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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
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81.  リード・マイ・リップス かなり変な話で想像もつかない展開が楽しめます。監察官のくだりは確かに唐突でよくわかりませんでした。カットしすぎたんじゃないかな。[地上波(字幕)] 7点(2006-11-21 23:15:37)

82.  ヘヴン 美しい映画、けっこう染みました。キエシロフスキーの脚本だったんですね。なるほどなぁ。今年一番の作品。彼の映画が好きな人にはこれも楽しめると思います。「愛している」というセリフですが、彼女なりの責任の取り方なんじゃないでしょうか。 [地上波(字幕)] 9点(2006-11-21 23:06:24)《改行有》

83.  至福のとき 「街の灯」を見たチャン・イーモウが、「自分ならこういう話にする」というような思いで作ったのではないかと憶測します。僕にとってもそういう意味で納得できるラストでした。ちなみに中国では一人っ子政策の影響で男女比が大きく男性に偏り、男性の結婚難が加速しています。そういう事前知識があると男がどうしてあんなんも結婚にこだわるのか理解しやすいかもしれません。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8220.html それにしてもドン・ジェは、チャン・イーモウの女性趣味の一貫性を感じる起用ですね(笑)。 [地上波(字幕)] 8点(2006-11-07 18:01:48)《改行有》

84.  ベティ・サイズモア 原題の「看護師ベティ」のほうがすごみがあっていいのになぁ。サイズモアって、サイズが増えて、太っていく話かと誤解してました。先の読めない、独創的な脚本にカンヌ脚本賞も納得。いっちゃってるレニーの演技もとてもよかった。「シカゴ」みたいなのはどうかと思ったけど、こういう田舎娘の役に彼女はぴったりだなー。[地上波(字幕)] 8点(2006-10-24 10:37:17)

85.  茶の味 試写会でお母さんの作品をみんなで見るシーンが全体を象徴しているように思う。人と人の間の距離がとても近くて好きなものを一緒に作ってる。暖かい気持ちになる映画。ここで指摘されているように暴力的なシーンも確かにあるにはあるけど、明らかにありえないように作ってあるから、冗談として見られる。一番心に残っているのは早朝の田舎のお店で開店の準備をする中嶋朋子を浅野忠信がたずねていくシーン。彼らしくないところがやっぱりいいのかな。多用されるCGは相当に違和感が残るとはいえ、全体的な雰囲気はやはり日本の田舎の風景のベースに支えられ、意外にしっかりしています。[地上波(邦画)] 8点(2006-10-12 00:14:10)

86.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 最初の30分間はつらいが、ホテル探偵が出てくるあたりからやっと火がついてくる。 一人一人の演技は今までのイメージをひきずっており、新味には欠けるが、脚本の面白さでみせる。エンディングへの収束はなかなかの力技。キャストのうち香取慎吾だけは変えて欲しかった。役どおり、本当にマイナーなこれからのミュージシャンを発掘してもらいたかった。篠原涼子も上手なんだけど、ちょっときれいすぎたか。YOUの歌は良かった。[DVD(邦画)] 8点(2006-10-05 22:51:53)《改行有》

87.  ゲド戦記 この映画、見終わった時うれしくて涙がぼろぼろと止まりませんでした。この映画を評価する理由を二つ書きます。まず第一に宮崎吾郎さんが、自分の語りたいストーリーを原作の世界観の中に見出し、それを語ることに成功していることです。ふつう小説を映画化するときには、あらすじを追ってそれを映像化さえすればよいと考えがちですが、彼は全く違ったアプローチでこの原作と取り組んでいます。この映画に僕が感じた、原作とも共通するテーマを一言で言えば「自分と向き合うこと」です。吾郎さんの場合それは「宮崎駿の息子としての自分と向き合うこと」だったのでしょう。でもそのテーマは僕ら一人一人だってそれぞれに引き受けなければいけない普遍的なテーマでもあります。僕らはこの映画のストーリーとともに、あるいはそれ以上に、映画の描き方の中のほうにもその「自分と向き合う」というテーマを感じ取ることができます。吾郎さんがどのように自分のアイデンティティを見つけていったか、それをキャラクターの設定、動かし方、背景、声優さんの演技などなどに見てとることができます。そしてそのテーマは、原作のゲド戦記のストーリーと共鳴して響いてくるのです。映画のストーリー自体はむしろ観客のカタルシスを優先し、自分の中の暗い負の部分と直接向き合わずに済むように、それを敵役に一方的に背負わせてしまっているきらいもあります。でもそうした表面的なストーリーよりも、宮崎駿ファンならジブリの作品史という文脈の中でこの作品も見るだろうし、それなら捉え方も全く変わってくるはずです。それ以外の良い点もみなこの点に関わってきますが、もう一つだけ挙げるとすれば、それは表現にめりはりが効いていることです。もののけ姫、千と千尋、ハウルというように進化してきた宮崎アニメの映像に比べると、絵の描きこみは相当に単純化され、省力化される一方で、ラストの一連の重要なシーンや特殊効果的な映像、そして音響効果にはしっかり手間がかけられています。吾郎さんが自由に作品を作り上げるために、お金をかけすぎないということは絶対条件だったはずです。お金をかければかけるほど、営業的に自由度が少なくなっていきます。この映画はそういう意味で、やりたいことを追求するために、比較的どうでもいいことをあきらめることで成り立っています。その取捨選択のバランスの良さを僕は高く評価したいと思います。[映画館(字幕)] 10点(2006-08-13 02:46:37)(良:1票)

