みんなのシネマレビュー
やましんの巻さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


…………………………………………………


人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


…………………………………………………

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314
投稿日付順1234567891011121314
変更日付順1234567891011121314

81.  愛に迷った時 他しかラッセ・ハルストレム監督のアメリカ進出2作目だっけ? やっぱり、ちょっとまだ環境になじんでいないというか…。『やかまし村』シリーズとか、こういう田園風景のなかの群像ドラマは得意なはずなんだが、やはり、子どもたちがメインでないと調子がでないのだろうなあ。豪華配役も今いちパッとせず、でも見捨てきれないのは、この監督ならではのリリシズムがそれでも画面から滲んでいるせいだね。5点(2003-10-07 14:26:45)

82.  アイズ ワイド シャット あの~、いくらキューブリックの遺作だからって、この程度のえいがを絶賛するのは、過去のキューブリック作品に対する裏切りというか、冒涜になりませんかねえ…。そう、確かに決してキューブリックを評価する者ではないぼくも、それなりに本作を面白く見たけど、それは彼の映像スタイルが、1950年代の映画のそれに回帰しているってことにだった。ああ、やっぱりこの御仁も50年代作家だったんだという、お里の知れ方こそが興味深かったワケで。ただ、それが一種の『神曲』(ダンテの地獄巡り!)をめざした本作に、古典的というよりは単なる古めかしいという印象を与えてしまったことも事実。たぶん、キューブリック自身がそうなると分かっていたからこそ、トム・クルーズとニコール・キッドマンという現代的なスター夫妻の「肉体」を欲したんじゃないか。が、それでも、ここでキューブリックはあきらかに「失敗」していると思う。たとえそれが魅力的な「失敗」であったとしても、やはりそのことはキチンと表明しておきたい。6点(2003-10-07 11:52:44)

83.  愛がこわれるとき ううむ、そうですか…評判悪かったんだ。後半の単なる凶悪ストーカーと化した元ダンナとジュリア・ロバーツの”攻防戦”はいかにもな展開ではあったけど、前半はそれなりに異常な潔癖性のダンナ、その異変におびえる妻、彼女の新しい恋人の出現…と、それぞれの人物の絡みが手際良く処理されていたのでは。特にジュリアが、次々と衣装を変えていくとってもプリティ・ウーマンなシーンは、はは~ん、この監督ジュリアに惚れて撮ってんなと思わせるに十分でした。そのへんで、才能がなくはないジョセフ・ルーベンの演出を乱させたのかも。…とは、やはり好意的解釈にすぎますかね。5点(2003-10-07 10:53:20)

84.  恋におちたシェイクスピア 他の方のレビューを拝見して、どうも採点「8」が多いという印象。でも、これが本当に「8」な映画なんですよね。つまり、面白いし良く出来ている。けれどそれ以上ではない…という。青年シェークスピアと、彼が生きた時代の雰囲気をいきいきと描いた脚本の勝利だと思うものの、別に映画でなくとも、例えば舞台の方がより面白いものになったんじゃないかと思わせるところが、物足りなさの理由か。でも素直に面白いし、出来としては良い。ああ、やっぱり8点じゃん(笑)8点(2003-10-06 17:17:54)

85.  彼方へ 素手で山をよじ登るクライミング・シーンは、確かに迫力あり。でも、だったら初めからドキュメンタリーとして作れば良かったのに…。苦心の撮影も、かったるいドラマ部分ですべて台無し。ヴェルナー・ヘルツォークって、所詮ハッタリとクラウス・キンスキーがあってこその監督だったのね。失望。5点(2003-10-06 16:56:18)

86.  オルランド 男装のティルダ・スイントンに一票。女性に戻った時(?)の全裸ヘアに、満票(笑)。ヴァージニア・ウルフを『めぐりあう時間たち』で深刻そう暗そう…と思われた皆さん、彼女の茶目っ気とユーモアを正しく表現したこの映画もまた、ウルフの世界です。9点(2003-10-06 16:51:44)

87.  遠き落日 神山征二郎監督と新藤兼人脚本のコンビ作としては、世評に高い『ハチ公物語』よりもよっぽどいいと思う。いささか、”人間・野口英世”の露悪的な部分を強調しすぎるあたりはさすが新藤・脚本だけど、三田佳子の母親像は正しく「日本の母」として美しく偶像化され、それが素直に心にしみる。あの有名な手紙のくだりには、滂沱の涙…。見終わった後、親孝行したくなります。なるだけですが。7点(2003-10-06 16:34:24)(良:1票)

