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61.  ホワイトハウス・ダウン 《ネタバレ》 ローランド・エメリッヒにしては思ったよりも地味 同時期の「エンド・オブ・ ホワイトハウス」よりはおもしろかった 主人公、大統領、主人公の娘、3人のヒーローが活躍する話になっている いかにもエメリッヒらしい全員にヒーローらしい見所をあたえて、普通なら気恥ずかしい演出だと思うが直球でわかりやすい 大統領と主人公とのバディ感は似た様な設定の作品の中では随一ではなかろうか イメージ的にはやはりエンド・オブ・ ホワイトハウスと同じくダイハードの1に近い この作品ひねくれた人には絶対評判が悪いだろうな、直球でくさい演出満載 でも私は好きだ 冒頭、偶然に会った主人公の娘のブログ出演に大サービスの大統領に思わず引き込まれた、うまい演出だ こういう過剰演出の積み重ねが鼻につく人は見ていられないだろう ラストも3人でヘリに乗って判りやすいヒーロートークで終わるのもダメな人にとっては絶対にダメだろう 爽快であればイイじゃん的な演出は私的には大好物だった[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-24 15:48:10)

62.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 ボーンシリーズみたいなハリウッドアクションかと思ったら、意外にもVFXなどを使わないまっとうなヒーロー映画だった そもそもの悪役の正体がいまいちだがそこを除けば非常に良く出来た脚本だ 正体不明の正義のヒーローをトムクルーズが直球で演じる とにかく主人公がメチャかっこいい メチャ強い メチャモテる 冒頭あっさりと顔を見せる狙撃犯に「これ見せない方がサスペンスが盛り上がるんじゃないか?」と思ったが途中からそんな事はどうでもよくなる 後半、以外な所から犯人が出て来てからは、なるほどと思った これキャストもいいわ クライマックスは以外な助っ人が以外な戦いを見せてこれが結構凄い エピローグは無実の罪を着せられた陸軍のスナイパーがジャック・リーチャーを最後の砦として召還しようとして、自身は号泣しながらも、最強であるジャック・リーチャーのプロフィールを語るラストは、この映画がアクション映画じゃなくて純粋ヒーロー映画であることを見せつける ある意味、カタルシス爆発のエンディングだ 私は作り手の狙い通り、ここで号泣してしまった(笑) このラストを見るとタイトルが「ジャック・リーチャー」という名前であることが大事で、タイトルを「アウトロー」という邦題にしたのは超マヌケでしかないことがわかる[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-24 15:43:56)(良:2票)

63.  フローズン・リバー 《ネタバレ》 ばばあ版『ウィンターズ・ボーン』だと思った というか『ウィンターズ・ボーン』のほうが後なのか 失敗したら家を失うのも同じ 正しく生きている気丈な母親がすでに抜き差しならないほど困窮しているところから話が始まる 貧困からくるこの閉塞感はすごい この堅実な母親が徐々に密輸業にはまって行く過程が見ていて哀しかった 輸送中にパキスタン人の荷物を勝手に捨てるとか後先考えない主人公の行動がいかにも独善的なおばさん風でリアル 見ていてイライラさせる巧い作りだ この荷物が実は赤ん坊だったとか衝撃的でいい 主人公が毎晩逃げた旦那の留守番に艶っぽい声を入れたり女性監督らしい演出だ 男前なヒロインとのギャップが結構萌えた(笑) モホーク族のレイラとのバディ感にも母性という括りで結ばれているように見える この辺の母性感は男の監督では描けなかったのじゃないかな ハッピーエンドは望むべくも無いがエピローグは妙にほっとさせる 息子のTJが途中で犯した些細な犯罪は「ごめんなさい」で終わらせて(ここをちゃんと描くのは大事だ)、劇中まったく笑わない相棒のライラが笑顔で子供達と遊ぶ 本当にここはグッときた TJの肩越しに念願の新しいトレーラーハウスの先導者がほんの一瞬見えて終わるのは秀逸 ここをくどくど描かなかったのはかっこいい 本当に誰もが望んだ一瞬だと思う 日本映画の監督にはまず出来ない演出だ そのままエンディングの曲が I always come back と優しく囁くように流れるのはヒロインが刑期を終えて帰って来る時を思わせる 心に残る名エンディングだと思う[DVD(字幕)] 8点(2014-02-17 19:33:58)(良:2票)

