みんなのシネマレビュー |
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861. クール・ランニング 実話をベースにしているようで、そういえばニュースなどで話題になってたっけ。 映画のほうは結構脚色されているようだけど、登場人物たちのキャラが個性的で中々面白かった。 ラストもオーソドックスなパターンではあるけど、爽やかな後味があって、 これぞスポーツといった感じ。万人向けの娯楽作品。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-01 09:07:06)《改行有》 862. お早よう 核となるストーリーはなく、主人公一家の向こう三軒両隣を中心に、 昭和30年代の家族の暮らしと生活風景をコミカルタッチで表現している作品。 わかりやすく例えれば、アニメのサザエさんのような構成。 細かいエピソードを散りばめており、結構笑える。 ただロケーションが、彼らの住む川沿いの建て売り住宅のような場所ばかりで、 当時の風景描写があまり見られないのが残念だった。 キャスティングは安定感があり、杉村春子が相変わらずいい味出している。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-01 06:37:12)《改行有》 863. ダイ・ハード4.0 世界一 "ついていない男" マクレーンが、サイバーテロと対決するシリーズ第四弾。 ストーリーの流れは「1」を踏襲したような形で、違いはビルの内か外かだけ。 ただ今回は行動範囲が広い分、繋ぎ繋ぎのシーンではやはり無茶と思われる場面も多かった。 吹き出しちゃうシーンもあり、本来ならもっとハラハラドキドキさせて欲しいところなのだが、 もうしょうがないか。「1」の満足感には到底及ばないが、派手な映像満載で、 アクション物としては十分に楽しませてくれる。でも・・・さすがに飽きてきたかな。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-01 06:18:41)(良:1票) 《改行有》 864. 天使のくれた時間 《ネタバレ》 家族第一主義のアメリカらしい、ハートフルなラブファンタジー映画。 あの時違う人生の選択をしていればとは誰しも考えることで、面白い所を突いているんだけど、 残念ながら、この作品の内容はそういった夢想の域から脱してはいない。 そもそも幸せの価値観は人によって異なるもの。別の人生を選択したからって、 必ずしもそれが一番正しかったとは言い切れないはず。 本来のテーマとしては、愛の大切さを知るということより 大切なものを見失わない人生を送るということなのだろうが、 この映画のお話からは前者のほうしか伝わらず、正直物足りなかった。 キャスティングと雰囲気のある演出で、テーマの甘さをカバーしているといった印象の作品。 まあファンタジー映画だから、それほど深く考えなくていいんだろうけど ・・・やっぱ納得いかないな。子供はどこ行っちゃったの? かわいそうじゃないか。[地上波(吹替)] 5点(2011-07-31 11:46:04)《改行有》 865. スイミング・プール 《ネタバレ》 まあ、ひと言でいえば、掟破りの反則映画ですな。 フランス映画らしく、きれいな映像とともに、ちょっとアンニュイな雰囲気の漂った作品で、 エロティックなシーンも存分に用意されているのだが、一応殺人事件が絡んだサスペンス物。 もちろん最後のオチに繋がる伏線もいくつか張られていて、「どう考えたっておかしいだろ!」 と盛んに突っ込みを入れてたら、ラストで物の見事にやられてしまいました。悔しい。 あとは何も言いません。「俺はやられんぞ!」という方は、ぜひ挑戦してみて。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-31 10:47:13)《改行有》 866. プリティ・リーグ 実話ということで大変興味深く視聴したが、女子プロ発足の背景が面白かった。 出演者たちが個性的で中々いい。全体的には軽いコメディータッチだが、 ストーリー自体が地味であまり盛り上がりもないので、このあたりで好き嫌いが分かれるかも。 ラストは心地よい感動を受けつつも、キャスティングの細かい配慮にはびっくりしてしまった。 青春ドラマ系が好きな人にはお薦めの佳作。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-31 08:12:39)《改行有》 867. 千と千尋の神隠し 冒頭の設定は、アタマの固くなった大人には物語に入って行き易い。 様々な経験をすることで、ひ弱な少女が成長する様を描いているようだが、 変わったおもしろいキャラクターがたくさん絡んできて、こちらの目を楽しませてくれる。 ジブリ作品の、その豊かな発想力と世界観には驚かされるばかりだ。音楽も中々いい。 明確なストーリー性を持たず、ラストは相変わらずの尻切れトンボだが、 ファンタジー映画なので深く考える必要はないんだろうな。ぜひお子さんとご一緒に。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-31 07:10:14)《改行有》 868. 花嫁はエイリアン 一応ロマコメだが、キムの美しさとかわいらしさを鑑賞するための映画。 彼女のキャラはいいのに、それ以外の設定がばかばかしく、シナリオは出来がいいとは言えない。 全体的におふざけムードが漂っているうえに、ヒロインの相手役がダン・エイクロイドなので、 どうにもしまりがなかった。結果、ロマンチック色もコメディー色も弱く、 ちょっと中途半端な作品になった感はあるが、全く笑えないというわけではないし、 それらの欠点をキムがカバーしているので、そこそこ楽しめるのではないかと思う。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-31 06:40:33)《改行有》 869. スパイダー 敏腕刑事の活躍を描くサスペンス。 犯人との知能戦やプロファイリングはあるが、サイコ要素は薄い。 ストーリーのほうはヒネリやオチもあって決して悪くはないのだが、強引な所があり、 突っ込み所も結構あるので、正直完成度の高いシナリオとは思えなかった。 モーガン・フリーマンの刑事役は、もう当たり前のようになってしまったけど、 やっぱり安心して観ていられる。ヒロイン役のモニカ・ポッターがかわいい。 ハラハラドキドキと言うよりも、気楽に楽しめる部類のサスペンス映画。[地上波(吹替)] 5点(2011-07-31 04:14:57)(良:1票) 《改行有》 870. マイ・フェア・レディ ミュージカル仕立てのコメディー映画。 映像と演出は素晴らしくいいけど、お話の内容やテーマは今イチ。 この時代のシンデレラ・ストーリーものって、外見を磨くことばかりに終始していて、 何だか寂しくなっちゃうね。英語のわかる人は、楽しめるかもしれないシーンあり。 オードリーは実際には歌ってないのかな? 何か役柄に乗ってない印象を受けたけど。 音楽自体も可もなく不可もなく、ヒロインの親父が歌ってたシーンが一番良かった。 純粋なミュージカル映画というよりも、映像とオードリーの美しさを楽しむ作品かな。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-30 21:47:32)《改行有》 871. チャップリンの黄金狂時代 アラスカ金鉱を舞台に、金や食などの人間の欲を喜劇で見せる作品。 一つのテーマを中心にギャグで笑わせ、最後は人情劇風に締める構成を この作品で確立させたようで、チャップリン自身も一番お気に入りの作品らしい。 個人的にはちょっと笑えるシーンが少なくて、あまり好きな作品ではないのだが、 チャップリンはやっぱり見ているだけでも愉快だし、演出面も良かったのではないかと思う。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-30 17:16:22)《改行有》 872. ミルク(アメリカ映画) 実在したある政治家のお話。完全な伝記映画ですな。 創作ドラマではないので、当然のことながらストーリー的な妙味はなし。 やっぱり見所はショーン・ペンの演技。完全に役になりきっているところは、さすがのひと言。 偏見という逆風の中で、がんばったんだなぁという雰囲気は伝わりました。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-30 05:21:39)《改行有》 873. アフタースクール シナリオのよく練られたミステリーサスペンス。 ちょっとコメディータッチの流れが、取っつき易くていい。 終盤まで楽しく鑑賞していたんだけど、謎解きの場面が説明的すぎてちょっと引いた。 日本刀で真正面からスパッと切られるより、背後から鈍器でガンガン殴られながら、 「どうだぁ。わかったかぁ!」と怒鳴られているような感じ。 鑑賞者にひと泡吹かせてやろうという監督さんの狙いはわかるんだけど、 ちょっとそこに執着し過ぎちゃった印象を受けた。でもまあ普通に面白かったです。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-30 05:13:56)《改行有》 874. 山桜 一応ラブストーリーということになるんだろうけど、 舞台が江戸時代ということで、ひと山いくらの、安っぽい恋愛劇でないところが良かった。 映像が美しい、演出もいい。山桜の小道具もなかなかうまく使われ、 予想外の奥深い、そして奥ゆかしい作品に仕上がっていた。 東山は顔立ちも立ち振る舞いも、いかにも昔のお侍さんといった感じがいい。 ヒロインの女の子は・・・・・・かなり現代的な顔つきをしていて、これはキャスティングで減点。 邦画としては、総体的に及第点以上の出来映えの作品だと思う。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-30 04:57:20)《改行有》 875. 虹の女神 Rainbow Song どうせ中身のない薄っぺらな恋愛ドラマだろうと思っていたら、 予想以上に出来が良かった。主演の若い二人の気持が画面からよく伝わってくる。 特にボーイッシュなヒロインは、男性の立場から見るとこのストーリーではハマリ役。 ただ肝心の主役の男の子が、真面目なのか不真面目なのか、明るいのか暗いのか、 人物像が今イチ見えてこない。本人も理解できなかったのか、役作りをしていない印象を受けた。 後半からは無駄なシーンや演出が多くなり、徐々にパワーダウン。 相田翔子の役回りも訳がわからない。多少監督の自己満足的な部分が見受けられるが、 ベタなシーンが少なく、青春ドラマとしては良作の部類だと思う。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-30 01:40:22)《改行有》 876. 耳をすませば(1995) 真面目で純粋、少女期の多感な心情がよく伝わってくる作品。 共感できるできないは別にして、ストーリーは中々しっかりしているし、 キャラも変に作り込まれていない普通っぽさがいい。街並の風景もきれい。 ラストの爽やかさだけは許せないけど、後半からは現実の設定をベースにした ファンタジーアニメだと思っていたので、それほど目くじらを立てることもなかった。 一つ気になったのは声優さん。特にお父さん役の人はちょっと変な感じがする。 最近のアニメ作品はこういう傾向が多いが、ちゃんとした声優さんを使ってほしい。 対象はやはり若い女の子ということになるのだろうが、 それにしてもよくこんなきれいな作品を作れるなぁと感心してしまった。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-29 16:13:24)(良:1票) 《改行有》 877. ふしぎの国のアリス(1951) この作品の大きな見所は、やはり多数の不思議なキャラが出てくる所。 絵や全体の雰囲気などは子供向けというよりやや幼児向けに近い感じだけど、 歌あり、笑いありで、相変わらず楽しませてくれる。 お話は中盤あたりにずっと同じ事の繰り返しが続くので、さすがにちょっと飽きてしまった。 子供に夢を与えるという点では、やっぱりディズニーはいい。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-29 09:48:06)《改行有》 878. ドラえもん のび太の海底鬼岩城 長編ドラえもんの中では、お気に入りのエピソード。一番好きかもしれない。 友情や冒険活劇の要素を取り入れた物語は、夢があっていい。 海の中は大人にとっても未知の世界だけに、他の作品より多少現実味を感じたのかもしれない。 もちろん子供向けとはいえ、お話もしっかりと作られている。 構成やお話の流れという点での安定感は抜群で、安心して楽しめる映画である。[ビデオ(邦画)] 5点(2011-07-29 08:18:07)《改行有》 879. ラ★バンバ わずか17歳で亡くなったロックスター、リッチー・バレンスの半生を描いた作品。 あくまで伝記映画なので、リッチーの「人となり」はよく伝わるが、 ストーリー的には可もなく不可もなく。「ラ・バンバ」の熱唱シーンは印象に残っている。 実際のリッチーの姿は見たことがないので、L・D・フィリップスが適役がどうかはわからないが、 悩み多き十代の若者役を好演していたのではないかと思う。[映画館(字幕)] 5点(2011-07-29 07:45:30)《改行有》 880. 依頼人(1994) 法廷ものというよりは、完全なサスペンスに近い作り。 子供が主役ということで、どうしてもストーリー展開に甘さが見られるのが残念。 スーザン・サランドン演じる女弁護士のキャラ設定は、もはやありがちなパターンだけど、 全体のキャスティング自体はまあ良かったかと。 昔テレビで鑑賞したときは、もう少し面白かった記憶があるんだけどなぁ。 ノーカット2時間という尺が長過ぎたのかな? まあそこそこ楽しめる作品だとは思う。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-29 07:11:37)《改行有》
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