みんなのシネマレビュー |
|
81. N号棟 《ネタバレ》 実際にあった岐阜県の幽霊団地騒ぎが元ネタのホラー。またいつもの幽霊が出る場所に行って怪異に見舞われるだけのJホラーでしょ?って感じでかなり期待度低めで観たんですけど、まさかカルトが絡んだお話だったなんて、ちょっと予想外。主役キャラが、自由奔放、利己的で行動的、なんだけど死恐怖症っていう普通は共感度ゼロの変キャラ(しかも喧嘩も強い)。彼女は母の延命に悩んでおり、そのためにそんな変な感じになっちゃったと思うんだけど、死恐怖症って部分は、実は僕も昔はその傾向があったので、ちょっと共感でき、意外にも集中して観ちゃいました。幽霊がいるって心の底から思いたい、もしいるってことが確実に証明で来たら、それは救いになる。この部分、すごくわかる。もし死恐怖症がイキ過ぎていたら、そのための行動力があれば、主人公は映画のような行動をとるかもと、なんか納得。ただ結末も含め、映画全体がモヤにかかったように、あえてわかりにくく描いているので(例えば最後の方で主役が大学の職員と会話できてるように見せてますが、よく見ると職員は主役と目があっておらず耳にイヤホンがあるので、あれは電話の相手と会話してるなど)、不自然さをたびたび感じてモンモンとしちゃった部分も多々ありました。怖いとゆーより不気味さが目立ち、もちろん主役への共感が全然なければ、退屈な映画かもしれません。[インターネット(邦画)] 5点(2022-10-15 15:05:28) 82. X エックス(2022) 《ネタバレ》 老夫婦が殺人鬼の一人また一人殺されていく系の映画。ちなみに殺し始めるのが60分後なので、それまではエロムービーを撮るクルー達の様を鑑賞する形になります。そのパートではワニがゆっくり後ろから近づいてくる真上からのクダリがちょっとドキドキしたけど、後はチョイ退屈。おばあちゃんが不気味でいい味出していて、後半の殺人のくだりはちょっと引き込まれたかな。でもま、全体的には、ちょいテンポ遅めの普通のホラーって印象。[インターネット(字幕)] 5点(2022-10-12 20:21:42) 83. TITANE/チタン 《ネタバレ》 この映画は何が言いたいんだろうみたいな、映画になんらかの意味を求めてる人は混乱するかも。意味があるのかもしれんけど、幼稚な僕にはサッパリでした。いや、一応ストーリーはあるんですよ。ちゃんと。だから、理解するんじゃなく、出されたモノをただただ素直に感じるだけの鑑賞者なら、見ごたえがあるのかもしれません。でも、それはそれとして、とにかく痛い表現がそこかしこにあって、観てらんないってゆーか、自然と顔がイーーーーッてなりました。鼻の骨をおるくだりとか、自身に棒を自ら差し込むくだりとか。車とエッチして妊娠って設定が面白いって思えるなら観てもいいかも。[インターネット(吹替)] 5点(2022-10-10 21:18:04) 84. きさらぎ駅 《ネタバレ》 あの荒唐無稽な都市伝説とゆうほどでもない与太話の「きさらぎ駅」の映画やから、よくあるベタなJホラーでしょうって感じで、だいぶ期待値低めに観ましたが、わりと面白かったです。ホラー的なCG部分は、ちょっとチャチいですが、81分なので無駄がなく、それでいてうまくひねっていて、特に後半は楽しめました。攻略済みのゲームをプレイするみたいなホラーとでも言いましょうか。車のおっさんをいきなり殴るところなんて、ホラーなのに、なんか笑ってしまいました。しかも、みんなビビってるのに「アレだから」って言い訳が絶妙。たしかにアレなんだけど。オチも良いです。[インターネット(邦画)] 7点(2022-10-10 00:30:17) 85. 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 《ネタバレ》 ジョジョのスタンド能力みたいなのを持つ青年に関わってしまった医者の悲劇を描いた映画。その青年は何かをもらったら、それは返さなくてはならないとゆう公平さを持っており、プレゼントをもらえば、お返しをして、家に招待すれば、自分の家にも迎えるんだけど、それは不幸に対しても同じで、相手から不幸を受ければ、相手も同じくらいの対価を支払わなければならないとゆう道理になっている。で、彼の能力は、もしそれができなければ、相手の家族は謎の呪いみたいな病気となって全員、死んでしまうとゆうもの。主人公の医者は、その青年の父親を、手術の失敗で死なせてしまっており、そのために、自分の家族から1名を死なせなければとゆう地獄を味わう事になる。