64.  レバノン 《ネタバレ》 冒頭、うなだれたひまわり畑の長回しで始まりエンディングでひまわり畑が綺麗に繋がるのは予想外で良かった すべて戦車の中での話 レバノン戦争の最初の一日目を描く とにかく戦争初日のせいか全てが舞い上がっていて指揮系統から何から何までパニックを起こしている 戦車の中の搭乗兵は全員へたれで自分勝手、それでなくても息苦しい戦車内の閉塞感を最大まで呷る 戦車外にいる上官のイライラもダイレクトに伝わり見ているこちらも「こいつら全員首にしろ」的な気持ちになる 戦車の内壁に流れ続けるオイルとか戦車の底に貯まった水が戦車内の閉塞感をより高めるがやりすぎな感じ ここまで戦車の中って汚いのか 湿度も異常に高そうだ 外の模様は戦車のモニターのみだが普通に望遠鏡のようなクリアーな画像が臨場感を損なうと思ったが、搭乗兵の心理描写的要素が多いのでしかたがないかもしれない モニター映像も暗視スコープ映像とかがもっと見たかった 前半で見た戦車外での戦闘の緊迫感が後半薄くなってそこは非情に残念 もっと戦車が活躍するところが見たかった しかし全体的には緊張感と閉塞感が全編を通して続き、ラストは動かなくなった戦車から出たら冒頭のひまわり畑だった しかし暗く狭い戦車内から初めて青い空の下に出るも開放感は無く、ざらざらした嫌な気分は変わらない[DVD(字幕)] 8点(2014-02-17 19:21:09)

65.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 真面目に作った実写版エバァもどきか ガジェットは素晴らしい スーツをコクピットに固定するディテールとか、ドアが閉まった時のロックポールの動きとか、イェーガーが動き始めた時の各部のディテールが日本のロボットアニメの基本を踏襲している ヲタク達が絶賛するはずだな 日本や香港の町並みでの戦闘は凄い ホレボレとしてしまう でもメインのイェーガーがいかにもヒーローらしい外観なのはちょっとつまらないかな むしろロシアや香港のイェーガーがメインで動くところが見たかった 本当に残念なのが怪獣の造形 USゴジラぽい奴やいかにもキングコングな奴も狙いは分るがイマイチな造形 何故アメリカで怪獣をデザインするとエイリアンやプレデターのイメージを引きずってしまうのか 形はいろいろ有るのに顔が殆どプレデターだ どれも見た事ある感じでインパクトにかけるので、ウルトラ怪獣のようなバリエーションが欲しかった 怪獣は冒頭に出てきたガメラシリーズのジグラみたいな奴が一番良かったのに出番が少なかったのは残念 キャストも魅力がある役者が少なかった 菊地凛子の日本語は変だし お話はイェーガーを作った最初の頃は強かったという時代を完全にはしょった しかたがないと思うが近代のイェーガーは弱すぎる 強いイェーガーを描く前半部分、例えば東京戦とかをもっとちゃんと描けなかったのかなぁ ほんとに残念だ ラストの海底バトルは悪く無いがこの映画の中で最も地味なバトルを最後に持ってきたように思う 自己犠牲的突撃エンディングはちょっと見飽きた しかしロボットバトルだけでも十分見応えがあるので良しとしようかな なによりもアニメじゃない実写で描くロボットプロレス物を初めて作った功績に拍手だ[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-17 19:12:51)

66.  スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション 《ネタバレ》 ネクスト・ジェネレーションと言いながら生き残るのは前作までのおじさんおばさんばかりなのは皮肉なタイトルだ 完全にスタトレの邦題をパクったお遊びだが嫌いじゃない 冒頭、普通ならヒロインクラスの美女ばかりを次々と消費する贅沢な始まり このプロローグのキャストは本当に良くてこの娘達で本編が始まっても何の問題も無かった 本編もさくさくと話が進んで退屈することもなく美女がザクザク刺されてある意味快適な進行(笑) 警察は無能で犯人は神出鬼没すぎるがドライブ感があって許せる感じ ラストは意外だったが残念ながらヒロインが倒れた時にオチが見えてしまった ここをもう少し工夫してくれるとこの映画傑作になったかもしれないな 犯人の独白もそこまではスピード感があったのにちょっと長過ぎる しかし想像したよりもずっとおもしろくて意外な拾い物だと思った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-12 02:00:53)

67.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》 グラインドハウス物の一本 ブルース・ウィリス等有名俳優が出てる超B級映画 とにかくめちゃめちゃやったら楽しいじゃん的な映画 着弾のエフェクトとか人体損壊具合が楽しい グラインドハウスで掛かる映画ってこんなだよね感を皆で楽しく演出しましたみたいな したがって細かい事は気にするなって感じか 最初に出て来た事件の発端を作った悪いインド人の科学者が、終盤にいつのまにかいい人になってるみたいなとこも気にしちゃだめ ご都合主義とか当たり前 泣かせる所は笑いどころ 退屈になりそうな所は見てんのもつまんないし、作るのもメンドクサイからフイルムを焼失したことにしちゃえみたいな(笑)なにをやっても文句が出ない有る意味作り手にとって都合がいい映画 しかしヒロインの片足のCGとかも手抜きが無い こういうしゃれで作る映画はしゃれだからって手を抜いて作るとただのオバカ映画になる フィルムの傷とかちょん切れたオープニングの曲とかやりすぎな作り込みも楽しい 最後にヒロインの足がパワーアップしてガトリングガンが付いていた これを見て傑作「片腕マシンガール」とかを作ったのだろうか[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-12 01:48:35)

68.  死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 1981年の『 死霊のはらわた』のリメイク オリジナルよりストーリー恐怖度共に良くなっていると思った オリジナルほどメチャメチャなパワーはダウンしているが 切れ味のよいゴア表現でホラー映画としてはオリジナルを越えている 主人公は「デッドガール」に出てたキモイにいちゃんだ いいのか悪いのかわからないが「デッドガール」ほどのキモさは無かった ヒロインの主人公の妹がいまいち魅力がない 総じてキャストに魅力がない 当初ヒロインかと思った一番きれいなネーチャンが、真っ先に殺されたのは意外で面白かったが、以降キャスティング的にはつまらなくなった Jホラーっぽい表現が結構ある たとえば不気味な女の佇まい 狂った女が狂ったようにいろんな物を刺す おなじみの口避け女など この映画は基本オリジナルを下地にしているので、むしろネタバレを防ぐためにも未見の人はオリジナルを見ないで見た方がおもしろいのではなかろうか オリジナル(1981版) を評価する人は、当時見た衝撃を思い出して比べているのであって、この映画の直後にオリジナルを見直した人はほとんど居ないのではなかろうか 実際に偉大なオリジナルは見直して見たが余り面白く無かった オリジナルほどオリジナリティーがあるホラー表現はなかったが、ラストでは悪魔を二枚におろした(笑) オリジナルが偉大すぎてこのリメイクをボロクソにけなす人が多いが、決してこの映画がオリジナルに比べて劣っているとは思わない オリジナル権威主義者達に抗議する意味を含めて、通常7点の所を1点プラスして8点にしてみた[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-12 01:34:41)

69.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》 思った以上におもしろかった ロス市警の日常をPOV視点を加えて淡々と描く カメラ好きの警官がずっとカメラを回すがそのカメラの視点だけじゃないことは明白なのでわざわざカメラ好きという設定はいらないんじゃなかろうか しかしPOV視点がつまらないと言う訳じゃない 途中からは気にならなくなってくる 自分達から見ると十分スーパーコップなのだが本当にこんな警察官の日常があるものだろうか 淡々と描かれるが常に危険と背中合わせだ 刑事やFBIとの微妙な関係もリアル と言っても何がリアルで何がリアルじゃ無いのかも余りにも私達の世界とかけ離れているので判断しようもないが 主人公二人のプライベートと仕事との描き分けがちょうど良いバランスだ 日本映画だとプライベートな日常の部分をもっと掘り下げてしまうんじゃなかろうか ラストはただ相棒が殺されて終わるのは月並みで訴えるものがなにもないじゃんって思ったら、その後にさらに銃撃戦になる直前の二人の様子が余りにも普通で、しかも超くだらない会話で描かれて唐突に終わる この最後の最後まで、警官の日常が危険と隣り合わせであると言う事をくどいほど描くのは、これはこれで中々優れた演出だと思った 葬式のシーンで終わったらこの映画の印象がだいぶつまらないものになっただろう[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-08 07:41:27)(良:1票)

70.  ゾンビランド 《ネタバレ》 冒頭からタイトル部分がスローモーションでゾンビに襲われる人間達をコミカルに描くが、ロゴの演出などやたらスタイリッシュ、この部分が抜群である このタイトルだけで自分は完全にやられた 掴みとしては完璧と言える その後も主人公の新ルールがゲーム風のロゴで描かれていて楽しい へたれの主人公とイケイケマッチョのカーボーイのコンビは絶妙だ この主人公じゃなければこの映画いたって普通だった チームが誰も死なないのも良い この手の映画でハッピーエンドなのも以外でいい けなす所が無い傑作ゾンビコメディ 続編が見たいと思った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-02 22:35:47)

