みんなのシネマレビュー
青観さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899

821.  眠狂四郎 炎情剣 《ネタバレ》 冒頭で助太刀を!と頼まれ、助けてあげた女(中村玉緒)との約束は絶対に守ってもらおうとばかりに「約束は果たしていただこう。。女を犯すことはなれてる。」て、おい!おい!なんていう男なんだ?この狂四郎の放つ台詞のギザなこと。また、男と女への態度の違いについても容赦なし、一度買わした約束は何が何でも守ってもらう。その為ならどんな手段を使ってでも守らせる。狂四郎という男こそ、今の世の中、直ぐに約束を破るような駄目な連中が多いこの今の世の中に必要な人物ではないだろうか!ラスト、助けた女、中村玉緒を同じ畦道にて斬る。ここに狂四郎という男の残酷さがあるように感じた。そんな場面を映すことにより余計、男と女の違いのようなものを見せつけることへの三隅研次監督のこだわりと上手さが見てとれる。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-13 19:37:31)

822.  ドッグヴィル ラース・フォン・トリアーに告ぐ!「ダンサー・イン・ザ・ダーク」といいこんなことして楽しい?人間、大嫌いだろ!人を喜ばそうという気持ちが無いだろ!3時間近くもかけて人間の嫌な部分しか見せないそのやり方、己の自己満足でしかないようなものを作る。ラース・フォン・トリアー信者だけ集めてそういう人達の前だけで公開してくださいという気持ちである。変態は変態でもお前の変態にはもう付き合いきれない。日本にも変態映画や人間の醜い部分を徹底的に描いて見せる監督もいる。例えば増村保造監督がその代表例であるが、増村映画には観ていて、主人公に対して愛情みたいなものを感じるし、主人公に対しても同情出来たり、応援したくなったりと感情移入出来たり、脇を固める人達も同じように感情移入してしまうものがあるが、この監督の作品に出てくる人間には誰一人として感情移入出来ない。そんなこの監督、本当に見ていてうんざりです。この映画を支持している人は同じ監督の他の作品もきっと支持するだろうし、反対に受け付けない。支持しない人は徹底的に受け付けないであろう!私は断然、支持出来ない派です。もう二度とあんたの撮る映画は見ない。さようなら!ラース・フォン・トリアー![ビデオ(字幕)] 0点(2009-07-12 18:10:25)(笑:1票) (良:1票)

823.  帰って来た木枯し紋次郎 《ネタバレ》 木枯し紋次郎、初めて見ましたが、面白い。テレビの人気シリーズの映画化とのことらしいけど、これはどかこら見ても映画である。相変わらず市川崑監督の映し出す日本の美しい四季の香り、映像美の素晴らしさ、紋次郎が碓井峠のあの信州の美しい山をバックに歩くシーン、川沿いを歩く時の何と美しい川の流れる水の色、これはCGなんかでは見ることの出来ない、本物の美しさにただただ見入るしかない。それほどとにかく全てが美しい。そして、市川崑監督、同じ時代劇「股旅」を見て感じたのと同じように間違いなく山田洋次監督の人気シリーズ「男はつらいよ」の大ファンであると思えるシーンが見ることができる。父親の義理を果そうと戻ってきた紋次郎(中村敦夫)に対しおたみさん(鈴木京香)が言う台詞「渡世人でもない紋次郎さんがそこまで義理を重んじることはないわ」それに対する紋次郎の「おたみさん、安心して下さい。わっしは二度と草鞋を履く事はしません」というこの二人のやりとりはまるで「男はつらいよ」のマドンナ若しくはさくらと寅さんのやりとりみたいです。他にも金山一彦演じる小平次のキャラも「男はつらいよ」の、のぼるみたいだし、市川崑監督の寅さん好きが伺えて何とも見ていて楽しい気持ちにさせられる。それとこの映画、私にとって初めて市川崑監督という監督を知った最初の「犬神家の一族」に出ている人達、加藤武、坂口良子といった「犬神家の一族」の中でも好きな人物を演じている二人の姿が見られるだけでも嬉しい気分だし、色んな意味で見ていて楽しいそんな作品になっていて、今まで一度も見たことのないテレビシリーズも見たいと思う。[ビデオ(邦画)] 8点(2009-07-12 09:13:22)(良:1票)

824.  ロマンス娘 《ネタバレ》 何だかやたら腹の減る映画だなあ!寿司屋での美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみのワサビを沢山付けての食べ方、目玉くりくりの雪村いづみの表情を見て楽しんでる仲良し三人組の他の二人、寿司を握ってる藤原釜足、このシーン、更に仲良し三人がお好み焼き食べてたり、他にも美味そうな食べものばかり出てきて、見てたらやたら腹が減って参った。参った。社長シリーズの監督らしい軽い感じが見られて気軽に見れるものの、あと一押し足りない。後半に出てくる森繁久彌の使い方も勿体ないなあ!ところでこの三人娘の内、美空ひばりと江利チエミの二人はもう居ないんだね。昭和の時代を代表する映画俳優の一人である森繁久彌と雪村いづみのお二人様、昭和の時代を代表する映画俳優が次から次へとお亡くなりになっていくのをニュースで見たり、聞いたりしてる中、今も健在な二人には美空ひばり、江利チエミの分もいつまでも長生きして頂きたく思う。末永くお元気で![ビデオ(邦画)] 6点(2009-07-11 16:53:11)

825.  世にも怪奇な物語 これは本当に怖い。人間の怖さ、内面的な怖さ、何を考えているのかさえ解らないその怪しい雰囲気、1話、1話それぞれが回を増すことにどんどん恐ろしくなる。第1話のジェーン・フォンダの異常なまでの美しさ、好きな男が目の前で別の女といちゃついてる時の嫉妬深い女の目付きには女にしか出せない色気と怖さの両方を見ることが出来て、いやはや、怖い。怖い。そして、とにかく美しい。第2話のアラン・ドロンの冷酷さもそれに耐える女、ブリジット・バルドーの演技、第3話のこの話、フェリーニて監督の凄さ、画面全体を支配するまるで何かに取り付かれたかのような不気味さ、とにかく全てが不気味であり、タイトル通りの怪奇な世界を上手く表現していると思いました。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-11 10:42:10)

826.  眠狂四郎 勝負 《ネタバレ》 三隅研次監督の美しい映像美、それに市川雷蔵の美しさ、かっこよさ、吐く台詞がいちいちかっこよく、時々見せる笑顔、加藤嘉の老人にお主の住まいは?と聞かれて、吉原と答える。なんて贅沢三昧な暮らしをしてやがるんだ!羨ましいぞ!女に毒を飲まされ、風呂では敵に命を狙われ、しかし、絶対に死なない。当たりまえだな!主役なんだから死ぬわけない。眠狂四郎というとニヒルで無口な狂四郎しか知らない私にはとても新鮮!見る順番が滅茶苦茶だからそう見えるだけかもしれない。いずれにせよ、作品全体の美しさとテンポの良さに女に対する狂四郎の態度の冷たさがある意味痛快で良かった。 [ビデオ(邦画)] 8点(2009-07-08 20:23:29)《改行有》

827.  踊る大紐育(ニューヨーク) 凄いテンションだなあ!まあ、ミュージカル映画だから、余計なことなど考えずに楽しもうじゃありませんかっていう姿勢が伺えられる。ジーン・ケリーにフランク・シナトラ、ジュールス・マンシンの凄いハイテンションに少々疲れはするものの、見ていて「ウエストサイド物語」みたいに余計なもの、人種差別やら、社会問題やらといったものが無いのでそういう意味では気持ち良く見ることが出来た。女優陣に関してもそれぞれが魅力的であり、中でも私はヴェラ・エレンがお気に入りです。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-06 21:32:27)

828.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 「殿方ご免遊ばせ」なんて男心を刺激する素晴らしいタイトルだ!素晴らしいと言えばブリジッド・バルドーの暴れぷり、お茶目な姿、そして、男なら誰もが絶対に眼がそこに行ってしまうこと間違いなしの衣裳、胸元を強調した衣裳についつい眼が行ってしまう。これは完全にブリジッド・バルドーを見る映画である。浮気癖のある夫への当て付けのようにして、殿下を口説くというその凄さには流石の殿下までもが狂ってしまいます。狂ってると言えばもう、あのまるで11PMのオープニングのような音楽に乗って前は白のエプロン、一歩後ろを向けばミニスカートという男にとっては最高の女のあるべき姿に殿方所か、世の奥方にご免遊ばせと言いたくなるぐらいとにかくブリジッド・バルドーが良い。とにかく可愛くて、可愛くてたまらん。それにしても監督って仕事は羨ましく思える。女優を自分の好きなように好きなかっこさせて、楽しんでるのが解るぐらいこの映画はまるでブリジッド・バルドーの着せ替え人形でも見ているようである。ベッドに裸でバスタオル一枚だけで横にして、夫であるミッシェル、こいつの名前がミッシェル・ルグランなんて、なんて洒落た名前だ!フランスを代表する有名な音楽家と同じではないか!にパジャマを探させるふりして、ブリジッド・バルドーの首筋にキスさせたり、その他、男なら絶対に好きな服装ばかり着させたり、水着姿まで見せたりと、チキショー!監督もあの夫役の俳優も殿下も出てくる男達がどいつもこいつも羨ましいたらない。あのブリジッド・バルドーに抱かれている犬が一番、羨ましかったりする。最後、殿下を見送る時のブリジッド・バルドーがこれまたたまらん。殿下と二人で同時にくしゃみまでしてみせたりと、何と心憎くて気の利いた演出、話としてはよくあるドタバタ喜劇でそれほど新鮮味はないが、眼の保養には最適な映画であるということでこの映画についての感想を終えたいと思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-05 21:19:41)(良:1票)

829.  近頃なぜかチャールストン これは何て言うべきか?話としては少々、難しくて解らないところがあって、ところが、これがだからってつまらなくはないし、なかなか面白いから不思議である。岡本喜八監督作品に漂うテンポの良さ、はじける笑い、既にお二人が書かれているようにヤマタイコクの老人たちが何とも惚けていて面白い。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-05 18:01:30)

830.  小原庄助さん 《ネタバレ》 小原庄助さんが野球している時、投げた打球が打ち返されて急所に直撃して、倒れる。何だかもう、コントでも見ているようで楽しい。しかし、あの痛さ、もがき苦しむ庄助さんの姿は男にしか解らん痛さであって、まずは女性には解らんだろう!それはさておき、清水宏というこの監督さん、なんてことのない日常の姿、小原庄助さんと子供達の姿を映すその何気ないショットの中にある温かさ、優しさとでも言うべきか、子供の姿を部屋の中から見送る小原庄助さん、ロバに跨って歩くシーンやラストの奥さんとの二人で去っていく場面のロングショットなど、良い場面が沢山あって、それだけで良い気持ちにさせられる。実際にある風景を見事に生かす相変わらずの上手さ、昨今のやたらめまぐるしくてうるさいだけのCG満載の大作などではとても味わうことの出来ない良さ、素晴らしさというものがこの映画でも見られる。どうすれば人の心を癒すことが出来るかよく解っているこの清水宏という監督さん、もう、癖になりそうでやめられなくなりそうです。[DVD(邦画)] 9点(2009-07-02 21:12:49)

831.  切られ与三郎 《ネタバレ》 美しい!まず何よりも最初に出てくる言葉は美しい!これに尽きる。宮川一夫撮影のカメラの相変わらず美しさに、そして主演市川雷蔵と市川雷蔵を惑わす、誘惑する女、中村玉緒の美しくて可愛い女ぷりに眼を奪われる。全身傷だらけになりながらの市川雷蔵、あの三味線の見事な腕前と歌声、全編歌舞伎の世界を感じさせるいかにも日本的な味わい深さ、画面からほとばしるエネルギーと美しさ、この美しさよ!この美しさは日本映画にしか表現出来ないであろう!これまた狂四郎とは一味も二味も違う市川雷蔵の美しくてかっこいい代表作間違いなし! [ビデオ(邦画)] 8点(2009-07-01 22:21:33)《改行有》

832.  忘れじの面影(1948) 何だか解らないなあ!ジョーン・フォンティンのような美人が何故、忘れられるのか?いまひとつ解らないだけにちょっと感情移入しずらい部分がある。ただ、作品全体の雰囲気、まるでヨーロッパ映画でも見ているような錯覚を覚えるほどの美しい映像とジョーン・フォンティンの美しさを見ているという部分においては見ていて物語を忘れてしまうほど、とにかくこの映画は映像といい、ジョーン・フォンティンといい、美しい。話の中には入りずらい部分と何故、ジョーン・フォンティンの存在が男にとって忘れじの面影として残らなくてはならないのかという疑問が残るが、それでもジョーン・フォンティンの存在と演技の上手さ、待つ女の悲しさみたいなものがきちんと描かれているという意味では評価出来るだけの作品だと思う。白いバラが似合う女、ヒッチコック作品同様に美しいジョーン・フォンティンの為の彼女の美しさを楽しむための映画ではないかと思う。[DVD(字幕)] 6点(2009-06-28 13:54:52)

833.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 昔、日曜洋画劇場で淀川長治さんが、この映画を絶賛していた。そして、それ以来、何度か見てはいるけど、昔、初めて見た時はただ単にパニック映画として、面白い。怖い。というだけの感想しか持たなかったけど、久しぶりに見て感じたことはこの映画は単なるパニック映画なんかではない。これを見ると凄い特撮で撮られる昨今のハリウッド大作がいかに駄目であるか、そして、この映画がどれだけ凄い作品であるかということがよく解ります。人間がどうしよもなく弱い生き物であるということ。そして、極限状態に陥った時、人はどうするべきか?何をすれば良いのか?ということを教えてくれている。自らの力で誰にも頼らずに頑張ろうとする人もいれば、誰かに頼り、人の支持に従い、強力しあって行きようとする人もいる。ジーン・シックマン演じるスコット牧師の上に行けば何かがある。きっと道は開けるという強い信念、レッド・バトンズのマーチンの様に「冷静な判断」とあの少年の持っている大胆な知性、その全てがあればこそ人間は絶望的な状況に追い込まれても何とかなるというそういうものがこの映画の中にはある。希望を持つことの素晴らしさ、諦めてはならないという気持ち、それはあのスコット牧師が自らの命を絶ってまで生き残った人達を死なせてはならない。あのラストの牧師ならきっと同じ事をするはずだと残った6人が救助隊の人達に自分達の居場所を知らせる為にガンガンと戸を叩く姿は人としての正しい有り方、コミュニケーションとてしての最も解り易い姿勢である。今の世の中のように携帯なんてない時代だからこそこの人達のように本当の意味での助け合う気持ちの大切さ、人間としての有り方を全て教えて見せてくれているという意味でもこの映画は素晴らしい。[DVD(字幕)] 9点(2009-06-28 11:28:07)

834.  危険な関係(1959) 《ネタバレ》 チェス盤の黒い上に出るタイトルの文字の何とも洒落た出し方といい、全編に流れるジャズの音楽のかっこ良さによってドロドロした話でありながらそれを感じさせない上手さ、どうしようもない話なのに、その効果によって楽しむことが出来るのはフランス映画としての上手さを感じさせられる。ムード作りにおいてはほぼ完璧である。主演のジェラール・フィリップとジャンヌ・モローが作り出す危険な男と女の夫婦像、互いが互いを意識しながら別の女と別の男との不倫の関係を作る。全く別のタイプの相手との関係によって見えてくる。壊れていく夫婦の絆、関係とでも言うべきか、男と女のそれぞれの見てはならない部分まで見せ付けられてるようで怖い。ジェラール・フィリップ(ジュリエット)が出逢った人妻、マリアンス(アネット・バディム)の足を舐めまわすシーンの何ともいやらしさこと、特に海辺のシーンのエロティックなことといったらない。まあ、ジャンヌ・モローも良いが、あんな怖い悪女の妻よりマリアンヌの方に惹かれてしまう気持ちは同じ男として解りすぎるぐらい解るだけに痛い。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-27 16:37:24)

835.  スーパーマン(1978) スーパーマンと言えば誰が何と言おうと、クリストファー・リーブである。それは男はつらいよの寅さんこと車寅次郎と言えば渥美清である。というのと何だか似ているような気がします。素顔をさらけ出すヒーローに多少なりの違和感を覚えつつもそれでもスーパーマンというヒーロー像を作りだした功績は賞賛に値いするのではないでしょうか!この映画が無ければ、生まれていなかったら、昨今のアメリカンコミック系のSFアクションが沢山、作られるようなことはないだろうし、そういう意味でもこの映画の価値は高い。スーパーマンと呼ばれることを選び、最後までみんなのヒーローであり続けたクリストファー・リーブ!その道を選んだ役者としての、いや、役者というより一人の人間としての男としての生き様のかっこ良さは永遠のヒーローの名に相応しい。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 21:06:42)(良:2票)

836.  砂塵 ジェームズ・スチュアートとマレーネ・デートリッヒの共演とは何たる贅沢さ、この二人てだけでまずは外れはないだろうという予想通り、二人がハチャメチャで面白い。酒場でのマレーネ・デートリッヒの歌の素晴らしさ、それに釣られるようにして踊る人達、男も女も皆、良い顔している。西部劇でありながらどちらかというとコメディ色が強い。ドタバタ西部劇と言った方が良いぐらいとにかくどいつもこいつも凄い暴れぷりであるが、けして、嫌味ではなく、後味も良い。そうそう、あの髭の男、ボリスだっけ?のラストの怒る気持ち、男なら解る。男の哀れさ、空しさみたいなものが解りすぎるぐらいで切ない。それにしても主演の二人、やっぱり良いなあ!今の俳優にはない品の良さと優しさが滲みでいて良い。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-06-25 20:53:43)

837.  チャイニーズ・ゴースト・ストーリー あれ?変だぞ!何でだ?昔はあれほど好きで何度も繰り返し見たぐらい好きだったのに、久しぶりに見るとそんなに面白くは感じない。それでもつまらなくはない。ただ、あれほどまでに好きでいた昔に比べると面白く感じられないのである。ジョイ・ウォンの幽霊、あんなに美しく悩ましい姿、そして、足フェチであり、しかもかかとが特に好きな私にはジョイ・ウォンのあの美しすぎる足、足、足、あんなにも美しい足、しかも、幽霊だ!そんな美しいジョイ・ウォンが「スーシン」「スーシン」て呼ばれる度に「寿ー司ー(スーシー)」に聞えてしまい、今、私は物凄く寿司が食べたい気持ちだ。この映画のジョイ・ウォン(スーシン)を寿司に例えると何だろう?あれだけ真っ白く、まぶしいほどの白い足、寿司で例えるとやっぱりイカか?おっと、いかん!もっと違う所をよく見て書かなければならんのに、とにかく久しぶりに見て、前に見た時のようなワクワク感、面白さは感じられなかったけど、ジョイ・ウォンの美しさだけはどんなに時が経とうが変わらなかった。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-06-24 22:39:21)(良:1票)

838.  なみだ川 《ネタバレ》 山本周五郎原作の話らしく人情味溢れるなかなかの作品になっている。妹思いの心優しき姉と妹の姉妹の物語に重点が置かれている。いかにも山本周五郎が書きそうな題材である。藤村志保って今まであまり目立たない感じの役柄しか知らない。見たことがなかった中でのこの姉の優しさと駄目な兄を持つことの苦しさ、好きな男とそうでない男に対しての心の揺れ具合を演じていてとても印象的である。後半の泣かせてやろうとばかりの演出や言葉というかことわざと言う方が正しいような気がするけどを間違えてばかりのあれは笑わせようという狙いなのか知らないけど、ちょっとしつこい。しつこすぎるのが難点ではあるが、三隅研次監督らしい美しさ映像美、ラストのひまわりの美しさなどなかなかの出来栄えではある。ところでやっぱり安部徹はここでも悪い奴だなあ![ビデオ(邦画)] 7点(2009-06-24 20:08:39)

839.  アンリエットの巴里祭 《ネタバレ》 なるほどね。オープニングと終わりが何とも洒落ていて良い。共同で一つの映画を書こうとする二人の男、この二人がまるで性格が違う上に互いが相手の描く理想とするシナリオに対して文句ばかり言ってる。そんな二人のやりとり、あの床屋さんでの会話とそれを見ていた二人の女が喧嘩に発展と何から何まで滅茶苦茶である。その滅茶苦茶さが面白い。アンリエットの巴里祭というタイトル、上手いですなあ!アンリエットの怪しげな女の魅力も感じられ、そうそう、みんなで夜空に打ち上げられた花火を眺めるシーンなども良い。話そのものは特に凄い面白さを感じる作品ではないが、良きフランス映画の香りが漂う映画作りを感じることが出来るという意味でなかなかの作品![ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-23 20:44:24)

840.  白い馬(1952) 《ネタバレ》 白い馬、正にタイトルが示すように白い馬の美しさ、そして白い馬に引きずられる少年、それを映すカメラ、この美しさの前には話なんてどうでも良く思えてしまいます。とにかく何もかも本当に美しい。モノクロだからこそ引き立つ美しさ、それにしてもあの白い馬が海を走るシーン、白い馬同士の格闘シーンの躍動感、迫力、これは白い馬の名に相応しい生きた馬のドキュメントでも見ているような作品と言って良いぐらいとにかく馬の美しさ、それに負けないぐらい少年の美しさも圧倒的である。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-21 19:53:31)(良:1票) 《改行有》

0100.51%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
638619.66%
750325.62%
865733.47%
930115.33%
101065.40%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS