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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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761.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》  思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。  いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。  日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。  ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。  ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。[DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29)《改行有》

762.  宇宙人ポール 《ネタバレ》  宇宙人ポールを故郷に帰してあげるってだけの映画。ストーリーは単純明快。だからこそ、ちょっとゆるくてちょっと良い人たちの、コメディテイストな逃亡劇を楽しむことができるのです。単調になりそうなシナリオを、個性あふれるメンバーたちのおもしろおかしいやりとりで乗り切っちゃう力技。悪くないですね。  ポールは何十年も地球にいるために、すっかり地球かぶれしていて神秘的な雰囲気は皆無。登場シーンからして宇宙人らしさはゼロ。ただその容姿と特殊能力だけが、彼を宇宙人たらしめています。こんな宇宙人を出しちゃう発想の転換が最高ですね。エンターテイメントはこうでなくては。  ゾイルが実はポールの友人であり協力者だったというちょっとしたサプライズ。  宇宙人が宇宙人の人形のモノマネをしてやりすごすといった、ちょいちょい笑える演出。  工夫はいっぱい。ですがそれらをふまえても、ストーリーがのめりこむほど面白いとは言い難い。コメディも小ネタを散りばめただけでパンチは弱い。決してつまらなくはないのですが、暇つぶしの域は出ていない作品だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-08-17 03:33:34)(良:1票) 《改行有》

763.  ただ君だけ 《ネタバレ》  ベタな恋愛ドラマで、前半は退屈極まりない。チョルミンの過去、ジョンファの過去、無関係と思われた二つの過去が交錯するとき、ちょっとだけドラマが面白くなります。決して真新しさはありません。ですが、そこに定番ならではの趣が確かにあります。  ジョンファの吹替えがいまいちだったのと、感情移入できるほどのストーリーではなかったため、評価は厳しめ。ただソ・ジソブはかっこいいし、ハン・ヒョジュは正統派美人女優で魅力的。ラストもなんだかんだいってハッピーエンドでめでたしめでたし。のめりこめるタイプの作品ではありませんが、定期的に世に出回って欲しいタイプの恋愛ドラマです。[DVD(吹替)] 5点(2019-08-15 23:35:17)《改行有》

764.  30デイズ・ナイト 《ネタバレ》  2時間近い長尺ながら、開始20分足らずで最初の犠牲者を出す潔さ。田舎町ひとつを壊滅させるスケール。犠牲者多め。適度なペースで物語がどんどん進むのが良い。  いわゆる『ゾンビ系映画』では『すでに荒廃した街』や『ゾンビが巣食う街』ってのはよく描かれます。ですがそうなるに至った経緯を描いた作品っていうのは、意外と多くないんです。この映画はゾンビ系ではありませんが、吸血鬼の一団によって田舎町ひとつが壊滅するまでを描いた貴重な作品です。次々と町の人たちが襲われていく様子は圧巻です。  嫌悪感を抱かない程度のグロ描写。心臓が止まらない程度の緊張感。私の好きな『かくれんぼホラー』のテイストも含まれているおまけつき。ホラーアクションとして、バランスが良い作品と言えそうです。  難点を挙げると、主人公達の行動選択に説得力が欠けていたこと。まあ元々が吸血鬼サイドに有利すぎる条件で八方塞がりなので、仕方ない面もありますが。だとしても『警察署まで行って○○をすれば助かる』『町外れの工場へ行って○○すれば逃げられる』など、明確な理由、説明、説得力が欲しいです。『成功すれば必ず助かる』という希望は、ホラー映画では絶対に必要。希望が無い状況では、恐怖ではなく『絶望』や『諦観』が幅を利かせてしまうのです。[DVD(字幕)] 7点(2019-08-15 18:44:52)(良:1票) 《改行有》

765.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》  2分先が見える特殊能力を上手く利用したクライムサスペンス。ライトな仕上がりながら、緊張感もちゃんとあって安定感のある作品。  ニコラスケイジ演じるクリス・ジョンソンは能力を使いこなして、なかなかの無敵ぶり。『カジノ脱出』『ナンパ』『弾丸よけ』などその才能を遺憾なく発揮。ヒーローや主人公がガンガン活躍するのが好きな自分にとっては、この無双モードは結構楽しい。  ストーリーやディテールは荒削り。犯人グループが核爆弾やクリスを狙う明確な理由が明かされない。営利目的なのか、それとも大義名分を掲げたテロリストなのか。それすらも明かされません。  リズが何者なのかも結局わからずじまい。『俺は2分先の未来しか見えないのに、なぜ彼女のことが見えるのか、その理由が知りたい。』と、序盤でクリス自身が高らかに宣言。にも関わらず、それに対するアンサーはないんですね。面白いし、ロマンティックな設定だったので楽しみにしていたのですが。ただ単純に『運命の女性だから』ってだけだとしたら、なんともつまらない。例えば、『リズも能力者』とかゆう因果関係があれば、説得力も生まれたし、ナンパシーンでの『もう止めて』の謎も解けたと思います。  最後の夢オチのような締めくくりは、必要のないサプライズでしょう。そんなものなくても十分面白かったのに。ちょっとやりすぎです。リズを救い、核弾頭を回収して終わり。あとはFBIの特別捜査官にスカウトされるくらいのベタなおまけつきくらいでちょうど良いと思います。『オーソドックス=駄作』という風潮は個人的に歓迎できないです。[DVD(字幕)] 7点(2019-08-14 19:13:17)(良:1票) 《改行有》

766.  デス・リベンジ(2007) 《ネタバレ》  ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタの二大俳優を起用しながら、この地味な出来。なぜいまいち盛り上がりに欠けるのか。  その原因のひとつは、バラエティに乏しい敵キャラ。『バカ丸出しの甥っ子』『悪の魔法使い』『ゴブリンもどきのクリーチャー』これだけではちょっと寂しいです。それに対し、味方はいっぱい。『各将軍たち』『弓兵』『忍者』『森の人』『魔法使い』と、充実したラインナップ。しかしそれだけでは物足りないのです。やはりファンタジーには魅力的なモンスターが必要なのでしょう。  敵の種類が少ないと、バトルシーンがいつも代わり映えのないものとなってしまいます。この作品でいうと、中盤の森の決戦と、ラストの全面対決、このバトルシーンがほとんど同じになる始末。そりゃそーです。敵キャラが少ないんですから。一番の見せ場であるはずのラストの総力戦は、暗くて何やっているのか見えづらい。むしろ森の決戦より楽しくない。それじゃあ盛り上がらないです。  もうひとつの原因は、ファーマーの2人の戦友が早々に戦線離脱したこと。しかも最後までファーマーと合流できない。弓使いのおっさんなんか、絶妙な良いキャラだったのに、しょーもない死に方させちゃって何を考えているのか。ベタでも良いから、最終決戦ではもう一度3人そろえるべきでした。[DVD(字幕)] 5点(2019-08-14 10:58:38)《改行有》

767.  トランスフォーマー/最後の騎士王 《ネタバレ》  これだけ映像とキャラクターがいかしているんだから、もっとすっきり爽快な勧善懲悪ストーリーにしちゃえば良いのに。  『クインテッサとメガトロン、その他大勢が悪い奴。地球のエネルギーが吸い取られちゃう。よーし、オートボット、ダイナボット、騎士、軍隊、力を合わせて闘うんだ』ぐらい単純明快なストーリーのほうが楽しめると思うのです。  オプティマスプライムの洗脳、裏切りなんていらないよ。『1』から見ているから、悲しくなるだけです。オプティマス・プライムはいつも人類の味方でいなくちゃ。  そして人類もいまだにオートボット狩りってありえないでしょ。これだけ何回も地球を救ってもらっといて何を考えているのさ。  人類に何度も迫害されて、仲間を殺されて、それでも人類に寄り添うオートボット達のほうがもはやどうかしているような気さえしてきます。  こうなってくると、『1』は本当に良かった。ワクワクしたし、ドキドキした。若い主人公とオートボットたちの友情も良かった。『2』も全然許せる範囲。『3』はいまいち。『4』『5』は論外。  なんか続編があるかのようなラストでしたが・・・さすがにもう見ないかもしれないです。  [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-08-12 02:47:41)《改行有》

