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701.  グーニーズ 《ネタバレ》 ~The Goonies~グーンドックスという地元の地名と、垢抜けない(goony)とかバカ(goon)とかを合わせた造語。練マザファッカーみたいなノリだろうか? シンディ・ローパーの主題歌が印象的な本作だけど、サントラ以外、彼女が売れてた頃のベスト盤にグッドイナフは入ってない。子供向けで中身のない歌は、彼女にとって黒歴史だったみたい。 子どもが冒険する映画ってことで、当時(11歳か)は“自分より小さい子が楽しむもの”の印象が強くて正直そんなに興味が無く、私にとってグーニーズというと、コナミのゲームだった。きちんとエンディングがある名作だったわ。 映画はTVで初めて観たけど、何かの手違いで最初の部分(十数分くらい?)が、2回流れるトラブルが起きたっけ。どうでも良いことだけど印象深い。 小さな子供向けと言うにはバランスが微妙で、データの発明はリアリティに乏しい割に、言葉は汚いし、刑事の射殺体は出てくるし、骸骨は容赦なくリアル、アンディはお色気担当だし…何歳くらいの子どもを対象に作られたものか気になる。 劇中いわゆる“ピタゴラスイッチ”が多く出てくる。洞窟以降の罠はともかく、最初の家の柵を開ける仕組みを観て『面白い!』って思える歳の子は楽しめると思うし、『手で開ければいいのに…』って思うおマセさんには幼稚な内容に思えるかも。 でも今の私くらいの歳になると何でも許せてしまうので、家の屋根裏部屋に宝の地図なんて、もうワクワクしてたまらない。 みんなで自転車で出発とか、地図をもとに100歩進むのが途中からいい加減になるのとか、捕まったチャンクが過去の悪事をべらべら喋るのとか、子供らしくて可愛い。 フラッテリー一家(今回観たDVDではフラテリーだった)。迫力あるママは後のラピュタのドーラ一家に影響を与えたと思ってる。 兄が最近見た顔だと思ったら、ダイ・ハードの“違うほうのジョンソン”だった。 願い事の井戸のコインのシーン。手を付けて良いものとダメなもの。手をつける理由。こういう考え方って大事だよなって思う。 海賊船の神秘性。物言わぬ海賊の死体が、航海の最後に何が起きたのかを語る。金銀財宝の山。やっぱり最後は宝にたどり着かないと。 海賊船が出向するのもロマンがあるし、冒険の代償が立ち退き料を賄えるくらいの僅かな宝石というのも綺麗な終わり方。 今度金曜ロードショーでやるそうで、こういう懐かしい映画をどんどん放映してくれるのは嬉しい限り。 この映画を純粋に楽しめるか微妙な年齢の子には、家族みんなで観るよりも一人で観せたら、きっと食い付くと思う。 …個人的にはダビデ像ネタが地上波でどう放映されるか楽しみ。[地上波(吹替)] 5点(2021-06-06 16:58:01)《改行有》

702.  岸辺の旅 《ネタバレ》 ピアノ講師として生活していた瑞希。突然3年前に失踪した夫が死人となって現れる。 失踪中、優介が世話になった思い出の地に旅立つ瑞希。 死後も新聞配達を続ける島影。廃墟となった彼の事務所に、瑞希はどう思ったのか。…この辺で“瑞希も実は死人なのでは?”と思った人もいるのでは? 教え子の母親にダメ出しされ、孤独な死を迎えた彼女に、死んだ優介が会いに来る。旅の途中、優介が話しかける駅員も、電車の親子も死人。 死を受け入れていない瑞希は、島影の事務所が廃墟になっているのが見えて驚く。だけどそれを優介に問いただしたりしない。 …それだと、何となく辻褄が合うかな?と思ったら、次の中華料理屋は「俺と違って瑞希と同じだ」という。生きている人? 死者と生者が共に暮らす世界だとしたら、どうして優介は3年も戻らなかったのか? 瑞希の寝起きから始まる帰宅、どれだけ家を留守にしたのか、貯まった手紙に枯れた植物。なぜ、手紙も見ずに寝たのか? 朋子に「優介は生きている」と嘘を言う瑞希。「想像通りの奥さんで拍子抜け」朋子の憎たらしさ。 農村で突然、光だビッグバンだの科学の話。…面白いかもしれないけど、あんな多くの老若男女が興味を持つ話題だろうか? 滝で父親が言う「アイツがお前にしたことと言ったら…」「あの男の事は忘れろ」???? これは、やはり瑞希も死んでいるんじゃないだろうか?死者と生者の話ではなく、すべて死者なのでは? 死を受け入れていない地縛霊と、優介のように受け入れても成仏できていない霊たちの話だとしたら… そして行き先が、簡単に言えば天国と地獄があって、中華料理屋の夫婦は、瑞希と一緒で天国に行ける地縛霊。 優介や朋子、農家の息子はきっと、地獄に行く地縛霊。中華料理屋の妹や瑞希の父は、もう成仏した霊。 瑞希が死なないと優介は現れる事ができなかった。瑞希の帰宅が寝起きから始まる=霊の移動はバスとかでなくても出来る。 優介は、農家の息子が妻にしたように、瑞希を自分の行く地獄(?)に連れて行こうとした。 だけど心変わりをする。あれ程拒んでいた性行為は、別れの儀式的なものとか。 …と考えれば、このモヤモヤした話はストンと落ちないだろうか?生と死の別れの話でなく、死後の天国と地獄の別れの話。 …こんな時間にお酒飲みながら書いてるから、自信は無いけど、“岸辺の旅”の岸辺って、三途の川の川岸の事とか。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-30 02:36:48)《改行有》

703.  続名探偵ホームズ2/ドーバーの白い崖 《ネタバレ》 ~『ミセス・ハドソン人質事件』のつづき~ こちらもハドソン夫人が主役。これはちょっと評価落ちます。 名探偵ホームズはイタリア国営放送との契約で、まず6話分が作られたそうです。 『青い紅玉』『海底の財宝』『小さな依頼人』『ソベリン金貨の行方』『ミセス・ハドソン人質事件』『ドーバーの白い崖』だったと思います。順不同ですが全部TV版で放送されてます。 今回はハドソン夫人特集という意味で2作品が選ばれたと思いますが、劇場未公開の『小さな~』や『ソベリン~』の方が、原作のイメージが強く、ホームズの推理が事件解決の糸口になっていて、面白かった記憶があります。(…といっても小学生当時の感想、うろ覚えですが) 本作はアクション面が強く、動きの大きさは面白いんだけど、今ひとつホームズである必要性が感じられない。 過去3作の“犬なんだけど大人で人間臭い登場人物”感が若干薄れ、“擬人化動物の当時の流行りモノのアニメ”臭が出てる。 最後の方のマリーが拳銃を回すところとか、モリアーティたちが爆発して飛んでいくところとか、今までとちょっと異なる感じ。 ウィキを見ると、この回には近藤喜文が関わっていません。 『海底の財宝』も近藤さん抜きですが、あちらは宮崎監督の個性が存分に発揮された印象が強く、他作品では宮崎&近藤の強力タッグで面白く出来たんじゃないかなぁ?と。勝手に思ってます。[映画館(邦画)] 5点(2021-05-27 11:56:05)《改行有》

704.  七年目の浮気 《ネタバレ》 ~The Seven Year Itch~七年目のかゆみ。意味は観てると出てきます。 『ビリー・ワイルダーの映画は不倫してるヤツばっかだな…』なんて予備知識無しで観てたら、超有名な地下鉄スカートが出てきて『おぉ、コレが!!』って嬉しくなった。 当時このセクシー・シーンはどう受け止められたのか?「マリリン・モンローのアレ、観たか?…見えたか?」なんて話題になったんだろうか? 私の世代だと、シャロン・ストーンの氷の微笑のあのシーン?そういう、一場面見たさに映画館に足を運ぶ映画って、最近聞かないな。 七年も浮気をしなかった男。誘惑に負けじと頑張るリチャード。見栄っ張りだけど心配性な様子、心の葛藤、気の弱さが丁寧に描かれていたと思う。それでいて行動は素早かったり…妄想と戦う姿が後のジム・キャリーみたいだ。 美女に役名はない。マリリンの、男の理想とするセックス・シンボルを前面に出した映画だからか、ありえないけど身近で屈託がなく、開かずの扉を自ら開けて降りてくる姿は、ある意味神秘的。その気になればいつでもイケそうな誘惑。「マリリン・モンローかもな!」って台詞がちょっとビックリ。 キラキラした存在の美女だが、扇風機の返品に悩む姿が何とも身近に感じられてキュートだった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-20 11:06:53)《改行有》

705.  アルプスの若大将 《ネタバレ》 初めて見るシリーズ。 本当にスイスで撮ってるんだスゴイ。って思ったらイタリア行ってしまった。そして大半は日本が舞台。 「ぼんど、じぇーむず・ぼんど」歴代ボンド意外でこのセリフを言った映画俳優って、りき婆ちゃん入れて数人も居ないだろう。 シリーズ共通設定だろうけど、りきさん、フランス娘のリシェンヌに屈託なく接する様子とか、一番上等な牛スキを振る舞うとか、日本人らしいおもてなしと、理想とする順応っぷりがとても可愛らしい。 対象的に久太郎の外国人客への苦手意識や失礼な態度。東京オリンピック後に日本の国際社会化に向けて、ちょっとしたマナーの勉強になってる。 思いっきり道交法違反なカーチェイスが予想外に楽しいのに対し、メインのスキー大会が冗長に思える。 冬季五輪に向けて関心を高める意味合いもあったんだろうか?この年、札幌冬季五輪の誘致に成功しているそうだ。 海外旅行に石山のオープンカー、雄一の広い部屋、スキー合宿、コンパと歌と美男美女。まさに上流階級ブルジョアな暮らしっぷり。 きっとこのシリーズはどの作品も同じ様な構成だとは思うけど、なんか良いな。 映画ってこういう、庶民には手の届かないものを見せて、芸能人に憧れを抱かせる。映画の田沼雄一=加山雄三って見せ方、魅せ方。 若大将カッコイイ!青大将面白い!澄子ちゃん可愛い!マドンナ綺麗!なんか、それだけってのが逆に良いなぁ。 観てるだけで幸せだなぁ… 今の時代、芸能人を見下して笑いものにするのばかりでなく、テレビやネットのドラマでなく、こういう、ただ楽しいだけの中身のない映画、撮ってくれないかなぁ…[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-20 09:56:09)《改行有》

706.  モンスター(2003) 《ネタバレ》 ~Monster~化け物、大罪人、人非人… オープニング、鏡の前で楽しそうに笑う少女を男の手が掴む。直接的な描写はないが、辛い幼少期を過ごしたようだ。そこで身に付けた方法で金を手に入れ、あとはズブズブと…アイリーンが語る少女時代の将来の夢が物悲しい。 ある日、現実に目覚めた。雨の橋の下で、手入れされていない銃とクシャクシャの5ドルを手に、自殺を考えたアイリーン。 目がクリクリして、世間知らずのセルビー。イヤと言うほど現実と男の欲望を見てきたアイリーンに、同性のセルビーは特別な存在に映っただろう。 ジャーニーの曲が印象的に掛かる。『信じることをあきらめるな』 実在する連続殺人鬼アイリーンは、世の中から見たらモンスターだ。 仕事もしないでアイリーンの売春の稼ぎに頼るだけで、強盗殺人の金だと解ると一般論でアイリーンを責め、その金でバスで帰り、警察に情報を売り、裁判で無表情でアイリーンを指差すセルビーは、鑑賞者から観るとこの映画一番のモンスターだ。 そして女優を夢見ていた少女を、こんな生き方に貶めた男たち、レイプしようとした最初の被害者、権力を盾に欲を満たす警官もまたモンスターだろう。 『ポケットモンスターは男性器の比喩だか欧米では使えない』というのを思い出した。[地上波(吹替)] 5点(2021-04-30 01:01:39)《改行有》

707.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 ~Les Misérables~なんと哀れな人々。高校の時『あぁ無情』って習った。 この作品に全く触れる機会がなく、ミュージカルのポスターの子供(少女?)が、パンを盗んだジャン・バルジャンか?と思ってたが、この子は娘のコゼットだったんだな。 さて、この映画もミュージカルとのことで、突然歌いだしたりするんだろうなと思っていたら、まさかの全編ほぼ歌ってる状態、セリフ=歌とは驚いた。 へぇ~、こういうミュージカルもあるのか。でも、観ていて疲れるな。 鼻歌レベルでなく全編ほぼ熱唱だ。158分。当然、すべてのセリフに感情が乗っかっている。無理せず2回に分けてみることにした。 それでもストーリーは大変面白く、次の展開が気になる作りは、ミュージカルの古典でありながら王道の貫禄と普遍の面白さがある。 濃厚な歌声と重厚な世界観の中、テナルディエ夫婦が一服の清涼剤になっていた。 そしてエポニーヌ。不幸な幼少期を過ごしながらも、ジャン・バルジャンという頼れる父を手に入れたコゼットに比べ、過去も今も救いの少ないエポニーヌに感情移入してしまう。 学生運動で中心的な活動をしていたマリユス。多くの命が失われたのち、コゼットと共にブルジョア生活に戻るのはどうなのか?と思うけど、現実的な落とし所として正しい選択だと思う。もしこの二人も不幸に終わるなら、ジャン・バルジャンが救われないので、これで良かったんだろう。 レ・ミゼラブルという古典を手軽に、脚色少なく観られたのと、皆さん歌が上手い。特にラッセル・クロウの声の伸び具合が凄まじい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-24 23:21:06)《改行有》

708.  セーラー服と機関銃 《ネタバレ》 決して完成度の高い映画ではないんだけど、不思議な魅力がある。 ただそれは、この時代、この映画に少しでも触れた人でないと、魅力的に感じないものかもしれない。 薬師丸ひろ子。映画界から生まれたトップアイドル。何でか知らないがブリッジで登場する。 …当時はトップアイドルでも、今の容姿端麗なアイドルたちを見ると、なんかこう、子供っぽいと言うか、やっぱり時代を感じてしまう。 効果的だったり無駄だと思えたりするワンカットカメラ。暴走族のバイクを借りて走り出す流れとか、最後の方の屋上で豆粒みたいな二人が塔婆なんかを焼くシーンは印象的だった。 原作未読だが、映画を見る限りマユミの存在が後半、投げやりというか、適当になった感がある。 泉の父とマユミの愛人関係。佐久間とマユミ。太っちょとマユミの親子の関係。こんなに多くの絡みがあるが、効果があったようにも思えず… ただ、親子のネタバラシが出た頃には、映画自体の方向性がおかしくなっていたので、仕方ないのかもしれないけど。 あの宗教団体とか秘密基地とか、変な拷問とか、着替えてリゾートブランチとか、実は歩けましたとか、太っちょのくだりが色々ブチ壊している。 良く言えばこの映画の不思議な魅力かもしれないが、必要性はあったのかなぁ?あの辺、丸々バッサリ… 浜口物産で、超有名な『カ・イ・カ・ン』からは、高品質なバイオレンス映画として見応えがある。 というか太っちょの秘密基地を考えると、奇跡的とも言える出来栄え。 『カ・イ・カ・ン』のとき、破片が頬に当たって実際に出血したのは有名だと思うけど、そこから政が撃たれてからの展開。 頭を撃ち抜かれる萩原の生々しさ。アイドル映画なのに。 政を抱く佐久間と泉。威嚇射撃をする泉。この時の2丁拳銃の構え方、威嚇の仕方がリアルで格好いい。 素人らしくピョコピョコしながらも、腰が引けつつも後方に視線と銃口を向ける。アイドルとは思えないほどの名演技。 エンディング。時代を感じるナレーションと、意味不明な路上ゲリラ撮影。変な画だけど、テーマソングの癒し効果が相殺してくれる。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-04-24 22:09:17)《改行有》

709.  127時間 《ネタバレ》 127時間…後に助かったんだな。実話ベースだそう。 アーロンは、なんか家の古いルンバ君みたいだ。 通常なら自分たちが外出中、家の中を自由に動き回り、疲れたら充電器に戻ってくる。 時々、頼んでもいない風呂場を見に行って廊下を水浸しにしたり、玄関マットを食べて力尽きていたりする。 一人で岩場に行って自由を満喫するアーロンだが、その手には常にビデオカメラがあり、自撮りをしている。 やはり、帰ってからそれを見る(誰かに見せる)為に撮っているんだろう。結局他人と関わらなければ生きていけない。 岩に挟まったアーロンは人間社会から孤立してしまうが、彼の孤独な生き方がテーマになっている。 考え事で別れた元カノのことが多く出てくる。別れた理由も束縛感とか自由が減ったとか、自分勝手な理由だったんだろう。 毎日決まった時間に上空を飛ぶ一羽のカラスを見て、孤独を紛らわせるアーロン。 でも最後、実はそのカラスはツガイだった。 当たり前だけど、独りだけで生きていけないのは、人間だけじゃなかった。 痛いからもう見ない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-16 00:34:13)《改行有》