71.  バベル 《ネタバレ》 冒頭ブラピの奥さん役のケイト・ブランシェットが結構いやな女ぽくってちょっとやだなと思ってたら、日本パートでは菊地凛子がさらにいやなネーチャンでちょっと感情移入が難しい感じになってしまった この二人の描き方がもう少し感じがよければこの映画がもっと面白かったと思った しかし菊地凛子はなかなかの熱演で私の好き嫌いの問題であることははっきりわかっている 菊地凛子扮する千恵子は完全に病気で普通はあんな高校生は存在しないと断言できる その辺もちょっとやりすぎだと思ったリアリティを損なう 日本パートでは、こじゃれたカフェで定食みたいな物を食べてるのも変だった 物語は「風が吹けば桶屋が儲かる」的な無常観たっぷりの傑作だと思う しかし「バベル」と言うタイトルはピンとこなかったな、テーマの言葉の壁とかも感じなかった 有るのは無常観 3つの場所で起こった出来事をある程度時系列を無視して描く手法は見事だ モロッコのパートではあいかわらずわがままなアメリカ人が集まってイライラさせる 原因となるモロッコのくそガキ達もバカな行動ばかりしてイライラに拍車をかけた メキシコパートも同じく考えなく自己中心的な登場人物だからこそのトラブルで「クロッシング」を彷佛とさせて無常観をあおる 役所広司が元凶のライフル銃をガイドにやる過程は描かれないし、菊地凛子が刑事に渡したメモの内容もわからないが、刑事がメモを読んだ時のやるせない表情は心に残った 日本映画ならどちらも印象的に描いただろうな 日本映画は何でも説明しすぎるから 物語のキーになる刑事のメモの内容を刑事の表情だけで推測させる手法は非常に大胆だ しかしブラピの電話だけはアメリカ側と時間をおいてモロッコ側からも全く同じ会話だが違う視点で2度描かれる、しかし実は二度目のモロッコからの電話は奥さん危篤の窮地に追い込まれていた ここはうまいと思った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-27 21:24:02)

72.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 フルメタル・ジャケットとは硬い金属で被甲された弾丸のこと通常は無垢の鉛、柔らかい金属だと着弾のダメージが大きい(体内で破裂する) 被甲弾は戦争用である フルメタルは強力だと思っている人が多いと思うが実は反対で被甲されてると貫通力が高いので兵士の戦闘能力だけを奪う人道的(!)な弾丸である そういう意味では非情に深い良いタイトルだ 海兵隊の訓練所のパートと実際の戦闘と二部仕立てになっている 訓練パートで出てくる教官は強烈 いじめられるデブ新兵もなかなかイイ トイレにしきりが無いのはびっくり今もそうなのだろうか? 訓練パートのラストは衝撃的だ 訓練のためにあえて憎まれ役になる軍曹は可哀想だった この軍曹という階級が常に報われない職業であることをすべてのアメリカ人は知っているが、それを見る私達が知っているか否かによってこの物語の捉え方がまるで異なるであろう ベトナムパートではムービースタッフが戦場の兵士にインタビューをして戦闘シーンを「サーフィン・バード」(往年のクラシックロック)に乗せて長回しで撮るシーンがあるが音楽も含めて忘れ難い名シーンだと思う ヘリで無差別に地上を騎射するシーンなど衝撃的だが常にドライ ラストシーンもミッキーマウスの歌を歌いながらの進軍とかスラプスティックな狂気を感じさせる ベトナムだけど市街戦なのはハートロッカーなどでもパクられているとおもった、それだけ名作だということか 言葉が汚い、さすが米語あらためて英語って汚い言葉のオンパレードだな 戸田奈津子が訳したらちっとも面白くないだろう(笑) ラストは主人公が撃たれた少女狙撃手に執着するのに若干の違和感を感じたが、その少女娼婦との濡れ場がカットされたと言う話を聞いてなるほどと思った それならば濡れ場があった方がラストシーンがわかりやすかっただろう[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-27 21:20:53)(良:1票)