なんだけど、この映画、とにかく、登場人物全員がキモイ。そして映画の雰囲気もずっとキモイ。そして、そのキモサがとにかく怖い。観てる間中ずっと心がゾワゾワしてくる怖さ。映画の冒頭からいきなりキモイ。むき出しの心臓が動いてるんだけど、なんか不安な気持ちにさせられる。その後の、裕福な家族の何気ない日常も、なんか違和感があって、ずーっとキモ怖い。中盤になると、そのキモサに拍車がかかり、無理やり息子を立たせようとする父親とか、自分のお父さんをシコシコした話をする親父とか、子供の誰かを殺そうと提案する母親とか、あげく最終的にルーレット感覚で銃を撃つオヤジとか、唖然とするヤバさ爆発。でもやっぱ一番キモいのは、あの青年の佇まいかな。[インターネット(吹替)] 7点(2022-09-21 22:20:04) 86. 死刑にいたる病 《ネタバレ》 観終わった後に、頭にズシーンと残り、他の人の感想とか読みたくなる映画でした。連続殺人鬼榛村役の阿部サダヲの演技がヤバくて、全体的な雰囲気とかもヤバかったです。ストーリーはなんていうか、榛村の暇つぶしに、主役である大学生の筧井雅也と映画の鑑賞者である僕がつき合わされた感じ。暇やから、おもちゃで遊ぶかってゆう感覚で人をコントロールするサイコキラーと言えば、僕なんかは、北九州監禁殺人事件なんかを思い出しちゃいますが、現実にもそーゆうタイプのやからがいることを考えると、榛村の怖さにもリアリティーを感じてしまいます。[インターネット(邦画)] 10点(2022-09-10 19:45:14) 87. アオラレ 《ネタバレ》 昨今、アオリ運転がよく話題にあがりますが、70年代にはすでにアオリ運転の問題作映画「激突」があったわけで、つまりアオリ運転なんて昔から頻繁にあり、ドライブレコーダーやSNSなどの影響で、証拠が明白になり、最近、アオリ運転がより目立つようになったんじゃないかと思いながら、このアオリ運転の最終形態を描いた映画を鑑賞。この映画のために太ったラッセル・クロウ演じるヤバい殺人鬼にドキドキするだけでなく、主人公の女性の言動にイライラさせられる作りにより、最後まで中々、見ごたえがありました。車の追いかけっこだけで完結せず、降りてみんなの見てる前で主人公の友人を串刺しにする展開にもビックリ。[インターネット(吹替)] 7点(2022-09-09 00:06:43) 88. ノマドランド 《ネタバレ》 アメリカのノマドと呼ばれる生き方、定住せず、車で生活し、各地を転々をとしながら、その地域で職を見つけ、時にはノマド同士でワイワイやって、物々交換なんかして助けあい、でも決してツルまない。ノマドとは日本語訳なら遊牧民。この映画は、そんなノマドになった高齢の女性の生活を淡々と描いた作品でありました。全く予備知識なしにたまたま見たので、この先、いったい何が起こるんかなって構えていたんだけど、特にでかいことが起こるわけでもなく、でも主人公と共に放浪して、自分もノマド体験をしてるような感覚になり、退屈感はなく、最後にはなんか薄っすらと涙目になってました。彼らの多くは喪失感や心の傷などから、この生活を選ぶことが多く、恐らく、この生活が1つの癒しとなっているのかもしれません。これは、なんとなくわかる気がします。精神がメチャクチャやられた時に、目的地もなくひたすら歩いてしまうって経験あったりします。それってなんかノマドに通ずるような。違うかな。放浪するってことは答えを、あるいは誰かや何かをずっと探してるような感覚があり、途中経過にずっといるような、言わば、面白い映画を観た時に終わらないでくれとなるような、結末を受入れない感じなのかもしれません。この映画ではノマドの生活を時には、淋しそうに、時には厳しく、時には自由気ままに楽しそうに、リアルに色々な側面で描いています。それにより、こっちの気持ちも上がったり下がったりして、でも同時に、感慨にふけって色んな思いが頭をよぎり、観終わった後、心が少し旅をしたような新鮮な気持ちになっていました。[インターネット(吹替)] 10点(2022-09-08 04:08:55)(良:1票) 89. 牛首村 《ネタバレ》 キムタクの娘が主演の村シリーズ第3段。物語は結構、入り組んでいて、役者陣の演技も悪くないんだけど、単純に面白くなーい。なんでやろ?って観てる間中に考えたんだやけど、なんか、普通ならリアルにするための見せ場部分をわざとハショッてぶつ切りにしてる演出なんかな。