みんなのシネマレビュー |
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61. アラビアのロレンス 完全版 映画ファンなのにまだ観ていなかった本作、配信されていたので早速観ることに。 1962年は私が生まれた年、こんな豪華な映画が製作されていたとは。 スケールの大きさ風景の美しさには感動した。 序曲も名曲でしばしうっとり。 しかし、今見るとなかなか進まない丁寧な作り、時代を感じる。 アラブの歴史もほとんど知らず、途中で背景などネットで調べつつ観進めた。 一気に鑑賞したら理解しないまま終わっただろうが、勉強しては少し巻き戻して観る事で理解を深めた。 配信での鑑賞の利点だと思う。 ロレンスの猛進と挫折を隠さず描いた事に共感。 人間らしい生きざま。 脇役のアラブ人も名優、名演技。 お話しに深みをもたらし、リアリティを感じさせた。 アレック・ギネスさんアンソニー・クインさんオマー・シャリフさんに拍手。 そして動物好きには見どころいっぱい。 らくだたちの頑張りにはもう脱帽です。 水無しで砂漠を横断、足の速いこと速いこと。 なんと言っても顔が可愛い。 くちびるがびろーんとして時々歯が見えちゃう。 従順な姿を見て、私もらくだに乗りたくなりました。 馬やロバも頑張っていましたね。 らくだあってこその砂漠、アラブの国々、の印象を受けました。[インターネット(字幕)] 9点(2022-12-12 16:48:55)(良:2票) 《改行有》 62. ジュディ 虹の彼方に ゼルウィガーさんのなりきりぶりは凄かった。 顔の筋肉を総動員してジュディになり、姿勢悪く落ちぶれたスターを表現。 そこが一番の見どころでした。 歌のシーンが一番良かった。 なにせ、脚本がちぐはぐでもったいなかった。 心情に共感できない。 期待が大き過ぎたからかも。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-27 16:04:26)《改行有》 63. ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー 《ネタバレ》 アベンジャーズ大好き、ブラックパンサーには感動、オコエのキャラに共感する私にはとても魅力的な作品。 チャドウィックさんの突然の訃報に動揺した私を、きちんと落ち着かせてくれました。 乗り越えて盛り上げたいとのマーベルの心意気、素敵だと思った。 本作はブラックパンサー登場が見せ場だが、王女シュリの成長物語でもある。 国としての姿勢や為政者の心構え、そして家族についても語られる。 丁寧に会話を聞いていくと、シュリの苦悩や希望が少しづつ分かってくる。 シュリをそしてワカンダをどんどん応援したくなる。 ブラックパンサーびいきの人は是非みて欲しい。 前作の観直しは必須です。[映画館(吹替)] 8点(2022-11-11 16:36:15)《改行有》 64. RRR 期待通りのスケールの大きさ。 音響の良さ腹に響く太鼓の音。 歌の素晴らしさ、盛り上がる気持ち。 ひとつひとつは大袈裟過ぎで笑えるけど、勢いやテンポでこれも有りでしょう!と迫ってくる。 盛り上げ方が実に気持ちイイ。 えー無しでしょう、が有りになる時、自分の気持ち持っていかれた!と確信。 小躍りしたくなる高揚。 主役の二人はもう最高です! 特殊効果はあっても、撮影時のアクションで、体がボロボロになるまで頑張ったのじゃないかしら。 拍手拍手。 敵がはっきりしているのも分かりやすかった。 白人役の方々も楽しそうに演じているように見えました。 次回はどんな「無いを映像化」が見られるか、とても楽しみ。[映画館(字幕)] 9点(2022-11-06 15:52:27)《改行有》 65. ブレット・トレイン ぶっ飛んでる割には、観やすくて分かりやすい。 銃弾と名乗ってるが、銃より毒とか多彩な方法で攻めてくるのも良かった。 真田広之さんカッコいい(キャー!)痺れました。 ブラッド・ピッドさんのコミカルさも素晴らしい。 ちょっと違う日本の風景だったが、使われた日本名前の漢字がキレイに見えた。 私たちの周りも、もっと日本語を看板に使ったほうが美しいかもと思わされた。 監督やスタッフの日本への尊敬の念をとても感じた。 素晴らしい作りてにピッドさん風にお礼が言いたい。 「ドウモアリガトウ」 それから、私が気に入ったのはウルフ役のベニート・オカシオさん。 衣装がバリっと決まり張り切ってるのに、どこかくすっと笑えるところ。 結婚式のシーンは見応えありました。 そして、音楽も最高。 気持ちが段々高まった所に、あの「ヒーロー」 私たち世代にはもう、たまりませんね。 外国でヒットしたら日本に新幹線乗りに行きたい!と観光客増えるかしら。 そうであれば嬉しい。[映画館(字幕)] 8点(2022-09-08 14:01:22)《改行有》 66. キングダム2 遥かなる大地へ 始まりは伍の説明などおとなしい感じ。 話しが進むにつれ、それぞれの心情にグッときてどんどん引き込まれた。 特に、縛虎申役の渋川清彦さんは威張った上官に見えたが、志の高さや優しさがわかり、そうなのかと涙した。 献身的なその姿は、秦の中でも際立っていたように思えた。 乗馬シーンで馬の扱いが一番上手かった。 かっこいい! 本作の一番好きなキャラクターになった。 それから、羌瘣役の清野菜名さん素晴らしかった。 「キョウカイ」と言う発音から鈴木京香さんを連想してしまった。 涼しい目元が魅力的だからか。 アクションも出来、涼やかな顔立ちで孤独の演技もできるとは、凄い。 そして、山崎賢人さんの熱い演技とアクションは群を抜いていた。 足の速いのはホント最高。 信の役は山崎さん以外考えられません。 今回は出番の少なかった政の吉沢亮さん、次回作での活躍が楽しみです。[映画館(邦画)] 8点(2022-09-02 21:17:43)《改行有》 67. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 恐竜大好きなおばさんです(笑 素敵な恐竜が数多く散りばめられ、ある時は可愛くある時は恐ろしく、どちらも魅力いっぱい。 そんな訳で点数は大いに甘めです。 なんと言ってもヴェロキラプトルのブルーの愛らしいこと(うっとり) ブルーのファンでブルー見たさに鑑賞の私。 子供のベータのくるくるの瞳にも魅了された。 自分が大富豪だったら庭で親子を飼ってみたいと思う。 赤い羽毛もピロラプトルも綺麗でした。 水中のシーンは臨場感あったし見どころ。 ちょっと変わった見た目のバリオニクスも面白かったし、海中のモササウルスも雄大だった。 家の都合で鑑賞が遅くなったが、劇場で観るべき作品。 頑張って観に行けてとても満足。 配信になったら、ネットで種類確かめて観直したい。 それから、こういうジャンルはそれぐらいの脚本で良いのではないでしょうか? そこにはいない物を見、怯えた表情をして下さる俳優さんの名演技に拍手です。 主役は恐竜たち、自然の中で大暴れする姿。 完結編にふさわしい豪快な作品。 前作、おりの中の恐竜が悔しくて涙した私の無念をこの作品が晴らしてくれました。[映画館(字幕)] 9点(2022-08-28 14:46:42)《改行有》 68. 最強のふたり 爽やかでストレートな作品。 最初はドリスの事は気に入らない。 なんだこんなヤツ・・となじめなかったが、次第に素直で行動的でいいヤツなんだと思えた。 フィリップとドリス、油と水ぐらい違うのにフィーリングはピッタリ。 そこが面白い。 周りは振り回されて大変ですけど(笑) 病気ネタで涙をさそったり、笑わせようと芝居し過ぎたりが嫌いな私。 主演ふたりの自然さがとても良かった。 小ネタはいろいろ笑えたが、特に「モップ頭」と「木が歌ってる」がツボでした。[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-22 22:21:47)(良:1票) 《改行有》 69. 東海道四谷怪談 毎日猛暑だし、四谷怪談で涼もうかと。 ・・・怖い~涼しい~極悪。 夏にぴったり。 邦画ですが字幕つけて鑑賞。 知らない言葉も漢字で見ると分かりやすい。 配信だったら字幕付きが、より楽しめます。 伊右衛門と直助の悪っぷりは見どころ。 金の為ならどんな嘘でも、つらつらと。 