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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  チャッピー 《ネタバレ》 ニール・ブロムカンプ監督がまたやってくれたぜ!あんたスゲェよ!監督処女作である第9地区のブッ飛んだ設定やいつの間にかエビ星人に肩入れしてしまうストーリーも最高だったけど、このチャッピーも最高のSFヒューマンストーリーだよ!まず主人公のチャッピーの声がC-3POみたいでちょっと抜けてるような感じなのが感情移入できていいじゃないか。あと、下手なSF映画ではチャッピーが”家族”のために犠牲になって…という展開になっちゃうんだけど、最終的にはそうならないのもいい。第9地区は、主人公はエビ星人になってしまうというある意味バッドエンディングなのだが、チャッピーでは最高ではないが最善のハッピーエンディングになるのもいい。ハンス・ジマーの劇伴も地味にいい仕事している。ほぼ2時間の上映時間のうち最後の30分は、号泣ではないものの涙が途切れることがなかった。こんな体験は初めてだ。まだデビュー3作目だか第9地区とともにブロムカンプ監督の代表作になること間違いなし!![映画館(字幕)] 9点(2015-05-23 18:25:30)

62.  ラン・オールナイト 《ネタバレ》 リーアム・ニーソンのアクション映画はアクションが現実離れしていないので安心して見られるのがいいですね。ビルから大ジャンプとかないし。ただ途中でカーチェイスがあるのですが、あれでよく(カーチェイスが終わる地点で決着が着くまでの)途中で事故らないな~とは感じましたが。出演者では主役のリーアム・ニーソンはもちろんいいのですが、敵(マフィアのボス)役のエド・ハリスと(プロの殺し屋役の)コモンの存在感と演技がスゴいです。あと地味に凄いのがカメラワークで、ニューヨークの上空にあったカメラが高速移動してクローズアップするというカメラワークが多用されています。ものすごく自然なので違和感を全く感じませんがよく考えるとCGを使わないと不可能でしょ、あれ。[映画館(字幕)] 7点(2015-05-17 08:20:03)

63.  96時間 レクイエム 《ネタバレ》 第1作・2作とも、旅行先でリーアム・ニーソン演じるブライアン(主人公)の娘キムがさらわれて取り戻すというストーリーだったが、3作目も同じだとダメだと製作サイドは思ったのか、ストーリーをがらりと変えてきた。今作では誰もさらわれない(細かく言えばさらわれるという行為はあるが、前2作ほどその比重は大きくない)。なので、前作のような「いかに探し当てるか」という点を期待するとやや肩すかしを食らうかもしれない。ブライアンのアクションは見応えはあるがちょっと都合が良すぎる点もいくつか見受けられたが、トータル的には面白い作品だと思う。前2作を見てから本作を見ることを強くオススメします。それにしてもブライアンの家族があんな事になるということは、もう続編は作らないという意思表示なのだろうか。ブライアンとキムが生きているから続編の可能性はないとはいえないなぁ。 あと、「96時間」という邦題が内容とマッチしていたのは1作目だけなので、内容と関係無くなった96時間という邦題はちょっと残念。[映画館(字幕)] 7点(2015-01-12 20:09:12)

64.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 面白かったです。日本語タイトルやTVCMからは「フライトプラン」や「エアフォースワン」のようなアクション重視の映画のような印象を受けますが(ちなみに原題は"NON-STOP"。これはこれでひねりのないタイトルではありますが・・・)、あえてジャンルを決めるならミステリーで、犯人捜しに重点が置かれています。実際、上映時間のほとんどが犯人捜しに費やされ、真犯人がわかるのは映画の最後のほうです。うまいなと思ったのは、航空保安官である主人公にも犯人の嫌疑が掛けられることです。しかも外部からは容疑者の筆頭と見られてしまいます。映画を見ている観客は、主人公は無実のはずと思いながらも頭の片隅では最後にどんでん返しがあるかもしれないと、映画に集中することができるようになっています。 主人公を演じるリーアム・ニーソンは身長が193cmもある大男ですが、その風貌からくたびれたおっさんにしか見えない(映画の中ではアル中ですし)ので、一見ただのおっさんが観察力を駆使して犯人を捜していくプロセスが面白いです。リーアム・ニーソンのアクションものが気になった方は「96時間」「96時間/リベンジ」もオススメです。[映画館(字幕)] 7点(2014-09-07 19:54:41)《改行有》

