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プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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741.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 数年前、インフルエンザの薬の副作用で自殺者が出たニュースがあった。確かタミフルだったと思う。ニュースは一大センセーショナルを巻き起こし、タミフル=危険と人々の頭に印象づけた。一方、世の中には、何でも病気のせいにする風潮が蔓延している。特に一部の精神病医なんかは、気に入らない者に病名をつけたりして、それだけで世間がもつ印象が悪くなるから、病気とゆうレッテルをはったモン勝ちみたいな。そーいえば、黒いメガネだったかな。まさかゼタ=ジョーンズのキャラの外観はそっからヒント得た?んなわけないか。目に見えない症状だからこそ、精神科医は普通の医者よりも大変だと思うのだけど、精神科医を抱き込めば、こーゆうこと、できそうと思えちゃうことが怖い。副作用と精神病とゆうキーワードを結びつけた面白い映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-03 17:19:01)(良:1票)

742.  ティンカー・ベルと月の石 《ネタバレ》 ティンカーベルの二作目。一作目が意外によかったので鑑賞。映像は相変わらず、キラキラしていて綺麗で、こりゃキラキラ部門第一位です。ただティンカーベルやピーターパンに思い入れのない僕には、この映画の内容に関しては、子供のもの以外、特に感じるものはありません。それこそ、ベネッセのしまじろうのアニメと変わらないとゆーか。実は前にしまじろうの舞台を観た時、この映画と同じように魔法の言葉として「ごめんなさい」が表現されていました。だから子供が観るぶんにはもってこいの映画です。ストーリーはそういう意味では特におもしろいとは思わないですが、観ていて楽しめる一定のクオリティーは前作同様保っており、退屈ではありませんでした。それに今回は結末にもちょっと気になる点がありました。月の石がバラバラになり、今回はそれを元に戻すためにティンカーベルが冒険に出るのですが、結局は元に戻らず、その解決策がバラバラのまま輝かせること。これはバラバラになったものでも輝くことができ、さらなる成功があるとゆう別のテーマが隠されてるようにも感じました。[DVD(吹替)] 7点(2015-08-02 21:29:51)

743.  SR サイタマノラッパー 《ネタバレ》 い・・痛い、特に主役のイックは痛さ爆発である。キャラも痛けりゃ演出も演技も全てが痛い。でもこの痛さ、何かにかぶれたり情熱をもった者の中には理解できる人が必ずいるはず。冒頭からこの痛さが伝わってきて、目が離せなくなった。でもチープ感とダラダラした感じで退屈に感じる人がいるのもわかる。役所関係の大人たちを前にラップして、ドン引きの空気感、熱いライムとは全く関係ない大人たちの質問。痛いけど、ありえそうな面白さ。仕事もろくにせず、大した努力もせず、情熱だけが空回り、そして結局、何も起こせず、だがしかし、最後に残ったのは、やっぱり好きなラップだった。そのシーンですら、周りはドン引き、痛いまま、そこから、エンディングの曲に続く流れが最高だった。なんだろ、めちゃくちゃかっこつけてるんだけど、ずっとズボンのチャック全開、最後に至っては、ゴムが切れて、ズボンがずりさがる、しかし履いてたパンツがめちゃくちゃポップ、みたいな感じ。[DVD(邦画)] 7点(2015-07-30 21:41:07)

744.  コロニー5 《ネタバレ》 あまり評判よろしくないTSUTAYAだけシリーズの一品。でも期待してなかったぶん、結構手に汗握って楽しめました。もっとしょぼいもんかと思ったけど、舞台も広がる雪原、凍りついた巨大な橋、煙突みたいなのがそびえるコロニーの外観など、見ているこっちが寒くなるほど迫力あって、悪くない感じです。ストーリー展開も舞台のビジュアルからくる寒さの荒廃感と役者の緊迫感に支えられ、最後まで退屈しませんでした。「ゴースト・オブ・マーズ」などのように、めっちゃありがちでどっかで観た感じはいなめませんが、こーゆう大勢のキチガイが襲ってくる映画、基本嫌いじゃないので、ドキドキできました。A級のちゃんとした映画を期待するとダメですが、僕みたいなB級の小粒の作品で退屈しのぎしている方や、ゾンビ系のほんとにしょぼいものまで好んで食してきた方、よくある展開でも特に気にならない方にはまずまずの暇つぶしにはなると思います。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-29 19:52:28)

