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プロフィール
コメント数 2524
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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961.  学校の怪談 子供のための映画だから、大人が大人の視点でどうこう言うべきじゃないのかもしれませんが、夏休みの、子供であふれかえった劇場で見て、とっても感心しました。場内、ウケまくり大湧きで、アニメではなくて実写映画でこんなにも子供達を喜ばせる映画って、とても貴重なんじゃないかと。映画自体は画調が全編暗すぎたり、似たシチュエーションを延々と並べて物語が停滞してる感がありましたが、最後には上手くまとまって満足、という感じでした。何はともあれ、あんなにも子供が楽しんでいたのですから、作品としては成功でしょう。[映画館(邦画)] 7点(2003-11-24 15:22:07)(良:1票)

962.  クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦 温泉の精タンバの「私は007とも一緒に風呂に入った事がある」のセリフに大ウケ。途中からの東宝特撮ワールド大暴走には涙が出ました。逃げ惑う人々は、エキストラじゃなく、しんちゃん世界のお馴染みの人々。「平成ガメラ」を越える報道のリアリズム(1局だけアニメ放映してたり)。ボンクラ映画ヲタク感涙の、それ以外の人にとっては「は?」な、マニアックな映画ではありました。[映画館(邦画)] 7点(2003-11-24 15:01:24)(良:1票)

963.  モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル 《ネタバレ》 ふわふわ系の動物好きなのに、ウサギは苦手なのは、この映画のせいかもしれません。ウサギは襲ってくるもの、って意識が植え付けられてしまいました。クライマックスでテリー・ギリアムが突然死するあたりのメチャクチャさ加減は、判らない人には徹底的に判らないでしょうねぇ。ちなみに、私が映画館で見たのは日本語吹替え版だったので、メチャクチャなオチに対するエンドクレジットでの声優達のボヤキが楽しい映画でした。[映画館(吹替)] 7点(2003-11-23 22:54:03)(笑:1票)

964.  ミクロコスモス 「がんばれ~、フンコロガシ!」と、フンコロガシを応援できる、世界で唯一の映画だと思います、多分。羽化する蚊の姿は、まるで妖精のよう。人間とは別の世界で生きる、虫たちの、ただ当たり前の姿。そこに「下等」などという価値観が入り込む余地はありません。まー、もっとも映画を見ている間、上映時間の半分くらいは鳥肌立ち続けでしたけどねぇ(イモムシ関係は特にねぇ・・・)。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 20:41:27)(笑:1票)

965.  エアポート’75 『大地震』で余った予算で作ったって、ホント? メインキャスト2人、プロデューサー、撮影監督が『大地震』と一緒。それはともかく、オールスターキャストだけど、ヘンに気張ってあれこれドラマを盛り込まず、適度なサイズにまとまった映画で、軽くて浅いけれどそれはそれで好きです。一大スペクタクル映像こそないけれど、実機を使った、実際に飛んでる映像ばかりで構成されていて(ミニチュア使用の多いエアポートシリーズでは例外的な作品ですね)、今の、何でもすぐCGな映画にはない臨場感があります。ボーイング747を最もブサイクに描いた映画が『エアフォース・ワン』ならば、これは最も美しく描いた映画です。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 16:57:46)

966.  典子は、今 主役本人が魅力的、というのがこの映画のポイントですね。障害を持っていることを、本人がしっかり受け止め、向き合ってます。ところが、それに絡む役者さん達が、作りものの演技でしか応えられていないところが、ちょっとツラい感じ。いっその事、完全なドキュメンタリーにしてしまった方が良かったんじゃないかと思います。創作であるがゆえに、どうしてもデリケートな題材を前に、それを世に送り出す側が色々考えて控えめになってます、っていう感じが画面に出ちゃってますからね。[映画館(邦画)] 7点(2003-11-23 16:32:01)

967.  ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間 《ネタバレ》 最初に映画館で見た時、全くワケわからん!って感じだったので、レンタルビデオで一気にテレビシリーズ全話を見て、一週間後に再度見に行きました。するとどうでしょう、ローラの悲劇に泣けて仕方ありません。ああ、これはローラの映画で、『ツイン・ピークスEPISODE1』であると同時に、ローラの救済の物語なんだね、と。ラストのクーパー捜査官とローラの姿に、救いを感じたのは私だけでしょうか。ところでボブって、志村けんに似てません? ビデオ見てると、ボブが出てくるたびに、「そうです、私がへんなおじさんです」って言いそうな気がしちゃって。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 16:13:45)