65.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 日本版ゴジラをじっくりと見たことがない(テレビでながら見ならある)ので本家との比較はしませんが、良かったです。エメリッヒ版ゴジラとは雲泥の差だと感じました。本作では、ゴジラはMUTOという怪物を倒します。そういう意味では一見すると人類の味方に思えるかもしれません。しかし、ゴジラはあくまでも目の前の怪物とただ戦っているだけにも見えます。映画の中の人類はゴジラを救世主かもしれないと感じている表現もありましたが、ゴジラは恐らくそんな人類の思惑とは無関係に生物の本能として敵と戦っていたのではないでしょうか。また「敵」として描かれているMUTOも、地球上のいち生物と考えれば人類にその存在を消滅させる正当な権利は果たしてあるのか、オスMUTOとメスMUTOの睦まじい様子や、卵を燃やされて悲しげに咆哮するメスMUTOの姿を見て、そんなことも考えさせられました。渡辺謙演じる芹沢博士の「人類は自然をコントロールしている気になっているが実は逆なのだ」という言葉が突き刺さります。[映画館(字幕)] 7点(2014-07-25 20:53:59)

66.  借りぐらしのアリエッティ 紅の豚を劇場で見たときに、それ以前のジブリ作品とは目指しているものが変わったと感じて以来、それ以降のジブリ作品を劇場で見なくなった(例外はポニョ)。この作品は劇場公開時にちょっと気になったものの、先の理由と宮崎作品でないという2つの理由だけで見ていなかった。今回TVでやるということでじっくり鑑賞してみた。食わず嫌いはいけませんね。ラピュタほどではないが、冒険要素もしっかりあるし、素直に面白いと感じました。アメリカではこの作品がジブリ作品で興行収入トップというのもなんとなくうなずけます。[地上波(邦画)] 8点(2014-07-19 19:15:05)

67.  テルマエ・ロマエⅡ 《ネタバレ》 安定の続編。展開は前作と変わらず、ルシウスが新しいテルマエの製作を命じられアイデアに詰まったり問題が発生したりすると現代日本にタイムスリップし、そこで得たヒントを元にローマに戻ってお風呂問題を解決する、ということが繰り返されるというもの。展開としてはワンパターンではあるが、日本の風呂文化の良い面を取り入れて問題が解決するというのは小気味良く飽きさせない。やはり日本の文化が外国人に褒められるとうれしいものだ。BGMも「アイーダ」や「誰も寝てはならぬ」、「モルダウ」などの名曲がふんだんに使われていて心地よい。 また、前作で女たらしの面だけ強調され全くいいところがなかったケイオニウス(北村一輝)が良い人として描かれたのもうれしい。 あと、男性にとっては上戸彩の入浴シーンでのヨコチチも見ものか(笑)。 一応、本作で完結しても問題ないストーリー展開になっているが、前作や今作のような安心の展開ならもう1本作って3部作にしてもいいかもしれない。 それにしても昔は、日本映画も将来はハリウッドのように、VFXを駆使して何でもリアルに見せるSF大作やスゴいアクション大作が作れるものと思っていたが、それはどうやら無理そうだ。しかし、この作品のようなちょっと変わった作品なら面白いものが作れるとわかった今、これが邦画の生き残り方かもしれない。 [映画館(邦画)] 8点(2014-04-26 20:18:06)(良:1票) 《改行有》

68.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 フォーミュラレースを扱った映画はそう多くない。古くは「グラン・プリ」、最近(でもないが)なら「ドリヴン」なんかがそうだ。そんな中でこの「ラッシュ/プライドと友情」はフォーミュラ映画の大傑作といっていいと思う。ロン・ハワード監督も音楽担当のハンス・ジマーも素晴らしい仕事をしたと思う。私は1987年のテレビ放送からしかF1を見ていないので、1976年の出来事は雑誌や書籍でしか知らない謂わば「歴史上の出来事」でしかなかった。しかしこの映画を見て、まるで76年にリアルタイムにF1を観戦してきたかのような臨場感に圧倒された。大やけどのあと復帰したラウダがハントに「事故に遭ったのはお前のせいだが、生きる力をくれたのもお前だ」と言ったときも、復帰戦でのラウダの走りにも溢れる涙を抑えることができなかった。主人公のハントもラウダも本人そっくり(でもこの映画でのラウダはデーブ・スペクターにちょっと似てると思った)だし、何しろ当時のマシンが実際に走っている映像が(CGもあるかもしれないが)凄かった。ロン・ハワード監督はこの映画を撮るまでF1の事をよく知らなかったそうだが、F1ファンも納得のカメラアングルでマシンの魅力を引き出してくれた。あと、細かいことだが、ワールドチャンピオンが決まるF1世界選手権イン・ジャパンでの富士スピードウェイのストレートや第1コーナーもよく再現されていたし、出場したTyrrell P34のデカールが「たいれる」「しぇくたあ」となっていたのもファンにはポイント高し。[映画館(字幕)] 9点(2014-02-21 20:54:50)(良:1票)