88.  こねこ 主人(猫)公のこねこチグラーシャの、やんちゃぶりは、ネコ好きの琴線に触れまくりっ! そうそう、子ネコってこんなにイタズラで、でも何やっても可愛いんだよなあ…と、心の芯がホンワカ・ジンワリきちゃいます。そんな中にも、裕福な層と貧困に喘ぐ層の格差が広がるロシア社会の現実を、それとなく感じさせるあたりのデリケートな監督の眼差しがしっかりと盛り込まれている。どこか、クシシュトフ・キェシロフスキ(『ふたりのベロニカ』)の影響を感じさせるところも、ナイーブな感じで好感度大。ネコ好き以外にも、一見の価値あり! と声を大にしておきましょう。特にクリスマスシーズンに、恋人や愛する家族と見るもよし、独りでしみじみ見るもよし。ささやかだけれど、だからこそ素敵なキャンドルライトをココロに灯してくれるに違いありませんよ。 7点(2003-10-06 15:23:46)(良:1票)

89.  リバー・ランズ・スルー・イット ロバート・レッドフォードの監督作品は、どれも彼の人柄が伝わってきて、そのノーブルさが好ましくもあり、物足りなくもある。実話を基にした映画だということだけど、一種の「カインとアベル」ものの変奏だな。ほら、どこか『エデンの東』にも似てない? それはともかく、釣り好きには前半のフライフィッシング場面がたまりません。だもので、中盤がまったく印象に残らない…。困ったものだ。6点(2003-09-30 10:42:41)

90.  ため息つかせて R&Bに乗って、ヒロインたちのモノローグが延々と語られ、それに合わせてキャメラがゆるやかに、官能的に、トラヴェリングする。内容自体はどうってことないんだけど、こういう中産階級の黒人女性たちを主人公にした「トレンディドラマ」って、あるようでなかったものね。ぼくは十分面白く見ましたよ。ウィテカー、監督としてもなかなかやるじゃん。7点(2003-09-30 10:30:00)

91.  クロッシング・ガード こういう映画を本当に「美しい」というのだ。幼い娘を飲酒運転でひき殺した男が、その復讐を果たそうとする父親(ジャック・ニコルソン)に言う。「事故の直後、その子はこう言ったんだ。『私が悪かっったんです。おじさん、ごめんなさい』と。…」こういう台詞に何も感じない人間は、映画はもちろん、人生からも見放されているに違いない。『アバウト・シュミット』のジャック・ニコルソンを”準備”したのはこの映画だったことが、あらためて思い知らされる傑作。ショーン・ペンは、役者として以上に圧倒的にすぐれた「映画作家」として、アメリカ映画の偉大な精神を継承しつつある。9点(2003-09-29 15:57:41)(良:1票)

92.  マイケル そう言えば、『フィールド・オブ・ドリームス』の中で、「ここは天国か?」「いや、アイオワさ」という台詞があったなあ。アイオワじゃ、トラボルタみたいな天使がたばこ吸ってても全然おかしくないって感じが、とてもよく伝わってくる。…って、随分前に見たんで、主人公たちが向かう先がアイオワだったか、ちょっと自信ないのですが。でもまあ、どうであれ、この作品自体が”天使的幸福感”に包まれてるよね。うん、好きです。8点(2003-09-26 15:25:34)(良:1票)

93.  ポンヌフの恋人 バランスの取れた傑作とは言い難い作品ではあるけれど、レオス・カラックス監督自身が、そんな体裁や見た目なんかまるで気にしていないんだし。とにかくカラックスには、極限の愛と、絶望と、歓喜と、悲しみといったエモーションしかない。それを形良く観客に差し出すことより、ナマのままぶつけてくる。だから、受け付けない人も当然いるだろうし、逆にとことんハマル人だっているだろう(ぼくもそのクチだ)。いずれにしろ、ここ最近の映画のなかで、これほどまでに自分に、そして映画に対して真摯で誠実な作品はない。素晴らしい。9点(2003-09-25 14:59:21)(良:1票)

94.  ボビー・フィッシャーを探して 《ネタバレ》 驚き。これって相当な傑作じゃないですか! ”もう1人のボビー・フィッシャー”である心優しい天才チェス少年とその周囲の人々を、描き込むんじゃなく、その日常の一瞬一瞬をスケッチしていくような展開が、まるで美しい「詩」を読むよう。それでいて、少年の心の機微が、ヴィヴィッドに伝わってくる。ステーブン・ザイリアンって、『シンドラーのリスト』とかの脚本家だった人だよね。ぜひまた監督作品を手掛けてほしい、そう思わずにはいられない映像感覚の持ち主だ。少なくとも、今のスピルバーグなんてめじゃないよ。 《追記》最近見直す機会があったんで、あらためて思ったことを書き加えておきたい。先に“美しい「詩」を読むよう”と書いたけれど、それはこの映画が、主人公の少年の日常風景と心象風景というふたつの“風景”を、ただ丁寧に切り取っていくことから産まれたものだ。公園の木漏れ日、雨にぬれる感触、夏の日射しや秋の肌寒さ、チェス会場の空気感、何よりもチェスの駒の音…。そういった感覚的なディテールを、まるで今まで見たことも感じたこともなかったもののような新鮮さとともに見つめていく。そしてぼくたち観客も、同じくこのありふれた日常のひとコマひとコマを、つまりはこの「世界」そのものを再発見していくことの感動に満たされるのだ。こういう体験は、滅多にできるもんじゃない。ましてやアメリカ映画で、「少年の成長」だの「家族愛」だのといった〈物語〉のパターンに回収されることのない作品が創られたことが、ぼくにはうれしいことだった。…今は日本で拘束中(2004.9.2現在)だという現実のボビー・フィッシャーも、この映画を見たんだろうか。そして、どう感じたことだろう。 《追々記》最近、よくこの映画を再見しています。クライマックスの決勝戦で、勝利ではなく、むしろ「引き分け」を望む主人公の少年。それを“偽善”や“勝者の傲慢”ととる向きがあるかもしれない。けれど、その「相手を思いやること」を知っている少年の姿(しかも彼が、“勝者を義務づけられた国”の少年であることを思い起こそう)は、ぼくという観客に何か〈救い〉めいた感動を与えてくれるものです。だから感謝を込めて、9→10ということで。本当に「美しい」映画です。[映画館(字幕)] 10点(2003-09-25 14:49:56)(良:1票) 《改行有》

95.  ボディ・バンク 正直、思わぬ拾い物的な面白さ。初めは単なる医療サスペンスか…と思わせて、地下世界に住む人々が登場するに及んで、映画はが然ディケンズの小説みたく陰影を深めていく。やっぱり英国人監督はあなどれないな。ヒュー・グラントのシリアス演技もなかなかだし、ジーン・ハックマンにはノックアウト! テーマがテーマだけになかなかテレビじゃ見られないかもだけど、一見をお薦めします。7点(2003-09-25 14:38:08)

96.  僕らはみんな生きている 公開当時、かなり感心したことをおぼえてます。何にって、ヘンなナショナリズムを交えることなく、今のニッポン人の醜さや切なさ、そして愛しさをきっちり表現していたことに。アジアでの我々って、所詮ああいった情けない醜態を現地の人間の前でさらけだしているんだろうな。でもって、そんな我々にも、まだニンゲンとしての心意気が残っているだってことをしめした真田広之のクライマックスでの言葉に、けっこうカンドーしちゃいました。滝田洋二楼カントク、そして一色伸幸サンの脚本が巧いです。8点(2003-09-25 14:13:35)

97.  奇人たちの晩餐会 最近あんまり笑ったことないんだけど、この映画見た時はそれこそ死ぬほど笑い転げました。バカを笑うつもりが、自分の方がバカを見たという、皮肉と諧謔とナンセンスのオンパレード。どうしても舞台劇調になるのは仕方ないけど、ここまでおかしけりゃ文句なし! ややペーソスをまじえての後半は、このまま無難に終わるのか…と思わせつつ、ラストでもう一発カマしてくれるあたり、ほとんどひれ伏したくなりましたです。おすすめ!8点(2003-09-18 11:55:24)

98.  危険な遊び(1993) 人気子役の競演作品で、よくぞここまでダークな「R指定」作品を作ったなあ。マコーレー・カルキン君は、これでキャリアに幅を持たせようとしたんだろうけど、これじゃ逆効果だったかも(事実、これ以降の彼は急速に忘れさられていく…)。まあ、監督に陰湿なスリラーを得意とするジョセフ・ルーベンをもってきたことが、この作品の魅力であり、問題点でもあったかな。見終わった跡のイヤ~な感じは、まさにこの監督の真骨頂なんだけど。7点(2003-09-18 11:44:27)

99.  河童(1994) 《ネタバレ》 初監督にしちゃ技術的にまあまあだとか、そういったこととは別にこの映画の”叙情垂れ流し”ぶりにヘキエキ。クライマックスでいきなり藤竜也が「ボクをずっと待っててくれたの?(グシュン)」と”幼児還り(?)”したかのように少年口調でカッパ宇宙人に語り出した時にゃ、見ているこちらが赤面しちまったぞ! 結構予算もかかった、日本映画にすれば大作の部類に入るだろうに、それをこんなクサイ、幼稚な代物にした石井某に、敵意をいだいたぼくなのだった。3点(2003-09-16 17:03:16)

100.  ワールド・アパートメント・ホラー 壮大なSFものとは別の、初期の大友克弘が描いていた奇妙な味のファンタジーとして、これはこれで見事に大友ワールドですねえ。しかも、実写映画をかくも達者にこなして、自己のヴィジョンを実現した彼の才能とセンスに感心。アニメもいいけど、またぜひ劇映画にチャレンジしていただきたい…そう思わせる出来映えです。笑えて、ヘンテコで、オチまでしっかり!7点(2003-09-16 16:53:22)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS