みんなのシネマレビュー |
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701. あなたは私の婿になる 《ネタバレ》 サンドラ・ブロックという女優が居てこその映画。 主人公二人が共に序盤は少し嫌な奴なのに、物語が進むに連れて段々いい人になって行く展開は絵に描いた様なアメリカ製コメディ映画の王道を突き進んでます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-17 15:23:51)《改行有》 702. デイ・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 「なんちゃってリメイク」作品だと思っていたら、良い意味で裏切られた。 勢いで最後まで押し切る小気味良い作品。難しく考えずに軽いノリで観るのが一番![CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-03 13:04:49)《改行有》 703. スペル 《ネタバレ》 正直な所楽しめなかった。 随所に「死霊のはらわた」を彷彿とさせる描写が見られるが押し付けがましく感じられ終盤は苦笑してしまった程。サム・ライムの原点に近いノリの作品なのかも知れないが、過去の蒸し返しの様な作品より私はスパイダーマンを経た新しいライミ映画が見たかったのだと鑑賞後に気が付いた。ヒロインが呪われる設定も理不尽すぎ、最後も可哀想すぎる。 ホラー映画なので仕方ないのかも知れないが、全般的にどうも納得が行かないです。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-11-03 13:00:53)(良:1票) 704. アイルトン・セナ ~音速の彼方へ 《ネタバレ》 まずはじめにお断りしておきたい。私は70年代後半からF1に興味を持ち始め、87年から始まり日本のバブル景気と共に最大の盛り上がりを見せた「F-1ブーム」の真っ只中を過ごした人間である。 当然、「アイルトン・セナ」という不世出且つ希代の名ドライバーに対する思い入れ度は自分で書くのもなんだが並々ならぬ物が有り、94年にセナが天に召されてから世に出てきた刊行物・映像はほぼ制覇している。 因って、意識せずともレビュー内容がかなり偏った内容になってしまうかも知れない。まずこの点をご容赦頂きたい。 【本文】本作は非常に良く出来たドキュメンタリー映画と言えるだろう。 まだ無名のカート時代からF-1の頂点に昇り詰める迄を淡々と追う構成ながら、セナという人物だけでなく、常に危険と隣りあわせのモータースポーツそのものへの憧憬や儚さをも感じさせる作風となっている点を高く評価したい。 また、日本では余り見る機会の無いブラジルのTV番組出演時の模様等を見る事が出来るのも貴重と言える。 個人的には90年日本GP、スタート直後にアラン・プロストという狡猾なライバルの車両とクラッシュする形で年間王者を決めた際のセナ本人の表情に改めて胸が締め付けられた。 それは30代前半とはとても思えない程に疲れ・憔悴しきった顔であり、F-1という巨額の富と欲望が蠢く自分とは本来無縁の世界に結果として図らずも魂を売ってしまった自分自身に戸惑っているかの様に思えた。 運命の94年サンマリノGP、スタート直前のセナの表情はとても数回の年間王者を獲得した希代のドライバーのものとは思えぬ程の苦渋に満ちており、没後16年を経た今でも涙無しでは見られない。 世界の頂点を複数回極めた後で最良のレースとして思い返すのが、何の政略も私利私欲も無く、ただ純粋に自らの走りの限界を追い求めていた無名時代のカートレースで有る事の皮肉。誰よりもセナ本人に取ってこんな悲しい事が有るだろうか。 少なからずF-1やセナという人物に少しでも興味が有るならば、是非鑑賞の機会を作って頂きたいと自信をもってお薦めしたい。 最後に、本作作成~公開に携わられた皆様にこの場をお借りして感謝申し上げる。 [映画館(字幕)] 10点(2010-10-27 13:17:06)(良:2票) 《改行有》 705. THE 4TH KIND フォース・カインド 《ネタバレ》 「信じるも信じないもあなた次第」と言われても、肝心の映像が核心部分でノイズだらけになってしまうんじゃあ、判断のしようが有りませんよ、タイラー先生。[CS・衛星(字幕)] 1点(2010-10-25 19:14:48) 706. ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 ジェイデン・スミスに親の七光りだけでは片付けられない才能の片鱗を感じた。願わくば、周りに数多居るであろう私利私欲に駆られた大人達(勿論、親も含む)の悪影響を受けず、これからも健やかに成長し将来のアメリカ映画界を背負って立つ存在になって頂きたい。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-22 15:48:51)(良:2票) 707. プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 《ネタバレ》 可も無く・不可も無く。如何にもディズニーらしい健全な娯楽作。 ロン毛のジェイク・ギレンホールには正直な所、最後まで違和感拭えず。 役者としての新しい可能性をアピールするという点では成功しているかも。 ベン・キングスレーが最初から怪しいと思っていたが、その通りだった。 ご家族で気楽に鑑賞するにはもって来いの作品かと。[DVD(字幕)] 5点(2010-10-22 12:59:03)《改行有》 708. グラディエーター 《ネタバレ》 冒頭の数分間、ラッセル・クロウ演じるマキシマスの表情を追うシーンだけで本作の成功は約束されたも同然と私には思えた。 それ位、本作に於けるラッセル・クロウの演技は神掛かっている。 皇帝自身が闘技場で戦うなんて史実的には噴飯ものなのだろうが、私はあの終わり方が最良と信じる。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 16:16:30) 709. プライベート・ライアン 《ネタバレ》 10数年振りにDVDで鑑賞。 映画館とは悲しいくらい圧倒的に迫力に差が有ったが、その分視覚効果や音響に惑わされず鑑賞する事が出来た。 感想としては不謹慎なのかも知れないが、T・ハンクスに「中間管理職の悲哀」を見た。 いつの世も中間管理職は上から理不尽な事を言われ、下からはぐらかす事など出来ない実直な突き上げを喰らい、その狭間であれやこれや悩んでいるものなのだ。 本作はそれが人の命に直結するのだ。 一人の兵士を軍部のエゴで救出する為、それ以上の命を失う可能性を持つミッションを受け持つ・・・ その気苦労足るや相当なものだろう。10年前はこんな感想など微塵も持たなかっただろう。まがりなりにも管理職となった今、映画の見方も劇的な位に変わる。 これだから映画は止められない。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 16:10:10)(良:1票) 710. バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 1.凄いのは判るが、やっぱり3Dは画面が暗い。 2.監督は「マトリックス」へオマージュを捧げたかったのだろうか? 3.アンデッドとの攻防シーンが少なすぎる。一連の作品の醍醐味はこれにあるのに・・・ 4.クレア、いつも口を開けていて利口に見えない。 5.ジル、出番少な! シエンナ・ギロリ-が出ていると聞き、一番期待していたのにがっかり。 でも、次回作への布石ならまぁいいか。 6.ここまで来れば「映画のバイオハザード」として独自の世界観でとことん突っ走って頂きたい。半端な状況にしたら許しませんよ。[映画館(字幕)] 5点(2010-09-06 12:58:43) 711. ファンボーイズ スターウォーズのファンなら鑑賞しても損はしません。 他レビュアー諸氏の書かれている通り、決して偏愛では無い、普遍的なスターウォーズへの愛が感じられる良い青春映画だと思います。 それにしても、こういう作品を作る事が出来るアメリカ映画界の懐の深さは本当に侮れない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-30 13:20:12)《改行有》 712. レスラー 《ネタバレ》 ランディの馬鹿野朗... でも、俺はこの映画が大好きだ!! [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-30 13:06:15)(良:1票) 《改行有》 713. ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 飛行機の中で鑑賞。前作が好きな人には強くお薦めします。 でも、ベン・スティーラーがつまらなそうに演じていた様に見えたのは私だけでしょうか? 妙に気になりました。 ラスト、エイミー・アダムスが実在の人物で登場するのはお約束事項なのかも知れないですが、「そうなったらいいなぁ」と思いながら鑑賞していたので素直に嬉しかったです。[映画館(字幕)] 6点(2010-08-30 13:01:19)《改行有》 714. 運命のボタン 《ネタバレ》 何ですかこの作品? 稀に見る「トンデモ映画」ですね。 何を表現したかったのか、全く判りません。 観客にそういう思いをさせるのが目的なら納得できますが。 飛行機の中で鑑賞しましたが、もし映画館やレンタルなら「金返せ」です。[映画館(字幕)] 1点(2010-08-30 12:56:34)《改行有》 715. ニュームーン/トワイライト・サーガ 《ネタバレ》 相変わらず面白い。ジェイコブが狼になる辺りから爆笑しながら鑑賞。 主人公のベラお嬢さんは殆ど珍獣・猛獣使いですね。 皆真剣に演技しているから各シーンとのギャップがより強調されてしまい、とにかく何か可笑しく感じてしまう(褒め言葉です)。 次回作は完結編らしいが、どうやって収拾させるのか今から楽しみです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-16 13:18:49) 716. ヘル・レイザー 《ネタバレ》 本編も面白かったが、公開前にTV特番でやっていた監督本人とタレント(確か九十九一)のインタビューの方が数百倍面白かった。お互い、日本語と英語が話せないのに何故か会話が異様な盛り上がりで成立しており、趣味嗜好の同じ人は言葉の壁を越えて理解できるんだな~ と漠然と思ったのでした。[映画館(字幕)] 5点(2010-08-02 13:12:43) 717. マンデラの名もなき看守 《ネタバレ》 年に数回巡り合う「極上の拾い物」的作品の一つ。 ネルソン・マンデラを演じる俳優さん(ドラマ「24」の大統領役)が健康的すぎて少々違和感を感じたが、それ以外は全般的に淡々と抑えた演出で、この手の事実を背景とした作品としてはかなりの良作と言える。 「インビクタス」に続き、今年2本目の南アフリカ関連映画。 今年はWカップも南アフリカで開催された事だし、個人的に何か縁を感じる。 ネルソン・マンデラ関連の本を読んでみようかと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-01 12:01:25)《改行有》 718. バウンティー・ハンター(2010) 《ネタバレ》 内容はTVドラマで十分な位、軽いもの。 個人的にはDVDでも良かったかな? と思っている。 ジェニファー・アニストン、40過ぎであのプロポーションは反則だ。 かなり有名なお方である事は知っていたが、じっくり観させて頂くのは今回が初めて。 人気が有るのも納得。ジェニファー・アニストンに2点。[映画館(字幕)] 2点(2010-08-01 11:55:41)《改行有》 719. M:i:III 《ネタバレ》 怒涛の如く展開する序盤、トラウマになりそうなK・ラッセルの忌の際の顔(目がぁぁ~)、簡潔の極みとも言える香港での機密奪還劇 等々、モノ凄く好きなのだが最後の職場シーンで一気に冷めた。あれはまさしく「蛇足」の極み。絶対に要らない。 二人で中国の雑踏に消えて行くシーンで終わっていれば・・・ 惜しい!![映画館(字幕)] 5点(2010-07-27 13:13:01) 720. コラテラル 《ネタバレ》 何故か私の周り(特に女性陣)にはT・クルーズ嫌いの人が多い。 理由は色々有る様だが、演技が大して上手くないのに演技派ぶってる所が気に入らないそうだ。 そんな人に私は本作の鑑賞をお薦めしており、結果としては殆どの場合、T・クルーズの評判を少し高める事に貢献(?)出来ている。 本作は有る意味「レベルの高い命懸けの掛け合い漫才」を観ている様で、相方のJ・フォックスが居なければ作品自体成立しないのは明白だが、それでも白髪の冷徹な殺し屋を嬉々として演じているT・クルーズは充分見応えが有った。 自論だが、私は「トロピック・サンダー」しかり、初のセルフパロディとも言える「ナイト・アンド・デイ(未見)」しかり、T・クルーズはデビュー当時のアイドル的イメージの払拭含め、貪欲に自分の可能性に挑戦し続けている稀有な俳優だと思うのだが、皆さんは如何思われるだろうか?[DVD(字幕)] 7点(2010-07-27 13:00:40)(良:2票) 《改行有》
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