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プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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961.  MEG ザ・モンスターズ2 《ネタバレ》 偏差値の低いサメ映画と侮るなかれ。「人類最強」と謳われたステイサム、宣伝文句に偽りなし。潜水艇に乗るならステイサムのいる方に乗らなくては。 水圧の無い海底7300M、意味のなかった脱出ポッド、圧に耐えうるという謎の副鼻腔理論、敵のPCを瞬時に操作できるという良すぎる頭脳。突っ込んだ回数を数えるのもまた楽しい。銛を三本担いで海原へサメ退治にゆくステイサム、や、今は陸も巨大トカゲ(?)で大変なんだからサメはほっといても良くない? 数多のご都合主義が吹っ飛ぶほどの画ヂカラや、緊張と驚きの配分をうまいこと波状に散りばめた演出力はさすがにハリウッド一級レベルです。 やたらと中国資本の影響力がチラつくのが玉にきずですが、酷暑の中一服できる王道娯楽作でした。[映画館(字幕)] 6点(2023-09-02 15:20:05)《改行有》

962.  マスク・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 楽しいヒーロー活劇。でもちょっと長い。 バンデラス・ゾロがカッコ良いだけじゃなく、抜けてるトコも演れるのがミソ。馬泥棒も華麗に成功させるんだろうなと思ったらまさかのドタバタに展開するのには感心(?)しました。最後までお馬さんと息が合わなかったねえ笑。 まさかA・ホプキンスが初代ゾロを演るなんて夢にも思わなかった。前半の無理矢理な若造りもなんか痛いし。なぜ引き受けたのですかこの役を?ねえレクター博士。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-27 22:08:51)《改行有》

963.  ピッチブラック 《ネタバレ》 キャスティングされた面子を眺めても低予算だったのだろう(ヴィン・ディーゼルも駆け出しですしね)と窺えるこの手の映画。それならば、とこちらもB級作を鑑賞する心構えをもって作品に接するのですが、おやでも意外と作りは悪くないな、とまず思いました。 ぱっと見、若干ちゃちさを感じなくもない砂の惑星。でも3つある太陽光が角度により黄色だったり白っぽかったり、と異星の印象を強く訴えるし、砂地に巨木のごとくそびえるオブジェのような骨格や22年ぶりの日食が生み出す地平線の画など、こちらの想像を超えてくるバキバキのアートセンスは一見に値します。 だから暗くなってしまった後半は目で楽しむことが制限されてしまって魅力半減。 ディーゼル扮する犯罪者リディックが信頼できる奴なのかそうでないのか判断つきかねる、というサスペンス味を持たせたかったのかしら。個人的にはまっすぐ普通に頼れる奴、で良かったんじゃないかと思うけど。脱出時のタラップで船長に仲間を裏切れと口説く場面は余計に感じるけどな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-22 18:11:06)《改行有》

964.  モーリタニアン 黒塗りの記録 《ネタバレ》 グアンタナモ収容所問題に切り込むは名優J・フォスターとB・カンバーバッチ、厳しさと優しさが交互に垣間見える「信念の人」ぶりは流石です。 欲を言うとジョディ扮する弁護士ナンシーのストーリーがもう少し欲しかったです。世間からの風当たりの強いことや部下の考えとの違い等、彼女側のドラマをもっとふくらませることができたのではと思うのですが。特に、依頼人がテロリストかもとの疑念を抱いて取り乱すテリとの口論の場面は丁寧に描いてほしかった。 法を遵守すべきとの信条は理解できるけれど、それがテロリストを解放することに繋がるのでは?という若い部下の問いに答えてほしい。 映画は結果として依頼人は無辜であるとして裁判に勝つのですが。もし依頼人が9・11のリクルーターであったとしたらナンシーどうすんの、どう思うのという疑問は残りました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-20 22:37:13)《改行有》

965.  キング・オブ・コメディ(1982) 《ネタバレ》 やあ、怖いですねえ。こんなに怖い話なのにライトなタッチで描けているのが驚異的。 もうデ・ニーロの顔が怖いもん。なんかぬめっと粘着質な顔つき。このしつこさ。ちょっとリアルにその辺にいそうでざわざわしますね。 ジェリー・ルイスの被る迷惑なこと、心からお察ししますよね。きっと現実でも経験あるんじゃなかろうかこのリアルな演技を見るに。 自分の才能を信じるのは良いとしても、なぜだかこの手の人たちは下積みをすっ飛ばそうとする。ライブで客の前に立って力試しをしようとせずに、ジェリーのようなトップにいきなり押しかけるんですな。 この話ではイカレた奴に珍しくも相方、それも女がいてこれがまた自分の思いばかり通そうとする完全なるストーカー。デ・ニーロとはまた別種の暴力タイプでげんなりします。もっともこの女の頭の悪さがコメディ感に一役買っているのですが。 ラストは呆気にとられたのだけど、どなたかがパプキンの妄想であると指摘していて目から鱗が落ちました。ううむなるほど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-16 19:01:52)《改行有》

966.  ビューティフル・ボーイ(2018) 《ネタバレ》 薬物中毒者がそう簡単に治癒しないだろうとわかっていても、何度も挫折するティモシー・シャラメを見ているのはつらい。心が折れてゆく父親や周囲の人間を見るのもまたつらい。なんてこった、と途方に暮れます。薬物の恐ろしさを啓蒙する役割をきっちり果たしている作品ではあります。 薬物はもちろんダメだけど、手を出すに至る心の問題や生きづらさが存在するはずで、そこを知りたいのに作中での掘り下げがちょっと足りない。ガールフレンドも立派な家のまともな育ちに見えますが。あんな普通の子もオーバードーズの危険に晒されているの?アメリカは?[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-06 23:29:28)《改行有》

967.  パーフェクト・ケア 《ネタバレ》 アメリカの後見人制度が社会問題になっている、と報道されていたのはつい最近だったと思うんだけど。早くも映画にしてしまうとは。ハリウッドって時事ネタの掴みが早いなあ。時事ネタと言ってしまうには、しかし行われていることはかなりえげつない犯罪行為と言っていいと思う。 親切づらで高齢者を食い物にして財産を巻き上げるロザムンド・パイクの怪物ぶりが炸裂する前半は、恐ろしくて肝が冷えました。 でもロシアン・マフィアが登場してからは、マーラの超人ぶりはチャーリーズ・エンジェルかスティーブン・セガール並みの不死身の強さ。そうなると映画のリアリティも一気に削がれてしまいました。 善意をベースに法を味方にできていることが悪徳後見人らの手強いところ。安易な犯罪モノの娯楽映画にするのでなく、現実に打てる手立てで対抗する(そして勝つ)ドラマが観たかったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-19 21:33:36)《改行有》

968.  カトマンズの男 半世紀前のフランス映画にこんなに力いっぱい振り切れたギャグシネマがあったとは。なんというか開いた口がふさがらないほどのはっちゃけぶり。海に落ちたベルモンド、なぜかクレーンで吊り上げられたと思ったら船の排気筒に突っ込まれて真っ黒け。コロコロコミックみたいだ。 そんな程度(失礼)のずっこけを撮りに本当にわざわざカトマンズへロケしに行く、その熱量には畏れ入ります。カトマンズはタイトルにあるけれどほんの少しの滞在のみ。むしろ香港の濃ゆい街が目に刺さって金と赤のハレーションを起こしそうです。 ウルスラ・アンドレス、当代きっての人気女優もよく走ってお馬鹿映画を盛り立てています。大笑いはできなかったけど、制作の熱さがひしひし伝わる映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-18 16:23:55)《改行有》

