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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2598
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 特撮映画好き界隈では必ず名前が上がるカルト的人気の高い作品をようやく鑑賞することができた。 個人的にずっと前から観たかった作品だったので、期待値が高まりすぎていたのかもしれないが、何というか、思ったよりも“トンチキ”な映画だった。 まず怪獣そのものの出自についての説明があまりにも曖昧でいい加減だった。 この映画の前に「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」という作品があり、その続編なのかと思いきや、設定や描写が若干異なっており、正確には平行世界を描いた“姉妹作品”という位置づけらしい。 だから、劇中で水野久美演じる博士が語る“サンダ”の出生秘話も取ってつけたような描写になっており、結局どういう経緯でこの怪獣が生まれたのか全く不明である。 故に観客は人間側の一人として、どういうスタンスでこの怪獣を捉えていいものか戸惑ってしまう。 当然ながら、“サンダ”の細胞から派生した兄弟怪獣“ガイラ”に対しても同様で、いきなり登場してきて人間を食い散らかされても、恐ろしさは感じるもののただそれだけで、怪獣としてのキャラクター性があまりにも希薄だった。 そういった肝心の怪獣たちの存在感が薄いことに対して、逆に目を向けざるを得なかったのは、人間たちのエゴイズムに対する嫌悪感だった。 一応の主人公的立ち位置の研究者側も、怪獣の脅威に対応する自衛隊(政府)側も、「飼育すべし!」「抹殺すべし!」と、双方がそれぞれに人間のエゴイズムに溢れた主張を繰り返す。 この映画における“メインマッチ”は、悲しき兄弟怪獣の対決などではなく、人間の“エゴ対エゴ”だった。 そして、化粧の濃い水野久美のめくるめく衣装チェンジを目の当たりにする映画でもある。 想像していたものとだいぶ違って残念だったが、当時の東京という街の風俗描写はなかなか味わい深く、色々な意味で「時代」を感じられるという点では、鑑賞の価値はあったと思う。[インターネット(邦画)] 4点(2019-12-22 00:45:32)《改行有》

82.  大巨獣ガッパ 数ある特撮怪獣映画の名作とくらべれば、そりゃあ低評価は免れない。 ただし、数多の特撮映画の多くが「駄作」だらけであるということもまた事実。 そんな中で今作は、数多くの「駄作」のうちの一つかもしれないけれど、「駄作」ならではの味わい深さを醸し出していたと思える。 先ず、「日活」唯一の怪獣映画であるという、特撮映画史的な文脈のみを捉えても、ある種の「価値」は充分にあると思う。 東宝、大映に牽引された当時の“怪獣映画ブーム”に無闇に乗ろうとした作品だけあって、あらゆる面での不慣れ感と独特の違和感が生まれている。 ただその不慣れ感や違和感は、そのままこの映画の特異性に繋がっているとも思う。 特撮のレベルそのものは、当時の水準からすれば決して低すぎるということはない。 けれど、ほんの少しの“見せ方”がやはり巧くはなく、“魅せる”シーンが無い。 一方で、主人公である“ガッパ”の巨大怪獣としての存在感は、良い悪いは別にして、「独特」だったとは思う。 異形のものに相応しい血走った目、気持ちの悪い鳴き声、とにかくその存在感そのものがおぞましい。 それは、「ゴジラ」や「ガメラ」といった当時のスーパースターたちの存在感と比較すると、まったくもって相反するものである。こんなおぞましい怪獣が子どもたちをはじめとする大衆の人気者になるわけがない。 そして、そんな世にも奇妙な怪獣が織りなすストーリーが、なんと「親子愛」だというのだから、益々その異質性は高まるというもの。 更に、彼らを取り巻く人間たちの間では、当時の社会性を踏まえた男女の価値観、親子の価値観の相違とそれに伴う葛藤が描き出される。 何故か熱海に上陸するガッパ、何故か巨大な茹でダコを加えているガッパ、何故か日系人役として登場する藤竜也……こういう歪さや、ほつれ具合を堪能することも、楽しみ方の一つであるということを思い出させてくれるある意味立派な特撮映画だったと思う。 限りなく「駄作」に近い「迷作」であるが、日本の特撮史上における亜流として、意外に存在価値は大きいのではないか。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-10 22:58:24)(良:1票) 《改行有》

83.  大怪獣ガメラ 1965年に制作された今作は、大映が東宝の「ゴジラ」に対抗して生み出したということがありありと伺える。 亀の大怪獣「ガメラ」というキャラクター性と発想は、その時すでにスーパースターとなっていた「ゴジラ」のそれと極めて類似はしているが、ユニークではある。 でも、ストーリーという部分において、安直だというか工夫がない気がする。 特に第一弾となる今作は、ガメラの設定自体に腑に落ちない点が多い。 人間の子供を助けるわりには、東京で大暴れし破壊の限りをつくす。人間の敵なのか、味方なのか、曖昧なままストーリーは展開していく。 特撮においても、やはり東宝のそれとはレベルの違いが見受けられ、チープさに拍車がかかる。 人間側の最終手段となる「Z計画」の強引さは嫌いではないが、全体的な陳腐さの上ではそれも許されないところだろう。[地上波(邦画)] 4点(2006-12-17 16:07:55)《改行有》

