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プロフィール
コメント数 109
性別 男性
自己紹介 2008 7/22みんなのシネマレビュー登録

ぼちぼち復活。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》 いや~、はっちゃけてますねニコラス・ケイジ。原作は未読ですが、よほどフィリップ・K・ディック原作とは思えない実に微妙なアクションコメディに仕上がってますね。まずケイジとジェシカ・ビールで恋人として成立してしまうって事にもの凄く突っ込みたい。終盤の分身もケイジが真面目な顔であればあるほど笑えてくる。で、ラストは「間違えた!」なんて衝撃の展開。良くも悪くもニコラス・ケイジの決してかっこつけられない風貌、雰囲気がこの作品に強く作用しているようです。 しょーもない感じはするけれど、このバカさ加減、嫌いじゃないです。[DVD(字幕)] 5点(2008-12-17 23:58:56)《改行有》

62.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 姿の見えない何者かに監視され、訳が分からないけれどとにかく行動しなければいけない、という状況は凄く好き。っていうか面白いに決まってる。多分2度目の鑑賞では完全に飽きてしまうだろうけれど、最初は結構楽しめる。監督が監督だけに、社会的なテーマは大して意識していないだろうし『イーグル・アイ』の正体も期待できるものではないと予測していたので、アクションシーンにだけ期待を寄せていました。 しかしその肝心なアクションに工夫がない。どっかで見たようなものばかり。それに加えて画面が暗い&手ブレが激しい、という最近のアクション映画の悪しき習慣を全面に押し出してしまったのは頂けない。全体を通してもこれと言って特筆すべき点が挙げづらい。 ただ俳優陣はやはり良く、シャイアはこれまでと似たような役柄ではあるものの、この手の小市民的な役は安心して観ていられる。 ラストもハリウッド的な甘さを捨て欲しかったけれど、ジェリーが撃たれるまでの流れは良かった。 もうちょっと社会性を加えてればいい作品に仕上がっていたはず。 可もなく不可もなく、何とも印象の薄い作品です。[映画館(字幕)] 5点(2008-11-16 14:37:04)《改行有》

63.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 『下妻物語』は好きな作品なんだけどなぁ・・・。これは映像面に偏り過ぎた気がします。阿部サダヲとか笑えるシーンもあり、アヤカ・ウィルソンはホントに可愛いとは思うのですが、あの始終カメラ目線のギャグがしつこく、寒いとも思ってしまいました。ラストの絵本のシーンだけならまだしも、全てのシーンでキラキラな加工しているものだから画面がうるさくてしょうがない。そのせいで全く奥行きが感じられません。 プロットを疎かにして、CGとコントだけで乗り切ろうとしているように見えて仕方がないのです。 さすがにラストの絵本は綺麗で迫力もありましたが、その後の展開は全く必然性がありません。あそこでパコを死なせるのは、大貫が死んでなかった!のギャグをやってしまった為にオチが付けられない・・・じゃあパコを死なせてお涙頂戴で終わらせよう!・・・ごめんなさい、ちょっと過剰な言い方ではありますがとにかく作為的な意図しか感じられなかったのです。[映画館(字幕)] 5点(2008-10-25 23:49:59)《改行有》

64.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》 ケビン・コスナーの良い点、悪い点がどちらも出てしまったように思えます。近年珍しく非常に正統な西部劇を作ってくれたのはありがたいし、景色はどこをとっても美しいものばかりなので、そこは評価したいのですが・・・。終盤の銃撃戦に関して言わせてもらうと、そこに持っていくまでのドラマ性も薄いし、銃撃戦自体の演出もあまり上手いとは思えませんでした。主人公たちの決死の覚悟も、臨場感もあまり感じられず、少々まったりとした感じでした。必ずしもリアルであることが映画的に面白いとは限らないのだな、と改めて思った。 そして、ラストのぐだぐだは勘弁して頂きたい。まあ何と言ってもアメリカの良心ケビン・コスナーですから、あんまり責め立てる気も起こらず許したい気持ちの方が強いのですが。というわけで5点、ではありますが、嫌いにはなれない作品。[DVD(字幕)] 5点(2008-08-01 19:04:15)(良:1票) 《改行有》

65.  誰も守ってくれない 《ネタバレ》 佐藤浩市、松田龍平は大好きな俳優さんだし今回の演技も良かった。予告編やCMでも使われていたリベラの曲なんかも大好きだ。扱っている題材も世間的にあまり注目されていないもので好感が持てた。観ている間退屈することはなかった。 でもダメだった。やはり『踊る大捜査線』組はどこへ行ってもやることが中途半端。「社会派とエンタテインメントを両立させたかった」という君塚監督の欲張りのせいで序盤から到底あり得そうにないカーチェイス。あれだけでも一つ事件になりそうだ。 そしてマスコミの執拗さ。これはこの作品全体言えることだが、本気でマスコミや、ネット社会が抱える問題について提起する気ならば良いことも悪いことも含めて、何故そのような問題が生じてしまうのかをきちんと描かなければいけないのに、君塚監督は嫌な部分だけを見せようとする。観客に嫌なものを見せて嫌だね~、なんて感想を抱かせても根本的な問題は解決しないどころか、偏見が増えてしまうんじゃないかとすら思った。 まだマスコミについては僕も知らないことが多いし、見えない所で問題が起こっているのかもしれないからあまり多くは言えた立場ではないけれど、許せないのは終盤のネットおよびネット住人の描き方。ネットの掲示板を見て野次馬が集まってきた!なんて言っていたが、加害者の妹を見るためだけにあんなに人は集まりやしない。そんな暇人ばかりじゃないよ。暇でも警察に目つけられたら嫌だからちょっかい出さないよ。そもそも志田未来の兄が起こした事件だって日本全国を揺るがすような大事件でもないのだし。 志田未来の姿をネットに流していたネット住人、オタクの描写もおかしい。眼鏡にバンダナに紙袋といういかにもオタクです!という格好で、あろうことか刑事相手に殴り込みをかけるなんて大胆な行動までとる。ネットの怖い所は匿名性で、そのおかげで誰でも何でも言える所にあるのだから、警察に面と向かって喧嘩売るような人ばかりだったらネットなんて問題にならない。 ラストは希望のようなものを提示して終わらせているが、雰囲気だけで具体的な希望は見当たらないし、マスコミとかネットとか若い世代に一番希望を感じていないのは監督なのではないか。[映画館(字幕)] 4点(2009-03-26 15:44:06)《改行有》

66.  シャッフル(2007) 《ネタバレ》 試写状が届いた時から、「曜日がシャッフルされてる」って、絶対主人公が狂ってるか、『フォーガットン』みたいなトンでもないSForファンタジックなオチしかないだろうなぁ~・・・と、嫌な予感がしていました。やたらと音のでかいホラー演出で何がしたのかなと思っていると、カラスの死体、精神安定剤、精神科医の広告の切れ端等々、小道具のつじつま合わせは割と丁寧にし(と言っても物語上は全くつじつまが合っていないのですが)、予想よりも早い段階で母親は病院送りになったので、「おっ、これはもしや『バニー・レイクは行方不明』のような恐ろしい展開になるのか!?」と思いきや結局旦那はただの事故死、曜日がシャッフルされたことの必然性も全くなく、ラストショットも鼻につく感動演出で気に入らなかった。 旦那の事故もあんな見晴しのいいまっすぐな道路では起こりえない事故に思えて辟易。原題のPremonitionも大した意味をなしていない気がする。 どうせこの手の不条理サスペンスをやるのなら、観客が自分ならこうするのに、と思うようなことをやって欲しかったな。寝たら違う曜日になってしまうので、まんじりともしないで夜を明かしてみる!とか。こんなことするとコメディタッチになりかねませんが。[試写会(字幕)] 4点(2009-02-07 14:08:17)《改行有》

67.  K-20 怪人二十面相・伝 《ネタバレ》 原作未読。恥ずかしながら原作は存在すら知らなかった程。二十面相のデザインは気に入っていたし、アクションもパルクールやロープアクションで構成し、マントが翻る姿はなかなか決まっていたとは思います。 トレーニングシーンは一番楽しめました。しかし帝都の世界観の作り込みがまだまだ甘く、「極端な格差社会」という設定にしたいが為のものであって、変わった機械は登場しても、ちょっと使いたいから出しましたって感じで魅力が感じられませんでした。映像はそれなりに凝っていても中身が伴っていません。 そしてラストのどんでん返しも難あり。しょっちゅう会ってるわけでもない人の手を見分けらるかなぁ~とも思うし、平吉の計画もかなり無茶なものです。しかしまだこの辺りは目をつぶってもいいかな。 何より一番頂けないのは全編に漂う胡散臭さ。全てが明らかに作られたセットであり、生活感が漂っていない。セリフも口調も笑い方も無駄に芝居がかっていたし(特に金城武)、松たか子は完全にミスキャスト。それに無駄に思わせぶりな行動をとるのも気に入らなかった。助手小林くんが兵器を想像して恍惚そうな表情を浮かべたり、バベルの塔の絵画を見つめていたり、何の葛藤もなかった國村隼さんが兵器を前にしてもったいないと言い出したり・・・。とにかく会話シーンの胡散臭さ、緊張感、締まりのなさが辛かった。全て半分にカットしたい程だるくて鬱陶しい。[映画館(邦画)] 4点(2009-01-10 14:29:23)《改行有》

68.  地球が静止する日 《ネタバレ》 テンポは良し。というよりクラトゥの心理描写があまりに適当なので疑問に思っているうちに勝手に物語がポンポン進んでしまっているだけか。 人類滅亡の窮地の中で親子が絆を強くする様を描きたいのは分かるけし、わざわざ血の繋がりがない設定にしたのは商業的な配慮があったからだと推測していますが(追記:ザ・チャンバラさんのレビューを読んで多いに納得しました)、それにしても息子をあそこまで生意気でイライラさせるようなキャラにする必要はなかった気がする。 そして一番の問題点はクラトゥ。 彼はヘレンと息子の再会の様子から、人間の違う面を見た、というようなことを言いますが、あれははただジェイコブが頼る者がいなくなった末にようやくヘレンに心を開いただけであって、ヘレンの言う「変われる」こととは若干ズレているように感じます。 結局クラトゥは(恩人であるとはいえ)何十億分の1の人間であるヘレンの言葉のみを信じて計画を中断してしまうのだから、全く説得力がございません。私は地球に残ると言った中国人の仲間も、ただ登場させただけでクラトゥが変心するきっかけとしては上手く作用していません。 それから地球環境を大切に、と訴えるのは一向に構いませんが「人類が滅べば地球は生き延びる」という言葉で投げっぱなしのまま終わっているのはまずい。これでは警告にもなりません。[映画館(字幕)] 4点(2009-01-09 21:44:28)(良:2票) 《改行有》

69.  P.S. アイラヴユー 《ネタバレ》 もともと合わないであろうと思っていたのに観てしまった自分も悪いとは思いつつも、やっぱりキツかった。 スパルタ王とミリオンダラー娘なんて素晴らしいカップルだけど、彼らの取り巻きに何も魅力を感じなかったのは大幅にマイナス。やかましいとしか感じられなかった。お話の流れ(主に手紙の真相)はコメディでこそへぇ~とちょっと感心できるような内容なのに演出は夫を失った女性の再生物語としてしんみりしているから、どうにも白けてしいます。 会話劇とは言えほぼ全てのシーンが冗長でかったるいのも、軽いコメディ演出があれば少しは解消されたでしょうに。 まぁヒラリー・スワンクは頑張っていましたし、ジェラルド・バトラーのたたずまいはとても好きですが。[映画館(字幕)] 4点(2008-12-22 23:26:31)《改行有》

70.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 前作では結構ガッカリした。だから今回は期待しないでいようと思ったのだが、予告編を見るとやっぱりメチャクチャ面白そうなのだ。そして葛藤しながらも観にいってしまった。オープニングの掴みは暗くて見づらいなぁと思いつつもまぁ良し。その後マイケル・ベイ恒例のぐだぐだ展開にイラッとし、あれ、今回もアクションは見づらい気がする、と思いながらも我慢しろ、と言い聞かせ続けた。苦痛と戦いながらラストのピラミッドでのバトルにだけ期待を寄せていた。 それだけにガッカリ度が前作以上になってしまった。 ピラミッド周辺でいくつも戦いが起こっていく状況設定はいい。1.アメリカ軍&オートボットVSデストロンザコ軍。2.オートボット最小の兄弟VSデストロン最大のデバステーター。3.コンボイを復活させようとするサム&バンブルビーVSスタースクリーム&ザコ。といういくらでも面白く出来そうな状況なのに、見せ方が雑過ぎて全く燃えない。 特に兄弟VSデバステーターは体格の差を生かしたり、兄弟で合体でもしてみたり、かなり面白い戦い方が出来たはずなのに、何故途中で投げ出す?そしてデバステーターの最期がアメリカ軍のレールガンとは。ベイの愛情がロボットよりもアメリカ軍の方にあることがはっきりと分かるシーンだ。 ジェットファイアが助けにくるシーンもインパクトが弱過ぎる。彼とコンボイが合体するせっかくのシーンも見づらい。『アイアンマン』みたいにもっとしつこいぐらい見せてくれ。 そしてパワーアップしたコンボイVSザ・フォールンの決戦も勿体なさ過ぎる。先祖から因縁のある対決でどうしたって盛り上がるのに、せっかくの設定を無駄遣いしまくってる。どちらも飛行能力があるのだからまずは空中戦だろ。フォールンが超能力で岩を飛ばす!新装備でそれを破壊していくコンボイ!装置を破壊しようとするコンボイと、装置から離そうとするフォールンが飛びながら切り結ぶ!そして最後はフォールンを装置と一緒に破壊!(一番最初に装置を破壊して観客を安心させては駄目だ)そんな戦いが見たかった。 今作には心底ガッカリした。でもこういう妄想は続いてしまうから嫌いになれない。だからDVDが出たらちょっと見返すだろう。3作目が公開したら劇場で見てしまうだろう。完全にはマイケル・ベイを嫌いになれないのがなんだか悔しい。[映画館(字幕)] 3点(2009-08-13 18:07:13)(良:1票) 《改行有》

71.  DRAGONBALL EVOLUTION 《ネタバレ》 ネタで観にいってどれくらい大けがするか期待していたが、「どうでもいい」という思いだけが残った。 怒りも笑いも泣きも興奮も何も感じない珍しい作品だった。コスプレにしか見えない衣装、中途半端な学園ドラマにバトル、安っぽいCG、それを隠すための妙に暗い撮影。 近年稀に見るレベルの低さだ。物語の展開も信じられない程都合がいい。全ての登場人物があまりにも薄い偶然で出会い、何のドラマもなかったはずなのに恋愛に発展する。しかも行く先々で簡単にドラゴンボールが手に入る。一応火山とか色んな所(もう内容を忘れかけている)を捜索するが、あまりに早く手に入るのであちこち探したようにも、長距離移動したようにも見えない。 全部ぼんやりとした超テキトーな設定なので怒る気も起きず、「この人たち何してんのかなぁ?」とこちらも超ぼんやりとしか観られなかった。中でもテキトーなのは“気”とかめはめ波だろう。 なんとなく亀仙人を発見できちゃう“気”、灯籠に火をつけ、人を生き返らせ、前方に撃っているのに悟空自身も前方に飛んでいっちゃうかめはめ波。本当に何がしたいのか・・・。 『レッドクリフ』を蹴って今作に出演し、とんでもないバカ演技を披露してしまったチョウ・ユンファも俳優としての信用を確実に失っただろう。 これだけひどい要素を集めたられたら怒り狂うはずだが、それを全く怒る気にさせず1か月(1週間か)で完全に記憶から抹消されるような作品に仕上げたのはむしろすごいことだろう。 ホントに大部分の内容を忘れかけているので、レビューもかなり散漫としてまとまりのないものになってしまった・・・。 反省。[映画館(字幕)] 3点(2009-03-26 16:34:21)(笑:2票) (良:1票) 《改行有》

72.  20世紀少年 《ネタバレ》 原作未読での観賞でした。原作の評判も高く、キャストも唐沢寿明や佐々木蔵之介など好きな役者ばかりなのに、監督が堤幸彦ってどういう事でしょうか。彼を選んだ理由が全く理解できません。 作品全体が安っぽい出来で奥行きが感じられず、素人のような稚拙な演出ばかり。堤監督がテレビで「完コピを目指した」と連呼していたので、え?それって・・・と既に嫌な予感はしていたのですが、見事に当たってしまいました。 堤監督よ、これではただの手抜きだ。絵面だけ同じようにしたって何の意味もないから。仮にも名前だけは売れてる監督がそんな馬鹿な真似をするな。 それにしても三部作総制作費60億円は何処へ?キャストと宣伝費?邦画ではハリウッド並みの映像は難しいけれど、工夫すればそれなりの見せ方が出来るはず。今作には演出の工夫は見られず、工夫しようという意気込みすら微塵も感じられませんでした。 やる気が無いのか技術が無いのか、どっちなんでしょう?この調子でいけば第2章、第3章は崩壊の一路を辿りますよ。 原作を読むきっかけにはなったし、観てしまったからには一応最後まで観ます。だからちゃんと作って下さい。お願いします。[映画館(邦画)] 3点(2008-10-04 17:13:01)《改行有》

73.  ジャンパー 《ネタバレ》 一般人が突然ジャンプできるようになったので、デビッドが世界を飛び回ったり、金盗んだり悪事を働くのは人間らしく、その方向性は間違ってないとは思います。しかし、それを反省するような描写が一切無いのは如何なものかと。勝手すぎて感情移入する余地がありません。父親もアル中ではあるけど、言うほど悪そうな父ではなく、「いつでも帰ってこいよ」なんて泣かせるセリフも言ってるし。そんな身勝手ジャンパーを殺そうとするローランドが完全な悪役に・・・。彼女を救出するときもハナからパラディンを殺す気満々のデビッド。削除シーンではローランドにも息子がいた設定で、デビッドが悩むシーンがあったりで、こっちの方が少しは深みができたはずなんだけど、なぜ削除した?テンポを重視したのか?だったら彼女とのダラダラ世界旅行カットせい!監督が何を狙ったのかは分かりませんが、グリフィンを主役にすれば、世界を守ろうとする宗教団パラディンと、能力を持っただけで、理不尽に命を狙われるジャンパーのちょっと善悪のつけ難い戦いにできたんじゃないかなぁと。 SWに続きやんちゃボウズに悩まされるサミュエルが不憫で、「やっちまえ、サミュエル!」てな勢いで観てました。 ジャンプを使った戦闘シーンはそれなりに良かったのに、その他がどうしようもない作品でした。[DVD(字幕)] 3点(2008-08-21 15:12:39)(良:2票) 《改行有》

74.  リボルバー(2005) 《ネタバレ》 鑑賞前から思いっきりハードルを下げていたせいか、前半の掴みは意外と引き込まれた。やはりガイ・リッチーは映像、音楽のセンスが素晴らしいし各キャラクターの魅力だけでも楽しませてくれる。案外楽しめるかな、と思いきや後半はどんどんどんどんおかしな方向へ・・・。 一瞬ギャグか?とも思えるようなステイサムの謎の葛藤で一気にひいてしまったというのに、それが今度はレイ・リオッタにまで伝染するってのはいったいどういう事なのだろうか。もちろん敵側にも感情移入出来た方が主人公との対決は緊迫感を増すというものだが、これは明らかに間違っているでしょう。ステイサムもレイも勝手に一人で悩み込んじゃって最終的には、こいつらいったい何がしたいんだ!?という思いだけが僕の頭の中をぐるぐるぐるぐる・・・。謎の二人組が結局謎のままってことも、その他のキャラの意味不明な言動など、あの謎(トンでも?)オチの酷さについても言うに及ばず。 中盤でステイサムは実はまだ刑務所から出ていないことを匂わせるセリフもありましたが、もしそれがこの映画のオチだったとしても、そこには何の意味も無いやはりトンでもないオチ。 当時奥さんだったマドンナが信仰していたユダヤの宗教やら教義やらの影響でこんなことになってしまったとの話がありますが、それを聞くと妙に納得してしまうのがこの作品の怖い所であり一番凄い所なのかもしれない。[DVD(字幕)] 2点(2009-03-11 22:45:24)《改行有》

75.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 苦痛以外の何ものでもない140分。原作は1章を観たあと全巻読破しました。後半はモヤモヤ感が残る展開でしたが、今作は何十倍も酷い。 まず異様なまでに間延びしている割に、誰が何のために何処で何をどうしたいのかさっぱり分からない。誰かを中心に物語を進めるわけでもなく、皆まんべんなく存在感が薄い。監督ももはや物語を語る気はないのだろう。中途半端に原作のまねっこをさせた俳優で中途半端に原作に似た画を撮っているだけ。小泉響子役の木南晴夏はなかなかいいと思うが、それ以外の俳優は軒並み酷くて目も当てられない。中には他作品で素晴らしい演技を披露している人もいるので、この責任はやはり監督にあると思う。演出力はもちろん、そもそも演出する気すらないようなので、この支離滅裂な物語の中でもこれはいい!と思えるようなシーンが一つもない。その為どのようなスタンスで観てもちっとも面白くない。 あと一作・・・一応観ます。どうか面白いシーンを一つでも作って下さい。[映画館(邦画)] 2点(2009-02-08 18:04:29)(良:1票) 《改行有》

76.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 評判の程は聞いていましたがこれほどとは・・・。「型破りな警官」ってのを目指していたんだろうけど、これじゃただのチンピラ。モラルは一切なし。「警官」以前に人として相当マズイ。いや、ここまでやってるってことは、これが正義だ!とでも思ってるんですかね?やたらと上映時間は長いし、陳腐な物語の間には低俗で笑えないギャグばかりでイライラしてきます。アクションもオリジナリティは全くないですし。パクリと言われても金かけて銃撃戦、カーチェイスやろうってのは構わけど、それなら余計なもの挟まないでくれ!PVみたいになってもいいから90分でまとめてくれ!作品全体が汚く、下品で生理的にも受けつけません。[DVD(字幕)] 2点(2008-07-27 00:50:13)

77.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 ようやく終わった。映画の出来がどうだったとか言うよりまず激しい徒労感を覚えました。相変わらず堤幸彦の演出はどうしようもなく最低で、前2作に続いてとても見られたもんじゃありません。どうしたらここまで酷くできるのだろうか。音楽のかけかたは安っぽく、役者の演技は全員テレビサイズで、宮迫とか石橋蓮司とか小池栄子とかギャグにしか見えなくてもうホントに可哀想。この映画に出てる俳優さんは好きな人ばっかりなんですがね。劇中でもかなり酷かったのが巨大ロボットのシーン。CGの出来なんて気にしないからさ、ジープで突っ込んだら爆薬積んでたわけでもないのに爆発するとか、それであの巨大なロボットが倒れちゃうとか勘弁してくれ。あと倒れる時に少年時代の映像や、佐々木蔵之介が倒れるのを重ねるのもメチャクチャかっこ悪いのでやめて下さい(しかも超スローモーションでしつこく)。特に蔵之介の倒れ方なんてスクワットしてるみたいで笑っちゃうよ。この映画で使われてるスローモーションは全部無意味でダサイ。 原作と違う(と制作者たちが言っている)展開も、物語に新たな解釈も加えず、原作そのままじゃイケナイ、でもあんまり変えても結末が思いつかないから結末までの道のりをちょっと変えてみました、という程度。蔵之介の顔が現れた瞬間の劇場の空気はなかなか面白かったが(あれ~?というおかしな空気)。ケンヂの描き方もやたらヒロイックで安い。「“ともだち”は死んだ!もう人類は滅亡しない!」って「“ともだち”は俺が生み出した」なんて言ってた人間の言葉じゃないだろ。“2人のともだち”も堤のインタビューによると「あれは、僕の適当な思いつきで、画面上にマスクかぶった人が2人いたらかわいくない?って思って撮ったら、キラーカットになってしまった(笑)」・・・冗談のつもりなのかもしれないが、舐めてるとしか思えない。こんな舐めきったやる気の無い人間が撮ったら、まぁこんな出来になるわな。許せませんな堤幸彦。しばらく映画作りは自粛して下さい。他にも色々ありますがとても書ききれません。大変な映画です、ホント疲れました。[映画館(字幕)] 1点(2009-08-29 21:30:13)(良:3票) 《改行有》

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