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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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901.  ロスト・ワールド(1925) すごい時代になりました。こんな歴史的映画が700円で自分のものにできるなんてすごいです。だもんで、早速、DVD購入してみました。当時、この映画をドキュメントと言って公開すると、一部の人は信じたそーですが、いくらなんでも、ストップモーションの恐竜の原点的作品とはいえ、それはありえへんと思い、前から確かめるために観たかった作品でした。で、観たんですけど、奥さん、これはすごいでっせー。うなずける。当時の人が信じた感覚がうなずける。そら、今の時代の目でみると、恐竜のモーションがカクカクしすぎてるし、サイレントでずっとクラシックがなってるので迫力とかないし、白黒で画質も悪いしでもう古臭いちゃちー映画かもしれません。でも当時の人の気分で観れば、こりゃすごい。カクカク感も人との合成とかも、モノクロ効果と画質の悪さで逆に、ほんまに生きてるみたいに見えてしまう。こりゃ信じるって。舞台もいい。原生林がしげる秘境の地って雰囲気がある。だから、恐竜も存在感がます。でも、本当にすごいのは恐竜の生物感ある動き。腹がドクドク動いていたり、芸が細かい。こりゃ、撮るのに相当労力費やしたに違いない。それでも、観客を驚かせたいとゆうこだわりが、恐竜の細かい動きに出てました。60分でサイレントなのに、ストーリーも意外にしっかりしてる。最初はコミカルなんで、笑ちゃったわ。特に博士と記者の追いかっけこ。変にオモロイ。そっからロストワールドへ行く展開の速さにもびっくり。キモイ怖い原始人も出すサービス精神。あれだけ、沢山の恐竜を出して、秘境での冒険をお腹いっぱい楽しませてくれたのに、さらにロンドンの街で恐竜を暴れさせるとこまでしっかりやってくれたサービス精神。街での暴れも合成とか、いい感じやねん。ここでもモノクロ効果。まー、サイレントなんで、恐竜の声とか効果音がないので、迫力感はないし、物語がまんまキングコングなんで、今さら感はあるけど、当時の人の気持ちで観れば、かなり味わい深く驚きのある作品でありました。あと、猿とか小熊とかの本物の動物が出てきますが、これもかわいー。ちなみに、これのもっと長いバージョンもあるみたいですが、俺はこのくらいが、ちょうどよかったかな。サイレントなんでやっぱり長くてしっかりした物語はしんどいかもしれんし。このお手軽でちょっと雑な感じで、それでいて恐竜を楽しめるとこが逆によかったりします[DVD(字幕)] 7点(2008-11-07 23:43:29)

902.  双頭の殺人鬼 古いモノクロ映画だが、意外とおもしろかった。舞台は日本。役者は主人公がアメリカ人。アメリカ人の配役が他にも主要な役でいるが、日本人の役者もいる。だもんで基本は英語。でもちゃんと日本語も出てくる。アメリカ人の監督さんが撮ったにしてはさすが日米合作とゆーか、いわゆる日本馬鹿描写はあまりない(ハラキリとかちょっとあるけど気にならん程度)。ちゃんと日本で出来事が起こってる感があった。内容はマッドサイエンティストにより主人公が怪物になるとゆーもの。マッドサイエンティストの奥さんが最初に怪物化されているのだが、これが、目の位置がずれたかなりグロテスクな顔立ち。しかも、知能も低下している。これがなんだかせつなかった。愛する奥さんを怪物にしてしまった狂った博士と、もう自分が何者かもわからない奥さんが牢に入れられうー、うーと鳴く姿の対面が気持ちわるさの中にせつなさがあり、なんともいえない悲壮感。主人公の怪物化もすごく、最初は変に粗暴になり自分の妻をないがしろにし、やがて自分も理解できぬまま殺人をおかしていき、そしてなんと肩に目ができる。これがすごく不気味だ。肩に目があるねんで。不気味すぎる。その後、タイトル通り、肩から別の顔があらわれ、双頭になる。ってゆーても期待はしないでね。所詮モノクロ時代の映画なんで見ようによっては肩におもちゃ屋で売ってる馬の顔のかぶりものあるやん、あれをつけてるだけにも見えるから。でもモノクロ効果もあってかそれでも雰囲気にひたれば十分不気味だ。だから昔の映画とは思えないくらいよく出来た特撮だったと俺は言ってしまおう。なんだか肩の顔の口元もあうあう動いてたよーにも見えたし。ストーリーが一昔前のよくある古臭さで、全然新鮮じゃないが、マッドサイエンティスト怪奇映画としては十分に浸れると思う。てゆーかストーリーがかなり単純明快で変にこってないので逆に納得できるリアリティー感がある。時間も短くさらっと見れるので、そこもよかった。[DVD(字幕)] 7点(2008-11-06 00:24:07)