84.  三大怪獣地球最大の決戦 タイトルの「地球最大の決戦」が始まるまでは、まあまあ良いんですよ。日本語をベラベラに喋る某小国の一行、「私は金星人」と連発する王女の放浪なんかも陳腐とナイスセンスの絶妙のラインだと思う。そして、今作で初登場となったキングギドラのインパクトとその精巧さは見事に尽きる。と、ここまできて、怪獣同士の“最大の決戦”で大コケするのだから、正直参る。モスラのアホ臭い説得模様(同時通訳by小美人付き)から始まり、繰り広げられるゴジラとラドンのギャグ合戦、結局ゴジラが岩を投げ続けてギドラを追っ払う……。最後は、“平和な島としてお馴染”のインファント島に帰っていくモスラをゴジラとラドンが呆然と見送る。なんだそりゃ。4点(2003-10-14 11:03:25)

85.  花と嵐とギャング 「バカヤロー」と高原の只中で叫ぶ高倉健の悲しみとも喜びとも受け取れる表情で本作は終幕する。 正直、唖然としてしまうというのが健全な印象だと思う。 おおらかというか、テキトーというか、1960年代の昭和真っ只中の国産娯楽映画のエネルギーが、良い意味では満ち溢れ、悪い意味ではダダ漏れしている。 鬼才・石井輝男監督作で、端から「喜劇」と割り切っている作品なので、破天荒なストーリーテリングに対して真剣にダメ出しをするのは野暮だろう。 登場するギャングの面々の滑稽さも含めて、ハットとスーツに身を包んだその佇まいを堪能するべき作品だと思う。 ただ、とは言っても、あまりにもキャラクター造形やストーリー展開がおざなりには見えてしまい、娯楽映画として「楽しい!」とは、中々思えなかった。 主演の高倉健、鶴田浩二の当代きっての二大俳優は、その風貌は流石に渋く、格好いいけれど、演じているキャラクターの人間性が浅く、魅力的に思えなかった。 そういう演出なのか、意図的な演技プランなのか判別がつかなかったが、彼らの演技自体もあまりにも“大根”で、終始半笑いを禁じ得なかった。 まあそれらも含めてキュートに感じたり、60年以上前の時代を感じて、カルト的な楽しみ方をする作品なのだろう。[インターネット(邦画)] 3点(2023-01-07 23:07:51)《改行有》

86.  ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 待望の最新作「シン・ゴジラ」の鑑賞を控えて、過去のゴジラ映画シリーズの中で唯一観れていなかった今作をついに観ることが出来た。 正直なところ、過去のゴジラ映画全28作(ハリウッド版を含めれば全30作)の鑑賞実績をコンプリートして、満を持して最新作に臨めることの“ゴジラ映画ファン的”な満足感が先行し、今作自体に対する満足度など二の次になってしまったことは否めない。 東宝映画自体の斜陽期に製作された作品だけあって、ゴジラ映画としてのルック的にも、ストーリーテリング的にも、尺的にも、極めて低予算で、つくり手(本多猪四郎大先生)が力を入れようにもどうしようもなかった作品であることは一目瞭然であった。 ストーリー上のメイン舞台は、“ゴジラが存在しない現実世界”となっており、怪獣たちの登場シーンは、あくまで主人公である鍵っ子少年の「空想世界」に過ぎない。映し出される特撮シーンもその大半が、過去作映像の使い回しだった……。 この時代のゴジラ映画が「駄作」であること自体は何も珍しくないことなので、今作もきっぱりと「駄作」と言い切ってしまうことは簡単なことである。 しかしながら、今作の場合は、ゴジラ映画として「駄作」だとは言い切れない部分がある。 そもそものコンセプト自体がゴジラ映画としては「異質」である。 今作は、ゴジラ映画の要素を借りただけの全く別物の作品だと思う。 だから、ゴジラ映画として「珍妙」ではあるが、「駄作」ではないと思うのだ。 鍵っ子少年の悲哀と健気さ、児童誘拐などの治安問題、当時の世情を反映した社会的な問題意識こそが、この子供向け映画に込められた製作者たちの思いだったに違いない。 まあ、だからと言って、ちっとも面白くはないのだけれどね……。ガバラは糞ださいし、ミニラは喋って興ざめだし……。 P.S. 今作鑑賞の数時間後に「シン・ゴジラ」を観た。イロイロな意味で“振れ幅”が半端無かった。それはそれで、ゴジラ映画ファンとして貴重な映画体験だったと思う。[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-31 23:22:25)《改行有》

87.  怪獣総進撃 ゴジラシリーズは一通り鑑賞していたつもりだったが、改めてチェックしてみると、未鑑賞の作品が数本あった。今作もそのうちの一つだった。 富士山麓にゴジラをはじめとする怪獣たちが勢揃いしている画のイメージが強かったので、てっきり鑑賞済みだと誤認していたようだ。 ゴジラ映画は大好きだ。ただし、ファンだからこそ、このシリーズの大半の作品が目も当てられない駄作揃いであることもよく知っている。 特に1960年代後半から70年代にかけての、ゴジラという怪獣を“ヒーロー化”してしまっている文字通りに子供騙しの作品群は酷いものだ。 今作も、その“期待”に違うことなく、しっかりと「駄作」であった。 何と言っても、冒頭から既成事実として描き出される“怪獣ランド”なる設定が失笑ものだ。 いつから人間は怪獣たちを一括りにして管理出来るほどのテクノロジーを持ったのだ? もう怪獣映画そのもの対しての概念が滅茶苦茶である。 極めつけは、キラアク星人に召還されるキングギドラの扱いが酷過ぎる。 例によって最強の宇宙怪獣として登場したはいいものの、結託した地球怪獣チームによって殴る蹴る噛み付くの“リンチ”状態。ちょっと引いてしまうくらいにズタボロにされて絶命て……。 でもね。もはやゴジラ映画のファンとしては、こういう駄作っぷりにすら愛着を持ってしまうもの。 駄作であれ何であれ、シリーズと連ねてきたからこそ、傑作も生まれたわけだろうし、何よりも今なお「ゴジラ」と聞いて知らない人がいないほどの日本映画史におけるアイコンであり続けているのだと思う。 今年はハリウッドでの再リメイクもあるし、今一度ハマってみるかな。[インターネット(字幕)] 3点(2014-05-04 23:02:35)《改行有》

88.  ガンマー第3号 宇宙大作戦 この映画を深作欣二が監督した意味と経緯は何だったのだろうと首を捻る。 面白味はあるものの、滅茶苦茶な科学考証には終始突っ込みどころに暇が無い。この時代の特撮映画としては“普通”な仕上がりと言えるけれど、それ故に深作欣二作品としては極めて異色のSF映画と言える。 プロットとしては、特撮映画の傑作として誉れ高い「妖星ゴラス」や「マタンゴ」等々を混ぜ合わせたようなもので、東映が、東宝が築き上げてきた特撮映画の牙城を突き崩そうと、「日米合作」という戦略を企てて製作されたのであろうことをは明らか。 娯楽性の部分では、前述の東宝の名作映画に及ぶとまではいかないが、一定の水準までは到達していると思う。 キャストを全員外国人で揃えたことなどは、安直ではあるが、どうしたって日本人に出せなかった雰囲気を加味できているとは思う。 ただし、当然のことではあるが、特撮における実績と歴史が圧倒的に乏しい分、二番煎じ、三番煎じな感じは否めず、映画全体が軽薄に映る。 主人公をはじめとして、キャラクターの造形が薄っぺらく、相当大変な自体に陥っているわりには緊迫感が極めて薄いことが、最も大きなマイナス要因だろう。 特撮の部分では、やはりクリーチャーの造形ダサ過ぎる。これは技術力の精度の問題というよりも、そもそもの“センス”が無さ過ぎるような気がした。 アメーバー状の物体の段階では気味悪さとそれに伴う恐怖があったけれど、その状態から一気にもっさりとした怪物に変態し、のそのそと襲ってくる様には失笑を禁じ得なかった。 ヒロインはボンドガールにも抜擢される程で流石の美貌を誇っていたけれど、終始難しい顔をし続けるので、残念ながらキャラクターとしての魅力に欠けた。 もう少し彼女を絡めたエロティックなシーンが備わってるなどしていれば、SF怪奇として確実なプラスポイントだったけれど……。 あとせっかく米国との合作なのだから、“お約束”として、ラストカットでは「続編」を予感させる余韻を携えて、決して製作しなくていいので、「『ガンマー4号 地球大作戦』につづく」と締めて欲しかった。[DVD(吹替)] 3点(2013-09-02 17:21:31)《改行有》

89.  斬る(1962) 三隅研次の陰影を浮き立たす映像美は流石に素晴らしい。が、なんなんだこの脚本は。陳腐な台詞まわし、滅裂な展開、随所に見られる映像の秀逸さを覆い隠して余りある酷さだった。主人公は何をもって行動しているのかがまったく描かれていない。娯楽なのか、ドラマなのか、物語の真意が何もつかめない展開に苦痛を伴う。2点(2005-01-24 15:32:01)

90.  ラ・ジュテ 静止画にナレーションのみという手法は確かに今までにお目にかかったことのない斬新なものだったけど、それが良いか悪いかは別問題。ショートフィルムにも関わらず妙に退屈な展開に辟易してしまった。「12モンキーズ」を観ていなかったら、正直ストーリー自体も分かりづらい。[DVD(字幕)] 2点(2004-01-30 22:14:50)

91.  気狂いピエロ 「勝手にしやがれ」で猛烈にゴダールにハマりそうになった私だったが、続いて観た今作で一気に冷めてしまった。スチール的なビジュアルにハイセンスさは感じるが、映画自体が面白くないのではどうしようもない。もちろんある意味キワドイ映画であるので、相当に好きな人もいるのだろうけど、私にとってはどうしようもない駄作だった。1点(2003-12-21 17:48:05)

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