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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  ハンテッド(2003) 予告編を観てとても期待したんです。「狂気の殺人マシーンと化した凄い奴が出てくるんだろうな。トミー・リー・ジョーンズはとっても鬼教官だったんだろうな。それがどんな対決をするんだろうなあ」って。冒頭のコソボの惨劇はオッケーです。かなり戦場の狂気を感じさせ、主人公がいかに精神に変調を来したかが納得できる前提ですから。カナダの森林保護官としてオオカミを助けるトミー・リー・ジョーンズもオッケーです。あれで追跡のプロだという前提が示されましたから。元ローマ皇帝の姉で現在はFBI捜査官の女性(笑)が、文明の利器(麻酔銃)であっさりデル・トロを捕まえてから後の展開が、どうにもダラダラとして抑揚のないものになってしまいました(ってことは、本編の大半がダメってことジャン(苦笑))。「フレンチ・コネクション」を想像させるような追跡劇やカーアクションが展開されますが、ナイフ一本の犯人を追いつめるという設定が、どうにも不自然すぎてなりません。SWATや軍隊を導入すれば簡単に射殺できてしまうからでしょう。あえて外しているかのような銃撃戦もガッカリです。どうも、本当の自然の中で戦った方が、都会のジャングルよりも私には興味が強くあったようです。わざわざ舞台を大都会に移したことの意味があまり感じられず、設定を活かしきれなかったようです。かといって、いきなりラストの対決のシーンがあんなところで、ナイフの刺し合いになっても、いろいろな意味で痛い(苦笑)。せっかく面白い設定を提示したんだから、もっとそれを活かす展開を期待したかった。最後に、冒頭で助けられたオオカミがちらっと出てくるのにはニヤリです。6点(2004-02-17 15:48:24)(笑:1票)

102.  ザ・コア 《ネタバレ》 冒頭のスペースシャトルの緊急着陸シーン。ヘルメット姿は美人かなと思ったのだけど、それ以降、どの場面でもヒラリー・スワンクは不細工に見えてしょうがなかったです(ファンの人ごめんなさい(汗))。「インソムニア」の時はもう少し可愛かったのになあ。地球の中心なんて、学校の地学の教科書くらいでしか観たことはなく、実際にどうなっているかなんて誰も知らないのだから、それをどのように描写するかは興味がありました。地底に潜るマシンが(その後の展開を想起させる、予定調和的に)連結構造になっており、クルーが6人いるけど、最後に誰が残るかが読めてしまう消え方はちょっと残念(笑)。肝心の地球の中心ですが、なんとなく細胞の中を行く「ミクロの決死圏」のようで、期待感が裏切られた感じでした(苦笑)。もっとド派手なものを想像してたんです(笑)。役者では、地上でコンピュータを管理する、MIT出のハッカーが、なかなかオタッキーで好かったですね。ただ、ストーリーの発端である「デスティニー」計画が最後に曖昧なまま終わってしまったのが、非常に残念です。そもそもコアを止めたのがそれなんだから、止めた奴らの責任をちゃんと追及しなきゃね。その辺がおざなりなのが、残念です。普通に楽しめたので7点献上。7点(2004-02-15 16:46:39)

103.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 グロテスクなホラーというより、サスペンスの要素が入って、そこそこ楽しめました。盲目の女性が角膜移植で目が見えるようになり、その後、ドナーの経験を受け継ぐというのは面白い設定ですね。幼少期以降、今まで聴覚や嗅覚の世界で生活してきた彼女が、視力を取り戻したことがよかったのか悪かったのか、映画では否定的に描かれているようにも感じました。淡々と進むストーリーの中で、ラストの「デッドコースター」のような大事故は、突然すぎるという気もしますが、彼女が安心できる元の世界に帰っていくためには必要だったのかな?7点(2004-02-15 16:17:33)

