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801.  敬愛なるベートーヴェン シェイクスピアにフェルメール、そして今度はベートーヴェンに架空のミューズが舞い降りる。クールなE・ハリスしか目にしてきていない。当確といわれながら「アポロ13」でアカデミー受賞を逃した時も顔色ひとつ変えず、弱味や見苦しい部分を見せたくない人に思えた彼が、無様なまでに人間的なベートーヴェンを演じてとても新鮮に感じた。バサバサの髪に丸い鼻、脂肪でたるんだ体といった外見的な変化のみならず、頭に奇妙な器具をつけたままアンナと対面した後も、大声で話し感情の起伏が大きく思い込みの激しい豪放なキャラクターはBTTFのドクのようで、実際かなり楽しい。苦悩もジメジメしておらずどこかカラリとして、アンナに信頼と好意を寄せながらエロスを漂わせるでもない。作品の華である感動的な第九も、観客に彼を楽聖と信じこませるための通過儀礼に過ぎない気さえしてくる。ベートーヴェンにさしたる思い入れのない向きにむしろ親しめる作品ではないか。D・クルーガーも若い女性の硬質な初々しさをよくだしていて蒼い空気のように部屋の一角を占める。[映画館(字幕)] 7点(2007-02-10 14:21:27)

802.  恋人までの距離(ディスタンス) 時を忘れてさえずる小鳥たち。果てしない彼らの会話は子供のおしゃべりにも、恋人の語らいにも、賢者の問答とも聞こえる。ソウルメイトに出会えた予感が徐々に確信に深まっていく様は淡々としながら実にスリリング。痛快な「スクール・オブ・ロック」を生んだR・リンクレイターは繊細に複雑に、実験的なロマンスの揺れる時間を編む。永遠の一日となるはずだった物語に続編がもう一つの時間を加え、ふたつを結んだ糸の先はまだ見えない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-04 20:03:08)

803.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] ノスタルジーにひたってドキドキしながら見てました。ガンロックことシングのメイクがよくできていて涙出そう!(とってもキュ~トです♪姿の変わったガンロックが「俺はこんな姿になっちまった、みんなさよなら!」と走り去るのをゴームズの腕がのびて抱きとめるアニメの感動的(?)なシーンを思い出しました)ヒューマン・トーチの字幕はファイヤー・ボーイにしてほしいなぁ。スーは服ごと消えると芸がなくてダメってこと?(アニメのように線描になるんじゃないのでちょっとわかりにくいですが)ゴームズことリードもちゃんと白髪一筋。(体が伸びる時におぞい効果音ないとちょっとマヌケ?)「宇宙嵐製造装置」も「ザ・フライ」のポッドみたいなB級安直アイテムでよろしいかと。悲壮なX-MENシリーズとは対極的に明るい超能力モノもたまには見てみたいのです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-08 13:36:55)《改行有》

804.  アイランド(2005) M・ベイ作品らしく、このような題材でも繊細さはまるでない。恐るべき無神経さでひたすら押しまくれるということ自体感心すべき芸当かもしれない。映画自体が複数のインプラントからなる巨大なクローンのようで既視感に満ちている。作品に不似合いないい役者が多数出演しているのも不思議。ラストもあれでは逃げ出した家畜。かなり胸焼けしたけど早いテンポで、ま…退屈はしなかったかな? ユアンは後半スコティッシュ訛りを思いっきり喋れて気持ちよさそう。[映画館(字幕)] 5点(2007-01-08 13:30:55)

805.  007/オクトパシー 「ボンドガールは二度出る」第13作。鮮度がモノをいうBGの使い回しはいただけない。美女軍団も安っぽい印象を与えてしまうし、アクロバットシークェンスは一応押さえるもののシリーズ中最もパッとしない作品となってしまった。タイトルもあまりお上品とはいえないし(8つの?)R・クーリッジの歌うテーマ曲も場違いな感じがしてならない。悲しげな道化ボンドとサリーの優雅な使い道だけ?(ひとつ忘れてました。この作品でスタントマンの方が大ケガをされたんですよね。スタントチームのご苦労あってこその007です!)[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-03 20:00:22)

806.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ 007にもなじんできたピアース・ボンドのアクションが爽快な風を生む第18作。今作から参加のD・アーノルドのBGMと上質VFXもコンテンポラリー007に一役。ボンドお取り込み中でもヘーゼンと電話連絡してるマネーペニー。こうでなくちゃボンドの嫁(じゃないけど)はつとまりません。T・ハッチャーが新聞社を牛耳るJ・プライスの妻なのは「新スーパーマン」のロイスだから?コミカルなロイスやデス妻スーザンとは違いふつうにゴージャスなBGパリスは、M・ヨーより出番少ないし物足りないけど、クラーク・ケント&ジェームズ・ボンドの双方の相手役をつとめたのは彼女だけ。Qは嘆く、‘Grow up,007’そうなっては最早ボンドではなし。[映画館(字幕)] 7点(2006-12-03 19:55:17)

807.  恋しくて(1987) M・S・マスターソンといえばこれ。他の作品で女の子らしかったりすると違和感を感じるほどワッツは無理なく男の子っぽかった。女を武器にしてない女の子には弱い。ぶっきら棒な物言いでマニッシュな身なりのドラマー。そんな彼女が必死で隠したぶきっちょな恋。共演のL・トンプソン、E・ストルツらも魅力な、ハッカの味の青春映画。[映画館(字幕)] 7点(2006-11-11 16:56:47)

808.  スパイダーマン2 「1」はアベレージだったが「2」は違った。コミックヒーロームービーとして出色の出来。黒蛸ドック・オクの造形、前半のタメを受けての後半の密度は、近年のSFアクションではなかなかお目にかかれないほど。役目を果たし終え、車両先端で放心した表情を見せるピーターを横から捉えるショット。失意のヒーローの眼前に啓示のように降り立つ白い衣(きぬ)。「3」が緑鬼再来なら第2作がシリーズ最高作となる確率もきわめて高い。MJとスパイディのアイキャッチは「ヴィーナスの誕生」の風神ゼフュロスと花神フローラを思わせ印象的。[映画館(字幕)] 8点(2006-11-11 16:52:52)

809.  ロボッツ 劇中でフェンダーが痛烈に皮肉るように、「アニメのように大きな目」はここにはない。離れた2つの目、小さめの瞳。可愛くアピールする常套手段をあえて捨てたブルースカイの小さな自己主張。このスタジオは「アイスエイジ」もそうだけれど技術力は十分あるのにあまり派手じゃないところが好き。クラフトマンワークの魅力というか、色も形も好ましい。映画のパロディも控えめ。(SHAKE‘N’NOT STIR’だって?)声優陣ではR・ウィリアムスのはまりっぷりと懐かしいM・ブルックスかな。定番のストーリーも奇をてらうより、大事なことを新しい世代に伝えていきたい真面目な姿勢からのように思える。以前TVの修理に来てもらった時にエンジニアの人が「TVがつかなくなると「壊れた」ってすぐ捨てちゃうけど、部品を取り替えればずっと使えるんですよね」とポツリと語っていたのを思い出す。今はさらに進んで何でもアップ・グレードの時代。モノを大切にする気持ちは忘れたくない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 17:59:02)(良:2票)

810.  グッドナイト&グッドラック 冴えざえとしたストラザーンのエド・マロー。番組の終わりに決まり文句を口にする際にだけ伏せられる真摯な眼差し。のっけから‘When I fall in love’にとらわれ、極端に被写界深度の浅いモノクロ画面が50年代のCBSに放り込まれた気にさせる。渦巻く紫煙は時代を生きる彼らの息吹とも。製作中は父に同化する思いだったろうクルーニーは、彼らの真実から離れぬことだけに心を砕いたように見え、ゆるく流れるスタンダード以外に飾りらしいものは見当たらない。それを素っ気ないととるか、潔いととるか。正義、良心、それら言葉にすればたちまち濁る水晶を内にもつ男たちは、まごうかたなきジュルナリスト。[映画館(字幕)] 8点(2006-10-22 17:51:33)

811.  赤毛のアン〈TVM〉(1985) プリンス・エドワード島の美しいポストカードを目にすることも多くなった。ANNE人気は健在。どのキャラクターもあまりイメージではないのだけど、誠実なつくりは好感がもてる。少女小説に必ずといっていいほど出てくる服の悩み。みんなみたいに素敵な服が着たい!って願いはいつの世も切実。女は虚栄心から逃れえぬ者かもしれないが、少女のそれは切ない。マシューがアンにプレゼントしてくれたドレスは見た目を考慮してかブラウンからブルーに変わっていたけれど、2人の一番好きなシーン。贈る方も贈られる方も幸せ。[映画館(字幕)] 6点(2006-10-22 17:34:28)

812.  クリスチーネ・F 実在の少女クリスティアーネの手記「われらZOO(ツォー)駅の子供たち」を元に作られた麻薬撲滅(?)映画。彼女がファンであったD・ボウイの作品群がこの鬱屈した世界を彩り、ライブでも登場、既に病んだ瞳のクリスティアーネ(N・ブルンクホルスト)の熱に浮かされた視線を浴びる。麻薬の恐ろしさは十分に伝わる内容となっているが、‘HEROES’の曲と共に街を闊歩する常習者の一群はある種の扇情的な陶酔感と誘惑的な熱気をもち、危険な魅力も放つ。[映画館(字幕)] 7点(2006-10-09 16:27:22)

813.  ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー MOONLIGHTクッキーみたいな輪切りの黄色いチーズ、まる山のある月、壁紙と木と鉄でできたロケット、スキーにあこがれる四角いロボット。好きにならずにはいられないものがいっぱい。ウォレスやグルミットもまだボコボコして可愛い。とくに顔がなくとも喜怒哀楽あふれるコインロボの仕草にひかれます。[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-09-24 10:39:51)

814.  天国の日々 穏やかな暮らしを夢見てうたれた芝居が三つの心を落日のように染め分けてゆく。ふたりを愛した娘の心は誰のものであったのか。彼女らのために命を落とした男たちの眠る大地の上を女たちは駆けてゆく。[映画館(字幕)] 8点(2006-09-24 10:38:37)(良:1票)

815.  ピーター・フォークの ビッグ・トラブル 子供の学費のため心ならずも詐欺の片棒を担ぐ保険外交員。コロンボが相手にした犯人群とは比較にならぬほど思いつきだけの稚拙な犯罪を企てる移民斡旋業者。上手くいくはずもなく彼らは次々と思わぬ方へと転がっていく。作品としては少々微妙でも、A・アーキン、P・フォーク、C・ダーニングといった役者の演技を楽しむには絶品。無駄に人が死なないのもいいし、エンド・クレジットもどこまでが演技でどこからが「打ち上げ」かわからない。意外なカサヴェテスの遺作。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-24 10:30:43)

816.  デンジャラス・ビューティー2 前半のグレイシーがちょっとヤな感じなのはサムと険悪にするためですよね。小柄でノーメークのひっつめ髪、ジミな服装で喧嘩っぱやいサムは一人で突っ張ってるみたいで嫌いじゃないです。オネエ美容師は前作のM・ケインより「マネキン」のハリウッドみたいな存在。色々アイディアを盛り込んでがんばって作ってるけど、全体的にテンポが良くなくて前作より疲れた感じ。美容師が寄せ上げブラ勧めてたけど、グレイシー(サンドラのにあらず)の胸って…あんなん?[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-09 19:52:37)

817.  シークレット ウインドウ 「ALWAYS」の茶川ふうのジョニデの珍味。でも「ノイズ」とかコレのようにアヴェレージな作品にでている彼にはあまり興味がない。人の書いたものを演じる役者には物書きの役は誘惑的ではあろうけれども。トウモロコシも粒々が大きくて実が詰まったのじゃないと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-05 07:29:08)

818.  Dear フランキー 繊細で情感漂うBGMも必要としないくらい絵作りが素晴らしい。むしろフランキーのように音のない世界で浸って観たい気がした。張り詰めた母親の心を見透かすほどに、意地悪少年もいつか取り込んでしまうほどに大きくても、夢みた「父親」との時間を引き伸ばすため必死になり震える、小さなフランキーの心。大柄な体が父親の包容力を感じさせるJ・バトラーが無骨でも情の深い名無しの男を演じ、荒んだ母親の心まで包み込む。ストレンジャーの生活、少年の心の綾、すべてを語ることもなく静かに終わりを迎える物語。母と息子、それぞれの胸に灯をともして。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-30 14:57:20)

819.  M:i:III 《ネタバレ》 タダで見せてもらったというのもあるけれど、シリーズ随一かもしれない面白さ。ただ作品を包むトータルな雰囲気というのは全くない、ガサついた感触のこの映画がトム君の望むような「みんなの夏の思い出」として記憶に残るほど印象的な作品どうか。トム君が大真面目に頑張れば頑張るほどどこか笑いを誘うのも不思議。「エージェント」と同じく、家庭的な温かさを持つ庶民的なヒロインは相手役としてお似合いではないようで。K・ラッセル(「ジャイアント・ベビー」の美少女)がアッという間に消えるのでええっ?でしたが回想シーンがあるので納得。マギー・Qのアシンメトリーな赤いドレスが目を射る。[映画館(字幕)] 6点(2006-07-29 19:25:50)

820.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち スパロウ(雀)ほど小さくはなくとも、小柄な体でひらひら飛びまわるジャック。とらえどころのない自称船長がメインマストとして若干傾き加減の巨大船のような映画を支える。デップやラッシュ、プライスらがディズニー作品に出ているのが楽しく、新星キーラもお姫様然とドレスを着こなし気丈な花一輪。月下の変身も見せ方控えめながら凝る。帆(映画)を膨らませる風(エナジー)がとぎれ後半凪いで大海原にもついぞ縁なくても、ちょっとした海賊気分を味わうのなら。赤いターバンの男の冒険はまだ終わらない。[映画館(字幕)] 7点(2006-07-29 16:51:22)

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