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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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841.  クロワッサンで朝食を 大女優ジャンヌ・モロー。本当に久しぶりに彼女の新作映画を見ました。 もう80代も半ばに差し掛かる2012年の作品ですが、大女優の貫録と、その年齢を感じさせない力強い演技に圧倒されます。 序盤のエストニアの冬の寒々しい風景。パリに舞台が移ってからも晴天よりも曇天の空模様が印象的。 そして2人の寂しげなパリのエストニア人女性。しかしラストの偏屈な老婦人を演じるジャンヌの、微笑みを浮かべながらの一言「ここはあなたの家よ」に心が温まる。 さて、この邦題でどんな作品が思い浮かぶでしょうか?「ティファニーで朝食を」、あるいは「プルートで朝食を」という映画もありました。 この2作品が思い浮かんだ僕は軽妙なコメディを期待しての鑑賞でしたが、少し重さやホロ苦さのある、どこかすきま風を感じる人間模様が印象的。 確かに何度かクロワッサンは出てくるのですが、邦題としては微妙なところです。[DVD(字幕)] 7点(2014-04-16 20:10:32)(良:1票) 《改行有》

842.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 仕事で会社に大損害を与え、クビに。挫折のどん底にあった男が人生をもう一度再生していくストーリー。 こんな辛い時、やはり人の優しさに触れたいと思うし、家族や身内っていいものだなと気付かされます。オーランド演じる主人公の男が心の傷を癒し、人生を再出発するまでの全編を通して流れる、穏やかで優しい空気がいい。 そこに流れる音楽。やはりキャメロン・クロウの映画の音楽のセンスはいいですね。その中でも、スーザン・サランドンが舞台でジョークを飛ばし、名曲”ムーン・リバー“が流れる中、決して巧いとは言えませんがタップダンスを踊るシーンにはジ~ンときました。前半の長電話のシーンも、2人の会話を挿入曲がかき消しますが、その挿入曲と2人の電話をしている様子を見ていると2人の心の距離が縮まっていくのが分かるようです。 終盤のプチロードムービー的な展開も良かった。ちゃんと助手席のミッチにもシートベルトを締めてあげる。こんなさりげない優しさもいいですね。旅の最後には誰が待っているのかバレバレなんですけど、こういう映画にはこんなベタなハッピーエンドがいいと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-03 21:29:04)(良:1票) 《改行有》

843.  ミステリー、アラスカ 《ネタバレ》 小さな田舎町を揺るがすような大きな出来事に対して、一致団結して立ち向かう町の人々の人間模様をコミカルに描く。こういうベタな映画に弱いんです。 アラスカ州ミステリー、この北の町の凍えるような極寒の冬に、寒さを忘れてしまうようなスポーツものの熱さと、人情喜劇の温かみがうまく絡みあう。 田舎町のホッケーチームのベテラン選手兼コーチ。ラッセル・クロウのこういう役、いいですね。名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督作「スラップ・ショット」でポール・ニューマンが演じた男の役を思い起こさせます。そしてバート・レイノルズ。「俺がもっと若ければ選手として出たのになあ…。」なんてウズウズしたんじゃないでしょうか。 そしてNHLのスター軍団相手に真っ向勝負。試合の結果なんていいじゃないですか。最後は実にいい清々しさがある。そして中盤までは色々複雑だった様々な人間関係も最後には丸く収まりますが、本作のような単純な映画はそうでなければならないと思います。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 21:52:08)《改行有》

844.  レオン(1994) リュック・ベッソンが本作を思いついた時、この年齢のナタリー・ポートマンがいた。特に可愛いとか奇麗だとかは感じませんが、数年後でも数年前でもない、この年齢にしか出せない微妙な幼さと大人っぽさや危うさを見事に醸し出す。映画のタイトルは「レオン」ですが、僕にとっては「マチルダ」でもいいと思うくらいにナタリーが強烈に印象に残る作品です。勿論ジャン・レノのシブさに、脇を固めるゲイリー・オールドマン、地味ですがダニー・アイエロもいい味を出しています。冷酷な殺人者の心に少しずつ変化が生じていく様と、レオンとマチルダの時に切なく時にコミカルな心の触れ合いの見せ方がいい。ストーリーはそれ程好きな映画ではないですが、それでも何度か見ています。やはりこのキャストも含め魅力を感じる作品です。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 21:43:06)

