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941. クライモリ デッド・エンド 《ネタバレ》 前作と内容はだいたい同じだが、前作を期待して観るとがっくりくる。雰囲気がかなりB級よりになり、なんてゆーか、完璧にお笑いに走ってる。てゆーても、別にあからさまにコミカルに描いてるのではなくて、一見、真面目なホラーで作ってある。エグイとこはしっかりエグイし。人間たてに割るし。異形の者達の出産シーンまである。でもあきらかにB級ホラーのバカバカしさを狙ってる。だから、人によっては、全然おもんない。糞みたいなB級映画をたくさん観てきた人は、余裕をもって楽しめるかもってゆう感じ。そんな俺も前半は非常にダルかった。よくある、一人一人殺される展開だし、しかも殺されるのに展開おそいし、登場人物の中になんかうっとうしい奴いるし。ところが後半に入り、ランボーに変貌する奴が一人いる。このスパイスのおかげでおもしろさが急上昇。ある意味「ヒルズ・ハブ・アイズ」「悪魔のいけにえ2」と同じ展開。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-20 17:30:33) 942. アキュムレーター1 リモコンは拳銃、敵はテレビ。戦う理由は、テレビにエネルギーを吸いとられるから。そんなバカバカしい世界を描いたドタバタコメディー。話もバカなら描き方もバカ。本筋となんの関係もないシーンに異常にお金と労力を使ってるところが特に。虫歯の治療シーンを巨大セットを使ってみせたり、注射のシーンも、血管の中をセットで表現。そんなこんなでストーリーがちょっと散漫。いったいなにをしたいのか、よくわかんなくなる事もシバシバ。でもまー、エンディングを迎えたら、これはこれでいーのかも知れないと妙に納得。一人の男が幸せになるまでのファンタジー。最近ちょっとエネルギーを喪失気味かな~って思う人は観たらえーのかどーかは知らない。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-19 22:40:15) 943. ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 深い悲しみにぶちあたると、この世界の全てが無意味に思えてくる。人はいつか全てが死に果ててしまうのなら、僕らはなんの為に今を生きてるのか?まー、そんな思いなんてどーでもいーけど、そーゆうものを含めて、人生には疑問が多く、悲しみも多い。そして生きるて事に刹那を抱いた人にチェーンソー男はやってくる。何度も何度も戦い、倒しても死なない不死身の存在は、人生の不条理を矛盾を具現化した最大の敵。本気でぶつかれば、倒せるかもしれない。しかし、その向こうの世界も結局はかわらない。ただ、乗り越えたものだけが、深い悲しみから、無意味に思える人生から、また立ち上がって、やっていけるんだろう。ダラダラとそして力強く。そんな思いにふけりながら、ときおり、はさまれるチェーンソー男との派手なバトルを観ていましたが、これは誰もが経験するかもしれない青春映画です。[DVD(邦画)] 5点(2008-09-19 14:56:24)(良:1票) 944. ストレンジャー・コール ちょっと怖い映画でも観てみたい、けど、怖すぎるの嫌だし、グロとか人が殺されるシーンとかはあまり観たくないし、難しい映画も嫌だし、できればヒロインはかわいー感じがいいって方にはおススメ。俺はこれくらいの感じなら全然物足りないです。[DVD(字幕)] 3点(2008-09-18 22:26:44)(良:1票) 945. パララックス・ビュー 《ネタバレ》 議員暗殺の裏側の世界をとある記者が探っていくってお話。ただ、主人公の記者がちょっとアウトロー的なのと、説明セリフを極力はぶき、映像で無機質に話を進めていくので、いい意味でいえば硬派な感じ。悪い意味なら淡々としていてる。テンポは悪くなんいんだけど、正直、おもしろいのかどーかはよくわかんない。ストーリーが今じゃトンデモ本にのる感じのネタなんだけどね。盛り上げずにいきなり爆発とか、突然はじまる乱闘とか、あっけない終わり方とか、70年代の映画やな~って思う。[DVD(字幕)] 5点(2008-09-18 22:13:51) 946. スペース・パイレーツ なんか売ってたのでDVD買って観た。ドタバタコメディーで馬鹿なんだけど、これがB級にしては意外としっかり作ってあっておもしろかった。セットもわりと豪華だし、色々な小ネタがまさにスペオペ。ストーリーも良く出来てるよ。おバカなんだけど、なんだろ、よく出来てる。飽きさせない細かいアイデアもいい。この映画にはロボットが沢山出てくるんだけど、これがいい味だしている。自分でネジはずしてぶっ壊れるし、オイルみたいなゲロはくし、とれた首持って逃げるし。戦闘はほとんど彼らがやるんだけど、クライマックスの戦闘で、前で戦闘して、壊れたら後ろで速攻で修理して戦わせてる所なんて、馬鹿すぎて楽しい。しかも動きがもっさりしてるので、もうロボットのオダンゴ状態だ。途中で出てきた、巨大な賞金稼ぎの乗り物も実物なんで迫力あったし、へんてこな宇宙人とか、ほとんど本編とからまないのに、意外とグロテスクに作ってあるエイリアンの幼生もどきの怪物とか、ああ、楽しいな~。楽しいスペオペだ。クライマックスの戦闘は、ズッコケ具合も、アイデアも非常におもしろい。お気楽なスペオペで、ちょっと古くてもいいなら、おススメ。[DVD(字幕)] 10点(2008-09-18 21:50:16) 947. ヘルレイザー2 《ネタバレ》 世間での評価はイマイチですが、俺はこの2も大好きです。魔道士の正体が人間ってのも評価を下げる一因になってますが、俺は逆にそれがいいんです。特に医者が魔道士になっていくクダリが最高です。魔界の手術みたいな感じで改造されていくんですが、普通なら死にますよ。頭にドリルで穴あけられるし。でも死なない。死なないように死ぬほどの、いやそれ以上の苦痛をうけ、その苦痛のはてに快楽と悟りをえる、そんな改造風景が、なんかすごい。てゆーか、まさにそれが地獄の手術っぽい。死なないように考えれた痛みは人智を超えた技術でしかできない。そして人間の精神と感覚のはてを味わった者こそ地獄の住人らしい。魔道士みんな、そんな地獄の苦痛をうけて、あのキャラになったんだと思えば、不気味で興味深い。地獄の世界も マット絵だけど、なんか奇怪なスペクタル感が出てて、ほんとの魔界はこんなんかもって目から鱗状態になった。リバイアサンって神も、奇妙で納得。痛いシーンも前作以上だ。特に体に剃刀をはわすシーンは、痛そうでイーッてなる。この後のシリーズも嫌いじゃないけど、やっぱりヘルレイザーは1と2が一番だ。ああ、やっぱり俺、変態だ[ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-17 21:24:17) 948. ヘル・レイザー 魔界とSМを融合させたよーな世界観がたまんない。しかもこの映画の傑作モンスターの魔導士がヒロインの敵となってない作りが 他のホラーとは違ってて新鮮。そのストーリーも妖艶で陰鬱、なんと不倫が本筋だ。エロいな~。エロい大人のホラーだな~。痛さの表現もすごい。その苦痛が快楽とゆう魔界の設定はまさにSМだ。魔導士たちもボンテージファッションだし。魔導士たちのビジュアルも強烈だ。苦痛と悪夢を具現化した人間のカリカチュアみたいな姿。リーダー ピンヘッドのかっこよさもただものではない。それらの要素をゴシックな雰囲気の屋敷系ホラーでまとめてあるのだ。小さい頃に観て、あまりのトラウマ表現に一回はひいてしまった。しかし、改めて何回か観るうちにドンドン好きになってしまった。ああ、俺は変態だ。ホラーファンなら誰もが知っている有名変態ホラー。 DVDでないかな~。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-16 21:41:03) 949. インフェルノ(1980) ハリウッドにわたって撮った魔女三部作の第二編。