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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
61. グラディエーター ここまで文句のつけようがない映画も稀だと思う。比べる対象がどうしてもベン・ハーになってしまい、満点をつけるわけにはいかなくなるんだけど、それにしても全てが凄い。ラッセル・クロウの抑えた存在感も見事だけど、ニールセンとホアキンの演技がピカイチ。そして何と言っても圧巻なのが美術と光の使い方、文句なしのジマー音楽。戦闘の迫力には欠けるものの、それを補って余りある演出力と構成力には脱帽。ただひたすら美しく、壮大で、感動できる映画です。天晴れ。9点(2003-12-11 00:55:34) 62. ラスト サムライ まず最初にナベケンに拍手を送りたい。これは皆さん言われているとおり、ナベケンでなければこの映画は面白くなかったと思う。彼の存在感に10点つけたいですな。そしてこの超一流スタッフの技術の粋を集めた芸術大作の本格さに大拍手。ズウィックの細部まで練りこんだ作りこみ、ナイラのあまりにも美しすぎる衣装、ローゼンの息を呑むほど美しいカット、そして何と言ってもミスター・フィルムコンポーザー・ジマーの音楽。これを見た後では日本の時代劇は見れない。戦闘シーンも大迫力、効果音も秀逸、少しジマーの音楽がくどすぎるキラいはあったが、劇中のこの構成力と本物志向は、日本では永遠に作れない。無理。不可能。 ただ惜しむらくは、あまりにも美術の方が様式美すぎたところか。もっと泥臭いものにしても良かったと思う。-1点というよりは-0.5点なんだけど、トム・クルーズという大嫌いな俳優も含めて-1点。だがそれでもオススメできる。本年度最高傑作。内容やアラ探しだけで見る人は勿体無いと思う。隅々まで堪能すべし。9点(2003-12-10 23:48:23)《改行有》 63. ビューティフル・マインド やー、やっぱラッセル・クロウは偉大だわ。ハリスも凄くいい味出してたけど、クロウの一言に尽きる。でも泣けなかった。感情移入しにくかった。何故だろう?7点(2003-09-06 17:57:02) 64. ギャング・オブ・ニューヨーク スコセッシ、やっちまったなの一品。見る価値なし。1点(2003-09-06 17:54:40) 65. ターミネーター3 原点回帰した金属の重厚感にまず大拍手。効果音や演出など、金属という媒体を最大限意識して作っただけのクオリティと迫力は凄い。が、女Tの迫力(怖さ?)不足と、ジョンの「誰が演じても同じ」的役割、途端にファンタジーくさくなってきた展開等、前2作のファンからするといただけない部分が非常に多い。現代に現れたマシーンとの戦いという、Tシリーズ最大のキモであった設定はこれで終わったわけなので、次回作には毛頭期待しない。次回作はTの名を借りたファンタジーでしょう。8点(2003-09-06 16:59:54)
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