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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
61. 裏窓(1954) アイデアとカメラアングルが良かった。アパートの住民の人間模様が垣間見える味わい深い構図と映像。遠い記憶にある、懐かしい下町の味と色合い…。サスペンスはとくに捻りもなく、そのまんまなんだけどラブ・コメディー調なのでこれでも良いと思う。だけど、グレース・ケリーって本当に可愛いわ、美しいしわでタメ息ものですよね~。グレース・ケリーの魅力を楽しむべく作品か?7点(2003-05-04 13:06:35) 62. 第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 邦題から察すると、スリリングな脱走もの、あるいは重厚な戦争ドラマを期待してしまう。が、しかし作風はと言うと全体的にコメディ色が強く、とくにコンビ二人の演技がしつこくやり過ぎ。辛辣な風刺を効かしているわけでもなければ、驚愕のラストが用意されているわけでもない。ともあれ本作は、何人もの兵隊が射殺されるという戦争映画。このような作調だと題材が題材だけにシラけてしまい、距離を置き冷めた目で観てしまうわけなんですよね。うーんそうかそうか、本作はもともとブロードウェイのヒット舞台劇を映画化したものなのか…。色分けした個々の登場人物、数々の小道具に趣向を凝らしたプロットなどなど。この辺り、やはりビリー・ワイルダー監督らしいとは思います。裏切り者、あるいはスパイは誰でしょう? まっ気楽に見れる群像劇というところでしょうか。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-05-18 21:29:53) 63. ゴジラの逆襲 前作の「ゴジラ」に比べると衝撃度や新鮮味が落ちるのは仕方ないが、何とも魅力のない演出にダメダメなストーリー展開。その一方で特撮はなかなか迫力があり、ラストのゴジラを氷に埋めるシーンは見応え十分(当時としてはネ)。本作では“売り”であるはずの怪獣格闘場面にやや満足感に欠けるが、史上初の試みということでそれなりに評価したく思います。特撮のみ評価対象で、6点。6点(2003-08-02 21:51:04) 64. 泥棒成金 ヒッチコック先生の“3時のデザート”的作品でした。サスペンスらしいドキドキ感なんてほとんどなく、美男・美女のラブ・コメディーでしたね。ただ、犯人像はちょっぴり意外 …。舞台はフランスの高級リゾート地、リビエラ。やはり、グレース・ケリーの美しさと豪華なファッションが見もの。ケーリー・グラントとヒッチコックの、バス内でのツーショットには笑えた。軽いタッチの「おしゃれ泥棒」と見れば、悪くはないと思いますヨ。6点(2003-05-04 17:09:04)
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