903.  MOON44 ミニチュアを使った特撮が結構雰囲気を出している。舞台としてはエイリアンの雰囲気に近い。でっかくジャンクパーツのよせあつめ的な宇宙船とか、機械むきだしで工場の内部のよーな基地(ムーン44)の内部とか。ただ、せっかくいい雰囲気の舞台なのに話があまりおもしろくないのが残念。敵の内通者をそうそうに観客にわからせるので、展開が遅く感じるし、基地に運ばれた囚人達と基地で働く青年達のゴタゴタを長くひっぱって、SF的な要素のあまりない人間ドラマパートが長すぎるし。ラスト近くでようやく敵の宇宙船があらわれ戦闘機どうしの戦闘シーンなんかで盛り上げようとするがが、短いし、あまりもえない。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-01 15:54:30)《改行有》

904.  ギャラクシーナ タイトルになっているのは劇中登場する女性型アンドロイド。このヒロイン役をやった女優はこのあと嫉妬に狂った夫に殺されている。詳しく知りたい人はドロシー・ストラットンで調べてみるか、スター80とゆう映画を観ればいい。で、映画の方はB級スペオペコメディーである。ただしギャグは全て空回り、ドラマパートはダラダラ長いのでかなりの退屈、宇宙船などの特撮パートは一昔前の日本のテレビヒーローもの程度。宇宙戦闘も一応あるが、動かない宇宙船から光線でやりあうだけ。とゆうトホホなほどの出来。一応ヒロインのドロシーも演技下手がばれないように、前半セリフなし、ただのお茶くみとか、手の甲の機械をなにやらコチョコチョやるシーンと椅子に座ってクルクルまわるシーンが何回もあるとか、なんの見所もない。後半になってよーやく、グダグダのアクションや少しのセリフがあるが、この後実生活で殺される事を考えると、なんだかせつない。まー、どっちにしろ全体的に眠い出来なんだが、まったく魅力がないかと言われれば、そーでもない。この映画には人型エイリアンが多数登場する。もちろんキグルミ程度なんだけど、CG化される前のスターウォーズのカンティーナの酒場を彷彿させる感じでなんだか変な味わいがある。それに後半の西部劇の町みたいな惑星も赤いフィルーターがかかって、そこでがんばって演じてるドロシーをその後の彼女の運命やこの映画に出る経緯を考えながら見てると、これまた変な味わいがあったりする。退屈だったが、そんな部分には3点あげたい。[DVD(字幕)] 3点(2008-10-31 22:30:20)

