みんなのシネマレビュー |
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781. 大空港 人間ドラマを中心に描いたパニックもの。 作りは「タワーリング・インフェルノ」とほぼ同じだが、本作は事件が起こるまでに一時間以上。 今の若い人たちが観たらテンポが遅くて、前半は退屈と感じるかも。 パニックものとして見ても、「タワーリング・インフェルノ」よりは、スケールがひと回り、 ふた回り小さく、終盤ももうひと捻り欲しかったところ。 それでも登場人物が多いにも拘らず、個々のキャラがしっかりと描かれていて、 人間ドラマとしての見応えは十分にあり。個人的には楽しく鑑賞させてもらった。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-29 13:46:45)《改行有》 782. 大地震(1974) 実際に起きたロス地震をベースに製作されたパニック映画。 作りは「タワーリング・インフェルノ」や「ポセイドン・アドベンチャー」などとほぼ同じだが、 本作のスケールは、それらの作品よりはすべてにおいて物足りない。 CGのないこの時代で大地震の様子を表現するのは、ちょっと難しかったのかも。 ドラマのほうは決して悪くはないんだけど、何せ広い地域で起こっている状況のうえに、 登場人物が多数出てくるので、今ひとつまとまりに欠ける印象を覚えた。 ラストも、う~ん、やっぱり今ひとつかな。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-29 13:14:18)《改行有》 783. 紳士協定 差別と偏見を題材にした、グレゴリー・ペック主演の社会派ドラマ。 タイトルやあらすじから、何となく堅そうな映画というイメージを抱くけど、 ひねくれていなくてとても鑑賞し易い。序盤の流れがその後の展開に興味を抱かせるし、 ヒロインとのロマンスもうまくテーマへと繋げていて、なかなかうまい構成だった。 ラストはちょっと気に入らなかったけど・・・。 正義感溢れる主人公を演ずるグレゴリー・ペックは、この役柄にぴったり。カッコいい。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-29 12:09:09)《改行有》 784. ザナドゥ オリヴィア・ニュートン=ジョン主演の、ラブ・ファンタジー・ミュージカル映画。 公開当時はものすごい酷評を受けていたけど、アルバムのほうは大ヒットで、 「ザナドゥ」は毎日のようにラジオから流れていた。 ミュージカル映画なのに演出や映像がひどく、そのうえストーリーがつまらない。 でもオリビアはかわいいし、ジーン・ケリーの出番も結構あって、 40年代の音楽まで聞かせてくれる。80年代ロックのシーンになると、やっぱりダサいのだが、 音楽のほうはまあ何とか楽しめるかと。 髪型とかファッションとかローラースケートとか、今観るとホントに懐かしい。 そういう意味で楽しむには手頃な作品かと。[DVD(字幕)] 2点(2011-08-29 11:31:32)《改行有》 785. エクソシスト2 正当な続編で、前作の設定をかなり引っ張っており、 「あ、そっちのほうにいっちゃった!」というのが、一番率直な感想。 これはこれで構わないとは思うんだけど、はっきり言って面白くないんだよね。 特に日本人は悪魔関連の突っ込んだ内容だと、ちょっとピンとこない部分があるのかも。 そっち関係に興味のある人は、楽しめるのかもしれないね。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-29 01:47:12)《改行有》 786. 花のあすか組! 漫画原作の映画化作品。本作では近未来に舞台を移し、 映画用にヒロインのキャラ設定も変更している点はよかったと思う。 一応バイオレンスアクションの流れで、「ストリート・オブ・ファイヤー」を意識した作り。 ただいかんせん迫力がないし、ストーリーも正直つまらない。 でも近年によく見られる、原作→ドラマ→安易な映画化作品よりはましかな。[映画館(邦画)] 2点(2011-08-28 14:49:50)《改行有》 787. ハレンチ学園 身体検査の巻 「ボインが西向きゃ、ヒップは東~♪」のテーマ曲が懐かしいハレンチ学園。 