ある展開があって、そこから先の演出で、物語に厚みができる箇所で、しかもその部分は繊細でしんどい演技力とか演出力がいるって箇所を、面倒くさいのか、描かずにぶつ切りにして、監督が興味のある怖いシーンまでサクッて飛ばしちゃうって感じやねん。だから、物語が薄っぺらくて。例えば、主役が旅行中に、全然知らない男の人と知り合い、後々、協力とかしてくれるねんけど、その人と知り合う箇所。車がぶつかって知り合う瞬間だけ描いて、なんで自分の車に乗せることになってるのか、全く描いてない。面倒やから飛ばしてんねん。そーゆうくだりが多々あって、普通はそんなことすればテンポはよくなるとは思うねんけど、逆に監督が描きたい部分を、ちょっとクドく演出してるんで、そんなにテンポがいいとも思えないねん。と一応は分析してみたんやけど、ごめん、なんで面白くないのか、本当のところ、よくわかんないです。水たまりに飛び込む女性とか、所々は面白いシーンはあんねんけどなー。ちなみに、個人的に村シリーズ全体の面白さ順でいうと、樹海村が一番良くて、次点が牛首村、最後が犬鳴村です。[インターネット(邦画)] 3点(2022-09-07 22:06:47) 90. ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 《ネタバレ》 マーベルヒーローシリーズのホラー版を計画して、一発目でコケてシリーズ化計画が立ち消えてしまったのですが、そのコケた戦犯作品を、今頃になって観ましたけど、コケたの納得です。メチャクチャ退屈って感じでなくて、一応僕的には、最後まで普通に観れましたけど、コケたのは完全に納得です。ちなみに、二作目の透明人間は、シリーズ化をやめて、普通に単体映画として作ってあったので、ちゃんと面白かったです。トムクルーズと郷ひろみはいつまでも若いなー。[インターネット(吹替)] 5点(2022-09-07 02:48:31) 91. ルクス・エテルナ 永遠の光 《ネタバレ》 変な映画、実験的な映画を観たい人集まれー。わーい。こりゃー、評価がムズイなー。51分の映画だが、確かに51分間、映画を観る集中力が途切れることはなかった。つまり映画の世界に没入できたわけなんだけど、これ、面白かったの?と聞かれると、ぜんぜんって答えてしまう。映画撮影の舞台裏の混乱状態が映画の大半で、クライマックスは光の点滅をかなり長く見せられる。自覚症状もなく脳に悪い影響を与えられたかも。面白くはないけど、ずっと映画世界に浸させられたとゆうことで、間をとって5点。光の明滅に発作症状がある人はご注意を。[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-06 01:52:21) 92. 樹海村 《ネタバレ》 色んなとこで低評価ですが、僕的には酷すぎた犬鳴村よりは全然良かったってゆーか、ちゃんと普通のホラー映画として楽しめた感じです。よくある村にいって襲われるだけの内容かなって思っていたら、コトリバコなる特級呪物がメインとなる話で、これは予想外。映像の演出も、犬鳴村よりは凝っていました。ちゃんとお金かけてるってゆーか、チャちくなかったです(犬鳴村はチャチ過ぎました)。特に最後の人と木の融合した化け物が襲ってくる所は、それなりに不気味で迫力ありました。人が降ってきて即死ってのも、わりとビビりました。後、人間の日常も、犬鳴村よりは、ちゃんと描けてたような気もします。ただ、あくまで普通に観れるって感じなので、面白いとなるには、イマヒトツってなるのもわかります。僕はメチャクチャ期待値が低かったので、楽しめたかな。ちなみに、解決したのに、オチでヤバくなるっての、よくあるホラーの定番ですが、ラストでスッキリ解決ってゆうホラーの方が意外に好きです。[インターネット(邦画)] 5点(2022-09-05 02:33:56) 93. オカルトの森へようこそ THE MOVIE 《ネタバレ》 この世界には白石晃士のフェイクドキュメントの沼ってのがあると思うんです。僕たぶんそこに沼ってます。だから白石監督のフェイクドキュメント作品をほぼ全て観たおし、新作を待ち望んでるんだけど、最近はあんま作ってくれません。ちなみに「不能犯」とかの白石監督の普通の映画は全然望んでません。そんな白石ワールドジャンキー達に、久しぶりに白石監督からの贈り物。それが、この作品。WOWOWでドラマ形式で放送され、後に1本の映画になって、映画館と配信の同時公開。設定はドキュメント映画を作るために、黒石監督(白石監督自身)が怪異の取材で、助監督と一緒に、ある森の中にあるポツンと一軒家を訪れたら、怪物たちに追いかけまわされるって内容。