みんなのシネマレビュー |
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1161. ビートルジュース 一応ジャンルとしてはブラック・コメディーに入るんだろうけど、 全体的にあまりブラック色は強くなく、有名どころの俳優さんたちが出演していて、 どちらかと言えば万人向けのコメディーだと思う。 ビートルジュースはアクが強くてやっぱり異様だが、主役なのにあまり出番がないので、 逆に観やすかったのかも。出演者たちが突然歌って踊り出すシーンは、 なんか妙におかしかったなぁ。人によって笑うツボも違うのかな? 演出はこの手の映画の中では良かった。[地上波(字幕)] 4点(2011-08-12 21:46:16)《改行有》 1162. ビバリーヒルズ・コップ 公開当時はエディ旋風が吹き荒れ、この人出演の映画が立て続けに公開、 とにかく人気があったよね。コメディアン出身、マシンガントークがウリということで、 代表作である本作も彼のキャラを存分に生かした作りなんだけど、 残念ながら、自分は当時から彼の魅力が全然わからなかったので、鑑賞中はキツいばかりだった。 ストーリーのほうは、あくまでオーソドックスなアクション映画。 エディが好きな人なら、当然楽しめるかと。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 18:40:59)《改行有》 1163. ファイナル・カウントダウン ホントに制作費2000万ドルもかけたの? というくらいB級感漂っている作品で、 戦闘シーンが少なく、どちらかというとドラマの要素が強い。 と言ってもタイムパラドックスを扱ったSF物なので、 しっかりした人間ドラマというわけではなく、あくまで軽く、当然ながら突っ込み所も満載。 それでも軽いオチがついて、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品には仕上がっていた。 未見の方はB級ホラーを観るような感覚でご鑑賞あれ。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 18:36:25)《改行有》 1164. 不法侵入 ストーリーの方はオーソドックスなサイコサスペンスで、 取り立てて大きな展開やヒネリもなく、じわじわと恐怖を煽っていく定番演出。 主役のレイ・リオッタは目力があり、見ているだけでも何となく怖い。 どちらかと言えば、彼でもっている作品かな。つまらないという訳ではないが、 1回観たらもういいかなという印象で、サスペンス物としては小粒。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-12 16:42:53)《改行有》 1165. フラガール 地味な題材だけど、着眼点の面白い日本らしい映画。 全体的にお話はうまくまとめているが、まるで昭和40年代の青春ドラマを見ているかのように、 途中からベタなストーリーへと展開していく。劇中の設定や時代を考えるといかにも、 といったパターンだけど、やっぱり演出の古さは否めない。 キャスティングは良かった。ヒロインも先生役の女優も思っていたより演技がうまい。 一番の見所であるダンスシーンも、よく練習したなと思う。 欲を言えば、ハワイの音楽をもっと劇中に入れてほしかった。 個人的には、当時の映像を使ったドキュメントを見てみたい。たぶんそちらの方が面白いと思う。[地上波(邦画)] 4点(2011-08-12 16:38:12)《改行有》 1166. フレンジー かなり後期のヒッチコック作品。 推理ものではないので、過程のスリルとサスペンスを楽しむ作品なのだが、 ヒッチコック独特のキレのある演出はかなり薄い。オチもオーソドックスな見せ方で、 刑事ドラマの1エピソードのような、テレビ向けのB級サスペンスといった感じ。 ヒッチコックの作品と言われなければ、わからない人もいるかもしれない。 彼の映画はいくつか楽しませてもらったが、才能やモチベーションを持続させることも 難しいんだなぁと感じた作品だった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 16:24:54)《改行有》 1167. プレデター2 舞台設定を変更したシリーズの2弾。前フリは一切なし。 しょっぱなからのフルスロットルだが、もうちょっとじっくり見せることはできないのかなぁ。 主人公は黒人の警部補でがんばっているんだけど、こちらは正直地味で今イチ。 女刑事を主役にした方が良かったのでは? 何のために男勝りというキャラを用意したのか・・・。 まるでテレビゲームをやっているようなストーリーだが、 まあ気楽に楽しめるアクション映画だとは思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-12 09:15:45)《改行有》 1168. マイ・ライフ(1993) 家族を軸にした、オーソドックスな流れの感動系ドラマ。 主人公のキャラ設定が唯一の妙味で、それが本作のキーポイントにもなっているんだけど、 彼の性格を決定づけたエピソードが描写不足というか、ぼんやりしていてピンとこず、 故にラストも取り立てて何の感情も湧かなかった。テーマはちゃんと伝わったけどね。 キャスティングは可もなく不可もなく。別にこの二人じゃなくてもいいかなという感じ。 この内容で、それほど重苦しさを感じさせない作りは良かったかな。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 07:34:16)《改行有》 1169. 見知らぬ乗客 ヒッチコックのサスペンス作品。 ストーリーはいいんだけど、個人的には今ひとつ印象の薄い映画。 主人公がいかにも強そうなタフガイという容姿で、ラストの展開も含めて、 まったくハラハラドキドキを感じなかったせいかも。 主人公はもっと弱そうな男か、女の人の方が良かったかな。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-12 06:39:32)《改行有》 1170. めぐりあう時間たち 何をそんなに悩み苦しんでるの? といった印象しかもてない映画だった。 三人の女性のお話が並行して進む構成で、最初の女性だけは実在の人物らしく、 小説家のヴァージニア・ウルフという人。彼女の執筆した小説がキーポイントになっていて、 たぶんそれがそのまま本作のテーマにも深く関わってくる内容の本なんだと思う。 まるでウルフとこの小説を、誰もが知ってて当たり前といったような作り。 三人の女優陣は非常に気合いが入っていて、演出もいいんだけど、 私はウルフも知らなければ、この小説を読んだこともないので、感情移入もできず、 最後まで物語に入っていけなかった。点数はキャスティングと演出に。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-12 05:51:20)《改行有》 1171. メン・イン・ブラック2 SFコメディーの続編。「2」製作の予定がなかったのか、 序盤の「1」からの辻褄合わせはちょっと強引だったけど、まあそこそこ面白い。 内容は前回とほぼ変わらず、SFXを駆使した映像ももちろん健在。 インパクトは多少薄まったが、こちらも家族揃って楽しめるコメディー作品。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 05:10:29)《改行有》 1172. 目撃(1997) イーストウッド17本目の監督作品は、 老獪な泥棒さんを主役に据えた巻き込まれ型サスペンス。 泥棒さんの人間描写を描きつつ、娘とのエピソードでストーリーに厚みを持たせている。 設定や展開に多少の無理さと甘さは感じるけど、娯楽要素をバランスよく織り込んでいて、 普通に楽しめる作品かと思う。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 05:00:27)《改行有》 1173. もののけ姫 アニメに芸術性があるかどうかはわからないけど、あるとすれば、 この作品が高い評価を受けても不思議ではない。ただストーリーの内容が小難しいうえに、 登場キャラもまったく魅力がなくて、単純につまらない作品だったな。 テーマは伝わったけど、相変わらずシメのほうが安直で緩いし。 これなら屋久島のドキュメント番組を観ていたほうが、よほど心にずっしりと響いてくる。 壮大なテーマに挑んだはいいけど、収拾つかなくなっちゃったという感じの作品だね。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 04:52:03)《改行有》 1174. ヤング・ゼネレーション 目的意識を持てないまま毎日を過ごしている、少年達の姿を描いた青春ドラマ。 前半はかなりぼんやりした流れで、中盤あたりから主人公の苦悩や葛藤が徐々に表面化。 父親、敵対する大学生達、主人公が唯一夢中になっている自転車とが噛み合っての ストーリー展開となるが、終盤はちょっと出来過ぎかな。意味もなくモンモンとしていた 十代の頃は思い出したけど、作品の内容自体はかなり地味な作品だった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-11 16:11:21)《改行有》 1175. 夢を生きた男/ザ・ベーブ タイトル通り、ベーブ・ルースの生涯を描いた伝記映画。 内容が内容だけに、独創的な部分やハッとするような展開はないのだが、逆に粗は少ない。 主役のジョン・グッドマンは、容姿はベーブに似ているのかな? 子供のように無邪気だったという、人柄はよく表れていたとは思うが。 お話的にもまとまっていたとは思うけど、面白かったぁという印象はない作品だった。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 15:41:25)《改行有》 1176. ラストコンサート 歳の差カップルの、純粋ラブストーリーもの。 てっきり最近の映画だと勘違いしていて、随分と70年代を意識した作りだなぁと思っていたら、 76年の作品だった。導入部はまあいいんだけど、そのあとの二人の行動に多々首を傾げる部分が。 恋愛というより、心の弱い者同士が何となくくっついている感じ。 ヒロインはかわいい顔をしている。オッさんのほうはピアニストということで、 美しい音楽がストーリーをカバー。映像もまあまあきれい。ラストは一応涙を誘う展開だけど、 よくあるオーソドックスなパターン。中学生の女子あたりなら感動できるのかも。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-11 15:28:35)《改行有》 1177. ルームメイト(1992) 二人の女性を主役に据えたサスペンス映画。 女性の心理というか、感覚というか、そういった設定で展開されるストーリーなので、 男性よりも、やはり女性のほうが感情移入できるかもしれない。もちろん男が観ても、 気味の悪さは十分伝わるけどね。彼女がなぜそのような行動を取ったのか、 もっと「あっ!」と驚くようなヒネリやオチを用意していると、さらに印象は良くなったと思う。 他のB級サスペンスと同様、ストーリーよりも設定や雰囲気でスリルを与える小粒な作品。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 15:01:25)《改行有》 1178. レイジング・ケイン 何といっても、主人公の役者さんがいい。この人、昔は結構脇役で出演していて、 アクの強さはとても印象に残っているのに、名前をまったく覚えられなかった。 本作では主人公役ということで、まさに性格俳優としての彼の個性がとてもよく表れている。 ストーリーのほうは突っ込み所満載。演出も、正直言っていいとは言えない。 まるで安っぽい場末のバーで、酒を呑んでいるような雰囲気のB級作品だけど、 それはそれで気楽に鑑賞できるという長所がある。 とにかく内容云々より、この役者さんのアクの強い顔つきばかりが印象に残る映画だった。 性格俳優のキャラと演技を堪能したい人にはお薦め。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-11 09:11:33)《改行有》 1179. 若い人(1962) 石坂洋次郎原作、昭和の香り漂う青春映画。 昭和30年代後半~40年代に作られた青春ドラマを彷彿とさせるような設定とともに、 序盤から中盤にかけてはコミカルなシーンを入れつつ、後半は主役二人の苦悩や葛藤が描かれ、 一応映画っぽい感じには仕上がっています。出演者たちは当然みんな若いんだけど、 浅丘ルリ子と吉永小百合はホントにかわいかった。レトロ感覚に浸るには、ちょうど手頃な作品。[地上波(邦画)] 4点(2011-08-11 08:39:35)《改行有》 1180. ダイ・ハード3 前フリ無し、冒頭からフルスロットルのアクション映画。 ストーリーの流れ自体は「1」とほぼ同じだが、もはやマクレーンはスーパーマンと化し、 ニューヨーク全体を舞台にド派手なシーンの連続で、当然ながらシナリオも設定も粗っぽい。 これだけ無茶なシーンを延々と見せられると、鑑賞しているこちらも息切れ状態。 バランスの悪い映画だなと思ってしまう。何も考えなきゃ、普通に面白いんだけどね。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-11 05:44:40)《改行有》
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