個性的なキャラの先生たちが登場してきて、生徒達とハレンチ騒動を繰り広げるといったお話。 テレビ同様、映画版の方もストーリーはないに等しいのだが、 ここまでハチャメチャな設定だとただ笑うしかない。レトロ感覚だけは満足させてくれる作品。[ビデオ(邦画)] 2点(2011-08-28 14:38:55)《改行有》 788. 罠の女2 「氷の微笑」タイプの官能サスペンス。 「1」はもうエッチなシーンしか覚えていなかったんだけど、 完全続き物にもかかわらず、前作の内容の説明があまりなく、ちょっと不親切な作り。 それ以上にヒロインの顔がどうにも違っていて、おかしいなぁと考えていたら、 前作から8年後の作品だったということで、キャストはすべて変わっていたのでした。 グラマーな身体だけは同じなんだけどね。ストーリーも今一つで、がっかり拍子の介。[DVD(字幕)] 1点(2011-08-28 14:11:14)《改行有》 789. 黄昏(1952) 鑑賞後に邦題を見ると、「あぁ、なるほどね」と妙に納得させてくれる作品。 昔の不倫映画は男側の人間描写が浅いうえに、何とも情けないシーンが多くて、 本作もご多分に洩れずなんだけど、ラストはまあまあインパクトはあったかな。 ジェニファー・ジョーンズは、相変わらずきれいで魅力的な女優さん。 そのせいで中盤以降は先の展開が見えちゃうんだけど、普通に楽しめた作品だった。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-28 14:05:00)《改行有》 790. キャリー(1976) ホラーと呼ぶにはちょっと違和感のある、異色のスリラー映画。 ストーリーは非常に単純なんだけど、その分判り易く、 ヒロインのキャラ描写が存分に描かれているので、すぐに感情移入ができる。 シシー・スペイセクは、他の映画でも端役で出演しているのを何度か見かけたことはあるのだが、 これ一作で顔と名前はずっと忘れなかったから、やはりハマリ役だったということでしょう。 脇役陣も、その後ブレイクしたジョン・トラボルタ、当時若手注目株のウィリアム・カットに ナンシー・アレン、演技派エイミー・アービングと、いいところを揃えてます。 演出は全般的にB級らしい作りといった感じだけど、ショッキングなドラマでありながらも、 何となく切なさを感じてしまう、狙い所の面白い作品だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-28 13:44:25)《改行有》 791. 武蔵野夫人 武蔵野の風景がとても素朴で、何となく郷愁を覚えさせる映画。 設定や映像から文芸作という雰囲気は感じるんだけど、基本的にお話の内容はメロドロマ。 ラストのラストまで、情感たっぷりの展開を見せてくれます。 う~ん、なるほど。何でこうなるのか、よくわからないや。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-28 11:06:21)《改行有》 792. 地球の静止する日 古い昔のSF映画。当然のことだけど、特撮シーンらしきものはほとんどなし。 ストーリーも粗っぽいし、いやはや判り易すぎるほどのメッセージで、 いかにも子供向けといった作りの映画だけど、何か懐かしい雰囲気で味わいがある。 これはこれで面白いよね。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2011-08-28 10:53:31)《改行有》 793. プロ野球を10倍楽しく見る方法 御存知プロ野球好プレー珍プレー集に、 当時のベストセラー本のタイトルをつけて制作された企画ものの作品。 選手たちのキャラアニメなどを盛り込み、映画用に新たな構成はされているが、 みのもんたのナレーションも同じで、テレビ放映時の内容とほぼ変わらなかった。 野球の知らない人でも楽しめるし、笑えるシーンもあるにはあるけど、 別に映画で観なくてもいいし、それ以前にこれは映画じゃないよね。 PART2も制作されたということは、一応ヒットしたのかな?[映画館(邦画)] 0点(2011-08-28 10:24:12)《改行有》 794. 我が道を往く 1944年のアカデミー賞作品。まさにアメリカの良心を描いたような映画。 逆境にも負けず、前向きな姿勢を決して崩さない牧師さん役を、ビング・クロスビーが好演。 ストーリー展開も良かったんだけど、クラシック映画ってベタな演出が少ないのがいいよね。 一見淡々としているように見えても、じわじわと心を温めてくれるような、 そんな感動を与えてくれる作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 10:01:58)《改行有》 795. 救命艇 一隻の救命艇に集まった男女達の人間模様を描いた、ヒッチコック監督の密室劇。 救命艇は小さなボートなので、さすがに十人近くもいるとお話が広がらず、中ダレぎみ状態。 それ以前に人間ドラマなのか、極限状態の人間心理を描きたかったのか、 互いの素性が不明という面での心理サスペンスに持っていきたかったのか、 全て中途半端で内容がぼんやりしてしまった。無名の役者たちの演技は悪くはないのだが、 結局誰にも感情移入ができず、各キャラの印象も薄い。アイデアはとてもいいんだけど、 同監督の「ロープ」と同様、あくまで実験的といった印象の作品。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-28 09:59:26)《改行有》 796. ヒズ・ガール・フライデー 様々な人間たちが入れ替わり立ち替わり登場してきて、 マシンガントークを繰り広げるスクリューボール・コメディー。 今で言えばドタバタコメディーといったところで、この会話が洒落ていると取るか、 ただうるさいだけと取るかは、観る人の感性によって別れそう。 主演の二人、特にヒロインはすごく良かったんだけど、ストーリーも爆発し過ぎていて、 自分の嗜好には合わなかった。古い映画なので、映像や音質はあまり良くない。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-28 09:47:42)《改行有》 797. フランケンシュタインの花嫁 前作の完全な続き物。一応テーマは友達ということで、 モンスターは言葉も覚え、一見すると、身体の大きなちょっと変なおじさんに見える。 面白いシーンもそれなりにあるのだが、おどろおどろしい前作と比べて今回はコミカルというか、 ソフトな感じに仕上がっていて、モンスターの悲しみは前作ほど感じなかった。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-28 09:15:58)《改行有》 798. 希望ヶ丘夫婦戦争(2009) 夫婦の性生活をコミカルに描いた作品。さとう珠緒はかわいいんだけど、 ストーリーの内容がほとんどないので、88分でもものすごく長く感じてしまった。 全体の雰囲気は映画ではなく、さりとてテレビドラマ風というわけでもなく、 映画好きの仲間内で撮って作ったホームビデオという感じ。演出も同様。 エロチックなシーンがあるといっても、まあ大したことはないので、 暇つぶし程度で鑑賞するのがベストかと。[DVD(邦画)] 1点(2011-08-28 08:52:04)《改行有》 799. 或る夜の出来事 同じお話で今リメイクしても十分観れるぐらい、シナリオが良く出来ている。 序盤、中盤、終盤と、お話の流れに無駄がなく、ほぼ完璧に近い仕上がり。 クラーク・ゲーブルはスマートでカッコよく、役どころもバッチリ決まっていたのだが、 残念だったのは相手方の女優さん。印象が薄いというか、今では顔もまったく思い出せない。 ラストはこの映画の一番の見所。どっかで観たことがあるなぁと思っていたら、 あの名作「××」の元ネタだそうだ。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 08:07:39)《改行有》 800. 透明人間(1933) ある研究に没頭していた科学者の、悲劇の結末を描くSFホラー。 古い映画だが、特撮シーンも悪くなく、最後までちゃんと観れた。 薬の副作用で・・・という設定は今イチだが、人間の欲望に対する愚かさを しっかり描いているところがいい。ラストは思わず主人公の悲哀さを感じてしまったが、 もう少し恋人とのエピソードを絡めたほうが良かったかな。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-28 08:04:20)《改行有》
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