映画「ノロイ」とか「オカルト」みたいなフェイクドキュメンタリー全開というより、ドラマの「コワすぎ」シリーズみたいな、POV方式のドタバタ物語って感じで、とにかくカメラ一台で怪異に対峙するってイメージです。映画「カルト」のネオとか、白石ワールド常連の江野祥平とか、過去作品に登場したキャラ達っぽい方々が次々に登場し、セルフパロディもガンガンにいれており、怖いホラーってゆうより、ちょいコミカルよりなパニック映画。クトゥルフ神話要素がバリバリあるってゆうか、これはもうクトゥルフ神話TRPGってゆうゲームの実写化やんって思っていたら、公式ページではキャスト達でプレイしてるクトゥルフ神話TRPGがアップまでされていましたから確信犯です。僕みたいな白石ワールドジャンキーはメチャ楽しめたんだけど、普通の純粋なホラー観たい人にはおススメできひんかなー。バカバカし過ぎて。でっかいモロCGの怪物たちが追いかけてきて、銃でうったり見えないバリアはったり、人を呪詛みたいなんで消し去ったり、カルト教団たちをビデオカメラにつけたナイフで刺し殺したり、巨大な隕石とか、好きなことやり過ぎでしょ。でも、このノリが僕なんかには、たまんないんです。申し訳ない。[インターネット(邦画)] 7点(2022-09-03 14:54:25)(良:1票) 94. ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 設定としては、過去の亡霊や出来事が見えて体験できてしまう能力を持った女の子(自覚ナシ)がロンドンにやってきて、過去に起こった殺人事件の亡霊にアタフタする映画。なんだけど、60年代ファッションで飾ったヨーロッパのオシャレ風映画的なテイストが前面に押し出されており、ミュージカルな要素もあったりして、でも、沢山の亡霊に追いかけられたりするホラー的な部分もちゃんとあって、後半は過去の事件を解くミステリー的な部分もあって、あとこーゆう映画でありがちな今夜はパーティナイトだぜってシーンもしっかりあって、でも結局のところ、アニャとトーマシンの2人の女優の魅力がずっと全開って感じの映画でした。ホラーだけどポップ、レトロチックなおしゃれだけど狂気じみた幻想感、でも冷静に考えて、クライマックスの展開がちょっと強引やったかなー、映像的には見ごたえあったけど。[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-31 02:35:30) 95. ナイトメア・アリー 《ネタバレ》 世にも奇妙な物語みたいなテイスト。でも、世界観にメチャ引き込まれました。前半はカーニバルのディティールが新鮮で引き込まれ、後半は主人公の行く末にドキドキ。特に印象的だったのが、読心術を学ぶ主人公が霊的な手法には手を出すなと師匠とかに忠告されるくだり。読心術を駆使したよくある見世物にも、触れてはいけないタブーな世界があり、そこに入り込むとまともな考え方に戻れなくなるってのは、なんか人間の心理の怖い部分を見せられてるようでゾゾゾでした。正直、後でストーリーを振り返ると、そんな目新しい感じじゃなかったんですけど、それでも、この映画を面白く思えたのは、やっぱ演出とかテンポが独特で良かったからかなー。[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-30 22:53:34) 96. 黄龍の村 《ネタバレ》 アマプラで鑑賞。男女の若者グループが山に旅行に行き、BBQなんかしたりして、ウェイウェイしちゃうパリピとかいて、それらを携帯の映像で撮影してる冒頭シーン、めちゃリアリティがあり、こーゆう奴おるおる的な感じで、面白く見ておりましたが、実はこの冒頭から伏線があったりしちゃいます。で、とある村の前で車がパンクし、仕方なく村の中に入っていき、ここで映像が普通サイズに移行します。で、その村には関西弁のおっさんがいて、「ゆくっりしていきーなー」とか言われて、飯食わせてもらって、寝床も提供、しかし、実はその村はヤバい村で訪問者を殺して肉にして食べており、次々殺されていく若者って感じで、よくあるホラーやねって油断してたら、実は、その後、本当の物語が始まり、なるほど、そーゆう映画やったんやとこっちの顔がニコニコ。後はニコニコしたまま劇終。つまり、意外に面白かったとゆーわけです。