69.  TRICK トリック 劇場版 ラストステージ TV第一シリーズからリアルタイムで見てきたファンとしてはトリックが終わるということに感慨深いものを感じてしまう。ファンの方々ならわかっていただけると思うが、トリックは劇場版よりTVシリーズ(長編SP含む)のほうが断然面白い。良い意味で遊んでるのだ。例えば長編SPの第2作・第3作は市川崑の金田一耕助シリーズのパロディ(決してパクリではない)となっていて、市川崑ファンもニヤリと楽しめる作りとなっている。それに対して劇場版は、いい話・泣ける話にしようとしすぎるきらいがあり、それがトリックの面白さをやや殺してしまっているのだ。まあ、そんな傾向も含めてトリックということか。13年半もの長きに渡る歴史に感謝して7点を付けたいところだが、やはり6点くらいがトリックらしくていいかな。 ところで、このサイトではこの映画、「2013年の作品」って事になってるけど、これは製作年なんですかね?自分としては邦画は公開年をとって「2014年の作品」とした方がいいと思うんですけど・・・[映画館(邦画)] 6点(2014-01-15 18:13:49)《改行有》

70.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 重い映画に感じました。雨と雪の生い立ちを考えると決して幸福ではない結末を序盤から考えてしまい、どんなに楽しい場面でも切なく感じました。雨がいなくなった後、花は周りにどのように説明したのだろうか。(良い意味で)見直すには相当の時間とエネルギーが必要になると個人的には思う。[地上波(邦画)] 7点(2013-12-20 23:22:59)

71.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 この映画のいちばん凄いところは重力下での撮影で無重力を描き切ったことだろう。パンフによるとワイヤー吊りでの撮影だという。まったくそんな感じは受けなかった。見事としか言いようがない。「アポロ13」はジェット機の急降下で発生させたわずか30秒間の無重力状態を利用して撮影されたのは有名な話だが、技術の進歩は凄いものだ。 一つ苦言を呈すなら、それは邦題の「ゼロ・グラビティ」だ。この映画の肝は最後地球に生還した主人公が水から陸地に這い上がる際に重力を感じて「生」を体感するところにあるのだが、邦題の「ゼロ」がそれを台無しにしている。映画では、先の生還の場面の直後には原題の「GRAVITY」がスクリーンに現れ、この映画の主題が何かということを観客がくっきりとわかるようになっている。日本の配給会社は映像面だけを売り(ほらこんなに凄いゼロ・グラビティ=無重力=宇宙空間の映像の映画ですよ)にしようとしたのだろうが、もっと内容の本質を見極めて邦題を付けるべきだ。 あともう一つ。これはこの映画に限ったことではないのだが、3Dで字幕という組み合わせでの上映が極端に少ない日本の映画館業界はなんとかならないものか。字幕が3Dを邪魔するって考えてる?そんなことないって。せっかくジョージ・クルーニーの美声を聞こうと思ったのに近所の映画館は皆3Dは吹替。まあ、そのおかげでちょっと遠くのIMAXへ行く良いきっかけになったんですけどね。[映画館(字幕)] 9点(2013-12-14 01:20:27)(良:6票) 《改行有》

72.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 映画としての演出はあると思いますがいいドキュメンタリーだと思います。海賊の立場、アメリカ(軍)の存在意義、それぞれの実情がわかります。またプロの職業人を演じるトム・ハンクス、海賊を演じるソマリア人の演技も素晴らしい。トム・ハンクスは言わずもがなですが、ほぼ素人であるソマリア人たちの演技も迫真に迫っています。 海賊は貧しい地元漁師が生活のために行っています。しかも雇われ海賊です。自分からではなく、ある意味嫌々海賊を行っているのでしょう。ではなぜ海賊を行わなければ生活できないのか。もちろん長きにわたる内戦のせいというのもあります。さらに(映画では詳しい説明がありませんが)、ソマリアの漁師は昔は自分たちが食べる分+国内消費分の魚を捕って十分に暮らしていましたが、そこに海外資本の大規模な漁業船団がやってきたのです。そうなると地元漁師は太刀打ちできません。ではなぜ海外の漁船がやってくるのか。じつはソマリア沖はマグロの良漁場なのです。昨今のマグロ人気がそうさせていると考えると、実は我々日本人にも海賊発生の遠い原因の一端があるのかもしれないと思い、少々複雑な気持ちになりました。ただ、映画はすばらしいです。 [映画館(字幕)] 8点(2013-11-30 12:50:15)《改行有》

73.  清須会議 《ネタバレ》 「王様のレストラン」で三谷幸喜のファンになった自分は「ラヂオの時間」以降全ての監督作を見てきた。「ラヂオの時間」は初監督作品ということもあり三谷幸喜お得意の密室コメディーの面白さが存分に発揮された傑作だった。しかし、第2作の「みんなのいえ」以降、作品を出すごとに面白くなくなっていった。おそらく周囲の「三谷幸喜なら凄いコメディーを作るに違いない」という声に応えるべく変に気負ってしまっていたのではないか。その結果ギャグが空回りしてしまっていたのだ。しかし前作「ステキな金縛り」では以前と比べそんな気負いが薄れたような気がしたし、実際それ以前の作品に比べれば格段に面白さが復活していた。 前置きが長くなったが、本作「清須会議」はコメディーであることを初めから捨てている。そのためか以前のような変な気負いもなく、久々の良作であると感じた。三谷幸喜が小学生の頃から暖めていたというだけあってよく練られたわかりやすい脚本になっていると思う。自分は戦国時代の知識はそんなにあるほうではないが、人物関係や背景など理解できないことは全くなかった。 時代劇としては戦闘シーンもほぼなく淡々と話が進むが、物足りなさは感じない。真面目に作ったという印象である。とはいっても全くギャグがないわけではない。前作「ステキな金縛り」の落ち武者の幽霊・更科六兵衛が生前の姿でチラッと登場したり、秀吉の妻・寧が変なおじさん踊りをしたり(中谷美紀が変なおじさんを踊るんですよ!!)と、面白い場面も。[映画館(邦画)] 7点(2013-11-23 00:24:59)《改行有》

74.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 《ネタバレ》 TV版、劇場版(総集編)とも視聴済み。アニメーション表現自体はこの作品独自のものなので、どうこう言うべきものではないと思う。こういうものだと受け入れるだけのこと。逆にストーリーはもう一歩。何となく話の筋は理解できるが、真相をつかむには何度も観なくてはならない印象を受けた。まず、この「新編」がTVシリーズの続き(同じ時間軸で同じ世界)なのかということがわからなかった。なぜならTVシリーズで円環の理となり肉体的存在がなくなったまどかが存在している世界だったから。あと、「叛逆」を行ったのは結局ほむらという認識で良かったのか。キュウベエは円環の理となったまどかの力をまた利用しようとしていただけなのか。それは「叛逆」なのか。こういうことが一発でわかる人もいるのだろうが、そうでない自分には若干のフラストレーションが溜まった。わざとわかりにくくして何回も見させて、徐々に理解するカタルシスを得させるという演出方法も理解できなくはないが、1回見ただけで誰もが内容をクリアに理解できるような演出もあったのではないか。一回の鑑賞で理解できたならもう1点追加したと思う。[映画館(邦画)] 6点(2013-11-15 00:57:25)

75.  劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 《ネタバレ》 TV版の最終回から1年後を描く、という触れ込みでしたが、言ってしまえば総集編です。ただし、完全新作ではなく総集編に新作部分を加える構成であることは公開前に記事等で明らかになっています。TV版を見た人ならばあのときの気持ちがよみがえるでしょう。TV版を見ていない人も何とか話の筋を理解できるのではないでしょうか。ただ、初見の方にはめんまがなぜあれだけの実体を伴って現れたのか?しかもじんたんにしか見えないのはなぜか?などの根本的な疑問が残るかもしれません。なぜなら、これらの疑問はTV版を最初から見ていくうちに(はっきりとは示されないが)なんとなく察していくものだと思うからです。 それでも総集編としてはまだましな方で、例えば「劇場版中二病でも恋がしたい」などはTV版を見ていない観客を完全に突き放した総集編になっています。[映画館(邦画)] 6点(2013-09-17 14:06:11)《改行有》

