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プロフィール
コメント数 2047
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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1001.  ミラーマスク 簡単に言えば、不思議な国のアリスに似たお話。サーカス団長の娘がある日目覚めると不思議で奇妙な世界に迷い込むとゆうお話。主役の女の子は結構魅力がありました。ただ、不思議な世界はかなり癖があるので、好き嫌いはあると思います。全部CGで描かれてるし、そのCGもけしてレベルの高いものじゃないです。さらに全体にホワ~ッとしたエフェクターがかかってるので、人によっては観づらいかも。世界観も本当にヘンテコでして、俺はそこがかなり好きでした。魚が普通に空中を泳いでいたり、巨人が空を浮遊していたり、猫の顔がみんな人間とか、ダチョウみたいな警察とか、クチバシのあるゴリラとか、なんかこの奇妙な絵図らはちょっと癖になります。そこで少女はミラーマスクと呼ばれる宝を探す冒険をするのですが、この冒険も一筋なわではいかずにヘンテコな障害ばかり。冒険といってもヘンテコすぎて危機感や緊迫感は全然ありません。不条理感が強いので観てる人はおいてけぼりになりがち、それに緊迫感がないために途中ちょっとダレてしまうのですが、奇妙な世界にひきつけられ最後までそれなりに楽しめました。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-18 23:47:35)

1002.  それでもボクはやってない 主人公に感情移入すればかなりのめりこめる映画やと思う。娯楽性はあんまりなんいやけど、変にリアルやからか固唾を呑んで最後まで観てしまいました。痴漢でつかまると、どんな風になってゆくのか、とゆうのを細かく見せてくれます。つかまるのが、普通にどこにでもいる20代の男性なんで、男性の方には感情移入度がかなり高いし。裁判員制度がもーすぐ始まるので、裁判はこーなってるってゆう一応の予備知識にもなるかも。しかし143分もあったんや、この映画。正直1時間くらいにしか感じなかった。それくらいのめりこんでもーたんやな~。[DVD(邦画)] 10点(2007-10-08 20:12:39)

1003.  JIGSAW ゲーム・オブ・デス<OV> 《ネタバレ》 ソウに似せたパッケージでソウみたいな映画はほとんどないんですけど、これはめずらしく中身もまさにソウのパクリです。正確にはソウ2みたいな展開です。死のゲームの仕掛け具合はそこそこ楽しいですが、あくまで質の悪いパクリですので色々突っ込めまくれます。犯人が間抜けな上に被害者達も間抜けで不自然な部分いっぱいあります。しかも犯人は最終的には斧もって殺しまわるんです。最初からそのスタイルでやればいーじゃないですか?とゆうお話です。そこそこ暇つぶしにはなりますけど、後半少し飽きてきました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-08 01:59:00)《改行有》

1004.  スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 一人のマジシャンのマフィアを狙って、傭兵の殺し屋、女二人組みの殺し屋、三人組のイカレタ殺し屋、変装が得意な殺し屋が大混戦。これに刑事たちとか元刑事たちが加わった、かなり大勢の群像劇。だもんで、展開がめまぐるしく、登場人物も多くて、ボーっと観てたら、何がなんだか、わかったよーな、わからんよーな感じになってしまいます。主役が決まってないから、話のポイントがわかりにくいし、これ誰やったけ?って途中なりがちでした。これから観る人は刑事にポイントおけば、観やすいかも。前半は話についていきつつ、キャラを覚えるのに必死で、集中しました。後半は各登場人物たちのバトルロイアル状態が結構楽しくて、これまた集中。最後まで飽きずに観れましたが、感情移入は一切できない感じなので、緊張感は全然なかったです。個人的には、変な空手を繰り出す子供がツボでした。まったく主要なストーリーに絡んでこないのに、結構長く描写されてて、しかもキモいんだけど、それが意外と魅力的で、これ変な映画やな~って感じを増幅させてくれて好きです。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-03 03:58:57)(良:1票)

1005.  アンフェア the movie 猛毒の細菌が入った容器を、パターンどおり落として割り、その後、細菌防護服を机の角みたいな所で破く。どんだけドジやねん。てゆーか防護服、どんだけモロイねん。普通のジーパンでもそうそう破れへんで。ビニールか。とゆう程度の映画です。後、もうこの映画は誰が黒幕でもオッケーでーす。サイコロふって、次はこいつが黒幕っていくらでも作れる。つじつまも伏線もまったく無視して作れる。でもおもしろくはない。ドラマはよかっただけに残念。続編あるのかな?[DVD(字幕)] 3点(2007-10-03 00:23:33)

1006.  レストストップ デッドアヘッド 《ネタバレ》 所々のエグ痛シーンは結構きてます。ベロちょんぎっちゃうし。基本はハイテンションみたいな映画でして雰囲気もちょこっと似てるかな。殺人鬼が最後まで姿を見せないってのも「激突」っぽくて不気味で好きです。ただ、主人公が馬鹿すぎ!って思ってしまう人はドンドンしょーもなくなるかな~この映画。ちょっと行動が馬鹿なんすわ~。えー?そこでそんな不自然な行動する~?って感じで。ほんでもって、意味がわからなくなるシーンがありまして整合性やリアルを求めると、はあ?って思えるシーンが盛り沢山あるんですわ。でも最後まで集中して観れましたので、それなりのクオリティーは保ってると思います。まー、ここからネタバレ、モロにしますけど、殺人鬼ものホラーなんですけど実はオカルト映画でもあるんですわ。特典映像を観て自分なりに解釈した事なんですけどね。多分、本編観ただけじゃ全然意味不明で、モヤモヤするかも。でも、それって、えーんかな?特典映像で理解するって。ここからは完全な自己解釈やけど、実はあの変人家族や被害者はみんな幽霊で、殺され例の写真機に撮られると幽霊になっちゃうんですよ。だからエンドロール後も写真で閉めてると思うんですけど。どーんなんやろね?[DVD(字幕)] 5点(2007-09-30 01:16:40)

1007.  サイレント・ランニング 特撮は古いけどよくやってるほうやと思う。宇宙船内部のセットも古いけど古さを感じひん。俺は特にロボットがよかった。歩き方がかわいー。なんかかわいー。存在がかわいー。でも、娯楽性があんまり感じひんかったし、じっくり描くべき所をはしょって、退屈なシーンがダラダラ長くて、しかも暗いし、緊張感もあんまなくて途中、眠くなってきた。それに今何をやってる所なのかわかりにくいので、なんかおいてけぼり感。しかも太陽光を出す機械があるにもかかわらず、主役が植物に太陽が必要なのがわからへんて、ありえなさすぎ。まー、それくらいおかしなってたって事にしとくか。とにかくなんか主役が嫌いなんで、それにずーっとつ付き合わされたから、てゆーか、ほとんど彼一人の独壇場なので、ほんまにしんどかった。途中、歌が入るのも(しかも2曲)なんかこの映画にはあってないよーな。当時興行成績が悪いのもなんかうなずける。でも今の時代だからこそ感慨深く見れる部分もあり、人によってはカルト的に楽しめる作品だとも思う。俺は最後のシーンだけなんかジーンときたんで、そんなロボットに3点。[DVD(字幕)] 3点(2007-09-28 00:10:38)

1008.  カリガリ博士 モノクロと無声映画、そして時代を経た古さからくる不思議な感覚がまず映画の世界にひきつけてくれる。いったいこの時代にどんなストーリーを展開してくらるんやろーって感じで観てると、なんだかワクワク。しかし意外と猟奇的で興味深いストーリーにちょっと驚き。いや、冷静に観ると、なんや、そんな話はアリガチって思えるが、猟奇的オトギ話感覚ってゆーんかな、この雰囲気でこんな映画は最近では逆に新鮮。夢遊病者の眠り男、カリガリとゆう不気味なネーミング、ヘンテコな建物、しかも1時間もない短さなので観やすいし。眠り男が最初に目覚めるシーンが特に好きです。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-27 14:15:25)(良:1票)

1009.  惑星からの侵略 《ネタバレ》 昔のB級SFまるだしです。おもちゃ感覚でまくりの近未来都市、少ない人数しかいないちっこい劇場をを大きい劇場で人が沢山いるよーなニュアンスで話をすすめる強引さ、未来の円盤からなぜかナワ梯子がたらされる、そしてそれにつかまり脱出する主人公、お前は忍者か!マッドサイエンティストの目的が女との合体、いやエッチとかじゃなくて、ほんまに合体。「釣りバカ日誌」のはまちゃんに見せてやりたい。 真面目に作ってますけどなぜかわらけます。正直、途中いったんは眠くなりました。人を縮小して誘拐するアイデアの奇抜さとサングラスをしたミュータント人間の不気味さがそこそこおもしろかっただけです。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-09-27 12:58:58)《改行有》

1010.  ラビナス カニバリズムを一風変わった切り口で描いたホラー。でも人肉食を描いてるわりにはそんなにオドロオドロしたホラーではなく、ちょっと変わった感じに表現してました。特に音楽。追いかける所にひょうきんな音楽かけたりして、ちょっと「2000人の狂人」っぽくしたみたりしてるけど、あっちはその音楽とのミスマッチが逆に怖かったけど、こっちは怖いとゆーより、変やな~って感じで、まー、怖い感じのホラーではなかったです。エグイシーンも抑え目でした。それでも所々不気味なシーンもあり退屈ではなかったです。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-25 00:21:00)(良:1票)

1011.  HERO(2007) テレビ版観たことないんやけどね~。ドラマの映画化で、まー「踊る~」シリーズとかあーゆうものとほんとんどノリは変わらないですわ。いつもどおり別に映画でやるほどって感じじゃないですしね。でもま、俺はそれをふまえた上でそれなりに楽しめました。逆にテレビ版が観たくなりました。もーすぐ裁判員制度も始まりますしね。この映画ではもちろん裁判シーンは現実より漫画っぽく安直に描かれてるとは思いますけど、結構、主役の言葉はジーンときましてちょっとウルウル。テレビ版の方へのサービスシーンや、あまり話が広がらない韓国への旅行も、俺はテレビドラマ感覚でボーっと楽しめました。あんまり映画を観るぞって感覚で観ないほうがいいかもしれません。ゲームセンターで遊ぶくらいの感覚がいいかも。ああ、テレビのスペシャル版と何気につなががってて中井貴一や綾瀬はるかが出てまして、だからそれを観たほうがより楽しめるそーです。(連れの意見)[映画館(邦画)] 7点(2007-09-23 22:44:36)

1012.  ブラックブック 戦時中の映画ですが、まず戦争シーンはないので迫力とかそーいったものはないのですが、2時間越えにもかかわらず、最後までほどよい集中力で楽しめました。ユダヤ人の女スパイのお話です。まず、彼女がめちゃ魅力的でした。いや、オッパイの形がいいとか、そんなんではくて、いやそれもあるけど、過酷な運命を感情をおしころし、ひたすら前を向いて生きるその姿勢、そしてその役をまさに体当たりで演じきった女優さんが魅力的でありました。ちょっとアップライジングのリリー・ソビエスキーの役を思いだしちゃいました。彼女も悲惨な目にあいながら感情を殺しひたすら任務をこなしていたので。そして映画のテンポがよいです。ゲロはきとか、下の毛をそめるとか、そーいったどーでもいーけどインパクトのあるシーンはしっかり描き、その上でテンポがよいのです。どのよーな映像が退屈なのか解ってらっしゃる。展開もめまぐるしく、いったいどーなることか、先が気になり観てる間は非常に楽しめました。[DVD(字幕)] 10点(2007-09-22 04:34:12)

1013.  イタリアン・チェーンソー パッケージはたいしたことない感じですが、中身は意外に凶悪なマカロニホラーです。監督は新人さんやて。題名をみればおわかりだと思いますが、基本は「悪魔のいけにえ」です。ただ、雰囲気は全然違いまして、「悪魔のいけにえ」イタリアバージョンって感じですかね。所々にダリオ・アルジェントっぽい演出もあります。腸が飛び出したり、血糊も多いので、グロさが結構あり、小さい子供に無茶させる演出が多いので、モラルも低いです。ストーリー的にも子供に酷いし陰鬱なので、子供さんがおられる親御さんは絶対に観ちゃ駄目です。ゲンナリするだけです。日本やアメリカでは絶対撮れへんわ、これは。そこはイタリアならでは。ただ、ちょっと自主制作っぽい低予算な感じがするので、そこが逆に緊迫感を和らげ、俺は冷静に観れました。これで、本格的に撮ってたら、もっとゲンナリしたかも。退屈ではなかったですけど、友達にはオススメはできません。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-21 20:44:35)

1014.  ヴェノム 毒蛇男の恐怖 えー、モンスター系のスラッシャーB級映画っぽい題名ですけど、そのまんまです。とある村の若者が次々毒蛇男に殺される映画です。まーよくあるタイプのホラー映画なんで物語に目新しさを求める方にはオススメできませんが、定番ホラーストーリーでもまったく飽きない、いや、むしろもっと観たいって方には意外とオススメです。まず、この手の映画でありがちなダラダラした青春物語やエッチシーンが抑え目なので退屈なシーンが少なく観やすかったです。それに若者達もただ殺されるだけでなく、ブードゥーの力でモンスターと対処したり色々な展開があったりして飽きさせない工夫がなされていました。毒蛇男も結構パワフルな攻撃をしかけたり、襲ってくる時は素早いカット割りで緊迫感を盛り上げてくれます。グロシーンや殺し方がイマイチですけど、不自然な部分があまり目立たないので気持ちよく映画にのめりこめました。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-21 19:25:18)

1015.  宇宙水爆戦 《ネタバレ》 超有名なメタルーナ・ミュータント、これ目的で観た人は多分がっくりくる。後半、ちょびっとしか登場しないから。しかも前半、地球上での話がちょっぴり長い。ミュータントが観たい人は、早くメタルーナ星いかんかな~って思って観てしまう、しかし中々いかない。これでこの映画に対するテンションは今観ると多分下がる。ただ、お話的には結構自然で悪くないんだけどね。やはり、今観る人はこの部分ダラダラ感じるんやろーな。俺もそーやったから。しかし宇宙へ飛び出したあたりから(映画では50分後)異常におもしろかった。多少昔の特撮映画が嫌いじゃなければ、ここからはテンション結構上がると思う。メタルーナ星へ行くのに、人体構造を変えなければいけないとゆう、でーでもいーよーな細かい設定が逆にワクワク感を盛り上げてくれるし、隕石攻撃をうけているメタルーナ星のなんとかっちょよい事か。この映像はSFマインドにかなり刺激をくれる。そしてやっと登場メタルーナミュータント。しかしこの設定もよくよく考えたらかっちょよい。メタルーナ星人が突然変異により怪物化、しかもこのなんともいえないお姿。その登場シーンが多くないってのも、俺にはなぜかよかった。このよく出来た生物を映画のメインにしてないってのが、今時の映画と違い、逆にかっちょいい演出に思えてしまうのだ。最後の円盤のシーンで、みんなが動けない所に、この生物が登場。なんて味のある展開だろう。おしっこしてる途中でゴキブリがせまってきたよーな緊張感。しぶすぎる。いや~、最近観たけど、後半はほんとにおもしろかった。DVD化希望。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-20 17:00:46)

1016.  チェンジリング(1980) もう今更観ても、目新しくないストーリー、そして特撮も古くさく、ありがちなオカルト映画ですが、しかし、最近観てなぜか結構おもろかった。なんでかわからんけど。とりあえず、まず映像が古臭くてちょっと汚いのがいい。70年代の映像には、オカルトものの香りを漂わせるゴシックな雰囲気がある。キレイな映像でこの感覚は出せない。そして役者。家族を失くして絶望を味わった男の哀愁が主役のおっちゃんからものすごく出てて物語に引き込まれる。家族を失くした男だからこそ、普通なら気持ち悪るがって逃げちゃう心霊現象にどっぷりはまっていき、愛を失くした男だからこそ、その真相に近づけば近づくほど何かをしなくてはいられなくなる、とゆう男の心理状態が、この役者の演技だからこそ、よく理解でき、また過去に悲劇を抱えた男と霊の関わりとゆう状況が非常に味わい深く感じる。そして心霊現象では降霊会のシーンが結構ゾクゾクきました。文字を乱雑に書くうつろな目の霊媒師、そしてその中で答えだけを力強く書き、それを読み上げる助手、このシーンが、なぜかすごくリアルな降霊会に思えて、こっちのテンションを十分引き上げてくれました。怖かったかと言えば、正直そんなにって思えるが、オカルト映画としては、そこそこ楽しめる映画でした。DVD化希望。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-19 16:52:28)

1017.  ザ・シャウト/さまよえる幻響 説明不足でわかりにくい所が多々ありまして、結構、自分の中で、これはこーゆうことやろなって勝手に納得しながら観なきゃいけないのですが、最後まではそれなりに観れました。まー無理して観るほどの映画じゃないです。18年間の修行で叫び声で人を殺す魔術を手に入れた男の物語なんですけど、ホラーやサスペンスじゃなくて地味で下エロな話でした。すごい魔術を習得したのに他にやることなかったのか。こいつの目的がなんと他人の奥さんを寝取りたいだけ。こいつは女をその気にさせる魔術も習得してるんですけど、それを使って奥さんをものにします。しかも魔術を解いて奥さんをいったん正気にさせるが、またエッチがしたくなったのか、また術をかける。いやー、エロイ男ですねー。最初に奥さんの干してるストッキングに思いっきり顔をこすりつけるあたりから、ああ、下エロな話かな~って思っていたら・・・案の定でした。旦那に「オレは今からお前の奥さんとベッドへいく」とワザワザ宣言するあたり、完全にSです。んでもって奥さんは術をかけられてるので、こいつにメロメロ。これは旦那にとっては苦痛以外の何物ではないと思う。奥さんを愛してる旦那さんはこの映画観ない方がいいかも、結構、腹立ちます。それとも逆に興奮するかも(ただしエッチシーンはあまりないので)。ただ、この男がシャウトするシーンはちょっと見ものです。「ウワーッ」と叫んで羊達がゾロゾロ死んでいく。漫画です。そんなシュールな不気味さと下エロな話と説明不足で意味不明なシーンが、おりかさなった変な映画です。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-18 17:33:23)