73.  ディヴァイド 《ネタバレ》 以外に骨太なSF ちょっとびっくりした もっと軽いB級映画かと思ったら徹底的な極限状態を描いた密室劇 終わってみれば食べ物や水なども充分に有ったので仲良くやれば皆で生き残れたのかもしれないな まぁそれじゃあ映画にならないか 序盤は何だか判らないが、密室にわがままなアメリカ人を閉じ込めたら皆でパニックを起こしてイライラさせる展開になる映画かと思ったが、なんのなんの、うるさい子供はとっとと死んじまうし、母親は男たちの慰み者だし、全員に放射能障害が出始めるわ、グループの中でも比較的マシな若者はへたれに誤射されるわ、ヒロインらしき美人は皆を見捨てて最後に一人で逃げるが外も放射能の灰が降る地獄と化した街だった 本当にここまで救いのない映画も珍しい、落ち込むわぁ[DVD(字幕)] 8点(2014-01-19 22:48:45)

74.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 大団円の最終章 やはり説明不足の所が多く判りにくい SEE版を見るべきかな 一作目から徐々にホビット達がメインの話になって来て 最終話はピピンとメリーが出ずっぱりである その分他のメンバーの話が少なくなってちょっと面白さにかけるところがあったと思う それでも充分おもしろかったけど ラストは、ほぼサムの手柄 フロドはむしろ足を引っ張っていた それなのにモルドールの塔(バラド=ドゥア塔)が崩れ去ったときにフロドー!と皆が叫んだのはサムがかわいそうだ[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-15 00:32:56)

75.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 「ホビット 思いがけない冒険」を見たので再見する 「ホピット~」で出てきたアイテム(ミスリルやつらぬき丸)とか、ビルボが子供達に聞かせてやってた冒険(石化したトロルの話)が「ホビット~」で再現されてることが判ってなるほどと思った 冒頭ガンダルフがホビット庄に来た時、子供達が花火をせがむが無視する風を見せた後、突然馬車から花火が撃ち上がる このシーンはすごく楽しくてこれから起こる過酷な旅を思うと何故か涙が出た その後のドラゴン型の花火もめちゃ楽しくてこの辺までがこの映画の楽しいパートである 以降徐々に暗く険しくなって行く やはり「ホビット~」を見て思ったのは主人公のフロドが美少年であることの大事さ なんせ「ホビット~」は出てくる人物たちが皆むさ苦しいので「ロード・オブ・ザ・リング」では清涼剤として機能していると思った フロド達の旅は次々と危機に落ち入り3時間のランタイムもむしろ説明不足で短いと思わせるぐらいだ 実際ガンダルフと悪の魔法使いの2度目の戦いは決着のみしか描かれなかった 仲間の絆が深くなる所とかはあまり描かれていなくて残念 指輪に執着するボロミアが、途中でホビット達を優しく面倒見るシーンや、ホビットを抱えて逃げるなど捨て難い魅力があるキャラになっているのにラストに死んでしまうのは残念だ  エンディングは指輪の魅力に引きずられ始める仲間達を思って、一人で旅を続ける決意をするフロド それを追おうとする仲間を押し止めて、むしろ拉致されたピピン達を救出に向かう事を優先する他の仲間達の選択にカタルシスが爆発する そうそう、指輪よりまず仲間だよな この映画を最初に見たときはいろんな種族が出たり、人間関係が複雑で理解しにくいと思ったが、見直すと以外にシンプルだった ただ指輪の力が現実的には透明になる以外描かれないので、何故皆が血眼になって指輪を奪い合うのかがピンと来ないという根源的な疑問が残った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-15 00:25:02)

76.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 映画にとって音楽の大事さを痛感する作品 一番いいところであれ(戦メリのテーマ曲)が掛かると、とにかくグっとくる 作品としてはテーマが見えにくい作品だけに音楽の重要性は高い おなじみのラストシーンにかけて静かに、しかし劇的に話が進行する 前半に「日本人は命乞いはしない」とローレンスに言い切ったハラ軍曹 そして自分がその立場に立たされた時に、もっとも言いたいであろう命乞いの代わりに出た名セリフ「めりーくりすます ミスターローレンス!」くぅっ! タケシのあの名セリフに戦メリのテーマ曲がどーんとかかると何よりもせつないエンディングだ 映画的にはホモセクシャルが大きなテーマとなってるだけに、ヨノイ大尉が魅入られるセリアズ少佐に余り悪魔的な魅力があると思えなかったのがストーリーを難解にしていると思った 同性愛の映画だと思わなかった人たちもいるのではなかろうか セリアズに魅入られて翻弄される上官を心配する部下達も、分りやすく描かれていないので、唐突にヨノイ大尉が狂ったように見えてしまう そのかわり唯一濃いメイクの坂本龍一が出ただけで、こいつはホモだとわかるようになっている(笑)[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2014-01-08 01:44:07)

