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プロフィール
コメント数 3257
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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941.  汚れた顔の天使 《ネタバレ》 ギャング映画は好きな方だが、この作品はどうもイチマチ感が拭えない。 おそらく主人公のロッキーに、それほど魅力と迫力を感じなかったからだろう。 神父の真面目キャラも、こういう作品には邪魔としか感じない。 死ぬ直前に、ああいう演技ができる、そこのインパクトはまずまず。[DVD(字幕)] 5点(2016-08-09 00:20:04)《改行有》

942.  お熱い夜をあなたに 《ネタバレ》 軽妙洒脱、確かにそういう類いの映画。 だけど、面白くもない。 気軽に観られる良さはあるけど、主人公がここまでおっさんだと、魅力がない。 この作品、見所は違った場所にあったような気がする。 要するにトップレスシーン。 あれだけ巨乳の女性が脱ぐとなれば、かなりの衝撃・・・が、当時はあったのかもしれない。 だけど、それだけ。 それ以外は、おっさんが活躍する、時代遅れなコメディにしか感じなかった。[DVD(字幕)] 3点(2016-08-09 00:15:16)《改行有》

943.  11'09''01/セプテンバー11 観るのが遅すぎた。 さすがに自分にとって、9.11は遠い記憶だった。 そして、アメリカという国が好きでない私には、不向きな作品だった。 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの作品が目当てで本作を見たが、そこは流石の出来栄え。 映像のインパクトと、お手前の音楽の使い方なんぞ、ずば抜けている。 後に、この監督がアカデミー賞で注目を浴びたのは必然だと思う。 にしても、この作品、なかなか際どい主張をしている。 それは、9.11という同時多発テロに対して、必ずしも批判的な姿勢を取っていないということ。 勿論、倫理上、テロ行為を肯定するような直接的な表現はされていないが、随所にアメリカの自業自得と言わんばかりの表現が、いくつかあったように思う。 そんな際どい主張を、スレスレの危うさでやってみせた本作は、なかなかの問題作のように思う。[DVD(字幕)] 5点(2016-08-05 00:48:54)《改行有》

944.  狂気の行方 ヴェルナー・ヘルツォーク作品としては、異色作。 なぜなら、ヘルツォーク作品はパワフルで、ぶっ飛んだ内容の作品が多いからだ。 本作は、他のヘルツォーク作品と比べると、それらの要素が薄い。 おそらくそれはデヴィッド・リンチ色が入っているからだろう。 ヘルツォークの個性をリンチが潰したというか、正確には、二人の個性がぶつかり合い、それぞれの個性を打ち消し合ってしまった感じかも。[DVD(字幕)] 5点(2016-08-05 00:40:06)《改行有》

945.  木屋町DARUMA 《ネタバレ》 際どいシーン、汚いシーン、痛いシーン、色々ある。 だけど、ダルマにされるシーンが出てこなった。 もし出てきたら耐えられない自信があったが、さすがにヤバすぎたのかな? 制約がある中での製作なので、ダルマにされるシーンが出てこなかったのは、仕方ないのかもしれない。 だが、ヤバい映画として映画史に名を残すためには、必要なシーンだったように思う。 親の借金のカタに、風俗に売られ、シャブ漬けにされる女性を演じた武田梨奈さん、なかなかカワいいんだけど、あまりウブな感じに見えなかったかな。 むしろ、エロく見えた。 個人的に、この作品の最大の問題点はキャスティング。 特に、木村祐一は完全にミスキャスト。 全くヤクザのボスとしてのリアリティがない。 意外にも良かったのは、木下ほうか。 あのキレッキレの動き、凄いっす! 後で調べたら、やっぱりキックボクシングなどの格闘技経験があったんですね。 寺島進は、いつもの寺島進。 他の端役については、ややショボい感を拭えない。 総評として、作った側は満足だったかもしれないが、意外にも刺激が足りなかったこと。 社会的制約があるにせよ、どうせ作るなら、もっと際どくして欲しかった。 少なくとも、お笑い芸人を使う必要はなかったように思う。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-26 01:29:46)《改行有》

946.  ルッカー 《ネタバレ》 昔なら、地上波の深夜に、やっつけで放映してそうな映画。 80年代って、日本だけでなくアメリカも、映画のレベルは著しく低下していたのか? そう感じてしまうほど、酷い映画。 確かに、ちょっと金のかかってそうな作品なんだけど、内容がとにかくお粗末すぎる。 内容がお粗末なだけでなく、多少のアクションシーンがあるにも関わらず、主人公が動きのにぶいおっさん。 おまけに、展開がご都合主義。 映像も粒が粗く、汚い。 CGとやらを使ったらしいが、見せ場はそれだけで、CGを使っているんだから、あとは適当でいいや、みたいな慢心すらも感じられる。 おそらく最近観た映画の中ではワースト。[DVD(字幕)] 2点(2016-07-24 02:43:33)《改行有》