1時間ちょっとの映画やから、よくある低予算C級ホラーと思いきや、普通に面白い映画を観たとゆう充実感がありました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-08-13 16:27:12) 97. アーカイヴ 《ネタバレ》 なんの前情報も見ずに、アマプラで何気なく鑑賞したのが良かったのかな。面白かったです。僕的にはアーカイブってゆうシステムがまず、センスオブワンダーでした。死んだ人間を一定期間保存し、ちゃんとお別れするために、その意識とお話ができるってゆうの、科学が進んだらありえそうやん。怖いけども。舞台が日本ってゆーのも、なんか親近感がわきました。あ、日本ゆーても山梨の山奥だけなんで、日本人も出てこないし、日本の街並みとか全然ないので、別にどこの国でも成り立つ話やねんけど、所々に金魚が出てきたリ、研究施設内にちょっとした日本語があったりして、控えめな日本テイストなんだけど、そんな感じが、さらに好感もてました。[インターネット(吹替)] 10点(2022-08-13 16:24:53) 98. フローズン 《ネタバレ》 ボーダーとスキーヤーの3人組がリフトに取り残されたまま、全員帰った状態、さーどうする?って映画。前半30分で、ちゃらい3人を描き、残り1時間で、取り残された危機を描く感じです。こんな状態なら、僕的に思いつくのが、ジャケット3枚をつないでロープにして、それをつたって下に降りるパターン。やるでしょ?絶対に。下までロープがとどかなくても、だいぶ距離は稼げるので、最後は飛び降りても、足があんなことにはならないし。後はジャケットを上で回収し、2人着こんで、1枚、下にほって、下も着こんで、すいすい滑って助けを呼べにいきます。ジャケット脱いでも、長時間じゃないので、全然平気。芸人も雪山で一瞬でも裸になってる事、よくあるし。ここまで追い詰められたら、それ考えれるはず。僕はいくらパニックでも、できるだけ安全に脱出したい気持ちがあるなら、めちゃくちゃ考えて思いつく自信が100%あります。なぜやらない?しかも目測で、雪の硬さも含め、その距離で飛び降りたら無事じゃすまないってのわかるでしょ?そんなんばっかりが気になって、少々、退屈でした。後半になっても、えー?ここで恋バナ?って感じだし。骨おったり、凍傷になったりの辛さと痛さに3点です。すんません。[インターネット(吹替)] 3点(2022-08-09 01:50:42) 99. ライリー・ノース 《ネタバレ》 夫と娘を殺された主婦が自分を鍛え復讐者となって犯罪組織を叩くって映画。こーゆう復讐劇はそりゃもうメチャクチャ観てきたんですけど、何回観ても、既視感バリバリでもスカッとしたりドキドキできちゃう変態なんで、普通に面白かったです。テンポもアクションも悪くなく、最終的に復讐完了できるってわかっていても、敵のアジトに潜入する度にドキドキしちゃうし、バコバコ無双で敵を殺していく姿にスカッとしまくり。ただ、やっぱ前半の娘と夫が殺されるくだりが、ちょっときつかったかなー。娘ちっちゃいし、健気だし。しかも、娘が自分の誕生会にお友だちが誰も来ずに、落ち込んでるので、家族でカーニバルで楽しんじゃおうってなって、やったーてニコニコした末の許しがたい所業なので、悲し過ぎて観るのしんどかったです。[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-08 22:00:56) 100. プラットフォーム 《ネタバレ》 最初は映画キューブのような理不尽な場所に閉じ込められて地獄を見る映画のような雰囲気。ただ、同部屋の住民は2人だけだし、仕掛けと言えば、毎日、天井から降りてくるとっちらかった食べ物なんで、序盤はちょっと冗長に感じました。しかし、次第にこれはそーゆうタイプの映画ではなく、何らかの(例えば世界の縮図とか宗教の)メタファー的な映画やなーって感じるようになり、それにつれて、徐々に展開もエグくなっていき、目が離せなくなり、後半の下階層に降りるくだりなんかはドキドキして観てしまいました。特に。50階以降の階層のエグさや恐ろしさは、ヤバかったです。でもこーゆうタイプの映画って、最後に納得できた試しがあんまないってゆーか、この映画も最後、それで?って感じで、その辺はまたかーってなっちゃいました。[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-05 21:59:44)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS