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921. レザレクション(1999) 冒頭からいきなりセブンっぽい。雨、無残な死体、それを捜査する主役と相棒、死体から次の死体へのヒント、聖書の引用ってとこもおんなじ。途中も、なんどかセブンと同じ展開をみせたりもする。しかしセブンほど戦慄を感じないのは、まー、しょーがない。セブンをB級テイストで仕上げた映画。ただ、そのわりには雰囲気、エグサ、テンポ、それなりにがんばってる方だと思う。だから、セブン好きで、あんな内容の映画、多少話が似てても、犯人がうすっぺらくてもいいから、なんかない?って方にはもってこいの映画。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-17 17:43:11) 922. 吸血鬼(1931) 一人の魔にとりつかれた男がとある村にやってくる。そこで奇妙な体験をするって話。わかりやすいエンターテイナーな吸血鬼映画が好きな人にはまったくもってオススメできない。まるで夢の世界、ってな感じで 途中から話がわかりにくくなる。どれくらいわからなくなるかとゆーと、100選DVDの冒頭解説の淀川さんが、DVDに収録されてるこの映画とあきらかに違った解説するくらいわからない。ただ、映像から伝わる不気味な雰囲気はかなりよい。釜をもつ男が鐘を鳴らすシーン、影が彷徨うシーン、主人公が幽体離脱するシーン、死体から見る風景、など、幻想怪奇って言葉がぴったりって雰囲気。途中何度も登場する吸血鬼を文字で解説するくだりも興味深い。吸血鬼が悪霊を倒すこともあるんだって。へ~。夢のような映画なので、途中ほんとうに眠ってしまう人も多いかもしれないが、短めなので、よく睡眠をとってから御覧あれ。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 17:25:12) 923. ファンタスティック・フォー:銀河の危機 《ネタバレ》 前作が微妙だったけど、こりずにまた観たんですけど、だって、宣伝でシルバーサーファー、かっこよかったから。で、シルバーはやっぱかっこよかったんですけど、、銀河の魔王より実は強いのに なんで魔王の部下なのかよーわからん。なんか故郷を守るためとか言ってたけど。ほんだら倒せばいーやん。銀河でお前が一番強いんだから。本気出せば一発で魔王消滅やんけー。しかもちゃんと生きてるし。夢中で穴ばっかり掘ってるし。そのへんがよーわからんかった。ただ、フォーの連中に比べて 断然かっこいーので3点。[DVD(字幕)] 3点(2008-10-17 02:55:54)(良:1票) 924. ブラックホール(1979) 《ネタバレ》 今観ると、設定はトンデモ話、とくにブラックホール内は昔の娯楽映画じゃよくある感じの漫画、ロボキャラはダサい、ヒロインはおばちゃん、話は定番すぎるって感じで、改めて今の時代に観る人はよっぽどなSF映画好きか、ディズニー映画を制覇しよーとする野望をもった人が大半だとは思いますが、わたしゃ前者です。でも、悪くなかったです。まず、鉄塔みたいな宇宙船のデザイン、それがブラックホールの横に漂う姿、このSF心を刺激する絵ずらだけで、映画の途中まで走れます。次、ロボットのデザインは確かにロボコンなんですけど、意外と活躍、ってゆーか大活躍、まーそれは置いといて、敵のロボット、マクシミリアンが無機質な凶悪さでいー。そのデザインは漫画コブラでも真似てました。これがロボコンと対決するんです。ロボットバトル。どっちも空中浮遊して。ガシッとつかみあって。まー、アクション性薄い戦いなんで、そこは置いといて、ただ、それまで全然しゃべらないマクシミリアン、そこでギャーッてゆうんですよ。これがなんともいえない不気味さで○。次、話自体はマッドサイエンティストねたで、使い古されたストーリーなんですけど、それゆえに安心して観れます。歩きなれた安全な道を余裕をもって景色を堪能しつつ、なんも考えずに散歩できる気分。次、ロボットの仮面をはずす時の異様な雰囲気、隕石大接近の中逃げるシーンなど、味のある場面がそれなりにあっていい。宇宙船内部も迫力ある映像で特撮はがんばってるほう。とゆうわけで、ディズニーでは失敗作扱いな感じですけど、日本でDVD化希望。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-16 21:49:09)(良:1票) 925. ダーティ・キッズ/ぶきみくん 80年代、キャベツ畑人形なるものがアメリカで流行った。日本ではあんまり流行らなかった。でも俺はどっかで目にしたことはある。見れば覚えている人もいると思う。あー、あのキモイ人形ねって。今ならキモカワイーでちょっとは流行ったかな。その人形をパロって作ったのがごみ箱キッズってゆう人形。で、それもアメリカでは大流行りでいまだにマニアの間でグッズなどが取引されてたりする。で、これはそれの映画。とあるいじめられっ子が、ひょんなことからバイト先の不思議なアンティークショップで、絶対開けちゃダメと言われているごみ箱を開けてしまう。すると中から、顔にぶつぶつある奴や、ワニ顔の奴やらのヘンテコな連中が飛び出す。彼らが、そう ごみ箱キッズなのだ。邦題に習うならダーティキッズ。妖怪か、はたまた宇宙人かは一切謎の存在。ぶきみくんと邦題でわざわざ名前を言い直してる所が馬鹿っぽいけど、なんとも下品な連中で、しょんべん洩らすは、オナラはこくは、騒ぎだしたらとまらない。でもまー、人に危害を加えたりするほど危険な連中でもない。てゆーか最初に登場するインパクトとは別に映画が進むと意外といい奴だったりする。そんな彼らと知り合いになったいじめられっ子が、色々あって人として成長するって内容。役者には花がないし、演出もチープで映画全体から、かなりの低予算なB級臭がするのだが、ごみ箱キッズの造形は意外にも良く出来てる。たぶん、子供が良く出来たキグルミを着てるとは思うのだが。しかも、醜人収容所なるものが登場したり、変な歌を歌ったり、ブラックジョーク的な馬鹿さもそれなりにあるし、最後は主人公の台詞にちょっぴり感動しちゃうってゆうオマケつき。でもまー、それでおもしろいのかと聞かれれば、正直、微妙。もっとはちゃめちゃな内容なら、突っ込んだりもできるのだが、B級ながら意外にも定番の道徳説教でまとまってるので、肩すかしもいいとこだ。こっちは邦題から想像して、もっとグダグダな映画を想像してたのに~。ごみ箱キッズかなやっぱ見どころは。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-15 23:55:22) 926. デッド・サイレンス(2007) 正直、微妙。オチはよかったです。でも、ストーリーがいま一つ不自然な部分が目立ってて、そこがなんかフに落ちなかったです。特に主役だけなぜ殺すのを、ひっぱるのか?そりゃ、映画成立のためですけど。あまりにも、殺す順番とか、殺す場所とか、選びすぎなのが、あからさまで。何か起こるまでのひっぱる間が結構長いので、余計にそんな風に感じたのかもしれません。まー、不自然な部分を無視すれば、それなりに楽しめるとは思いますけど、ホラーを見慣れてる人には期待しすぎは禁物です。エグサはひかえめ。よくある、出るぞ出るぞ出た~な幽霊系での怖さで、人形は不気味。ってなとこでしょうか?[DVD(字幕)] 5点(2008-10-15 02:01:52)(良:1票) 927. ハンガー(1983) 退廃的な芸術感漂うヨーロッパの香りがプンプンする吸血鬼映画でした。だから普通の吸血鬼映画みたいなエンターテイナー性はあまり感じませんでした。吸血シーンも直接描写は一回のみです。しかもけだるいエロさでプレイの一貫として撮っております。単純なホラーを表現したいんじゃなさそーです。愛欲と、血と美、歳をとる恐怖と、残される者の悲哀と、風になびく白いカーテン、ドヌーヴの怪しい魅力と、まーでも、とにかくエンターテイナーよりの俺の感性はこーゆうフワ~ッした感じのにはちょっと微妙。ただ、デビット・ボウイが急速に年老いていくのと、最後の展開がちょっとホラーチック。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-14 19:12:34) 928. ノーカントリー 暗殺者の描き方がスゴイ。キモイ。今までいろんな映画でキモイ魅力ををもった殺人鬼が色々登場しましたが、この映画のシガーは俺の今まで観た映画の中の殺人鬼ベスト10に入ります。牛を殺す空気銃や酸素ボンベで静かに迫る姿はとっても怖いし、普通の人に因縁をふっかける場面は、ドキドキしました。そいつが、お金を奪った男を追いかかけまわすってお話。ただし、そこまでエンターテイナーよりのサスペンスタッチの追いかっけこと、キモ怖い魅力満載の殺人鬼を作っておきながら、この監督さんは語り口が独特なので、ふつうのホラーサスペンスみたいな映画として作ってません。主役を別におき、しかもその視点をメインにして見せないし、よく映画を観ないとわからない描写もあります。そして一見、何を表現したかったのかわかんないけども、ちゃんとテーマもあるみたいなのです。もちろん観た後、そーゆうのを色々考えたりして余韻を楽しむオマケつきの映画として、純粋にサスペンスとしても楽しめる緊迫感もあります。ただ俺は後半の急速な展開にテンションが若干盛り上がりきらなかったのでそこがちょっと微妙。でも全然退屈ではなかったです。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-14 18:52:22) 929. 女吸血鬼 モノクロの古い邦画の吸血鬼映画。とある名家の奥さんが20年ほど前に行方不明。そしてその娘の誕生日に突然、ふら~っとあらわれる。その後、その娘の周りでは奇怪な男の影が。ってゆう内容。もちろん吸血鬼が絡んだ話。まー、話的には、天草四郎なんかが絡んだりして、日本の歴史感もあって、日本なりの吸血鬼像がうまく表現されているとは思う。吸血鬼の子分も、ちっこいおっさん、白髪の老婆、裸の巨漢と、結構ビジュアル的にもインパクトがあり、吸血鬼自身も悲劇的な存在で、太陽は平気で月で苦しみながら醜く変身など狼男的な独自の設定で雰囲気は悪くない。ただ、役者の演技がひじょうーに軽いので、全然重厚感も悲壮感もないのが残念。娘の彼氏が誕生日に遅れてくるのだが、娘が、なんで遅れてきたの~ってゆう問いかけに、いや~、途中で女の人をひいちゃって、でも、その人が消えちゃったんだ~、あははは、ってゆうありえないほど軽いノリ。それをうけてみんな何も気にしない。いや~、かるいね~。娘の母が20年ぶりに昔の若さのまま帰ってきても、一応、みんな、驚くのだが、なんか、かるいんねんな~。吸血鬼もその子分も、なんか全然弱いし。だから、リアリティーとか怖さとかは全然ないし、今観れば、色々つっこめる演出がいっぱい。でも、ストーリーと雰囲気は変な味があるので、最後まではそれなりに観れました。[DVD(邦画)] 5点(2008-10-12 01:27:38) 930. ジャンパー 《ネタバレ》 主人公がテレポテーションに目覚めたあと、俺ならきっと、お金盗むかな~、って思っていたら、オオッとやってくれた~。あと、世界各地に飛んで遊びまわって、女の子ナンパしてやり逃げするか~、って思ってたら、オオッとやってくれた~。昔、好きだった子に、今の俺は昔と違って特別なんだから、ってゆう変な自信ができるから、今ならいけるかもと会いに行き、最終的にはこの能力をあかして、親密になれるかもって、オオッと。つまり、この主人公は俺だ。俺の妄想だ。中学の頃、もし、自分が特別な能力を手に入れたら、きっと、世界飛び回って、生活満喫して、そのうち同じ能力をもつ仲間的な存在も出てきて、敵もあらわれて、なんだか大冒険で、ついでに好きな子もゲットって何度妄想しただろう。それがそのまんま映画になっとる。おお!男ならみんなもしたよな~?こんな妄想。それとも俺だけ?まー、妄想だから、ストーリーの細かいとこはどーでもいーじゃないですか。深い設定なんて考えるのも面倒くせーし。好きな子との旅行部分は妄想では重要なのでちょい長めだ。そう、これは俺にとっての妄想映画。でも、なぜか主人公にそんなに共感できなかった。それは結局、主人公が自分じゃなくて、赤の他人だからでした。これは嫉妬か?それとも客観的に観れば、こんな奴なのってゆう人のふりみて我がふりなおせか?妄想にひたりきれればもうちょっと映画にのめりこめたかな~。それにしても、ジャンプするって、なんだかネットみたいだ~。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-11 04:10:57)(笑:1票) 931. ファウスト(1994) この監督さんの作品、初めて観ました。主役のおっさんが、部屋からニワトリが飛び出しても、タマゴを割ると中身が空で、突然、嵐がまきおこってもノンリアクションなので、意味がわかんなくて、そのうち、何がしたいのか、地図にある場所にいったら、ファウスト劇の主役になちゃってて、主役の心情が全くわからないので、結局、最後まで意味不明でしたが、でも、その混沌具合が、まさに悪魔との契約を描くファウストの映画って感じです。それにファウストの劇が始まってからは、映像表現がかなり独特で、なんかひきつけられるものがありました。人間と同じ大きさの操り人形、しかも頭上には誰のかわかんない巨大な手、主役も途中、操り人形になったり、操り人形も、舞台飛び出して、普通に街中に出て行くし、多分、こんな風に説明しても、なんじゃそりゃ?なんでしょうけど、知りたきゃ観るしかないです。ってゆう変テコな世界観でした。思わず自分にも糸があって操られてるのか?って気分になります。でも、もっとも変テコで気味が悪かったのは、悪魔のウルルルルルルル~ってうなり声。この発想はなかったです。てゆーかクセになりそー。首が転がり悪魔と天使が登場、人形とエッチ、足を奪う老人、あー、言葉じゃ表現できない、やっぱ観るしかないです。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-08 17:16:18)(笑:1票) 932. 黒い家(2007) 原作は読んでませんが、日本版は昔観ました。大竹しのぶのバストがインパクトありましたが。同じ内容の映画を比べると、どっちも一長一短があるように思えます。まー、こちらは、邦画にはなかった、展開の驚きがあるんですけど、俺はすでに内容知ってるからな~。殺人鬼のいっちゃてる感は邦画のほうが上のよーな気もします。でもまー、こちらの方が邦画に比べてちょっとだけ退屈じゃなかったかな。どっちを観てもいい気がしますが。どっちも観るならこっちの方を先にみたほうがいいかも。邦画は内容知ってても知らなくても全然かまわない感じですから。しかし、保険調査って大変ですね~。俺なら、怖いし、どーせ払うのは会社だから、自殺ですませちゃうから、最初に、怖い思いしてまで、必要に殺人と言いはる主役にあまり共感できませんでした。原作ではそのへん、うまく処理してんのかな~。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-07 01:58:39)(良:1票) 933. 死霊の盆踊り あえて言おう、カスであると![DVD(字幕)] 0点(2008-10-06 20:48:23)(笑:5票) (良:1票) 934. ミスト 《ネタバレ》 最初は、陳腐なB級テイストで、キングの映画化でダメなやつの匂いが出ていて、大丈夫かな~、って思って観てましたけど、巨大イナゴが出てきた時点から、のめりこみました。人間、怪物、それぞれの怖さが浮き彫りになっていき、なんだかいいようのない不安な気持ち。キモイだけのオバサンが怖い存在になっていき、ヒーッ、某カルト教団の教祖みたいだ。そして、色々登場しだす怪物だち。特に後半出てくる、巨大なやつ。単なる怖さを通り越して、畏怖だわ。そして賛否両論のラスト。もし、あれが国家の縮図なら、銃を手にしたことで、あきらめる選択を武器をえてしまったことで、最悪の結果へと早めてしまうのでは?とゆーことなのか?最初の救いを求めたおばさん、誰かに手をさしだせば(国家としても)、ひょっとして、あのおばさんのよーに助かったのでは?とゆー皮肉なのか?わかんない。まー、今の世界情勢も人々の将来もある意味、霧がかかって、先行き不安ではあるが。でも、なんにしろ、次の日まで嫌な余韻をひきずってしまいました。[DVD(字幕)] 10点(2008-10-06 00:41:53)(良:2票) 935. 20世紀少年 ようやく観てきました。原作を知ってるので、期待半分、不安半分、漫画原作はたいがい駄目になってる場合があるのでストーリー知ってるのに、なぜ同じ内容の映画をわざわざ観にいくのか、疑問半分、ここの評価を観ていたので、さらに不安半分って感じで観てきました。最後までそれなりに観れましたが、これ、この監督だからこそ、ここまで出来たが、本当にそうか?違う監督がやったなら、もっとおもしろく出来たんじゃないだろーか?ほんとにこれが今の邦画界ではせーいっぱいだったんだろうか?色々疑問わきました。特にともだちコンサートの長さとか、いらないシーンの多さが目立つし、そのせいで深く描けてたとこも表現できてないよーな気もするし、黒木瞳などのせつないシーンの安っぽさも、何年前のメロドラマやねんって感じだし、特に監督の思い入れのないシーンでの音楽の安っぽさもあからさまだし、てゆーか、正直、原作好きなのに、それ自体ががちょっとつまんなくおもえてしまった。まー、原作知らない、一緒に観た連れは、そこそこ楽しめて先が気になってるみたいでしたけど。この先の話を知ってる身としましては、この先が、もっとも映画化でおもしろくするのに難しいんじゃないか?って思えてしまうのです。まー、全部見なきゃなんとも言えませんが、ここまでは一応、そんなにってことで。[映画館(邦画)] 3点(2008-10-04 02:41:22) 936. サスペリアPART2 サスペリアを作るきっかけとなったダリアさんが出てます。なかなか伏線がうまく、最初の方にちゃんと答えが提示されてるとこがすごい。ゴア描写のきついサイコサスペンスもの。きついゴア描写っていっても今じゃ、古臭いですけど。ソウの元ネタみたいな人形や、サイコ感が出てる童謡みたいな音楽が不気味で特徴的。でも、今新めて観ると、普通のテレビのサスペンスドラマやんって思う人が多いかも。俺はこの映画は背景を想像するとゾッとするんやけどね。あと、テレパシストが最初に犯人の心をのぞくって展開も、不思議なSFチックな怖さがあって、いきなり映画にのめりこませてくれる。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-01 17:44:02) 937. クローバーフィールド/HAKAISHA いろんな人が色々書いてるので、あまりゆうことはないです。確かに臨場感はすごかった。ただ、プロジェクターで観たのが悪かったのか、途中、酔ってしまった。ぶっちゃけ、はきそーだった。でも、まー、おもしろかった。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-01 02:43:57) 938. 巨人ゴーレム(1920) 《ネタバレ》 意外とレビュー少ないですね~。どーも、ミスター・グレイ様。で、映画ですがちょっと長かったです。てゆーか、ぶっちゃけ、途中かなり眠かったです。なんか、ねむ~い光線が画面から。ゴーレム、巨人じゃないし。普通の人と同じ大きさだし。ただ、ゴーレムがニコーッてする顔や、女の人をひきずりまわすシーンはちょっと不気味やったかな。後、お話が、ヘンテコってゆーか、ヒロインが浮気して、浮気相手の騎士がゴーレムに殺されてもーたのに、それをゴーレムに命令した元彼とくっついて、そのままほっこりして終わってるとこがなんか、すごいな~。宗教観か?普通じゃありえない物語。ヒロインに恋した騎士が、なんかかわいそー。殺され損の役だな~。見どころは、ゴーレム、はじめてのオツカイ、とか、ゴーレムのヘンテコ造形かな。最後の展開の不思議さとオチに3点。[DVD(字幕)] 3点(2008-09-30 22:12:59) 939. ブラックサイト 結構、ドキドキした。うすら怖かった。ジワジワ怖くなった。特に捜査員たちが観てる中、殺人がライブ中継されるくだり。人が観る事により殺人進行していく設定。こんだけネットが進化したらありうりそーで。それを観れば画面の人が死ぬとわかっても、多くの人は匿名なので簡単にアクセスする。その結果、殺人は遂行される。もちろんそのシステムを作った犯人が100%悪いのは当然だけど、誰かが死ぬなら観ない選択も人はできるはずだ。でも映画の中ではそれをFBIが発表すれば急速にアクセス数がのびる。そこが現実的で怖かった。日本でもテレビでニュースが流れれば、ネットでそれ以上の情報が流れて、悲劇がおきてる。観なきゃいいのにってのを人は観てしまう。今じゃ、簡単、おてがるなネットならなおさらだ。ネットはもっと怖いものになってゆくかもって余韻が残った。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 01:26:11)(良:1票) 940. 盲獣 《ネタバレ》 触覚の世界で快楽を追及するとこんなすごい事になってしまうのか。って妄想をかきたてる、とっても怖い映画でした。でも、拉致監禁された彼女はもともと按摩に強くしなきゃ感じないって言ってたので、そーゆう素質が眠ってたんだろうとも思います。映画としては、古い邦画にたまにある、変なところでリアルじゃない演劇っぽい描写のおかげで、冷静には観れました。例えば、どんな風になってもパンツはしっかりはいてるとことか、互いに傷つけあってボロボロなのに、そんな風に見えなく体は綺麗なままなとことか。暴れてもみあってるとこもなんだか、もっさり。だからお母さんが死ぬとこもありえないくらいコントっぽい。さらに逃げ惑うとこが、緊迫感なしの鬼ごっこみたい。一歩間違えれば笑ってしまうよーな描写。でも、これを今時のリアルな感じでやっちゃうと、今度は逆にエグすぎて普通の感覚じゃ観れなくなるんやろーな~。まー、綺麗な描写は、盲目の人が観てるイメージなんだと思えば、おかしくないとも感じれるから、これでえーんかも。とにかくお話は原作未読なのもあってか、かなり怖かったです。あと、アトリエが漫画ベルセルクの蝕の舞台にそっくりなので、あれはここから影響うけたのかも。あ、女優の方は今の感覚でもすごく綺麗。船越は昔っから船越なお顔。でした。[DVD(邦画)] 7点(2008-09-26 19:10:02)(笑:1票) (良:1票)
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