みんなのシネマレビュー |
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81. 青春の蹉跌 《ネタバレ》 今見ると派手なところはないが、神代監督らしい映画。説明的でなく短い時間でよくまとまっていて、当時の時代の空気もよく感じられる。音楽もよい。[DVD(邦画)] 6点(2019-12-27 20:16:13) 82. 記憶にございません! 登場人物描写や個々のエピソードは悪くなかったが、ストーリーを通してのインパクトが薄くて後半ややだれた。[映画館(邦画)] 4点(2019-10-27 09:34:37) 83. ガールズ&パンツァー 最終章 第2話 《ネタバレ》 オリジナル、劇場版と結構ネタは出きっている感じなのでどう新味を出していくかがマンネリにならないためのポイントかと思いますが、戦車搭乗目線でボカージュ、ジャングルとゲームっぽい感じが強かったです。ジャングル内で曳光弾が飛び交ったりはなかなか良かったですね。大洗以外のおなじみのライバル校の勝ち上がりっぷりも短時間の顔見世興行的ではありますが各校の特色やメンバーを思い出させるには十分で、舞台もアルンヘム鉄橋風会場?等凝ってて楽しめました。最終章1話より面白かったと思います。[映画館(邦画)] 6点(2019-08-23 02:19:48) 84. 東海道四谷怪談 あらすじを知っていても如何にも日本怪談的な因果応報な怖い話ですね。全体的に暗いシーンが多いですが、歌舞伎を踏まえた美術、効果音、演出が秀逸で日本の怪談の雰囲気がよく出ています。引いた絵も結構多いので、小さい画面で視聴すると髪型が同じだったりすると誰なのかわかりにくかったです。ダラダラ長くせず、短い尺にテンポよくまとめていたのも傑作の誉高い所以かと。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-08-04 14:46:26)(良:1票) 85. 男はつらいよ 寅次郎心の旅路 《ネタバレ》 主人公が高齢になり、だんだん初期のような恋愛熱量もなくなる一方で、浮き草人生の哀愁が漂う作品も増えて行く後期だが、寅さんがウィーンに行くということでネタ切れかと思いきや、意外と悪くはなかった。 本作はいつもの国内の地方ではなく、簡単に故郷へは帰れない外国を舞台とし、空港での帰国寸前の久美子と地元青年との抱擁〜残留決意を傍らで呆然と眺めている姿を示し、寅に欠けているもの(実生活や現実への覚悟のなさみたいなもの)が浮き彫りになっていると思う。 あと、とらやの面々との絡みシーンも少ないので違和感ありの人もいるかも。[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-08-04 12:53:34)《改行有》 86. ビッグ 《ネタバレ》 ファンタジーなので色々突っ込みどころがあるのは仕方ない。会社に入ってからの描写はやや冗長に感じました。 子供に戻っていく所はじっくり見せてなかなか切なかったですが、そのまま家帰ってオシマイというのはあっさり過ぎかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-08-03 22:33:50)《改行有》 87. 小野寺の弟・小野寺の姉 《ネタバレ》 結構バランスが取りにくい内容を絵本の中の話を映画の本筋とも絡め、2時間弱の尺にうまくまとめていると感じました。姉のかつての同級生や先生との再開描写も姉弟の関係を表現するのに効いていました。いい先生ですね。先生というものは何年たっても担任した子供のことを結構覚えていて気にしていてくれるものですが、それが仇になって姉弟の芝居がバレてしまうのは笑えました。それぞれの葛藤を抱えつつもお互いを思い合う姉弟の様はややベタな感じでありますが、片桐さん、向井さんの所作も冴え、暖簾に髪の毛が絡んだり家具に足をぶつけたり、炊飯の匂い等の演出は、家族・家の居心地の良さ・暖かさ、反面のしがらみ・面倒臭さをも表現している気がしました。[DVD(邦画)] 5点(2019-08-03 13:39:46) 88. トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 真珠湾攻撃を日米双方から描いており、特に誰といった主人公はいない。しかし歴史的事実を俯瞰的に見つつ、戦闘シーンは実物、ミニチュア、造形物で再現しており、迫力満点。払暁の空母からの発艦シーンは何度観ても感動します。かつては本作や「史上最大の作戦」、また邦画の東邦8.15シリーズなど史実そのものモチーフとして映像化した作品があったが最近は殆ど見られず残念です。[DVD(吹替)] 8点(2019-07-31 22:43:59) 89. 突破口! 《ネタバレ》 カーアクションや全体的に埃っぽい感じなんかは70年代っぽいですが、ストーリーも演出も良く出来たアクション映画だと思います。もう一度見たくなるインパクト、余韻のある傑作だと思います。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-07-31 22:34:12) 90. TATTOO<刺青>あり 《ネタバレ》 かなり前に観て、関根恵子も宇崎竜童も好きだったので公開当時はわりと印象に残っていました。