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61.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》  全世界的規模の物語でスケールはでかいし、CGというのかVFXというのかもうわからんが、ちょっと暗くて何がどうなってるのか見にくいのを除けば、映像表現は見事なのだが、どうしても物語の展開的に強引な点が気にかかる。  バカな狂信者が愚かなことをしでかして取り返しのつかない状況になるのって、観ていてウンザリする。怪獣同士を戦わせるための方便としてもちょっと稚拙な感が否めない。世界各地で色々な奴が勝手に目覚めているんだから、モスラもギドラも普通に目覚めてよかったんじゃないか?怪獣たちはいつの間にか引き合わせば闘うと既成事実化されているようで、それもヘン。キングギドラだけは宇宙由来の異質なモノ扱いで(まあ、それも自然の一部だが)それを排除しようとするのはいいけど、モスラとラドン(ロダン?)はなぜ戦う?それに、キングギドラを倒した後に集結した巨大生物たちが、王にひれ伏すようにおとなしくなるのもどうよ?ライオンキングかよ!(怪獣ランドなんだろな)物語的には前作で感じたように、このゴジラ(たち)は、自然の回復力の象徴らしい。ならば最後におとなしくなるんじゃなくて、ガンガン人間社会を破壊して地球の自然を回復しろよ。 さて、前作で渡辺謙について、研究者なら「山根」だろうと書いたが、今回は遂にゴジラに特攻する役で「芹沢」らしくてちょっと感心。嬉しかったのは、ゴジラの何度目かの登場時(弱っていたのから復活した時だったか?)に、伊福部昭のゴジラテーマが流れたことだ。やっぱりテンション上がるな。 ・・・それにしても、この世界観のまま次はコングと共演なのか?髑髏島は出てきたけどコングは今回出なかったよな。あれはどういう意味付けになるんだろう?[映画館(字幕)] 7点(2019-06-09 20:15:37)(良:1票) 《改行有》

62.  旅猫リポート 《ネタバレ》 猫は主体的な生き物だ。だから時々出て言ったりもするし、勝手に戻ってきたりするのだ。だから家族なのだ。世間では野良猫を捕まえて避妊手術をして回ったりする連中がいる。彼らにとって猫は家族ではなくただの害獣・百歩譲ってもペットどまりだ。猫のためなどという言い訳するやつもいるが完全なジェノサイドだ。エジプトの子供を襲って回ったユダヤの神か!生き物の第一義的な(そして恐らく最終的な)目的は、次の世代に命をつなぐことである。それを無理やり奪い取るのは、他種族の傲慢である。 また、猫を飼うときには最後まで面倒みられる経済的余裕があるか、看取ることができる年齢か、など審査する人も多い。余計なお世話である。貧しくたって子供が欲しいではないか。高齢でも、というか親は普通は先に死ぬ。 話が逸れてしまった。 ナナは悟の家族だった。良き家族だった。彼は悟と暮らせないのなら潔く家を飛び出してノラの生活に戻るが、悟の最期を看取ることだけは出来た。悟も幸せだったろう。私ももう一度猫を飼いたいと思った。保護猫運動家の連中からは、「もうダメ」と言われるような年齢と収入だったりするが、わが子(勝手に猫を「子」扱いするのも傲慢かもしれないが)に看取られて死ぬのは幸せなことかもしれない。[DVD(邦画)] 7点(2019-06-09 20:13:01)《改行有》

63.  ビブリア古書堂の事件手帖 《ネタバレ》 今は本が読めない体だが、かつては日常の謎系ミステリというのが好きだった。北村薫全盛の頃。どうやらこの話はそういったモノらしい。序盤に青年が持ち込んだ本に秘められた謎を示すところなどは、(ホームズの来客への推理のように)多少強引ではあるが、美少女店主の才能を充分に見せていて見事。映画は過去のおばあさんと小説家志望の若者の話を現代と交互に見せて、視聴者には良く分かる仕掛けになっているが、登場人物たちが何によってどこまでその辺の事情が判明しているのか、良く分かりにくい。青年は自分のおじいさんの正体を『切通坂』で知ったのだろうが、あくまで小説だよ、それ。いや、待てよ、小説家青年は彼女が身ごもったことを知っていたのだろうか?そんな描写は無かった気がするが。 さて、ミステリの醍醐味は謎が提示されて探偵役がそれを解明する見事さにあると思っている。その点本作は「これだ!」という解明が無くダラダラと成り行きで話が進み犯人が強硬手段に出る。 あのタイミングで青年が襲われた時点で、それを持っていると「知っている」あの男が犯人だと指摘する描写が必要だろう。栞嬢ほどの人なら当然分かっていたはずだが、まんまと油断して追い詰められてしまう。仕込みの犯人に導くために、伝票の書き方や本の「焼け」を再現する男が、最後に随分と稚拙でちょっと繋がらない。また、最後の闘い時に本を投げ捨てちゃうのは探偵側の敗北のように感じてしまうのは、「本よりも大切なものがある」という部分の説得力が映画的・物語的に表現できていないのではないかとも思う。 まあ、色々と不満点もあるが、キャラクタ的に好感度高いし、楔の伏線は見事だったと思う。そして何より大人になった夏帆ちゃんの演技に心動かされてしまいましたよ。だから点数高め。 最後に栞さん、余計なお世話ですが、たかだか鍵を出すだけで男の目の前であんなに胸元を開けちゃいけませんよ。[DVD(邦画)] 7点(2019-05-04 01:43:00)(笑:1票) 《改行有》

64.  検察側の罪人 《ネタバレ》 もっと検察権力とか、構造的な組織悪とかの話かと思いきや、ただの犯罪を犯した検察官の話じゃないか。 物語は途中までとても興味深く面白かったのだが。 ある殺人事件の容疑者は、かつての少女殺人の犯人であることが明白ながら起訴できなかった男。今度こそ立件すると張り切る検察だが、今回の事件としての真犯人が現れてしまう。ちょっと単純だが、さてどうしましょ?という話なのだが、これにキムタク氏の復讐話が絡んできて、結局しょうもない復讐譚に落ちてしまう。検察のエライ人なのに、犯行の準備金の引き出しを目撃されたり、かなりマヌケ。二宮君も検察官だったんなら弁護士になれるんでしょう?自分で闘えよ。[DVD(邦画)] 5点(2019-05-01 20:32:36)《改行有》

65.  ルームロンダリング 《ネタバレ》 劇中で「お化け」と称しているが、多分成仏していない霊の事だろう、それが見えてしまう女の子が、何故だか事故物件のルームロンダリングを仕事にしているという、お話。幼いころに母親に捨てられた少女が、その心の傷が何か屈折して霊の見える体になったのかと思いきや、一族の体質だったというオチにはビックリ。心を閉ざしたっぽい少女も、幾人もの霊と交流するうちに、次第しだいに成長していくといった物語なのかもしれないが、何かうまく話ができていない感じ。もっとロンダリングに沿った話なら面白かった気がする。本作は唯の霊の見える人の話、なだけだ。[DVD(邦画)] 6点(2019-05-01 20:05:02)

66.  ミュージアム 《ネタバレ》 見ていてとても不愉快になる映画。主人公の妻と子だけが最後まで殺されずにモタモタしているご都合主義や、2人の人肉を主人公にくらわすという部分で登場人物だけでなく、観ている者をも騙すような表現が不愉快。ホラーってそういうものだと言えばそうなのかもしれないが。 敵のアジトに単身乗り込んだ刑事、非合法の拳銃を持っていくのはいいが、もっと簡単に手に入る良い武器を何故持って行かんのかね?そう、紫外線ライトだ。撃つべき時に撃たないと、拳銃を持っている責任というものを警察官は自覚してもらいたいものだ。(この場合は非合法だけど) そんなこんなで、観ていてとてもフラストレーションがたまる。挙句の果てに、これは人々の悪意の結果なのだというような犯人側の主張に乗るように、最後に裁判員の誤審をなじるようなジャーナリストまで登場し、人質になった子に心因性のアレルギーが出る様まで暗示する。 作り手たちの底知れぬ意地悪さを感じざるを得ない。[DVD(邦画)] 3点(2019-04-08 16:31:36)《改行有》

67.  未来のミライ 《ネタバレ》 世で評価されているほど、面白いとは思わないが、少年の成長物語SFとして悪くない感じ。 ただ、タイトルとか予告編とかがイメージさせるほど、ミライちゃんと長く絡まないので、肩すかし感も拭えない。 二つだけ気になってしょうがないんだけど、ユッコという犬はメスだったのか?また、同時に存在できない縛りはなし崩し?[DVD(邦画)] 7点(2019-02-11 16:09:32)《改行有》