768.  小悪魔はなぜモテる?! 《ネタバレ》  ラブコメながら、これといった恋愛イベントがないのはつらい。いや、あるにはあるのだが、何ともパンチの弱い。トッドがもっと序盤からオリーヴを心配する片思い的存在としてクローズアップされていたら、鑑賞後の感想はまた違ったものになるかもしれません。  コメディも、どうも自分とは相性が合わなかったみたいで笑えません。やたらと性にオープンで寛容な両親。ゲイの友人をストレートに見せる企画。キリスト教にはまるクラスメート。どれも笑うポイントなんでしょうが、好みじゃない。  また、出てくる奴が親友にしろカウンセラーにしろ、ろくなやつがいない。魅力的な人物が乏しい。コレ系のラブコメにおいて魅力的な脇役が乏しいってのは、致命的な気がします。  主人公は良かったです。わりとはっきりものを言うくせに、困っている人は放っておけないオリーヴ。そのオリーヴを演じたエマ・ストーンが魅力的。  ただ、最後は結局自らネタバレしちゃうんですね。できれば、自分たちのために苦境に立たされたオリーヴを、周りの人間が助けてくれるようなラストが見たかったです。ちょっと薄情じゃないですかね。[DVD(字幕)] 4点(2019-08-04 18:30:39)(良:1票) 《改行有》

769.  スーパー! 《ネタバレ》  オープニングのアニメでなんとなく嫌な予感。そしてその予感的中。思っていたより過激。そして妙にグロい。  何の予備知識も無しに見てしまったので、てっきりスーパーヒーローものかと。全然違う。良いことの無い人生。冴えない自分。唯一の心の支えが妻。その妻が去ったことで、幻覚を見て、幻聴が聞こえてしまう悲しい男。こうして何もかもを失った男は、幻聴を最後の希望にしてスーパーヒーローを目指してしまうというなんとも切ないストーリー。  せめて奥さんがさらわれたとかなら、まだ救いがあるのですが。ただ捨てられただけですもんね。しかもその奥さんはヤク中。いったい誰に共感して、誰を応援すれば良いのか。  で、そこで颯爽と現れるのがエレン・ペイジ演じるリビー。いや、ボルティ。この娘がかわいい。しかも主人公と普通に接してくれる。なるほど、こいつが本当のヒロインか。しかも主人公の相棒にしてくれと迫ってくる何ともおいしいシチュエーション。リビーとこのまま結ばれちゃって、めでたしめでたし。っていうオーソドックスなのを期待していたのですが。いやいや、私の予想の遥か上をいっていましたね。  フランクはすっきりした顔をしていましたが、私にとってはバッドエンディング以外のなにものでもありません。そしてついでに言うならば、この作品はコメディではない。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-30 05:16:24)《改行有》

770.  黒い家(2007) 《ネタバレ》  原作も日本版も知りません。この作品だけの感想です。  オカルト・ホラー系かと思いきや、まさかのサイコパス系。  『自殺は保険金おりますか。』の電話から始まる恐怖体験。不気味な家。不穏な男。首を吊る少年。つかみは完璧で、なにを考えているかわからない、得体の知れない人間の恐怖を堪能できます。  更には前半のほとんどがミスリード。主犯格は別にいるというストーリーが面白い。犠牲者と思われていた人物がまさかのサイコキラー。このオチをわかったうえで、『親身になって助言をしていた前半』をもう一度見返してみたくなります。  主演の女優、素晴らしいです。幸薄そうな女性から、サイコパスへの変貌。そのギャップを違和感無く演じきっています。  主人公も良いですね。どこにでもいそうな保険のセールスマン。そのありふれた会社員、ありふれた日常に、見ている側はすっかり感情移入。こーゆー映画は『感情移入』や『リアルな設定』により、怖さが2割増しになります。夏の暑い時期に、肌寒い思いをしたい方にはオススメの一本です。[DVD(吹替)] 8点(2019-07-29 01:02:21)《改行有》

771.  あの頃、君を追いかけた(2011) 《ネタバレ》  悪くはないです。ピークは前半~中盤の学園ラブコメ。  主人公の男子生徒、ブレない、媚びない、そのキャラクターは好き。周りの友人がクラスのマドンナに夢中になっているなか、『俺はどーでもいい。ってゆーかあの真面目キャラうぜえ。』っていうスタンスが好き。でもマドンナが仲良くなっていくのは、この自分に興味がない男子生徒なんですよね。これって80年代~90年代に、よく少年マンガで見たようなシチュエーション。なんか懐かしい。  『ラブコメはベタに限る。』と思っている自分。『てめー勉強しろよ。』『まじめにやれよ。』とつっかかってくるヒロインに対し、『うぜーな』『勉強めんどくせー』って言いながら、渋々言うことを聞いちゃうのが微笑ましい。そんで次第に勉強そのものにのめりこんでいって。ヒロインと競い合おうとしたりして。ヒロインはヒロインで、一緒に勉強できるのがなんか楽しくて嬉しくて。この二人が仲良くなっていく様子を短いカットの連続で駆け抜けるように映していくのが、まさに青春の1ページを切り取っているかのようです。個人的にはここがこの映画のクライマックス。言ってしまえば、後は全部蛇足に近いです。  実際、高校卒業してから途端につまらなくなるんですよね。やっぱ仲間たちの羨望のまなざし受けながら学園生活を送るってのが、学園ラブコメの醍醐味ですからね。  卒業してからはみんなばらばら。ヒロインとは破局。その理由がわけのわからん格闘技大会って、何それ。相思相愛にも関わらず、二人が結局くっつかなかったことに対する違和感。そんであの切なすぎるラスト。いやいや、本当にそれでいーのか2人とも。納得のいかない結末です。[DVD(字幕)] 5点(2019-07-25 14:21:26)《改行有》

772.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》  シリーズもので登場人物に愛着わいちゃっているので、ここまでメンバー総入れ替えだと寂しくなっちゃいます。  前作ではアイアンハイドがやられ、今作ではラチェットが。初期メンバーで残っているのはオプティマスとバンブルビーくらい。ミカエラがいなくなっただけでも寂しかったのに、ついに前作までの主人公サム・ウィトウィッキーも軍人さんもみんないなくなってしまった。こうなってくると『1』~『3』までの戦い、ドラマはなんだったのかと思っちゃう。  今作の良いところは、新顔ながらオートボットの面々がキャラ立ちしていてしっかり活躍してくれたこと。バトルシーンも今までに比べると随分見やすくなりました。  ストーリーは相変わらず(笑)創造主って?オプティマスを捕らえるその目的は?  今まではメガトロンをはじめとしたディセプティコンが『人類滅亡』『地球乗っ取り』というわかりやすいテーマ。でもロックダウンにしては地球にそもそも興味がない。今作ではどちらかというと『人間』VS『オートボット』の図式になってしまっているのが嫌な感じです。なんだかんだ言って、『ディセプティコンの脅威から人間、地球をオートボットたちが守ってくれる』という戦いが好きだったのかもしれません。そりゃオプティマスも人間に愛想尽かしますよ。今までもさんざん裏切られ、それでも守ってきた人間達に今度は家族を殺されているようなもんです。それを見て『エンターテイメントだー。楽しいー。』とはならないですよ。  ついでに言うと、人間同士の争い、悪くないですが比重がちょっと大きい。結果として『冗長』『テンポの悪さ』というデメリットを生んでいます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-22 14:20:47)《改行有》

773.  ラッシュアワー3 《ネタバレ》  こーゆーB級バディムービー本来好きなんですけどね。  さすがにジャッキーも歳をとっちゃって、カンフーアクションは必要最低限なぶんだけやってますという感じ。ここで物足りなさを感じる人は少なからずいるはず。やっぱジャッキー主演となれば期待しちゃいますもんね。  で、ラッシュアワーシリーズといえば『テンポのよいコメディ』も期待するところ。実際コメディチックなアクションはそれなりに面白いです。ただ、全体的にいうと、今作の『笑い』はすべり気味。クリス・タッカーは相変わらず早口でよーしゃべってくれるんですが、失笑につぐ失笑。これはクリス・タッカーが悪いというより脚本の問題かもしれません。笑いのセンスがないんでしょう。  で、アクションに求める爽快感。勧善懲悪によるカタルシス。これも薄い。もちろんライトコメディの分類ですから本格的なものは最初から期待していませんが、それにしても薄い。  あと本筋と関係ないところに力いれすぎ。確かにこーゆージャンルは『道草』を楽しむものかもしれませんが、その『道草内容』がつまらないんですからどうしようもない。例えば、スーヤンに言われてスーヤンのロッカーを見にいったのに、そこで武館の人たちとバトルになる意味がわからない。こーゆー無理矢理なコメディ展開は嫌い。パリの空港での『プチ拷問』だって本編と関係なさ過ぎるうえにコメディとしても面白くない。  こーゆージャンルの作品は、アクションとドラマとコメディが、かみ合うからこそ面白いのだということを、逆説的に証明しちゃってますね。[DVD(吹替)] 3点(2019-07-20 15:20:41)(良:1票) 《改行有》

774.  アフタースクール 《ネタバレ》  堺雅人、大泉洋、佐々木蔵之介、常盤貴子、ムロツヨシ。好きな俳優さん多数出演。これだけの豪華メンバーを集めたら、そりゃ面白くならないわけがありません。で、実際テンポもよく、演技もよく、ミステリー仕立てで面白い。ただ、いつもの内田けんじ作品ほどには物語りにひきこまれませんでした。  前半は置いていかれないようストーリーを追うのに必死。後半は少しずつ真相が見え始めるんですが、小さな驚きはあるものの大きな驚きというものはあまり無かったような気がします。いつもならネタバレシーンで『ああ、そうゆうことだったのかー。してやられたー。』っていう、良い意味での『まいった感』を感じるんですけど。今回はその感じが弱いかな。もったいつけといて、『ただの潜入捜査でした。』ってのが物足りないのかもしれません。  確かにオープニングで、夫婦とも家族とも一言も言ってないですからね。そう言えば他人同士で成立する会話しかしていなかったですね。こーゆーミスリードもあるのかと感心。  最後の木村と妹警官の『寄り添い動画』のネタバレはちょっと面白かったです。それにこの作品のキャスティングと演技は凄く良い。とゆーか凄く好き。堺雅人も大泉洋も佐々木蔵之介も、まさにはまり役でした。そして掘り出しものだったのが田畑智子。こんなにかわいかったっけ?っていうくらいかわいく撮れています。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-07-19 11:26:04)(良:1票) 《改行有》

775.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》  こんな映画があったとは知りませんでした。  いわゆる『復讐もの』ですが、そのクオリティは大変高い。  『理不尽に家族を奪われた善良な父親が復讐の鬼となる。』ストーリーだけなぞると普通なのですが、実際この映画を見るとそんなこと言えない。オープニングの幸せな家族。未来を感じさせるシークエンス。これが復讐のカタルシスをより大きくする。復讐のカタルシスってのは『怒りの解放』であり、誰もが心の奥底でくすぶらせているもの。それを映画という媒体を使って追体験。悲しいお話なのに、なぜか気分が高揚している自分もいるわけです。復讐とはかくも甘美なものですね。  キャスティングも良かったですね。善良でインテリな父親。復讐の鬼。これを演じるのに、確かにケヴィン・ベーコンほど相応しい人物はいない気がします。前半『息子の復讐、殺人という罪の意識との葛藤』後半『残された家族の幸せと、ギャング達への報復の天秤』ここでの葛藤が、すべて復讐のカタルシスへと昇華されていく、圧巻のストーリーテリング。王道だからこその力強さを感じる作品です。  インテリっぽく、入念に銃のマニュアルをチェックし、何度も装填の練習をする。こういったシーンを1つ1つ丁寧に。でも物語のテンポを損なわない程度に挿入する、そのバランス感覚が素晴らしい。  ラスト自宅に戻り、瀕死の状態で家族のDVDを観るクライマックス。ここで女刑事がかけつけて声をかけるシーン。『誰も知らない』わけではなく、父親の復讐を見届ける第三者を作ってあげたのがこの映画の優しさか。あまりにも悲しいストーリーなので満点はつけづらいのですが、復讐映画としてこれは完成形だと言えそうです。[DVD(字幕)] 9点(2019-07-17 04:19:03)(良:2票) 《改行有》

