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プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
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61.  歩いても 歩いても 日本人を深く深く描いた映画。 言葉の全てに深い含みを感じ取れ、でもそれは日本人の最も無意識で自然なかたち。 練りに練られた脚本と素晴らしい俳優陣の演技により、圧倒的にリアルな日本人の姿が描き出されている。 上手く言葉で表現出来ない感情を、表情、雰囲気、仕草で本当に巧みに表現しているから、観賞後はずっしりと心に残る。 「いつもちょっとだけ間に合わない」という台詞。 そうそう!それが日本人だよなぁ って唸らされた。 ノスタルジックなゴンチチの音楽は優しいが、この作品は決して優しくは無いと思う。 観賞後覚えたのは上質な純文学を読んだような感覚。日本人の複雑な胸中を是枝監督は完璧なかたちで具現化してくれた。 文句無し10点です。[DVD(邦画)] 10点(2009-11-21 11:31:44)《改行有》

62.  Dolls ドールズ(2002) 《ネタバレ》 菅野美穂の演技、全体に漂う北野節ともいえる無常感は非常に良かった。 しかし内容に深みを感じられず、感情移入出来なかった。 アイドルの追っかけの話並みの濃密さが、他の2つの話には感じられない。 そして3つの話を微妙にリンクさせる演出は果たして必要だったのだろうか? 映像は確かに美しく、台詞も少なく、じっくり感傷に浸りたいところなのだが、 ストーリーの深みの無さで、単なる美しい映像の長回しで、退屈に感じてしまう箇所が多かったのも残念。こういうテイストの映画は個人的に好みなのだが・・。 [DVD(邦画)] 3点(2009-11-16 07:23:53)《改行有》

63.  自虐の詩 《ネタバレ》 原作未読。素直に楽しめ、感動出来た。 減点ポイント・・・ ・東北出身の僕にとって、訛りが不自然すぎて気になった ・イサオが何故マトリックスwからあんなにひどい男になってしまったのか、その過程の説明が無かったこと ・エンドロール後のシーン、映像で終わらせれば美しかったものを、取って付けたような語りで締めるのはどうか この3点以外はテンポも良く、何より中谷美紀の演技が素晴らしい。 後半の回想シーンあたりからグッと感情移入させられる。 感涙ポイントは・・・やはり熊本さんでしょう。 [DVD(邦画)] 8点(2009-11-15 10:46:06)《改行有》

64.  悲しみが乾くまで 手持ちカメラなど、多少ドキュメントタッチも取り入れ、過剰な演出を極力抑えリアリティを打ち出す手法は共感出来る。しかし、この作品に僕が全くリアリティを感じず、感情移入出来なかったのはなぜか。 ひとつは、台詞ひとつひとつに重みを持たせようとしすぎて、ただただわざとらしく感じてしまったこと。美しさを強調する台詞がやたらと多すぎる。 もうひとつは、深いテーマを扱っているにもかかわらず、本当に心が苦しくなるようなシーンは麻薬中毒で苦しむ場面だけ、他のシーンは何だかんだ汚い部分を見せていないし、予定調和な展開が多すぎたように感じる。 映像や音楽は美しいし、デルトロを始めキャストの演技は素晴らしい。 しかしこの映画の主題でもある「悲しみ」からの再生が、ほぼ全編美しくしか表現されていないために、何だか薄っぺらさを感じてしまった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-08-04 01:34:02)《改行有》

65.  ミスティック・リバー 音楽もイーストウッドとは・・・凄い。 物語と相反するようなとても美しいテーマ曲だが、悲しみ、やりきれなさを一層引き立てるまさにこの映画にピッタリな曲。素晴らしい。 重厚なサスペンスで、キャストの演技も本当に素晴らしい(特にケヴィン・ベーコンにやられました)。 観た後考えさせられる終わり方で、明確な答えは提示されないけれども、個人的にはベストな終わり方だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-31 17:25:31)《改行有》

66.  世界最速のインディアン 「夢を追わないやつは野菜と同じだ」 耳も遠くて、前立腺が悪くて、狭心症もちの、そんなジイさんバートだが、何でも笑顔で吹き飛ばす、人生を心から楽しんでいる。 わずかな年金収入で、20年代のオールドバイクに改造に改造を重ね、いつか世界最高速度を出すという夢に向かって、全く老いをいいわけにせず、「心はいつだって18歳だ」 とにかく、そんな彼がたまらなくカッコイイ。 本当に少年のような彼に周りは振り回されるが、最終的にはみんな彼を大好きになる。 改造にかけられる金は僅かなので、日用品をバイクのパーツに代替している、超ハンドメイドバイク。ブレーキもない。 彼の夢であった大塩原を見渡している時の表情に、胸が熱くなった。 映画として特筆すべきところは、全体的な映像の美しさもあるのだが、何よりレース中の画面から伝わってくるスピード感!!凄いです。 この作品を作った監督は、主役の元となった実在の人物バートのドキュメンタリーを制作しており、30年間この映画のアイディアを練っていたらしい。 アンソニー・ホプキンスのキャスティングはとにかく完璧で、本当に素晴らしい演技。誰もが感情移入できると思う。 人生の楽しみ方を忘れかけてしまっている人ほど、この映画の素晴らしさが身に染みるはず。久しぶりの個人的大ヒット映画です。[DVD(字幕)] 9点(2009-07-18 09:31:58)(良:1票) 《改行有》

