みんなのシネマレビュー |
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1101. DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 原作は結構はまって読んでましたが、この映画も悪くなかったです。てゆーか原作とは違った後半が原作よりおもしろい展開だと思いました。これだと、キラのすごさがよくわかります。死神以上だと素直に思えました。ポテチを食べるエルも、エルがすごいってのがよくわかります。ただ、前半が原作を知っているので、少々退屈でした。[DVD(字幕)] 7点(2007-02-25 01:51:27) 1102. ガバリン 家を舞台にしたホラーの中でも、これは結構異色な作品。あ、ホラーってゆーたけど怖くはないです。コメディーです。色々異色な怪物達が登場して、それに慌てながら必死に対応する主人公を見てると、あの「死霊のはらわた2」の主役とかぶってきます。雰囲気も、なんだかサム・ライミあたりが撮りそーなドタバタ劇。ストーリーは行方不明の息子がいる作家が、自分の叔母が自殺し、その家に戻ってくると、何かが潜んでいたとゆうものです。最初の40分は退屈かもしれません。あまり何も起こらないから。でも、その後は、変なモンスターがドンドン出てきて、色々悪さをします。モンスターはいかにも80年代のちゃちー感じなんですが、その姿がなぜか頭に残りそーな形態で、おもしろチャチーです。展開も主人公が書く自分の体験記と現実がリンクしていく所がうまくまとまってて、これに妄想では?とゆう要素が合わさって最後まで先が気になって後半はB級としてだけど楽しめました。鏡の向こうが真っ暗闇の広大な空間だったり、クローゼットの向こうに森があったりする家の異次元化も、なんだかアニメのデビルマンみたいで、俺は好きです。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-25 01:06:22)(良:1票) 1103. グエムル/漢江の怪物 「殺人の追憶」の時も、普通のみんなが想像する、こーであってほしい猟奇殺人ものってゆう展開から途中逸脱し、警察の馬鹿さ野蛮さをこれでもかとアピールし、笑っていーもんかちょっと戸惑うシーンなんかも入れて、期待してたものと全然違う要素へ寄り道ばかりしたおかげで、観てる方を混乱させた一癖ある監督さんでした。今回も一筋縄ではいかずにかなり寄り道の多い映画でした。モンスターモノですが、娘が襲われ家族が協力してやっつける、ここまでは、多分途中でみんなが期待する方向、しかし、それをまたまた逸脱し、変なこれまた笑っていーもんか戸惑うシーンをしっかり盛り込み、主役の家族もみんなどっかおかしい奴らに描き、色々グダグダして方向はそれて、なかなか、みんなが期待するモンスターストーリーに帰ってこないとゆう前作に似た感じです。娘が死んでグダグダ泣くとこなんて、なんか俺も泣きそーになってたのに、ひつこいくらいにグダグダやってて流石にちょっと笑ってしまいました。なんなんですかね~、この監督さん。でも、やっぱり盛り上げ方はうまくて、しめるとこはちゃんとしめてる感じします。妹がメールを受け取るシーンなんて、かっちょよくてゾクゾクしまたし、兄弟がまた揃うとこも、よいんですわ。この監督、緊迫感やスリルあるシーンはほんと見せてくれます。普通にそれだけの映画にしたらもっと万人うけするのに、やらない。でもこの普通とは違った角度からの表現にハマる人ははまると思います。ある意味三池監督みたいです。 俺は見所が多いし、最近の映像ではあまり観た事ない変わった雰囲気のしかも本格的な日常モンスターものとして十分楽しめましたので。[DVD(字幕)] 10点(2007-02-24 23:34:13)(良:1票) 1104. スカイ・ハイ(2005) 確かにハリーポッターっぽいです。ハリーポッターとXメンを足して、全体的にコミカルにした映画でした。でも、基本は大げさにした高校生の青春物語って感じもします。クライマックスがダンスパーティーなんてところも。自分としては色々な能力の者達が戦ったりしておもろかったです。モルモットに変身する女の子のモルモット姿がかわいー。手から炎だす不良っぽい子もかっこよかったな~。悪者もなんかボバフェットに似てて好きです。でもなんか「悪魔の毒々モンスター」ネタが多い気が。産業廃棄物ってのはそーですよね?ま~とにかく十分おもしろいし楽しめました。ただ欲を言えば主役が最初のまま勝利を勝ち取ってたら、なおよかったかも。でも、それじゃー、見せ場があんまりないから、爽快感がないか。ラストの台詞がよかったな~。さらに楽しい映画観たな~って気持ちにさせてくれます。スタッフロールも楽しめる作りでよかったです。[DVD(字幕)] 10点(2007-02-21 20:11:59)(良:1票) 1105. ヘモグロビン 取り扱ってる内容は「地底人アンダーテイカー」と同じなんですけど、あちらに比べたら、数倍ましな映画でした。あの種族も意外とキモク描かれていて、人肉の食べ方も、人をつるして、少しずつ、まるでパンをちぎって食べるよーな感じで、一種異様なグロさがありましたし。また、主人公が自分のルーツを知った後の、恋人の献身ぶりが異常でそこもよかった。あなたを失うくらいなら、毎日人肉料理用意しますってんだから、なんとゆう盲目ぶり。まさに愛は盲目。しかも、人肉食ったその人とエッチまでしてしまうんだから、口臭くないのかな~。このよーに軸に恋愛映画の要素を持ってきてるので、前半は淡々としててホラーとしては少々退屈かもしれへん。近親配合、人肉食、地下のフリークス達、盲目の恋愛、このよーな要素にピンときたらあくまでB級として、それなりに楽しめるとは思う。まー、それでも迫力不足なのと、前半のテンポの悪さでおススメはできひんけど。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-20 18:48:21) 1106. ドッペルゲンガー/憎悪の化身 ドリュー・バリモアが色っぺ~。しかもちょっと太ってムチムチ。こーゆうのん結構色っぽいって思ってしまうねん。ま~、そんな色っぽい彼女が、ドッペルゲンガーがいてそいつが家族を殺してるのよ!って必死になって言ってるのを観て、こりゃ痛い二重人格映画かなって思わせておいての二重どんでん返し。ただ、これはB級ホラーですわ。あんま期待しないよーに。でもエロと不条理なホラーの融合は、ある意味「ポゼッション」にも通じるもんがあるかな。そんなわけないか。ドリュー・バリモアの色っぽさを押しすぎて、ホラーとしてまったく緊張感がないので、途中、ちょっと、しんどかったのが正直な所です。でも後半の展開が一番の見所で、そこは、うわ~、B級ホラ~やわ~ってテンション高くなっちゃいまして、そのキモエロイシーンがあるだけで、俺の評価はちょっとあがりました。それでも無理して観るほどでもないかな。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-20 18:28:25) 1107. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 《ネタバレ》 いろんな意味でかなりゆる~い映画なんだけど、おもしろかったですわ。映画館でも結構周りは笑いが巻き起こってましたしね。ただ、すんません。映画館なのに、思わず映画観ながら、当時のことを連れとしゃべりながら観てしまってん。もう、しゃべらずにはいられなかってん。もちろん、鑑賞後の会話もはずんでもーたで。あのころはな~なんてね。デートムービーにはもってこいかも。でも日本人だからこそ、こーゆう映画は興味あるやんな~。いいたいこともあるやんな~。まさに作られるべくして作られた映画かもしれん。今の時代やからこそ、ちょっと昔を振り返ってみたくなるし。それにしても、ラモスはバブル時代、マジであんなんやってんな~。ディスコに通ってオープンハート配りまくって。あ~俺もバブルと寝たかった。でも、うちの親父はバブル時代もその前もその後も変わらず普通にやってた。残した遺産をみると当時かなりもーかってたと思うけど。先見の目があれば時代を生き残れる。なければ変わらず堅実にがんばるしかないかもね。これからどーするのか?とゆう問いに、仕事をがんばり後は家に帰って家族と過ごす、普通の事を言った下川路の言葉がなぜか耳に残りました。[映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 23:41:51)(良:1票) 1108. 嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 松子の強烈な人生劇場を堪能させいただきました。観てる間は、悲しかったり、おもしろかったり、怖かったり、しびれたり、幸せな気持ちになったりと、様々な感情が巻き起こった映画は久しぶりでした。最後に松子が人生劇場の幕を終えて階段を登っていく姿に知らぬまに涙がこぼれちゃって。このエンターテイナー性はまさに映画。ま~げて~、のばして~♪を知らぬ間に口づさんでしまってます。[DVD(字幕)] 10点(2007-02-17 20:02:05)(良:1票) 1109. ウルトラ・バイオレンス 処刑人セーラ とある男に転職を進められ、怪しい女に仕事を紹介されるが、その職場は人が消えたり、怪しい声が聞こえたりと変な場所。はたして・・・とゆう内容です。ヘッドハンターとゆう原題がしめすとおり、ヘッドハンティングされた男のホラー体験な映画なんですが、前半の謎をひっぱる所は正直おもしろかったです。これってギャグホラー?いや真面目なホラー?ってゆーの色々考えちゃって。ちょっと普通のホラーじゃ見ない展開だし。ところが、謎が解明されていくにつれて、ドンドンおもしろくなくなっていく。謎の女が主役の男とエッチした所あたりから、おもしろなさの急下降。だいたい真相の辻褄がまったくあわないし。ちなみに、パッケージのような女性が痛快に人を殺しまくる映画ではけしてありません。人は死んでいきますが、あくまでポルターガイスト現象で死にます。途中でわかりますが、これって親父ギャグ以下の駄洒落映画です[DVD(字幕)] 3点(2007-02-14 22:52:17) 1110. 地底人アンダーテイカー 地底に棲む亜種の人間の一族と普通の人間との攻防を描いた作品。なんですがー、襲われる人たちが、なぜか地底人の住処の上に立つ教会から逃げださない。そのくせ、地底人を怖がっている。嫌なら、どっかにいけばいーやん。だって、簡単に逃げ出せるし、もともと違う場所にいたのに、わざわざ、地底人の住処があるって知っていて、教会にやってきて、ほんでもって、怖がってるって基本設定がおかしくないすか?おかしすぎますよ、これ。ホラーとして成立してなさすぎますよ。だから、主人公が地底人の末裔って知っても、ちっともな~んも感じない。また、この地底人が女に素手でやられるくらい弱いんです。しかも数も10人くらいなのに。人間側は鉄砲もあるのに、なぜゆえニトロまで使うほどびびってるの?てゆーか、警察呼びなさいよ。駄目だこりゃ。[ビデオ(字幕)] 0点(2007-02-14 22:21:44)(笑:1票) 1111. アサルトD(デーモン) いかにも駄目映画プンプンなモンスターが、俺いけてるやろ?って感じで写っているパッケージとアサルトデーモンとゆうまったく観たい度を刺激しないタイトル。でも、俺は、もしかして、とゆう奇跡にも近い期待でレンタルして観たのだけど、やっぱ、駄目だこりゃ。冒頭いきなりSMしてる男女から始まり、このノリはいけるのかと一瞬でも思った自分が恥ずかしいです。刑務所でモンスターが警官を殺し、囚人をひきつれて主人公である女警官が牢屋に逃げ込み、自ら牢屋の鍵を閉め「これで私達、袋のねずみね」とあせる。オノレ自ら袋のねずみになったんちゃうっかいとゆう突っ込みはしとかなきゃいけないのか。で、この後、別の部屋への通路を発見。どーみても刑務所内には見えない、どっかのしょぼいビルを借りた通路を、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、それにつられて俺はウトウト、いかんいかん寝たらレンタル代がもったいないと必死になって映画を観る俺、でもそのうち頭がモウロウとしてきて、このモンスターってどっちかゆーたらゴリラに似てるよな~、アサルトデーモンって題名より、おさるとデーモンにしたらいいのに、とくだならない事を考えつつ、どーにか映画を観終えて、静かにDVDの停止ボタンを押し、俺はいったいなんの為に生まれてきたのだろー、とゆう事を考えつつ眠りにつきました。[DVD(字幕)] 0点(2007-02-14 01:43:24) 1112. ALIENS エイリアンズ(2005) プレデター風の宇宙人達とテレビスタッフ達のエログロでかなりバカバカしい戦いを描いた映画です。バカバカしいノリの目標は確実に「ブレインデッド」ですが、才能と予算がないので、そこまで到達できてません。人間を切り裂くほど凶暴なのにバナナの皮ですべって気絶する宇宙人、自分に向けて銃を撃って自滅する宇宙人、やっぱり芝刈り機にぐちゃぐちゃにされる宇宙人、対する変態度100パーセントのテレビスタッフ達。良識ある人は、こいつらのアホさ加減についていけないと思います。よっておススメしません。ただ数々のクソ馬鹿映画を観続けてきた俺には、ちょーどいークソ馬鹿加減。この映画好きかも。すいません。大好きです。[DVD(字幕)] 10点(2007-02-13 23:42:07)(良:1票) 1113. サバイバル・オブ・ザ・デッド(2003) 俺が、本当にショボイ映画と思えるレベルがこのレベルです。ゾンビっぽい題名やけど、ほとんとゾンビらしいソンビは登場しない代わりに、この監督が大好きな忍者が登場します。ゴミ箱のふたで殺されるけど。そんな突っ込みまくれるストーリーなんて、突っ込み忘れるほどショボイです。この映画を観れば、あの「デビルマン」がハリウッド大作に思えるほどショボイです。特に暗黒騎士ニコスがお店で人を殺すくだりは、店を一つも傷つけない気のくばりようがショボイです。ドアも丁寧に開けて出て行きます。なのに店を出ると荒々しさをボディーランゲージで強調。なんなんすかね~。このショボさ。女に弱点である兜を盗られて、壁にバンバン打たれるのに合わせて苦しむ暗黒騎士の、てゆーか監督の姿は、もうショボさを通り越して哀れです。同監督の伝説のグダグダ映画「悪魔のえじき」よりさらにショボイってのが哀れすぎます。[DVD(字幕)] 0点(2007-02-13 23:06:17) 1114. 地獄の謝肉祭 噛まれたりひっかかれたりすると、人肉を食べるとゆう行為が伝染する。しかも彼らにはなぜか仲間意識がある。しかも前と同じ人間としての意識はある。つまり完全には狂っていない。ちょこっとおかしーだけ。しかもちょっと反社会的になる。さらに主人公だけは発病が異常に遅いうえに、全ての発病時期が同じ。とゆうまったく不自然な病状のため、多くの人のうけは悪い映画。さらに、古い映画なので、今の時代に観ると、かったるく感じる人もいると思う。でも、俺はそんなに悪くなかった。病気の広がりがグローバルに描かれず、あくまで主役の周りだけでお話が進行するので、いまいち盛り上がりにかけ、コジンマリした映画だが、主人公がこの病気?に犯されて、少しづつおかしくなっていくとゆう映画として観れば、それなりの怖さと悲しさがある。説明できない病状も、ゾンビがなぜ動くのか説明できないのと同じで不気味であるし、映像も冒頭の戦争シーンも意外とよくできてるし、風穴あいた人体からの撮影などのこったカメラワークなんかもあるあし。まー、ほんもののネズミが燃えるシーンはどーかと思うけど、ストーリーも冒頭30分以内に事件を起こすなど、退屈させない工夫もされてる。ベトナム帰還兵を題材にした反モラルな内容だけに良識ある人には絶対オススメしませんけど、あくまでホラーとして観たなら、ヘンテコな映画ゆえにそれなりに退屈はしなかった。謝肉祭とゆうほど町に人肉を食う人々が蔓延しないどころか、人肉を食べるグロシーンが少ないのでそのへんを期待すると物足りないとは思うけど[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-13 16:28:49) 1115. X-MEN:ファイナル ディシジョン これだけ次々キャラが出てきて、それでもそれぞれ見せ場があって、そんなところが楽しかったです。物語もドンドン混乱し、もはや善と悪でわりきれない世界が、現実の社会のよーでよかったです。神様じゃないので、しょせん人の出来ることは限られている。すべての問題にいい答えはだせない。こんな状況で、迷いながらもそれぞれの正義を信じて行動を起こすXメンがやっぱりかっこいー。最近、低予算映画ばかり見てたからか、超人たちの戦いもスゲーって感嘆でした~。やっぱ大作は映像の迫力が違いますね~。[DVD(字幕)] 10点(2007-02-12 21:05:10) 1116. ヘッケルの死霊 マスターズ・オブ・ホラーの一作品。とある男が自分の妻を蘇らせてほしいために、とある女性の元を訪れる。すると彼女はある物語を語りだすとゆう内容。フランケンシュタインなどの、中世ゴシックな雰囲気があって、しかもゾンビと生者のエッチなどのネクロマンス的な世界もある。ただ、テレビ映画ってこともあって、もう一つ、踏み込んでエログロくない。話自体もあまりひねりなく盛り上がりにちょっと足らない。雰囲気で楽しむ映画で俺は嫌いじゃないけど。[DVD(字幕)] 5点(2007-02-11 12:47:29) 1117. フレッシュイーター/ゾンビ群団 悪魔の力によるゾンビです。リーダーのゾンビがいまして、こいつがすべての元凶です。こいつだけは、頭いーです。またゾンビ郡もメイクはいーんですけど、武器なども使ったりしますので、ロメロゾンビよりはちょっと頭がいーです。後はいっしょかな。人肉を食べたりするところは、結構エグイし。頭弱点だし。ただ、ロメロと決定的に違うのが、ストーリーのおもしろなさ。どーでもーいーホームドラマ→そこへゾンビが現れて、うわ~って展開ばっかり、これが4回ほど続きます。なんで同じこと4回もするのか、平和な所にゾンビが現れてってゆー事以外、そこから発展する物語が思いつかなかったんやろーな~。しかも、このどーでもいーホームドラマが4回目でも結構ダラダラ長い。起承転結をまったく考えないと、こんなにもおもしろくないねんな~。[ビデオ(字幕)] 0点(2007-02-10 00:07:12)(笑:1票) 1118. レイヤー・ケーキ ビジネスマンのように麻薬を仲介し堅実に仕事をこなしてきた男×××(名前ないです)。彼はこの裏世界にどっぷりつかる前に儲けたお金で足を洗おーと考えていた。そこへ世話になってるボスから二つの依頼を引き受ける。これを最後の仕事に決めた×××だったが、これが思わぬ方向へ転がっていくとゆうお話。レイヤー・ケーキとは裏社会の階層(レイヤー)をケーキに例えた言葉。このタイトルのイメージどおり、スタイリッシュな犯罪映画でした。どこかしら、「ロック・ストック~」に似てましたし。ただ、あちらはちょっと能天気でコミカルな部分もありましたが、こちらは結構、真剣モード。主役の頭が切れそーなので、危機をうまく切り抜けて、よかった、よかったって展開を期待したんだけど、裏の裏をかかれて、ドンドン追い詰められて、これは能天気に観てる映画じゃないな~と途中で気づきました。また登場人部が多く繋がりもややこしいしので、最初から集中して観なければ、これ誰だっけ?って事にはなりそーです。でも展開がめまぐるしいし、先が読めないので最後まで一気に観れて楽しかったですけどね。冒頭ノリは最高。最後もアレで納得。はまる人ははまると思いますが、「ロック・ストック~」ほどのコジャレタヒネリはないし爽快感とかはないので、そこは期待されないよーに。[DVD(字幕)] 7点(2007-02-09 23:49:08) 1119. 血の祝祭日 今のスプラッターの原点としての功績はみとめます。多分、あの時代にこの描写はがんばったと思う。でも、今観ると、あまりにもグダグダすぎる。カメラワークや演出、それに演技。このストーリーでこのグダグダさはかなりしんどい。事件の被害者が瀕死の重症で助かったが、ショック状態で死にかけてる状態なのに、病院で警察が「話せますか?」→医者「話せます」って。しかも意外としっかりしゃべれる被害者。しかも身元不明ですと話す医者をしり目に、名前もしっかりゆう被害者。友達が行方不明なのにニコニコパーティーの話をする警察とその恋人。足の悪い犯人に中々追いつけない警察など突っ込みだしたら、もうどっから突っ込んでいーやら。映像の撮り方もただカメラを置いてるだけのよーな撮り方。ただし、グロ描写はまあ雰囲気でグロく思える。今の洗練されたグロさに比べたら全然駄目だけど。犯人の不気味さもそれなりに出てる。それでも、俺には、これのおもしろさが全くわかんなかった。みんなで突っ込みながら観ればそれなりに楽しいかな[ビデオ(字幕)] 0点(2007-02-08 19:45:37)(良:1票) 1120. ブラッドレイン これ劇場公開してたの?マジ?馬鹿なの?映画館は馬鹿なの?これはビデオスルー作品じゃないか~。もっと劇場公開しなきゃ駄目な作品あるんじゃないか~。ただし、この監督さんの作品の中では一番マシやと思うねん。舞台美術もロケ地がいいんで、なんか壮大。中世のダークファンタジー的な雰囲気は出てます。俺はこれ、未公開のショボ映画と勘違いしてDVDで観たから、意外と金かけてるやんってちょっと得した気分やったわ。中世の吸血鬼モノとしては設定がよいし。一人の吸血鬼が軍隊を使って近隣の国を支配、それに対抗する業火の会とゆう抵抗勢力。そして、主人公のハーフヴァンパイアの女性、この三つの勢力が三つの宝をめぐって絡んでいくストーリー。なんかB級魂ワクワクやん。業火の会の主要三人も意外と決まってて、男二人に女一人、こいつらが吸血鬼をバッサバッサやっつける様はなんか様になる。確かにアクションは最近の人間離れした動きの映像に比べたらトロイし、目を見張るものないけど、普通は人間て剣もって戦うってこんなもんちゃうのって思えば許せた。吸血鬼も血を吸う以外はほとんど人間と同じ動きしかせんけど、超人的な吸血鬼になれてたら物足りないけど、元は人間やから動きもそないすごい事に普通はならんとちゃうのと思えば、なんかリアリティー感じた。展開も前半は恐ろしく早いのでワクワクした。吸血鬼の被害者を容赦なく始末する業火の会のヴァンパイアハンター三人組。宝を守る異様なトラップに異様な番人、吸血鬼を吸血するレイン。おお、いーんでないの?これ。ただ、後半はあまり盛り上がらない。ラストも不自然な強行突破&ボスの弱さ。最初から吸血鬼の根城を目指してたら簡単にいけたかもと思うくらいのクライマックス。序盤がよかっただけに尻つぼみな感じの映画。まー、でもB級映画好きなら雰囲気だけでもそこそこ暇つぶしにはなると思う。点数は「ハウス・オブ・ザデッド」よりは上だけど7点あげれるほどでもないんで、同じ5点。[DVD(字幕)] 5点(2007-02-08 19:27:45)
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