710.  勝手にしやがれ 《ネタバレ》 ~À bout de souffle~息が続かない、息切れ。内容と結びつきにくいタイトルだ。 車を盗んで白バイに追われ、警官を撃ってしまうミシェル。セフレから金を盗み、元カノの部屋に勝手に入ってイチャイチャ。 何とも場当たり的でいい加減な主人公だ。でもこういう男はモテる。…まぁ映画を見てない女性にミシェルのマネをしても、ウザがられるだけだろうけど。 仕事に勉強に頑張ってるインテリっぽいパトリシアと、ヤりたい感アリアリな、ちょっと幼稚なミシェル。会話も噛み合ってるんだかズレてるんだか。 パトリシアとのイチャラブが延々と続き、見ていてなんかもう勝手にしろよ…って気持ちを邦題にしたんだろうか? だけどカメラワークや音楽の入り方は印象的で美しく、ミシェルの見せ方は格好良く、パトリシアの仕草は可愛いのだ。 パトリシアがエスカレーターに乗るシーンがやけに心に残ってる。何でかはわからないけど。 そうそう、灰皿あるんだから、使えよ。 タイトルは知っていた。ヌーベルバーグも何となく知っていたが、作品自体観るのは今回初めて。どんなレビューを書けば良いのか難しい作品だった。 映画を料理に例えると、この映画は料理全体の完成度より、使われた調味料の新しさが話題になったのかもしれない。 胡椒、ターメリック、マヨネーズ、パクチー…後年どの家庭にもある調味料。 今ではもう当たり前に口にしている味なので衝撃は受けないけど、最初に世の中に登場した時は凄かったんだろうな…なんて。 そんな感じで観たけど、万が一こういうのが映画の主流になっていたら、私は映画について行かなかったかも。 イメージビデオっぽくもあって、間接照明の部屋とかで垂れ流してたらお洒落そう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-03-06 23:58:55)(良:1票) 《改行有》

711.  男たちの挽歌 《ネタバレ》 今回が初見。ほほう、タイトルが三つも… ~英雄本色~本物の英雄。 今回が初見。裏社会の住人だが家族思いのホーと、チャラいマーク。父との約束でこれが最後の仕事という所で捕まってしまうホー。一人復讐を果たすマーク。レストランでクルクル回って敵を撃つ。 ~A Better Tomorrow~より良い明日。 出所からカタギになる努力をするホーだが、弟キットは冷たくあしらう。一方足を怪我して落ちぶれたマークは、かつての部下シンの下で運転手をしている。兄のせいで父が殺され、出世も出来ない刑事キットは、手柄を立てようと躍起になっていた。昔を思い出し再起を図りたいマークと、キットの未来のために自分を犠牲にするホー。ホーとマーク、そしてキットはシンと最後の戦いの舞台へ。 ~男たちの挽歌~『挽歌』は葬式の時の悲しみを歌った送歌、エレジー。 …後付けの邦題を除いても、ちょっと欲張りすぎている気がするタイトル。 序盤のレストランのガンアクションがクライマックスと思っても良いくらい、今見ても格好いい。 最後の決戦、何故かマークは普通に走ってるけど、もうストーリーとかどうでもよくて、女性の持つ美しさで映画が作れるように、男の持つ男らしさで映画を作っても良いじゃないかって映画。 画面が切り替わるとき、コンマ数秒『一時停止』みたいになるの、何だろう? ピーター・ガブリエルが映画『バーディ』に作った曲が頻繁に流れるけど、サントラに入ってるのかな?版権とかどうなって…[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-11 21:40:57)《改行有》

712.  新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生 《ネタバレ》 社会現象になった新世紀エヴァンゲリオン。テレビ版最終回の25話と26話が意味不明で消化不良な終わり方をしたため、改めて時間を掛けて作られた劇場版。 DEATHは1〜24話の総集編というか、リミックスバージョンというか、“雰囲気”を味わえる作品になっている。 REBIRTHは短いけど新規作画で力も入っていて見応えがある。ネルフ本部と戦略自衛隊の戦い…というか一方的な虐殺。ウルトラマンの科特隊のような、言わば正義の組織扱いのネルフが、同じ人類から敵扱いされて血みどろの白兵戦を強いられるのは、やりきれない気持ちになる。 テレビ版で廃人になっていたアスカが復活し、元気に戦っている姿が見られて良かった。エヴァ弐号機の巨大さ、敵に回す怖さも良くわかった。 アスカは戦自に対し圧倒的な強さを見せるが、量産型エヴァンゲリオン9体が登場する絶体絶命なシーンで終わる。魂のルフラン♪ …あれ?終わっちゃうんだ!?︎ 完結しなかったのは引っ張りすぎだと思うが、ちゃんとしたエンディングに向けて、観たかったものが観られたので、満足感は高かったかな。 DEATHの最後に掛かる四重奏『カノン』当時うろ覚え程度に知ってる曲だったけど、こんなに綺麗な曲だったんだと再認識。[映画館(邦画)] 5点(2021-02-08 22:35:07)《改行有》

713.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 小美人が常にハモってるのが神秘的。あまりに有名なセリフ「「卵を返してください」」そもそも人間に許可を取らなくても、モスラならあんな鉄柵は壊して卵を持ち出せそうだが…あくまで平和的に話し合いで返して貰おうとする小美人とモスラ。どっち側からの提案だったんだろう。 台風の影響で卵だけでなくゴジラまで日本に来てしまった。名古屋タワーは尻尾が引っ掛かり、名古屋城はお堀でカクンとなって壊してしまった。人間は困ってるけどあまり悪気のないゴジラ。 「モスラにゴジラをやっつけて貰おう」無茶を言う。大きいけど蛾だよ。トカゲと蛾を同じ虫籠に入れたらどうなるか?誰でも解りそうだが、余命短いモスラは小美人やインファント島島民の反対を押し切り「俺は、やるぜ…」と戦いに行く。なんて人間想いな蛾なんだろう。 一方ゴジラは海に戻ってきた。何故か卵を壊そうとするゴジラ。まぁ本能で敵と判断したんだろうけど「街壊しちゃってすみませんね、ご迷惑でしょお?コレも片して置きますね」とも見えなくも無い。 モスラに勝って以降は卵に執着しないゴジラ。人間に攻撃されて仕方なく反撃するも、海に帰っていくゴジラ。故意に人を襲う訳でも無さそうだし、幼虫モスラが追い討ちを掛けなくても、勝手に帰っていったんじゃ…[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-26 22:58:39)《改行有》

714.  サムライ(1967) 《ネタバレ》 とにかく黙って立ってるだけでカッコいい。油絵のような背景と相まって何ともアランとしててドロンとなる。 武士道から一文を引用しているのに、何故タイトルは侍にしたのかな。 コステロの殺し屋としての腕前がどれ程かは、作中だけではちょっと解りかねるが、凄腕なんだろう。 ゴツい鍵束を持ち歩いて車を盗むコステロ…アレはやはり、車の修理屋から借りるんだろうかね?当時のシトロエンは今の日本ではプリウスみたいにどこにでもあった車らしい。あのオヤジは表向きはシトロエン専門の修理屋で、裏で殺しの仲介していると。で、直すついでに合鍵を作ってたのかな?それかシトロエンの鍵パターンが全部であれしか無いとか?フランス人は合理的だって言うし… 暗殺後を目撃されたコステロ。そりゃ、サイレンサーも付けない銃で撃っちゃ… その後盗んだ車を捨ててタクシー移動。でもアリバイは作ってても暗殺時の格好のままアッサリ捕まり思いっきり怪しまれるコステロ。 適当に捨てた血の付いた紙袋も警察の手に渡り、部屋に盗聴器まで付けられるコステロ。 その盗聴器を泳がしておかずスイッチ切っちゃうコステロ。 メトロで尾行されて走って逃げるコステロ…そうこの時のガムのお姉さんがやたらと格好良かった。 今のパリのメトロに居ても全然違和感無いくらい美しい。 修理屋のオヤジから『これが最後だ』と言われたコステロ…単に拳銃はもう無いという意味か、危なっかしいコステロの今後を心配してくれたのか? コステロの実力が見えてきたところで、彼は自分を殺そうとした依頼人を殺す。最後の依頼は依頼人本人の愛人であり、依頼人を守るために嘘の証言までした目撃者のヴァレリー殺し。足がつかないように殺し屋の自分だけでなく、愛人まで殺そうとする依頼人。 武士道とは死ぬことと見つけたり。凄腕の殺し屋がミスをしてから、自分の死に場所を見つけるまでの物語か。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-26 01:57:30)(良:1票) 《改行有》

715.  昼下りの情事 《ネタバレ》 ~Love in the Afternoon~情事ではなく『午後の恋』くらい可愛らしいタイトルでも良いかもしれない。 でも『午後の愛』じゃないと思う。身体の関係を持たずにエンディングまで行けばお洒落に感じただろうけど、プレイボーイなら最初のベッドでアリアンヌがどのくらい遊んでるか解っただろうに… X氏の「お゛お゛お゛お゛ぉ」って悔しいため息が可哀想だけど可笑しい。あとアリアンヌがパンチ一発で金庫開けるの可愛かった。 一番印象的だったのは4人の楽団。キャスター付きワゴンで無言のおかわり催促なんて、あーもうトモダチじゃん。 19歳の女学生が大富豪に一目惚れするんだけど、やはり年齢差が不自然で素直に入り込めない。フラナガンは何歳なのか?60近くに見えるが…何とも痛ましい。 精一杯背伸びをするアリアンヌ。自分の胸くらいの高さのチェロを持ち歩き、高級品だからって夏場に毛皮のコートを着るような娘だから、初老のフラナガンにも恋ができるのか? 劇場で再会した時、遠くの後ろ姿で気がつくアリアンヌに対し、フラナガンは目の前でも気が付かなかった。彼にとって彼女の印象はそんなくらいだったんだろう。 資料の山のフラナガンと紙切れ一枚のアリアンヌ。ホテルからチェロを持って帰るお父さんが何故か切ない。 最後笑顔で見送るお父さん。『フラナガンとアリアンヌは結婚した』の後『彼女はニューヨークで終身刑になるだろう』だって。 お父さんの調査ではフラナガンは女が本気になると逃げる。今さら彼の浮気癖は治らないだろう。X氏やパリのホテルの4万室がそうであるように、一途なアリアンヌはそのうちフラナガンを撃ち殺して終身刑になるだろう。それまではお幸せに。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-26 00:36:19)《改行有》

