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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 193
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/genkakuheavy
自己紹介 ◆乙女座のAB型
◆70年代オカルトブーム直撃世代にして、
 水曜&木曜スペシャルチルドレン(でもオカルト否定派)
◆マイケル・ジャクソンは永遠のスーパースター
◆桜庭・ホイス戦(PRIDE-GP)の興奮は死ぬまで忘れない
◆どんなクソ映画にも「ニヤリ」と出来る部分がある
◆レビュー内容も点数も、時々修正&変更しています

【近況】
アマプラとディズニープラスで“映画見放題”
なのに全然見れてないのはナゼ? (´·ω·`)ショボーン
そして見た映画の感想もツイッターで書いて終わってしまう!
蛇プニョ先生の映画感想が読めるのはツイッターだけ!(苦笑
そんな今日この頃でございます!(゚இωஇ゚)゚。

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61.  殺人ワークショップ 《ネタバレ》 白石作品ファンにとっては『オカルト』と『コワすぎ!【最終章】』(あるいは“江野祥平サーガ”)を繋ぐ“ミッシングリング”とも言えるこの作品。思ったよりエグいゴアシーンは少ないです。←予算的な問題だったらしいです←でも白石映画お馴染みのゲロシーンはあるよw ラストでの主人公(女性の方ね)の微笑みもいいカンジで、一種哲学的な後味を残す映画でした。 ちなみに…最初のDVシーンで女性が馬乗りになられたシーンで“そういう流れ”にならなかったのはちょっと意外でした…←って、期待してたんかい!!![DVD(邦画)] 7点(2018-05-06 12:47:08)《改行有》

62.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 「続編なのに面白くなってるじゃねーか、このヤロー!」と思わず“コノヤロー、バカヤロー文体”で書きたくてたまらなくなるから困る(苦笑)。そんな、この映画の“魅力”(もしくは“魔力”)を変に照れずに全開バリバリで押し通した結果のパワーアップだったように思えます。ちょっと大友と木村がビミョーに「いいヤクザ」になってしまいましたが、まぁ逆に感情移入しやすくなって良かったのかもです。 そして…個人的には高橋克典の“特命ヒットマン”がオモロカッコ良くてツボでした(笑)。[地上波(邦画)] 8点(2017-11-19 11:03:29)《改行有》

63.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 全編にわたって登場人物たちが、組織内の理不尽さに苦虫を噛みっぱなし。あんまりすぎて『カッコ悪く描き過ぎだ、バカヤロー!」とホンモノのヤクザ側から抗議されるンじゃないかと心配するぐらいの『ヤクザ残酷物語』。なのに適度にコメディタッチで(しかし中華料理屋のシーンはやりすぎw)テンポよく見られるのが北野監督の腕なんでしょうね~。そして小日向さん…“光速ジャブ”やラストの“おねだり”とオイシイ場面ゲットでちょっとズルかったぞ、このヤロー!(笑)[地上波(邦画)] 7点(2017-11-19 10:46:50)

64.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 予告編に使われていたあるシーン(セリフ)が無音だったコトに「あれっ?」と思っていたら…まんまと騙されてました!“ネタバレ厳禁映画”の予告編として(だからこそ?)かなり攻めていた仕掛けでした。画面サイズや映像の質感が細かく変わっていくことで時代や空気を感じさせていくのも“ワザ有り!”ってカンジでお見事。ストーリーのテンポも良く、ドキドキハラハラと制作者側の掌の上で気持ち良くコロコロと転がされながら最後まで楽しめました。 (以下重要ネタバレ) 途中から頭の中には『眠れる森』のあのテーマ曲が流れっぱなしでしたわぁ~(笑)[インターネット(邦画)] 8点(2017-11-19 10:27:36)《改行有》

65.  カルト 《ネタバレ》 ネットで『貞子vs伽椰子』の感想を見ている時にやたらに出てきていたキーワードが“ネオ様”。「“ネオ様”ってなんじゃろ?」と調べてみると白石監督のこの作品だったワケです。今までにも“心霊番組を撮影していたらガチに大変なコトになってしまった…”というパターンは色々とあったワケですが、この映画は小ネタが効いていて(最初に登場する霊能者のオモシロ具合w)序盤から退屈しないワケです。オモシロ霊能者とその師匠とが次々と悪霊?に倒されてしまい、いったいどうなってしまうのかーッ!?というところで“ネオ様”登場。皆さん書かれていますが、モロに少年ジャンプ、あるいはセガール映画の世界に突入です(笑)。深夜家の前に集まっていた集団の前に、ネオ様が颯爽と現れるシーンはカッコよすぎて笑いました(笑)そしてあの終わり方も、この世界観の中ではアリかな、と俺は納得できたので無問題。[DVD(邦画)] 7点(2017-08-20 11:19:37)(良:1票)

66.  貞子vs伽椰子 《ネタバレ》 Vシネ時代からの『呪怨』ファンとしては、ある意味で覚悟をキメて(悪い意味で)見たワケなんですが…うはっ!面白い!(笑) 意外に正統派Jホラーしていた前半から、キャラ立ちバリバリの経蔵&珠緒コンビの後半までテンポ良く見るコトができました。 まぁ、異なる世界観の作品を融合させるワケですから“呪いのルール”等いくつかの設定の変更もありましたが…“異種格闘技戦”がルールでモメるのは猪木・アリ戦からのお約束なので無問題なワケなのです。 伽椰子萌えの俺的には、呪いのビデオテープを鷲掴みでヘシ折ってドヤ顔のカヤタソにハァハァ(笑) ただラスト…あまりにも投げっぱなしジャーマンだったのが残念でしたが、まぁこれは「続編はナシよ」という制作サイドからのメッセージなんでしょうね…。というワケで…今まで(食わず嫌い的な意味で)作品を見たコトがなかった白石監督でしたが、「おぬし中々やるなッ!」と認識を改めたので点数はこんなカンジで。[DVD(邦画)] 8点(2017-08-20 10:51:08)《改行有》

67.  呪怨 -ザ・ファイナル- 《ネタバレ》 前後編に分けると見事に後編は失速するというVシネ版『呪怨』の伝統を引き継いでしまった今作。 エレベーターでの“俊雄だらけ”のシーンには、リアルで「やっちまったなあ!」と声が出てしまいました(苦笑) 今回のリブートでは全ての元凶は俊雄というコトになってしまったため、伽椰子タソは完全に“使い魔”ポジションにランクダウン!まぁ今回は、伝統芸“階段降り”をキッチリ披露してくれたのでソコはヨシとしましょう。 剛雄役の緋田康人さんは前回「ありゃ~ビシバの人かぁ~ちょっとイメージ違うんだよなぁ…」とも思ったのですが、今回の俊雄に逆襲されるシーンでのヤラレ顔(逝き顔)には「ああ!これは正解かも!」とちょっと納得(笑)。 後半、おのののかとお母さんが延々とパニくる場面は少し長すぎてバランスが悪かったような気もします。「大丈夫、大丈夫よ!」「何が大丈夫なのよ!」のシーンは身もふたも無くて笑いました。しかし、身寄りのなくなった親戚の子を引き取っただけのお母さん、娘にあんなに罵倒されて可愛そう…。また、病室の女の子と俊雄の交流(?)には「まさかハートウォーミングな展開?」とも思いましたが…『悪魔っ子』(ウルトラQ)から『ヒドゥン』になったダケのハナシでしたね(笑)この辺は『グラッジ3』っぽくもありました。ちなみに平愛梨が決然と家に乗り込んで行くシーンで、脳内で『21世紀少年』のテーマが鳴り響いたのは俺だけでしょうか? 旧劇場版2作の主演女優二人はその後にウルトラスキャンダルに襲われてしまいましたが、今回のお二人は大丈夫なのかとちょっと心配だったり。いやいや、今後も御活躍を期待していますよ。アモーレ! というワケで…Vシネ版からず~っと追いかけてきた『呪怨』シリーズも遂にファイナル…『学校の怪談G』から『ファイナル』まで、アメリカ版も含めて『呪怨レビュー』皆勤賞を達成してちょっと満足なのでありました!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”… あとは…『VS』だな(複雑な笑い) (追記)アモーレ平さんに続いて、佐々木希さんも…末永くお幸せに!←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建) 2020/06/12追記  佐々木希さんにも遂に伽椰子さんの【Ju-on】が…。←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建)[DVD(邦画)] 6点(2016-08-03 06:13:10)《改行有》

68.  呪怨 -終わりの始まり- 《ネタバレ》 ハリウッド版が『呪怨Remix』であり、“白&黒”が『呪怨Tribute』であるなら、Vシネ版と劇場版のリブートである今作は『呪怨 Cover』というか。昔からのファンとしては「おお!このシーンも拾ったのかぁ~」とニヤニヤしながら見ていました。黒バックに白で名前が入り、時間軸をバラすおなじみの構成ですが「俺のように良く訓練された呪怨マニアならこの構成も苦にならないぜ!フーハハー!」と思ってたら、不動産屋に連れられて家を見に来た夫婦のシーンで「!!!!」とビックリ(笑)でも、その結果として我らが伽椰子さんが脇役になっちゃったのは残念です…。(なお余談ながら、伽椰子さんが他人と会話するシーンってもしかして今回がシリーズ初?) ところでお馴染みの伽椰子日記ですが、今回は違った意味で怖く哀しい日記となりましたね…。(ちょっと途中で『サルまん』の電波漫画を思い出しました)また恒例の階段降りのシーンでは、ちょっと意表をつかれて笑ってしまいましたが、やっぱり“いつもの階段ズリズリ”を見たかったかなぁ~。 そして… 佐々木希可愛すぎワロスw[DVD(邦画)] 7点(2016-07-31 01:57:19)《改行有》

69.  呪怨 ザ・グラッジ3<OV> 《ネタバレ》 姉さんが殺されて事件になって呪いが生じて今まで何人も何人も何人も死んでたのに、今まであんた何やってたんだよ!(苦笑)びょんびょんさせてる場合じゃないよ!(そして『呪怨』恒例の、霊能者役立たずパターン) さて、Vシネ版『呪怨』が話題になってからハリウッド版パート2までの清水崇監督の発言を俺なりに解釈すると「俺が撮らなきゃ『呪怨』じゃないし、藤貴子さんがやらなきゃ 伽椰子じゃない」ということだと思うのです(個人の感想です)。 だから…これは『呪怨』じゃないのです。以上![DVD(字幕)] 2点(2016-07-30 14:38:44)《改行有》

70.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 以前のハリウッド版とは違い、オリジナルゴジラと日本へのリスペクトが感じられる本作。しかしズバリ言って渡辺謙の無駄遣いというか。(形見の時計のシーンは抑えた演出でちょっとジーンとしましたが…)いやあ、それにしても今回のゴジラはマッチョでしたね~(笑)顔も強面だし、なんだか東映ヤクザ映画みたいな匂いまでもカンジました。特に最後のムトーの倒し方は最高!(生首ぶら下げて勝ち誇る様もイカす!) そして今回強く感じたことは…パラシュート降下中に見るゴジラのシーンを筆頭に、何度も繰り返される煙の中にスローモーション気味に見え隠れする幻想的なシーンに一種の“厳かさ”を感じました。まさに“ゴジラ神話”とでもいいましょうか(個人的には『マッドマックス2』でのオープニングとエンディングのマックスを連想しました) ところで… 街中に現れた2体の怪獣が雄と雌で、街中で出会って「繁殖するんだわ!」ってそれ『大日本人』の“匂うの獣”!?するとゴジラの立ち位置は…ああ、だから今回のゴジラはムキムキマッチョだったんですね!(違)[地上波(吹替)] 8点(2016-07-30 13:30:08)《改行有》

71.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 これはジブリ版『ほん怖』というかJホラーというか。見ていて最初に頭に浮かんだキーワードは“怪異譚”。ジブリっぽく描かれてはいますが完全に“牡丹燈篭テイスト”バッチリなワケです。2度目にマーニーに出会う際、夕陽の中をマーニーがボートを漕いでこちらに向かってくる場面(しかも背中しか見えない)は、かなり怖かったです…。 そして俺の脳内受信機にビンビンに届いたのが、もうひとつのキーワード“百合電波”「今までに会ったどの女の子よりも、あなたが好き」いやこれはもうたまりませんな!グヘグヘグヘ(下卑た笑い)…というゲスな俺を最終的には泣かせるワケですからたいしたもの。しかし謎が解けた瞬間には「ああそうだったのか!」と思いつつもダースベーダやレイア姫が脳内を駆け巡ったのも事実なワケです。ここは“小中理論”の『恐怖映画にとってのロジカルな解決はカタルシスに繋がらない=オチ・理由・説明をつけない』を参考にしていただきたかった。←だからJホラーじゃねえって! …とまあゴチャゴチャ書きましたが、“時空モノ”に弱いコト(日記とか絵とか写真とか小道具もツボです)、主人公の成長っぷり&エピローグの突き抜け感(なんて爽やかな連中だろう…)に点数は甘くなってしまうのです! …とでも、言うのだろうか…?(ナレーション中村義洋)[地上波(邦画)] 8点(2015-12-06 06:29:44)《改行有》

72.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 「ジブリの新作は高畑勲で『かぐや姫』だぁ?おいおい大丈夫かよ?」…大変申し訳なかったです。素晴らしかったです。 絵巻物を思わせるような独特の作画も、この映画全体に流れる“お伽噺の空気”の表現としてグッドでした。 そして自分も昔から知っている『かぐや姫』の物語ですから、もちろん最後に月からのお迎えが来ることは分かっているワケです。 かつての映画化でモロにUFOが登場して失笑を買ったりしていたコトを覚えている身としては「どんなのが来るんだろう?」とドキドキしていたら、やってきたのが凶暴なまでの優雅さと冷酷さを体現した“あの世軍団”…非暴力という名の暴力というか「うわ、コイツら絶対俺たちのコトを虫ケラぐいらにしか思ってないだろうな~」と思わせる怖さを出していました。 そして捨丸兄ちゃん…女房子供いるのに姫との逃避行に即答…しかも最終的には「夢か…」と子供を肩車…うーん…苦い…。 “やさしいおじいちゃん”だった翁が権力欲に取りつかれて俗物になっていく様子(しかも瞳キラキラ)も怖かったです…。 気になったのは…物語の中で延々とこの世の醜さにブルブルしていた姫が、何故そこまでこの世に残りたかったのがちょっと俺には分かりにくかったコトかなぁ…。そしてラストは“ただの月のショット”で終わってヨカッタのに…。「ああ!もったいない!」と俺には思えてしまいました。 あと個人的には…クライマックスで、姫の最大のマブダチ?だった女童(ちょっと萌w)の“ナギナタで待機、からのワンパク大行進”に、ちょっとオジサンは涙腺やられました…。←涙腺ユルすぎ(笑)[地上波(邦画)] 8点(2015-11-29 07:36:50)(良:2票) 《改行有》

73.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 バッチリと知世世代なワケですよ。キララも飲んでました(古)そんなこんなで(意図的に?)見逃していた本作なワケです。 最初は「なるほど今風ライト感覚リメイクね。まあ悪くはないンじゃないかな」なんて思いながら見ていたのに…中盤からドンドン引き込まれ…最後は泣きそうになりました。いやお見事!有名作品(超がつくほどの!)のリメイク作品としては稀有な成功例じゃないでしょうか?(個人の感想です)古典を新解釈してなおかつ根底の“時かけイズム”はバッチリ。もう1回言うケド、いや本当にお見事! 個人的には“魔女おばさん”の想い出の写真は…ヘルメットヘアーが良かったかな…(微笑)[地上波(邦画)] 9点(2015-07-19 09:29:13)(良:1票) 《改行有》

74.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 映画冒頭は“主人公の飛翔…そして墜落”という夢のシーン。ココで俺は「もしや!この映画は宮崎駿の『81/2』となるのかッ!?」と思ってしまったワケです。何度も挿入される主人公の夢の場面が現実と区別なく表現されているコト、映画のほとんどが完全にオトナの世界なコト。とくれば…やはりラストシーン(ここも主人公のインナースペース)はやはり大切な人との再会なワケです…。嗚呼!俺の涙の蛇口は完全に壊れました…。もう1回言っちゃう!『風立ちぬ』は宮崎駿の『81/2』だと! と…まあ長々と妄想を書きましたが(笑)やっぱり“宮崎駿引退作品”として、今までの作品の匂いがしっかりと詰まった集大成的な映画だったと俺は思います。宮さんお疲れ様でした! ちなみに…今回の宮崎映画の美味そうだったものは…。クレソンと煙草。(吸わない俺でもタバコがうまそうに思えた映画は『ファイトクラブ』以来)[地上波(邦画)] 8点(2015-03-17 07:31:36)《改行有》

75.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 主人公ハウルを演じるキムタクの声が、イイ意味で想像を裏切るハマリ具合。思わず「ちょ、待てよ!」とビックリ。コレがハヤオマジックなのか?(意味不明)そして各キャラのキャラ立ち具合も、軍艦や戦闘機や兵隊さん達のコチャコチャした描写具合も、『紅の豚』を彷彿とさせる“ヨーロピアンな香り”も、“動く城”のキモくてキッカイな動きも、ベーコンエッグが旨そうなのも、どれもがイイカンジなのであります。そして大泉洋の卑怯な使い方(笑)にもニヤニヤが止まらないのであります。ちなみに…テレビで放映があるたびに見てますが、何度見ても途中からストーリーが分からなくなるのはナイショです…。[地上波(邦画)] 7点(2014-03-07 05:32:19)

76.  もののけ姫 自然と文明、生と死、貧困と差別、そして、哲学、宗教、オカルト。スクリーンのコチラ側に大量のメッセージが突きつけられる感覚。『ナウシカ』からバージョンアップした“直球のミヤザキ映画”。個人的にはアシタカのピュアな姿勢も羨ましいが、エボシ様の現実を直視するマナザシに惹かれるのです。そして、目を見張るほどの画面の美しさは、ジブリ映画のベストかもしれません。声優陣ではモリシゲの圧倒的な存在感がイイですねぇ~。[DVD(邦画)] 9点(2014-03-07 05:18:34)

77.  のぼうの城 《ネタバレ》 “野村萬斎なくしてこの映画は成立しなかったであろおおおおお!”(よく通る大きな声で)と断言できるほどの“のぼう様”と萬斎とのシンクロ率。水上での田楽踊りはまさに狂言サイボーグ、オンステージ!『陰陽師2』でクライマックスのアレがアレだったのとは大違いです!(注:個人の感想です) 意外にハズレもなくハマっていた役者陣は…佐藤浩市シブ過ぎ(笑)成宮チャラ過ぎ(笑)榮倉棒過ぎ←いい意味で(笑)そして、ぐっさん目玉剥きすぎ(笑)…一応全部ホメてます(笑) そして…この映画からは『アッパレ!戦国大合戦』の匂いを強く感じました(群衆シーンからはジブリの匂いも)。おっとっと、コレは非難じゃありませんよ~。見ていて感じた“心地よさ”から連想された部分も大きいと思うので。でも最近は映画を見て、この“心地よさ”を感じるコト自体が少なくなってしまったワケで、そういう意味で「面白い映画だったなぁ~」と素直に思えたので点数はこんな感じで。[地上波(邦画)] 7点(2014-01-19 10:48:46)(良:1票) 《改行有》

78.  39 刑法第三十九条 《ネタバレ》 “刑法39条”をテーマにした作品というコトだけで、見る前から『狂鬼人間』というキーワードが頭の中をグルグルしちゃうワケですが、鈴木京香が半狂乱で日本刀を振り回したりはしません。また、序盤の取り調べシーンでの刑事の意味不明な手の動き、主人公と母親の不穏な食卓場面から黒沢清『CURE』も頭をグルグルしましたが、やはりソコは“天才モリタ”の映画なワケで。役者陣の“ボソボソしゃべり&やり過ぎ怪演”、終盤のヌーディー裁判官をはじめとする“不思議演出”などで、バッチリ“森田節”全開なのです。そしてその割に、想像していた不条理オチにも走らずに(主人公がカフカなのに!)超思いっきりストレートに話に決着がついたのは意外と言えば意外でした。てなワケで…森田芳光監督作品で「フザケんな!」と思いたくないヒトには、お勧め映画かもしれませんね(笑)。[DVD(邦画)] 7点(2014-01-17 11:57:20)

79.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 年末にまたまたテレビ放映されていた、まさに“何度目だナウシカ”。そして、結局やっぱり見ちゃうワケです。いやあ、やっぱり“宮崎アニメ”と言えば『風の谷のナウシカ』を抜きには語れない!浮遊感、巨神兵、異形の生物たち…。その世界観を含めて、まさに“ハヤオイズム”の原点というか。巨神兵による現代文明の終焉=“炎の七日間”。オープニングで描かれるその部分だけでも、久石譲の音楽との相乗効果で鳥肌が立つほど素晴らしいです。また…ラストのナウシカ復活=“その者、青き衣をまといて…”の場面は、本当に何度も見ても、そして恐らくこの先何回も見ても、ババ様と一緒に涙出まくりなのです… (´;ω;`)ブワッ[地上波(邦画)] 9点(2014-01-17 11:39:43)

80.  怪談新耳袋 劇場版 《ネタバレ》 複数の監督によるオムニバス作品。「まるでホラーの宝石箱やぁ~」…と言いたいトコロなんですが「ホラーの幕の内弁当」という方が妥当かな。フライもあれば煮物もお新香もある。胃はもたれないけど、物足りない人もいるかもしれない…。まあ、ガッツリ食べたい人は最初からカツ丼を食べればいいンですよ(笑)。 良かったのは『夜警』『視線』『約束』『ヒサオ』。まあ、皆さんそうでしょ?(笑)個人的にはなんでも「気のせいですよ」で片づける『夜警』の彼氏に、オカルト否定派の俺はシンパシーを感じてしまいました(苦笑)。 それにしても…堀北真希可愛過ぎワロス(笑)。『予言』でも思いましたけど、ホント“ホラーには堀北真希が良く似合う…”というか。でも、きっと“ホラー映画”にはもう出てくれないンでしょうねぇ…。真希タソ…。 余談ながら…『姿見』の“バスケットばばあ”が、まさかのちに(外伝的とはいえ)『呪怨』シリーズに参戦するコトになるとは…。ビックリ(笑)[DVD(邦画)] 6点(2013-12-09 07:26:40)《改行有》

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