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61.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 タイ北部の山地で、孤独な日々を送っているジョン・ランボー。かつては元グリーンベレーでベトナム戦争の英雄だった。 あるとき、米国キリスト教団体が救援物資を送り届けたあとミャンマー軍に拉致された。永く軍事政権が続くミャンマーでは長期に内戦が続いており、キリスト教徒の多いカレン族を迫害し略奪に虐殺を繰り返していた。米政府は5人の傭兵を送り出して人質救出を計り、ランボーもそれに加わることになり・・という話。 スタローンの代表作といえば、「ロッキー」とこの「ランボー」ですが、既に「ロッキー」シリーズも「ロッキー・ザ・ファイナル」で完結、「ランボー」シリーズもこの4作目で完結です。もともと原作はデイヴィッド・マレルという人の小説「First Blood(邦題:一人だけの軍隊)」を映画化したものだそうで、26年も前のことだなんて・・。 スタローンも既に還暦越えてるんですものね^^; ストーリーは大して難しくないので、見どころは戦闘シーンが全てといっても過言ではありません。ランボーのアクションは少な目な感じですが、全体的に戦闘シーンは十分激しさに満ちていてスプラッター映画も顔負けなくらいです。 実際にミャンマーは軍事政権が何十年も亘って支配していて、アウン・サン・スー・チー氏軟禁や日本人ジャーナリストの長井さん殺害、そしてサイクロンで数万人の犠牲者発生などで注目されているところ、まさにタイムリーな公開かも知れません。被災者向け救援物資の差し押さえや新憲法案の国民投票を強行など諸外国からの非難を浴びる中、後ろ盾がチベット問題で揺れるかの国だそうで、何だかリアリティ溢れてますね。。 [試写会(字幕)] 5点(2008-05-11 19:46:02)《改行有》

62.  山桜 《ネタバレ》  藤沢周平の短編小説から。江戸後期は北の小国、海坂の地。野江は、最初の夫に病で先立たれ、次に嫁いだ先にも居場所がない。実家に帰って叔母の墓参の山道で一本の山桜に出会う。背伸びしても高くて取れないその枝をふと折って差し出してくれた武士は、嫁ぐ前に縁談を申し込まれた相手だった・・という話。  磯村野江に田中麗奈、手塚弥一郎に東山紀之。うーん、藤沢作品にこの2人は適役なのかな?と思って観てましたが、どちらも線の細い顔立ちで、和服には合ってました。言葉少なに目で語るシーンが多いのが、良かったんじゃないですかね^^  藤沢作品は、剣達だけど普段は地味で目立たず寡黙で実直な下層武士が主人公というのが多いです。逼迫した財政を新田開墾と年貢増で乗り切ろうとする藩、食うものも食えない農民。昼行灯のように見られていた中間管理職的なキャラがその間で苦悩し、やがて最後の選択として悪政に一刺しする。現代でも通ずる庶民派ヒーローが描かれます。  この作品は女性が主人公でヒーロー役は手塚弥一郎が担っているんですが、ヒロインも押し殺した感情を小さいながらに爆発させ、小さな幸せを掴もうと前に進むという事でどこか似たものキャラになっています。 でも嘆願で切腹を免れたとしても・・と劇中でも語られる通りに、手塚弥一郎がやはり罪人には変わらないとすれば、その妻になるというのは3度目も幸薄いままでは?年貢を元に戻しても財政問題は未解決のままでは?等々ありますが・・  利権を使って私腹を肥やしているのも、庶民に対する税金は上がる一方で片や金持ちや大企業を優遇しているというのもまさに現代と同じですね^^; そういえば、藤沢周平ゆかりの地・山形ではいち早い上映開始だそうでw [試写会(邦画)] 6点(2008-05-08 23:54:58)(良:1票) 《改行有》

63.  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS 《ネタバレ》  時は戦国、弱肉強食の時代。とある地方に互いに国境を接する三つの国があり、その一つ、覇権拡大を目論む山名が、早川攻略の先駆けにその隣国・秋月を攻略する。一方、そのおかげで城内から逃走できた金掘りの武蔵と新八。迷い込んだ滝のほとりで秋月の黄金を発見したが、秋月の武将・真壁六郎太に捕まってしまい、逃げるためにある秘策を提案、共に山名から早川へ強行突破する・・という話。なんでもかのスターウォーズの下敷きとなった、知る人ぞ知る、知らない人でも名前くらい知ってる黒澤作品、のリメイク。  監督は、「日本沈没」「ローレライ」の樋口真嗣。主人公武蔵(たけぞう)には嵐の松本潤、その相棒にお笑いの宮川大輔。秋月の雪姫に長澤まさみ、そのお供・真壁六郎太に阿部寛。敵・山名国大将に椎名桔平。そのほか、高嶋政宏、國村隼、KREVA、黒瀬真奈美、生瀬勝久などを配してます。 松本潤君は(長嶋風)んーどーでしょー? まぁ役を損ねず頑張ってたのでは。長澤まさみは、いつもの甘えたような口調を封印してちょっと違った一面を出せましたね。阿部ちゃんはまぁ申し分無しかなぁ。椎名桔平は、○ース○ーダーを逆輸入したようないでたち(黒マントは無理矢理な感があるけどw)で胡散臭そうな敵役で適役? 高嶋政宏は「うい奴・・」の男色役人・・w  まー概ね楽しめましたが、山の踊りのシーンはちょっと長過ぎ。あと、瘴気?(天然ガス?)が引火して山ごと大爆発ってゆーのは科学的見地から見てどーなんでしょ? その他諸々気になるとこありますけどw 多分作品自体どうしてもオリジナルと比べられ厳しい寸評必至かも。でもそれは十分承知で作られたのでしょうけど・・。既に先駆として、角川&東宝、森田芳光&織田裕二のかの作品があります。永きに亘りタブー感あった黒澤作品のリメイクがこれからどんどん作られていくのかもしれませんね。。 [試写会(邦画)] 5点(2008-05-07 00:52:40)《改行有》

64.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》  独りぼっちで20歳の誕生日を迎えた大学生ジローは、自分への誕生日プレゼントを探している。そんなとき、こちらを窺う女の子が目に入る。独りレストランでパスタを食べていると、さっきの彼女が近づき席に座って話しかけてきた。なぜか一緒にドタバタな数時間を過ごしたあと、突然彼女はサヨナラを告げ姿を消してしまう。そして1年後の誕生日に再び彼女が現れた。しかし、似ているけど以前の彼女と何かが違っていた。なんと彼女は未来のジローが造り寄こしたサイボーグだった・・という話。  監督は、「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン。観た方は分かるでしょうが、典型的な韓流コメディな導入部で始まります。冴えない男に可愛いけど浮世離れして暴力的な女の子。この監督のパターンです。 確かに冴えない感じの小出恵介はハマリ役なのかな。「猟奇的・・」でいう キョヌに似ている感じはありかも。逆に女の子役には、どんなひどいことをして迷惑掛けまくっても許されちゃうくらいの可愛さが必須。監督が選んだのは綾瀬はるか。韓国でも受けそうな配役なんでしょうね。  ロケ地は神戸を多用している感じ。レストランや中華街なんかも出てきます。でも話では東京という設定なんですね。現れるところやその他所々ですぐ分かるでしょうが、今や米国州知事の出世作「○ーミ○ーター」を下敷きにしてます。良く言えばオマージュ、悪く言えば○クリな感じです。這うシーンは1、守りにきたという設定は2ですよねぇ^^ すなわち、「猟奇的な彼女風・○ーミ○ーター」ですw 多くのタイムマシン・タイムトラベル作品が、話を整合させるのに苦労してると思われるのに、この作品はあまり気を使ってません。ラストから戻って考えると話変わっちゃってうまく繋がらないし、考えれば考えるほど整合性は取れません。でも元々タイムマシンものは絶対辻褄が合わないのだから、これでいいのかも知れませんが^^;  なんと言ってもサイボーグ役が肝です。無機質な感じでいながらアップの顔は可愛くスタイルも良い。瞬きも出ず、寄り目を多用したり、ロボットダンスをしたりw 綾瀬はるかはそれらをクリアして頑張ってたと思います。本人も雨降る中で瞬き禁止は辛かったと語っていましたw  綾波レイばりのルックスに男の方は心奪われる人多数かもw 彼女の代表作の一つにもなりそうですね^^  [試写会(邦画)] 7点(2008-05-03 18:55:46)(良:3票) 《改行有》

65.  DIVE!! ダイブ 《ネタバレ》 児童文学出身の作家・森絵都(もりえと)原作同名作品の映画化。 小さい頃に見た高飛び込み台のシルエットに憧れ、ミズキダイビングクラブ(MDC)に入った中学生・知季。 しかし、赤字の続くMDCを親会社は閉鎖しようとしており、まさに存続の危機。クラブコーチ・富士谷は親会社の故会長の孫娘を新たにコーチとして呼び、存続条件を引き出すが、その条件とは「次の年のオリンピックにMDCから日本代表選手を送り出す」というものだった・・という話。 主人公の中学生・坂井知季役には「バッテリー」の林遣都。コーチの実息で冷静なエリート・富士谷要一役には「鉄人28号」「砂時計」の池松壮亮。青森出身でちょっと野性的な沖津飛沫役にはジュノン・スーパーボーイ出身の溝端淳平。この3人にそれぞれスポットを当てながら、ストーリーは進行していきます。同じクラブの仲間同士ながら友人でもありライバルでもあるという、典型的青春スポコンものです。原作や監督は違いますが、「ラフ ROUGH」とちょっと被っているような・・長澤まさみが高飛び込みの選手だったし、ロケ地も東京辰巳国際水泳場を使ってたし、音楽はスキマスイッチだしw まー概ね予想される展開ではありますが、ダイビング(高飛び込み)というスポーツを多少勉強できます。多分、競技時間が最も短いスポーツじゃないですかねぇ? なんか見ている自分でもできそうな気がしてきます。(気のせい?) クラブの親会社の名前はミズキ。当然どこぞのスポーツ用具メーカーを意識したネーミングですよねw [試写会(邦画)] 6点(2008-05-02 16:49:19)《改行有》

66.  ラスベガスをぶっつぶせ 《ネタバレ》  MIT(マサチューセッツ工科大)の学生ベンは、ハーバード大学医学部へ進学して医師への道を目指していたが、貧しい母子家庭であり30万ドルにも及ぶ学費が用意できない。ある日、数学的素質を教授に見出され、ブラックジャック(21)の必勝法を研究する秘密チームに誘われる。そして、カードカウンティングの理論と連携プレーを駆使し、ラスベガスに乗り込んでいく・・という話。  最初大勝ち途中挫折、そして捕まって盗まれて友人に愛想付かされて、もう一回頭下げて再度乗り込んで勝って逃げて一泡吹かせて、友人引き込んで、奨学金のアピールにしちゃうという流れ。  脚本はちょっと粗い感じで、映画では大した理論は出てきません。“実話に基づいた”というフレーズがなければ、とって付けたようなストーリーです。  主人公は新人のジム・スタージェス。頭は良く顔も可愛いけど、ちょっとオタクっぽいベン役にピッタリ? 学園のマドンナで実は裏でチームに所属していた女性バディ役には「ブルークラッシュ」「スーパーマン リターンズ」のケイト・ボスワース。チームを牛耳り実は昔イカサマ師の悪徳教授にはケビン・スペイシー。カジノのセキュリティ担当に「マトリックス」でモーフィアス役だったローレンス・フィッシュバーン。 MIT学生のジェフ・マーという人物が実際に理論を使って大勝ちした実話がモチーフ(らしい・・)です。 なんと本人もカメオ出演していたらしいんですが、どこにいたんだろ??  多分、今じゃ対策としてもっとマメにカードの入れ替えをしているだろうし、生体認証等のセキュリティも進んでいるから同じ手口は効かないような気が・・。逆にラスベガス側も撮影に協力を惜しまなかったというから、この作品見てラスベガスに来てもらうプラスの効果で計算しているんでしょう。じゃなきゃ、あんな砂漠でいまだに新しいホテルにカジノが増殖していないはずですよねぇ。手ぐすね引いて待っているはずですw  一攫千金だとか一文無しだとか、人生をたかがトランプに賭ける虚飾に満ちた異常な世界というのはしみじみりーに感じましたよ。。[試写会(字幕)] 6点(2008-04-30 23:48:12)《改行有》

67.  紀元前1万年 《ネタバレ》 遥か遠い昔、狩猟民族ヤガル族がマンモスなどを捕獲しながら暮らしていたが、謎の一団が村を襲い、大勢の村人をさらって行ってしまう。数人が戦士として後を追い、行く先々にて他民族の戦士に協力を求め、たどり着いたのは、ピラミッドが並び“大神”という者が支配する地。そこでは、さらってきた人々を奴隷として使役していた・・という話。 うーーん何だかこんなの昔観たことあるような・・あ!「スターゲイト」って映画を思い出しましたw 似た感じじゃなかったかな? 主人公は最初ヘタレだったのですが、運良くマンモスを倒し(オウンゴールw)、なんとなくサーベルタイガーを溺死寸前から救っちゃって、どんどんカリスマを上げていきます。最後はラスボスとどんな戦いを繰り広げるんだ?ヤツは宇宙人なの?どうやってやっつけるの?って固唾を飲んで見てると、もらった白い槍をエイヤッと投げると、これまた見事にラスボスにw いやほんとにラッキーマンです。で大神って何だったの? まずもってヤガルって寒い地のどこなの? 山越えて森抜けて砂漠渡ってって凄い行程を軽装で。しかも他の民族の方々もインディアンやアフリカンなどなど。裸に近いんだけどよく見ると意外に文化的なアクセや靴などのいでたちだったりで^^; 多分、時代考証も地理設定もメチャクチャだと思うんですが・・ 監督はローランド・エメリッヒ。そーでした、ご都合大作の大家でした。「インデペンデンス・デイ」なんてウィル・スミスが宇宙人を素手で殴ってましたよね。最後も一人突撃でアッサリでしたし。「スターゲイト」もそうでした。素材は違うけど、作り方は同じでしたw まー、モブシーンを含む映像はサスガです。想像していたモノと違いましたが、コメディと思えば、なかなか楽しめましたよ! [試写会(字幕)] 7点(2008-04-24 17:58:11)(良:1票) 《改行有》

68.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 20世紀初頭のカリフォルニア。一人のしがない鉱山労働者が石油採掘によって富と権力を手に入れていく・・という話。 「ギャング・オブ・ニューヨーク」で、デカプーの敵役・ブッチャーを濃い演技で見せてくれた、ダニエル・デイ・ルイスがまたも特濃演技でアカデミー主演賞をゲットしてます。 主人公ダニエルは、安い土地を買占めて油井を掘り当てるんですが、火事で息子が負傷してしまう。真摯に看病したかと思いきや突き放したりで、心情含めて人間性が分かりにくいです。そして、周辺には、弟と偽って近づいてきた男、寄付を強要する牧師など、一癖ある人ばかり。ダニエルは彼らを手に掛けてしまうわけです。 人を信じず、信じるのは金だけ、疑心暗鬼に包まれ弱肉強食の中に生きている人々と、そういう時代だったということを訴えているのでしょう。 2時間半を超す話なので、お尻がすぐ痛くなっちゃう人はご注意をw [試写会(字幕)] 6点(2008-04-17 13:34:12)(笑:1票) 《改行有》

69.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》  ラスベガスの寂れたクラブでマジック・ショーを仕事にするクリス。たまにブラックジャックなどで小金を稼ぐ日々。あるとき、FBIが彼を追ってきた。彼らはクリスの能力を見い出し利用しようとしていた。彼の能力とは予知能力。それもたった2分の未来を見通せるものだった・・という話。  ニコラス・ケイジがまたもいい役もらってます。あんな顔が濃くて頭薄いのにw バディになるリズ役は「テキサス・チェーンソー」「ステルス」のジェシカ・ビール。まだ26歳なんですよね。ワイルドな逞しいルックスなので危機が迫ってもちょっとハラハラ感薄く、ちょっと老け顔? まーFBIの女ボス役のジュリアン・ムーアは本当に老け顔ですけどw  本当の敵はテロリスト達なんですが、まずはFBIから逃げるわけです。しかもテロリスト達も彼をロックオンしています。みんな彼がターゲットですw 崖から落ちてくる車や木材を避けながら最後はFBIの女ボスに捕まり、リズもテロリストの手に。そして彼女は車椅子に縛られ爆弾が・・><  で、彼はさらに能力をふんだんに使うわけです。「敵はあそこ!」「今だ!」「まだダメぇ!」といきなりFBIの陣頭指揮。分身術も使っちゃったりしますw 敵を殲滅してメデタシかと思いきや、核爆弾が見つかりません。そして一言二言「間違えた。」・・ <(゚ロ゚;)>ノォオオオオ!! そして (*゚◇゚*)えええええ? ヽ(゜▽、゜)ノ・・・ まーある意味ドンデンですね。消化不良な方もいるかもしれません。これは続編含んでますよね、きっと。だってタイトルは「NEXT」ですからぁ。 <(_ _)> おあとがよろしいようで。。 [試写会(字幕)] 6点(2008-04-15 23:23:26)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

70.  愛おしき隣人 《ネタバレ》 北欧のとある街。ついてない夫婦、愛された事のない男に女、金銭的破綻した精神科医、高価な陶器を割って電気椅子に送られる男などなど・・不幸せな人々を次々と見せるシニカルコメディ。 ハリウッドと比較して、欧州映画は叙情的な作品が多いです。これは、特に説明らしいものもあまりなく、どこかの人が身の上不幸を嘆き、また別の人が不幸を吐露する。ついてない人たちのついてないシチュエーションシーンをいくつもつなげた作品。 有名でもなく、キレイでもカッコよくもない役者がたくさん出てきて、萎れた人々を演じます。ロックスターと結婚した女の子のエピソードなんかは、街の皆が集まってきて祝福してくれる。中では一番良さげな感じですが、結局は妄想落ちですからw どうやらセットが多いんですが、全体的に暗く汚い建物の中のシーンが多く、役者の多くが血の気のないような青白い顔をしていて、それが効果を発しているのか疑問。ブラス系の音楽シーンも同様。どのエピソードもこれという衝撃、カタルシスもないので、感情移入もなく、どんどん置いてきぼりになること間違いなしです^^; [試写会(字幕)] 1点(2008-04-14 22:32:24)《改行有》

71.  砂時計(2008) 《ネタバレ》  原作は芦原妃名子の同名コミックスから。一度TBSでドラマ化もしています。 離婚した母とともに実家の島根県に越してきた中学生の杏(あん)。馴染みのない田舎で、偶然出会った同い年の大悟や藤、その妹の椎香らと親しくなり、徐々に自分の居場所を見つけていく。そんな最中、母親が倒れ、そして自殺。父とともに東京へ帰ることになるが、大悟とは遠距離恋愛を続けていき・・という話。  青春純愛話なんですが、映画版は原作よりシンプルにウェットにした感じでしょうか。夏帆は「うた魂♪」とはうってかわって寡黙で壊れやすそうな少女を。相手の大悟役の池松壮亮クンは「夜のピクニック」「UDON」とかでチョイ役レベルだったけど、この作品では、ちょっと強引で不器用ながら純粋で可愛くも頼もしく、杏に一途なキャラを演じています。 杏や大悟の大人時代は、松下奈緒や「パッチギ2」の井坂俊哉。どちらも寡黙すぎて更にウェットw やっぱり中高生時代の夏帆と池松壮亮クンの演技が肝ですね。あんな甘酸っぱい青春いいなぁと遠い目になりますw でも話はやっぱり女性目線かな? 多分、杏みたいな女性いたら、男性は重いでしょうねぇ^^; 島根の風景がとてもキレイ。仁摩サンドミュージアムなんてゆーのがあるのも初めて知りました。一年を計れる砂時計ってスゴイですよね。年末には上下を回転させるイベントがあるみたいですが、劇中で語られる「過去が未来になる・・」というフレーズは、作詞に使えそうかもw [試写会(邦画)] 6点(2008-04-13 22:29:11)《改行有》

72.  つぐない 《ネタバレ》  イギリス小説家であるイアン・マキューアンの『贖罪(Atonement)』(2001)を映画化。1930年代のイギリス中流家庭の姉妹セシーリアとブライオニー、使用人の息子ロビーの三角関係が主軸。 双子の従弟の家出捜索時に従姉ローラが襲われる事件を目撃したブライオニーが、その犯人をロビーだったと告発。ロビーに対しほのかに恋心を持っていたのだが、実はロビーはセシーリアと相思相愛だった。そしてロビーは刑務所に入れられ、のち兵役に駆り出されて・・という話。 ブライオニーの視点を中心に、少女、ナース、小説家の時代に分けて語られていきます。この少女時代を演じたシアーシャ・ローナンがアカデミー助演にノミネートされているのですが、危うく不安定な純粋さを持つ少女を表現し評価されたのでしょう。 映像的には、イギリスの旧い家のたたずまいや緑映える草原の美しい景色、英仏連合軍がナチスドイツに追い詰められたダンケルクにおける悲壮な光景、これらがうまく対比されていて見どころ。 老齢になって出す小説が「つぐない」。ここで実は・・という悲恋話をキレイにまとめています。この収束があってこその作品。音楽もタイプライターの音を効果音として取り入れ作曲賞を受賞しています。 そういえば、「イングリッシュ・ペイシェント」の監督アンソニー・ミンゲラが、インタビュアー役で出ていますが遺作になっちゃいましたね・・。 [試写会(字幕)] 7点(2008-03-27 16:20:57)(良:2票) 《改行有》

73.  黒い家(2007) 《ネタバレ》 原作は、日本ホラー小説大賞を取った貴志祐介の「黒い家」。日本でも映画化されてます。 原作も日本版も見たんだけど、自分の頭の中の消しゴムで消されつつあってw・・でも概ねは忠実になぞって作られてるような感じです。 生命保険会社に勤める主人公が、指名を受けてある顧客の家へ行くと、その家の息子が首を吊っていて、親は保険金を払えと執拗に詰め寄ってくる。よくよく調べると、不況時に多発した指狩り族と言われる人間では?と疑念が広がっていき・・という話。 日本版では、内野聖陽、西村雅彦、大竹しのぶ等が演じ、なかなか怖かった思いがあります。指狩り族ってゆーフレーズはあったけかな? こちら韓国版では、バストは出ませんけどね^^; 保険金詐欺、サイコパスなどのテーマは現在社会ではごく一般的になってるなぁと絵空事ではない恐怖はありますよね。まー家での対決辺りからタダのキラーものになり、燃え盛る家からどうやって抜け出したの?地下が銭湯ってどうなの?病院で彼女はどこに?どうやって潜り込んだの?機動力がチャリンコじゃ移動厳しいんじゃないの?とか金や生に固執したわりに最後は自らって変じゃない?等々ツッコミ処は多々あるんですがw あとちょっと音で脅かしすぎなのも改善の余地ありだなぁ。。 [試写会(邦画)] 6点(2008-03-19 23:23:05)《改行有》

74.  燃えよ!ピンポン(2007) 《ネタバレ》 ソウルオリンピックのアメリカ代表として出場した天才少年が、コケて敗退したことから、いまや落ちぶれた曲芸師に。そこにFBIの依頼で裏ピンポン大会の潜入捜査に協力することになって・・という話。 「俺たちフィギュアスケーター」や「ドッジボール」のようなドタバタスポーツコメディですw  大会に潜入するってゆーのは邦題から見ても、「燃えよドラゴン」のパロディとすぐ分かる。潜入の前には盲目老人の師匠、女トレーナーとか出てきてサポート。長いブランクを克服して腕を磨いて無事大会に。そこに出てくるのはヘンテコな選手たち。日本からはマワシをつけたアホバカキャラw まー大会を主催するフェン役のクリストファー・ウォーケンもバカに徹してるわけですが^^; ピンポンの試合はCGを使えば何とでもなるんで、スゴ~イ!となるのは最初の方だけ。 基本的には小ギャグを重ねてポイントを稼ぐタイプで、正直「「俺たち・・」等よりは落ちる感じかな。寒いギャグを好む人にはうってつけかもですねw でもクリストファー・ウォーケンはアカデミー助演(ディア・ハンター)取った俳優なのに、マギーQもM:I-3やダイ・ハード4.0であんなに熱いアクションを見せた女優なのに、マシ・オカも米国では超有名な日本人俳優だって聞いたのに・・・みんな仕事選ばないのねw [試写会(字幕)] 5点(2008-03-19 22:41:35)《改行有》

75.  あの空をおぼえてる 《ネタバレ》 原作はアメリカの児童文学「Wenny Has Wings」から。岐阜の田園広がる地に住む親子4人。活発行動的で明るい妹とそれに引っ張られながらも妹思いの優しい兄。ある日、思うように走らないラジコンカーには重りをつけると良いとし、父は車で買いに行こうと言うのだが、逸る心で自らの足で思い切り走り出す兄妹。そして悲劇が・・ 元気だった姿が瞼に焼きついたままに消えていった妹。そしてその事実を直視したくない家族たちの再生の話。 名前を口に出すこともできない弱々しい父に竹野内豊。憔悴しながらも生まれてくる子供のために頑張ろうとする母に水野美紀。まーそれよりも何と言ってもこの作品は子役ですね。 父の一言もあって自分が死ぬべきだったのではと自問し苦悩する兄とメチャクチャ元気に明るく笑顔可愛い妹を含め、子役たちがピタリと良かった! ストーリーはいたって平板で、特段奇跡が起こるわけでもないし、大体あんなド田舎にしかも軽トラで・・森に入って簡単に遭難するわ父親一人で見つけるわ・・等々ありますが、最後は子役の演技に泣かされてしまったわけですw [試写会(邦画)] 6点(2008-03-17 22:42:22)《改行有》

76.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 映画自体は、ミュージカル仕立てじゃないと、とても救われない薄幸の親子の話。でも無理矢理にでも悲劇に引っ張ろうとする作りはどうも鼻につく。失明していく自分の遺伝子を持った息子を救おうとする気持ちは分かるが、無実に近い罪で絞首刑になってまでもとは・・。 重たい話だけに、ミュージカル部分も明るめの曲にならないから、いまいちミュージカルとしては見れないし、処刑場までの歩数をわざわざミュージカルにしたり、最後のアカペラも何か冷めてしまう。 でも、一番気に食わないのが、撮影においてハンディカメラを多用し過ぎる事。かの「ブレア・ウィッチ・・」もそうだったが、リアル感は出るが、画面揺れが始終なので酔っ払っちゃう>< 監督のラース・フォントリアほか、ハリウッドに対抗すべく、「ドグマ・・」にて取り決めた中に、「手持ちカメラを使う・・」というものがあります。ドグマでなくても、ハリウッドみたいに多額な予算が取れない欧州映画は、手持ちが多いのですが、画面揺れなどのマイナス要素がどうしてもあります。そのかわりにアートな雰囲気の作品になります。「ダンサー・・」では列車のミュージカルシーンは100台の固定カメラを使ったということですが、ほかも含め、ミュージカルシーンは固定です。やはり撮影範囲が広くなるし、動きのあるダンスで手持ちはキツイでしょうし。通常の会話シーンなどはほとんど手持ち。ただ、この作品の場合、ちょっと動かし過ぎでしたね。 無理に二者択一しなくても、セルマもジーンの目もどちらも救う手だてはあったと思います。ただそれをしては映画としては非常に甘口になってしまう。カンヌをとるんだったら、当然死しても息子を救う筋の方がいい。そういう事だとは思いますけど、それにしても、カンヌっていうのはこういうのが好きなんですねぇ・・。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-15 13:45:41)《改行有》

77.  スパイダーウィックの謎 《ネタバレ》 離婚した母親と共にニューヨークから叔父さんのスパイダーウィックの屋敷へ移ってきた3人姉弟。ある日、屋根裏の隠し部屋で“謎の書”を発見し、ページを開くと何かが解き放れ、その瞬間から屋敷とその周り一帯が真の姿を現し始める・・という話。 妖精モノなんですが、最初の辺りはむしろホラーのような展開。ようやくエルフやブラウニー、ゴブリン、トロルなんてのが登場。ロードオブ・・・に出てくるようなのと違って、全部CG。これがまた全く可愛くないってば>< 風の妖精だかも含めて気色悪いw   ロード・・・はリングだけど、これは本。それを巡って家の結界に出たり入ったりの攻防。実はモンスターものに分類するべきなんじゃ? お祖母ちゃんとそのお父さん(曽祖父)とのシーンだけちょっぴりファンタジーっぽかったけどねぇ・・。まー原作は洋物絵本なんですが、この手のは既に食傷気味かなぁ・・(´・ω・`) [試写会(字幕)] 5点(2008-03-15 13:01:51)(良:1票) 《改行有》

78.  ぼくたちと駐在さんの700日戦争 《ネタバレ》 最近のトレンドともいえる、ブログのエッセイが映画化された作品。米国の「ワールド・トップ・ブログ」でユーモア部門の1位を獲得しているらしいです。 http://700days.blog69.fc2.com/ 時代はインベーダーが流行った1970年代。主人公の高校生ママチャリには市原隼人。相対する駐在さんには佐々木蔵之介を配し、脇を、石田卓也や冨浦智嗣、麻生久美子などで固めます。実際に700日なのかは分かりませんが、主人公ママチャリの高校生時代、悪戯で対抗する日々の一部分を切り取った時間ということなのでしょう。ブログのエピソードを貼り付けている感じw まー悪戯と言っても全くドロドロしたものはなく、コミカルな仕掛けをやりあうので、アットホームに進んでいきます。 花火のエピソードは、ちょっと強引ながら、関係を近づけ収束させるもので、続編を期待させる形になってます。あれだけの花火が40万円てことはありえないんですけどね^^; あんな高校時代を過ごすのも面白かっただろうなぁと思わせますw [試写会(邦画)] 7点(2008-03-15 02:11:28)《改行有》

79.  うた魂♪ 《ネタバレ》 学園青春スポ根もの。歌う自分が好きな自意識過剰な女の子が、実はカッコ悪かったんだと気付き、部を辞めようとするが、他校男性合唱部が熱唱する尾崎豊の「15の夜」に感動し・・という話。主演は夏帆、ツッパリ男性合唱部長にガレッジセールのゴリ。合唱隊の映画はいろいろあるけど、学園部活ものとの組み合わせとはねぇ・・。  多くの人も中学や高校で音楽祭は経験したことがあるはず。投票で好きな曲決めて、それを全員でしかも最後までユニゾンで歌ったりねw 自分も小学生の時に合唱隊にいたけど、さらに高校にもなって童謡とか歌わされる気恥ずかしさは、よく分かるなぁ・・  最後のシーンもちょっと気恥ずかしいながら、ちょっぴり胸が熱くなった。ミュージカル含め音楽関連の作品はつい甘目な評価になりますw それにしても、仮題では「あたしが産卵する日 Salmon Girl」だったなんて・・いちお三井のリハウスガールなのにね^^; [試写会(邦画)] 7点(2008-03-05 23:17:20)《改行有》

80.  Sweet Rain 死神の精度 《ネタバレ》 「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」が既に映画化されている、伊坂幸太郎の同名作品から。。 音楽好きで、青空を見たことがない雨男な死神が主人公。死ぬべき人間を7日間観察し「実行」か「見送り」を判定する。 クレーム処理が仕事の薄幸な女性、親分を殺され復讐を狙うヤクザ、海を臨む場所で床屋を営む孤独な老女のエピソードを順に紡いでいく。3つのエピソードは実はある点でつながっています。 そして爽やかなラスト。これはファンタジーなんですね。でもまぁ死神は大したことはしていません。いたって人間的でオトボケキャラです。金城くんハマリ役かもw 「デスノート」のレム的な? いや「ジョーブラックによろしく」のジョー・ブラック的かな? 死神を扱う作品はいろいろあるけど、怖い存在である死神に情を持たせるってゆー設定は結構オイシイ素材なんでしょうね^^  あさうさう、小西真奈美が役の“藤木一恵”の名で劇中歌を歌っていますw [試写会(邦画)] 7点(2008-03-04 23:31:08)《改行有》

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