しかし、登場人物の言動が、なぜ、そーなるのか、よくわからないよーな出来にアメリカで不発に終わった。しかも監督自身も内容に関してはよくわからんと公言してるのだ。そう、サスペリアでは一応観客の目線で撮られてる部分もあったが、この映画は、のっけからもう異次元世界なのだ。つまり魔女=異次元なのだ。よって、そこに一般世界の常識はまったくあてはまらない。監督がわからんとゆうのもしょーがないのだ。ホットドックのおっさんが急に殺人鬼になってしまう世界なのだ。ガイコツのかぶり物で、私は死神と言い放ってもはずかしくない世界なのだ。魔女の目的も前作以上にわけがわからなくてもかまわない世界なのだ。この異次元世界での不条理な殺人によえるかどーかがこの映画を楽しめるかどーかの鍵かもしんない。ただ、前のサスペリア級を期待するとまったくの期待はずれに終わるかも。今回は音楽もゴブリンではないし。テンポも雰囲気も俺にはあまり良くない出来に思えました。[DVD(字幕)] 5点(2008-09-16 19:34:43) 950. サスペリア(1977) 魔女三部作とゆう三人の魔女のお話のうちドイツに住む魔女を描いた第一作目。ちなみに続編はニューヨークに住む魔女を描いた「インフェルノ」。三作目はLa Terza Madreでなんと2007年に公開した。一作目からみるとかなり長~い時間がたったな~。で、俺の中では小さい頃に魔女のイメージを怖いものに完全に変えてくれた一品。いかがわしく、存在がよくわらない秘密の集団。普通の人間なのか?魔術とか使えるのか?そのへんのよくわかんない所が不気味で、魔女ってこえ~~って感じで。なんか日本の怪しいならわしが今も続く古く不気味な村の雰囲気に似てる。この映画の音楽と色彩は有名だが、まず、冒頭、空港のドアが開いたときにだけ、音楽がなるとゆう不安感のあおり方がいい。そう、ドアの向こうには 狂気の異世界がまっているのだ。その音楽も、悪魔のささやきみたいなコーラスつき。誰だよコーラスしてるの?それを考えると不気味すぎる。色の照明もすごい。まるでチープなお化け屋敷のようだ。そんなありえない照明と頭がおかしくなりそーなくらい必要に色をつかいまくった異常な風景の中で、嬉々として映画を撮ってるホラーな風貌の監督を想像すると、それが一番怖い。しかも殺人シーンだけは前後の設定関係なしに作ってるのめりこみ様。あと途中出てくる精神医が魔女の解説をするくだり、心を扱う医者に非科学的な存在の話をさせるとゆう構図がいかれててすごい。魔女の存在が精神とつなっがってる事を示唆したかったのか。しかもそれまでの雰囲気をぶったぎって結構しっかりと説明させている。監督はどーしても魔女の事をちゃんと客に教えたかったのだろうか。この頃の監督は当時つき合っていた女優のダリア(祖母が魔術師だったらしい)の影響でかなりオカルトにのめりこんでたのだ。で、役者でいえばタナー教師。このタナー教師の怒った顔がかなり怖い。笑顔にみえるのだ。めっちゃ怒ってるのに。竹中直人もびっくり。実は第三の男のアリダ・ヴァリは危ない男を追い求めた結果、とうとう自分自身が危ない人間になってしまっていたのだ。ま、そんなわけで、色々な要素がおりかさなり、他のホラーとはやはり違ったポジションを保つこの映画。論理で怖がるのではなく、感覚で観ればいかがわしすぎる。俺は好きかもしんない。[DVD(字幕)] 10点(2008-09-15 20:55:31) 951. アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 廃墟とかしたニューヨークはすごかった。そこを映画のタイハン、犬とはいかいする主役。主役に感情移入できれば、ただならぬ孤独感と、恐怖を味わえると思う。ただし、別エンディングバージョンを観たらこれが全然違う映画になっていたのだ。色々な細かい伏線はそれの名残かいな~。主役が必要に狙われるのはそーゆう事やったんかいな~。ここから完全な別エンディングバージョンのネタバレだが、なんと、彼らは単なる凶暴なゾンビ的な集団ではなかったとゆう驚愕の事実。うーん、納得いかね~。いや、こっちの方が納得なのか?どんな話かとゆーと、主役は実験のために彼らをつかまえ一人一人殺していた。そう主役はグラウンドゼロで感染者を救うとゆう妄想にとりつかれた彼らにとって殺人鬼に等しい存在だったのだ。。そして彼らは奪われた仲間救出のためにボスの命令により主役の家を攻撃する。ダークシーカーはちゃんと思考も社会性もある生き物に進化していたのだ。蝶々の刺青をガラス越しに描くボス、麻酔を打たれた仲間にも蝶々の刺青が、主役の子供との思い出に出てきたのも蝶々、そこでダークシーカーの進化と真意に気づいた主役が、仲間(ボスの彼女?)を麻酔から解放し、ボスにかえすとおとなしく退散していくダークシーカー達。そして主役も妄想と孤独から解放されるのだ。劇場版とまったく別物の映画だ~。わ~。原作は知らないけど、えー、まったくどーなってんの?でもまー、観てる間は楽しめたからまーいっか~。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-14 00:05:46) 952. パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 ピザって10回いってみてってゆーやつで、思わずヒジってゆってしまい、それをごまかすために、ピザを100回くらい言わせる感じに似ている。あまりにも不自然な伏線の出し方のせいで、物語自体もわかりにくいうえに、オチの意外性があまりない。そんなサスペンスだけど、意外と最後まで観れた。[DVD(字幕)] 5点(2008-09-12 19:55:02)(良:1票) 953. ゾンビーノ ゾンビとダンスしたり、ゾンビがたばこ吸ったり、そんな映画、俺はあまり観たことない。しかもちゃんとそれなりに予算をかけてゾンビ世界観を作ってる所がバカバカしくもおもしろい。内容は昔のアメリカのホームドラマみたい。だから、そんなにすごく盛り上がるわけじゃない。最後までほぼノンビリムード。しかも、人が死んだり、殺しあったり、ゾンビに襲われたりしてるのにホノボノムードは最後までくずさない。ある意味、人が死ぬとゆう概念を超えた世界観に、なんだか、死そのものもバカバカしくなってくる。親しい人が死んでも、ゾンビになっても誰も絶望しないし、みんな幸せそーなのだ。見方を変えれば、てゆーか普通の感覚なら、当然みんな異常なのだが、この世界ではそれが普通。だからストーリー的に悲惨でも観てるこっちは、怖くもなけりゃ、悲しくもない。それどころかむしろソンビにちょっとキュンとしてしまう。そんなショーン・オブ・ザ・デッドはまた違った感じの全体的にノホホンとしたブラックで馬鹿なホームゾンビコメディー映画観たい人はどーぞ。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 00:29:13)(良:3票) 954. ディスタービア 青春映画風なノリのサスペンス。てゆーか基本は青春映画。びっくりするくらいヒネリがないので、こったサスペンスを期待すると肩透かしだと思う。最初の事故はなんだかすごかったので、テンション高めのスタートでしたけど中盤はちょっとダラダラしました。あと悪友のトロさとキャラに少しイライラ。[DVD(字幕)] 5点(2008-09-11 02:57:30)(良:1票) 955. バンテージ・ポイント たまたま某DVDショップに立ち寄った時、あ、そーだ バンテージ・ポイント、評判も良さそうだし、買っちゃおうって思い、この映画がいっぱい並ぶ台から一個とって買いました。家帰って、さっそく観ようと、袋から取り出してみたら、え!?なんかちが、てか、ボ、ボ、ボ、ボンテージ・ポイントオオオオ!?ありえへん。なんだよー、これ~。なんでこんなん買ってんの?てか、ボンテージ・ポイントオオオオ!?次の日、早速、同じ店にいきましたよ。封あけてないし、レシートがあったので、なんとかバンテージ・ポイントと交換してもらいましたが、普通、おんなじ場所におく?。そら、こーゆう似せたB級映画がいっぱいあるのはよく知ってるし、今まで偽物題名にレンタル屋でもよく笑ってた。でも、おんなじ場所におくか~?しかも、ボンテージの方が前に置いてんねん!こっちが本命みたいに置いてんねん!パッケージもよくみたら全然ちゃうわ。ボンテージはケツがど真ん中にあるし。でもパッと観はなんとなく似てんねん!なんも考えずに手に取たっら絶対間違う感じで似てんねん!絶対狙ってる。悪意が見える。店にも。販売元にも。ど真ん中のケツにも。交換の時、店の店員もちょっとニヤケてんねん。被害妄想ちゃう。あれはぜったいニヤケてた。そしたら、ソウのパッケージに似せてゾウって題名で象さんの映画でDVD販売してもええってことやな?ハンコックに似せたパッケージでカンコックって題名で韓国の映画でもええってことやな?腹立つわ~。てか俺が悪いの?俺が悪いんかああ!ボンテージやろ悪いんわ。ボンテージファッションやろ!あんまり腹立ったんでつい愚痴ってしまいました。ごめんなさい。ちなみにこの映画はすごくおもしろかったです。[DVD(字幕)] 10点(2008-09-09 01:15:56)(笑:2票) 956. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 ジョニー・デップなどの有名な名前、テレビでのひつこい宣伝、大作ミュージカルとゆうふれこみで、いったいどれだけの普段ホラーを観ない人たちがこれを観てゲーッてなったろう。どんだけきれいごとを並べても、だいだい元のミュージカルからしてエゲツナイ内容だし。ミュージカルならホラーでも支持を得るのだろうか。綺麗に描けば内容がエゲツナクても人にはせつない話としてうつるのだろうか?このエゲツナイ内容でいったいどんな映画にしてるんだろうと思って観てみたら、やっぱりエゲツナかった。殺人シーンも、やりようによっていくらでもコケティッシュに描けただろうが、ちゃんとしたゴア描写(昔のホラーの方がゴア描写は意外とチープ)、人間ミンチの欠片も一瞬だが見せてる。ホラーをここまで、一般人に大々的に見せる事ができたのは、ティム・バートンだからこそかもしれない。そして名前が売れた今だからこそ、これを撮ったとしたら、これは相当な意地悪。観たくない人に綺麗に観せる「八仙飯店之人肉饅頭」。監督のネームバリューやミュージカルってのに騙されちゃいけない。これは立派な大量殺人鬼を描いたホラーだと思う。なんの肉かもわからず、パイをおいしくほおばっても 実は人肉なのだとゆう事と同じだ。てゆーかホラーっていったいなんだ?人間の業や深みを描いたホラーはいくらでも存在する。俺にはそれとの違いがあまりわからなかった。まー「悪魔の~」って邦題についた時点でホラーとして観てしまう俺が馬鹿なのかもしれない。ちなみにまったくホラーがダメな女の子の友人が、大丈夫と思い友達に誘われ観にいって、洋画恐怖症におちいった。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-08 00:30:53) 957. 28週後... ここでの評価もおおむね評判が良さそうなので期待して観ましたが、のっけからガツンときました。愛する人を見放す人の弱さにガツン。あーゆう時のお父さんの心情を想像すると怖すぎる。絶望と恐怖と見捨てる後悔と自己防衛本能のうずまく状況だ。のっけからこんなヘビーな人間像を見せられるのかよ~。しかも大量の感染者に草原で追っかけられる恐怖感、それにともなう明るめだがどこかせつない音楽、もう俺の心はドキドキ感とせつなさでカオス状態。これで映画のめりこみ度がかなり跳ね上がった。こーなると観にくい映像とかリアルじゃない設定とかでーでもよくなる。後は終わりまで一気に集中。なにもかもが早すぎるので周りの景色をゆっくり眺める余裕はいっさいなかった。単純でごめん。同じ観にくい映画AVP2は全然のれなかったのにね~。やっぱゾンビ映画的なものが好きなんもあるんかな~。あまりにも絶望的なので精神を安定させるために登場人物に多少腹は立ったが、とにかく俺は雰囲気で絶望感を最後まで堪能できました。あと、おねーちゃんがかわいい。[DVD(字幕)] 10点(2008-09-06 04:12:06)(良:2票) 958. 戦慄の絆 双子を土台にして描く自己が崩壊する恐怖。でもまー、全体暗いです。重いです。サスペンスとゆーより、ちょうどジャンキー映画を観てる感じです。今までちゃんとしてた日常が一つのきっかけで徐々にボロボロになってゆく様を淡々と観る感じです。まるでなにかの儀式のよーな真っ赤な手術風景とか、変態的な手術器具とか、所々にクローネンバーグ監督ならではのアイデアがあったりしますが、基本お得意のグロとかは少ないです(妄想で一部あり)。画面全体からジワジワあおってくる不安感と、一人二役の双子の非常に難しい役をこなした主役の鬼気迫る演技などに 最後はかなりブルーな気分で集中して観てました。双子って、それだけでも不思議な存在に思えてしまうが、そちらからあえて描くことで人間の精神構造がかいまみえるんやね。でも正直、途中はしんどかった。なんやろね、内面からジワジワしんどかった。[DVD(字幕)] 3点(2008-09-05 21:52:33) 959. 情無用のジャンゴ 噂によると「デッドマン」の元ネタとか。マカロニウェスタンで、残虐性は一見の価値ありとか。しかし、今の感覚で観れば、正直そんなに大したことなかった。確かに、金の弾丸を体から抜き取る人々のエグさとか、頭の皮をはぐとか、描写的にウワーツってシーンはいくつかあったし、設定もわりとおもろい。ホモ集団をひきいる野郎、嫁を監禁してる野郎、反抗期の息子と愛人をかかえる野郎、と3人の野郎が住む街で金をめぐってみんなが争い合い、死から蘇った強盗の主役がそれにかかわっていくって内容。なんか、人の醜い部分がうきぼりで、誰もえーもんおらんし、おもしろくなりそーやん。銃撃も派手にあるが、主役が全てを倒すわけじゃないって所も意外性でよい。ただ、エグイシーンはやっぱ古臭くちゃちーし、銃撃戦も緊迫感がなくて全然のれない、みんな悪いので誰一人共感できない、インパクトのある映像もない。画面全体からむせかえるよーな退廃した空気だけはめちゃでてました。まー、でも、途中ちょっと眠くなりかけたので。[DVD(字幕)] 3点(2008-09-03 22:41:28) 960. デイ・ウォッチ うわ、レビューすくな。意外に人気ないんですねー。これ。(どーも、エスねこ様)で、この映画、前作「ナイト・ウォッチ」を観てなきゃ、なんのこっちゃ?ってなります。しかも前作のすぐ続きなので、登場人物もほとんど同じ。だから前作観たあと、すぐに観なきゃ、てゆーか、これは二つで一本の映画みたいなもんですね。展開はあいかわらず、理解可能範囲ギリギリ。わかりにくい台詞、行動のオンパレード。登場人物の心情もかなりわかりにくい上になんでもありな超能力があるので、余計に混乱します。しかも闇と光の組織のあいだには独自のルールがあるので、わかりにくさに拍車をかけます。さらにちょろちょろコミカルもあるし、男女入れ替わりのクダリにいたってはくだらない事このうえないし。主人公もかわらず馬鹿だし。そのまま最後までなんとな~くわかるグダグダストーリーを追いかける感じです。今回は前作以上に、迫力があるし(ビルの壁を車で走る、都市を破壊する無数のスパーボールなど)、変わった能力(針を刺すとどこでもストローで血を吸えるなど)も見れますが、世界観はかなり独特だし、主人公はかなりヘボいので、ダメな人は多いかかもしれません。わかりやすい定番の超人ヒーローたちの戦いのお話が好きな方には肩透かしもいいとこです。ああ、前作がダメなら、今回もきっとダメ。同じです。貴重な時間の無駄に他に観るべきものがあったんだとかならず後悔します。でも俺は実はこのシリーズ、今回でさらに好きになりました。三部作と言われてますけど、これで終わりにしてもいいくらいの好きなラスト。だから余計にこの後、どーなるのか、非常に気になります。前作が好きならもちろんおススメ。[DVD(字幕)] 10点(2008-09-03 03:08:44)(良:1票)
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