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841. ベン 前作でウィラードが飼っていたネズミの中で一番頭がよかったのが「ベン」。この映画は、前作のラストからすぐに続く。なので前作とセットで観ることをおススメします。今回、ネズミと仲良くなるのは、重い心臓病を抱えた少年。今回は、前作と違って結構ネズミ達は暴れます。人も結構襲います。そんな街で暴れまわる合間をぬって、ベンと少年が友情を深めていくって内容。マイケル・ジャクソンのテーマ曲がせつなくひびき、ラストは意外にジーンときました。前作を観ていたから、ベンの背景をより深く理解できたし、また、前作のウィラードと今回の少年との対比もおもしろいし、そんなこんなでそれなりに楽しめました。これ単体だと、単に少年が主役のネズミとの友情ものだったですけど、前作セットだと、ベンとゆうネズミが主役の受難物語になり、より楽しめると思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-01-28 20:22:37)(良:1票) 842. ウイラード(1971) ネズミが人を襲うパニック映画を期待すると肩透かしになるかな。映画のほとんどはウィラードとゆう、うだつのあがらない男の日常。彼は知り合いに会社をのっとられ、そこで、社長からネチネチいじめられながら働く男。そんな男が、ひそかに飼っているのがネズミ達。しかも、そのネズミ達は頭がよく、彼の命令に従うようになる。そんな男の風景を淡々と描いている。ネズミが人を襲うのは二人だけ、しかもラスト10分。それまでは、この男の暗い生活を淡々と観ることになる。今、観れば特別印象に残るシーンもなく、話もあまりおもしろくなかった。人を襲うネズミといっても、体に数匹はりついてて、それで人がもがくって表現だし。ウィラードに共感をえられれば嫌な上司に爆発するラストはそれなりのカタルシスが得られるかも。各役者の演技や、どんよりした雰囲気は悪くはない。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-28 20:05:32) 843. 金星怪人ゾンターの襲撃<TVM> 「金星人地球を征服」のリメイク。内容はまったく同じ。ただし、おもしろなさと 最後に登場する金星人のダメさかげんだけは、前作を超えている。だから、めちゃ眠い、ダルい。これは前作を観て内容を知ってるからかもしれないけど。基本、前作も今作も、話じたいがおもろないので、どっちゃでもーい。それにしてもゾンターのとってつけたよーなたれ目はなんとかならんかったんかいなー。2、3分くらいしか登場しないくせに。あー、観なくてもいい映画だった。ちなみにこれのDVD映像はかなりひどい出来なので当然、買って後悔しました。 [DVD(字幕)] 0点(2009-01-27 22:30:59)《改行有》 844. 宇宙船の襲来 町の男を襲い彼らになりすまし秘かに地球をのっとろうとする宇宙人侵略モノ。映画の中身は、ほぼ、旦那の異変に気づいた奥さんが右往左往とするサスペンス映画風。しかも、そのへんの描写を結構じっくり描いているので派手なSF映画やモンスターものではございません。アクションも最後にちょろっとあるくらい。観方によれば、結婚したら、旦那が変わってしまったとゆう、よくある日常の風景の映画にも思えます。なので、そーゆう日常の心理サスペンスノリで観なければちょっと退屈かも。宇宙人も犬に殺されるほど弱いので、モンスター映画としての脅威もあまりなしです。俺はちょっと退屈だったかな~。今さら観るとアリガチで新鮮味がないし、演出も普通って感じだし。[ビデオ(字幕)] 3点(2009-01-27 22:23:39) 845. 悪魔の発明 ストーリー的には、あまりおもしろくなく、悪の伯爵が世界を征服するのを阻止するとゆう話なのに淡々としてて、緊迫感とかワクワクとかテンションあがる部分もそんなになかったんですが、映像が ほんと素敵。絵と役者の融合、しかも単なる融合だけじゃなく、たまに立体的にカキワリも使用したりなんかして、それがまったくチャチくみえない。役者も絵に見えてくるし、絵もほんものに見えてくる。その絵も、彫刻画みたいな感じで、そして白黒効果もあり、実に不思議な世界観を構築。小道具もいい感じ。