みんなのシネマレビュー |
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81. 大アマゾンの半魚人 昔ハラハラどきどきで見た記憶はあったのだけどレンタルのDVDがあるとは思わなかった。そしてビリー・ワイルダーの七年目の浮気とも繋がったら私とまったく同じ思いの人までいたんだ。何億年も進化しなかったというけど頭脳はちゃんと進化しているし、美女に弱いのはキングコングと同じだ。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-07 16:31:53)(良:1票) 82. 死海殺人事件 砂漠が舞台というせいもあるのかもしれないが、どうも作品に魅力がない。小説として読めば自分もポアロになったつもりで推理できそうだが、映画としては展開が重くおもしろくない。[DVD(字幕)] 4点(2015-07-06 05:56:20) 83. ハイジ(2005) すごくあっさりと物語が進んでしまうけど、1回きりの子ども向け映画としてはこれで良いと思うし、わかりやすくよくまとまっていると思う。途中猫嫌いのロッテンマイヤー夫人との騒動もおもしろい。物足りない人にはアニメだけでなく実写映画も他にもあるし、この映画ではアルプスの自然がとてもきれい。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-04 21:11:38) 84. 皇帝円舞曲 皇帝に呼び出され自分の再婚話かと思ったら犬の縁談だとか、蓄音機のセールスに来たら時限爆弾に間違えられるなど、最初からコメディ満載ストーリーとしてはビリー・ワイルダーらしくなかなかおもしろい。チロル地方の音楽やダンスもからませ、ルビッチ風オペレッタをめざしたのはいいが、ビリー・ワイルダーとミュージカルはどうも相性がよくないみたい。挿入曲として「口笛吹きと犬」や「奥様お手をどうぞ」なども入っているのだが・・・。それに湖に浮かぶ島がいかにも人工的に作られた島で愛を語るにはどうかなと思う。ところでジョーン・フォンテインの伯爵夫人だが、米国映画ならばジョアンナ、オーストリアを舞台にした映画だったらヨハンナだろうが、DVDではジョハンナになっている。まるでバトンズとシェヘラザードの子どものように。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-30 11:17:28) 85. 地中海殺人事件 全員のアリバイがあるにもかかわらず、ちょっとしたことや矛盾点をついてひとつの推理を作りあげるのは見事。だけど推理は推理、証拠はないじゃないかと犯人から開き直られる始末、最後に出てきた証拠もちょっと偶然すぎか。最初のうちは人物関係がつかめず苦労したが、映画としてはおもしろく良かった。[映画館(字幕)] 7点(2015-06-23 15:48:46) 86. ミス・マープル/鏡は横にひび割れて<TVM> 原作は同じでも「クリスタル殺人事件」と比べるとキャストが地味で魅力に欠けるのは仕方がない。それと本筋に関係ない登場人物も多く、雑多な感じさえする。写真を撮っていた女性カメラマンがマリーナの養子だったとは驚いたけど、もっと驚いたのはマリーナを演じた女優さんが「ライムライト」のテリーだったとは・・・。[DVD(吹替)] 6点(2015-06-22 16:34:33) 87. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy いくら家族ぐるみで動物を飼育しているからって象使いになるのは大変だし、ましてや一人でタイの象学校に留学するなんてびっくり仰天。主演の柳楽君だってタイ語を覚えたうえでの象の訓練も大変だったろう。映画としてはやや甘く感動はいまいちだが、実話ものとしてはそれなりの価値があるというものだ。それに得体の知れない薄気味悪いものをおいしいからさあ食えと出されても誰だって躊躇するだろう。[DVD(邦画)] 7点(2015-06-21 10:41:29) 88. クリスタル殺人事件 クリスティの推理小説はたくさん読んだが、探偵ポアロに比べミス・マープルのシリーズはどうも印象が薄い。この映画の原作も読んだことに途中まで気づかなかったほどだけど、映画自体はまずまずおもしろい。往年の大女優エリザベス・テイラーもとうとう太ったおばさんになってしまったけど、存在感はさすが。対するキム・ノヴァクは年齢はほとんど同じなのにグラマーさは健在。そういえばロック・ハドソンとエリザベス・テイラーは「ジャイアンツ」でも共演していたんだった。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-19 19:08:28) 89. 誰も知らない(2004) 重そうなトランクを開けてびっくり、これはただならぬ映画だと感じた。映画の元になった事件はもっと悲惨なものだったろうし、親の身勝手さで起こる家庭崩壊問題は私が現役の頃も多々あった。10年ほど前この映画を見たときは、唯ださいたたまれなかったというのが正直な感想、現役を退いた今は比較的冷静に見ることができたが、何度見ても考えさせられる映画ということには変わりはない。コンビニ店の店員や不登校の子などの接点がある以上、もっと何とかならなかっただろうかという気持ちは残るが・・・。[DVD(邦画)] 8点(2015-06-14 09:56:06) 90. ルシアとSEX 裸とかセックスシーンに気を取られていたらストーリーがわからなくなり、もう一度見直す羽目になった。何となく人物関係だけはつかめたけど、肝心の「穴に落ちて途中に戻る」という肝心な所がいまいち。さらに見直すと評価も上がるような気はするが・・・。題名にも描写にも日本では蔑視されそうだが、スペインなど欧州では普通の感覚らしい。[DVD(字幕)] 6点(2015-06-13 13:35:09) 91. 白雪姫と鏡の女王 原作とかけ離れたおもしろさがたまらない。途中何度も笑ってしまった。理屈抜きに楽しめる映画だ。[DVD(字幕)] 8点(2015-06-10 21:07:09) 92. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 皆さんの点数が低いのには驚いたが、私はそれほど悪いできだと思わない。コロンボの追求にも微動だにしないのはさすがに名称軍と言われるだけのことはあるし、目撃者を懐柔してしまうのも容易かったのでは・・・。コロンボだって最初のうちは目撃証言を疑ったほどた。死体の重りがはずれて浮かび上がったのは本当にラッキー。[地上波(吹替)] 6点(2015-06-08 15:45:24) 93. 霧の波止場 女はどんな女なのか、男はどういう過去を持つのか、台詞の断片から想像はつくものの映画の中では説明はほとんどない。それこそ霧に包まれ重苦しさだけが漂う。そしてその霧が晴れようかという寸前に悲劇が起こり、恩を受けた犬が主人?の元へと走る。理屈でなく感覚で見て感じとる映画で深く印象に残る。少女にはおよそ見えない大人びたミシェル・モルガン、30代前半にして中年の渋さが光るジャン・ギャバン、この独特の雰囲気がたまらなく良い。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-05 21:20:00) 94. 舞踏会の手帖 一つ一つのエピソードが変化に富んでいて味わい深く印象に残る映画だった。ジョルジュの母親を含め20年ぶりに再会した相手が個性的で名優の集まりにも思える。Valse Grise(灰色のワルツ)のメロディーがいつまでもこころに残る。[DVD(字幕)] 8点(2015-06-02 20:57:47) 95. ボビー・フィッシャーを探して 「ほとんどの人にとってチェスはゲームに過ぎないが、一部のある人たちにとっては人生そのものであり芸術でもある」というようなことが語られていたが、それはチェス以外のどんな競技にもあてはまるだろう。ゲームとして楽しみかつ天才的に強ければ言うことないのだが・・・。ジュシュの両親の考え方の違い、ブルースとヴィニーの戦術の違いと対比が非常におもしろいし、何と言ってもジョシュ少年のつぶらな瞳がとても印象的だった。それにしても手合い時計を押しながらあんなに早く駒を正確に動かせるものだろうか、驚異的。[DVD(字幕)] 6点(2015-05-31 21:03:45)(良:1票) 96. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM> チェスの最短詰み手は開始からわずか4手(フールズメイト)、もちろんわざとやらないとそういうことは起こりえないのだが、これをチャンピオンをやることは絶対にありえないし、動揺による見落としと言うのは無理というものだろう。それに驚くべき記憶力というのはチェスの世界のことであって、薬に縁がなければそう簡単に薬品名を覚えられるものではないだろう。それとも薬にもある程度知識があったのだろうか。ワンちゃんと獣医さんの登場で思わせぶりな演出になっているところがおもしろい。[地上波(吹替)] 5点(2015-05-30 08:22:27) 97. 初春狸御殿 歌と踊りの和製ミュージカルでストーリーも極めてシンプル。雷蔵、若尾文子、勝新太郎を初め出演者もなかなか良く、プロの歌手も混じっている。音楽が吉田正なので歌謡曲調なのが気になるが、民謡はいい。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-28 19:32:40) 98. きみがぼくを見つけた日 タイムトラベルものとなると都合の良さや矛盾の指摘などあらさがしをしたくなるものだが、この映画そういうことが気にならずロマンスものとして楽しめた。また幼い頃のクレアや5歳と8歳の二人のアルバも登場し、切なさのなかに家族愛を感じることができる。子役が皆かわいいし、「タイムトラベラーの妻」を「きみがぼくを見つけた日」に変えたのは夢とロマンがあってとても良かったと思う。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-27 06:24:37) 99. スノーホワイト(2012) シャーリーズ・セロンの悪女ぶりを見たくて見た映画なのだけど、原作やファンタジーアニメのイメージから思い切り脱皮したアクション映画。それにしても戦闘シーンが多く、後半は退屈でおもしろくなかった。[DVD(字幕)] 3点(2015-05-25 10:15:00)(良:1票) 100. シャーロットのおくりもの(1973) どんなに小さくても弱くても生きものには皆命があり、その命には限りがあることを子供たちにもやさしくそっと教えてくれる良い映画。限りある命だからこそ、やさしくいたわり助け合うことが大切になってくる。母親が子どもといっしょに見るアニメとしては最適であり、子どもが大人になっても優しい気持ちは忘れないでいてほしいと思う。それにしても蜘蛛を主人公にする発想など思いも寄らぬことだ。豚を主役にした映画はいくつかあったけど・・・。[DVD(字幕)] 8点(2015-05-23 07:37:29)
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