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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
81. X-メン B・シンガー作品ということで観たが、なぜこの作品を彼が撮らなければいけないのか疑問に感じた。アメコミもののダイナミックさもなければ、ミュータントに対する考察も深くはない。まぁ、多くのキャラクターの紹介編といった作りだったので、2作目以降で真価が問われるべきなのだろうが・・・おそらく俺はもう観ないだろう。3点(2003-11-22 04:40:26) 82. A.I. 《ネタバレ》 プログラムであるはずのロボットが感情を持つ部分に説得力が感じられない。『母を訪ねて三千里』的な展開を見せる本作品においては一番の肝となる母親への愛情。これを感じられないまま終盤の宇宙人のエピソードを出されても心は全く揺さぶられない。スピルバーグの情が結果としてこの作品の欠陥となってしまった。2点(2003-11-22 04:02:54)(良:1票) 83. インビジブル(2000) 《ネタバレ》 やっぱりバーホーベンは一流監督にはなれない人だね。まぁ、これがバーホーベンらしさなのだから仕方がないのだろうけど。冒頭からすでに透明ゴリラが登場しているのには驚いたが、その後の展開がひどすぎる。いくら透明人間になったからといってあそこまで人格が変貌することもないだろうに・・・。3点(2003-11-21 17:56:59) 84. インソムニア R・ウィリアムズの演技は今ひとつしっくりきていない。犯人がはじめからわかっている構成に難がある。と不満点も多々あるが、静かな緊張感が全編を覆い、見終えた後どっと疲れを感じる。ラストの余韻もよく、パチーノの抑えた演技が光る。7点(2003-11-21 16:37:13) 85. アンブレイカブル 《ネタバレ》 「『シックスセンス』の夢よ、もう一度」とばかりに、ラストで伏線を回収するスタイルにこだわったのが敗因。この物語を活かすためには、ミスターガラスを主人公に設定し、少年期の苦悩から自己探求のためにヒーローを見つけようと犯罪を画策するようになる過程をおっかけていくべきだったのではないか? ミスターガラスの造形が出色なだけに残念。5点(2003-11-21 14:38:19)(良:1票) 86. ALIVE アライヴ 原作は未読だが、とても興味深い設定。さて、どんな葛藤が生まれるのかと興味津々だったのもほんの数分間。だれきったドラマの果てにようやくアクション。北村監督よ、もう少しストリーテリングを学びたまえ。1点(2003-11-21 13:49:28) 87. アメリ 《ネタバレ》 人づきあいのできないヒロインの屈折した偽善の物語。人の恋愛にくちばしをつっこみ、犯罪行為をしておきながら、いいことをしたと自己満足。あげくに最後は愛を得る・・・なんだこれは。さすがは『デリカテッセン』で注目を浴びたジュネ監督。これだけのブラックコメディでありながら、おしゃれな恋愛映画と誤解されるのだから、相当なくせ者である。2点(2003-11-21 13:27:49) 88. アナザヘヴン 柏原崇の色気ある好演もあり、サイコサスペンス風の出だしは快調で期待したが、後半の変調はいかがなものだろう。「ナニカ」の正体がわかっても、やはり腑に落ちない思いでいっぱいである。4点(2003-11-21 12:13:29) 89. あずみ それまでただのイケメン流行俳優と思っていたオダギリジョーの才能を認識できた点は評価。またダイナミックな北村演出もなかなかのもの。ストーリーテリングに難はあるものの、北村がハリウッドでも十分通用することを証明した作品。ただし、B級アクション限定での話しだが・・・。5点(2003-11-21 11:41:03) 90. アザーズ 『シックスセンス』のオチも決してそれまでに使われていない新しい試みというわけではなかった。それでも評価されるのは語り口の巧さゆえ。で、本作は主要登場人物を全て幽霊にした点は買い。しかし、それまでであり、『シックスセンス』のような人間ドラマにつながっていかないところが残念。これでは、新しく生み出す価値は少ないと考える。しかし、恐怖演出は巧みで素晴らしい空気感を創造しているので、甘めだが5点。5点(2003-11-21 11:20:51) 91. リング0 バースデイ 《ネタバレ》 人間・貞子を描いた点は買い。純愛と魔女狩りの組み合わせもよい。無理にホラー色を保とうとしたため、少々バランスは悪いが、映画版のシリーズ4作の中ではもっとも出来がよい。他作品との矛盾をはらみつつも、ラストの貞子の叫びは切なく胸をしめつける。6点(2003-11-21 08:49:14)
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