776.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》  思っていたより大分淡々とした映画でした。  復讐ものにしては盛り上がりやカタルシスに欠ける気がします。西部劇として見ると、アクションが物足りない。かと言ってドラマに深みがあるわけでもないんですよね。  見ていて退屈ということはないんです。ただ『最低なクソヤローをぶったおせ』とか、『女の子がんばれー』とか、そんな感情が何一つわきあがってこないのです。かといって爽快なシーンがあるわけでもありません。  『最後の対決やけにあっさり。』『急に穴に落ちて毒蛇にかまれる。』『なぜか馬を射殺』などなど、突発的な演出についていけないこともあります。ついでに言うと、前半にコグバーンとラビーフが言い争いをしていましたが、その争点もよくわかっていませんでした。  ラストで少女が大人になった姿を映像として見せちゃってますが、蛇足じゃないですかね。そこは少女のナレーションだけで良かった気がしますね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-16 02:34:45)《改行有》

777.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》  SNSは基本やらない。株や投資もしていない。そんな自分にとって専門外すぎる映画。  ただこんな素人の自分でも、少しは勉強になるかも。後学のために。それぐらいの気持ちで見ました。結果、ようわかりませんでした。素人お断りの作品であることは間違いないようですね。ストーリーについていけない部分、理解仕切れていない部分が少なからずあります。  『エドゥアルドが口座を凍結。それに怒ったマークたちが株の追加発行をやってエドゥアルドの株の保有率を下げる。持ち株を希薄化されたエドゥアルドは共同創始者なのに役員を外される。』ということで合っていますか?  実話ですから仕方ないのですが、誰にもなびかないマークが何故ショーンにだけ惹かれるのか。エドゥアルドはマークが嫌われ者だったときからの友人でずっとマークを支え続けてきた良き理解者であったのに、なぜこんな仕打ちを受けたのか。納得のいく説明がないまま、事実だけを淡々と見せられて、まるで古い新聞記事を読んでいるようでした。  ただ今までフェイスブックに興味がなかった私が興味を持ち始めてしまったので、そういう人が増えるだけでもこの映画は成功なのかもしれません。むしろこの映画自体がフェイスブックの宣伝媒体になるとマーク・ザッカーバーグが捉えていたとしたら、文句のつけようのない合理主義者です。  とは言え、この作品には私がふだん映画に求めるものが、何ひとつありはしないんですけどね。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-07-15 13:06:53)《改行有》

778.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》  1~3を見直してからの鑑賞です。完全に続編として見にいったわけでして、ちょっと裏切られた気分になりますね。  冒頭10分は素晴らしい。ボーについていきたい。でもアンディが自分を探しているとわかると思いとどまる。このシークエンスだけでもう涙腺が。アニメーションについては言わずもがな。CGアニメとしては文句のつけようが無い素晴らしい出来です。もしこれがシリーズ1作目であるならば、私は迷わず満点をつけることでしょう。ですがこれは『トイ・ストーリー』であり、その『4作目』なんです。  まず気になったのは今までのルールからの逸脱ぶり。このシリーズの凄く良いのは、『人前ではおもちゃ』のルール。そしてそれを良いおもちゃも悪いおもちゃも皆守ってきたこと。それが今作はどうでしょう。まず、フォーキー。あまりに好き勝手に動き回りすぎ。見つからなかったのは偶然にすぎない。他のおもちゃも、今までに比べてあまりに軽率な行動が目立ちます。いつばれたっておかしくない。車のパンクやアクセルなんて問題外です。明らかに今作はやりすぎなんです。  不満点の2つ目は、いつものメンバーの出番がほぼないこと。これはシリーズのファンとしては悲しいし物足りない。『1』でもウッディとバズ以外はほとんど活躍していませんが、これは『4』。新しいキャラを入れてもいいけど、今までのメンバーをもっと大事にしてほしかったです。  で、ラスト。これは私以上に妻が激怒。到底受け入れられないそうです。『3』でみんなに『俺たちはアンディのおもちゃなんだから、アンディのもとに帰るんだ。アンデイが押入れの中になおしておきたいのなら、押入れの中でみんなで暮らすんだ。』と力説していたウッディ。それが今作では、自分がボニーにあまり必要とされていないとわかると、好きな人といっしょにいることを選択。『いつも持ち主のために』を全うしてきたウッディ。それがウッディの『おもちゃとしての誇り』であり、彼のアイディンティティーであったはず。最後の最後で裏切られるとは悲しいです。そりゃないぜウッディ。[映画館(吹替)] 5点(2019-07-15 03:14:40)(良:2票) 《改行有》