68.  戦艦バウンティ号の叛乱 《ネタバレ》  戦艦と邦題にあるが、戦闘場面は無いしそんな装備もなさそう。やっている事は商船のようだが、英国海軍の指揮下にあるようなので軍艦であることは確かなようだ。  見ていて、途中までは横暴で悪人的な船長に悪印象があったが、叛乱の後ボートで生き延びていく段になって急に立派で有能な船乗り的な描写になり、見ている側としては騙された感というか、気持ちの持って行き場を失った感じがして、とても困った。  積極的に反乱に加わらなかった生き残り船員の裁判において、その被告が有罪になってしまって、驚きとガッカリ感が襲うが、勝ったはずの船長の握手を裁判長が拒んでいたのと、後に釈放されて船に復帰した被告が皆から握手を求められるのが、対照的でかろうじて満足できる結論だ。   総じていうと、軍というのは厳しい所だが、結局は人間性なのだなあ、という事か。それにしても船長の性格が一貫しているように見えなくて、戸惑うなあ。船乗りというのは海の上と陸の上では人が違うのかな?[地上波(字幕)] 6点(2019-01-27 23:05:39)《改行有》

69.  オーシャンズ8 《ネタバレ》  それなりに楽しめたけど、「これは凄い!」と思わせるような仕掛けが欲しかった。テクノロジーで3次元コピーを作るのや、コンピュータハッキングでカメラを操作するのとか、もはやありきたりだし、ネックレスの磁気ロックにしても都合の良い味方がさしたる苦労もなく解決してしまって、ご都合の極致。ただの磁石じゃないんだろう?  あんな大きなネックレスが外された瞬間には、さすがに気付くだろうと思いきや、盗られた方もグルになるというのは納得だが特にその辺の理由にはなっていないのだな。盗品を次々にリレーして運ぶのも、それほど意味あるように感じられない。  最後の意外性の、他の宝石盗みました、というやつなんだけど、あの状態では普通スタッフも表に出されて身体検査だろうに。 全体的に、30分番組であった『ルパン三世』あたりで描かれたなら、フムフムと納得するが2時間もかけてこれではガッカリ。[DVD(字幕)] 6点(2018-12-22 22:01:33)《改行有》

70.  いぬやしき 《ネタバレ》 原作未読。 冴えないおじさんがヒーローの物語というのが良い。対する憎悪の超人は超イケメン。どうしたっておじさんを応援したくなるよな。理不尽な不幸(まあ最初のうちだけだけど)に見舞われたイケメン君が憎悪の念を抱き日本人に復讐するのを、人を救うことに使命感を燃やすおじさんが阻止しようとして戦う。謎の生命体によって、超高性能のロボットに改造された二人の戦いっぷりの、スピード感と迫力が凄い。  しかし、おじさんの戦う理由としての「もう誰も殺すな」と「家族を守る」というのは、もちろん分かるのだが、イケメン君側の「理不尽な不幸と権力に対する怒り」というのが、日本人皆殺しに転換する理屈がイマイチ理解できにくいというか、怒りが伝わらない感じがする。この辺が真っ直ぐぶつかる様な物語を期待してしまうのだが、本作は青年が妙に乾いていてそれゆえ、敗れたとはいえまだ生きているという状況(だよね?)なのに、ケロリと友人宅に現れたりする(私らの世代的に言うと)シラケた感じが、若干ノリを削ぐ。  ちなみに「いぬやしき」というのは、この人の名前らしいが、つまりは「ウルトラマン」とか「月光仮面」とかいうヒーローの名前をタイトルにした伝統的形式と考えていいのだろうなあ。実際にはそんな名前はないだろうと調べたら、犬屋敷はないが猫屋敷はあるらしい。世の中には驚くことがまだまだあるなあ。[DVD(邦画)] 7点(2018-12-02 22:47:24)《改行有》

71.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》  アポロ13や(ここには登録されてないけど)サリュート7など、助けに行けない環境でのアクシデントに対する復旧劇って、結構好きだ。こういう時に必ずと言って良いほど描かれる描写がある。安全な管制側的な陣営が、現地にある部材と同じものを揃えて、その範囲で「方策」を実際に試すところだ。これの何がそんなに気に入っているのか自分でも不思議だったが、よくよく考えてみると、この実証主義的な心根がかつて技術者で製造業だった自分の琴線に触れるのかも知れない。  それと、その前のこの植物学者のいろいろなアイデアや実行力は凄い。最後に次のプロジェクト用のロケットから、色々なものを取り外した描写には笑ったが、先端をシートで被うってのはムチャじゃなかろうか?火星にも大気があるのだから、空気抵抗によるアンバランスで墜落したりするのでは?なんて思ってしまった。  でも、世界各国の人たちが一丸となって、彼の帰りを待っている・その帰還を祈っているという状況は、ドラマチックで気持ちの良い感動であった。[DVD(字幕)] 8点(2018-11-29 22:45:57)《改行有》

72.  長州ファイブ 《ネタバレ》  ふーん、長州五傑というのか。大筋では実話なんだな。歴史的な事は良く分からないが、幕末に国を憂いて行動した若者の物語は、地味だが感動させられる。殊に技術力が国を支える(うろ覚え)とか、人を育てればその人が工業を起こすとか、技術系の仕事をしてきたものとしては、結構感じ入るところ多し。[地上波(邦画)] 7点(2018-11-24 22:35:38)

73.  ラプラスの魔女 《ネタバレ》  特殊能力者の話は結構あるが、この話は所謂超能力ではなく、超計算能力ともいうべきもので、人間スパコンなんだなというように理解した。現実の世界では機械の計算力が上がって、我々が恩恵を被った最もポピュラーなものはおそらく「天気予報」だろう。だから、この気象を予知できる能力というのはギリ納得できる感じだ。もっともセンサー部分に関しては謎だけど。  桜井君に対してドライアイス的な気流を流し込む映像は説得力があったが、肝心の二つの殺人事件の再現をしてくれないのは不親切だ。これは純粋なミステリではないので、物語の主軸がこの映画監督たちの話に持ってかれるのはしょうがないけど、東野圭吾作品であるからそういう部分は期待してしまう。  犯人である映画監督の論理があまりに稚拙で、ちょっと萎える。最後の監督の独りよがりな論理に対して、息子の言う「一人一人が原子」の話は、もうちょっと前に伏線的に表現されていればよかった。  それにしても、主人公の一人、すずちゃんは当然としても、研究室の助手、怪しい教授の助手、プロデューサーの若妻と、美女しか出ないな、この映画は。[DVD(邦画)] 6点(2018-11-18 21:22:27)《改行有》

74.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》  これが実話ベースだというのだから、すごい話だ。スタートレックのカーク船長は、先頭に立って危険な惑星に乗り込んでいくことがよく揶揄されるが、実際の船の船長というものは、これほどの行動力と責任感が強いのか。  無線機の話の聞いて、裸足の賊に対してガラス破片を蒔いたクルーの機転も見事。[DVD(字幕)] 8点(2018-11-16 20:58:40)《改行有》

75.  新吾十番勝負 《ネタバレ》 今、TSUTAYAで借りられる「総集編」というやつ。  あまりにもはっきりと分かれているので、ああここから第二部なのだなと判る。第一部はとても面白かった。将軍吉宗の攫われた子にまつわる事件で、それに絡んだ老中職をめぐる陰謀と成敗の話。ありがちっちゃありがちな話のようにも思えるが、今から見るとちょっと大げさな感のある大川橋蔵の演技が良いな。歌舞伎由来なんでしょうかね。  第二部(の部分だと思う後半)はちょっと、見足りない思い。もうちょっと平民の事件に首突っ込んで色々と立ち回ってほしいが、お宮の警護をめぐる騒ぎは拍子抜け的に終わるし、大阪城代をやっつける話と多門先生の果し合いとその敵を誓う話がどっちつかず的で、どちらももうちょっと見たかった感じが残る。  最初の老中の成敗の時に「新吾の一番目の勝負」と言っていたのだから、その後も「〇番目の勝負」と続けた方がいいのでは?[DVD(邦画)] 7点(2018-11-04 21:08:46)《改行有》

76.  若おかみは小学生! 《ネタバレ》  何だか評判良いみたいで、”全国的に品薄な”パンフレットも買えなかった。だが私的には、確かに感動的な物語だが、「悪くないね」程度だった。  以前、小学生が一人で食べ物屋をやって生活するマンガを読んだことがあって、その連想からこの娘も天涯孤独になったのかと思ったら、おばあちゃんがちゃんと居るんじゃないか。マンガらしく幽霊の効果で「若女将」修業を始めることになる展開は面白かったが、無理して将来の進路を決めてしまわなくても良かったんじゃないの?  とは言いながら、小学生の成長と若女将としての成長がリンクしているのは、大道だが良い感じだ。  自分の考えやら嗜好によって、他者を理解・受け入れられない部分ってまあ誰にでもあるが、、おもてなし修行の中でそういう事を受け入れられるようになる物語がは良いと思う。それを表すのに、事故を起こした家族を使うのはどうかね?自分だったらとてもそんな気にはなれないと思うのだが、小学生の女の子にそこまでさせちゃうのは酷だなあ。まあ、それを乗り越える娘の物語だからいいのだろうけどね。  ところで三人の幽霊や、ピンふりさんなど、面白そうな登場人物がたくさんいて、連続TVアニメにしたら楽しそうな気がする。と思ったら、もうあるのね。それ。[映画館(邦画)] 7点(2018-11-01 18:52:11)(良:1票) 《改行有》

77.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 《ネタバレ》 うーむ。何か、物語が終わりまで達していない感が凄い。ヨーロッパの大戦時の情報が自分の中に殆ど無く、ダンケルク(映画で見たばかり)以外の部分は、良く分からん。 始まりはともかく、この終わりは「反撃の気運が盛り上がり始めた」ところで、これからという感じで終わっていて欲求が溜まるばかり。しかも、民衆の生の声に突き動かされた的な描き方をしてはいるが、元はと言えば自分が嘘の戦況演説をして国民を誘導した結果であって、どうにも素直に感動できない。 彼の信念として「独裁政治への嫌悪」と「民主政治への信念」は、分かりやすい対立軸でいいのだが、その辺が描き切れていない気がする。というか、前述の誘導がそれに水を差す。更にそこに「王制への忠誠」的なものが入ってくると、さらに理解がしにくくなってしまう。王様周りは無かった事には出来ないか。出来ないよな。史実なんだから。ま、この辺は皇室のあるわが日本でも同様の事情があるので、なーんとなく理解しておくことにする。[DVD(字幕)] 5点(2018-10-23 20:20:30)《改行有》

78.  スター・トレックVI/未知の世界 《ネタバレ》  この映画に登場するエクセルシオと云う宇宙船は、ファンページの情報によると「日本人が設計したらこうなる」と意図してデザインされているのだそうだ。そして何と(というか、まんまとというか)私はこの船が大好きで、さらにボクら日本人の星、ヒカル・スールーが艦長になっている上、本作で良い活躍をするのだから、ワタクシ大喜びである。ま、それはそれとして。  宿敵クリンゴンが和平を提案してきたときに、その使者を迎える任務を因縁のエンタープライズ/カーク船長に仰せつけるなんて。この時点でエライサン達そんな気サラサラないだろと思うのだが。映画ではスポックの説得がご立派でそのまま引きずられる。  今回は、エンタープライズに罠が仕掛けられて、その犯人捜しの捜査が行われるのだが、今から200年以上も未来の話にしては、捜査方法が地味で科学技術っぽくないのは残念(とは言っても超科学で解決してもそれはそれで納得できなかったろうが)で、それ以上に犯人への罠が安手の2時間ドラマ張りなのは、何とかならんのかとも思う。  カーク船長の物語としては、本作が一応最終回と思って良いのだろうが、それ(ホントはスポックとマッコイとの3人組への愛着)を考えると悲しくなってくるので、若い世代への代替わりに期待しておこう。でも、次の艦長はツルッパゲのじいさんみたいだけど…。[DVD(字幕)] 6点(2018-10-22 22:31:50)《改行有》

79.  スター・トレック5/新たなる未知へ 《ネタバレ》  TOSの中に、アポロンを名乗る宇宙人が登場、と思いきやその巨人は本当に「我々の」アポロンだったという話があったのを思い出した。  一方、本作では意味ありげに銀河の中心にいたのは、超常的な力を持ってはいるが、詳しい事情は明かされない囚われの生命体。もう今更、神と名乗る進化生命の話なんて、ありきたり過ぎてつまらない。というか、だれか知らないけど、こいつをここに閉じ込めたやつこそが、多分神だ。…でも神と呼んだのは人間側だけだし、幽閉されているなんて一言も言ってない。ひょっとしたら植物のように、動けない生き物なのかもしれないなあ。こいつは神じゃない時点で、物語の面白さ的には前述のTV版一エピソードの方に軍配を上げたい。  スポックの兄なんてのも出てきて、人の苦しみにとらわれた心を開放するとか、人の心的なものを描くのかと思いきや、そっちは終盤トーンダウンで残念。  そうそう、TOSの中の「緑の踊る女」を見てうわっ何だこれ?と思った瞬間、本作のウフーラの踊りを思い出した(他の人とは順序が逆だろうな)。こういうセンス、好きなのかね?スターシップの船長は。  総合的に、シャトナー自身の監督作なのに、これではガッカリ。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-10-10 23:24:55)《改行有》

80.  故郷への長い道/スター・トレック4 《ネタバレ》  劇場で見た時には、捕鯨国・日本に対しての批判めいた感じを受け、ちょっと反感を覚えた記憶がある。むしろ沢山捕りすぎて絶滅に追いやったの、お前らアメリカ人だかんな、と思った。  今見ると、あからさまな日本批判は無く、昔の地球で四苦八苦して任務を遂行して帰ってくるという話が、スター・トレック的でいろいろな描写も面白い。  ただ一点。タイムワープってそんなに簡単にできちゃうの?という事だけ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-10-08 17:51:06)(良:1票) 《改行有》

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