抜けました。「ふーん、まあ勝手にして」みたいな感じでそのままエンドクレジット。悪巧みしてた二人組みの男のほうが死んでしまったのとその彼女が死んだ彼氏の車に当たり前のように乗ってたこと(←これはかなり“はあっ!?”って感じでした)意外は大体予想できた展開ばかりでした。「騙そうと思ってたのが途中から本気で惚れてしまった」なんて設定いまどきハリウッドでもやりません。続編が2つも出てるしそんぐらい面白いのかと思えばこんなので大ショックです。うう・・・、あと続編2つ分で600円(泣)。その分の価値があるとは思えないーー!! 今後恋愛もののサスペンスは避けよう・・・。 1点(2005-02-23 21:09:19)《改行有》

706.  アンデッド 《ネタバレ》 ス・・スーパー農夫誕生(爆)。このおっちゃんならキアヌ・リーブスにもミラ・ジョヴォビッチにもシルベスター・スタローンにでも勝てるだろう(注:別にこの人選に基準はありません)。ゾンビ映画の歴史中最強の人間ではないだろうか。あの格好にこの強さって言うアンバランスさがかなり笑えました(笑)。このおっちゃんだけで充分ポイント高いです。妊婦さんが出てきたから、「やばい、ドーン・オブ・ザ・デッドみたいなのは勘弁!」って思ったんですが、そんなシーンもなかったし、純粋に面白かったです。 ちょっとSF要素もあってビックリだったんですが、これは初めて見るエイリアンの使い方ですね。まさか救世主扱いとは思わなかった。オレの個人的な解釈でいくと、あのエイリアンは隕石によるいわゆるゾンビウィルス感染を防止するための宇宙の衛生班みたいなもんなんでしょうか。治療し終わった生物は一旦空中にて保護すると。むっちゃ紛らわしいっすね(笑)。でも雲海の中で十字で浮かぶ大量の人間のシーンは圧巻でした。でもあれってやっぱバッタもあんな格好で浮かんでるんでしょうか?想像すると笑えん。 この映画のゾンビは今までにないほどにパワフルでしたね。今までの王道ゾンビパターンでは、「噛まれたり引っかかれたら感染していずれ死ぬ」ってもっともらしい設定を使って「こいつはいつゾンビになるんだろう」みたいな緊迫感とか出してたわけですが、そんな過程はすっとばしていきなり首チョンパとは。監督にしてみりゃけっこう冒険だったんだろうなあ。背景にいたおばあちゃんが何気なーく隕石に潰されてたり、ゾンビをスパスパと爽快な感じで切り刻んでいったり、なかなかシュールなシーンもあり、今まで観たことない感じのゾンビ映画って感じで、けっこう楽しめました。キャストだけちょっとイマイチだったので(まあ新人監督で金がないってのもあったんでしょうが)、評価は7点ぐらいで。あ、もちろん農夫のおっちゃんは除きます。彼は最高でした☆ 7点(2005-02-23 21:02:35)《改行有》

707.  ドラキュラ(1992) 《ネタバレ》 いやもうこの映画はたまげました!もともとゲイリー・オールドマンとウィノナ・ライダーが出てるのを見てレンタルした映画なんですが、まさかそこからフランシス・フォード・コッポラ監督やらアンソニー・ホプキンスやらキアヌ・リーブスやら、さらにはモニカ・ベルッチまで出てくるとは夢にも思わず、それぞれのキャストが出てくるたびに、「うおー!また出たー!!」とか興奮しながら観てました。ありえないっすよね。ホプキンスはなんとヴァン・ヘルシング役だし。なんちゅう豪華キャスト。キャストだけなら充分『オーシャンズ11』並み。 それだけでも充分楽しめる映画だったんですが、話の内容もとても興味深いものでした。観ながらオレは本来悪であるドラキュラ(=ゲイリー・オールドマン)のほうに強く共感してしまいました。もしこのドラキュラが人間の血を吸わないと生きていけないようなモンスターじゃなければと思うと、これはとても素敵な純愛物語じゃないのかと思えてきました。ただそれがドラキュラと言うモンスターであったが故にあきらめなければならないというのがとても悲しく、寂しい話でした。ラストで自分の好きな相手をドラキュラに変えてしまうことを拒んだ彼は、人間以上に人間的でした。ただただかっこよかったです。ここまでドラマティックな映画は最近でもあまり観ていない気がします。それをこのような比較的古い映画でも見せてくれるとは。古い映画だからこそかもしれませんけど。 意外なキャストを見つけたり、今でも色あせないような感動を与えてくれるし、やっぱ新しい映画だけじゃなくて古い映画とかもこれからどんどん観ていきたいですね。この映画を観て素直にそう思いました。 9点(2005-02-21 12:03:55)《改行有》

708.  HERO(2002) 《ネタバレ》 最初観たときは話がコロコロ変わってはっきり言って全然ついて行けなかったんですが、今回改めて観てみて、何とかこの話の流れについて行けました。 初めて観たときは無名(=ジェット・リー)のどこが“英雄”なんだと思いましたが、秦王の権威、その力を認め、暗殺ではなく彼を諭す事によって国を救おうとした無名、そして彼にそれを託して果てていった残剣と飛雪、無名に秦王までの距離を稼がせるためだけに自分を形だけでも“殺した”長空、彼らはみな充分“英雄”たるものでした(如月=チャン・ツィイーは微妙でしたが)。アクションはやはりすごい!水飛沫の大げさなビジュアルとかはさておいて、ワイヤーがあったとしてもあそこまで動けるのは感嘆の一言に尽きる。ああいうアクションって、不可能とはわかっててもやはり憧れてしまいます。一生に一度でいいからあんな風に組み手とかしてみたい・・・。 あと色がすっごいですねこの映画。最初無名がウソの話を語っていたときはその回想シーンは全て赤で彩られていたので、「ああ、真っ赤なウソってことだろうか」とか、真実を語る部分は白色だったので、「ああ、一点の曇りも無い真実ってことだろうか」とか考えたり、色だけでもずいぶん楽しめた気がします。他の色でも真実を語るシーンがあったので結局この考えは却下だったんですが(苦笑)。 あと、DVDの特典にこのHEROのロケ地紹介があって、残剣と無名が闘った湖は一日2時間しか鏡のようにならないとか、この映画で使った城のセットは「始皇帝暗殺」のものを使ったとか、とても興味深いものでした。ジャパン・プレミアで撮影担当のクリストファー・ドイル氏が中国語で話してたのもびっくりしたし。けっこう自分的に面白いトリビアも学べたし、色んな意味で収穫のある映画でした。ちょっとムツカシイくてついて行きづらいので、ま、6点ぐらいで。 6点(2005-02-21 12:00:25)《改行有》

709.  フィアー・ドット・コム 《ネタバレ》 なんつーか、「この世に未練のある幽霊がネットを通じて生者に自分の遺体を見つけるよう救いを求めて、でも見つけてみたら実は本当の目的は自分を殺した相手の復讐で・・・」ってリングかい(爆)!!ちょこちょこと違うところはあるけど「サイトを見てから2日で死ぬ」とか、自分の遺体探しをさせるところとか、かなりの部分『リング』とかぶっててはっきりいって楽しめなかった。2番煎じもいいところというのが正直な感想である。「絶対にあのサイトは見ないで、約束よ」っつっても見るんですよね結局は。実際問題見なかったら話は進まないんですけど、でもそんな展開にはもう飽きました。 まぁ言ったら、最近のホラーものなんかほとんどといって言いほどストーリーとか怖がらせ方とかは何かの2番煎じなんですけどね。リメイクものなんてモロだし。髪の長い女性や子どもの幽霊出せば観客はゼッタイ怖がると思ってんでしょうか?最近は韓国ホラー映画までそんな流れが・・・。ああ、誰かこのお決まりホラーパターンから脱却してくれる監督はいないんだろうか。 なんか最近のホラー映画批判みたいになっちゃいましたが、要はそれぐらいこの手のホラーは「見飽きた」ってことです。昔とかは怖いシーンごとにちょっと一時停止したり、わりと怖々と楽しめたんですが、もう今とかは完全に垂れ流し再生状態ですからね。ホラーなのに緊迫感も何もあったもんじゃない。またいつかオレが一時停止しながら恐る恐る観たくなるような映画ができてくれることに期待☆ 3点(2005-02-21 11:56:19)《改行有》