968.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 映画を見た後、妹の前でカオナシの真似してみせたんですよ。「・・・あ・・・あっ・・・」って。そしたら、妹、「やめなよ、ただでさえ似てるんだからさ」って。がーん!!ね、何が似てるの?顔がデカいトコ?体のワリに手が細っこいトコ?背が高いんで、ぬーぼーとしてるトコ?それとも・・・性格?ねー教えて! 【追記】えーと、それだけではさすがにはずかしい文章なので、追加させて下さい。うう。この映画、とっても不思議な、この風景って夢で見た事あるよね、って感じが心をくすぐりました。あの水に囲まれた建物も、みんなが雑魚寝してる場所も、吹き抜け和風な世界も、みんな知ってる気がする、って。ただ、映画としては物語がまたしても迷走している状態なので評価としてはこんなところ、と。ご贔屓だったリンなんて結構大きい役だったハズなのに、クライマックスからラストにかけては、その他大勢扱いだものなぁ・・・。[映画館(邦画)] 7点(2003-11-23 16:00:55)(笑:1票) 《改行有》

969.  さすらいの航海 《ネタバレ》 感動的な映画というよりも、深く染みこんでくるタイプの映画でした。迫害された人々の、行き場のない旅の物語。そこには派手な戦争の映像はありませんが、静かな悲しみが、じんわりと漂っています。しかも、一見ハッピーエンドで終わるかのようなこの物語、そこから先の歴史はもっと過酷で残酷だった、と。私にとっては、この映画、女優の映画、という感じでした。凄い男優がいっぱい出ているにも関わらず、印象に残っているのはフェイ・ダナウェイ、キャサリン・ロス、リン・フレデリックと女優ばかり。まあ、これを見た当時はまだ若かったですからね・・・。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 14:38:21)

970.  ヒンデンブルグ ヒンデンブルグ号を襲った歴史的大惨事を中心に、フィクションとしてサスペンスたっぷりに描いたスペクタクル。最初から結末は判っている状態なので、そこに至るまでの物語がキモになるワケですが、当時の雰囲気が再現されていて、そこに描かれる、陰謀に迫るジョージ・C・スコットの渋い存在感が映画を骨太な印象にしています。空をゆくヒンデンブルグも美しく描かれておりました。クライマックスで白黒になるのは当時の事故を捉えた記録フィルムと合わせるためでしょうけれど、パンフレットに載っていたカラースチールは生々し過ぎな感じがしたので、程よい効果を生んでいた気がします。でも、当初予定されていたセンサラウンドヴァージョンで見たかったなぁ。家にいると、タマにぎょんぎょん、と独特な音がして「お、これは!」と空をゆく飛行船を見に出たりするのですが、もちろん、その行動に駆り立てるのは、この映画の存在ゆえ。高層ビルを眺めるのが好きなのは『タワーリング・インフェルノ』のせいですし、私って行動が映画的原理に基づいている気がします(もちろん、大惨事を期待してるワケじゃないですよ)。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 14:24:06)

971.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 ハイパースペシャルゴージャスデリシャスバカ映画として、好きです。だって≪超ネタバレ≫『未知との遭遇』が『アキラ』とゆーか『T2』とゆーかしちゃって、じゃ『トップガン』しちゃうぞぉ!って。そしたら『エイリアン』したんで『スター・ウォーズ』じゃあ!って『ライトスタッフ』しました、めでたしめでたし、って。「この国は大統領からしてバカです!」と高らかに宣言してみせる、天下無敵のギャグ映画でしょ。ちょっと長いけど。全編CGバリバリ、ではなくって、かなりのカットに渡ってミニチュアワークが冴えを見せる、特撮オタク的に結構見どころアリな映画でもあります。新宿プラザ劇場恒例の先行オールナイトお祭り映画としての役割をキチッと果たした映画としても、記憶に留めておきたいところ。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-22 23:34:07)

972.  犬神家の一族(1976) 公開当時は予想外の面白さ(原作本の表紙が恐い、テレビCMが恐い、で、最初は全く気が進まず・・・)だったのですが、その後、シリーズを重ねる事で、もっといい作品が出て、相対的に評価が落ちちゃった感じです。まだ作品全体を貫くイメージの統一感に欠けていたり、やたらホラー映画風だったり。でも、全編、作為に満ちた画面作り、編集は、ワザとらしくてダメな人もいるでしょうけれど、私は大好きです。それにしても有名なテーマ曲はリメイクの方ではキレイな曲として扱われてる感じでしたが、当時はチイチイの首が菊人形から落ちるショットから始まるCMで悲鳴と共に流れ出す曲だったワケで、不気味で恐ろしい曲、だったんですけどねぇ。[映画館(邦画)] 7点(2003-11-22 13:21:11)

973.  デンジャラス・ビューティー サンドラの「ふがごっ」って笑い方、好きです。がっちり改造されたサンドラもステキでしたが、あの、ぐしゃっとした髪の、アイスクリームのシミ付けてるサンドラにも魅力を感じてたり・・・。女らしい美しさも大切だけど、個性はもっと大切だよね、って思う映画でした。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-21 22:28:28)(良:1票)

974.  キルミー・レイター セルマ・ブレアが主演でなければ、せいぜい5点ってところですねぇ。そのくらい、彼女の魅力に支えられている映画。あの、愛想なさそーな、恨めしそーな三白眼、その「媚び」とは正反対を感じさせる部分こそが彼女の最大の魅力。冷たい融資係役なんてピッタリ。映画は色々なコトしてる実験的な映像や音楽がアングラ、オフビートの世界を感じさせながら(それに見たのがかの有名な銀座シネパトスだし)、映画全体の姿がハッキリと見えてくると実は古めかしい「いつか王子様が」物語だったりするので、ちょっと気持ちが萎えてしまいますけど(そうなってしまうと単に音痴で笑えないラブコメ映画)、普段、名脇役状態のセルマがずっと見られる貴重な映画ではあります。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-21 20:52:33)

975.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 壮大な物語の序盤としては十分でしょう。いろんなワクワクドキドキがいっぱいあって。ホビットの冒険物語は楽しく、一方で映像は重厚で。だけど、いかんせん長いですか。ガンダルフ~!ってところで終わるのかな?って思ったら、そこから更に長い長い。最近の長い映画はどうしてインターミッション入れてくれませんか? お客さんの膀胱の事は考えてくれないですか? 中座する人が周囲でポロポロと出ますし。長尺な映画って、いろいろと覚悟して映画館に行かないとならないのがツラいですねぇ。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-21 16:47:21)

976.  ぼのぼの クモモの木のこと ふわふわのキャラクター達が演じる物語は、原作のイメージを決して損なう事なく、ぼのぼの世界のゆっくりとした時の流れを味わう事ができます。ちょっとクサめなドラマも、このふわふわCGキャラならば、素直に見られちゃいます。ただ、残念なのは予算のせいなのでしょう、レゾリューションが荒くて、スクリーンで見ると画像ギザギザ。もっと高解像度で製作されていたら、最高のふわふわ感だったでしょうに。[映画館(邦画)] 7点(2003-11-21 16:25:15)

977.  ブルーサンダー 《ネタバレ》 初デートで彼女をこの映画に誘ったのは、今考えてみれば、とってもバカ、『タクシードライバー』のトラヴィス状態。でも、マーフィがブルーサンダーで決定的証拠を記録し、大佐がそれに気付いて呆然とするシーンで、彼女が小さく「やったね」ってつぶやいた事が、今も印象に残ってます。まだCGが殆ど役立たずだった時代、ロスの街で本当にヘリを飛ばして撮影した映像は、迫力たっぷりでした。それに、ロイ・シャイダーが好きなんですが、この映画でのロイが、個人的にはいちばんカッコ良かったと思います。ニヒルな表情をキメてサマになるのって、やっぱり憧れるなぁ。できれば、公開当時のヴァージョンを見せて欲しいんですけれど、ビデオ、LD、DVD、テレビ放映と、全て変更されたヴァージョンになっているのが残念。そうそう、この映画も今となってはすっかり忘れられた存在になっている感じがしますが、サントラだけは今だ健在のような。『カメラは見た!決定的瞬間!!』みたいな番組では、この映画の音楽がジャジャ~ン!ジャーンジャーンジャカジャ~ン!!と高らかに鳴り響いておりますね・・・。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-21 11:39:26)(良:2票)

978.  映画『からかい上手の高木さん』 《ネタバレ》  「高木さんめ~」って映画では西片言ってたかしら?  ワリと楽しみにしてたのだけど、最初から微妙に違和感抱いて結局最後までそのままになっちゃった感じ。永野芽郁さん、好きなのよ? 『俺物語』とか『PARKS』とかの頃から最近だと『マイ・ブロークン・マリコ』なんてとても良かったし。でも彼女の高木さんはなんか個人的に解釈違い、みたいな。  原作マンガは読んでなくて、アニメシリーズ1~3期、アニメ映画版、ドラマ版は見てて、あと姉妹編な『あしたは土曜日』は読んでて(個人的にあの3人が好きで)、自分の中に高木さん像ができてて、それらの中ではいちばん今回の映画版の高木さんがなーんか違和感あって。解釈違いって点ではアニメ映画版の高木さんもクライマックス部分、違うんじゃない?って思ったりもしたのであくまでごくごく個人的な感じ方ではあるのだけど。  大人になりました、って設定から来る変化を自分の中で上手く咀嚼できなかったのかなぁ? なんだか俗っぽい高木さんって感じで。世俗にまみれて変わっちゃった高木さん、みたいな印象。西片の方はずっと小豆島にいたのであのまんまでした、みたいな印象だったけど。っていうか10年経っても中学生のままみたいで、それはそれでどうなのよ?とも。でも高木さんって自分から告白したりはしないと思うんだけどなぁ。  ドラマ版から繋がっている作りには感動したし、小豆島の美しい風景を捉えた映像はもちろん良かったわ。だけどドラマ版の最後の方から映画版までのオリジナルな部分にちょっとノレない感じがして、結局アタシが好きな『高木さん』って西片をからかい続けてる高木さんだったのかもしれないわねぇ。[映画館(邦画)] 6点(2024-06-01 15:55:38)《改行有》

979.  悪は存在しない 《ネタバレ》  タイトルが鑑賞のポイントになってる映画って気がするの。悪は存在しないってどういう意味?逆説的な?単純な二元論じゃないみたいな?って色々な先入観で映画を見る事になるじゃない、ハナからまっさら、ニュートラルな姿勢で見るというのが無理な感じで。  冒頭の延々と仰瞰で木々を捉え続ける移動ショットで早々に「どうしよう?」って感覚に陥っちゃうのだけど(あ、なんか前衛的なヘンな映画見にきちゃった?)やがて人が出てきて物語を紡ぎ出すので安心するわ。そこからの展開に自然と人間との共生、その距離の取り方とかあるべき姿とかを語るのかな、それぞれの立場を想うならば、安易に正義とか悪とかを定義すべきではないって話なのかな、なんて考えちゃうワケ。  だけど映画は突然予定調和の道から外れて「ええ~?そんな話?」って結末を迎えて。なるほど、それはそもそも正義とか悪とかいう次元の話じゃないし、ソレはどの視点からも切り離された、ソレにとっては意味を定義する意味も無い事象だし、って。そこまで実のところいっぱい伏線が張られていて、でもその伏線が回収されたからって気持ちイイとかいうのでは全く無くて。  登場人物一人一人、映画の中で時間が流れてゆくに従って段々と人柄、人間性が見えてきて、それは肯定的でも否定的でもなく(東京の事務所の2人はともかく)それぞれに人間で、だけど実のところ映画はそこに優しい眼差しを見せる事もなく。  見てるこちらも突き放されてるわねぇ、って印象の映画だったわ。ずーーーん、ってカンジよ。  冒頭の木々は最期に見た風景だったのかしらねぇ・・[映画館(邦画)] 6点(2024-05-30 14:50:36)《改行有》

980.  ゴジラ×コング 新たなる帝国 《ネタバレ》 「地球が大変なんだよ、手伝ってくれよ」 「うっせーぞ!○すぞ!この野郎!!」 「いい加減にしな!」 「姐さんっ・・・うう、仕方ねえ」  という怪獣さんたちの会話がフキダシ無しでもしっかと見えてくる楽しい映画ね。前作から続いての昭和ゴジラ東宝チャンピオンまつり感。怪獣と通じる少女ってのは平成ゴジラ、平成ガメラの世界だけど。  ただ今回はお猿さん部分のウエイトが大き過ぎてねぇ。地下世界で画面に出てくるのがお猿さんたちばっかりで比較対象になるモノがない状態でではサイズ感が消失して怪獣映画じゃなくなっちゃうのよ。ただの『お猿の惑星』だわよ。異世界が主舞台でキャラのサイズの意味が無くなってるって点で『アントマン&ワスプ:クアントマニア』思い出しちゃったわね。  一作目から比べると随分スリムになってガシガシ走っちゃうゴジラは助っ人レベルなポジションなのが残念ね。なんだか猫っぽくなってるし(きっと誰かがローマのコロッセオって猫ベッドみたいじゃね?って思ったのね)。  余計な人間ドラマが極小なのは良かったけれど、お猿じゃなくてもっと怪獣見せてよね。元々『キンゴジ』の昔からコングさんを怪獣って呼ぶのは微妙だし。その点、シーモちゃんは魅力的だったけど。鎖に繋がれた氷のクイーン、そう、彼女ったら『アナ雪』のエルサだわね。ヒロインはシーモちゃんだったわ。シーモちゃん主演の続編希望。[映画館(字幕)] 6点(2024-05-30 14:09:39)《改行有》

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