1018.  原子怪獣現わる この映画は怪獣映画史においてもっとも重要な映画であると聞いていたので、観るときは、格調高くして観た。俺は今、歴史の転換点を見ているのだとゆう精神で。しかし、冷静に考えると、そんなにおもしろいものでもなかった。かといって全然おもしろくないこともなかった。要するに普通。怪獣が本格的に暴れるまで1時間待たねばならなかったし、怪獣がニューヨークに上陸しても、なぜか迫力を感じない。軍隊とか出てきて、応戦はあるものの、なぜか盛り上がらない。キングコングはあんなに興奮したのに。怪獣にあまり魅力も感じなかった。いや、レイ=ハリーハウゼンのミニチュアや動きはよく出来てるねんで。生物感もしっかり出てるねんで。でも普通。怪獣が放射能をまきちらし、兵士たちがバッタバッタ倒れたりして描写も細かいし、ストーリーもなめらかで悪くないんやけどな~。なんだろうこの普通の気持ちは。もうちょっと興奮できるかなと期待しただけに少し残念。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-18 00:07:32)(良:1票)

1019.  バーバレラ これぞまさに監督の自己満足(オ○ニー)映画。自分の嫁さんをいかに魅力的に撮るか、そんな事ばっか考えて撮ったに違いない。しかし、実は自己満映画だらこそ、監督のこだわりが優先して普通の教科書通りのスタイルと違う変てこな映画が出来ちゃうのであります。だから俺は自己満足映画嫌いじゃないです。冒頭のバーバレラが無重力で服をぬいで裸になるところなんて最高です。服を脱いだ瞬間、映画のクレジットがパーッと飛び出す。なんてポップなオープンニング。後はだいたい魅力的なジェーン・フォンダばっかりの映像です。彼女のコスプレがいっぱい観れます。しかし、それだけなら俺も退屈ですけど、この映画には俺のSFマインドを刺激するヨーロッパならではの変てこなアイデアがいっぱいつまってます。特撮がおもいっきりチャチーのも、ストーリーがバカバカしいのも、その奇妙奇天烈なアイデアとジェーン・フォンだの魅力でどーでもいい気分になりました。いいかえれば、でっかいハートマークの風船がいっぱい置いてあるかわいー女の子のフランフランみたいな部屋にお邪魔してみたら、変てこな本棚に寺沢武一の漫画「コブラ」が置いてあるよーな映画です(どんな例えだ)。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 17:58:55)(良:1票)

1020.  地球の危機 レトロ感はさすが。冒頭いきなり海からシービュー号登場には、なんだかワクワク。その後、船内の案内があるんだけど、これもまた細かくてなんかワクワク。モデルハウスの中を色々観てるよーな気分。で、能天気なみんなで一致団結して困難な問題を解決する映画かな~って思っていたら、びっくり。次から次へと問題がおこるおこる。しかも一致団結どころか、潜水艦内部でもみんな疑心暗鬼でいったいなにが正しいのか、観てる俺も混乱してまうほどの内部分裂。上司と恋人の対立でオロオロするヒロインなんかも、素直に恋人に同調しないのがおもしろい。結構、脚本はひねってきてますよ~。冒頭から10分くらいですぐに核心の物語が動き出すテンポのよさもよかったですが、クライマックスのいきつく暇もないほどの連続的な事件発生もいいです。最後まで何が起こるかわからないのです。空が燃えてる異常気象もインパクトありました。でもまー、特撮がレトロで、巨大イカなんてモロハリボテだし、地球滅亡の危機なのにほとんどが潜水艦内部で話が進んでいくので、今の映画に比べるとショボイってなると思うんですけど、俺は全然退屈じゃなかったです。一緒にシービュー号で冒険に出てる気分で観るとなお楽しいです。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-16 19:49:02)

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