969.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 かなり立派なSF作品だとは思うんですけども。重量級の役者陣はきちんと個性のある演技をしているし、映像技術は一級レベル。無重力のステーションの中を空を切って移動する画など、ほんとに宇宙空間でロケしたかのようで心躍る映像体験であります。 クリオネ型の火星由来エイリアンの気色悪さも出色の出来。壁に沿って移動する時なんかピタピタと音がして、その質感のリアルたるや。(もっとも大きくなってからは、かのギーガーエイリアンほどのインパクトはないけれど) SFスリラーとして評価するなら及第点だと思うのですが、致命的なことにこの映画至る所が「観たことある」なのです。限定空間に入り込んだ凶悪異生物、防疫にこだわる検疫官、望みを託した船外作業の失敗、救命艇での脱出・・。このプロットで思い当たる作品て、複数挙げられますよね。 例えば「宇宙服の冷却材ってヘルメット内に漏れ出すんだ?」といった細かい演出の工夫はあるけれど、お話そのものが過去作の焼き直しなので新たな楽しさをもたらしてくれるものではないのでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-12 18:45:44)《改行有》

970.  暴走特急 《ネタバレ》 わたしはコレが初セガール。大体彼の出てる作品はどういう展開を見せるのか想像つくのでパスしてたのだけど、ここの点数が高いので初めてセガールワールドにお邪魔しました。 顔が大きいのは見てわかるけど、けっこう声も高いんだね。そして噂に違わぬ無双ぶり。何の心配もせずに観られますね。撃たれても貫通すれば問題ない、ってもう任せたよ。 何もできずにライバックに丸投げの軍上層部の体たらくぶりも、彼の名にビビる敵側もセガールの太鼓持ちみたい。そういう映画だけども。 そうだ冒頭の同僚カップル、列車の個室では全裸にならないほうがいいと思うよ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-10 23:41:22)《改行有》

971.  エール! 《ネタバレ》 終盤近く、校内発表での無音。ここがこの映画の白眉と言っていいでしょう。観る者は度肝を抜かれると同時に、初めて理解できるのです。ポーラの両親と弟の世界を。彼らとポーラの間にある大きな溝を。 娘の喉元に手を当てて「歌」を感じようとする父親。試技の際に手話で歌を家族に伝えようとするポーラ。互いに歩み寄ろうとする彼らの姿は感動的でした。 正直、中盤くらいまでは互いの自己主張が強すぎなうえ、家族間でのあけすけな性関連の描写がどうにも受け付けなかったのです。ややげんなりしながらも最後まで観て良かったな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-07 23:06:49)《改行有》

972.  プルートで朝食を 《ネタバレ》 いやもう、キリアン・マーフィー渾身のおネエぶりにただただ脱帽。終盤へ向かうにつれだんだんメイクの腕が上がって?、ゴージャス美人に仕上がってんの。この完成度の高さよ。 キリアン扮するキトゥンはナイーブでとても優しい。このタイプの人にありがちな迫害にも遭いますが、いつも健気に明るい。痛々しいほどに。ただ、全体の筆致は軽くさくさくと展開し、キトゥンにしても幼なじみの友人たちとはずっと良い関係だし実父とも和解できたりするのですよね。ラストの妙な明るさは不思議なくらい。 喜劇と言うにはつらく、でも悲劇という言葉もキトゥン自身が否定しそうな、ちょっとどこに観方を置いたらいいのかわかんなくなるような不思議な感触のお話でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-03 23:26:06)《改行有》

973.  私は確信する 《ネタバレ》 実際に起きた「ヴィギエ事件」を下敷きにしているんだそうな。監督の言いたいことや観客の抱く思いって、ラストの弁護士の熱弁にすべて込められてます。推定無罪が適用されないってどういうこと。フランスの司法や捜査機関に対する監督の憤懣やるかたない気持ちがこの映画を作らせたということがひしひしと伝わります。 もっとも、後付けでドラマをこしらえたため人物像がわりと適当です。ノラは監督の写し鏡なだけなので「なぜ赤の他人のために自身の生活まで犠牲にするのだろう」というあたりの描きこみはほぼされません。冤罪を生み出すシステムに怒りを覚える人物が一人必要だったというだけですね。だから映画としての出来は高いとは言えないです。「警察も裁判所もいいかげんにせえよ」で終わっちゃう。意外な展開やサスペンスフルな要素はありません。 ところでフランスに呆れる資格が我が国にあるかと問われれば、最近でも「袴田事件」がようやく再審開始が決定したばかりなのでした・・。警察による証拠捏造が疑われるなど、こっちの方がよっぽどたちが悪いかも。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-23 22:01:12)《改行有》

974.  エンパイア・レコード 《ネタバレ》 うわあー若いなあ、体力あるねえ、エネルギー有り余ってるねえ。曲をひとつかけるごとに身体が動くし(というか踊りだすし)、もちろん恋愛ごとには事欠かないし。バンドを組んでいつか俺も売れるんだとの夢を追う子も配置して、ベタすぎるほどの青春謳歌映画ですな。 店主も信じ難いレベルで鷹揚だし。売上金丸ごと使われたら、こうはならんでしょ。や、店の金勝手にカジノで溶かした件以外にも細部も全体も話としてはファンタジーレベルに甘くてゆるい。ストーリーを追うというより若い時の熱っぽさを思い出して!と言いたいのかな制作側は。 リヴもレニーもそういう役割では満点の存在感。若くて可愛くてお馬鹿で未熟。女子二人はここからブレイクですけど、男子はそれほどでもなかった。やはり脚本が全員を押し上げるほどの力が無かったからでは。 自殺未遂の子を除けば、皆が今で言う「陽キャ」なキャラクターで明るすぎて青春群像としてのバランスがやや悪い。もちろんこのお店の空気感が合う人もいるでしょうけれど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-19 23:20:17)《改行有》

975.  ハンナとその姉妹 《ネタバレ》 大きな起伏も事件もないのにどうしてか見入ってしまうアレン作品。人間てこんなもんだよね大悪人ではないけど日常にちょこちょこ魔が差す時があるし、気持ちの揺れは自分でもどうにもならない。 次々やってみる仕事は上手く行かないし、良かれと思って一生懸命日常をこなしても嫌味だと言われる。人物らの経験する事柄がわかるわかる、となるには観る者もそれなりの人生経験が必要だったりするのだなアレン映画は。わたし自身二十代にこの映画を観たときはおじさんおばさんばかりのつまんない映画という感想を抱いたものでした。 アレン監督、本作では肝の小さい病気恐怖症の男を演って笑いを取ってますが、いやあまるで自分を見ているようでした・・。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-16 23:14:59)《改行有》

976.  狂っちゃいないぜ! 《ネタバレ》 ‶自分は仕事がデキる奴”とのプライド高い男がほんのはずみで生活を狂わせてしまう。新たに赴任してきたソリの合わない男のせいでもあり、その肉感的な女房のせいでもあり。や、本当は誰のせいでもなくて自己の心の問題でこうなったんだけどね。 役者らがリアルな人間造形に巧いので、よくある一人の男のちょっとした人生のつまづき物語が肌感覚が近く観られます。 キューザックがビリー・ボブに向ける複雑な対抗心。なんとなく畏れも抱いている心の内が表情にも滲みます。夫に浮気をバラしてドヤっているバカ女が若きアンジェリーナ・ジョリー、コミカルな演技もちゃんとできます的な今や大御所ケイト・ブランシェットもしっかりと脇を固めます。 航空管制官という特殊な職業事情も興味深かった。メンタルをやられて一旦退いた同僚が「どの段階まで復帰できるか」を賭けるという、一見身も蓋もない明るさがストレスフルな環境に対抗する術なのだろうなと思いました。凄い仕事だなあ尊敬します。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-13 22:58:08)《改行有》

977.  マッキー 《ネタバレ》 人間がハエになるって聞くと、わたしはグロくて切ない「The Fly」の発想をする世代です。そんな固定観念はインドからちゃぶ台返しを食らいました。なぜ明るい?なぜ踊る?文字通り人がハエになっているというのに。 彼女まであっさり「元カレ→今ハエ」状態を受け入れて、一切の葛藤無し。さすがインド、混沌の国。死してハエになる輪廻くらい死生観に織り込み済みなのでしょう。おそらく。 設定はぶっ飛んでますけど、ハエになっての仕返しの諸々は耳元でブンブン言ってイライラさせるとか、こちらの想像の範囲内でなかなかにユルかったな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-07 23:14:31)《改行有》

978.  タイム・トゥ・ラン 《ネタバレ》 そんなに悪くない脚本だと思うんですけどね。短めの尺の中に起承転結をきちんと収めてますし、伏線回収も意外な驚きがありましたし。なのになんでこんなにB級臭が漂うのか。画だって安っぽくはありません。 本国での興行成績もサッパリだったというその理由はやっぱ「なんか似たようなの観たことある」っていうマタコレカ感を皆抱いちゃったからでしょうね。 乗っ取られたバス暴走設定なんかまんま「スピード」だし、マフィアの金強奪のくだりなんかはおなじみ金満パーティの画ヅラから銃撃から、もう何度となく目撃してきましたし。 役者陣もスクリーンにはめるには存在が軽く、テレビドラマが合うようなレベル。なまじデ・ニーロなんか放り込むもんだから、1人だけ「デ・ニーロじゃん」的重力が発生してバランスも悪いです。でもまあ、そんなに嫌いじゃないですこの映画。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-02 22:58:34)《改行有》

979.  恋する惑星 《ネタバレ》 これは「映画」ではないですね。感性の表現をフィルムに落とし込んだ、90年代のミュージックビデオぽい映像作品です。 映画として鑑賞したならば、金城パートはお話として破綻してるしトニー・レオンの後半はフェイ・ウォンの住居不法侵入にストーカーの恐怖を抱いてしまうところです。 わたしは「アメリ」で鑑賞の仕方を間違って大失敗したのですが、今作は事前にみなさんのレビューで大体の作品味を押さえることができたので幸いでした。 ‶アート”の分野であると思って観れば、あら不思議うじうじ金城くんも独り言トニーも不思議ちゃんが怖レベルのフェイも皆生き生きと愛らしく見えてきます。 光の粒すら捉えている感のある映像は独特の魅力がありますし、若いということの手に余るようなどうにもならなさ、愛しさがよく伝わります。 90年代の香港の多人種で雑多なエネルギッシュなこと。かの都市の最後の自由な輝きを留めていることも、ノスタルジックな感傷を催しそうです。懐かしいといえばフェイ・ウォンの「夢中人」。綺麗な歌声は久しぶりに聞いてもやっぱりキュート。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-17 17:15:14)(良:1票) 《改行有》

980.  旅立ちの時 《ネタバレ》 親の支配から精神的な自立を遂げようとする18歳の苦悩といえば、かのジェームズ・ディーンを想起してしまう。今作のリバーは時代が進んだせいか随分と親に優しいです。ハッキリ言ってこの両親は毒親以外の何者でもないと思うけど。 ちょっとプロットが現実離れし過ぎている感があって、あまり彼らの切迫状況に共感できなかったなあ。 長男が普通に恋をして親離れを望んで、両親もそれを受け入れざるを得なくなる。それだけのお話でした。もう少し山場を作るなり、盛り上げてもらいたかった。けれど若きリバーフェニックスが、その輝きを永遠に留めた一本として記念碑的な意義があります。存命であったなら、どんな役者になっていたかな。弟のように迫力あるクセ強な中年になったでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-08 23:22:05)《改行有》

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