みんなのシネマレビュー |
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1081. 運命の女(2002) もろ昼メロ系の不倫映画。ちょっと陰があって、 いつも不満そうな顔をしている妻の役はダイアンレイン。彼女はもう素でやってるような感じ。 中盤からのややサスペンス調への展開が、本作のストーリーの中では唯一の見せ場。 (えっ!と驚くほどのものでもないが) ラストはややぼんやり見せるシメ方だけど、お話的には何とかまとまっている。 全体的には女性視点のドラマで、夫役のリチャードギアの影が薄く、 内容は映画というよりもTV向けといった感じの小粒な作品だった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-23 08:09:57)《改行有》 1082. フォルテ 不倫にお洒落も糞もないのだが、感覚的にはしゃれた印象の映画。 ドロドロしたシーンは一切なく、不倫のお話をきれいな映像とともに、 ソフトコメディーのタッチで描いている。 妻役のダイアン・キートンは知的だし、親友のゴールディ・ホーンはスタイルがいい。 二人とも相変わらず魅力的な女性だが、あくまで主役はウォーレン・ベイティなので、 あまりこれといった見せ所はない(特にゴールディ)。 お話の内容が内容だけに、女性二人側からの視点で描いたほうがもっと面白くなったと思う。 ラストはありきたりで、正直ストーリー自体はつまらない。 役者の魅力と映像と雰囲気で楽しむジャンルの映画。[地上波(字幕)] 4点(2011-08-23 07:33:44)《改行有》 1083. バイオハザード(2001) 御存知大ヒットを記録したゲームの映画化。導入部はちょっとわかりにくいのだが、 特殊部隊の隊長さんが、現在の状況を懇切丁寧に解説してくれる何とも親切な作り。 ストーリーの展開も悪くはないんだけど、やっぱりゲームのようなスリル感はないよね。 マイケル・ジャクソンの「スリラー」を観ているようなシーンが多いし、ドタバタ感は否めない。 「エイリアン2」のように、隊員たちのキャラをじっくり描いて緊張感を煽ってほしいのだが、 一人の女性隊員の他は、ヒロインも他の隊員たちも描写が浅く、個性がなくて魅力を感じない。 続編を期待させるようなラストは問題ないけど、何だかちょっとよくわからないね。 頭を空っぽにして、B級ホラーアクションとして鑑賞すればそこそこ楽しめるとは思うけど。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-22 21:53:40)《改行有》 1084. ニューヨークの恋人(2001) ちょっと変わった設定のSFラブストーリー。 メグ・ライアンは相変わらずかわいいし、相手の男優も爽やかで好感がもてる。 アクがなくてテンポがいいので、鑑賞していて疲れないのがいい。 物語としてはSFの要素を取り入れたため、ラブストーリーの描写が薄くなってしまった。 設定が非現実、ラストのシメ方も非現実ではちょっとバランスが悪い。 もっとも映画自体が、星の王子様願望を象徴しているような作りだし、 細かいことにこだわらないほうが楽しめるんだろうけどね。そういった意味では女性向き。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-22 21:39:04)《改行有》 1085. ミート・ザ・ペアレンツ 男性なら間違いなく緊張するシチュエーションを、コミカルに描いたコメディー作品。 頑固な父親役をデニーロが好演。シナリオの出来のほうは今ひとつで、 笑えるシーンもあるんだけど、主人公をわざと陥れようとする小ネタが多すぎて、逆に白ける。 コメディーなので仕方ない部分はあるのだが、自然な流れで笑わせるシーンも欲しかったかな。 多少ドタバタ感があり、馬鹿馬鹿しくはあるけど、気楽に楽しめる作品ではある。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-22 19:47:36)《改行有》 1086. ディープ・ブルー(1999) 閉塞的な状況が、心地いい緊迫感を与えてくれるパニックアクション。 とにかく救いようのない展開が面白くて、リーダー格の黒人俳優さんのシーンは、 ただもう笑うしかなかった。半端なメッセージなんて入れる必要はない、B級らしいB級映画。 存分に楽しませてもらった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-22 12:02:28)《改行有》 1087. パラサイト SFスリラーといっても、ハイスクールを舞台にしているので雰囲気が明るく、 ドロドロした気持悪さもないので、取っつき易くて気軽に鑑賞できる安心感がある。 こういったティーンエージャーを主役に据えたホラーやスリラーは他にもたくさんあるが、 喧嘩しながらも互いに協力し合い、事件に対応する彼らの姿は、ある意味微笑ましい。 気分転換したい時などには最適の映画。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-22 11:07:55)《改行有》 1088. 乱気流/タービュランス スチュワーデスさんが主役のサスペンスアクション。 クリスマスイブという設定で乗客が5人と少なく、前半はパニック要素を押さえ、 一癖も二癖もある護送犯との密室状態でのサスペンス色を強めている。 アイデアは中々良かったのだが、登場人物が限られているうえに、 後半は旅客機を扱ったパニック映画の展開を踏襲してしまったため、 スチュワーデスさんの人間離れした奮闘ぶりばかりがやたら目立ってしまった。 普通のアクション映画として鑑賞すれば、それなりに楽しめる作品だと思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-22 09:06:04)《改行有》 1089. ライアー ライアー アイデアやストーリーの流れも悪くはないが、 やっぱりそれ以上に、ジム・キャリーの独特のキャラが目立った作品。 よくもまあ、あれだけ顔の筋肉が動くよね。ラストの見せ場も含めて、 ちょっとやり過ぎだろという感もあるけど、それが彼の真骨頂なので仕方ないのかも。 一応ハートフルにはまとめているので、総体的には観やすい映画だと思う。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-22 08:36:50)《改行有》 1090. ザ・ファン デニーロお得意の狂気的な演技が見所の映画なんだけど、 こりゃまた粗っぽいシナリオだね。特に後半の展開には、目が点になっちゃったよ。 スーパーマンじゃないんだからさ。まあ結構笑わせてもらったからいいけど。 とりあえずデニーロのファンなら楽しめる。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-22 06:47:10)《改行有》 1091. ガメラ2 レギオン襲来 怪獣映画としての基本的な作りは変わらないが、 敵方怪獣レギオンの複雑な設定に伴い、前作よりもストーリー色が強くなっている。 自衛隊が活躍するシーンが多いのもこの作品の特徴で、シナリオは中々良く練られているのだが、 レギオンはギャオスのような魅力がなく、主役であるガメラの描写も薄れてしまった。 前作ほどのインパクトはないが、まあそこそこは楽しめる作品だと思う。[地上波(邦画)] 4点(2011-08-22 06:25:59)《改行有》 1092. 学校Ⅱ 前作とは設定がまったく違っていて、今回は北海道の養護学校が舞台に。 西田敏行演ずる情熱溢れた教師と、若い新任教師の二人。 鑑賞者は後者の若い教師視点で鑑賞することになると思うけど、 とにかく大変な現場だなという現実はひしひしと伝わってくる。 題材が題材なだけに、下手な脚色ができなかったのか、 今回は山田監督お得意のベタな演出もほとんどなく、終始落ち着いて鑑賞できた。 もちろん生徒たちの成長も描かれていて、ちょっとドキュメント風な雰囲気も。 「1」よりは良かったかな。[ビデオ(邦画)] 4点(2011-08-21 21:16:57)《改行有》 1093. 理由(1995) 一応サイコサスペンスだったかな? 突っ込み所が多々あって、全体的にものすごい粗さが目立つシナリオなんだけど、 ストーリーそのものは面白いので、最後まで楽しめるとは思う。 キャスティングに関しては、ショーン・コネリーが主演していたということしか覚えていない。 キモいシーンもないし、娯楽映画に近い作りのサスペンスで万人向け。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-21 18:34:34)《改行有》 1094. わかれ路 妻か?愛人か? タイトル通りの映画。 どっちを選んでも地獄だよねと思いつつ、単純なストーリー展開でお話が進み、 最後に一応オチは用意してあるが、いい意味で裏切られたという程のものではない。 シャロンの妻役は今イチだった。あえて狙ったんだろうけど。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-21 16:38:42)《改行有》 1095. 星に想いを タイトルも映像も雰囲気もいいし、メグも相変わらずかわいいんだけどね。 作品のキーポイントになっている、叔父役のアインシュタイン博士があまりにも軽薄すぎ。 主人公のいったいどこをそんなに気に入ったのかもよくわからないので、 その後の展開にも気持ちがついていけなかった。小道具代わりの「星」「数学」も空回り。 メグのファンなら何とか。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-21 16:19:42)(良:2票) 《改行有》 1096. ペリカン文書 ある女子大生の危機を描いたサスペンス。 設定にちょっと無茶な部分もあるけど、お話自体は結構面白い。 ただ原作が長いのか、全体的にはかなり駆け足の作りで描写不足、浅薄な印象も受けた。 登場人物は決して少なくないので、できればもう少しじっくり観たい気持もあるのだが、 サスペンスものとしては、及第点の出来には仕上がっているのではないかと思う。 しかし主演の女優さんは苦手だなぁ。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-21 15:04:26)(良:1票) 《改行有》 1097. ラスト・ボーイスカウト ブルース・ウィリス主演、私立探偵の活躍を描いたアクション映画。 ややハードボイルドタッチの内容で、斜に構えた主人公のキャラに新鮮さは感じないけど、 ブルースはひたすらカッコよく描かれています。ハードボイルドといっても、 娯楽映画のポイントはしっかり押さえているので、万人向けといえば万人向け。 ストーリーそのものに関しては、あまり面白味は感じなかった。 やはりブルースを見るための映画。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-21 09:51:12)《改行有》 1098. 幸せの向う側 ゴールディ・ホーン主演のサスペンス映画。 アイデアもストーリーも決して悪くはないのだが、 キーポイントになる一番の重要人物が描写不足のため、どうしてもリアルさを感じられない。 状況設定だけで見せる、ホントに架空の中のお話といった感じ。 そのため緊張感が持続せず、盛り上がりにも欠けてしまう。 あっさりしたラストも影響しているのだろうが、サスペンス物としては今ひとつ。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-20 21:56:46)《改行有》 1099. ニキータ ややドラマ要素の強いアクション映画。 クールさの中にも妙に人間臭さを持ち合わせている、 ヒロインのキャラ描写に焦点を当てた狙いが面白い。 ただ一本のドラマとして見た場合は、ストーリー展開とキャラの描き方が うまく噛み合っていないのか、首を捻るシーンが多々あった。 アイデアや映像演出など、雰囲気だけは良かったことは記憶に残っているんだけど・・・。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-20 21:49:46)《改行有》 1100. ゴジラVSビオランテ 第二期ゴジラ・シリーズの2作目。 お話作りにバリエーションに富んだアイデアを散りばめており、今回は自衛隊も大活躍。 ドラマ性が強く、ストーリー自体はつまらないという訳ではないのだが、 あくまで怪獣映画という先入観で鑑賞しているせいか、ちょっと作り過ぎの感があり、 つい苦笑してしまう場面も。相手怪獣ビオランテのキャラや誕生経過は、 この作品の内容そのものを象徴しているような複雑さで、 子供向けと大人向けのちょうど中間あたりの作品といった印象。 でもラストの演出などを観ると、やっぱり子供向けなんだなと思ってしまう。 第1期終盤のおふざけゴジラよりはよっぽどましだが・・・。[地上波(邦画)] 4点(2011-08-20 16:15:13)《改行有》
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