716.  ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 ~Notting Hill~主人公の住む街の名。高級住宅地だそうで、白金とか成城みたいな感じかな?違うかな? 世界的な映画スターがたまたま自分の店にやってきて、その後たまたま再会してジュースを掛けてしまい、家に招いたらついてきて、帰り際に突然キスされた…誰もが夢見る『宝くじに当たったらどうしよう?』と同じくらい、考えるだけ無駄な奇跡が起きてしまったウィリアムの物語。突然のキスに十分な説明やリアリティが無いのは、コレはあくまで男の願望だからだろうか?「なんか…ワカンネーけどキスされるんだよ。何でって?ワカンネーよ」男にとって夢なんだから、クドクド理由がないのがかえって良かった。 そこからは映画女優と一般男性の、普通の恋愛として見られる。 いい人なのに三枚目に描かれるウィリアム。家族や友人を大事にする性格が、ハンサムだけど嫌味がなくて好感が持てる。 一方マスコミに囲まれたアナがあまりにヒステリックでびっくりした。 ダイアナ妃の悲劇から2年後の作品。過去のヌード撮影をほじくり返されて追われる様子は、有名人のスキャンダルや暴露が過激になっていた当時の時代背景が伺える。この映画のメッセージかな。 宇宙SFのクルーや潜水艦の艦長役とか、そんな配役なのにオスカーを取るアナ。有名人の彼氏がいて、ヒステリーであんな一方的な振り方をして、本心じゃないにせよ“過去の人”発言を聞かれてて、それでも追いかけてきてくれる理想の男。アナの願望かな?色々あっても最後は自分を見てくれないと。世の中そんな都合よく行くわけがないけど、これは全ての働く女性の夢。 OPがシャルル・アズナブールの「忘れじのおもかげ」で、EDがエルヴィス・コステロの「Shi」なのは、いつか聞いた夢物語、そんなの他人事だったのが、いつのまにか自分に起きた物語になった…なんて使い分けかな?[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-16 11:47:36)《改行有》

717.  グエムル/漢江の怪物 《ネタバレ》 韓国映画は初めて観る。 のどかな公園からの怪物出現。真っ昼間に出し惜しみなく全身を曝け出して暴れる怪物。逃げるガンドゥと暴れる怪物を追うカメラワークは臨場感があって凄く良い。 人が吹っ飛び血も飛び散るが、怪物はドタドタとドンくさく、ある意味コメディタッチだから被害がどんなものか解らなかった。合同葬儀の時にかなりの人が死んでた事が理解できた。 娘の救出作戦までテンポ良く進む。ナムジュ可愛いなぁ。コメディだと思ってみてたから、弾の数え間違い→お父さんの呆れ顔に、思わず吹き出してしまったけど、次の瞬間…家族のムードメーカーのお父さんが命を落とすシーンから、この映画の空気が変わる。 口から人骨をバラバラ吐き出す怪物からは、最初に抱いたユーモラスさは感じなくなった。そして最後助からないヒョンソ。 家族もヒョンソも、あれだけ助けるため、生きる為に頑張る姿を描いてたのに、何だろう、前半凄く面白いのに。 意外な展開と言えばそうかも知れないけど…店で美味い刺身を食べてたら、お店の人にウスターソースを掛けられた気分? 冒頭の仕事中寝てるガンドゥを起こした女の子と、ヒョンソと間違って手を引いた女の子は同じ子かなぁ?どうでしょう?[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-13 02:52:01)《改行有》

718.  エアフォース・ワン 《ネタバレ》 9.11テロより前に作られた、エアフォースワンのハイジャックという前代未聞のテロ映画。 自ら武器を手に戦う若めの大統領。テーマソングも、バラエティ番組とかで大統領やホワイトハウスが出る時によく聞く。ID4とダイハードを足したような作品。娯楽アクション映画で見所も多く退屈しないんだけど、再視聴は少なめ。今回で2回目くらい。 視聴回数の少なさを自己分析すると“娯楽”映画と呼ぶには非戦闘員が死に過ぎるからだと思う。 銃撃戦の映画だから、逃げて撃たれる人が出るのは見ていられるが、本作のように無抵抗な人質の処刑は見ていて気分のいいものではない。非常なテロリストのリアリティを出すためなのかもしれないが、後味悪く感じてしまい、爽快感が削がれてしまう。 命懸けで大統領を守る警護官や職員達、自らを盾にするF-15パイロット、墜落する飛行機で大統領に脱出を促す少佐とか、合衆国と大統領に対するプロフェッショナル精神を感じるが、当の大統領は、彼らがまさに命を落としながら作った貴重な脱出ルートを無駄にし、娘を人質に取られてテロに屈するような人。これでは、彼のために死んだ職員が浮かばれない。 ラストのコールサインのくだりはカッコイイ。奇跡の救出劇に盛り上がるのも良い。普段顔を合わせる人が沢山死んだことに、今後どう向き合っていくのかも見せてほしかった。 ハリソン・フォードの男らしさ、大統領の唯一無二感は伝わったけど、主人公ジェームズ・マーシャル大統領の魅力は伝わりにくかった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-01 00:22:38)《改行有》

719.  ホワイト・ラブ 《ネタバレ》 百恵友和共演10作目…なんだって。 百恵ちゃんは当時二十歳だそうだから、今では考えられないスピードで何作も映画を作ってたのが伺える。 この映画の百恵ちゃんは、Vネックの胸元が眩しい衣装が多く、雰囲気も大人っぽい。友和も部屋着はホットパンツで露出多め。でも当時のアイドルって、結構ホットパンツ履いてたっけな。 人のスカート焦がしといて、健、もうちょっと申し訳なさを出すべきじゃないか?と思うが、こう言う時代だったのかな。 付き合いだしてからのブランコ(バー)の2人の会話はとっても良い雰囲気で、自然な感じも出てて、健と忍と言うより、友和と百恵の会話って感じで良いね。 2人が喧嘩してから、お母さんが健をお節介で家に上げてからの、あの気まずい空気感が良い。 友和VS岩城滉一も気になる一戦だけど、百恵ちゃんVSゴキブリが可愛くて良かった。 舞台はスペインへ海外ロケ。飛行機と列車は一部特撮。…必要性は解らないけど。 最後なんだアレ? 牛追い祭りのシーンはどう見ても百恵ちゃんには見えない。長髪の小柄でずんぐりムックリな男にしか… スケベ親父に襲われ、好きな人と別れ、望まない子を産んでしまい、人生を賭けたフラメンコでもトップスターに成れてない多恵子…『恵み多い子』と書いて多恵子。 想い人の彼女が突然現れ、想い人も出てきて、そして唐突な死。あんな間抜けな最後で悲しめと言われても… スペインロケだからって無理矢理入れた牛追い祭りと、話をまとめる為に用意された多恵子の死。作品としては変になってるけど、インパクトは強い。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-25 23:40:22)《改行有》

720.  ボディガード(1992) 《ネタバレ》 ひたすら、ケビンの格好良さに見惚れる為の映画。 同時にホイットニーの歌唱力全開な映画だけど、そっちのイメージは彼女の急逝から付け加えられた印象があり、やはり公開当時はケビンの『俺カッコいいぜ』映画だったように思う。 劇中、レイチェルがフランクに惚れる(正しくはお互いに惹かれ合う)が、そのプロセス描写が薄味で急展開な感じがしてしまう。 でも当時を思い出せば、飛ぶ鳥を落とす格好良さのケビン様、「何で惚れたかって?俺の他の映画見てないのかい?」とでも言わんばかりに、クドクドとした理由など不要です。 …ただレイチェル、ポートマンとも簡単にチュッチュ始めるし、有名人で一児の母にしては、緩いというか安っぽさを感じてしまう。いつも近くにいるトニーがそんな彼女に一途な理由が分からない。 みなさんご指摘の通り、依頼主と簡単に寝てしまうフランクにプロ意識は感じられない。そんでヤルことヤったら「こんなんじゃ君を守れない」とかそれらしいこと言って捨てる。…無いわこの人。 そこからホイットニーはワガママ全開になるが、あんな仕打ちを受けたら誰だってプライドボロボロになると思う。悪いのはフランク。 最後、そんなに意外でも無い犯人が正体を現すが、彼は犯行前にフランクにすぐバレる嘘をつく。もし犯行が成功した場合、彼はどうやって逃げるつもりだったんだろう? そして空港での別れ。ベタだけどグッと来るものがある。 先代依頼主を守るシーンから映画が始まり、次の依頼主を護衛する地味なシーンで終わる構成はとても良い。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-25 23:11:57)(笑:1票) 《改行有》

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