710.  インソムニア 《ネタバレ》 オレも不眠症だったときがあったんで、ドーマー(=アル・パチーノ)がベッドの中でごろごろしながら布団をかぶったり、時計を隠したり、とにかく部屋を暗くしようとしたりしてとにかく寝ようとしているのに強烈に共感しました!ほんっとあれってつらいんですよね。さすがに白夜の経験はありませんが、何時間もベッドでおとなしく横になってるのに、それでも寝れないってものすごく苦痛ですよ、しかもそれが何日も続くんですから。味わった事がある人ならこのつらさはわかると思います。 でも映画全体としては、どれだけ不眠症がつらいかっていうより、ひょんなことからゴタゴタのあった同僚を殺してしまったことをひた隠しにするちょっと見苦しい刑事さんの物語って感じですよね。まぁそれが引き金で不眠症になったってことですが、ちょっとタイトルに持ってくるほどInsomnia(不眠症)ってメッセージは伝わってこなかったなぁ。どっちかっていうと火サスの雰囲気。協力しようって決めたそばから取調室でガキみたいな皮肉アンド暴き合いが始まって、「あーあーもう」って感じでした。ヒラリー・スワンクも別に何がどうってことはなかったし、ふっつーですかね。しいて言えば、ちょっと『クリムゾン・リバー』みたいな雰囲気もありました。雪景色は雄大で綺麗だったし、そこは評価できると思います。 不眠症なんてマジでなるもんじゃありませんよ。経験した事ない人はできれば一生ならないように気をつけましょう 6点(2005-02-21 11:45:43)《改行有》

711.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 《ネタバレ》 とてもSF的なストーリーでしたが、果たしてこの病が実在したとして実際はこの映画のような展開になるでしょうか?オレは多分ここまで腹黒い雰囲気にはならないと思います。だって、その人の考えがわかるんでしょう?誰が本当は何を考えてるかもわからない環境(←それが普通なんですが)に比べればよっぽどすっきりと生活できると思うんですが。個人的には、サトラレって実際いてほしいなぁとも思います。相手によっては腹の探り合いみたいなコミュニケーションを取らざるを得ないようなこの社会で、はっきりと相手が何を考えてるかわかるなんて、ある意味さっぱりしてて、簡単で、そっちのほうがよっぽどいい気がします。また、自分がサトラレでもいいかなとも考えます。その場合、自分がサトラレってことは知っておきたいですね。それでも自分の近くにいてくれる人がいれば、間違いなくその人は信用できると思うし。 あるマンガで、“病気は個性だ。真面目なやつ、ひょうきんなやつ、同じように病気のやつがいるだけなんだ。”と言っていたのを思い出しました。この映画もまさにそうだと感じました。“サトラレ”っていっても結局はその人の個性の一つであって、周りがそれを理解しさえすれば、映画のラストのように、変な特別扱いを受ける事もなくなるんです。むしろ「出来る限りサトラレの意志を尊重して・・・」とか言いながらその当人を半ば無理やりに製薬研究所に異動させようとする委員会の偉いさん達がサトラレになればいいのに。てゆーか、世の中みんなサトラレになればいいのに(笑)。非現実的ですが、本音や建前が全く必要ない、そういう世界に本気で憧れます。日本って本音と建前で持ってるような国ですから。正直すっごい疲れる時あります・・・。サトラレとは言わなくても、世界から本音と建前なんてものが消え去ってくれる事を願います☆ 9点(2005-02-21 11:44:20)(良:1票) 《改行有》

712.  アニマトリックス 《ネタバレ》 本編3作品と違ってこっちには全く救いがないので(Reloadedも無いか)、観ていてちょっと暗くなりました。個人的には戦国時代のスパーリング・シミュレーションのやつが面白かったです。残酷な現実世界と、何もかもが豊かな仮想世界との間で揺れ動く葛藤がとても切なかったです。デュオが言った、「本当に大事な事はどのように生きるかだろう。」という言葉が否定できなくてずっと心に残りました。仮想世界に溺れず現実を見据えて生きるのと、デュオのように例え仮想世界でもそこでの生き方を大事にするのと、どっちが正しいんでしょうね。理想論だけで言えばそりゃ前者になるんだろうけど、そこまで理想ばかり追えるなら最初っから「現実」なんて無いですよね。その葛藤に自分も巻き込まれ、すごく考えました。自分自身あまり強い人間とは思わないので、けっこう心配だったり(- -;)。 結局はSF映画だし、いくら科学が進歩してもここまで機械に支配されるような時代はこないでしょう。そう思いながらも、こんな機械に頼りっぱなしの生活がいつまでも続くとも思ってないし、形は違えどいつかそれなりの「現実」に向き合わなければならないということもわかっているので、それを考えさせ、勉強させてくれたこの映画はとてもためになりました。まあ気に入ったのはその戦国時代のやつだけで、他はキッドが現実世界に来ることになった経緯とか、多少面白いのもあったけど、ぶっちゃけほとんどはちんぷんかんぷんでした(笑)。さすがマトリックス、奥が深い。 7点(2005-02-21 11:25:54)《改行有》

713.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 「CGを使わない」「ワイヤーも使わない」「スタントマンも使わない」みたいな売り文句が囁かれていましたが、なるほど、そこは評価できる映画だと思います。実際あれだけのアクションをこなすには言葉では言い表せないぐらいの努力や度胸ないと実現できなかったものだろうし。 しかし、あまりにも映画のつくりが露骨すぎて、ちょっとついていけない感も少し(かなり?)ありました。というのも、壁越えや所々の要所でのアクションシーンでは必ず、いくつかのカメラアングルからのリピートが入って、あれがどうもオレには、「どうだ?オレ達CGなんて使ってね―ぜ!すごいだろう?」みたいにしか見えないんですよね・・・。ちょうど、言わなきゃいいのにわざわざ自分から、「オレ毎日筋トレしてんねんで!えらいやろ?」って言われてるみたいな感覚で・・・。やっぱり、努力とかそういうものは陰でこっそりやるからかっこいいのであって、こんな風にそれをモロに前面に出されると、「あっそう」としか言えなくなります。 上のような売り文句だけならまだよかったんですが、実際自分もそれを見て観る気になったわけだし。でも映画の中身までそんな内容だとは思わなかった。すごいアクションだっただけに、かなり残念。監督さんはすごいところはもっとこっそり見せましょう。あまり露骨だと逆にうざいです。 4点(2005-02-18 23:10:27)(良:1票) 《改行有》

714.  幸せになるためのイタリア語講座 《ネタバレ》 またタイトルに騙された・・・。この邦題つけた人に文句が言いたい。「幸せになるためのイタリア語講座」って言うよりこれはむしろ「幸せになるためのイタリア旅行」でしょう。あの講座の中で幸せそうなシーンなんかほとんど見てないし。よくあんなしゃべりの講師でみんな腹が立たないなと、自分は腹を立てながら観ていました。 理容師の母親なんか、娘にモルヒネを増やすように頼むときは「おまえは天使のようだよ。」とか言ってるくせに断られた途端、「このあばずれが!!」って、そりゃおまえだよ!!、とか突っ込みながらの鑑賞だったので正直気持ちいいもんではありませんでした。 でも一つだけすごく感動と言うか、感嘆したのが、最後のエンドクレジットの出し方です。初めてあんなエンドクレジット見ました!普通映画って画面下のほうからただズラズラと製作関係者の名前がひたすら単調に出てくるだけなのに、まさかこんなやり方があったとは・・・!エンドクレジットだけなら今までで最高の映画です(どんな評価だ、笑)。でもエンドクレジットって、その映画を観た人が心の中にジーンと感じる余韻を残してもらうための重要なものですよね。それだけに、他の映画ももっとこういうところでも頑張ってほしいと感じました。ストーリーも大事ですが、話が終わってエンドクレジット中に観客が帰ってしまうってやっぱりなにか寂しいですよね。ビデオだったらそこで即停止→巻き戻し→ビデオ屋へ、だし。この斬新さに2点入れたいと思います。でも話はダメ。 2点(2005-02-18 23:07:36)《改行有》

