みんなのシネマレビュー |
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1081. ひみつの花園 《ネタバレ》 絶妙な「ヘタウマさ」を感じさせる映画ですね。何というか、精緻に計算された脱力感が非常に心地よかったです。西田尚美の突き抜けた感じの演技も良かったですね。 まあ、ラストがちょっとイマイチな感じがしましたけど、不思議な爽快感が後に残るコメディでした。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-16 21:44:30)《改行有》 1082. ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR まあ、暴走族の是否は置いといて、70年代の不良を上手く描いているドキュメンタリーだと思います。 とにかく、流れる音楽がとても格好良いですね(サントラあったら絶対買います。)。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-12 19:22:48)《改行有》 1083. マッチ工場の少女 《ネタバレ》 いやあ、ブラックな作品ですね。しかし、恐怖感はあまり感じず、むしろユーモアさえ感じてしまうのは、まるでサイレント映画のようなセリフの少なさ、シンプル過ぎるストーリー進行、巧みなカット割りといったカウリスマキ監督の演出と、カティ・オウティネン(少女役はちょっと無理があるような・・・)の演技の素晴らしさの賜物でしょう。ラストも、カッコ良くていいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 18:45:49)《改行有》 1084. ナビィの恋 《ネタバレ》 これは、日本映画では無く沖縄映画もしくは琉球映画と言ったほうが良いですね。何というか、良いことばかりではないけれども大らかで魅力的な琉球文化(ちょっとアイルランドも入ってますが)を存分に味わえる作品です。まあ、ナビィのとった行動には賛否両論あるとは思いますが、妙にあっさり描かれているのが逆に心に沁みてきますね。 恵達役の登川誠仁さんは「沖縄のジミ・ヘンドリックス」と呼ばれている方なんですねぇ。それを知ると、毎朝仕事に出て行くときの「Star-Spangled Banner」の演奏についニヤリとしてしまいます。 しかし、「十九の春」は本当に沁みる曲ですね。まあ、西田尚美の「夏の扉」も中々凄かったですがw [地上波(邦画)] 7点(2007-09-10 19:34:16)《改行有》 1085. あなた好みの 深夜にテレビを付けたらたまたまやってて、ついつい最後まで見てしまいました。まあストーリー自体はしょうもないんですが、渥美マリの不思議な魅力と60年代文化の新鮮さに惹きこまれましたね。 しかし、「恋の奴隷」は名曲ですね(奥村チヨも出演しています)。[地上波(邦画)] 7点(2007-09-10 18:25:29)《改行有》 1086. 旅の重さ 《ネタバレ》 今も、頭の中で吉田拓郎の「今日までそして明日から」(超名曲です)がリフレインしています・・・・。観ていて、四国へお遍路の旅に出たくなりますね(風景がとにかく美しく撮れています)。 内容については、上手く表現できないんですが、とにかく「若い!」という感じですね(何のこっちゃw)。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-04 18:35:32)《改行有》 1087. 悲情城市 《ネタバレ》 台湾の戦後について殆ど知識が無かったので、非常に興味深く見ることができました(上映時間も長く、緩やかで淡々と物語が進んでいくのでちょっと眠気が襲ってきましたが、何とか撃退しましたw)。 日本人や日本語のセリフも登場しますし、登場人物の名前もどことなく日本風なものもあり、台湾と日本の関係の深さを感じました。 しかし、非常に哀しいドラマでありながら、どことなく悠然とした雰囲気であるのはやはり民族性の違いなんですかね? [映画館(字幕)] 7点(2007-09-03 19:37:04)《改行有》 1088. 白い花びら 《ネタバレ》 1999年の作品とは思えない、「不朽の名作」風の映画です(音楽はサイレント全盛期の作品よりは現代風ですが)。サイレント映画という形式が、このストーリーにはあっているように感じました。 特に、カティ・オウティネンの存在感のある演技の前には、余計な台詞などいらないという感じですね。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-01 23:29:14)《改行有》 1089. 愛しのタチアナ 《ネタバレ》 主人公2人組の奥手ぶりが妙にリアルで面白かったですね。男同士だと雄弁なのに女性の前では変にクールを気取ってしゃべらなくなったり・・・・・。大抵の男なら彼らの気持ちが理解できるんじゃないですかね。 しかし、フラッシュバックのシーンは心臓が止まるかと思うくらい唐突で驚いてしまいました・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-01 22:45:38)《改行有》 1090. イノセント・ボイス 12歳の戦場 《ネタバレ》 普通の幼い少年達(こっちでいう小学生)がほとんど拉致されるように兵隊にとられていく場面は衝撃的ですね。こういう状況が、今も世界の何処かで続いているのかと思うと戦慄が走ります。 しかし、アメリカという国は「自由の国」を謳っておきながら、他所の国ではこういう非道なことを認めてしまっているんですね・・・・・。[DVD(吹替)] 7点(2007-08-30 19:15:13)《改行有》 1091. 街のあかり 《ネタバレ》 観終わった後、元近鉄の鈴木啓示の座右の銘である「草魂」(雑草のように踏まれても踏まれても立ち上がる魂)という言葉が思い浮かびました。人生どんなに辛くても、孤独でも挫けちゃいけないと励まされましたね(ちょっと単純かも知れませんが)。 