779.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》  3作目ともなると主要なキャラクター達は覚えてしまったので、その分見やすくなるというメリット。その一方で、驚きや新鮮さは薄れてしまうというデメリット。まあそれは仕方がないですね。  そうなってくると、『ストーリーの面白さ』『オートボット達の活躍』の2点に目がいきます。  まずはストーリー。『オートボット前リーダー、センチネル・プライムの裏切り』『サイバトロンの地球転送』『人間側の裏切り者』『シカゴ市街戦』などなど。今までよりややサスペンス色の強い感じでしょうか。また、中盤くらいまでは悪い展開ばかりなので、あまり爽快さはありません。やはり『シカゴ市街戦』あたりからが一番盛り上がります。  個人的にこのシリーズで好きなのが、人間も結構活躍するところ。サムがタイマンでスタースクリームをやっつけちゃうのはやりすぎだけど、こういうのが楽しい。本当はラチェットやアイアンハイドをはじめとした他のオートボットにも活躍して欲しいところですが、相変わらずオプティマスとバンブルビーがぶいぶい言わせていますね。  アイアンハイドはまさかの戦死。敵はセンチネルはもちろんのこと、メガトロンやスタースクリームまでいなくなっちゃって、次回作は誰と戦うのだろうと今から楽しみです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-13 14:38:13)《改行有》

780.  バッテリー 《ネタバレ》  さらりと見られる青春ストーリー。スポーツ。友情。恩師。ライバル。淡い恋愛。家族愛。青春映画に必要な要素はあますところなくほぼ網羅。そしてセオリー通りの展開。だからこその良さがあり、だからこその物足りなさも感じる作品です。  原田巧役、弟の青波役の子役はあまり演技がうまいとは思えなかったです。でも二人のビジュアルは最高だし、巧のクールなキャラは好き。巧の『孤独な野球』の背景にぴったり。で、周囲の友人達、これが良かった。豪ちゃん、寺の息子、すし屋の息子。脇役ながら結構な出番数で、個性もばっちし。それでいて自然体な演技なので感心します。更には岸谷五朗や萩原聖人などのベテラン俳優陣を父親、監督役に据えたことで、映画のクオリティが一段上がっているように感じます。  キャスティングは◎。ストーリーは△といったところでしょうか。  ストーリーに関しては、原作が小説や漫画の場合の製作の難しさを露呈する結果になったように思えます。  『どこを取捨選択するのか』は、原作者が映画製作に加わるとより難しくなるのかもしれません。個人的にはチームやバッテリーの練習シーン、ライバル校以外の他チームとの遠征試合などを盛り込んでほしかった気がします。少年漫画の影響で、『無名の天才ピッチャーの投球で会場がどよめく』というお決まりのシーンがどうしても見たくなっちゃうのです。本作には残念ながらありませんでしたね。  同級生の繭なんかは後半全然出てきません。巧ともからまなくなります。だったら淡い恋愛要素なんてまとめて削除してその分を野球にまわせば良いと思うのですが、そばに原作者がいるとなかなかそうもいかないのかもしれません。  こーゆー映画によくあるスローモーションがほとんどなかったのは大変良い。子役達の野球シーンも、素人目に見ても全く違和感なく感心です。[DVD(邦画)] 7点(2019-07-11 15:05:05)(良:1票) 《改行有》

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