715.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 観てて「シザー・ハンズ」を思い出しました。この映画もティム・バートンワールドてんこ盛りでしたね。音楽とか、「ああ、らしいなあ」ってちょっと浸りながら、でも心地よく聴いていました♪ ストーリーも感動しました。あそこまで一人の女性を愛せるってのが、「元カレ」「元カノ」とかそういう言葉を日常的に使っている自分たちみたいな世代の人間にはある意味とてもショッキングで、でもとてもうらやましくもあり本当におとぎ話を、しかしとてもリアルなバージョンのおとぎ話を観てるような感触でした。不思議なもので、時間が止まったりめちゃくちゃな大きさの魚が出てきたり、あり得ない事ばかり起きるティム・バートンワールドなんですが、何一つとして「あり得ない」って感じることがないんですよね。と言うより、「ああ、こんな人生送ってみたいなあ」みたいな、ティム・バートンワールドへの憧れのようなものが沸々と沸いてきます。それぐらい彼の世界観は大好きです。映画をメルヘンに、楽しげに、且つ人情味あふれるものに作る事が出来るティム・バートンという監督は本当にオレのお気に入りの監督です。今作はいまいちパンチの足りない印象も受けましたが、まったり観る分には充分なものだと思います。現実逃避しつつも(?)夢を思い出したいと言う人には是非観てほしい映画です! 8点(2005-02-08 23:44:05)《改行有》

716.  しあわせの法則 《ネタバレ》 なんか好きになれなかったなあ・・・。もっと純愛映画みたいなものを期待してたのにわりとドロドロした感じの映画だったし、ケイト・ベッキンセールに「おい!そこで流されんのかよ!」とかつっこみながら観てたせいもあって疲れたってのも正直ある。てゆーか、いくら雰囲気に流されてもあんな男に傾いていくとかあり得んだろう。全然魅力を感じなかったんすけど・・・。オレが男だからだろうか?同じ感じでクリスチャン・ベールのおかん役のおばはんにも全く魅力は感じなかった。こういうタチが悪い意味で「アメリカン」なとこを見せてくる映画を観ると、やっぱりアメリカには行きたくないという思いが強くなります。「いくらミュージシャンとかやっててえらくても、関わりたくは無いなあ」みたいな感情が溢れてきます。ある意味アメリカを象徴するものであるドラッグとか、それとは別に不倫とか、そういう普段近づきたくないものを当たり前のように扱ってる世界に行って、それに慣れてしまうのが怖いですね。できればこういう映画はあんまり世に出回ってほしくないっていう気持ちが個人的にあります。こういうのを観てドラッグとかに興味を持つ若者が増えたりしないかとか不倫が流行らないかとか心配になります。映画って大衆が観るものなんだからもっと道徳性を持たせてほしい。2点(2005-02-08 23:41:57)

717.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 面白そうと思って借りたらよく原題を見てみるとそこには”Jeepers Creepers 2”の文字。「”2”?”2”だって!?しまった続編だったのかああぁぁぁ・・・。」などと大変がっかりしながらも一応観ました。なんだろ、最近の化け物型ホラーってあんま(ってかほとんど)怖くないっすね。人間つかったホラーのほうがよっぽど怖いすもんね。やっぱり地球上で一番怖い生き物って人間?きっと変に空想の化け物より人間のあのリアリティさが恐ろしいんでしょうね。最近はなんだかホラーもストーリー重視になってきてるし。幽霊・お化けものは邦画の影響か段々それに近くなってきて、まあ怖いっちゃあ怖いんだけど、似たようなものがハリウッドやら韓国やらで量産されすぎて最近はパターン化みたいなのを感じる。そんななか、被害者や化け物のバック・グラウンドなんかおかまいなしにただただ「どうだ、オレ怖いだろう」みたいなやり方で終始したこの映画はある意味貴重。怖くはなかったんだけど。バスに閉じ込められたメンバーの誰か一人ぐらい「よし!やつにオレ達のアメフト魂を見せてやろうぜ!全員タックルだぁーー!!」なんて気概のあるやつが一人ぐらいいればこの作品はホラー・コメディとしてバカ売れしただろうに(笑。)誰か「最終絶叫計画」みたいな中途半端なオマージュ・ホラーじゃなく、れっきとしたホラー・コメディを作ってくれないものだろうか。5点(2005-02-08 23:39:43)(笑:1票)

718.  光る眼 《ネタバレ》 突然ある一定の場所の人間が一斉に昏睡状態になるっていうアイデアはすごく面白かったんだけどなぁ・・・。その後目覚めた女性達が一斉妊娠ってあたりから歯車が狂いだしたような気がするのはオレだけではないでしょう。よくSFホラーとかで女性をエイリアンのような怪物と“妊娠”させたりする映画をちらほら見かけますが、そういう映画ってどうも心から好きになれません。なんつーか、単純にいえば気持ち悪い。それにやっぱり“子供を授かる”ってことはある程度神聖な出来事であるっていう観念のようなものを持ってるせいもあってか、別にフェミニストでもなんでもないんですけど映画の上での話とはいえそんな風に“妊娠”を使ってほしくないっていうのはすごくあります。物語の中心となる子役達は何だかでっかいこと言ってるわりにはやってることは本当にガキみたいで笑うに笑えませんでした。親に対するいびり方とか、そんなんに一生懸命になる前に早く世界征服のプランを教えてくれ!!って思いました。結局、ガキが中途半端に力を持ったらあんな風になるってことでしょうか。なんで目が光ったら人が操れるかとか、SF(サイエンス・フィクション)なんだから、うそでも言いからなんか説明してほしかった・・。4点(2005-01-27 11:13:52)

719.  きっと忘れない 《ネタバレ》 話としては今まで勉学一筋で生きてきたハーバード大学生がひょんとしたことから関わった浮浪者に人生を諭されていくみたいな感じなんですが、なんか好きになれませんでした。というのも、冒頭から中盤ぐらいまでのサイモン(=ジョー・ペシ)はある程度裕福な学生にここぞとばかりにたかるただの浮浪者だったからです。 確かに彼は世の中に対してかなり明確なビジョンを持っていましたが、それがモンティ(=ブレンダン・フレイザー)より「人生を知っている」ということには果たしてなるんでしょうか??貧富の差などは抜きにして、ただ人間性という一点から見ても、はっきり言ってオレの目にはモンティのほうがしっかりと生きているように見えました。違法だとわかっていながら生活していたボイラー室に落し物を探しに入ってきたモンティをバットで襲ったり、法廷で判事を公然とバカにするような人間が果たして「人生を知っている」と言えるのでしょうか?判事に意見するにしてももっときちんとした言い方もあったでしょう。 そしてモンティはもっと自分に自信を持ってほしいと心から思いました。サイモンとの出会いは確かに衝撃的だったかも知れないし、実際浮浪者に対する偏見のようなものはサイモンを通じて直ってくれて良かったと思います。しかし、ハーバード大学にまで進学したモンティの努力は並大抵のものではなかったはずです。卒論にしても、6か月も頑張って書いてきたものをあんな風に燃やされて、普通なら怒り心頭ぶん殴ってやっても良いはずだと思います。6ヶ月ですよ6ヶ月!オレなら殴ってますね、間違いなく。 とどのつまり、話が出来すぎだなというのが結論です。ラストでルームメイト全員に死を看取ってもらうシーンはちょっとほろっときました。全体的には嫌いじゃないです、こんな話。 6点(2005-01-27 11:12:30)《改行有》

720.  箪笥 《ネタバレ》 ホラーとしての質なら邦画のそれにかなり近くなってきてますね(ってかそのまんま?)。でも邦画には無い、4人の家族(特に女性3人組)の確執を繊細に描いた描写はすごくリアルで(リアルすぎ??)、観ているこっちもホラーとは違う意味でドキドキしながら観ることが出来ました。お化けとか箪笥とか無くても充分この家は怖い。見ていてお父さんがすっごい気の毒でした(笑)。終始「ガンバレ親父!!」とエールを送りつづけることおよそ1時間、だんだん彼が玉置浩司に見えてきたんですが気のせいでしょうか? 最終的にはなんかシックスセンス的な終わり方でなんかがっかり感が拭えませんでした。そろそろホラー映画界からリング以来綿々と続く、「ロングの女性の幽霊」というブームは過ぎ去ってくれないだろうか。いいかげん飽きてきました。流行に乗るのはそろそろやめてもうちょっとクリエイティブになろうぞホラー映画界。 6点(2005-01-27 11:11:06)(笑:1票) 《改行有》

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