みんなのシネマレビュー |
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101. 悪魔のようなあなた 2時間もののサスペンスドラマを観るよりはこっちの方が、ずっと楽しめると思う。アラン・ドロンもまだ綺麗だし、着物姿も見られるし。着物をガウン代わりに羽織り、へぇ、こんな着方があったんだと、当時はすごく新鮮だった。しかもシルクだし、着心地も良いハズ。最近のもっとつまらない映画、いくらでもあるのに、今はもう誰も見ないのかと思うとちょっと淋しい気がする。5点(2004-01-13 00:51:53) 102. ザ・セル 綺麗な映像と、危ういというか、気持悪いというかスレスレの映像とで構成されていて、この点は見ても損はない感じ。ただ、この頃のハリウッド映画は、馬鹿の一つ覚えのように、幼児期に受けたトラウマが原因で精神に何らかの異常をきたした可哀想な主人公が、理解しがたい衝撃的な言動に及ぶ、というようなパターンが多すぎる。またか、いい加減にしてくれ、と言いたくなる。こう巷に溢れたんじゃ、何か発想が安易すぎませんか?5点(2003-10-02 21:19:09) 103. サウンド・オブ・サイレンス(2001) 普通に面白いのだが、どうといこともなくていかにもハリウッド映画的面白さ。こういう厄介な問題を抱えた患者さんって現実にはどの位存在するのだろう、事件が解決したら、メデタシ、メデタシとはとても思えないし、こういう設定をするとこの後、この娘はどうなってしまうんだろうと事件が解決してもあんまり素直に喜べない。最近こういう精神科物が多すぎるような気がする、それも幼児期に受けた心の傷が元、というような・・・。5点(2003-10-02 21:08:18) 104. シャンドライの恋 期待して観たんだけど、何か期待はずれというかつまんなかった。ビデオで良かった。ちょっと切ない部分もあるにはあるんだけど、あんまり身につまされない。どうしてか分からないけど。両主人公共に素直に感情移入出来ないせいだと思う。5点(2003-08-29 23:04:04) 105. 蝶の舌 映画好きの友達が是非見てくれというので、期待して見たらどうということもなかった。このパターンは聖書で繰り返されている話だし(イエスとペテロ)、西洋ではあまりに古典的なものだろう。自己保身のために命の恩人や信じていたものを冒涜する、裏切る、或いは転向は、描き継がれてきたもの。余りに予想通りの展開で、そんなに感動的なラストとは思えなかった。決して悪い映画ではないと思うが。5点(2003-06-17 01:29:52) 106. ブリジット・ジョーンズの日記 そんなに良い映画でしょうか?何か日本の少女漫画のストーリーみたいですよね、それも一時代前の。ドジで太めの冴えない女の子に夢を与えるようなストーリー展開。願望でしょうが、現実にはあんまり起こり得ない。結構こういうのって、罪作りな映画なんじゃないかと思います。映画だって割り切れる人はいいけど、ありそうな話っぽいだけに、いちいち、えっ、こんなんあり?こんな上手くいくかよ、とツッコミばかり入れちゃいました。素直に見られない私が歪んでいるのでしょうか?従って辛めの点数。5点(2003-06-17 01:17:27) 107. 偶然の恋人 本当にどうでもいいような映画だった。暇つぶしにはいいかもしれないが、本当にそれだけ、期待してはいけない。悪い人はいないところが暇つぶとしてして勧められるところか?な。5点(2003-05-29 22:48:03) 108. ハンニバル(2001) レクター博士は檻の中にいる時の方がずっと怖い。暮らしている街がフィレンツェという設定は、いかにもレクターに相応しい気はするが、逆にレクターの好みを終始、研究しているはずのFBIが狙いを定めそうで危険な気もする。ま、原作がそうだから仕方ないでしょう。原作のラストでは、2人は愛し合いブエノスアイレスで豪華極まりない暮らしをしているのだが、レクター博士はもう少し若く、すこぶる美男ということになっているので、映画はこの方がいいかもしれない。でも、全体的にレクター博士が気持ち悪さのみ前面に出てトーンダウンした感じがするのは、原作のせい?か。5点(2003-05-17 21:51:53) 109. ピアニスト カンヌ映画祭グランプリですか?こういう作品にあげていいんでしょうか。過保護で過干渉な母親に育てられ、性的妄想いっぱいの人格の歪んだ中年のピアノの先生が主人公。それ自体は今どきいくらもいそうでそう珍しくもない話だと思う。そこにハンサムでスポーツマンで頭も育ちもよさそうな音楽的才能にも恵まれた青年が登場する。しかも何故かこの青年に一方的に恋心を抱かれる。こんなこと宝くじに3回当たるよりあり得ないだろうなあ、でも映画だからある。どうしてこの完璧な青年が生理も止まっている干からびたような主人公を好きになったのか、そこがまずよく描かれていない。説得力が全くない。さらに主人公は青年を自らの性的妄想に付き合わせようとする。青年は彼女に呆れ侮蔑し、自分の性的欲望のはけ口としてしか彼女を扱わなくなる、というような話なのだが、途中彼女の性格の歪みを随所に見せてくれる。青年の方も普通といえば普通だか、変といえば変である。彼女のせいでおかしくなったのか、もともと変だから彼女を好きになったのか、それともからかったのか。性的シーンが、トイレ、更衣室、床、車(他人だが)で、1度もベットの上がない。それも全て着衣のまま、この辺に監督の拘りがあるのかなあ。愛情のない欲望の表現というような。で、ラスト、こうした性格の人はしばしば自傷行為(刃物で自分を傷つける、でも死ぬわけではなくただ傷つけるだけ。このサイトでもラストがよく分からないという人いましたよね)でカタルシスを感じるらしいが、この主人公もやっぱりそれをやる。たぶん青年は元の生活に。彼女は?歪んだ性格はそのまま、でしょう。やりきれないお話でした。青年が美しいので5点。5点(2003-05-15 23:36:23) 110. ブレイド2 ところどころ面白かったが、眠くなった。ブレイドが血の池で蘇ったとしたら、あそこに落ちた他のヴァンパイヤはどうしてまた強くならないの?それにしてもこういう映画の悪役ってどうしてみんなおんなじ感じなのでしょうか?ハゲてて眉も無く白塗りふう、暗黒舞踏っぽい。ブレイドはそれなりにカッコイイけど。5点(2003-05-11 01:13:23) 111. チェンジング・レーン 何となく全てに詰めの甘いような作品。俳優も生かしきれてないし、もし自分が出演依頼されたとしたら、あんまり嬉しくないなあと思わせられるような作品。描き方によってはすごく良くなったかもしれないだけに残念。5点(2003-05-01 01:22:22) 112. レオン(1994) リュック・ベッソンはこの映画から、どんどん大したことなくなりつまんなくなった、というのが私の意見。そういう意味では負の記念碑的作品。もう期待できないのかなあ。4点(2003-07-14 18:26:28) 113. シャンプー台のむこうに もうちょっと面白いかと思ってみたら、がっかりした。一緒に見た人も感想、何も言わなかったもんな。私が見たいって誘ったから。これでもか、と作りすぎの感が否めない。こっちは白けてしまうというよくあるパターン。4点(2003-06-22 13:59:20) 114. 恋する遺伝子 本当にどうでもいいようなお話。1~2週間したら全てきれいさっぱり忘れてしまいそう。印象に残るもの何もなかったなあ。チアガールやるとこぐらいかな。あんな男女がルームシェアしたら、そりゃもう、恋愛しか起きっこないでしょうに。羨ましいけど。4点(2003-05-22 23:15:37)(良:1票) 115. 彼女を見ればわかること 決して悪い映画ではないのだけれど、あまりにも退屈。その退屈さが、ほんわか系、微笑ましいものであればいいのだけれど、じとーっと暗い。だからひたすら耐える、結果として眠くなってしまう。期待してみたのに、ちょっとがっかり。4点(2003-05-22 20:49:28) 116. 耳に残るは君の歌声 この監督の映画はどうも期待はずれ。タンゴレッスンも確かこの監督だったと思う。下手な彼女自身のタンゴを見せられたっけ。周りはプロで巧いのにいい度胸していると思った。プロが相手のダンサーにあんたを選ぶか?って思った。だって、女性のダンサーなんて巧くて若い綺麗な人、いっぱいいるはずだもの。この映画も何が言いたいのかさっぱり分からない。どうしてジョニーも出演したのか、疑問。世の中に分からないことってある、ホントに。ただ、音楽はいつもまあまあ。4点(2003-05-21 01:27:49) 117. マトリックス レボリューションズ つまらない。ひたすら眠くなった。ミフネの鼻が大きかったのが印象に残ったぐらい。ネオはつるんとして何となく人形みたい。3点(2004-04-07 00:41:02) 118. ジュエルに気をつけろ! うーん、何といったらいいのか、コメディらしいのに笑えない。唯一笑えるのはマイケルのあの髪型。大体あんな殺人シーンがあったら、笑えなくなるのが普通ではないかな。展開が安易すぎて寒い。リヴ・テイラーは安っぽくて、セクシーでこの役にぴったり。話し方も色っぽい。でも、可愛いとは思えない。振り回されるより、大抵の男は適当に距離を持ちたいと思うんじゃない?3点(2003-09-07 02:52:11) 119. イン&アウト 勧められて見たけど、1年経ったらゲイの映画だった事以外、なあんにも思い出せない。ヒドイ映画だった記憶も無い。コレって記憶喪失?3点(2003-07-08 17:07:57) 120. スペース・カウボーイ どこぞの映画評論家が今年1番の傑作とか書いているから、期待して家族で見に行って思いっきりコケた。皆でしらけた思い出がある。本当に無責任な批評はやめて、と言いたいが、このレビュウでも、とんでもない映画に10点付けている人がいるし、私が10点付けた映画に0点っていう人もいるから、ホント世の中さまざま。3点(2003-07-02 21:34:21)
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