67.  アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生 とても良質なドキュメンタリー映画に仕上がっており、アニーについての知識が全く無くても、充分に感情移入出来ると思う。 脚色はしていないが、彼女の人生がまさに「駆け抜けた」人生だったため、ただのドキュメンタリーを観た感覚とは違い、映画として感動出来る作品に仕上がっている。 素晴らしい作品が多数紹介されるので、写真集としてみるだけでも充分に価値がある。 良い映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2009-07-14 19:49:15)《改行有》

68.  愛おしき隣人 《ネタバレ》 日々を暮らす人々のちいさな(その人にとっては大きいかもしれない)不幸が、シュールな雰囲気の中、ぽつぽつと語られていく。 のほほんとした雰囲気や、思わず吹き出してしまう小さな笑いは、良かったと思う。 ラストシーンは、日常の「なんだかんだ笑える程度の不幸」と「全く笑いにならない不幸=戦争」の対比で、さらっと反戦を訴えているのかな? 雰囲気は大好きだったのですが、この映画、劇場版CMでほとんどいいシーンが流れてしまっている。映画を観終わってからCMを観ると、CMだけでも充分なような気もしないでもなかった・・。[DVD(字幕)] 3点(2009-07-13 09:12:27)《改行有》

69.  地獄の黙示録 特別完全版 戦争が生んだ様々な「狂気」を描きたいのは分かるが、何だか表現が薄く散漫で、結局何も胸に響くものが無かった。キルゴアとドアーズに2点。[DVD(字幕)] 2点(2009-07-09 08:18:33)

70.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 ひとつの映画としてより、復讐3部作のひとつとして観賞した方がより楽しめる部分もあるが、逆に前作の「オールド・ボーイ」があまりに傑作だったため、どうしてもそれと比べてしまう。 決して悪い作品ではなく、独特の陰湿な雰囲気、タチの悪いジョークもあり、充分楽しめるのだが。。 決して分かりにくい難解な映画ではない。 悪役(チェ・ミンシク)の出番を少なくしていたのは意図的な演出なのだろうが、彼の演技の素晴らしさを考えると、もう少し彼が出演するシーンが多い方が緊迫感溢れる映画になったのではないだろうか。 イ・ヨンエの演技は素晴らしく、クムジャの精神の壊れぶり、悲しみが伝わってきた。 ペクを埋め復讐を達成した後に見せる、苦しいような悲しいような笑顔。この映画全てを象徴するような素晴らしいシーンではないだろうか。 クムジャが犬の彼を引きずる夢のシーンもとても印象的。 パク・チャヌク色はバッチリ出ている。しかし、映画の面白さは期待を上回るものではなかった。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-30 23:01:31)《改行有》

71.  マシニスト 《ネタバレ》 サスペンス、ミステリーものを見慣れている人には、かなり早い段階で展開が読めてしまうと思います。 クリスチャン・ベールの役者魂虚しく、内容がとても薄っぺらく感じてしまった。 CMで「1年間も眠れない男」「ガリガリのクリスチャン・ベール」をやたら押し出していたので、恐ろしい話を想像していたのだが、この系統の映画にはありがちな「悪夢オチ」で内容はかなり普通のサスペンス。 映像が冷たくていい雰囲気だっただけに、残念でした。 ベールの演技は素晴らしかった。そこだけに3点献上。[DVD(字幕)] 3点(2009-06-27 01:55:03)《改行有》

72.  アイム・ノット・ゼア 《ネタバレ》 う~ん何だか凄く惜しい・・ 演者は全員が素晴らしかった。特にケイトとヒース、良かったです。 この映画独特の手法は好き嫌い分かれるでしょう。 僕は少し感情移入しづらく感じました。 ただ前の方コメントにもあるように、最期に本人の映像を映す演出は必要だったのか。 あれをやられると、観終わった後あの映像だけがあまりに強く頭に残る。 音楽はもちろんのこと映像が美しいので雰囲気モノとして楽しむのがいいかも。[DVD(字幕)] 4点(2009-06-24 23:30:17)《改行有》

73.  ナポレオン・ダイナマイト 《ネタバレ》 随所随所笑いポイントが満載で、楽しめました。 僕はラグビーにとり憑かれたあのオッサンがハンバーグ投げるところが、もうたまりませんでした。 みんな変なやつらばっかりで、各キャラが立っており、映画として普通に良く出来た映画だと思いました。 しかし、邦題はひどいですな。。 原題のままでいいのに。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-22 14:02:18)(良:1票) 《改行有》

