みんなのシネマレビュー |
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61. ジェリーフィッシュ(2007) ヘコんだ時に観たら・・・もっと暗くなっちゃうかも(笑)プライベートも職場でも、不幸続きの主人公が出会った、浮き輪をはなさない小さな女の子。何も話さないのに、ニコニコ笑ったり奇声をあげたり、なにかを訴えつづける彼女が忘れられない。とても寂しい海の中、ぷかぷか漂う彼女が可愛かった。[映画館(字幕)] 6点(2009-06-17 11:11:05) 62. スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 彼がスラムに生まれたのもその不遇な人生を縁どるような出題も、ただ偶然でしかないが、これ程センスのよい偶然劇を観たのは久々。シーンごとに切り替わる音楽も耳に心地よい。哀しい過去を吹き飛ばすかのようなエンドロールのダンスは生きる活力に満ちていた。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-02 22:16:40) 63. 10日間で男を上手にフル方法 ケイトかわいー!!笑顔が最高!!上手にフル方法っていうか、フラせる方法?まあ語呂の問題ですね。bull○itばかりの、里帰りのシーンにじーんと来るものがありました。[DVD(字幕)] 6点(2009-05-13 00:16:20) 64. ウォーリー いま思い出しても泣ける、くらい幸せなストーリー。目は口ほどにものを言う、とはこのことかと思うほど、ロボットたちの感情が伝わってきて涙していました。そこら辺もやはり映像技術のたまものかなあと。[映画館(字幕)] 7点(2009-03-17 23:47:31) 65. 英国王給仕人に乾杯! 映像表現の手法が好みだったのか、心がほっこりするような気持ちになりました。羽毛や切手をぶわぁ~っと飛ばせてみたり、汽車を追い掛けてみたり、婚前の検査中の妄想シーンだったり、相手の顔がヌ~ッとヒトラーになったり(笑)。とりあえず、きれーなねーちゃんのヌードが沢山見られます。見所はそこじゃないゾと言いたいんですけどね。[映画館(字幕)] 6点(2009-03-17 23:38:02) 66. ロシュフォールの恋人たち シネセゾン渋谷のリバイバル上映で奇跡的に劇場鑑賞!これが40年前の作品だっていうんだからスゴイですね。姉妹がマイペース過ぎてついていけなかった感もありますが(笑)双子の歌、最高に楽しい気分にさせて頂きました♪♪[映画館(字幕)] 6点(2009-03-17 23:27:58) 67. 灯台守の恋 胸に、とても切ない余韻を残す珠玉のラブストーリー。ああ、映画を観たあとっていうのはこういうものだよなあ、と感じながら席を立ったのを覚えている。残念ながらここ1年以上はこんな映画にはめぐりあえていない。希少な作品だと思う。[映画館(字幕)] 9点(2009-03-17 23:18:38) 68. ダークナイト(2008) ゴッサムシティに生きる人々は一体何を信じたらいいのか?何て怖い映画なんだろう!というのが正直な感想。バットマンがジョーカーに喰われている。今作の見所は全てジョーカーの登場するシーンにありました。監督クリストファー・ノーランは「バットマン ビギンズ」に引き続き、バットマン=アメコミキャラクターのイメージを覆しましたね。映画の世界からヒース・レジャーという一人のすばらしい俳優が旅立ってしまったことを、とても悲しく思います。[映画館(字幕)] 7点(2009-03-17 13:15:35) 69. K-20 怪人二十面相・伝 《ネタバレ》 “第二次世界大戦が起こらなかった日本”という全くの幻想世界の話。すべて想像がである、と言い切っている冒頭のラジオの声が期待させる。罪を着せられ自分の居場所を失った青年が、二十面相を追い詰めるまでに成長する過程のシーンが見事。アクションとしてはとても楽しめる。ただ、あまりにも人情に訴えかけようとし過ぎていてバランスの悪さが目立つ点と、二十面相の真の正体があんなボンボンみたいな外見だとちょっと興ざめ…ですね。[映画館(邦画)] 6点(2009-02-05 13:54:35) 70. P.S. アイラヴユー 相性抜群のふたりだったのに、相方が突然この世から居なくなってしまったら…。この時点でもう涙してしまう私です。恋人を自分の分身のようなものと考えているか、そうでないかでこの映画の評価は大きく変わってくるような気がします。ヒロインに自分を重ねられれば、ある程度楽しめるのではないでしょうか。[映画館(字幕)] 6点(2008-12-17 12:00:03) 71. ブーリン家の姉妹 スカーレット×ナタポー!いまを時めく2大女優の豪華競演!これ2人のキャストが逆なんかでも観てみたいなあ!スカーレットの背中が本当にキレイでした~。しかし、そのほかに見所はないですね…エリック・バナは名前だけの出演のようなもので。だれよりも一番可哀想な弟君にジム・スタージェス。衣装はとても豪華だけれど、ディテールまでの工夫が足りず重厚感が出ていません。何だか安っぽいなあという印象がずーっと続いてしまうのが残念な映画。[映画館(字幕)] 6点(2008-12-06 15:41:40)(良:1票) 72. 容疑者Xの献身 TVドラマは数回見ていたけど、原作は未読。あまり先入観なく劇場へ行ったのですが、なかなかよい映画だった。期待していなかったから、本編が終ったらすぐ帰るつもりが明るくなるまで立てなかった。予告CMの華やかなイメージとは異なり、最初から最後まで、とても哀しい気持になる映画。この容疑者はタイトルのような“献身”ではなく、自ら進んで“犠牲”を望んでいて、その気持を推し量るととても寂しくて哀しい。[映画館(邦画)] 7点(2008-11-29 11:56:21) 73. ハンサム★スーツ とっても笑えて面白い!!キャストに脚本、ストーリーの進行も文句なし!!何より、アノ会社めっちゃいい宣伝してるじゃんっっと思ってしまう作品でした笑。制作費一体どれくらい負担したんじゃろか??[試写会(邦画)] 8点(2008-11-07 00:17:54) 74. 私がクマにキレた理由 自分探し、と呼ぼうにも決定的な出来事はなく。今自分ちょっとフラフラしてるかも、と感じているひとが観たのならどこか共鳴できるフシはあるかも。就活中だったらもう少し面白く感じられたのだろうか。バッドタイミング。 [映画館(字幕)] 4点(2008-11-07 00:09:58)《改行有》 75. アクロス・ザ・ユニバース ビートルズの楽曲が劇中そのまま流れているだけでなく、上手にキャラクターの心情を表している。恋愛初期のはやるような気持で聴いていた"I want to hold your hand"が、バラードとしてカバーされることで、心に秘めた切ない想いを綴る歌になったり。"Strawberry Fields Forever"が真っ赤な血の流れる戦場(battle field)に掛けられて反戦歌になったり。今まで聴いていた曲の新しい一面を見られたようで、嬉しかった。ただ、さいごの曲はエンドクレジットではなく劇中で聴きたかったなあ!!鑑賞中の素敵なアレンジを見て、今か今かとますます楽しみにしていたのでちょっぴり残念でした。[映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 22:34:50)(良:1票) 76. メリンダとメリンダ ウディ・アレンの熱狂的ファンでも何でもない私には、『サラ(SARA)っと楽しめるで賞』入賞でした。皆どこか背伸びした感のある、中流階級のニューヨーカーのライフスタイルも見ていて飽きなかったし。同じストーリーをそれぞれ悲劇と喜劇に見立てる作家2人と、役者さん(だっけ?)、仲介役の女性。4人のテーブル議論のメッセージに“何が起きても人生、自分の捉え方次第なんだよ”という、明るさを見出せたのが一番です。肩肘張らず、昼下がりにティーカップ片手に観るのがオススメの映画。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-20 17:36:30) 77. 屋敷女 久しぶりにベアトリス・ダルを観られたので満足◎◎◎このテの作品の最後によくあるように、やっぱり皆してゾ○ビ化してます。母娘あたりの展開も相当ショッキングなので、刺激強い映画をお求めの方にはお薦めします。[映画館(字幕)] 7点(2008-08-13 01:21:32) 78. 幸せになるための27のドレス 確かに王道のラブコメですが観た後の満足感にはやや欠けていたので、この点数。役者がもうちょい若ければ……なーんて言ったら27回も花嫁付添人を努めるはずありませんよね。高望みしすぎました。[映画館(字幕)] 5点(2008-08-13 01:14:58) 79. エンジェル(2007) 《ネタバレ》 ひとりの女性作家の栄枯盛衰の顛末を描いた作品。『ふたりの5つの分かれ路』で好きになったオゾン監督作の時代モノはこれが初鑑賞。ロモーラ・ガライの陶器を思わせる肌は時代モノのヒロインにはうってつけだった。しかし反して内容は決して満足できるものではなく、残念。もとの原作がそうなのかとも思うけれど、感情の起伏と思い込みの激しいヒロイン・エンジェルに共感できる部分は少なく、ラストに向けて幸せが崩れてゆく様を描いたストーリーは見ていて心地のよいものではなかった。自らを特別である、とか、オリジナルである、と思う心は誰しもどこかに秘めていると思う。しかし、周りが見えなくなる程に自分の世界に浸りきりになり、溺れてしまうと幸せは逃げてゆく―――という、教訓のような映画。それ以上でもそれ以下でもなかった。[映画館(字幕)] 4点(2008-08-13 01:07:28) 80. 崖の上のポニョ 宮崎駿作品に多くあるような、登場するキャラクターや、ストーリー展開で起こる超自然的事象に多分の箴言を含ませた映画を期待する方には、ポニョはイマイチのようですね。宣伝予告のキャッチコピーだった『生まれてきてよかった』や、映画の中でたびたび宗介くんが口にする『僕がまもってあげる』にグッと来てしまった私にはとても心地のよい映画でした。人間が当たり前に持っている、人間の根源にあるような感情を喚起させてくれる映画です。最終的には、私にはポニョと宗介くん2人しか映らなかったような気さえします。いつしか大切なひと達のことを思い出しながら鑑賞していました。子供のころの人間関係だけで観たら、きっと今ほど感動はしないはず。おとなに成りきれない子供向けというところでしょうか。[映画館(邦画)] 7点(2008-08-11 17:43:36)
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