76.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 今回の映画化が過去のスーパーマンシリーズと決別した新たな映画化ということで、どんなストーリーになるのか気になっていたのですが、シビアでハードなストーリーでした。スーパーマン・リターンズも(主人公のスーパーマンが)暗いとか悩みすぎとか言われていましたが、それに負けず劣らず今回の主人公も地球人とクリプトン人のはざまに立って悩みます。また、予想以上の戦闘スピード(戦闘時間ではなく移動速度ね)に驚きました。これ以上速くすると観ている人は何が起こっているのかわからないかもしれない、そんな速さです。そのため、クリプトン人の凄さを表現することには成功しています。あと、ニューヨークの壊されっぷりも凄い。こんなに壊されるニューヨークは近年見たことがないです。個人的には、あの有名なスーパーマンのテーマ曲が使われなかったことが寂しいですね。あの高揚感たっぷりのテーマ曲では「明るく楽しい(?)スーパーマン」になってしまい合わないんでしょうね。あと、他のレビュアーの方も書かれていましたが、危機を乗り越えた後のヒーローとヒロインのキス、ベタ過ぎやしませんか。アメリカ人はあれがないと映画と認めないのでしょうかね?(笑)[映画館(字幕)] 6点(2013-08-31 22:08:05)

77.  舟を編む いい映画でした。辞書作りのプロセスが丁寧に描かれていて興味深いです。配役も、原作未読にもかかわらずぴったりだと感じさせてくれるキャストでした。恋愛パートをあっさり進めたのも最近の邦画においては珍しい作りで面白いと思います(もしかしたらそれも原作通りなのかもしれませんがなにぶん未読なので・・・)。年代設定が1995年という、出版においてIT化が十分なされていないだろうと想像できる絶妙な年代なのも上手い演出だと思います。そうでなければ終盤のハプニングなんてあっさり解決してしまいますから。 あと、オダジョーの西岡が良いアクセントになって地味になりがちな画面を上手く締めてくれました。[映画館(邦画)] 8点(2013-05-11 18:23:12)(良:2票)

78.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 表向き(宣伝上)はサバイバル物に見えますが、実際のところは遙かに哲学的な映画でした。いや、サバイバル物としても十分楽しめるのですが、それ以上に何か哲学的なことを考えてしまう、とてもいい映画でした。 トラはほとんどCGだそうですが、本物にしか見えません。もう「ここはCGだ」と感じさせることすらないというのはスゴイ。3Dの効果は薄いと感じました。無くてもいいかな。[映画館(吹替)] 7点(2013-01-27 02:11:39)

79.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 素直に面白かったと思います。この評価は前作を劇場で観てしまったことに対する反動でもあるかもしれません。サスペンスチックな脚本も良かった。前作もこのくらいのレベルだったらなぁ。惜しむらくはふたつ。ひとつは動機。言いたいことはわかるが悪く言えば自分のためでないことにそこまで人生を棒に振れるものかどうか。二つ目は事件を解決する最後の手段。あの方法を取らせるのならそのプロセスをチラっとでもいいから入れておくべき。いきなりあの場面では、ズルいとしか思えない。 [映画館(邦画)] 7点(2012-09-16 22:52:30)《改行有》

80.  プロメテウス 《ネタバレ》 「エイリアン」のリドリー・スコットが監督ということだけ知っていた状態で見たので、最初の感想は「エイリアンのリメイクみたい」というものでした。鑑賞後、この映画が「エイリアン」の前日譚として企画されたものと知って納得。いろんな疑問は残るものの映像美や雰囲気はとても良かったです。エイリアンシリーズ見てからのほうがより楽しめるか?いや、逆に未消化の謎が増えるだけか。命題である人類の起源について、説明台詞たっぷりでも良いからもっとわかりやすく表現しても良かったのではないか。                                            <以下ネタバレ>個人的に疑問に思ったこと。冒頭で「白い人」がいたのは人類発生前の地球?「白い人」が自分のDNAを変化させて人類になった?自己犠牲?それともそういう役割の人なのか?「白い人」が作っていたタコのような生物兵器と「白い人」のDNAが混じってエイリアンの元になった?・・・謎だらけ。[映画館(字幕)] 7点(2012-08-06 01:11:49)

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