77.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 前作よりもいいと感じた こういう既に評価されたオリジナルのリメイク作に必ずダメを出す人が多いが只の権威主義な気がする ほとんどの人は実際に過去作を見直さないで、過去に見たインパクトで語ってるのではなかろうか? ポール・バーホーベンのオリジナル版はキッチュなグロで溢れていたがこちらはいたってスタイリッシュ ブレードランナーのような町並みや世界観で全編を通しているのは見事 未来カーのカーチェイスの出来は抜群だ 前作のような作りの安っぽさなど微塵も感じない 反面前作よりもストーリーの起伏に乏しい ともあれその辺のガラス窓を利用した通信機とか銃などのガジェットがいい 地球を縦断するフォールとかアイデアもよい フォールがコアを通過するときに重力が反転する描写とか秀逸だ 手を抜いた所がないSF描写は好きな映画のひとつになった[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-08 01:31:55)(良:1票)

78.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 2時間半もあるのに、しかもアクションシーンとかも少ないのに、まったく飽きない キャスリン・ビグロー凄いな 前作ハートロッカーと作りが似てる ハートロッカーの時も思ったんだけど 右とか左とか、どっちのイデオロギーとかプロパガンダとか はっきりと語らない、なのでアメリカのプロパガンダ映画とか言い出す奴がいるんだろうな、ぜんぜん違うけど。男性監督と全く目線が違う気がする お話としては、実際に起こった事なんだろうけど本当にすごい CIAの裏をかいたテロの凄さを見せつけられる テロリスト相手には拷問ではどうにもならないのか、ほんとに一筋縄ではいかないな こんな相手と戦ってるアメリカは本当に大変だ 反面、男性監督ならかなり力を入れるであろうネイビーシールズのディテールはあっさり エリア51で極秘開発されたステルスヘリとか四眼ゴーグルとかガジェットがいいだけにもう少しちゃんと見たかった しかし作戦は詳細でしょっぱなにヘリが墜落するなどほんとうに実話なのか?と思うほどにドラマチック オサマを倒した後に家族にオサマの名前を確認するなどリアル 隣で娘か奥さんか知らないがラディン!としきりに叫んでいたじゃないか[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:53:01)

79.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 カーチェイス抜群 ターゲットの殺し方も工夫満載 曲がる弾道とかコブラよりすごい 主人公の強くなる過程が丹念に描かれていてよい 同時につっこみドコロ満載だがいちいち言うのも野暮な作品だ 何故電車の屋根に乗って出勤とか(笑) 秘密結社といいながら人の迷惑顧みない殺し方 電車ごと相手を始末するのはどう見ても人の為になる組織とはいいがたい、中に乗ってる人は全滅だ しかし電車のシーンだけでも電車パニック物の中でも秀逸の出来 ラストの倒した敵の武器を拾いながら攻撃する、ドミノ倒し方式の銃撃戦は新鮮だった 360度弾道を曲げたら最後は自分のこめかみになんて、ばかばかしいけどワンダフル 回転する車のサンルーフから射撃とか、とにかくアクションに関して新しいアイデア満載の秀作[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:41:52)(良:1票)

80.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 恐ろしいほどの緊迫感。砂漠での戦闘シーンはこれまで見た事がない演出、これってリアルなのか? この現実が余りにも自分たちの日常と違い過ぎるのでこれがリアル(この場合実際におこなわれている現実)なのかも想像もできない つまりどちらかの(アメリカ側かイラク側かの)立場に立っているフィクションであるという判断すらつかない、これがこの作品の一番の問題点ではなかろうか 戦争が身近な外国人ならば肌で感じられるのかもしれないが ただ、単純なアメリカ側に立ったイデオロギー賛美ではないことはわかる、ラストで主人公は自分の子供に戦争が好きだと告白している そして嬉々として又戦場に戻るシーンで終わる、これは少なくともアメリカの戦争好きをシニカルに描いていると思う 一部の人が言う様に、アメリカのプロパガンダ映画だとは思はないが、アメリカ側のイデオロギーを否定するものでも無い 女性監督らしい控えめな反戦映画じゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:19:52)(良:1票)

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