今見ると色々古びて見えてしまう部分はありますが社会やテクノロジーは変わっても、追い詰められての無差別殺人などの犯罪に走る人間の心情の根源的な部分は今も昔も変わらないのかもしれません。[ビデオ(邦画)] 6点(2019-07-31 22:26:11) 91. ハッピーフライト(2008) テンポもよく観ている間はなかなか楽しめましたが、インパクトとか余韻は薄かったです。 田畑智子の転倒っぷりは本当に痛そうで見事。[DVD(邦画)] 5点(2019-07-31 22:16:52)《改行有》 92. アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 原作未読。フィクションですが当時の時代背景や歴史上の人物たちを上手く配し、配役もよく飽きずに観られました。主演菅田の軍服の似合わなさも設定とあっていて、柄本佑との掛け合いもよかったです。菅田と田中泯の二人の技術者の関係は、海軍という組織内での科学に関わる職人気質の者同士の共感をうまく描いていたと思います。CGもどんどん進化しているようで、特に長門等の艦艇はとても良かったです。航空機は何かまだ重量感や動きに違和感を感じました。呉を中心としたロケや美術も時代的な違和感なく観られました。角替和枝さんの親子共演作、かつ遺作でもあるんですね。[映画館(邦画)] 6点(2019-07-29 09:44:02) 93. アナコンダ 《ネタバレ》 ストーリーはいかにも正統B級でアナコンダの動き等色々リアリティに欠けます。 続編が沢山作られたのはなぜ?[CS・衛星(吹替)] 3点(2019-04-29 17:32:37)《改行有》 94. キラー・エリート(1975) 《ネタバレ》 ペキンパーは好きな作品が多いのですのが、これはつまらなかったです。 登場人物の掘り下げも浅く、カーンのリハビリもダラダラ長く観ていてダレます。 中国と日本がごっちゃになっていて忍者とカンフーとかが混ざった感じなところも変すぎ。[ブルーレイ(吹替)] 3点(2019-04-29 17:23:33)《改行有》 95. 百日紅 ~Miss HOKUSAI~ 原作はもっと長いので、時間の短いアニメにしてしまった分内容が限られるのは仕方ない。 背景画などは清親の画を思わせる夜の雰囲気など悪くないので、 もう少し間があったり、情緒的な雰囲気が欲しかった。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-04-07 16:26:49)《改行有》 96. 馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 山田洋次ーハナ肇の馬鹿シリーズは好きな作品群ですが、昔TVで見て以来これは特に好きな作品です。 田舎の牧歌的な雰囲気の中での話ですが、村社会の陰湿さや閉塞感、差別意識なども風刺されています。 映像的には単純に戦車の暴れ方(スピード感)がなんとも爽快感を感じさせてくれました。 昭和の農村の美しい景色も今となっては貴重かも。[地上波(邦画)] 8点(2019-02-11 20:38:28)《改行有》 97. フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 第二次大戦後のアメリカ現代史を背景にしたヒューマンドラマ。 それぞれの時代背景・風俗とフォレストの人生、視点を巧みに絡め、テンポもよくダレることなく観ることができる。 人生における人との関係性の重さ、岐路、そして大切なものについて考えさせられる。ダン中尉との関係性〜エビ採り業への話が特に心に残った。[DVD(吹替)] 9点(2019-02-04 23:37:28)《改行有》 98. エースをねらえ! 《ネタバレ》 一時代を作った出崎演出の最高峰でしょう。TVシリーズをメリハリを付けてよくまとめ、心に残る作品になっていると思います。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-02-03 13:41:21) 99. ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー 《ネタバレ》 只々車で逃げ、警察に追跡されるロードムービー。バニシング・ポイントみたいな主人公の内面、虚無感や荒涼とした感じはなく、いかにも無軌道な若者達の勢いだけで最後までみせる。黄色い車の色と排気音が脳裏に焼き付く。森林地帯のなかに入ってからは景色などがやや単調になってしまい減点。[DVD(字幕)] 5点(2019-02-03 13:24:29) 100. バニシング・ポイント(1971) 《ネタバレ》 アメリカンニューシネマの佳作の誉高い作品ですが、当時の時代の空気感を感じていないとストーリーが分かりにくいので、現代だと観る人によって評価は別れる感じでしょうか。車の疾走感と排気音、アメリカ中西部の乾いた埃っぽい広大な風景も美しく、ロードムービーとしてはとても良いです。音楽演奏するヒッピーにデラニー&ボニーとリタ・クーリッジが扮してるのは観ていて儲けた感じ。[DVD(吹替)] 6点(2019-02-02 19:22:23)
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