88.  チルソクの夏 ストーリーはベタかもしれませんが、演技が素晴らしかったし、下関の町並みにも風情を感じました。お父さんとのケンカのシーンはあまりにリアルで痛かったなぁ。久しぶりにぼろぼろ泣いた映画でした。恋愛を語るために、社会状況を利用することを僕は肯定します。それは社会状況を恋愛に還元することではないし、そのような印象も全く受けませんでした。[地上波(字幕)] 9点(2006-07-19 11:10:22)(良:1票)

89.  みなさん、さようなら(2003)  この映画良かったですよ。こういう映画を「たそがれ」と較べるなんて意味ないし、オスカーにそれほどこだわらなくてもいいんじゃないでしょうか。そんなこと気にせずに見たら絶対面白い映画ですって。  テーマは伊丹の「大病人」などと一緒で、「自分ならこう死にたい」というのが基本線にあります。そういうあまりに人類共通のテーマなだけに、一歩間違うと低俗なお涙頂戴か、説教くさいモラリスト的な内容になるところを、インテリの諧謔的笑いで上手に包み込んでいる。  登場人物はみんな魅力的なんだけど、一番良かったのはやっぱり息子かな。  これも「今までは対立していたが、死に行く父のために、最後の親孝行をする」というそれだけ聞いたらいかにも低俗なお涙頂戴になるところを、<無口で、一般的なモラルを気にしない、過激な行動力のある冷酷非情なビジネスマン>という枠をはめることによって、エスプリあふれる笑いに持っていっているところが見事です。僕は彼を見ていてずっとプーチンを思い出していました。  ふつう、そういうプーチン的キャラを作ると、どこかでその冷たいスマイルの壁を壊し感情をあふれさせることで、そのギャップで物語を見せようという安易な路線に走るものですが、彼は最後の最後までほとんどそのままです。だからこそ、微妙な揺れがふっと走るだけで、すごく印象的になります。  こういう「ずらし方」は、井上陽水なんかと近いものを感じますね。 (点数は、オスカーの逆影響に抗議して+1)[DVD(字幕)] 9点(2005-11-17 09:33:58)《改行有》

90.  月曜日に乾杯! この映画面白いっていう人はこういうところを面白がるんだろうなーということは何となくわかるんだけれど、なんだかわざとらしくて、笑えない。ひたすらだるかった。少なくとも「退屈な日常から脱出するためヴェネチアへ旅する男の話」というような紹介の仕方はまったく間違っている。はじめの10分間が面白くなかった人は、後半やっとヴェネチアに行った後も退屈することは保証する。[DVD(字幕)] 1点(2005-10-11 00:24:35)

91.  ファストフード・ファストウーマン 数人の主要な登場人物に関するストーリーがばらばらに展開するスタートは少々わかりにくいが、だんだん人間関係がつかめてくると目が離せなくなる。ひとりひとりの抱えるドラマの基調は暗いが、暖かい希望がほの見えていてひきつけられる。確かにラストへの展開は夢物語だが、インパラやシマウマの場違いな画像はメルヘンとしての説得力が感じられた。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-10 22:48:20)

92.  WATARIDORI 独特のジャンルなので、他の映画と比較して良いとかそういうことは言えませんが、鳥と一緒に飛ぶこの浮遊感は、他では宮崎アニメでくらいしか味わえないでしょう。メイキングの映像もとても面白かった。鳥の親になりきるって、そりゃあ並大抵のものじゃないんですねぇ。動物好きの両親をうちによんだとき、夕食の準備の間なごんでもらうのにとても役に立ちました。[DVD(字幕)] 9点(2005-10-07 22:55:59)

93.  女王フアナ 絶頂期にある王国の女王が狂人として幽閉されるにいたるには、かならずもっと政治的な背景があったはず。それを単なる恋の感情だけで描くのはあまりに薄っぺらくとても見ていられなかった。[DVD(字幕)] 2点(2005-10-07 22:43:43)