745.  テラー トレイン(2008) 《ネタバレ》 ホステルに似た、外国で、はめはずしたら、えらいことになっちゃった映画。舞台は題名にあるように列車内。列車そのものがとんでもない場所だったとゆう奇想天外な恐怖。しかも悪人側にもそれなりの目的があり、それがまたホステルとは違った人間の残酷な一面をえぐるような内容であり、そこもまた恐怖をさらに増幅させてくる。残酷シーンもなかなかハード。痛い表現に見ていてイーッてなる個所が所々にある。展開そのものはホステル系とさして変わらないが、よくできたホラーではある。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-28 07:27:25)(良:1票)

746.  フライト 《ネタバレ》 僕の中でのアル中映画ベストは「リービング・ラスベガス」「失われた週末」である。僕はお酒は付き合い程度しか飲まないが、なぜかアル中の映画は嫌いではない。この映画も上記2作には及ばなかったが、なかなか面白かった。冒頭の航空パニックももちろん迫力あったが、その後の展開で、これってまさかアル中系?と気づかされていく点がなかなか良かった。そーゆう映画だとは最初、あまり思わない人が多いんじゃないかな。本国ではどーかわからんけど、日本の予告ではあまり強調されてなかったし。ただ、最後の良心の呵責にいたる点が僕にはちょっと弱いかなと感じた。もちろんデンゼル・ワシントンの演技がそれをカバーして見ごたえはあったんだけど、公聴会の前日にグデングデンになっちゃうようなダメな奴が、あそこで嘘をバラすかなとちょっと思った。愛人のことで苦悩する場面もあまりなかったし。それでも退屈はしなかった。特に最後の酒を手にする場面はドキッとさせられた。一旦、手放して、ガッと取る、これぞ、まさに止めたいけど止めれない依存。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-27 18:00:22)(良:1票)

747.  バタフライ・エフェクト3/最後の選択 どーしても1に劣ってる感はする。それくらい1の衝撃度は大きかった。でも悪くはなかった。本来のバタフライエフェクトに、サスペンスホラーの要素を加えた感じで、今回、時間を戻れる主人公は連続猟奇殺人者と対峙することになる。基本、サスペンスホラーなので、感動とかはない。もちろんグロはある。結末もサスペンスホラーにふさわしい感じ。B級サスペンスホラーが好きなら、暇つぶしにはなるかな。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-26 20:05:27)(良:1票)

748.  ATOM 少し駆け足気味で軽い感じもします、特に前半、アトムが地上に降り立つまで。ただ、中盤から後半にかけては、このテンポの良さが、逆に小気味よくなり、全体的にはそれなりにまとまった作品になってる感じでした。小さい頃アトムの漫画を読み漁った身としては、舞台設定などは全然違ったり、色々アメリカナイズされていたり、原作の深いところは描けてないですが、それなりに原作のテイストが出ているような部分があって、アトムのCG映画としてすんなり受け入れられました。上戸彩さんの声もそんなに違和感なく、逆に役所さんがちょっと浮いてたかな。あと、ピクサーなどのCGになれていると、CGの、特に普通の動きの時にもっさりしてるとゆーか、安っぽくも若干感じたり、アトム自体の絵もアトムっぽいけどアトムっぽくない微妙な感じでしたが、これは途中で慣れて気にならなくなりました。でもやっぱ深くはないです。[DVD(吹替)] 7点(2015-07-24 00:27:36)

749.  イントゥ・ザ・ストーム 竜巻までのドラマ部分は、退屈で早く終わってくれいなかなーと思っていたが、竜巻、特にラストの巨大竜巻がくると、これは別な意味で早く終わってくれーと、二つの早く終わってくれ感を楽しめました。竜巻の迫力はすげーし、炎の竜巻に人が巻き込まれて燃えていくシーンはこえーし。映画館で竜巻を存分に堪能する映画ですが、家でもそこそこ堪能できました。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-19 02:35:29)

750.  宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢― 宮本武蔵がなぜ二刀流だったのか、後世に巌流島の対決を語らなかったのはなぜか?などの謎を、ゆるいCG、迫力のあるアニメ、実写、絵などを使って解説するドキュメント。トリビア的雑学知識が満載で、それを少し難解な押井守流の語り口調で、主にCGのおっさんが語っていきます。アニメ部分の歌がかなりかっこよく、全体的に、そんなに宮本武蔵の事を知らない僕が観ても、へーって興味深く最後まで退屈せずに観れました。短いですしね。ただほんとNHKとかでやってそーな感じで、映画とはあまり思えなかったかな。[DVD(邦画)] 7点(2015-07-18 02:15:17)

751.  くまのプーさん(2011) 1時間ちょっとというのは、3歳の子供が集中して観れるのにちょうどよく、そして登場ぬいぐるみ全員がボケとゆうこのシュールでナンセンスな世界観を、大人が辛抱して観るのにちょどいいです。子供とおもちゃで遊ぶのに似た感じのデタラメさと、大人でも思わずプッとなるボケの数々のブレンド具合が絶妙で、そのボケも不条理なボケからナレーションや本を意識させる文字との絡み、ミュージカル調などバリエーションに富んでいて、楽しませてくれます。懐かしさと可愛さで、なんだか微笑ましく見てしまいますが、視点を変えれば、狂気とはちみつ中毒に侵されたプーの物語、あるいはどこに向かうかわからない前衛的な映画にも見えます。幼児ってたまに、酔っぱらった頭のおかしな小さいおっさんにも見える時があるので、子供にはこれで、いいのかもしれません。こんだけはちみつ食べたいのに食べれない幼児に似たプーを観てると、こっちもお腹がすくとゆーか、プーに食べさせてあげいたい気分になり、さらにラストはそんなプーが驚きの利他的行動をとる所に、全篇混乱しているように見えて、実はちゃんと物語的な要素もしっかりしているんじゃないかとも思うのです。ちなみに、プーは狂気じみてると嫁さんに話すと、好きだったのに、もうそんな風にしか見えないと言ってました。色んな見方が出来るのも魅力の一つですかね。個人的には、ドロドロした大人になった自分を一瞬忘れさせてくれる、まさに、おバカさん!な作品でした。[DVD(吹替)] 7点(2015-07-16 23:14:56)

752.  REC/レック2 《ネタバレ》 今作は前作の完璧な続きである。前作とは違って、もう冒頭数分から、緊迫感があるシーンに突入するので、食べたらすぐにおいしい料理みたいでなかなか良いです。あとはだいだい前作と同じなんだけど、今回はスワットのヘルメットについているカメラなので、ぜってぇー撮るぜ感は、前作よりリアリティーがあり、そこもオッケー。さらには、カメラ同士で連携するので、ワイプで他の隊員の映像も見れて、世界観が広がった感じでグーッド。今回は、なんだか前作より、僕はドキドキできたので、そこは演出がこなれてきたのかな。さらに後半は、このカメラで撮るとゆう手法が、そのまま謎ときになっていて、面白い。特に、明かりつけたら、なし、消したら、あるってゆう不思議感が、オカルトチックでこれは良いアイデアです。血を手に入れるとゆう任務形式なので、どこかバイオハザードのゲームで謎解きをしているような気分にもなりました。レック3、どーしようかなー、観ようかなー。最近、ちょっと主観映像に飽きてきた部分もあるんですよねー。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-16 01:38:10)

753.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 未来からの干渉でパラレルワールドが作られる設定でのスタートレック最初のシリーズのリブートとゆうアイデアはいい。冒頭の恐ろしさと緊迫感がまじりあったツカミもオッケー。本来のスタートレックより派手なアクションが多めで、テンポもよく、どちらかとゆーとスターウォーズによせてきた演出も悪くない。ただ、全編にわたってアクションが散りばめられ過ぎていて、後半、ちょっと飽きてくるのと、テンポが良すぎて、深みがあまり感じられず、強引に都合よく話が展開しすぎて、退屈ではないんだけど、なんか微妙な気持ちがちょっと湧いてくる。特にカークのエンタープライズでの昇格ぶりは異常で、連邦の威厳みたいなもんが、ベンチャー企業みたいな感じに見えてしまった。全体的なイメージとしては、図書館を遊園地に変えたみたいな。そんな風に感じました。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-15 08:02:54)(良:1票)

754.  明日、君がいない 《ネタバレ》 学生たちの1日を追った映画だけど退屈じゃなく、しかも、ラスト、鑑賞者に登場人物たちと同じ感覚を抱かせるすごい映画だと思う。近親者が自殺した人達もこれに似た気持ちになったのだろうか。つらい時や、心が疲労している時に見れば、もっと複雑な気持ちになったかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-14 04:00:36)

755.  ロフト.(2008) ミステリー映画としては、なかなかよくできたお話でした。浮気を共有する男5人だけの共通のエッチ部屋で、一人の女性が死んでいるのが見つかる。さて犯人はだれ?ってお話。警察の取し調べ室での尋問と同時に、それぞれの回想シーンが進行し、最後に真相が判明するとゆう、ミステリーではたまにある展開だけど、その見せ方、犯人の動機、最後のオチもそれなりにうまく出来ている。二転三転するところも飽きさせない作りであった。ただ、結構、登場人物の背景が複雑に絡むのと、ちょっと男と女の甘ったるいシーンなどもあるので、そこんところが、個人的には微妙な部分。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-13 02:19:01)

756.  ゲット スマート まさか キス攻撃は女がしても男がしても有効な攻撃だったとわ![DVD(字幕)] 7点(2015-07-12 03:23:45)

757.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 エンドクレジットに二回のオマケの意味がわからず、色々調べると双子の超能力者は原作ではXメンシリーズのクイックシルバーとスカーレットウィッチであり、マグニートの娘だって。しかしXメンとアベンジャーズ系は制作会社が違うので、大人の事情により映画版では別人扱いだって。ヒーローの世界観ますますごちゃまぜだなー。なんだか日本の仮面ライダーシリーズ映画版みたい。この二人はアベンジャーズ2に登場。そして光っていた杖はもちろんロキの杖だって。まー、んなことよりも、この映画の内容、敵キャラの名前である、ウィンターソルジャーというワードや役者ロバートレッドフォードの登用、ワシントンの舞台で撮される場所には相当現実の政治的な要素をいれてきているみたいだ。さらに、ヘリキャリアーは、今、アメリカが紛争の解決に使っている軍事用ドローンにどこか似ている。この軍事用ドローンは無人で人を殺す兵器で、現在、多くの民間人も巻き添えにして問題化してるらしい。そのドローンに積まれているミサイルの名前が「ヘルファイア」。「ヘリキャリアー」と名前もどっか似てるのは気のせいか。そんな現実のアメリカが抱える闇の部分を何気に物語の中に織り交ぜ、最後にブラックウィドウに、我々は世界を危機にしたがそれでも世界を守るの我々だけであり逃げも隠れもしないと断言させている。現実のアメリカの事を言っているとしか考えられない。おー、ポリティカルゥー。んなこと気にせず観ても、それなりに面白いけどね。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-09 19:37:13)(良:1票)

758.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 原作はクリス・カイル自身の手記だそうだ。その中で本人は戦争で活躍したことを自ら肯定している。アメリカではこの映画をクリス・カイルを英雄扱いした戦争賛美の映画だと多くの人がとらえ、この映画の賛成派と反対派が大きくぶつかっているらしい。が、しかし、実際に映画を観ればわかるが、この映画では主人公を単に英雄視ししてない部分が多く描かれている。不穏なBGM、女性や子供を最初に撃ち殺す不気味さ、敵役であるブッチャーやムスタファを殺すシーンになんのカタルシスもあたえない表現、特にムスタファには妻と子供がいるシーンも描かれ、彼が主役の写し鏡であるようにも描いている。この二人の敵役は映画だけの脚色である。そして帰国するたびの彼のふるまいにおいては、うわー、壊れてるなーとしか思えない数々の言動。ちょっとした音に反応するのは当たり前で、泣いている赤ちゃんを見て、ほっとかれていると思い看護師に叫びだしたり、犬が子供とじゃれているのを見て、子供が襲われてると思いこんで、犬に殴りかかろうとしたり、怖いよまじで。監督のイーストウッドはイラク戦争反対の立場の人間であることからも、少なくとも英雄扱いの戦争賛美でないのは明らかである。だから手記に大きく脚色をいれている。じゃー、なんでアメリカでそんな感じになっちゃってるのか、僕はイーストウッドが映画人として、退屈な映画にしないようにちょっとサービスしすぎたんじゃないかなと思う。だから見ごたえはあるのだが、正直、僕は観終わってから、特になんの感動もえられず、虚しさだけが残った。ただ色んな物議をかもす作品であるのはなんとなくわかる。ちなみに海外へ派兵した自衛隊の中にもPTSDの発症者はいる。そしてイラク戦争は、最悪のイスラム国を生む結果を残した。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-09 04:08:08)(良:1票)

759.  母なる証明 最近、韓国映画を観るにつけ、韓国映画にはジャンルのカテゴライズを決められない映画が多いなーと思います。これはある意味、ハリウッドの作品にならされた僕なんかは、観ていて、どーいった感情で観ればいいか決めかねて、居心地を悪くさせる傾向にさせます。特にその傾向が強いのが、ポン・ジュノ監督の作品でありまして、「殺人の追憶」も「グエムル」も観ていて、戸惑うばかり、でも作品自体のレベルが高いのか、結局は面白いと納得してしまうとこがすごい監督さんだなーと。そんな監督の作品ですから、ある程度覚悟はしていたんですが、今回のは特に、なんじゃこりゃああ!でした。そのジャンル越えはもうすでに冒頭から始まっていて、草が生えた広々としたところで踊る年配の女性、笑っていいのか、すがすがしい気持ちになっていいのか、しかし、かすかに蠅の飛ぶ音がしており、禍々しさも感じるのです。それは特に印象に残ったシーンである、ウォンビンの携帯パカパカシーンも同じで、生々しいリアルな仕草で、めちゃくちゃ怖くも感じ、知恵おくれとゆう背景で切ない気持ちにもなり、笑ってしまいそうにもなるのです。どんなモードで観ていいかわからなくなり、思考停止で冷めた目で引いて見てしまった部分がかなりありました。でも、かなりドキドキするシーンもあります。母がある部屋からこっそり抜け出るシーン。とにかく、全体的にすごい作品であることはなんとなくわかります。観てる間は、前のめりでした。でも、観終わってから、どんな気持ちになればいいのか理解できないのです。あ、そうか、ただ狂ったように踊ればいいんだ。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-08 03:46:44)

760.  共謀者 もともと韓国映画はあまり観ない方だったんだけど、レベルの高い作品を何個か見て、その完成度の高さにはまってしまい、この映画も特に有名じゃないけど観てしまった。韓国映画は描きたいもののためなら、倫理観など軽くふきとばし、とことんまで残酷さと題材を追求する凄みがある。この映画も、見る人によっては、その最低最悪ぶりに、反吐が出てしまうほどの内容であった。まず問題なのは、主人公にまったく感情移入できないところ。なぜなら、主人公は臓器売買組織で働く男であり、その仕事は、臓器売買のために特定の人間を拉致し解体まで実行する怪物たちのひとりであるから。一応、足を洗おうとしていたり、過去に悲劇があったり、ちょっといいこともしようとしたりしてるが、今までやってきたことが最低最悪であり、いろんな問題点も個人的なことばかりなので、クズであることに変わりはない。だからほとんどの人は感情移入できずに、この映画と距離を置くことにはなると思う。前半のダラダラした展開も僕にはちょっと退屈だった。しかし、後半、この映画は観客に牙をむけてくる。まず、その犯罪の実態をドキドキ感を煽って、犯罪者目線で描くので、観てる者は自分もその犯罪に手をかしてるよーな本当に嫌な気持ちになる。その後に、たたみかけるように、恐ろしい真実が次々と明らかになる。そして、ただ、ただ突きつけられる嫌な現実に、どんどん嫌な気持ちになるしかなかい。フィクションとはいえ、実話をベースに作られている。臓器売買の闇がいかに巨大で深く恐ろしいものであるかを、観てる者は知ることになるのだが、そのために、こんな嫌な気持ちにさせられるとわ。だからオススメはしない。ちなみに韓国映画お得意のエンディングクレジットの途中でのオマケの物語がある。これで、もっと嫌な気持ちになる。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-07 17:22:39)(良:1票)

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