845.  ミッドナイト・ガイズ パチーノとウォーケン。既にもう70歳を超えている。さすがに年をとったと感じます。彼らが演じるのは、アメリカのどこかの小さな町の裏社会で、恐らくは下っ端として生きてきたような男たちです。 幾つもの彼らの全盛期の映画を見ているので、その老け具合が切なく感じます。また、演じる役も田舎町の裏社会で生き続けてきて年をとった男たちの悲哀を感じさせます。リアルな彼らの姿と、演じる役の姿が重なり、全編を通して切なさを感じる作品です。そこに少し遅れて登場するアラン・アーキン、彼もまた同じく。 久々に顔を合わせ、3人組になった彼ら。一気に若さをも取り戻したかのような一夜限りの大暴れ。時折挿入されるユーモアも、「娘」、「孫娘」の挿入もいい。一夜の出来事にしては相当盛り沢山になっていますが、全体的には悲哀を感じさせつつも、老いた男たちの友情が熱い人間ドラマです。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-16 18:20:35)《改行有》

846.  ルビー・スパークス 《ネタバレ》 架空の人物が現実の世界に飛び出してきて、恋に落ちるというファンタジー。例えばウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」のような映画を思い出す作品です。あるいは最近見た映画では、「(500)日のサマー」にもどこか雰囲気が似て、男の独りよがりを軸にしたラブストーリーでもあります。恐らくは切ない結末が待っているのかな・・・。と思いながらの鑑賞で、実際にそんな感じでストーリーは進行していきますが、ラストがよかった。さて、このラストはどう解釈すべきかと思いますが、見る者それぞれに色んなハッピーエンドのその先を楽しく想像することができる、なかなか洒落たラストシーンだったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-10 21:06:54)(良:1票)

847.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 普通ラブストーリーは2人が出会って、恋に落ちて、そしてその結果別れたりゴールインしたり…というラストまでの日々を順番に描いていくのですが、本作は○日目、その次はずっと時は進み○日目、かと思ったら元に戻って○日目という具合にその日々をかなりバラバラに組み替える。 そんな中に独特のテイスト、センスの良さを感じます。特にホール&オーツの“you make my dreams”に乗せて見せるミュージカル調のシーンや、「理想」と「現実」を2分割で見せるシーンが面白い。 また、本作は徹底的に男の立場から描かれたラブストーリーであり、思い起こせば恥ずかしき、若い頃の自分のとある恋愛を久々に思い出したりしてちょっと苦い思いもしましたが、それもまた良し。終盤は湿っぽくなりますが、それを忘れさせるような500日→1日目に戻るラストが素敵でした。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-05 21:48:49)《改行有》

848.  カルラの歌 《ネタバレ》 まずは前半のグラスゴー。ニカラグア人女性カルラと、心優しきバス運転手ジョージが出会う。2人のラブストーリーを軸にしながらも、ケン・ローチらしく移民や貧困といった問題を絡めた話なのかなと思いながらの鑑賞でしたが、後半、舞台がニカラグアに移って以降は本当に厳しい映画でした。 ケン・ローチは近年もイラク戦争とアメリカの問題を告発する映画を撮っていますが、本作でもCIAの影がちらつくニカラグアで何が起こっているのかを映画という形で告発する。 様々な形で介入しては、都合が悪くなると逃げ出す。アフリカやアジアなど、色んな映画でこんなアメリカを中心とした強国の姿を見てきました。本作のジョージも結局はニカラグアを去って行きましたが、彼に関してはこれ以上自分には彼女を守ることができない。あまりにも世界が近いすぎる彼女の祖国の現状を目の当たりにして身を引かざるを得なかったということでしょうか。 ラストの“カルラの歌”がとても美しかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-05 21:37:30)《改行有》

849.  暴走特急 シベリアン・エクスプレス 《ネタバレ》 邦題に偽りありというか、どこかで見たような感じのB級臭漂うタイトルが付けられていますが、なかなか迫力があり、見応えのあるサスペンスでした。 シベリア特急に乗りこんだ善良なアメリカ人夫婦。楽しい旅行になるはずが…。乗りこんでいきなり車掌にロシア語でキレまくられるところから、異国にポツンと紛れ込んでしまったようなアウェー感があり、どこまでも続く雪景色と少し暗めで寒々しさを感じる映像も得体の知れない不安感を掻き立てます。 このような夫婦が旅先で事件や陰謀に巻き込まれるというサスペンスの場合、夫婦が善良であるほどいいと思う。本作のご主人の全く危機感の無い能天気なキャラはそういう面では良かったと思います。残念だったのは、奥さんに大きな罪を犯させてしまったこと。その為に、最後は一応丸く納まっても釈然としないものが残ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-01 00:57:04)《改行有》

850.  崖っぷちの男 《ネタバレ》 か弱き小さな個の正義が巨悪に立ち向かう。この構図の映画の場合、実話モノの場合は途中の展開も厳しく、鑑賞後も心にズシリと重いものが残る映画が多い。 一方、本作の場合にはそのような重さも無く、スリルや緊張感を持続させながらも基本的には非常にうまく話が運び、その展開もいいスピード感があります。なぜ主人公の男がこんな危険を冒しているのか真相を明らかにしていく過程も簡潔に分かりやすく挿入されています。 エド・ハリス演じる悪の親玉から証拠の品を入手し、無実が明らかになる瞬間の爽快感も格別。最後は必ず正義が勝つ!こういう分かりやすいエンターテイメントもいいものです。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-26 13:56:56)(良:1票) 《改行有》

851.  シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 肩の力を抜いたジャン・レノ演じる三ツ星レストランのカリスマシェフと、彼の前に現れた天才肌の無名シェフ。この2人がとても楽しい掛け合いを見せてくれます。特にサムライとゲイシャ?に変装した2人には笑わせてもらいましたよ。 2人とも料理の腕前は確かだけど、どこか抜けていてひと癖ある人物設定が絶妙で、老人ホームの従業員3人組もいい味出しています。そんな彼らが三ツ星レストランの看板を守るべく奮闘する様を程よくドタバタ、程よくほのぼのとした笑いで見せる人情喜劇に仕上がっています。 それと並行して挿入される、2人それぞれの家庭や人生のドラマ。こちらもコメディタッチの中に家族の素晴らしさや日常の中にある幸せをうまく描き出しています。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-25 20:26:31)(良:1票) 《改行有》

852.  料理長(シェフ)殿、ご用心 《ネタバレ》 高カロリーで決して体に良くないグルメや美食を皮肉たっぷりに描いたグルメ・ミステリー・サスペンス・コメディ。世界有数の一流シェフが次々と、それぞれが得意とする料理方法で殺されていく。その動機は?犯人は?ミステリとしては、いかにも怪しい登場人物がシロなのはお約束。その上で、一流シェフ連続殺人の動機は十分に読めてしまうのですが、ラストに登場する真犯人は意外な人物でした。お話としては、笑える話ではないのに可笑しい。個性派が顔を揃えたキャストのコミカルな演技も、作品に品をもたらせている巨匠マンシーニの音楽も素晴らしく、片肘張らず楽しめる作品になっています。そのキャストの中でもダントツに魅力的なジャクリーン・ビセット。見えそうで見えない入浴シーン、バスタブの中で一緒に戯れるジョージ・シーガルにもうひと頑張りして欲しかったところです。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-24 22:39:46)

853.  ベビーシッター・アドベンチャー 《ネタバレ》 クリス・コロンバスの監督デビュー作。やっぱりこの人の子役の使い方が巧い。映画の中の子どもたちが可愛く、安心して見ていられて、ほのぼのとした笑いがある。これがクリス・コロンバスの映画の良さなんだと思います。エリザベス・シューもとても魅力的で、本作の彼女は本当に可愛い。 次々とテンポ良く訪れるアクシデントとピンチが連続する夜の街の大冒険。悪役も出てきますが、味方になってくれるクルマ泥棒の兄ちゃんがいい味を出しているし、クルマの修理代が足りない!と怒っていた修理工場の男が、子どもだけが持ちえる純粋さに心が動かされるところもいいですね。 挿入曲も良く、特に悪者に追われて逃げ込んだライブハウスでの“ベビーシッター・ブルース”がCOOL!でした。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-18 13:55:58)《改行有》

854.  ハイ・フィデリティ ジョン・キューザック、ジャック・ブラックの持ち味がとてもうまく引き出された音楽愛にあふれるラブコメ。 見る者に語りかけるようにカメラに向かって少々理屈っぽく恋愛を語るキューザック。終始結構あつく語り続けるのでちょっとくどくも感じますが、その様は若くて勢いのあるウディ・アレンといったところです。ジャック・ブラックも濃いキャラクター全開で笑わせてくれます。(で、最後は見事に聴かせてくれますよ!) あの中古レコード屋の雰囲気がたまらなくいい。僕の場合レコードはせいぜい高校の頃まででしたが、自分の世代(今の40代)がまだCDではなく、レコードを聞いていた最後の世代だと思う。特に中古レコード屋はお宝の山みたいな感覚でしたね。次は何が出てくるか、1枚1枚棚に収められたレコードを指でめくっていく作業が妙にワクワクして楽しかった。そんな懐かしい感覚も思い出させてくれる作品です。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-10 21:20:55)《改行有》

855.  マスク・オブ・ゾロ ゾロのカッコよさ、ゾロものとしての痛快さは話が単純で文句なしのカッコよさをほこる「アラン・ドロンのゾロ」の方が好きです。しかし、2代にわたるゾロと、その周囲にいる男女をめぐる愛憎入り混じるストーリーは非常によく出来ているし、ヒロインの美しさもよく映えていて、本作ならではの良さも十分に感じられる作品でした。アレハンドロvsエレナの対決に鉱山での最後の大決戦とアクションも見応え充分。昔から何度も映画になってきた怪傑ゾロ。のさばる悪をくじき、その悪に苦しめられている弱き人々を助ける正義の味方。日本の時代劇にも通じるものを感じますが、やはりこういうストーリーは時代や国は変わっても人々に受け入れられていくものだなと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-07 21:13:31)

856.  毎日かあさん 《ネタバレ》 原作の知識は全く無い状態での鑑賞でした。小泉今日子と永瀬正敏という、実生活でも夫婦であった2人が主演。どんな思いでの共演だったのかは分らないけど、2人とも好演でした。 キョンキョンは「あまちゃん」でも感じたことですが、平成の今の時代の胆っ玉母さんとでもいうのかな。こんな母親役がすっかり板についてきました。 永瀬もアルコール依存症、戦場カメラマンの頃のトラウマを抱え、終盤は余命僅かというシリアスな設定の中でのコミカルな演技がいい。そこには子役の存在も大きいのですが、2人の子役が可愛らしくて和まされます。自分の余命を自覚した後の彼と家族の日々の姿と、特に今の毎日の幸せをカメラに収めていく彼の姿が印象に残ります。 「泣いてるヒマがあったら笑おう」というキャッチコピーがいいですね。本作の最後、子ども達が母親を励ますシーンは見事にこのキャッチコピーを表していました。[地上波(邦画)] 7点(2014-01-06 17:22:32)《改行有》

857.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 地下鉄にぎりぎり間に合って乗れた場合と乗れなかった場合。この2つのその後のストーリーを同時進行で見せる。それぞれの話自体にはそんなに特筆すべきことは無いものの、その見せ方が巧みな作品です。 乗れた場合に出会う男。乗れていなかったら、その男とバーで隣り合わせても、どこかですれ違っても赤の他人。2つのストーリーを微妙にシンクロさせる見せ方も面白かった。 こうした構成の作品は鑑賞に集中力が必要なケースも多いですが、本作はとても分かりやすく見せています。その1つはグウィネスの衣装や髪形などの変化。1つの作品で様々なグウィネスを見ることが出来るというお楽しみにもなっています。本作のグウィネスは今まで見た彼女の映画の中で一番魅力的に映りました。 また、ラストシーンが良かった。人生、うまくいかない一時期って必ずあるものですが、彼女の人生の好転を予感させてくれるラストシーンでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-25 16:48:46)(良:1票) 《改行有》

858.  9か月 《ネタバレ》 長年同棲してきた恋人が妊娠しても煮え切らない男。ヒュー・グラントはいつもの鉄板の役どころ。そのお相手はジュリアン・ムーア。常に微笑みを絶やさない彼女が可愛くて綺麗でした。 そんな煮え切らないヒューは彼女に愛想を尽かされ出ていかれてしまいますが、その後の超音波ビデオを見るシーンが効いている。それを見るヒューの表情がいい。ここを境に彼の心の中に父になる自覚や喜びが出てくる。赤ちゃんの誕生と共に、新たな家族が誕生するまでを描いたハートフル・コメディです。 こんなドラマはクリス・コロンバスの得意とするところであり、この頃の彼のこんな映画にはいつも子ども達がいて家族がいて、誰とでも気軽に見ることができる作風の中に家族の良さを感じさせてくれます。 登場は前半のあれだけ?と思っていたロビン・ウィリアムスが再登場してうまく絡んでいたけど、終盤は必要以上にドタバタコメディになってしまいましたね。それでも、出番は少ないですがさすがにロビン。登場シーンではしっかり笑わせてもらいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-25 16:39:51)(良:1票) 《改行有》

859.  テイク・ディス・ワルツ しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけーこの本作のキャッチコピーがなかなかいい。 妻ミシェル・ウィリアムズと夫セス・ローゲン。どこにでもいそうな仲睦まじい夫婦を演じる、この2人が醸し出す空気もいい。でもこの2人、確かに仲がいいんだけど序盤からずっと、あまり話をしていないような気がしていた。それが如実に表れるのが結婚記念日に映画を見た後の食事のシーンです。 そんな日々に現れた1人の青年と夫の間で揺れる思いを演じるミシェルがあまりにも素晴らしい。そして本作のキャッチコピーを見事に体現してみせています。ミシェルの出演作「ブルーバレンタイン」をちょっと思い出したりもします。 挿入曲“video killed the radio star”が印象的であると共に、久々に聴いたこの曲を懐かしく感じた。ラスト、この曲が流れる中、1人で遊園地にやって来たマーゴもまた楽しかった時間を懐かしく思い出していたのでしょうか・・・。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-12 22:28:23)《改行有》

860.  3人のゴースト 《ネタバレ》 やっぱり「クリスマス・キャロル」っていいお話ですね。「クリスマス・キャロル」を現代のアメリカで再現した作品ですが、今のこんな世の中だからこそ、この話がはまるのかもしれません。 スクルージ役がビル・マーレイなんて、誰が考えたのだろう?でも、ドタバタはもう少し抑えた方が良かったとは思いますが作品もコメディにしていることだし、ビルの芸風もうまく活かされていたので彼が演じて正解だったのかな。カレン・アレンの醸し出す普通っぽい雰囲気も本作にとてもよく似合っていました。 ラストのビル・マーレイの演説とハッピーエンディング、それに続くエンドロールの歌がいいんです。最後は「クリスマス・キャロル」がベースになっているストーリー以外の部分でもクリスマス映画らしい良さを十分に感じさせてくれました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-10 21:11:21)(良:1票) 《改行有》

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