74.  ノーカントリー エンディングには少し物足りなさを感じたが、逆に過剰な演出をしないことで、現実感が高まっていたように感じた。 シガーはおそらく、「死」の象徴なのだろう。 死は人種などに関係無く、人間以外の動物にも(シガーがカラスを撃ったように)、全ての生きるものに平等に訪れる。 シガー自身、「俺はコインの裏表のように生きてきた」と言っているように、彼自身も全てを受け入れ生きるうえで、無感情に、別に殺しを楽しむわけでもなく、殺戮を繰り返す。 家畜を殺す空気銃や、全身黒ずくめの服からも、逃れられない絶対的な「死」を感じ取れた。 ハビエル・バルデムの演技はハマりすぎ。 殺しの演出もリアル。BGMが少なく、静かで暗い世界観も良かった。 とにかくシガーに尽きる。この恐怖感は妙に中毒性があり、何度も観賞してしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2009-04-20 00:40:11)《改行有》

75.  めがね 普段ハリウッド映画などを中心に観ている人には、この映画の展開の無さ、意味の無さにつまらなさを覚えてしまうのも分かる。 主人公達は、バタバタした日常から離れるために、携帯の通じない、この場所にやってくる。 この映画にメッセージ性を求めたり、真剣にじっくり観たり、そういうのじゃない。 主人公達がカキ氷を食べながらぼ~っと海を眺めるように、観るべき映画だと思う。 監督は、この映画で何か深い想いを伝えたかったのではなく、主人公達と同じように、この映画を観ている間だけでも、のんびり日常を忘れようよ って言っている気がした。 映像が綺麗で(この監督は和食を本当においしそうに撮りますね)、マンドリンの音や自然の音。途中心地よさに眠ってしまった。 で、続き観てまた眠くなったりして。 でもそれでいいんじゃないかなぁ。心地よい映画でした。 [DVD(邦画)] 4点(2009-04-06 02:02:26)《改行有》

76.  善き人のためのソナタ 主人公の心の移り変わりをもう少し丁寧に描いてくれたら、もっと主人公に感情移入できたと思う。 主人公と作家が最後まで顔を合わせない演出はとても良かった。 途中いいシーンがいくつもあったが、オチが自分の読み通りだったため、 大きな感動は得られなかった。 映画の雰囲気自体はとても好み。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-25 03:23:52)《改行有》

77.  かもめ食堂 主演3人の作り出す雰囲気と映像の美しさで、心地よい気分で観賞できた。 時々ポッと出るシュールな笑いも良かった。 言ってしまえば、ヤマ場も無い、深みもない映画なのだが、その軽さが忙しい日常を忘れさせてくれた。 日本食がとても美味しそうに撮られていましたね~。 僕はこの映画結構ツボです。 バグダッド・カフェを観た感覚に少し似てるかな。 優しい気分になれる映画ですね。 [DVD(邦画)] 8点(2009-03-21 04:23:50)《改行有》

78.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド まず本作は映像がとても美しく、重々しく、力がある。 ダニエル=デイ=ルイスの演技はさすがオスカーを獲るだけあり、圧巻。 賛否あるようだが、この独特の陰鬱で少しホラーじみた雰囲気が、 人間が欲望に狂っていく様や、混乱する心情風景をリアルに描いていたと僕は思う。 なんだか、シャイニングのクシシュトフ・ペンデレツキの音楽っぽいなぁと思っていたら、エンドクレジットで音楽「ジョニー・グリーンウッド」と出ていて納得。 レディオヘッドのギタリストである彼は、ペンデレツキの音楽に多大な影響を受けた と言っていたので。 映像、音楽、雰囲気全てが異様、そして圧倒的にリアル。 見応えありまくり。重量級です。[DVD(字幕)] 9点(2009-03-17 16:37:31)《改行有》

79.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 シティ・オブ・ゴッドの監督、大好きなレイフ・ファインズ主演ということで、期待しすぎたかもしれない。 いや、この映像や音楽が醸し出す雰囲気はこの監督ならでは。本当に素晴らしい。 俳優陣の演技も文句なし。 ただ、途中まで話に付いていくのに精一杯だったことと、どうもジャスティン、テッサに感情移入出来ない部分があった。 最後、あれだけ壮大な陰謀が、手紙で読まれて意外とアッサリしているところ、あと何よりジャスティンが死ぬことにどうも納得出来なかった。 もう少しあがいて欲しかったなぁ。 ただ、アフリカの貧困な状況をドキュメントタッチでリアルに映すことには成功していると思ったので、悲しい場面、恐ろしい場面は上手く描けていたと思う。 何だか惜しい作品でした。[DVD(字幕)] 4点(2009-03-11 05:21:43)《改行有》

80.  ROCK YOU! ロック・ユー! まぁ、何だか全てがトントン拍子で進んでいく展開やこういうテンションが好きな人はハマるのかもしれません。僕にはあまりグッとくるものがありませんでした。 身勝手な要求をしてくるヒロインや、悪役の伯爵をそこまでワルに描かなくても・・と思ってしまった。 キャスティング、俳優陣の演技はとても良かったと思います。 ヒースはブロークバックマウンテン、ダークナイトともに全く違った役柄の演技。 この若きヒースは単純に爽やかでカッコイイです。 この人がジョーカーを演じることになろうとは・・・ 凄い才能を持った俳優さんですね。[DVD(字幕)] 4点(2009-03-11 05:11:14)《改行有》

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