レトロだけど、おしゃれな乗り物が色々登場、海の中の表現もなんだかいい、古いんだけど新鮮な感覚。モンスターは大きなタコが一匹登場。しかもすぐ退場、潜水艦同士の戦いも実にあっさりで、やっぱり話的には全然盛り上がらないんだけどこの映像表現だけで、結構最後まで、退屈せずに観れました。まさに絵が動く感じです。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-27 02:14:38) 846. 原子人間 のちにクゥオーターマスシリーズとなる第一回目の作品。実は、三作目をだいぶ前に観て、あまりおもしろく感じなかったんだけど、これは、もう一度三作目を見直したくなるほどおもしろかったです。まず、冒頭からかなりいい感じ。いきなりロケットがふってくる。で、ロケットは笑ってまうくらいロケットな形なんだけど、それが地面に突き刺さっている絵図らはコントセットみたいで笑ってまうねんけど、ちゃんと実物大のロケットを作ってるし、その周りを、消防隊やら、人々が取り囲む描写でなんだかリアルな感じがして、これでいっきに映画の世界につれていかれました。クゥオーターマス博士も、一応主人公なんだけど科学の進歩のためなら、多少の犠牲はどーでもいーとゆうかなり非情なキャラ。でもその博士が事件を冷静にそしてテキパキこなすところは逆にかっこよく見えてきます。その後は、ロケットの乗組員3人のうちなぜ2人は消えてしまったのか?残りの助けられた一人はしゃべることができず、感情のない人間なってしまい、さらに体に変な異変があり、いったいロケットの中でなにがあったのか?そんな謎を探っていくところが、医者と警察とも連携して、事件をおっていくとゆうサスペンス推理タッチで、結構のめりこんでみてしまいました。ロケットの中の記録映像を見せられるくだりは不気味。さらに、クライマックスに登場するモンスターの姿もこれまた不気味。下手に人を襲いまくるモンスターものとは全然違った感じのテイストが妙にリアルに思えてしまいます。また、生き残った乗組員の苦しそうな表情にはせつなさもあり、最後のクゥオーターマスの台詞にはしびれました。全体的に派手なモンスター映画ではないのでそーゆうのを期待すると退屈かもしれませんが、こまかな描写で妙な説得感のあるかなり異色の宇宙からの侵略もの映画でした。[DVD(字幕)] 10点(2009-01-27 01:46:51)(良:1票) 847. ハプニング 一緒に観た嫁は、こりゃ10点評価で2点くらい、何が言いたいのかわかんないし、オチもすっきりしないし、グロばっかりだしって言ってました。世間的な評価の低さもそれにならって、低め、だから、俺も友達にもおススメしないし、これから観る人の多くの人には、観ない方がいいよ、貴重な時間の無駄になるよって言いたいです。でも、俺は、実は結構、おもしろかったってこっそり思います。まあ、最近、古いB級映画ばっかり観ていて、しかもまったく意味不明のやつやら、チャチーのばっかりで、久しぶりに、最近のちゃんとした映画を観れたってのもあります。評価の低さにまったく期待してなかったってのもあります。それに、レディ・イン・ザ・ウォーターがかなり退屈やったんで監督にまったく期待してなかったんですけど。で、どの部分がおもしろかったかとゆーと、主役に感情移入して怖かったんです。自分の周りで原因不明で、人々が死んでいく、そんな状況の中で、主役たちが、逃げ惑うわけですけど、これに、うまくのっかれまして、自分もその脅威から一緒に逃げてる感で、ドキドキ。特に最初の列車内での、不安感、車で逃げて、脅威にかこまれ、みんなごどーしようかと、恐れてる時の不安感がかなり伝わってきて、これまたドキドキ。原因不明なのも、不気味で最後まで、主役らどーなるんやろうって感じでスリラー感覚を楽しめました。そーいえば、日本にも自殺サークルってゆう、突然みんなが自殺しだす映画がありましたが、あっちはもっと意味不明で、これよりももっとグロくて、でもまったくおもしろくなかったんですけどね。映画観終わって、現実に戻ってホッと安堵感で、平和な世界がいおとしく思えたので、俺にとっては意味があったかな~。一部のマニアックな方むきかも。[DVD(字幕)] 10点(2009-01-25 21:23:28)(良:1票) 848. クロノス(1957) 巨大ロボットと人類の攻防を描いた宇宙人侵略もの映画。このロボットのデザインが斬新で箱を二つ重ねただけのすごい単純な形。この単純さが逆に不気味でいいのだ。変な音を発しつつ、地球のあらゆるエネルギーをすいつくすって設定も、なんだか、エヴァの使徒みたいな不気味さだ。ウルトラセブンなんかの雰囲気にも似てる。ロボットを操る宇宙人も人にとりついてるので最後の方まで姿を見せない。そーゆう所も、ロボットの無機質な雰囲気にあってる感じがします。しかも、その正体は、ドロドロの液体。いったい、どんな生態なのか、ほとんど謎で、侵略者を不気味で奇妙で神秘的に見せてくれて、よくわからん奴らに襲われてる感がして、なんだかゾクゾクします。ただ、残念なのが軍の描写。戦闘機しか登場しないのがさびしすぎる。あんな巨大なロボットが街を破壊しながら動いていたら、戦車とか陸軍も登場するはずだが、その描写がまったくない。逃げ惑う人々だけ。そこが少し残念。でも、雰囲気は悪くなかったです。[DVD(字幕)] 5点(2009-01-24 00:15:06) 849. 巨大なる爪 巨大な怪鳥がアメリカを襲うってゆう映画。例によって日本未公開。日本で未ソフト化。なので、わざわざ海外のDVDを観ました。怪獣ものの基本ラインはおさえておりますが、アメリカ全土を襲ってるわりには、やたら主役のまわりにしか現れないわ、しかも主役じゃなくてその周りの人だけ襲うのは、都合よすぎなんだけど、そんなことはどーでもいーです。この映画が一部の人たちの間でちょっと有名なのはその怪獣の造形であります。禿鷹みたいな形で飛行機より何倍もでかいのですが、その顔が、かなりヘンテコ、なんだかセサミストリートに出てきそうなクリクリ目玉の変顔。こんな変顔の怪獣が飛行機を襲い、そこから落下傘で脱出した人々を一人一人パクパク食べる映像は奇妙でいて不気味。ギャグみたいな拍子抜けの顔で写真にドアップで映ってる姿は爆笑もの。だもんで、列車をつかんで飛ぶ姿を見ても、ソーセージをつかんでる姿にしかみえなくなってきます。しかも変顔のくせして体にバリアをはり一切のミサイル攻撃をよせつけないってんだから、なんだか、なんでもありって感じです。話的には全然おもしろくもないが変顔には3点あげます。[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-01-23 23:50:54) 850. 不死身の怪物カルティキ 《ネタバレ》 日本未公開。よって日本ではソフト化されてません。正式邦題はないのでタイトルは日本でこの映画を紹介するときによくみるタイトルにしました。内容はメキシコ奥地の遺跡を調査にきた調査隊がアメーバーみたいな生物カルティキに遭遇し、それの一部を研究のために持って帰ると、それが増殖し暴れだすってゆうモンスター映画。まず、冒頭の南米の古代遺跡がものすごくいい感じで雰囲気があって南米の怪しい感じが充満してます。また、その遺跡の中にある池にダイバーが潜るんだけど、これもまた、いい感じで、なにもない砂だけの底に、財宝と骨だけが散乱してて水も透き通ってて、何もないんだけど、この一見穏やかな感じが逆に不気味で、当然、その水にはカルティキが潜んでるんだけど、これがその舞台とマッチングしてて怪しい古代遺跡に潜む古代の生物って感じが妙に説得力あります。見た目は、一応アメーバー状って設定みたいだけど、アメーバーとゆうより、ブツブツのあるの肉の塊みたいなやつで、それもあまりうまく表現できてなくて、ちょっとたまにボロ切れの塊に見えんこともないけど、そこは白黒だし、うまく雰囲気で観れば、変な不定形物体のモンスターとも思えるので、そこは多少愛情もって観ました。ただ、こいつが人に触れるとその人は白骨化してしまう、このシーンは結構よく出来てました。一人だけ手に絡みついちゃって、それを除去すると、その部分も白骨化してるの。これはえぐい。その後、調査隊が街に戻ってからはちょっと退屈なサスペンスが続くけど、後半、またもやカルティキ大暴走、しかも軍隊まで登場して盛り上がってくれる。ただし、予算がないのか、カルティキが暴れるのは一軒の家だけ。家のミニチュアとか戦車の模型はいかにもおもちゃちっくで軍隊がでてるけど、そない派手でもない。カルティキは変な音出して、モゾモゾ動くだけだし、一応巨大化して戦車と絡むけど、動きがノロいので、すごい危険って風にも観えない。火が弱点ってゆうのも弱すぎる気がする。家のいろんな所で大きくなって子どもと母親が追い詰めれるって部分はそれなりに楽しめるけども。