みんなのシネマレビュー |
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1121. 王立宇宙軍 オネアミスの翼 何かを伝えたいという熱意は痛いほど感じるが、何を伝えたいのかサッパリ分かりませんでした。まぁ~私が馬鹿だからでしょう、きっと。ただ、個人的にリイクニとかいうヒロインは助平根性丸出しのヤな女にしか見えず、主人公シロツグの気が知れないとしか思えませんでしたね。まぁ~私が馬鹿だからでしょう、きっと。ガイナックスは凄いんだよ、多分…?6点(2003-01-22 03:18:55) 1122. オールウェイズ ”永遠の少年”スピルバーグが恋愛モノとは似合わないにも程がある。下手だねぇ!恋愛感情描くのが…。老醜のヘプバーンを付き合わせるセンスも頂けない。最後は矢張りファンタジーへ逃避(^^)。何だかナァ…。5点(2003-01-22 02:59:54) 1123. O嬢の物語 ”そういや、コリンヌ・クレリーって確か「007/ムーンレイカー」でボンドガールも演ってたよなぁ…(遠い目)。今何してんだろ?”とか観てる最中にあれこれ余計なコトを考えてしまうくらい、つまらないエロ映画。サービスして4点…(遠い目)。4点(2003-01-22 02:49:43) 1124. チャンプ(1979) 1932年のキング・ヴィダー監督による同名作品がオリジナル。ウォーレス・ビアリーの父親、ジャッキー・クーパーの子供いずれも見事な演技で正にクラシックの傑作だった。に比べるとリメイク版たる本作は…子役はマァマァかな?もうちょっと悪ガキっぽい品の無さが欲しいけど。でもジョン・ボイトの父親役が全然ダメ、ハッキリ言ってミスキャストだね。もっとインテリジェンス皆無な肉体労働者の風情がないと説得力に欠けるって!母親役のフェイ・ダナウェイも身勝手さがハナについて良くない。ゼフィレッリの演出も「泣かせまっせ」節が余りに見え見えで、ヴィダーの豪快で天衣無縫なディレクションぶりには遠く及ばない。ま、旧作を知らずに観るヒトにゃコレでも結構楽しめるのかね?…リッキー・シュローダー、今何してるんだろ?5点(2003-01-22 02:28:28) 1125. BODY/ボディ 法廷サスペンスにエロまで欲張った怪作。超C級な内容だがキャストはマドンナは兎も角、デフォーにユルゲン・プロホノフ、アン・アーチャー、ジュリアン・ムーアと意外に豪華。恐れ多くも偉大なるワイルダー先生の名作「情婦」をパクろうとした恥知らずぶりとマドンナの大したこともないヌードに…4点。4点(2003-01-22 02:01:03) 1126. フットルース ストーリーが他愛無さ過ぎ!ってか陳腐!ケニー・ロギンスの主題歌もヒットしたが、個人的には軽薄過ぎて大嫌い。都会で「カッコイイ」ダンスを身につけてりゃ田舎じゃモテモテってか?田舎を”文化果つるところ”みたいな安直さで描く姿勢にゲスな優越感が垣間見られ、非常に不愉快。こんな映画で主役の兄ちゃんをトッポく演じたケビン・ベーコンは当時「ダメだ、こいつ」とか思っていたけど、何と「トレマーズ」で個人的に大いに見直した。その後の活躍は皆さん知っての通り。イヤ分からないもんですな。5点(2003-01-22 01:46:18) 1127. ランナウェイ(1997) ああ~コイツも長距離バスの移動中に何とな~く観たっけなぁ。黒人の主役がうるせーんだ、よく喋るし。眠れねーだろーが!ン?このTVレポーター役は…チャーリー・シーンじゃねーの。80年代のオリバー・ストーン作品でブイブイ言わせてたのが懐かしいねぇ。でも、コッチの方が似合ってるぜ。内容は…どうでもイイや。そこそこ…カナ?6点(2003-01-21 11:53:36)(笑:2票) 1128. 悪魔のような女(1996) 1955年のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作品のリメイク…なんだが、全然旧作の怖さが再現出来ていない。監督がジェレマイア・チェチックじゃあクルーゾーとは比べモノにならぬお粗末さ。女優陣もシャロン・ストーン&イザベル・アジャーニではシモーヌ・シニョレ&ヴェラ・クルーゾーの凄味と比較するのもおこがましいというものだろう。まぁ、旧作を知らずに観ればコレはコレで面白いと感じるヒトもいるかもね。私ゃパス、つまらないアレンジとかが気に障って仕方がないから。 5点(2003-01-21 11:29:43) 1129. ひめゆりの塔(1995) この神山征二郎版も悪くはないと思うが…個人的には矢張り今井正監督の1953年版の感銘には遠く及ばない。沢口靖子や後藤久美子、中江有里では映像が絵空事になっている。7点(2003-01-21 11:06:47) 1130. 旅情(1955) イタリア旅行中のオールドミスが旅先のヴェニスでふと知り合った中年男性と恋に落ちるストーリーは言ってしまえば「ありきたり」かもしれない。しかし、デビッド・リーンの格調高くもキメ細かい演出&脚本、ジャック・ヒルドヤードの見事なカメラワーク、「サマータイム・イン・ヴェニス」の切なく甘いメロディ、名女優キャサリン・ヘプバーンの抑制の利いた演技が一つに融け合った結果、そこに唯一無二の愛すべき佳品が誕生する。キャサリンにとっては観光も兼ねたごく軽い一編だったかもしれないが(別にオスカー受賞って訳でもないし)、個人的にはリーン監督の本領発揮で彼女のチャーミングさが(「男顔負けの強さ」といった誇張された類型的描写ナシに)無理なくフィルムに掬い取られており抜群の出来だと思う。今、本領発揮と言ったが正にデビッド・リーンの真価は女性心理を巧みに描く小品(「逢びき」や「ホブスンの婿選び」)にこそ発揮されるのであって、本作以降「戦場にかける橋」「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」等の70mm超大作御用達監督は言わば仮の姿。8点(2003-01-21 10:51:35)(良:2票) 1131. ゲッタウェイ(1994) ビンタはられたら倍返しとオンナが勇ましいリメイク版。へたれ過ぎて泣けるゼ、アレック・ボールドウィン!監督がロジャー「カクテル」ドナルドソンだから、ペキンパーの強烈パンチのヴァイオレンス描写と比較するだけ無駄と言うモノ。犬も食わない何とやら…ってか?5点(2003-01-21 03:49:27) 1132. ジュニア お下劣なフランス艶笑喜劇「モン・パリ」のパクリまでしてコメディ演技に邁進する大根シュワの酔狂には付き合っていられないナァ!好い加減にしてくれよ、全く!!しかも笑えない…(T T)。5点(2003-01-21 03:21:47) 1133. クール・ランニング 確かに実話ダネかもしれないけど、その実話?自体にも何か「受け狙い」のあざとい感じがして…。ジャマイカ側にも、オリンピック協会側にも、勿論ディズニーが映画化したコイツにもプンプン匂うったら!むしろ完全フィクションならまだ笑えただろうし、許せた気もする。6点(2003-01-21 03:06:21)(良:1票) 1134. 007/ドクター・ノオ 記念すべき第1作ではあるが…南洋の島を舞台にしたマッド・サイエンティストとの対決ってのは何ともチープで腰砕け。ジョセフ・ワイズマンに東洋人ぽい悪役を演らせているのもアジアを馬鹿にした感じがして不快。東西スパイ合戦と虚々実々のかけひきを期待した分失望。ショーン・コネリーのボンドは胸毛と眉毛が濃すぎてツライ。唯一の目の保養はウルスラ・アンドレスの初代ボンドガールとしての貫禄が光る白ビキニだっっ!!!6点(2003-01-21 02:37:13) 1135. かくも長き不在 チャップリンの「ニューヨークの王様」やアラン・レネの「二十四時間の情事」を編集したコトで知られていたエディター、アンリ・コルピの初監督作にしてカンヌ映画祭グランプリに輝く傑作。夫の名を叫ぶアリダ・ヴァリの妻。記憶喪失の夫ジョルジュ・ウィルソンの脳裏にフラッシュ・バックしたのは忌まわしいゲシュタポの記憶。「撃たないでくれ」と哀願するかの如く、両手を上げて立ち尽くす余りにも悲惨なラストに戦慄を禁じ得なかった。残酷な戦闘描写なしに戦争の恐怖と戦後の傷跡を一層感じさせる見事な手腕。マルグリット・デュラスの脚本、ジョルジュ・ドルリューの音楽いずれも絶品。コラ・ヴォケールのシャンソン「三つの小さな音符」がジュークボックスから流れる中、二人が踊るダンスの切なさに胸が締め付けられた思いであった。正に極上のフランス映画!9点(2003-01-21 02:02:00)(良:2票) 1136. そろばんずく 森田芳光が「家族ゲーム」で築き上げた名声と才能を一切合切ドブに捨てた悪夢のような駄作。とんねるず?とかいうエセお笑いコンビが矢鱈にイキがっててマジでうざい。2点(2003-01-21 01:34:56) 1137. 続・荒野の用心棒 恐らくフランコ・ネロが日本に初お目見えしたマカロニ・ウェスタン(「天地創造」とどっち?)。監督セルジオ・コルブッチも恐らくコレが日本での銀幕デビュー。無法者一味同士の間に割って入るガンマン、という導入はコレも黒澤「用心棒」の無断パクリだと思われる。棺桶からガトリング銃てのは意外で、もう矢鱈に殺しまくっており凄まじいインパクト。最後は手を潰されて墓場の十字架にトリガーを掛けて一味を皆殺し…ううーーーーむ、チト残酷過ぎて胸焼けを起こしそう。6点(2003-01-21 01:22:28) 1138. めぐり逢えたら ↓の方に同感ですネ。因みに男性二人(ハンクス&何と名監督ロブ・ライナー!)が盛り上がっていた映画のタイトルは「ガンガ・ディン」。1939年のジョージ・スティーブンス監督作品です。戦争映画と言うよりは「インディ・ジョーンズ」系の冒険アクションてな感じ。ケーリー・グラントが颯爽として最高!な映画で、男性二人が意気投合するのも無理はない傑作でした。オット、本作の方は…脚本にデビッド・S・ウォードも一枚噛んでいるにしちゃ、強引さが目立ち過ぎる粗い出来でガッカリ。先述の「ガンガ・ディン!!」のシーンで思わず吹き出した以外は、何かどうもワザとらしくて感情移入できないままエンド。残念。 6点(2003-01-21 00:54:04) 1139. マッドマックス 全世界にオーストラリア映画を認知させた功績は確かに認めるが、アクション映画にしては陰性でスカッとしない。冒頭のナイトライダーの描き方がイッちまった只のキ○ガイにしか見えないので、彼を崇拝する暴走族がマックスに復讐する、という一連の流れがスッと呑み込めない。同僚を殺されたのは兎も角、妻子まで殺される展開はマックスの怒りを喚起させるためとは言え、余りに後味悪過ぎ。キレたギブソンがV8スーパーチャージャー・インターセプターで逆襲に転じるや、それまでの傍若無人ぶりがウソのように呆気なく次々と殺される暴走族共が又肩透かしというか拍子抜け。あそこまでマックスを挑発するんなら、もうチョット何か秘策でもあるのかと思ったのに…!インターセプターのターボ加速ぶりはナカナカ迫力あったけどサ。6点(2003-01-21 00:17:23)(良:1票) 1140. メリー・ポピンズ P・L・トラヴァースの原作童話をディズニーが映画化!主演はJ・アンドリュースときたら、もうミュージカル決定!!てな感じですかね。オスカーに輝いたジュディと主題歌「チム・チム・チェリー」は確かに素晴らしい出来。なれどロバート・スティーブンスンの演出とディック・ヴァン・ダイク(煙突掃除夫)が今一つエレガントじゃあないモンで…まぁ7点。バズビー・バークレーとかに監督&振り付けして欲しかったネ。7点(2003-01-20 03:54:23)
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