905.  殺戮謝肉祭/屍肉の晩餐 知る人ぞ知るおフランスのホラー監督ジャン・ローランのゾンビもの。レンタルなんてしてないのでワザワザDVD買って観ました。でもはっきりいって全体的にちょっと退屈でした。内容は、人を殺してしまう衝動で徐々に狂っていく奇病に犯された村人が顔や体にデキモノ作って、さまよう中、ヒロインが愛する恋人のもとまで旅をするとゆうゾンビ風、ロードムービー。前半、列車にのりこみヒロインおそってくる奇病でただれた男。しかし、ヒロインは列車を止め降りて走って逃げる。他に乗客が皆無なのも変だが、車掌いないのか?列車ってそんなに簡単に止めれるの?とのっけから疑問の連続。それがジャン・ローランの幻想悪夢世界の映画と言えばそーなんだけど。まー、リアリティーとかのない楳図かずお風なホラー漫画な感じです。合う人は合うと思う。旦那が妻を扉にうちつけ首を切断し、その生首に泣きながらキスするとか、オヤジが娘をくしざしにして、我に気づき殺してくれと懇願するとか、ホラーのえぐさの中に悲哀みたいな部分が多く、そのへんも異色のゾンビ物。でも正直、字で書けば、うわ~えぐそーって思いがちですけど、あまり直接殺害シーンを描かず、殺した後のメイクで見せるって所がミソ。唯一、首切断はしっかり見せるが、これも人形の首をひっこぬくのがマルワカリな感じです。だから今の洗練されたホラーの感覚でいえばチャチー感は拭えません。エロさで有名な監督ですが、はっきりいってエロさもそんなに。女性の全裸をおっぴろげしますけどエロクない。むしろきれい。最近の映画のほうがもっとエロイ。で、昔感覚の幻想的なホラーってのが駄目だったのか、それとも演出のゆるい感じが駄目だったのか、俺は悲しさとかも全然伝わってこないし恐怖や緊迫感も全然だったんですけど、観る人によってはそれなりにくるもんがあるかもしれません。出来自体はそんなにダメダメってほどでもないと思いますし。あー、唯一、奇病の男が車の窓ガラスに顔ぶつけてデキモノがグチャってつぶれていくシーンはちょっぴり怖かったかな~。そーでもないか。どっちやねん。風景がきれいだな~とか、女優さんの裸はきれいだな~とかそんなところに3点。[DVD(字幕)] 3点(2008-10-27 17:17:39)

906.  ソドムの市(1975) 高尚な映画なのかもしれません。すごい映画かもしれません。しかし俺にとってはウンコの映画。ウンコの市。あまりにもウンコのインパクトがでかすぎて、他が全てかすんでしまった。途中、ウンコって言葉がいっぱい出てくる。ウンコがどーたらこーたらとか。変なオバハンがウンコの話をいっぱいする。当然、言葉だけじゃなく、ウンコも見せます。まー、作り物かもしれんけど。でも映画で初めて画面をまともに観る事ができなかった。指の隙間から、はたまた目を細めてよーやく観れたけど。性器にモザイクするより、ウンコにモザイクかけてくれ。ウンコを食べる口にモザイクかけてくれ。ウンコのついた口のまわりや、ウンコが入っている口の中にモザイクかけてくれ。頼む。ってゆーか、ウンコのくだりはウンコだけにさらっと流して欲しかった。映画の4分の1ほどしめる糞尿地獄はウンコ嫌いには本当に地獄の時間を費やす事になる。その覚悟でどーぞ。[ビデオ(字幕)] 0点(2008-10-27 17:05:29)(笑:1票)

907.  未来惑星ザルドス ショーン・コネリーが赤いパンツ一丁で、支配階級達の住む不思議な町にのりこみ、召使になったり、チンポたたせたり、みんなから逃げたりして話は進んでいきます。それを前衛的な芝居とか、哲学的な要素、ヘンテコな見せ方で、わかりにくくしてある感じ。冒頭いきなり、人の顔が出てきてなんかしゃべってる時点で、なんじゃこりゃ?って思いましたが、観た後もやっぱり、なんじゃこりゃ?でした。よーわからんけど、みんな、手を前に出して、ピロピロするとこで笑ってしまったので3点にしときます[DVD(字幕)] 3点(2008-10-27 01:40:58)

908.  サンダウン 《ネタバレ》 B級吸血鬼映画の異色作。一応コメディー要素もあるんだけど、邦題の「ボクたち、二度と血は吸いません」から想像するほどグダグダのバカバカしいのりでないです。いや、B級なんで、ストーリー的にはアレなんですけどね、まー、ノリ的にはフライトナイトに近いかんじですねかね。吸血鬼達が住む町。彼らは血を吸い本能にまかせ人間を虐殺することが嫌になり、とある吸血鬼の提案により、町を作り人工血液を接種し、人と共存することを決めた。そんな街に主人公家族がやってきて、町を治める吸血鬼に反抗する悪の吸血鬼も絡んできてって内容。さびれたガソリンスタンドのブランコに3人のサングラスをかけた吸血鬼の老人が並んで座ってったり、町の住人はお昼はサングラスと日傘をさしてる姿など、なんだかシュールな映像が色々あったり、最後の悪と善の吸血鬼どうしの戦いがなぜか西部劇だったり、変にスットボケてる。なのに雰囲気がけっこうマジメな感じなのが、変な味わいがある。それが中途半端ともいえるが。吸血鬼らしい特撮はごく一部だけでしかも低予算なのでチープ、そのせいか全体的にはちょっと地味だが、ラストのオチがなんだかうまいと思えてしまった。悪の吸血鬼に追い詰められる善の吸血鬼達。そのとき主人公がとった目から鱗の行動により、大逆転となるのだが、これが意外に吸血鬼的に変な感動で、こーゆうの好き。まーB級映画に愛情があって、吸血鬼好きなら、それなりに楽しめる作品。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-24 23:43:08)

909.  炎628 《ネタバレ》 戦闘シーンを描く戦争映画ではなく、一人の少年の体験する戦争で行われる行為を表現した映画かな。なので戦闘シーンはほとんどない。直接的な殺傷シーンもない。前半は暗く淡々としていて退屈だったが、後半1時間は悲惨だった。まるでお祭り騒ぎのドイツ兵、一つの小屋に村人を集め、小屋ごと焼き殺す。嵐のさったよーな静けさの中、少年は老人のような顔つきになる。悲惨すぎる。しかし、よく考えると、こんな酷い事をされた国ですら、他でやっぱり酷い事をしている。戦争をした国で、なんの罪もない一般人を殺さない国は一つもない。人間は人を愛しながら、人を殺せる生物なのだ。物を作りながら壊せる生物なのだ。平和を望んで戦争できる生物なのだ。こんな矛盾した生物は奇妙だ。モンスターだ。でも自分もその生物なのだ。だから、それでも人間を素敵な生物だと思いたい。人間が自ら人間を否定すればいったいどこに救いがあるんだろう。うーん、あまりにも後味が悪いので、いっぱい考えてしまった。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-22 02:15:28)(良:1票)

910.  恐怖の足跡 ビギニング 恐怖の足跡ビギニングって邦題ですけどそれは勝手に日本がつけただけで、まったくもって恐怖の足跡って映画とは関係なし。モノクロで、一応、音ははいるが、台詞はほとんどなし。悲鳴だけある。で、ナレーションが不気味にあおる。内容は一人の女性が夜の町をうろつきまわるって内容だが、そこが精神世界か、はたまた女性の悪夢かって感じの町で まー、色々ある。ただ、今更観てもまったく怖くないし演出も目新しくなくただ、ただ、眠い。眠いオーラがずっと画面から出てる。深夜に見れば安らかにそのまま寝れる。無理やりインパクトある所をあげるとしたら、主人公の女性がキモイ、そしてそれがちょっぴり狂気をあおってくる。画像から狂気のオーラが出てる、いや出そうとしてる。でも眠いオーラの方が大きく俺はかなりがんばって最後まで観ました。 [DVD(字幕)] 0点(2008-10-20 17:08:36)《改行有》

911.  地獄(1960) 暗闇に棺桶がポツン。そして焼却炉、オープニングタイトル、昔のポルノ映画みたいなキャストロール。包帯に包まれた死体が二つ、風呂場みたいなとこにういている。それに伴い始まる地獄の解説ナレーション、三途の川でたたずむ主人公、炎に包まれ目覚めると、大学の授業中、主人公の前にバラが落ち、風の音ともに、悪友田村が、幽鬼のごとく突然現れる。この冒頭の一連のシークエンスにまず、いっきょに映画の世界に吸い込まれた。なんだろ、このただならぬ怪しい雰囲気は。これから地獄の描写がはじまるとゆう期待度を高めてくる異様な、まともじゃない匂いが、冒頭部分にかなり出てる。そんな始まりだ。映画に狂気が宿ってる感じすらする。この後、現世での荒唐無稽な主役の受難劇が展開される。で、これがギャグにすら思えるありえない酷い話で、共感とかはまったくないんだけど、怪奇的な青い照明や、悪友田村の悪魔的な存在やなんかで、これまたすごくいかがわしい。で後半は、地獄世界の描写。チープなんだけど、日本の地獄を視覚化すると多分こんな感じかもって思えてしまう独特の雰囲気はある。前衛的な芝居の舞台にも見える。生前知ってるもの達がその中で右往左往するさまは、ちょっとしたパニック映画っぽくも見える。終わりの無理やり感とか、結局、何も伝わってこないんだけど、ちゃんと閻魔様がいるオトギ世界の地獄そのものを、いかがわしさも含め全体的にうまく表現されていると思えました。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-20 17:01:05)

912.  不思議惑星キン・ザ・ザ エド・はるみはグーだけど惑星プリュクではひたすらクーでした。キン・ザ・ザツアーを心ゆくまで楽しめるかどーかはあんたにとってクーが有りか無しかしだい。ヘタウマSFな世界感。一般人にはまず思いつかない身体表現。奇妙なおっさん、おばはん達。ダラダラとちょっと長かったけど、この世界は確かに新鮮。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 22:14:43)

913.  ヴェロシティ・ラン 宇宙戦での戦闘などの宇宙空間の特撮はかなりいけてる。でも後はかなりのB級。いやC級かな。特にメインの話は4人の海賊と二人の男女の戦いでかなりコジンマリしてる。前半での元嫁とのくだりとかほんとどーでもいい所がやっぱC級。宇宙船内になぜか良く出来たロボットが一瞬登場して襲ってくるんだけど、びっくりするくらいのおざなりな使われ方のロボットがすごい。宇宙船内でバズーカをぶっぱなしても大丈夫な世界観、なんだかみんなノホホンとしてて、たまにコミカルな脱力感、主役がバレエ踊りだした時は もう観るの止めようかすごく悩んだ。ただ、やっぱり宇宙空間での表現だけは別の映画?って思えるくらいがんばってる。船内の話がショボすぎるだけなんだけど。[DVD(字幕)] 3点(2008-10-18 15:57:39)

914.  レザレクション(1999) 冒頭からいきなりセブンっぽい。雨、無残な死体、それを捜査する主役と相棒、死体から次の死体へのヒント、聖書の引用ってとこもおんなじ。途中も、なんどかセブンと同じ展開をみせたりもする。しかしセブンほど戦慄を感じないのは、まー、しょーがない。セブンをB級テイストで仕上げた映画。ただ、そのわりには雰囲気、エグサ、テンポ、それなりにがんばってる方だと思う。だから、セブン好きで、あんな内容の映画、多少話が似てても、犯人がうすっぺらくてもいいから、なんかない?って方にはもってこいの映画。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-17 17:52:44)

915.  吸血鬼(1931) 一人の魔にとりつかれた男がとある村にやってくる。そこで奇妙な体験をするって話。わかりやすいエンターテイナーな吸血鬼映画が好きな人にはまったくもってオススメできない。まるで夢の世界、ってな感じで 途中から話がわかりにくくなる。どれくらいわからなくなるかとゆーと、100選DVDの冒頭解説の淀川さんが、DVDに収録されてるこの映画とあきらかに違った解説するくらいわからない。ただ、映像から伝わる不気味な雰囲気はかなりよい。釜をもつ男が鐘を鳴らすシーン、影が彷徨うシーン、主人公が幽体離脱するシーン、死体から見る風景、など、幻想怪奇って言葉がぴったりって雰囲気。途中何度も登場する吸血鬼を文字で解説するくだりも興味深い。吸血鬼が悪霊を倒すこともあるんだって。へ~。夢のような映画なので、途中ほんとうに眠ってしまう人も多いかもしれないが、短めなので、よく睡眠をとってから御覧あれ。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 17:25:12)

916.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機 《ネタバレ》 前作が微妙だったけど、こりずにまた観たんですけど、だって、宣伝でシルバーサーファー、かっこよかったから。で、シルバーはやっぱかっこよかったんですけど、、銀河の魔王より実は強いのに なんで魔王の部下なのかよーわからん。なんか故郷を守るためとか言ってたけど。ほんだら倒せばいーやん。銀河でお前が一番強いんだから。本気出せば一発で魔王消滅やんけー。しかもちゃんと生きてるし。夢中で穴ばっかり掘ってるし。そのへんがよーわからんかった。ただ、フォーの連中に比べて 断然かっこいーので3点。[DVD(字幕)] 3点(2008-10-17 05:37:36)(良:1票)

917.  ブラックホール(1979) 《ネタバレ》 今観ると、設定はトンデモ話、とくにブラックホール内は昔の娯楽映画じゃよくある感じの漫画、ロボキャラはダサい、ヒロインはおばちゃん、話は定番すぎるって感じで、改めて今の時代に観る人はよっぽどなSF映画好きか、ディズニー映画を制覇しよーとする野望をもった人が大半だとは思いますが、わたしゃ前者です。でも、悪くなかったです。まず、鉄塔みたいな宇宙船のデザイン、それがブラックホールの横に漂う姿、このSF心を刺激する絵ずらだけで、映画の途中まで走れます。次、ロボットのデザインは確かにロボコンなんですけど、意外と活躍、ってゆーか大活躍、まーそれは置いといて、敵のロボット、マクシミリアンが無機質な凶悪さでいー。そのデザインは漫画コブラでも真似てました。これがロボコンと対決するんです。ロボットバトル。どっちも空中浮遊して。ガシッとつかみあって。まー、アクション性薄い戦いなんで、そこは置いといて、ただ、それまで全然しゃべらないマクシミリアン、そこでギャーッてゆうんですよ。これがなんともいえない不気味さで○。次、話自体はマッドサイエンティストねたで、使い古されたストーリーなんですけど、それゆえに安心して観れます。歩きなれた安全な道を余裕をもって景色を堪能しつつ、なんも考えずに散歩できる気分。次、ロボットの仮面をはずす時の異様な雰囲気、隕石大接近の中逃げるシーンなど、味のある場面がそれなりにあっていい。宇宙船内部も迫力ある映像で特撮はがんばってるほう。とゆうわけで、ディズニーでは失敗作扱いな感じですけど、日本でDVD化希望。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-16 21:56:59)(良:1票)

918.  ダーティ・キッズ/ぶきみくん 80年代、キャベツ畑人形なるものがアメリカで流行った。日本ではあんまり流行らなかった。でも俺はどっかで目にしたことはある。見れば覚えている人もいると思う。あー、あのキモイ人形ねって。今ならキモカワイーでちょっとは流行ったかな。その人形をパロって作ったのがごみ箱キッズってゆう人形。で、それもアメリカでは大流行りでいまだにマニアの間でグッズなどが取引されてたりする。で、これはそれの映画。とあるいじめられっ子が、ひょんなことからバイト先の不思議なアンティークショップで、絶対開けちゃダメと言われているごみ箱を開けてしまう。すると中から、顔にぶつぶつある奴や、ワニ顔の奴やらのヘンテコな連中が飛び出す。彼らが、そう ごみ箱キッズなのだ。邦題に習うならダーティキッズ。妖怪か、はたまた宇宙人かは一切謎の存在。ぶきみくんと邦題でわざわざ名前を言い直してる所が馬鹿っぽいけど、なんとも下品な連中で、しょんべん洩らすは、オナラはこくは、騒ぎだしたらとまらない。でもまー、人に危害を加えたりするほど危険な連中でもない。てゆーか最初に登場するインパクトとは別に映画が進むと意外といい奴だったりする。そんな彼らと知り合いになったいじめられっ子が、色々あって人として成長するって内容。役者には花がないし、演出もチープで映画全体から、かなりの低予算なB級臭がするのだが、ごみ箱キッズの造形は意外にも良く出来てる。たぶん、子供が良く出来たキグルミを着てるとは思うのだが。しかも、醜人収容所なるものが登場したり、変な歌を歌ったり、ブラックジョーク的な馬鹿さもそれなりにあるし、最後は主人公の台詞にちょっぴり感動しちゃうってゆうオマケつき。でもまー、それでおもしろいのかと聞かれれば、正直、微妙。もっとはちゃめちゃな内容なら、突っ込んだりもできるのだが、B級ながら意外にも定番の道徳説教でまとまってるので、肩すかしもいいとこだ。こっちは邦題から想像して、もっとグダグダな映画を想像してたのに~。ごみ箱キッズかなやっぱ見どころは。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-16 01:40:02)

919.  女吸血鬼 モノクロの古い邦画の吸血鬼映画。とある名家の奥さんが20年ほど前に行方不明。そしてその娘の誕生日に突然、ふら~っとあらわれる。その後、その娘の周りでは奇怪な男の影が。ってゆう内容。もちろん吸血鬼が絡んだ話。まー、話的には、天草四郎なんかが絡んだりして、日本の歴史感もあって、日本なりの吸血鬼像がうまく表現されているとは思う。吸血鬼の子分も、ちっこいおっさん、白髪の老婆、裸の巨漢と、結構ビジュアル的にもインパクトがあり、吸血鬼自身も悲劇的な存在で、太陽は平気で月で苦しみながら醜く変身など狼男的な独自の設定で雰囲気は悪くない。ただ、役者の演技がひじょうーに軽いので、全然重厚感も悲壮感もないのが残念。娘の彼氏が誕生日に遅れてくるのだが、娘が、なんで遅れてきたの~ってゆう問いかけに、いや~、途中で女の人をひいちゃって、でも、その人が消えちゃったんだ~、あははは、ってゆうありえないほど軽いノリ。それをうけてみんな何も気にしない。いや~、かるいね~。娘の母が20年ぶりに昔の若さのまま帰ってきても、一応、みんな、驚くのだが、なんか、かるいんねんな~。吸血鬼もその子分も、なんか全然弱いし。だから、リアリティーとか怖さとかは全然ないし、今観れば、色々つっこめる演出がいっぱい。でも、ストーリーと雰囲気は変な味があるので、最後まではそれなりに観れました。[DVD(邦画)] 5点(2008-10-16 01:08:16)

920.  デッド・サイレンス(2007) 正直、微妙。オチはよかったです。でも、ストーリーがいま一つ不自然な部分が目立ってて、そこがなんかフに落ちなかったです。特に主役だけなぜ殺すのを、ひっぱるのか?そりゃ、映画成立のためですけど。あまりにも、殺す順番とか、殺す場所とか、選びすぎなのが、あからさまで。何か起こるまでのひっぱる間が結構長いので、余計にそんな風に感じたのかもしれません。まー、不自然な部分を無視すれば、それなりに楽しめるとは思いますけど、ホラーを見慣れてる人には期待しすぎは禁物です。エグサはひかえめ。よくある、出るぞ出るぞ出た~な幽霊系での怖さで、人形は不気味。ってなとこでしょうか?[DVD(字幕)] 5点(2008-10-15 02:01:52)(良:1票)

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