みんなのシネマレビュー |
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981. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 《ネタバレ》 昔、このシリーズを初めて観たとき、見事にはまった。ガンダムなんかはジワジワおもしろって感覚だったけど、こっちはなんてゆーか、いきなり衝撃、まさにセカンドインパクト!なんだこのキモイ世界観は!って感じで、心のATフィールドを無理やりこじ開けられてしまいました。しかし、最後まで意味が明確にわからづじまい。結局はエヴァは全て、操縦する子供たちの母親のなれのはてなの?人類補完計画って人間が全てドロドロになって一つの生命体に融合すること?最後はシンジとアスカ以外全ての人類がドロドロになって滅亡?使徒って人類も使徒であって、生命誕生の時に繁栄できかなったもう一つの生命体で結局は同じ起源だったの??とわかったよーなわからんよーな感じで。悶々したまま終わりを迎え、やがて自分の中で忘れさられていきまして。そして、いまさら新解釈でリニューアルのこの映画、なんだか評判良さそうなので観てみました。昔ほどのインパクトはないですけど、それなりに昔の思いが沸々よみがえり、ペンペンなんかのあきらかなヒト昔萌えアニメな作風に、エヴァってこんなにミーハーだったけ?とちょっと照れつつ、それなりに楽しませていただきました。特に後半はかっちょよかった。使徒が。てゆーか、結局俺はこのシリーズ、使徒が好きなのかも。あのウルトラセブンにでてきそーな、怪しい怪物路線が。2に期待しつつ。[DVD(邦画)] 7点(2008-08-09 03:11:25) 982. イノセンス 押井監督の事はとりたてて興味ないけど、攻殻はテレビシリーズを観てまずはまり、そして映画のパート1へってな流れでした。俺はこのシリーズはある意味「未来の刑事もの」アニメとして童心に帰って楽しんでますけど、映画はテレビシリーズとは雰囲気が違って、なんてゆーか、全体的にせつない又はさびしいねん。タチコマも出ないし。でも、やっぱこの世界観好きです。そのまま「ブレードランナー」な世界観。和風と未来の融合。こーゆうの好きです。酔える。あと、わざと小難しくしてる哲学会話。子供なのに大人な気分になったよーな感じ。深く考えればなんだそりゃってなりますけど、雰囲気を盛り上げるのにはこんなん好き。酔える。そして怪しく和風な音楽、酔える。こりゃどっぷりアニメ世界に浸かれます。このパート2は特に映像がすごい。今までの攻殻の中で一番すごい。めちゃキレイ。アニメも進化したんですね~。内容の方はこのシリーズではめずらしくあんまりヒネリがなく、あっさりしてるので、ちょっと物足りなかったです。それにやっぱ少佐がネットの中を彷徨う存在になってしまったままなのも、さびしい。しかしなんで邦題に攻殻パート2っていれんかったんやろう。俺もだいぶ後になって攻殻の続編って知ったし。こないだテレビで久しぶりに攻殻観て、そーいえばって感じで観たけど気づかなきゃ観ない所でした。[DVD(邦画)] 7点(2008-08-07 17:50:13) 983. ザ・マジックアワー 三谷さんが番宣で出まくっていたので、それに押されて観に行きましたが、笑いました。いや腹抱えて笑いました。抱腹絶倒。三谷映画でこれほど笑ったのは初めてかもしんない。映画館でもみんなの笑いが起こって、沢山の人と一緒に笑える感覚は実に楽しいです。本人だけが現実と思ってなくて、はじけまくるって状況がおかしくて。なんか昔観た「知らなすぎた男」をちょこっと思いだしました。佐藤浩市、おもしろすぎです。先日観た有頂天ホテルの登場キャラも隠れサービスなんかで入れてくれたり、前回同様の豪華役者陣で楽しませてくれて、それに意外とジ~ンとくるシーンなんかもあったりして、映画っていいどすな~って楽しい気分にさせてくれました。、佐藤浩市の演技、思い出してもまだ笑らけます。友達にも自信を持ってオススメできます。[映画館(邦画)] 10点(2008-06-15 18:44:01) 984. THE 有頂天ホテル 抱腹絶倒ってほどおもしろいわけじゃいですし、感動したり、興奮したりする映画じゃないですが、軽く観るにはちょうどいいゆるいテンションで、しんどい時に観るサザエさんみたいな感じで楽しめました。しかも役者陣が無駄に豪勢とゆうサービス付き。豪華でゆる~いってテイストが、せわしい年末にほっこり観るにはちょうどぴったり。[DVD(邦画)] 7点(2008-06-15 00:03:39)(良:1票) 985. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン あまりにもテレビで宣伝するもんで、今までテレビシリーズまったく観たこともないんやけど、ついつい観にいってしまいました。ご年配の方がかなり多いのにビビりつつ鑑賞しました。正直、ストーリーは後で考えるとダメダメかもしれません。矛盾してるし。でも観てる間はかなりおもしろかったです。主役の二人の演技がよかったです。特に右京のキャラはツボです。頭きれすぎ。冷静。でも熱い。ありがちですけど、なんかいい。その相棒の亀山のストレートな熱さも、右京にぴったり。もちろん他の脇役の方々も好演。意外な隠れ俳優も、おお!ってテンションあがりました。ストーリー的にはアレでも演技に最後泣かされましたしバッシングに安直に走りすぐに風化してしまう自分を含めた世間を考えさせてもくれました。テレビドラマのいきは出てないし、役者をサービスでぎょーさん出しすぎてるし、宣伝から想像するよーな期待を大きく裏切っててるので、オススメはしません。トリックも犯人もお客を楽しませよーとしすぎて全然整合性がない。でも、テレビシリーズをかなり観てみたいってゆう気持ちにさせてくれたので、この映画、俺の中ではあたりです。ちなみに小泉元首相をモロにパクってるキャラもニヤリ。[映画館(邦画)] 7点(2008-05-03 23:37:36) 986. 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート 自分の中では、ガンダムビデオシリーズで「0080」はドイツスパイ戦争もの風で、「0083」はトップガン風、でこの「08小隊」はベトナム戦争映画風で、それぞれ同じ世界観を共有しながらも、色々な戦争映画の要素をとりいれて、おもしろいな~って思って観ておりました。ただ、このミラーズは、ほぼビデオシリーズの編集なんで、これ観るなら本編観たほうが全然いいし本編もそんなに長いもんじゃないので、なんで作ったのか、やっぱ金のため?本編観たら、あんまり観る価値はないです。ちなみにこれには出てないけど、本編のノリスは他の作品を含めたジオン兵の中では一番好きかも。ワイズマンやシャアやガトーもいいけど。[DVD(邦画)] 3点(2008-04-20 02:45:49) 987. ゾンビ・ドッグ 《ネタバレ》 まさかこんな変な映画が登録されてるとは!?どーもぽこた様。この映画は題名からくる予想をはるかに裏切り脚本家マッドと死より蘇った犬ラッキーとの生活を通してマッドが連続殺人鬼になるまでを描いたいわば殺人鬼の日記みたいな映画です。つねにマッドの目線で描かれいてしかも彼は頭の中でくだらない独り言を色々しゃべります。売れない駄目脚本家でアイデアに煮詰まり全然本が書けません。というより、あまりにもだらしなすぎて、目先の欲望に勝てずにダラダラした生活を続けてしまっている駄目人間。部屋が笑ってしまうほど空き缶だらけ。空き缶だらけの風呂につかってる姿は呆れるを通り越して観てるこっちがかなり憂鬱になってきます。そんな彼の前にテレパシーでしゃべる犬ラッキーが現れますがゾンビドッグって名前から想像するよーなオドロオドロした姿じゃなくてかわいー普通の犬。ダンディーな感じでマットに話しかけてきますがアフレコ感バリバリ。ちょうど某携帯のCMの犬っぽい感じです。あれよりもっとしゃべっているよーに見えません。これが妙にホノボノしてる感じで、映画のストーリーは主人公の狂気的妄想でそれがさらに現実化していって、しかも映像表現はかなりグロくてえげつなくてハードなんですけどこのホノボノ感のおかげでなぜかコミカルで観てて安心してしうまう。変な映画です。演出、演技、映像クオリティーはパッケージのショボイ絵から伝わってくるよーな駄目駄目Z級映画ってほどではなくて普通に鑑賞できるクオリティー。でも、内容が内容なんで観る人によっては、Z級なみのうんざり度はありますけどね。おもしろいって感じではないんですけど、ブラックな笑いと日常のホノボノさに色どられた淡々とした狂気はうんざりしながらも引き込まれるパワーがあると思います。[DVD(字幕)] 5点(2008-04-02 00:38:06) 988. チーム・バチスタの栄光 バチスタといえば医龍を思い出します。でも医龍は医療ドラマでしたが、こちらは殺人事件を解くとゆうサスペンス、でも内容はコメディーよりなサスペンス。トリックみたいな感じです。どっちかゆーとテレビの二時間ドラマを観てるよーな内容でしたが、それでも医龍やトリックほど、おもしろくはなかったです。緊張感ないし、音楽も少ないのでマッタリしてるし。盛り上がりもそんなになかったかなー。犯人解明もあっさり。人物背景もあまりなし。全体的にゆるくてあっさり。そんなに退屈じゃなかったので普通に観れたけど、あまり期待しないほうがいいかも。[映画館(邦画)] 5点(2008-03-09 01:26:01) 989. シュガー&スパイス 風味絶佳 《ネタバレ》 なにげにテレビで観てたら、ついついのめり込んでみてしまいました。非常に淡々とした映画なんですけどね。ストーリーもなんのへんてつもないお話で。でも、すんません。こんな経験あります。だもんで、主人公の気持ちが伝わってきて、若いころに初めて経験した女の子の甘さと苦さが、よみがえってきて、ついついのめりこんでみてしまいました。そんな俺もいつしか、結婚して家庭もっちゃったけど。主人公もこの後、色々な経験をして、生涯をともにする相手にめぐり合うんだろーな~って思うと、ラストはなぜか、暖かく見守る目線に。相手が世界の全てになる恋って素晴らしいけど、危うくもある。ガンバレ男の子。まー、でも普通に観れば、ちょっと退屈かも。[地上波(邦画)] 7点(2008-02-10 00:46:07) 990. ジェシー・ジェームズの暗殺 《ネタバレ》 連れがブラピファンなんで大して興味ないこの映画観ましたが、それがいけなかったのか、別に感動もなくドキドキもなく悲しくもなく爽快でもなく憂鬱でもなくって感じでした。ジェシー・ジェームズって誰?って事で、最初は集中してみてましたが、強盗してた伝説のガンマンなんやって事である程度、人物像がわかってからでも、あまり先が気にならないし全然登場人物に共感できないし、ナレーション多いし淡々としてました。テレビの歴史人物特集の再現VTRみたいな感じでした。ただ、彼に少しは興味があったり、どんな人なのかある程度知識がある方、または役者さんに興味がある方なら楽しめる映画ではあると思います。後、高尚な映画好きな方にもいいかも。特にブラピのいつ殺っちゃうのかわからない危なっかしい緊張感ある演技は、ひきつけれます。ジェシーの解釈は色々あると思います。彼は逃亡生活に疲れ、殺されるならロバートにって思ってたのかもしれません。彼に金ぴかの銃を送ったのは、殺されるなら、この新しい銃で確実にって事なのかもしれません。演技がよかったのと後半二人の兄弟にスポットがあたりだして、よーやくおもしろくなりかけたって事でこんな感じ。[映画館(字幕)] 5点(2008-01-20 21:03:08) 991. ポセイドン(2006) 今の技術でさすがに迫力があり手に汗にぎって観てしまいました。物語はただ脱出するだけなんですけどね。前の映画もおもしろかったけど、こっちもこっちで全然違う感じで十分楽しめました。時間も最近はやたら長い時間(ほぼ2時間越え)の大作とはうってかわって90分。観やすいです。 人間ドラマも薄めなので、単純に危機また危機から逃れるパニック映画を堪能したい方は是非どーぞ。[DVD(字幕)] 10点(2008-01-18 00:07:35) 992. 300 <スリーハンドレッド> ペルシャ軍が繰り出すまるでモンスターみたいな様々な異形の軍団を300人の筋肉モリモリの男たちがアクションゲームのごとく次々になぎ倒す映画でした。こーゆう史実を異形の映像と世界観で表現するのって好きです。忍者をまるで妖怪変化のようにみせる日本の表現に通じるものがあります。しかし、昔は馬にのって戦う人をみて馬人間(ケンタウロス)と勘違いしたそーですから、戦ってる本人たちにはこのような異形のモンスターみたいに見えたのかもしれませんね。個人的には処刑係りのカニ人間が気持ち悪くてよかったです。敵の王も神秘的であり不気味であり、敵のボスにふさわしかった。個人的に北斗の拳をこんな感じで描いてくれないかな~。男は単純に燃え、女は筋肉萌えになる映画かもしれません。[DVD(字幕)] 10点(2008-01-17 19:12:44) 993. デジャヴ(2006) 前半のハイテク機器を使って犯人を追い詰める所がかなりおもしろかったです。過去と現在のカーチェイスはおもしろいアイデア。こんなん多分初めて。後半は結構否定的な意見が多く、アリガチな感じになっちゃいますが、それなりにドキドキして観れました。特に前半の伏線が重なっていくのがさけられない運命を暗示しててドキドキ。まーアリガチだけど。不自然な部分もなんとか気にならずに(てゆーか勢いにごまかされて)、全体的に満足して楽しめました。[DVD(字幕)] 10点(2008-01-16 18:09:35) 994. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 長いでした。ほんでもって裏切りが多くて誰と誰が敵で味方かよくわかんなくなりました。登場人物ほぼ全員一回は誰かを裏切ります。それに唐突な部分も多いし、客を混乱させるようにワザと作ったとしか思えないです。ただストーリーに期待しなくて、海賊の世界観だけでずーっと楽しめる方なら、そりゃ金もかけているので悪くないとは思います。ジョニーよりオーランドがこのシリーズの主役と思えば一応、最後も納得できるし。長くてグダグダな展開が、より長く海賊世界に浸れて先が見えない展開で退屈しないよーにするための観客に対するサービスと思えれば、裏切りが多いのも、その方が海賊っぽいやんで、すませれます。だから自分としては、このシリーズ、まー、よかったです。7点。でもやっぱりちょっと裏切って3点。でももう一つ裏切って5点にしときます。[DVD(字幕)] 5点(2008-01-14 04:05:21)(笑:1票) (良:1票) 995. カーズ 映像綺麗やな~。うっとり。最初のレースシーンで、かなりはまって、あとは一挙に最後まで鑑賞しました。お話、やっぱりジーンときた。ピクサーはそんなに目新しいストーリーに思えないが、いつもワクワクしてジーンとくる。おきかえ世界の表現はピカイチやな~。普通の世界を違う形で表現するからこそ、ありきたりな感動もよりワクワクして観れる。おもちゃ、虫、モンスター、ヒーロー、魚、ネズミ、次はどんな世界を見せてくれるんやろ。映像表現もほんとおもしろい。レースシーンのかっちょよい見せ方、広大な風景、車体にうつりこむ反射、綺麗なCG映像と擬人化表現のぴったりな融合。キャラもいい。特に脇役の使い方。超高速のタイヤの交換はシビレたわ~。こーゆうのはほんま好き。生き急ぐレース社会だが、たまにはのんびりドライブな人生、勝ち負けにこだわらない価値観も悪くない。[DVD(字幕)] 10点(2008-01-12 00:56:20)(良:2票) 996. リーピング 久しぶり。でもって今年一発目の映画。初映画鑑賞。しばらく映画から離れてたせいか、かなりおもろかったです。オカルト映画としての序盤の盛り上げ方がまずよかったです。不気味な超常現象、それを科学的に解明しようと調査を始める主人公。科学対オカルトでも突っ込んだ所まであまり描いてないし、怪現象も絵的には地味かもしれませんが、不気味な事が小さな町で起こり始めてるとゆう緊迫感は結構あって、これでドンドン映画にのめりこめました。なんやろ、質のいいサスペンス映画を観てる感じでした。後半はうってかわって派手になりまして、ここからはパニック映画的で、これまた迫力あって全然飽きません。ラストのオチも余韻が残って好きです。内容はありきたりな悪魔ありきのオカルト映画なんだけど、演出が素直に盛り上がれる見せ方で、正直よくわかんない宗教的な事は深く考えなくても十分楽しめました。まーあんまり神や悪魔って宗教的に深く考えるとおもろないかも。そんなに重厚な話でもないし。それとイナゴ少女も期待すると×です。イナゴシーンは短いですから。[DVD(字幕)] 10点(2008-01-09 18:20:52) 997. ゾディアック(2007) この監督さんは、観客を映画の世界に取り込むのがうまいと勝手に思ってます。セブンの時は絶望的な気持ちにさせてくれたし、ゲームの時は映画のリアルさそっちのけに観客を疑心暗鬼のゲームの世界へとひきづりこみ、ファイトクラブでもパニックルームでも映画の主人公へと観客の心情を近づけてくれる。この映画にもそれを感じた。それはつまりゾディアックとゆう謎にみちた実に魅力的な犯罪にとりこまれ、それにより途方もない徒労感を味わう事と、それでもなお必死に追ってしまうマニアックな心情の二つ。観客の多くは味わうんじゃないやろか。もうゾディアックなんてどーでもえーやん。しんどいわって。ゾディアックを追った多くの人が味わう気持ちと同じ心情になれる。そして何かにはまって食べることも忘れるほど集中した事がある人なら、漫画家がそれでもなお謎に迫ろーとマニアックにはまる気持ちを理解して、最後の謎ときに結構ワクワクついていけるんじゃないやろか。俺はこれ大しておもしろいとは思わなかったとゆうのが正直な感想ですが、つまりもうゾディアックなんてどーでもえーわって感じでしたが、それすら監督のコントロールかもしれませんね。何年もの間、人々が味わった感覚を 2時間半ほどの映画に凝縮したのかも。[DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 04:18:18)(良:2票) 998. スパイダーマン3 このシリーズは、ここでの評価とは別に、なんだか今までハマリきれてなかってん。まず登場キャラにそんなに魅力を感じひんし、物語もなんだか痛い青春物語やし、CGやアクションは確かにすごいけど。ただそんなにおもしろいとは思わないけど、なんか続きが気になるので、なんか観てしまう、そんな映画やってん。少年ジャンプを惰性で読んでいた感覚に似てる。で、今回もそんなに期待せずに観てしまいました。前半、今までとおんなじで、好きになれないウジウジした青春もの、特に主人公の調子のりぶりには、もうウンザリで。なんで、好きな人がおるのしっててキスしちゃうの?しかもそれを彼女に見せつけといてシレ~っとしてるし、彼女も彼女で自分の夢ばっか。突然の別れをつげるのも不自然で(脅されたっぽいけどそんな風には観えないし)やっぱりやだな~こいつらって感じで。つめこみすぎな展開にも、もう二時間たったかな~って思って時計観ると、まだ1時間しかたってないし。俺、どんだけ、この映画にはまってないねんってちょっと落ち込んだ。ところが、後半のクライマックスは燃えた。まさか、このグダグダの展開にこんなに強引な着地地点を持ってくるとは。どんな困難な物語にも、かならず正しいと思える道がある、とゆう台詞がありますが、その通りだと思ってしまいました。このクライマックスのおかげで、このシリーズの観方が変わりました。主人公も最後好きになちゃってましたわ。最後の最後でよーやくこのシリーズの楽しみ方がわかりました。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-27 03:06:30)(良:1票) 999. ラスト・ホラー・ムービー 普通のホラー映画かなって思っていたら、突然砂嵐が、そして一人の男が現れしゃべりだす。実はこれ普通のホラー映画の上から現実の殺人の記録をドキュメンタリーで撮った映画を録画しなおしてるとゆう設定。80年代ならうけたんだろーけどなー。今の時代DVD主体でまずありえないし、レンタルもネットとかで出来る時代なんでね~。しかもドキュメンタリー部分がちょっとうそ臭い。やられる人の中には絶対演技ってまるわかりなのもあったりします。かなり若い人やあまり映画を見ない人なら、ひょっとして本物?って思えるんやろーか?なんとなく「ありふれた事件」ってゆう映画に似てなくもないけど、あっちのほうがいくぶんかましだった。ま、あっちもそんなにおもろなかったけど。犯人がベラベラしゃべって、それを観てるのはほんまだるい。ほんで一瞬で人殺して、またしゃべる。犯人の平凡な日常もちゃんと撮っててそれがさらにだるい。緊迫感もないし怖さがまったく伝わってこないので、ただ憂鬱なだけ。この映画早く終わらないかな~て思ってしまった。[DVD(字幕)] 0点(2007-10-23 01:54:38) 1000. バリケード<OV> エグさ気持ちの悪さはかなりがんばってます。それだけが好きな方は楽しめるとは思いますが、それ以外の演出、音楽、役者のアクション、カメラワークが自主制作ほどの素人っぽさ丸出し。エフェクトや素早いカット割でうっとしーほどにごまかしてますけど、全然ごまかしきれてないので、普通のクオリティーある映画をお求めの方には期待はずれもいいとこです。画像もオリジナルビデオなんでかなり汚いし。殺人鬼たちに追いかけられて、ころげる役者のドンくさい演技。殺人鬼にかこまれてるのに、その距離感がまったくわからないカメラワーク。主役たちに襲ってきそーで、結構な時間立ちっぱなしで待ちの状態の殺人鬼たち。ホラーには叫びも重要な要素の一つですが、これもまったく駄目駄目。そーいった所が見てる者の緊迫感をかなりやわらげてくれます。てゆーか緊迫感はまったくなしのゆるさで怖くもなんともない。まーエグイのはよーやってるけど、これも酸で人を溶かしたり、内臓をひっぱりだしたり、乳首をはさみできったりするなど、ほんまエグイんだけど、カメラワークと汚い画像のおかげで途中から、えぐいとゆーより、だた汚いゴミを写してるよーにしか見えない感じになってしまいました。ダラダラしたドラマも役者が魅力的でないおかげで退屈なだけ。不気味な殺人鬼たちとエグさに三点てとこかな。は~、また時間の無駄をしてしまった・・・。[DVD(字幕)] 3点(2007-10-23 01:42:25)
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