特に、直助役の俳優さんの自信に満ちた演技が怖かった。 伊右衛門の葛藤も物語りを深くした。 前半のドラマも見やすいが、何と言ってもお岩の変身からの後半が良し。 彩色と特殊メイクとセットと熱演。 ある物をすべて使った力業、熱意を画面からヒシヒシと感じた。 画質は劣るが、じいっと見て、その時代のものとして脳内補正する。 良さがじわじわくる名作。[インターネット(邦画)] 8点(2022-08-01 10:12:16)《改行有》 70. マ・レイニーのブラックボトム チャドウィック・ボーズマンさんの熱い演技が光る。 ヴィオラ・ディビスさんのオーラと迫力に私もビビった。 実に素晴らしい。 舞台劇の映画化だそうで、地下室でのメンバーのやり取り、押しまくるカンジで濃い。 マ・レイニーの一代記と思って観始めた私には、少し難しい。 Netflixの「マ・レイニーのブラックボトムが映画になるまで」もその後に鑑賞。 作品を理解する助けになった。 音楽を中心に描いた作品ではない事は理解した。 私はジャズやブルースが好きなので、そちらに焦点を当てる作品が上映されたら良いなと願っています。 そういう勘違いでした。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-30 13:01:53)《改行有》 71. グレイマン アクション見やすいしテンポも良い。 列車や車の登場する角度など、CGなのかドローン撮影なのか、オシャレな見せ方にため息が出る。 さすがの画面に引き込まれた。 これでもかと都市を破壊、現実だったら国際問題になるレベル。 ど派手とはこの事ですね。 そしてビックリしたのは、あのクリス・エヴァンスさんがまさかのヒール。 胸板厚くて憎たらしい。 明るいトーンが凄みになるなんて、イメージチェンジに感心。 次回作は劇場に観に行きたい。[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-28 21:41:51)(良:1票) 《改行有》 72. キング(2019) 若い俳優さんたちの活躍が目立った作品。 主役のティモシー・シャラメさんはもとより、弟役のディーン・チャールズ・チャップマンさんやロバート・パティンソンさん、そしてリリー・ローズ・デップさん。 作品の重さに負けず、それぞれ存在感を見せてくれた。 それと、泥まみれの鎧の戦闘。 重量感と迫力があった。 このシーンを見れただけでも、観続けて良かった。 ヘンリー5世を忠実に描くのではなく、王としての孤独や苦悩を描きたかったのか。 歴史の知識が乏しい私には、ちょっと難しい作品だった。[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-25 21:34:51)《改行有》 73. インクレディブル・ハルク(2008) 配信の前、ビデオ屋さん通いの頃から「インクレディブル・ハルク」観たかったんです。 長年の探し物を配信で見つけた。 そんな喜びから、点数は甘めです。 ハルクと言えばマーク・ラファロさんに慣れていて、エドワード・ノートンさんを新鮮に感じた。 脚本にもノートンさんが参加したとか。 他のマーベル作品とは一味違うように思えた。 繊細で知的なハルクもなかなか良かった~。 ノートンさんが素敵なので、それだけで幸せに思えた2時間。 2022年に観るとCGもこのぐらいかなと期待値低いので気にならない。 そして大きくて重いパソコンや、今はあまりないデジカメも登場して懐かしかった(笑)[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-20 21:05:17)《改行有》 74. ブラック・スワン 凄く怖くて落ち込みました。 ナタリーさんの鬼気迫る演技に背中を押され、頑張って観続けた。 劇場鑑賞であれば、音楽の迫力でもっと感動できたかもしれない。 観る人を選ぶ作品だと感じた。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-19 13:24:29)《改行有》 75. ソー:ラブ&サンダー 「ソー」3作観直してから鑑賞。 