947.  輝ける青春 《ネタバレ》 6時間超えという尺の長さ、さすがに長く感じた。 前篇は、そこそこ面白いのだが、後半になって失速。 特にマッテオが死んでからの展開は、退屈だった。 思うに、マッテオの存在感が、前篇を盛り上げてくれていたように思う。 つかみどころのない性格、気性は激しいが繊細で、それでいてハンサム。 とても魅力的だった。[DVD(字幕)] 5点(2016-07-24 02:27:54)《改行有》

948.  好色一代男 《ネタバレ》 市川雷蔵がコミカルな商人を演じた時代劇。 クールな役がピタリとはまる雷蔵だが、コミカルな役を演じても、十分に演じきれている。 それがまず凄い。 雷蔵が演じる男の人生観は、女を喜ばせること。 その為には、親の財産も食いつぶすし、お役人にも逆らう。 時には、命の危険もいとわない。 終始一貫とした姿勢は素晴らしいが、どうにも現実離れしていて、どう入っていっていいものか最後まで戸惑った。 最後は船で旅立ち、終了。 終わらせ方としては、かなり卑怯かな。 だって、女の為に権力にも逆らって男意気を発揮したんだから、その顛末が一体どうなるのか知りたかったし。 綺麗ごとで済まされるのか、それとも処刑されるのか。 だって、誰だって女の為に好き勝手やりたいわけで、でもそれをやったら下手したら、一生刑務所なわけで。 理想を好き勝手に追究すると、最後はどうなるのか? 意外とうまく生き抜けるもんなのか? この作品なりの解釈を知りたかった。 若尾文子が二番手クレジットなのに、最後にちょっとしか出なかったのが不満。 もっともっと、あのふくらはぎの美脚をさらけ出してほしかったのに。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-19 12:40:39)《改行有》

949.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース 《ネタバレ》 『運命じゃない人』から先に観たので、インパクトには欠けた。 本作から先に観ていたら、もっと衝撃を受けたと思う。 それでも、監督デビュー作で、自主製作な点を鑑みると、もの凄い才能だ。 メジャー街道に乗るのは、時間の問題だったと思うし、必然だったと思う。 それだけ、内田けんじ監督は、才能抜群の監督だ。 こういった作品があって、後の傑作『運命じゃない人』が産まれたかと思うと、感慨深い。 冒頭で、雄カマキリが雌に食われてしまう話が出てくるが、これがいいパンチを効かしている。 しょせん人間の男も生物学的には単なる雄であって、雌の犠牲になる雄カマキリの様に、女性の前では、ただ無力なのだろう・・・ 実際、自分も女性に翻弄された経験があるし、そういった自身の経験と重ね合わせながら、この作品を観ると、更にパンチが効いてくることだろう。 まあ、苦笑するしかないやね。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-15 01:01:41)《改行有》

950.  ジャンクフード 《ネタバレ》 山本政志監督の、アウトローに対する愛情に溢れた作品。 いわゆる世間のはみ出し者ばかりが出てきて、それでいて躍動している。 色んな事情を抱えた登場人物たちが、終盤で偶然、一堂に会し、無邪気にゲームに興じる場面は、まさに秀逸。 東京ならではの、「知らない者同士の一晩だけの交わり」を、分かりやすく表現したシーンで、とても印象深かった。 東京のアングラな世界でうごめく人々。 そんな人たちの日常。 どこまでリアルなのかまでは分からないが、アウトローの生き様を描いた内容は、とっても面白い。 山本政志監督が描くと、特に面白い。 ますます、この監督が好きになった![DVD(邦画)] 7点(2016-07-15 00:54:25)《改行有》

951.  リムジンドライブ 《ネタバレ》 コギャルが主人公。 コギャルという存在自体が、時代を感じさせてしまうので、とにかく古臭い。 年代的に古いという意味ではなく、時代遅れ感が痛々しいのだが、それもまた山本政志監督らしいところであって、 その時代を色濃く映すアイコンだからこそ、コギャルを主演に据えたんだろう。 この映画、演技という点では最低だ。 ほとんどの登場人物が素人くさい。 だけど、それが逆にリアリティを生んでいて、臨場感がある。 鬼丸という役者、生理的には受け付けないが、とにかくインパクトが凄い。 耳障りな低い声、気色の悪いロンゲ、妙に強い設定等、とにかくウザい。 そのウザさがありながらも、インパクトと存在感だけは絶大で、この作品で一番印象に残った役者だった。 内容はほとんど無いに等しい。 ウリは、全編オール・ニューヨーク・ロケ。 ニューヨークを堪能できる内容だ。 雰囲気は悪い意味で、80年代日本映画の佇まい。 垢抜けず、内容も薄い。 ニューヨークロケという時点で、満足してしまったのか、それともニューヨークロケが大変過ぎて、演出まで気が回らなかったのかは分からないが、 完成度は高いとは言い難い。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-12 01:46:38)《改行有》

952.  スリー☆ポイント 《ネタバレ》 京都、沖縄、東京の三か所を舞台にした内容。 3か所の話に関連性はないが、同じ日本でも、所変われば様々な人がいて、様々な人間模様が存在しているんだなぁ、という一種の感慨を覚えた。 この映画、ボリュームが半端ない。 2時間の尺を存分に使っている。 それだけ人間模様がてんこ盛りだし、存分に楽しむことができた。 ★京都篇 ラッパーの生態は生理的に受け付けなかったが、女が男を一途に愛するまでの過程、時間の重さ、愛情表現の面白さ、観るべきものはあったように思う。 ★沖縄篇 ドキュメンタリー。とにかく個性的で、異形な人物が数多く登場する。 色んな人間が流入してくる、沖縄ならではの特色が出ている。 中には、これまた生理的に受け付けない人間も出てくるが、それも個性ということで。 沖縄はまさに人間的カオスなのでありました。 ★東京篇 途中まで、なんてチープな設定なんだ・・・と思いながら観ていたが、終盤であっと言わせる展開に。 意外にも、よく作りこまれた話だった。 リアリティはないが、物語としての面白味はあった。 その筋に疎いので、蒼井そらという名前は知っていても顔は知らず、エンドロールを見た後、初めて気づいた。 どうりで、内面と外面の両面から滲み出るエロスを感じた訳だ。 声色、七変化、肌質・・・うーむ、さりげなく、それでいて豪快にエロイ。 男は最初、女を相手にせず、見下していたが、終盤から立場が一気に入れ替わった。 この立場の逆転劇が凄まじい。 しょせん、男と女とでは、生命力が違う。 男は生気を奪われ、女は元気を取り戻す。 男は生命力という点で、女には太刀打ちできないということを、まざまざと見せつけられた気がする。 そういう意味では、男にとって、とっても怖い内容。 なんとも語りつくせぬ、素晴らしく濃い内容です。 山本政志監督の次回作を観てみたい、と思わせられた圧巻の一本でした![DVD(邦画)] 8点(2016-07-11 02:33:03)《改行有》

953.  鏡の女たち 老人時間でひたすら進行する。 とにかく展開が遅い。 そして、とにかく画面が暗い。 既に、この時点で不満が募るが、結末も大して面白くなかったから、踏んだり蹴ったり。 音楽が不気味で印象的ではあるが、話の内容がちっともスリリングでないので、マッチしていない。 とにかく、老人製作による、老人が演じた映画で、熟練というより終末的な香りが漂う。 なんだか、登場人物が皆、ネガティブ。 このネガティブさに、何を見出したら良いのか戸惑った。 ケチをつければキリがない内容なので、良かった点を最後に・・・ 失踪というテーマについては、考えさせられるものがあった。 日本国内で、どれだけの人が失踪しているんだろう? 失踪された場合、その家族の心境はいかに? 社会派的な側面も持つ作品なので、その辺は興味深かった。[DVD(邦画)] 4点(2016-07-11 02:23:03)《改行有》

954.  ヒロシマナガサキ 《ネタバレ》 気分が良くなるようなドキュメンタリーではないし、面白いというようなものでもない。 ただひたすら原爆の悲惨さを目の当たりにした。 今までに観た、どの原爆関連の映像より、過激で激しい。 容赦のない悲惨な映像の数々。 顔を歪めずにはいられなかった。 この映画を観て意識が変わったのは、どんなに外見が酷い方々を見たとしても、それを好奇の目で見たりはしないだろうということ。 日本が今後、兵器を保持するべきかどうかについては、この映画を観ても尚、分からない。 同じ過ちを犯さないという点では、日本は今後も兵器を持つべきではないかもしれないが、世界の中で日本だけが兵器保持を放棄しても意味がない。 ただ一つ間違いなく言えることは、世界の全ての国々が核兵器を持たないというのが理想だということ。 でもそれは理想であって、現実にはほぼ不可能だということを考えると、どうにもやりきれない思いにかられる。 広島と長崎で被爆した方々の気持ちを察すると、今だあちらこちらで戦争が起きているという現実は、どうにもやりきれないに違いない。 この映画を観たところで、その悲惨さは理解できるものの、世界の戦争を未来永劫、廃絶することが困難である以上、心に残るのは、その無力感のみである。 今自分が生活している平凡な幸せに、ただただ感謝するしかない。[DVD(吹替)] 6点(2016-07-08 02:08:19)《改行有》

955.  密告・者 香港より発信の、良質なクライムサスペンス。 カンフー映画を得意とした香港は、今や過去のはなし。 スタイリッシュなクライムサスペンスやバイオレンスアクション映画を作らせると、香港は世界でもトップクラスだと思う。 本作も、出来栄えは非常によく、人間の持つ心の闇や優しさ、道義というものを繊細かつ切れ味よく描いてる。 埋もれさせておくには、もったいない佳作。 クライムサスペンス好き、そして香港ノーワル好きの方は、必見の作品。[DVD(字幕)] 7点(2016-07-06 01:31:21)(良:1票) 《改行有》

956.  パイラン 《ネタバレ》 たぶん人生で一番泣いた映画。 主人公の男に、どれだけ感情移入できるかが鍵。 ろくでもない人生を送ってきた男で、しかも大事な女性がいる男なら、きっと感情移入できるに違いない。 観終えた後、しばらく涙が止まらなかった。 ただただ働き者で、真っ直ぐな女性。 そんな女性が自分より先に死んでしまったら・・・ しかし残酷だなぁ、この話。 女性の人生も哀しいけど、男はある意味、もっと不憫。 女性と向き合えたのが、女性が死んだ後という始末。 これじゃ、どうにもできない。 自分を想ってくれたこの女性に、人生を捧げようにも不可能なのだから。 私はこの映画を観終えて、大切な女性との時間を大事にしたいと思った。 心から、そう思った。 そう思わせるだけのパワーがある。 こんだけ打撃をくらう映画は、そうはない。[DVD(字幕)] 9点(2016-07-04 09:23:33)《改行有》

957.  犯人は21番に住む 《ネタバレ》 十分に楽しい作品だが、傑作ぞろいのクルーゾー作品の中で言えば、普通の出来。 それだけ、クルーゾーの作品群は凄い。 本作は、ラストまでやや退屈感があったものの、ラストはあっと言わせられた。 それにしても、本作のモノクロ映像は美しいなぁ。[DVD(字幕)] 6点(2016-07-03 01:58:20)《改行有》

958.  ロビンソンの庭 廃墟好きには堪らない作品。 調べて分かったが、舞台になっているこの廃墟、杉並区の蚕糸工場跡地のようだ。 この場所をロケ地に選んだ時点で、既に映画として成り立つ、そういう意味ではロケ地選びの勝利。 内容はほぼゼロに等しいが、この舞台を活かすという意味で、余計なストーリーは要らないのかもしれない。 主演の女性が、これまたキモい。 これは映像として堪えうるものではない。 カルト的な味わいを出す上では意味があったかもしれないが、個人的にはNG。[DVD(邦画)] 5点(2016-06-30 01:08:44)《改行有》

959.  血と砂(1965) 《ネタバレ》 ユーモアたっぷりの戦争映画。 慰安婦をプラスに描いている点も印象的。 三船敏郎がまともな役どころを演じているくらい、その他のキャストが破天荒揃い。 粒揃いな俳優陣も、見所の一つ。 戦争の悲惨を間接的に描いているところが、絶妙。 残酷描写は沢山あるが、それがメインではなく、おかずという感じ。 シーンとシーンの間に、さり気なく入ってくるあたりが、にくい。 音楽隊というのが一つの主役になっているが、少々、しつこい感じもある。 だが、その音楽隊の奏でる音楽こそが、ラストで非常に効いてくる。 死ぬ直前まで楽器を奏で、仲間の生死が、音楽により確認できるところなんかもすごい。 すごいづくめの作品だが、どうも肌には合わなかった。 きっと、戦争という題材に、ユーモアを入れ過ぎたからだろう。 何か、不自然なものを感じた。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-22 02:48:56)《改行有》

960.  菊五郎の鏡獅子 歌舞伎という伝統芸能を紹介する記録映画。 歌舞伎というものに造詣のない私からすると、その凄さがさっぱり分からなかった。 でもその一方で、歌舞伎は戦争をも乗り越えて、現代に脈々と伝わっているのだと感嘆した。 小津映画を観たというより、とてつもなく貴重な、日本の伝統芸能の映像を観たという感覚だ。[インターネット(字幕)] 5点(2016-06-01 05:46:52)《改行有》

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