しかし、主人公はもうちょっと三枚目タイプの方が良かったかもしれませんね・・・・(個人的意見ですが)。 ラストは、単純に希望が見えたとは言い切れない感じでちょっと北野武の「キッズ・リターン」と似たような印象を受けました。 [映画館(字幕)] 7点(2007-08-28 19:25:52)《改行有》 1092. 69 sixty nine 《ネタバレ》 とりあえず、開始5分で原作(大好きで学生時代何度も読みました)との比較を止めました。それからすぐ、この作品は1969年の物語ではなく1969年風の物語であると考えるようにしました。そうすることによって、この作品はとても面白くなりました。 要するに、この映画は、1969年の話題や音楽なんかを生かした現代の青春映画なんですよね。李監督にしてもクドカンにしても、まだ1969年には生まれてさえいないんですから、当時のリアルな空気なんて作れるわけがないんです。。ただ、そこは才能ある監督と脚本家です、知らないことを逆手にとって、とてもポップで楽しい作品に仕上げています。 [DVD(邦画)] 7点(2007-08-18 17:13:45)《改行有》 1093. 過去のない男 《ネタバレ》 クレイジーケンバンドの曲が使われ、寿司や日本酒が出てくるというだけではなく、音楽や雰囲気なんかも日本人受けしそうな感じの映画ですね。 しかし、登場人物がみな無表情なのはフィンランド人の特徴なんですかね?まあそのことが妙にユーモラスな雰囲気を醸し出していて面白かったんですが・・・・。 何というか観終わった後不思議な感覚の余韻が残る映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-18 16:51:02)《改行有》 1094. 学校 《ネタバレ》 15年近く前の映画なので多少古さも感じますが、社会的弱者に目を向ける山田洋次監督のメッセージには惹かれるものがありますね・・・・・。ちょっと中国人と日本人のハーフには共感できませんでしたけど。 しかしまあ、田中邦衛の演技は本当に素晴らしいですね。何というか演技とは思えない演技なんですよね(もちろん褒め言葉です)。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-18 15:35:06)《改行有》 1095. ショー・ミー・ラヴ 《ネタバレ》 これは青春時代の「痛さ」(いろんな意味の)を描いた作品ですね。ある意味大人の世界より残酷で厳しい世界ですから、学生時代というのは・・・・。 しかし、パーティで誰も人が来ずに家族で待っているシーンは本当に見てられませんでした・・・・。 まあ、爽やかな仕上がりだったのが何よりでした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-15 23:25:44)《改行有》 1096. セックス・ピストルズ グレート・ロックンロール・スウィンドル 《ネタバレ》 「アナーキー・イン・ザ・UK」よりも「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」よりも、この映画でシド・ビシャスが歌う「マイ・ウェイ」にパンクを感じてしまいます。[映画館(字幕)] 7点(2007-08-10 15:05:34) 1097. 二十四時間の情事 《ネタバレ》 他の方も書いてますが、私もヒロシマ・モナムールと聞くとどうしてもアルカトラス(グラハム・ボネットとイングヴェイ・マルムスティーンが居たバンド)の名曲を思い浮かべてしまうんですが、この映画も非常に美しく切ない作品でした。 広島の街を舞台にしたフランス映画ということで、変な日本の描写があるのではと心配でしたが和と洋が見事に融和していて全く問題ありませんでした。やはり、フランスの繊細な美的感覚は日本にも合うということでしょうね。(喫茶どーむには行ってみたいですね。もう無いでしょうけど・・・・・) 広島の原爆被害とそこからの再生の話だけではなく、フランス人女性の戦争によってつけられた大きな心の傷についての話でもあって、その広島出身の男とフランスのとある町(ヌベール)出身の女の束の間の出会いを描くことによって、戦争という悲劇とそこからの再生を物語っているように感じました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-10 11:36:01)《改行有》 1098. エヴァとステファンとすてきな家族 《ネタバレ》 どんな崇高な理想やイデオロギーであっても家族の絆は作り出せないというメッセージを感じましたね。 しかし、この邦題はちょっと違うような・・・・(予告編も酷いです)。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-08 19:02:12)《改行有》 1099. 万事快調 《ネタバレ》 ゴダールの映像センスの素晴らしさを堪能できる作品でした。何というかデザインセンスが抜群でしたね(ポスターにして貼っておきたいシーンがたくさんありました)。音楽もCM撮影シーンでかかる曲が結構頭に残りました。 内容は非常に政治的で、ちょっと時代を感じさせるものになっていますが、映像作品としては今見ても斬新で格好良いですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-02 19:02:55)《改行有》 1100. インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 宇宙人が必ずしも友好的であるとは限らないという設定は面白かったです。ただ、出てくる宇宙人達の姿、宇宙船、攻撃方法等がありきたりで、ちょっと地球人の発想の限界を感じました・・・・。まあ、面白かったですが。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-30 18:32:34)《改行有》
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