前作からの意識高い本作、お陰でいっぱい笑いました。 くどくてズレてる監督の作風も慣れましたし(笑) 「ソー」はまだ続くそうですから、途中繋ぎのお話しとしては良く出来ている。 クリスチャン・ベールさんは流石の名演。 そこからそうなった訳ですから(ネタばれは書きません)次回作にも登場か? 私の勝手な想像ですが、次回是非ベールさんまた見たい。 本作はラブが大きな主題。 スターウォーズエピソードⅡを彷彿させる。 思えばナタリーさんはそちらでも愛だった… どちらも熱演でどちらも繋ぎのお話し。 私の個人的な感想ですが。 あちこち調べない私ですから、予想は大外れかもしれません。 それもまた楽しいので、次回作をゆっくり待とうと思います。 雷の神は光って戦えばそれで満足。[映画館(字幕)] 8点(2022-07-16 20:36:56)《改行有》 76. ジュマンジ/ネクスト・レベル ダニー・グローヴァーさんとダニー・デヴィートさんの掛け合いが面白く、すっとお話しに入れました。 個人的に、主人が回りくどくてイライラさせられる喋りなので、共感。 ずっと、そうだよね、まどろっこしいよねと笑いっぱなし。 ツボにハマりました。 ゲーム内の俳優、ダニーさんたちをリスペクトしてるのだなと、演技(真似)に感心。 掛け合いセリフがテンポ良く、話しがかみ合わない設定も上手く出きている。 次回作も期待します(笑[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-02 18:50:09)《改行有》 77. 羅生門(1950) 2008年に修復したフィルム。 配信の技術も素晴らしく、スッキリ綺麗な映像を観られた。 ずいぶん前にビデオ録画した黒沢作品は(どの作品かは忘れました)ぼやけて見づらかった。 時代が進むと、昔の名作が当時のものに近く観られる。 嬉しい進歩に感謝。 さて、「羅生門」のレビューに移ります。 光と影をこんなにも美しく撮影できるとは! そして三船さんの活発で残酷でイキのいい演技。 端正な顔がくるくると表情変わり、美しくコミカルな動き。 深刻な話しでありながら、おかしみも感じられる。 京マチ子さんの体当たり演技も良かった。 不気味な羅生門での3人のやりとりにも引き込まれた。 これぞ映画と思わせてくれた名作。[インターネット(邦画)] 10点(2022-06-21 13:00:08)(良:1票) 《改行有》 78. トップガン マーヴェリック あたかも戦闘機に搭乗したような臨場感。 遊園地の乗り物乗ってるような快感があった。 劇場で体感して良かった。 4DXではなく通常のスクリーンでも充分楽しめた。 戦闘機も種類いろいろ、コックピットのスイッチも豪華でしびれた(笑) バイクにヨットに車、見せ方もクールでカッコよかった。 分かりやすいストーリーも観やすいポイント。[映画館(字幕)] 8点(2022-06-19 17:06:28)《改行有》 79. オースティン・パワーズ:デラックス 配信音楽からクインシー・ジョーンズさんの「オーステンパワーズのテーマ」が流れてきて。 あー(笑)あのおバカなオープニング見たい~。 ぷぷぷぷ、アハハ! もう最高っすね。 微妙な映画を観てレビューに困った後、この作品で頭空っぽで大笑いしてスッキリしました。 しっかし、バート・バカラックさんとか豪華な出演メンバーにも感心。 映画は音楽もとても大切なんだなぁ。 るんるん。[インターネット(字幕)] 9点(2022-06-18 11:48:53)《改行有》 80. イン・ザ・ハイツ 舞台ミュージカルの映画化作品。 とても豪華。 歌もラップもダンスも凄い。 私は特にアブエラおばあちゃんの歌と存在感が気に入った。 おばあちゃん可愛い。 しかし、映画作品としてはメインの登場人物を絞ったほうが見やすいかも。 静かな場面を増やしてメリハリ付けたらもっと楽しめたと思う。[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-14 16:50:32)(良:1票) 《改行有》
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