今の眼でみると、チャチすぎるが、カルティキってゆうモンスターに結構不気味な魅力があるので、それなりに暇つぶしにはなりました。[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-01-23 01:50:07) 851. 世紀の怪物/タランチュラの襲撃 本物のクモを拡大合成により巨大にみせる。そーゆうのんて、バート・I・ゴードンがよく使った手法ですが、彼の撮る映画とこの映画ではあきらかな違いがある。それはこっちの方がかなり迫力ある映像に仕上がってること。だたっぴろいハイウェイを巨大なクモがノシノシ歩く映像は、モノクロ効果もあってか、結構、リアル感ばっちり。遠くの山から、ニョキニョキ現れる映像も、その巨大さ、昔にしては合成映像のたくみさ、さらに本物を使ってるので、動きのリアルさから、衝撃の映像となっております。冒頭、いきなり、顔中パンパンに膨れた男の登場シーンから映画へののめりこみ度もいい感じ。テンポも悪くなく、不自然な描写も少ないので、ストーリーは単純でも素直に楽しめました。家破壊、戦闘機と巨大クモの戦いなど、予算的にもしっかり作ってある感がします。片田舎の出来事なので、人々が逃げ惑うパニック映像がなくても納得できるし。字幕つきなら、もっと理解できて点数高くなると思います。日本でのDVD化希望です。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-23 00:24:16) 852. ザ・ダーク(1979) 一匹の宇宙人が闇にまぎれて毎晩一人づつ無差別に人を殺していく。それを警察と娘を殺されたオヤジが捜査するって話。全体的には、猟奇殺人を捜査するサスペンス調。モンスターは外見は人間っぽい。顔も人間と同じ感じ。ただ、目から光線を放つ。画面は暗い場面が多く、ストレスがたまる感じ。後半、盛り上がるところもほとんどまっくら。光線をはなつときだけ明るくなる。てゆーても盛り上がるとこはラスト10分。それまではダラダラ退屈な捜査ドラマが続く。なんだろ、このまったくテンションがあがらない展開は。演出があかんのやろか?とにかく睡魔がたびたび訪れまして。人を襲うシーンもまっくらだし。モンスターの野獣みたいな声だけで映像を想像するしかない感じ。まっくら画面を見続けたい人以外は観なくていいと思う。ちなみにこの映画、最初は猟奇殺人のホラー映画を撮っていたが、途中で映画のエイリアンがヒットし、それにのっかって途中で犯人を宇宙人に変更したそーな。[ビデオ(字幕)] 0点(2009-01-22 17:38:38) 853. 惑星アドベンチャー/スペース・モンスター襲来! トビー・フーパー監督のスペースインベーダーはこれのリメイクやってんね。とゆうわけで、内容はだいたい同じ。当然、リメイクの方がエイリアンの造形やら軍隊の描写などのクオリティーはまさってます。ただ、その時代の気分で観れば、おもしろかったやろな~とは思えます。特にオチは今じゃありがちやけど、当時はびっくりしたんやろな~。俺としては火星人の造形が今見てもおもろいと感じました。金色姿で水晶の中に上半身しかなく背中に変な触手をはやしそれをウネウネ動かす物言わぬ火星人のボスと、ひょろっとしてそのボスの両端にならぶ子分の姿はSFイマジーネションを刺激してきます。普通じゃ思いつかない絵図らだと思います。まあ見方によっては金粉塗ったオヤジと、黒タイツを着て顔隠したでっかいおっさんってだけにおもえるかもしれませんが。総合的には今の時代で観れば前半のかったるさ、ちゃちさゆえの描写のヘンテコさ、リメイクを観てるので、内容を知ってるとゆう新鮮度のなさなどを感じて俺的には3点くらいのおもしろさでした。スペースインベーダー見てなければ、もうちょっとおもしろかったかな~。[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-01-22 00:06:45) 854. フェイズIV/戦慄!昆虫パニック 題名から想像するような昆虫が人を襲う派手なパニック映画を想像するとまったくの期待ハズレに。蟻の知能が進化し人を襲うって設定なんだけど、内容が普通のパニック映画ではない。登場人物は主に3人だけ。科学者二人と現地の住人の女の子。舞台は主に荒野に建てられた研究所。そこでこの科学者二人が進化した蟻をたんたんと研究するとゆうかなり硬派な展開なのだ。雰囲気としては「アンドロメダ・・」に近いかも。俺としては蟻の映像がすごかった。まるで映画に合わせて演技してるよーな演出。調教して撮ったそうだけど、本物の蟻なのでリアル感がすごい。蟻が自分たちを殺す薬の塊を、一匹づつ橋渡しで女王蟻のところまでは持っていくくだりは特にすごかった。一匹が必死にその塊を運び、途中で死んでしまう。すると奥からもう一匹あらわれ、またそれを運び途中で死ぬ。こうやって女王のところまで持っていき、最後にそれを女王が食べる。すると次はその薬の色をした蟻が産まれる。ここの映像のドキュメンタリーチックな不気味な迫力はかなり見ごたえがある。他にも蟻の死骸が並べられ、その間を見回るように悲しんでるように歩く蟻の姿とか。本当に彼らが高度な知能をもってる感じがしてくる。いったいどーやって撮ったんだろう?それくらいの驚きの出来。この蟻の映像はまさに戦慄ものだ。展開も蟻の攻撃に対して、冷静に淡々と対処する科学者の姿がなんだかリアリティーがある。知能をもった危険な蟻をあくまで研究対象としてとらえ、あまり恐れたりびっくりしたりしない。そこがすごく科学者っぽい。蟻の脅威より研究への探究心のほうに欲求がいってしまっている。これぞ科学者って感じ。蟻の攻撃も、実に不気味で、集団で襲ってきたりせずに、変な蟻塚を作り、研究所のまわりを取り囲み研究所の温度を上げたり、心理的においつめたりなど静かなる攻撃。この淡々とした戦いが、異様な空気を作りだし、淡々としてるのに観ててジワジワテンションがあがる。派手映画好きには眠くなるかもしれないが、この静かな戦いにはまれば、それなりにおもしろい異色のハードSF映画だと思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-01-21 21:39:29) 855. マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 最近観ました。マックィーンになんの思い入れもないので、退屈でした。マックィーンを押しすぎて、モンスター映画とゆうより、途中なんだかメロドラマみたいな感じだし。音楽もメロドラマチックなのがかかるし。俺はモンスター映画観る気分だったのでなんか人間ドラマがちょっと長くて。テンポもかなり遅めで、そんなモンスター映画に関係ないシーンしっかりみせられてもな~って感じです。かんじんのモンスターブロブは、ミニチュアとか使って、昔の映画なりの工夫はしてますが、登場映像が短めだし。映像見せずに言葉だけですましてしまうシーンもちらほら。いや、俺はその映像が観たいのに。ストーリーも、マックィーンしかモンスターを観てない段階で、友達全員が、それを信じて、あちこちの家にモンスターが出たから逃げろってゆうのは、ちょっと不自然すぎました。やっぱ古いからしょーがないけどリメイクの方が数倍おもしろかったです。なんか全体的にマックィーンばっかりって感じやったな~。[ビデオ(字幕)] 3点(2009-01-20 22:06:52) 856. 吸血の群れ ビデオのパッケージはカエルの口から人の手がでている絵でかなり不気味。めっちゃ期待しましたが、結論をゆーと、まったくおもしろくない映画でした。だいたい、パッケージのよーな大きなカエルが人を食べる映像なんて、本編にはありません。内容は、島に住む爬虫類たちが突然変異の影響なのか、その島に集まった富豪一家を襲うとゆう、ありがちな感じです。この内容でも、撮り方しだいでは十分おもしろくなると思うのですが。この映画はまったくおもろない。まず、襲われて死んでいく人たちといっても、みんなほぼ、自分の不注意です。不注意で池にはまって、ヒルに襲われたり、不注意で小屋に閉じ込められて、トカゲに劇薬のビンを割られて窒息死したり、あきらかにワニに自分から絡んでいったり。ある男なんて、突然、銃で足を撃たれるのですが、誰が撃ったんだ?って描写、それとも自分の銃が暴発?描写不足でまったくわかりません。だもんで、爬虫類たちが襲ってるとゆーより、例えるなら自分からケーキに顔をめり込ませてケーキまみれの顔って感じです。それをぬきにしても、映画のほぼ全編は、どーでもいー富豪一家の家族ドラマとカエルのドアップの映像の繰り返し。爬虫類のドキュメント映画じゃないんだから、そないなんの工夫もないただのドアップ映像ばっかり見せられても、もう、えーって!ってなります。てゆーか、結局カエルが人を襲う映像はありません。[ビデオ(字幕)] 0点(2009-01-19 19:37:42) 857. マイドク/いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか ながーいふざけた邦題、そりゃ、邦題で目をひくしかない。だって、まったくおもしろくなかったから。内容は、変人医者の計略で親を殺し、精神病院に監禁されていた主人公が、何年か後、復讐のために、なぜか恋人や友達をつれて、その医者の病院がある島にのりこむ、そんななか、その変人医者が脳改造をほどこした、患者どもが暴動を起こし、島で暴れまわり、主人公たちもそれにまきこまれって話。登場人物たちの行動がみんな不自然で、なんで、そーなるのかまったくわからないし、展開じたいも説明不足な編集、クライマックスなんて、主人公が改造人間といざ戦うってところで、そのシーンを強引にカット、次の場面では全てがおわってるとゆう、衝撃の手抜き。それを全て許せたとしても、テンポか、はたまたノリが悪いのか、途中眠くなることシバシバ。ネタとして観たとしても、全然おもしろくなかったです。ああ、時間の無駄をしてしまったな~。[ビデオ(字幕)] 0点(2009-01-16 17:54:26) 858. 続・恐竜の島 始まって、いきなり、もう前作の恐竜の島に捜索隊が乗り込んでるところからなのでテンポがいい。しかも、その後、すぐに翼竜と飛行機の空中戦ともえる展開。ただ、翼竜が飛行機の真横にいるのに銃がまったくあたんないって、どんだけ銃へたくそやねん。って感じは、楽しいから、まっいーか。で、その後は、お約束により、原始人スタイルのおねーちゃん登場。登場する恐竜も、恐竜とゆーより、モンスター。鎧武者も登場しちゃって、有史以前の恐竜世界に人間が迷い込むってのを期待すると、イメージが全然違うが、コナンなんかのファンタジー異世界に迷い込んだと思えば楽しめます。怪獣の首だけが飛び出す通路とか、髑髏のお城とか、ほんまコナン・ザ・グレートっぽい。怪獣も一部等身大で作ってあったりで、なんだか、臨場感あります。所々、ノホホンとしてるし、一応緊迫したシーンもあるけど、ノリは明るい冒険活劇て感じで、退屈せずに観れました。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-15 21:22:19) 859. クリッター グレムリン系のB級映画。こちらの怪物クリッターは意外に弱いです。天井から落ちてきた扇風機にグチャってつぶれちゃうくらい。数も8匹と少なめ。でも、戦うのが田舎のはずれの一軒家の家族なので、力の均衡はちょうどいい感じ。最初はちょっとファミリー系の、笑いありの映画かなと思わせといて、クリッターが凶暴なので、結構、緊迫しちゃう事態に。娘の恋人も食われちゃうし。背中から、麻酔針を飛ばしたりて、なんでも食べるので弱いけどやっかいな連中。それを追ってきた、宇宙のハンター二人組もいい感じ。本来はのっぺらぼうなんだけど、好きな人間に変身可能。こいつらも、結構、乱暴でしかも、そんなに利口じゃない。でも、そんなハンターが最後、家族の長男との交流が最後のオチにもつながって、なんだか最後は、ちょっとジーンときちゃった。B級だけど、それなりによくできていて、楽しめました。ちなみに、これわりとヒットしたのか、4作まで作られてます。さらに3作目がディカプリオのデビュー映画。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-14 23:22:41) 860. パンプキンヘッド 復讐をしたい人の願いを聞きいれ、復讐の対象者たちを容赦なく殺す悪魔の映画。最後まで、なんの救いもない話。ドキドキ感と怖さは薄いかな。まー、普通の若者が次々に殺されていくホラーです。でも、田舎の村の怪異って感じで雰囲気はなかなかいい。パンプキンヘッドの造形もなかなかよく出来てる。そう、確かにペットセメタリーに似てる。ただ、夜のシーンが多いので、観にくくて、ちょっとストレス。B級モンスターホラーが好きなら、暇つぶしくらいにはなります。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-14 18:55:48)
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