104.  デアデビル 原作を知りませんが、映画「スパイダーマン」よりもずっと面白かったです。目が見えないという設定を映像化すると、ああいう方法があったのかと感心してします。ことばで説明するより、ぜひとも映像を見て下さい。ベン・アフレックの視線の演技はなかなかだったと思います。視線を微妙に外すのは、けっこう難しいと思いますよ。これだけでも見る価値はあると思います。また、正義とは何かを追求して葛藤するのも見ものであるけど、こちらはちょっと中途半端に終わったのが残念。コリン・ファレルのキレた演技は、もうすこしまとわりつくようなねちっこい演出でもよかったと思いますが、そこそこ悪役を好演していたと思います。飛行機のピーナツは笑ったけどね(苦笑)。あと、ハーレーでウィリーはいけません! あれじゃテールをこすっちゃうよ(笑)。冒頭のボクサーのお父さんとのエピソードは、個人的な嗜好で、なかなかグッと来るものがあります。しっかりと部屋に十字架を飾って宗教的背景を演出するあたりも、細かい設定にこだわっているなと思いました。アクションを期待するよりも、そういう状況を楽しむのがいいのではないでしょうか。それにしても(←口癖(笑))、主人公もあのねーちゃんも悪役も、みんな生身の人間なはずなのに、もんすごくジャンプしすぎ!(笑)7点(2004-02-11 11:24:16)(良:1票)

105.  ロード・オブ・ザ・リング 私は20数年前に原作を先に読んでいます。その印象では、主人公はフロドであるはずだったけど、映画では完全にガンダルフでしたね。ニュージーランドロケの自然の美しさは大画面で観たら綺麗だったでしょうね(私はビデオだったので)。CG技術の進歩で、"中つ国"の世界が見事に再現されているとは思うのですが、原作があまりに長いので、映画の脚本は端折りすぎだなという印象が否めません。第一部の中では、個人的にはトム・ボンバディル(というより彼の奥さん)がお気に入りだったのですが、登場しなかったのは残念です。原作のストーリー展開を知っていると、なぜフロドが旅に出る気になったかの説明が不足していたような気がします。全体に画面が暗い部分では、オーク鬼やゴブリンとの戦いがよく見えなかったのも残念です。暗すぎてよくわからなかった(笑)。ところで、ガンダルフは生きています。決して死んでいません。パワーアップして帰ってきますから、お楽しみに(笑)。それにしても(←口癖(笑))、実際の"サー"や"ナイト"がたくさん出てくる作品ですね。イギリス人の原作だから、シェークスピア演劇の俳優が多く使われていたのでしょうか?ビルボ役のイアン・ホルムは「フロム・ヘル」を観ていたので、すぐにわかったのですが、ジョン・リス・デイビスはキャストを見るまでわかりませんでした(汗)。それを見てからもう一度ビデオを観直すと、確かに彼の声でした。でもあんなに大きな体の役者が、小さくなってしまうのだからCG技術は凄いですね。どなたかがホビットを"子供"と書いていらっしゃいましたが、あれで彼らは大人です。体が小さいだけで、精神も強いし、勇敢だし、一人前の戦士として戦える素質があるということが原作には表現されています。指輪を捨てに行く旅が続くので、どうしても第2部に続くために尻切れトンボの感が否めない終わり方なのが残念ですね。これでは8、9点はあげられません。ところで、ビルボに指輪をとられたのが"ゴクリ"だと思っていたのに、映画の字幕では違っていたのが、大きな違和感でした。最後になりますが、ボロミアの変節は見事に描かれていたと思います。 <2004年2月9日追記>「二つの塔」を観てからもう一度本作を見直すと、思ったより酷くないんだなという気がしてきましたが、いきなりこれだけを観たら、今ひとつかもしれませんね。7点(2004-02-09 08:11:05)

106.  ボイス 《ネタバレ》 ストーリーは、親友である”中山忍”の卵子を使って、”木村佳乃”が子供を産んだわけですが、その父親である”大鶴義丹”が実は妻に内緒で”持田真樹”と援助交際不倫をしていたという、いかにも火曜サスペンス劇場てきなノリです。でも、そこそこ楽しんでしまいました(笑)。たしかに、なんのためのストーカー事件だったのかとか、刑事がああなっちゃうのはどうしてなのかなど、いろいろと突っ込みどころは満載だし、”木村佳乃”の娘が大魔神のような表情で演技するのは苦笑だったのですが、それよりも、主演の女優陣が、「ちょっと観可愛いかな」、「でもやっぱり不細工かな」と微妙なところで私の心をつかんで放しませんでした(笑)。惜しいのは、あの人が、最初は正当防衛的な演出だったのが実際に殺人の実行犯になってしまったことと、それ以降の狂気を秘めた演技で、目にぜんぜん狂気が宿ってなかったところでしょうか。 それにしても(←口癖(笑))、女子高生に手を出してはいけませんよ、世の大人の男性の皆さん。気をつけましょう!(笑)7点(2004-02-09 04:30:01)(良:1票)

107.  案山子男(OV) 《ネタバレ》 皆さん、評価低すぎません?(笑) オープニングのイラストが天使を連想させたり、トウモロコシ畑にそびえる案山子が張り付けにされたキリストを連想させたりと、なかなかいい雰囲気で前半を持ってきます。抑え気味の音楽も、静かな狂気を演出するのにぴったりだし、主人公の暗い雰囲気も好い感じです。前半の経過はまさしく「男性版キャリー」といった雰囲気で、これからの展開を暗示しています。後半一転して、「エルム街の悪夢」のような感じの殺人鬼が登場し、惨劇が展開されるわけですが、惜しいのは、その扮装ですね。やはり「オズの魔法使い」のような麦わら帽子が欲しかった(笑)。狂気を秘めた主人公が、母親のトレーラーハウスに来たときは、いちおうの葛藤を見せるくせに、ジュディをあっさりと殺そうとする件(くだり)はちょっとげせませんでした。でも、ラスト前の”のりうつり”の辺りとか、話の前後に出てくる怪談話のシーンとか、王道の演出で、なかなかいいのではないでしょうか。ここまでなら8点をつけてもいいくらいなんですが(笑)、ほめるのはこれくらいにして、突っ込みをいくつか。(1) 心臓をくりぬかれたはずなのに、男の胸に穴が空いていないばかりか、死んでいるのに「お腹ヒクヒク」はないだろ!(笑) (2) 前半の主人公の狂気を示す街中疾走シーンで、店のウィンドウに、車に積んだカメラが何度も写ってしまう(笑)。 ※ ところで、これは最大のエピソードなんですが、皆さまお書きの「あんざんし」ですが、普通の教養ある人間なら、これは「かかし」と読むんだよねえ(笑)。しかも、レンタルで探すときには、ホラーのジャンルの中で「か行」をさぐるでしょう。でも、最初に行ったときは見つからなかったんですよね。次に行ったとき、何気なく一番上を見たとき、なんと「あ行」のところにおいてあったんですよ、本作は!(苦笑) 頼むよ、TSUTAYAのバイトのにーちゃん!(笑)7点(2004-02-07 22:11:40)(笑:4票) (良:1票)

108.  デッドコースター はい、みなさん、こんにちは。この映画、原題は「ファイナル・デスティネーション2」というんですねえ。そう、あの作品の続編なんだね。なんで、タイトル変えたんだろう?おじさんは疑問です。今度もすごいねえ。冒頭のハイウェイのシーン。晴れているのに道路が濡れていて、「これは変だぞ?」とあんたも思ったでしょ(ニコリ)。期待通り(?)、突然起こる、事故、事故、事故。車が飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ。オートバイがすべる、すべる、すべる。下が濡れてるからよくすべってしまうんだねえ。おじさんは、昔ライダーだったから、あの感じはよくわかるの。怖いですねえ。このハイウェイのシーンは、なにかの賞をもらったらしいね。あんたもしっかり観てちょうだいね(微笑)。はい、それでは、もう時間になりました。次回まで、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。7点(2004-01-26 16:27:36)(笑:1票) (良:1票)

109.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 はい、みなさん、こんにちは。”デスティネーション”ってなんだろうね?おじさん、ちょっと辞書で調べてみました。「目的の行き先」ってことらしいねえ。そう。ホントは死んじゃったはずの事故で生き残った人達が、死神の魔の手に襲われてどんどん恐ろしい目に遭っていくという、怖い、怖い、怖いお話ですねえ。いったい何が起こるのかは、見てのお楽しみですね。<映画観る>はい、いかがでしたか? あのへんてこな水みたいなもんが、どんどん、どんどん、どんどん迫ってくるの、怖かったですねえ。何か起こるぞと思わせてはぐらかす演出も面白かったねえ。おじさんは、バスが横から猛スピードで出てくるシーンで、思わず声が出ちゃったよ。あんたもビックリしたでしょねえ。はい、もう時間となりました。それでは、次回まで、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。7点(2004-01-26 16:18:38)(笑:1票)

110.  アンダー・サスピション 画面の色調を変化させて差異を作っているとはいえ、フラッシュバックの多用でストーリーに多少の混乱を来すのは仕方ない。しかし、あまりにも頻繁に画面が切り替わるのは、どうもついていけない感じがしている。細かい演出(ジーン・ハックマンのズラを逆利用したモノなど)はなかなか凝ったモノがあり、ニヤリとさせられる部分もあるのだが、全体を一貫してフラッシュバックに頼りすぎる嫌いがあり、焦点がぼやけたことは残念。最後の最後に私の推測が見事に外れたので、とりあえず(←口癖(笑))楽しませてもらったお礼として7点献上。てっきりあの人だと思っていた(笑)。7点(2004-01-21 18:55:29)

111.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 トム・ハンクスのひとり芝居を堪能するための映画ですね。中盤の延々と続く孤島のシーン。バレーボール相手に孤独を慰める彼の演技を観ていて、最近のシリアスな演技ばかりのトム・ハンクスだけでなく、初期のスタンダップ・コメディアン時代を思いだした人も多いのではないでしょうか。冒頭のロシアでの彼は時間に追われる仕事人間であったのが、4年間の無人島生活を経て、自分の人生や生き方を見直して生まれ変わるという設定はありがちなものですが、映画を観るすべての人間に対して、「今の生き方をちょっと振り返ってみませんか?」と問いかけている気がします。ところで、珊瑚礁の環礁に波が砕ける音を、私は最初雷鳴と勘違いしておりました。ゼメキスの映画で雷鳴はつきものなので(笑)。また、何度も映される海中で血が流れるシーンは、どうしても「プライベート・ライアン」の冒頭を彷彿とさせるのは仕方ないでしょう(笑)。筏で脱出した後ウィルソンを失うシーンは、ありがちな設定で感動を呼ぼうとしていたけど、「その手には騙されないぞ」と思ってちょっと笑っていました。だって、ゼメキスならきっと何かの”回復策”を作ると思っていたから(その通りに、ラストに登場しますね(微笑))。この映画の間中、トム・ハンクスの目の演技に注目していたのですが、秀逸だったのは、歓迎パーティーのシーンで、ひとり残された彼が、無人島の生活を想い出しながらテーブルの上の品を物色するシーンです。着火用ライターを2回つけるのですが、2度目の点火の後に注目してください。あの目線で、様々なことを語っています。個人的にいちばんぐっときたのは、やはり、結婚してしまった恋人との再会シーンですね。雨の中のキスシーンは切なかったです。彼女が自ら望んで彼を捨てたのではなく、彼のことをずっと思っていたことを示すための、さまざまな捜索資料が山積みになった部屋を観たとき、私は感動してしまいました。そこまで思っていても一緒になれなかったことに人生の不条理と悲哀を感じます。8点(2004-01-20 13:57:57)(良:3票)

112.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 私が脚本を書いたら、漁に出るまでの30分以上はカットしてます(笑)。嵐が出てくるまでが長かったのが残念です。冒頭で、マイケル・アイアンサイドが出てくる辺りまでの、船員になる描写(給料の件でもめる辺りなど)は、「白鯨」の乗員集めのシーンを彷彿とさせました。グロースターのあの銅像を見ると、なぜか私の場合、「13日の金曜日」(テレビシリーズ)の一エピソードを想い出します(笑)。ところで皆さん書いていますが、嵐のシーンはとにかく圧巻ですね。映画館に観に行かなくてよかったと思いました。だって船酔いしそうだったもの(苦笑)。それくらい荒れている感じがよく描写されていました。ところで、もし私が脚本家なら、沿岸救助隊の活躍シーンをもっと長く描いただろうし、気象予報士のシーンも、もっと効果的に多く入れていたと思います。漁船のシーンは中心になるのだろうけど、分量は減りますね。あ、そうそう。一時的に晴れ間が出るシーンは、洞爺丸の事故を連想させましたね。ああいう嵐の晴れ間は、よくあることですから。それから、ジョージ・クルーニーが波を乗り越えてハイテンションになっているシーンは、「Uボート」の、嵐の中の大西洋で僚艦と出会うシーンを想い出させますね。同じ監督だから意識しているでしょうね。ということで、監督が監督だけに、ラストに虚しさが残るのは当然のことだと思います。「自然は強い。その前では人間は無力だ」というメッセージが伝わればよいのではないでしょうか?確かに葬儀のシーンは余計だったかもしれませんけどね。7点(2004-01-16 21:11:57)

113.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 はい、皆さん、こんにちは。今日紹介する映画は、スパイ映画です。主演は、あの美男子のブラッド・ピット。そのブラピが、映画の冒頭で任務に失敗して、殴られる、殴られる、殴られる。あの美形が見る影もなく無惨な姿になってしまいます。怖いですねぇ~。その彼を助けるために奔走するのが、これまたかつての美男子ロバート・レッドフォードです。老けましたねえ彼も。アップになるとシワが目立ってしまう(何?お前に言われたくないって?たしかに77歳に言われたくないですねえ(笑))。ブラピの処刑期日が、せまる、せまる、せまる。この緊迫感をそのまま進めないのがこの映画の演出のおもしろいところですね。ベトナムやベイルートでの彼らの関わりが描かれます。場面が一転してCIAのビルで、レッドフォードが作戦命令書を偽造するために、タイプライターに向かってひたすらキーを叩く、叩く、叩く。このあたり「大統領の陰謀」を彷彿とさせますねえ。注目してくださいね。では映画の後でまたお会いいたしましょうね。<映画観る>はい、いかがでしたか?あの作品では不正を暴くワシントンポストの熱血新聞記者だったレッドフォードが、本作では私財をなげうつとはいえ、軍隊を勝手に動かしてしまうんですよ。はい、怖いですねえ。ということで、本作は2001年のアメリカ映画でした。それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。7点(2004-01-11 15:07:08)(笑:2票)

114.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 マストの上に立って入港するジョニー・デップの登場シーンは笑ってしまいました。目張りを入れて髭生やせば、私もなれそうかな?(笑) オーランド・ブルームは「ロード・オブ・ザ・リング」の金髪レゴラスとは違って地味だったねえ。それからあの主役の彼女は、85年生まれってことは、すっげー若いねーちゃんなんだね。”へそビー”がトレードマークということらしいけど、結構好みだなあ。月夜に骸骨になるという設定があるから、せっかくの海戦シーンが真っ暗な中で行われるので、暗くてよくわからなかったのが残念です。ボートに乗った女装の骸骨二人組は笑ったけどね。彼らは2でも出てくるんだろうか?7点(2004-01-04 14:21:05)

115.  スチュアート・リトル2 《ネタバレ》 モンティ!(笑) 一番好きなキャラクターなんで、最初(レゲエ風)と最後(お祈り)でしっかりと美味しい役どころで締めてくれました(笑)。メラニー・グリフィスみたいな熟女があんな可愛い小鳥の声をしていても、そんなに違和感無いのが不思議ですね(微笑)。まあ、私の大好きなマイケル・J・フォックスは、きっちりとスチュアートの躍動感に貢献してくれました。ジェームズ・ウッズが渋い悪役を好演(?)していましたが、「鷹って大都会で保護しなくていいの?」って思ってしまいました(苦笑)。大都会のビルで巣作りと子育てをする猛禽類の生態は、実際にはけっこう感動ものなんですが、単なる悪役にされちゃったところが残念です。今回はスノーベルのおどけ役も表情がよかったね。マーガロとの出会いのシーンでのビックリする表情が面白くて、ついついスローモーションで見てしまいました(笑)。実際の猫はあんな表情は絶対にしないけど、それっぽく見えてしまうから不思議です。「あんな飛行機じゃ飛べないだろうが!」とか、「モンティのテリトリーはあんなに広いのか?」とか、いろいろと突っ込みどころはあるけど、それを差し引いても充分楽しめました。DVD欲しいな(笑)。 <2004年1月4日追記>DVD買いました。モンティはあの"帽子"を喜んでかぶっていたんだね(微笑)。身体の小ささは問題ではなく心の大きさが重要なんだよね。ということで1点プラスします。8点(2004-01-04 14:10:35)

116.  アメリ 感性の違いでしょうね。あんな妄想癖でストーカー女はイヤです。しかもつり上がり眉毛嫌いだし、刈り上げワカメちゃんヘアも嫌い。これでは感情移入できません。これって「デリカテッセン」の監督なんだね。やっぱり不条理だな。5点(2004-01-04 14:07:32)

117.  ペイ・フォワード/可能の王国 《ネタバレ》 ラストで延々と続くヘッドライトの行列は、「フィールド・オブ・ドリームス」を彷彿とさせるが、私が受けたその印象は正反対である。本作は感動の押し売りにしか思えず、逆に悪いイメージを残す結果になってしまった。物知り顔のオスメントがプロレスを観てはしゃぐシーンは、そのあまりの”子供っぽくない演技”に苦笑。ケビン・スペイシーは安易にヘレン・ハントとくっついてしまうし、「"pay it forward"の意味はそんなものなのか?」と突っ込みたくなる。唯一救われたのは、ジム・ガヴィーゼル演じる浮浪者が最終的に立ち直ろうとしたところ(自殺する女性を助けて)くらいであろうか。冒頭の金属探知器が設置される学校が、これからの我が国でもやがて登場するのであろうなと思うと暗くなる(日本社会はアメリカの後を追っているからね)。偽善的なロウソクの集団は、私には受け入れられない。何かを他人に施すことは、日本にも古来のことわざがある。私も大好きなものだ。これを紹介してレビューを終えよう。”情けは人のためならず”6点(2004-01-04 02:08:47)

118.  TAXi3 《ネタバレ》 いやあ、お約束の連続(笑)。こういうの楽しいんだよなあ。プールの前で停止したとき、2台目までは予想したけど、3台目は考えなかった(笑)。それにしても(←口癖(笑))、今回は馬鹿署長が大活躍ではないですか! おかげであの二人のコンビが影薄くなっちゃった(笑)。妊娠検査薬根多も面白かったけど、"携帯電話"根多はちょっとお子ちゃまにはいけないよねえ(苦笑)。スタローンはアレでお終い?彼ってフランス語似合わないねえ。やっぱり英語が好いや。しかも、吹き替えぽかったしね。ところで、あの中国女役、不細工だったねえ。あ、いや、顔に不自由な女性でした(笑)。あんなへんてこな化粧がヨーロッパにはうけるのか? それから、署長が着地(?)するとき「バンザーイ」って叫ぶのはなぜ?(笑) 突っ込みどころはいっぱいあるけど、まずまず楽しめました。でも1作目に比べると、お約束が多すぎてパワー不足は否めないな。 7点(2003-12-30 01:21:24)

119.  アイ・スパイ う~ん、予告を観て期待が過剰になっていたかも(笑)。まず、エディー・マーフィーがまったくヘビー級ボクサーに見えない!これは致命的な欠点です。彼なりに身体を鍛えたりしたんだろうけど、フットワークや身のこなしに、プロらしさが感じられませんでした。なによりも、あの顔じゃ、ボクサーには見えないよね?もっと打たれて歪んだ顔なら納得だけど。それから、撃ち合いのシーンとかアクションシーンの大半が暗闇の中なので、状況把握がむずかしかったのもマイナスです。そして、最大の欠点は、奪回しようとしているステルス戦闘機! ウメキチさんお書きの通り、「ファイヤー・フォックス」を想像したらいけませんね。あっちは”これでもか!”ってくらい空を飛ばして、お腹いっぱいにしてくれますけど、こちらは、「え?たったあれだけ?」って感じですから(笑)。それに、あんなに長い時間ドンパチしていたら、警察がとっくに駆けつけていてもおかしくないよね。そこらへんの間延びした感じが、予告編ではテンポよく編集されているので、見事に騙されました(笑)。 <2003年12月28日誤字修正>6点(2003-12-28 15:38:05)

120.  グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 チョウ・ユンファは主役じゃないジャン。チャン・ツィイーが主役だったとは。前提は面白かったのに、あのエンディングはなんだ。大山鳴動して鼠一匹という感じですね。剣の魔力に取り憑かれた女性が、最後は愛する男を選んだというお話ですか? 女同士の対決シーンとか面白かったけれど、全体のストーリーがちぐはぐな感じで、とにかくラストが物足りない。ふわふわ飛んだアクションは面白いが、それだけで全体を引っ張れるほどの魅力はなく、シナリオをしっかりまとめて欲しかったという感じですね。死の間際のチョウ・ユンファの告白は演劇的でよかったけどね。6点(2003-12-21 22:57:48)(良:1票)

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