みんなのシネマレビュー |
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901. ザ・ファン デニーロお得意の狂気的な演技が見所の映画なんだけど、 こりゃまた粗っぽいシナリオだね。特に後半の展開には、目が点になっちゃったよ。 スーパーマンじゃないんだからさ。まあ結構笑わせてもらったからいいけど。 とりあえずデニーロのファンなら楽しめる。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-22 06:47:10)《改行有》 902. ガメラ2 レギオン襲来 怪獣映画としての基本的な作りは変わらないが、 敵方怪獣レギオンの複雑な設定に伴い、前作よりもストーリー色が強くなっている。 自衛隊が活躍するシーンが多いのもこの作品の特徴で、シナリオは中々良く練られているのだが、 レギオンはギャオスのような魅力がなく、主役であるガメラの描写も薄れてしまった。 前作ほどのインパクトはないが、まあそこそこは楽しめる作品だと思う。[地上波(邦画)] 4点(2011-08-22 06:25:59)《改行有》 903. 学校Ⅱ 前作とは設定がまったく違っていて、今回は北海道の養護学校が舞台に。 西田敏行演ずる情熱溢れた教師と、若い新任教師の二人。 鑑賞者は後者の若い教師視点で鑑賞することになると思うけど、 とにかく大変な現場だなという現実はひしひしと伝わってくる。 題材が題材なだけに、下手な脚色ができなかったのか、 今回は山田監督お得意のベタな演出もほとんどなく、終始落ち着いて鑑賞できた。 もちろん生徒たちの成長も描かれていて、ちょっとドキュメント風な雰囲気も。 「1」よりは良かったかな。[ビデオ(邦画)] 4点(2011-08-21 21:16:57)《改行有》 904. 理由(1995) 一応サイコサスペンスだったかな? 突っ込み所が多々あって、全体的にものすごい粗さが目立つシナリオなんだけど、 ストーリーそのものは面白いので、最後まで楽しめるとは思う。 キャスティングに関しては、ショーン・コネリーが主演していたということしか覚えていない。 キモいシーンもないし、娯楽映画に近い作りのサスペンスで万人向け。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-21 18:34:34)《改行有》 905. ヒート アクションシーンよりドラマ性が強い作品で、三時間近い長編だが、 犯人たちは結束力が高く、各登場人物たちのキャラ描写がしっかり描かれているのが特徴。 途中で飽きることなく、長さをまったく感じなかった。本作の一番の見せ場でもある、 デニーロとパチーノの絡むシーンに関しては、多少こじつけがましいところがあり、 序盤にもうワンクッション、二人の間の描写が欲しかった気がする。 役者としてのガチンコ対決は見応えたっぷりで、久しぶりに満足感一杯のアクション映画だった。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-21 18:28:56)《改行有》 906. 誘う女(1995・米) 浅はかな女が感情の赴くまま起こした、いかにも三面記事といった事件で、 最初からドラマ性としての深みもないことが、この作品をつまらないものにさせている。 ニコール・キッドマンの悪女役はいいんだけど、前評判ほどの大したシーンもなく、 実際にあった事件という話題性だけで、ストーリーを引っ張っているようなもの。 独白形式の演出だけは印象に残っているが、まったく出来の良くない作品。[ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-21 18:19:21)《改行有》 907. わかれ路 妻か?愛人か? タイトル通りの映画。 どっちを選んでも地獄だよねと思いつつ、単純なストーリー展開でお話が進み、 最後に一応オチは用意してあるが、いい意味で裏切られたという程のものではない。 シャロンの妻役は今イチだった。あえて狙ったんだろうけど。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-21 16:38:42)《改行有》 908. 星に想いを タイトルも映像も雰囲気もいいし、メグも相変わらずかわいいんだけどね。 作品のキーポイントになっている、叔父役のアインシュタイン博士があまりにも軽薄すぎ。 主人公のいったいどこをそんなに気に入ったのかもよくわからないので、 その後の展開にも気持ちがついていけなかった。小道具代わりの「星」「数学」も空回り。 メグのファンなら何とか。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-21 16:19:42)(良:2票) 《改行有》 909. フランケンシュタイン(1994) 原作に忠実に作られたと言われている「フランケンシュタイン」。 いかにもロマン大作といった雰囲気で、あくまでドラマとして鑑賞するならいいんだけど、 本作のストーリー展開ではやっぱり怪奇というイメージは拭えない。 そういった部分でのアンバランスさが気になるというか、この映画の作りなら、 怪物として蘇生してしまったモンスターの、人としての悲しみや切なさに焦点を絞った方が 良かったと思う。原作とは違う話になってしまうけど・・・。演出はいい。[地上波(吹替)] 5点(2011-08-21 15:41:27)《改行有》 910. 罠の女(1993) 「ゆりかごを揺らす手」と似たようなお話のサスペンスで、 ヒロイン役の女性は元プレイメイトらしく、とにかくセクシーでグラマー。 途中から己の性的嗜好を満足させているだけでは? としか言えないようなご乱心ぶりに、 気がつけば本筋のストーリーなどもはやどうでもよくなっていた。 男性なら、別の見方をすれば楽しめる作品だと思う。[地上波(吹替)] 2点(2011-08-21 15:22:36)《改行有》 911. ペリカン文書 ある女子大生の危機を描いたサスペンス。 設定にちょっと無茶な部分もあるけど、お話自体は結構面白い。 ただ原作が長いのか、全体的にはかなり駆け足の作りで描写不足、浅薄な印象も受けた。 登場人物は決して少なくないので、できればもう少しじっくり観たい気持もあるのだが、 サスペンスものとしては、及第点の出来には仕上がっているのではないかと思う。 しかし主演の女優さんは苦手だなぁ。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-21 15:04:26)(良:1票) 《改行有》 912. ブロンクス物語/愛につつまれた街 60年代のブロンクスを舞台に、一人の少年の成長を描く物語。 人種差別のエピソードなども含まれていて、内容に厚みは感じるのだが、 様々な人間模様を通してという流れの中で、どうにもお話が分散されてしまった感あり。 ラストはうまく繋いだけど、全般的にちょっと綺麗にまとめすぎているという印象も・・・。 劇中当時のヒット曲がふんだんに流れ、効果的な演出に一役買っている。 デニーロの自伝的要素が強い作品ということで、彼のファンなら楽しめるのでは。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-21 14:50:28)《改行有》 913. ヌードの夜 石井隆監督というと、ハードボイルド系の作品が多いけど、 こちらは竹中直人を主演に、切なげなドラマ風の仕上がり。 主人公の役柄が竹中直人のキャラにピタリとハマっていて、お話も演出もまあ良かったかと。 ただ全体的に邦画特有の泥臭い雰囲気があるので、その点では評価が分かれるかも。 男性向けの作品。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-21 14:34:52)《改行有》 914. ソナチネ(1993) "死"をテーマにした内容だが、決して重苦しい雰囲気はなく、 ハードなシーンと対比して、のどかでのんびりしたシーンが妙に可笑しい。 結果的にバランスのいい構成という印象を受ける。 ラストはパターン通りだが、北野監督らしい演出の光る作品だった。[DVD(邦画)] 6点(2011-08-21 14:07:31)《改行有》 915. 硝子の塔 なんか変な映画だったね。 舞台になる場面はほとんどがマンション。登場人物が限られているうえに 謎解きの楽しみなどはなく、さりとて心理サスペンスというわけでもないので、 どうしてもストーリーが盛り上がらない。マンション内の設定に多少の妙味は感じたけど、 それだけでお話を引っ張るのはちと辛い。ヒロインの考え方や行動も腑に落ちず、 つまらないなという印象しか残らない作品だった。[ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-21 13:46:53)《改行有》 916. ギルバート・グレイプ 一応家族の絆がテーマなのかな? 映画の出来自体は悪くないと思うのだが、個人的に内容に関しては今一つ入り込めなかった。 主人公や弟の描写はいいんだけど、姉や母の描写となると浅薄で多々疑問符が。 終盤の展開に関しても、単にお話をまとめるための強引さを感じてしまう。 目立ったところでは、弟役のディカプリオの演技が素晴らしかったことかな。 ヒューマンドラマというよりは、デップとディカプリオの共演、 彼らを観る映画という印象のほうが強い作品だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 13:07:24)《改行有》 917. お引越し 親の離婚を題材に、少女の心情を描いたドラマ。 夫婦の別居に至るまでの過程や心理描写を、時間内に収めること自体が無理なのだが、 子供目線という設定がここで生きてくる。揺れ動く心の葛藤を少女役の役者が好演。 演出も中々いい。大人の視点から見ると、このラストで本当にいいのかという疑問もあるが、 他に見せ方もないよなという思いもある。地味な内容だが、何となく心に残っている佳作。 機会があれば、もう一度観てみたい。[地上波(邦画)] 5点(2011-08-21 12:40:52)《改行有》 918. ミンボーの女 相変わらず目の付けどころが良く、 RPGゲームで主人公たちが成長していくような展開なので、飽きることなく鑑賞できる。 宮本信子はほとんど「マルサの女」だが、キャスティングには問題なし。 こちらも役者の使い方がうまい。伊丹作品を見慣れた人にとっては、少々新鮮味に欠けるかも。 でも面白いっス。[DVD(邦画)] 6点(2011-08-21 11:32:55)《改行有》 919. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> どこが完全版なのか、ちょっとわからなかった。 エグいシーンだけが、数十秒追加されていた所だけはわかったけど・・・。 解説を見ると、リドリー・スコット監督は「これが本当にやりたかったことだ」と 書いてあるんだけど本当かな? 感想自体はオリジナルと変わらず。 重厚な映像と、レプリカントの悲しみをうまく描けたいい作品だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-21 11:28:24)《改行有》 920. 永遠に美しく・・・ ロバート・ゼメキス監督。ブルース・ウィリス、メリル・ストリープ、 ゴールディ・ホーンとそうそうたるメンバーが出演したコメディー。 見所はSFXを使用したシーン、軽いオチもある。ストーリー自体は単純で際立った展開はないが、 ブラック・コメディは、観る人の感性によって左右される部分が大きいので、 ハマる人には面白い作品だろうと思う。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-21 11:23:02)《改行有》
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