94.  白と黒の恋人たち 映像は確かにきれいで、途中まではそれなりに話も面白みが感じられたんですが、劇中劇が入るようになって、だんだんわけがわからなくなっていきます。後半は惰性で見てるだけでした。[DVD(字幕)] 3点(2005-10-07 22:37:16)

95.  小さな中国のお針子 うさんくさい、という言葉が一番似合う、そんな映画です。吐き気がしそうに気持ち悪かった。下手なホラーより、気持ちを逆なでします。[DVD(字幕)] 0点(2005-10-07 22:33:42)

96.  純愛中毒 これはかなりさむいです。「誰にでも」が面白かったんでこちらも見たんだけど、まずいきなりビョンホンの変な髪形にショックを受ける。それからずっとすぐ読める展開、重苦しく単調な会話、凡庸なカメラなど、いいところは何もなし。時間を返して欲しい。[DVD(字幕)] 1点(2005-10-07 22:26:32)

97.  誰にでも秘密がある ビョンホン好きの妻につきあって見たんだけど、意外や意外、なかなか面白かったです。凛さんが言われるように、時間のずらしかたが楽しかったなあ。ラストも好きですよ。よくまとめたなあって思います。誰にでも安心して薦められる映画ですね。[DVD(字幕)] 8点(2005-10-07 22:21:36)

98.  呪怨<OV>(2000) ホラー映画、ホラー小説の類は何を見ても読んでも怖いとも面白いとも思ったことないんですが(6th senseは例外。農薬を入れる母親のシーンは本当に怖かった・・・)これも、だからどうしたのって感じでさっぱり。みんな怖いっていうから期待したんだけどなー。霊とかそういうものを全く信じてないからかもしれない。というわけで、他のホラーが楽しめない人はこれも駄目ですよ、きっと。[ビデオ(字幕)] 1点(2005-10-07 22:14:53)

99.  五線譜のラブレター/De-Lovely コールポーターの曲が好きなんでかなり期待していたんですが、がっかりですね。自分の一生をミュージカルにして回顧しているという枠組みの作り方が、話のリアリティを自ら妨げているように感じました。またそういうミュージカルの部分と映画っぽい部分の混ぜ方が中途半端。[DVD(字幕)] 3点(2005-08-26 12:44:21)

100.  ビフォア・サンセット よかったなー。Before Sunrise(恋人までの距離)を最近見直してからこちらを見たんですが、期待を裏切らない内容でした。 前作で描かれた出会いがその後の二人の人生の中でどれだけ大きな重みを持っていたのか、ということがこの映画(Before Sunset)のストーリーの大前提になっています。前作に思い入れのない人が見ると、そういうところが、ちょっとナルシスティックな感じに見えるかもしれません。 飛行機の出発時間までの限られた時間、ひたすらしゃべり倒す、そんなお話です。好きな人とこれが最後の時間で、もう二度と会えないかもしれない。そういう状況のなかで、男性のほうが少しでも一緒にいたくて粘り続ける、というのは、眠っていた記憶を揺さぶられる思いがしますね。日常的なレベルでも、終電の時間を気にしながら女の子としゃべる、というのは誰にでも経験があると思いますが、あの感じがすごくよく出ています。 このリアルさは、役者の演技力もそうですが、この映画の表現の<実験的な手法>にも多くを負っているように感じます。他の方も書かれているように、この作品の時間の流れ方は、100%リアルタイムで上映時間がそのまま作品上の時間、というように作られており、長回しが多用されるだけでなく、カットバックでも音声が連続しており、しかもその間ずっと二人はしゃべり続けているんです。そういう<実験的な手法>なのに前衛的な印象はまったくなく、見事なくらい自然で、二人の気持ちがあまりにリアルに伝わってきて、どきどきします。 あんまりリアルなんで、それこそ一発撮りみたいに見えますが、もちろん実際には、テイクを重ねているんですよね。でも容易に天候や光の状態の変わる屋外で、つなぎのない5時から7時半という時間を撮るのは相当大変だったと思います。ハリウッド映画としては異例な、15日間、それも当該する時間帯だけの撮影でこれが完成されたのは驚くべきことだし、逆に言えば、むしろそのくらい短期間にしか撮れない内容だったともいえます。役者が完璧な演技を集中して続けることができてはじめて可能になるのでしょう。 そういう意味でも、ちょっとした奇跡ともいえるような作品です。そしてあのチャーミングなエンディングは文句無く評価10に値すると思います。何度も繰り返して味わいたいと思います。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-22 18:26:55)《改行有》

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