みんなのシネマレビュー |
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101. スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ 執務室で実習生と変態プレイにいそしんでいたビル・クリントンが浮かびました。 選挙モノで手堅くはあるものの、チマチマした足の引っ張り合いで退屈。 語られていた「忠誠心」の薄っぺらさを実感したところに加点。[DVD(字幕)] 5点(2024-09-16 11:17:43)《改行有》 102. シャッター アイランド 孤島の施設での巨悪に迫るハナシに興味津々でしたが。 洞窟シーンで、あ~・・・これは・・・ テンションが転げ落ちて行く。 最期の決断が目をひいたものの、あいも変わらぬダラダラ描写での辛気臭さにゲンナリしたままでお開きとなりました。 マックス・フォン・シドーの怪異ぶりに+1点。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-16 09:49:40)《改行有》 103. 悪魔スヴェンガリ タイトルからバリモア大暴れを期待して催眠術をかけるお顔に「待ってましたぁ」ワクワク爆上がりでしたが。 叶わぬ恋への諦念を噛みしめる切ないお話で、コーフンも冷めガッカリする事無く余韻が深い結末まで一気見でした。 物凄いメイクもあって超絶オトコマエの面影があまり感じられなかったものの、その名演振りに拍手であります。[インターネット(字幕)] 7点(2024-09-11 14:07:33)《改行有》 104. アビエイター 《ネタバレ》 受け継いだ莫大な遺産を食い尽くしてしまう放蕩息子、ではなかったハワード・ヒューズの生き様が描かれています。世界一の、映画・飛行機・資産家を実現させた驚く程若い猪突猛進ぶりが眩しく、ディカプリオは正にハマり役でした。黒澤監督とは桁違いの8ヶ月の雲待ちに、狡っ辛い守銭奴とは違う破天荒さにアッパレ。 メンタルが犯されて行くのに、金では解決出来ない侘しさを感じるところです。 力作でしたがやはり長過ぎて休憩挟みながらの鑑賞となりました。[DVD(字幕)] 7点(2024-09-09 12:36:23)《改行有》 105. 夕陽のギャングたち 山賊と爆弾魔の出会いから別れまで哀感たっぷりに描かれています。 ダラダラ感がしんどかったですが、スタイガー、コバーンの魅力で完走出来ました。 今作でのモリコーネ節は私的に沁みませんでした。[DVD(字幕)] 6点(2024-09-07 22:22:19)《改行有》 106. グラン・プリ(1966) 車載カメラ搭載の迫力あるレース映像に魅入りましたが、結構な長さに「幻の湖」がチラッと浮かび「あんなク〇映画思い出したらアカンがな!」慌てて打ち消しました。シートベルトすら無い命懸けのレーサー達が金の為でなく好きな仕事で一番を目指す生き甲斐の為に奮闘する姿が眩しく映りました。本田宗一郎さんをモデルにした(かな?)ヤムラを演ずるハリウッドデビューの三船敏郎の敗戦国の卑屈さを微塵も感じさせない背筋ピーンと伸びた姿が嬉しい。+1点 エヴァ・マリー・セイント、アドルフォ・チェリの存在感も好感。 ロマンス部分が不必要とは思えませんがもう少し短くて良かったかと思えますが、ジョン・フランケンハイマーの記録映画としても1級の力作です。[DVD(字幕)] 8点(2024-09-07 09:15:32)《改行有》 107. トム・ホーン 《ネタバレ》 無慈悲に射殺を続ける、濡れ衣であっても縛り首を受け入れる。トム・ホーンが見せる虚無感が闘病中のマックィーンに重なりやるせない。 彼を利用して手のひら返しで葬り去るご都合主義の正義感はかの国ならではか。胸糞の極み。 病を押しての出演でキレも華もないマックィーンを観るのが辛かった。[DVD(字幕)] 6点(2024-09-07 08:33:48)《改行有》 108. オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック 《ネタバレ》 脳筋でないショーン・コネリーの役どころはなかなかの見応え。 私も死人の出ないえらく大人しいハイジャック犯に物足りなさを感じてました。「変わってるわ」 その後の展開に「へぇ、そういう事ですか」 一気の結末に「えっと・・・?」頭から再見。 もう少し尺を使って政府の企て部分を描いて欲しかったところです。 良い仕事をしているジェリー・ゴールドスミスに+1点。[DVD(字幕)] 7点(2024-09-04 15:05:33)《改行有》 109. マイ・ボディガード(1980) 盛り上がりそうな予感が大ハズレ。ルース・ゴードンとジョン・ハウスマンの無駄遣いがイタイ。 こういう作品を観ると、映画は脚本なのだと思い知らされます。[DVD(字幕)] 3点(2024-09-03 15:40:05)《改行有》 110. エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? 悪玉3人組がありとあらゆるインチキを駆使して~千万ドル、~億ドルの私腹を肥やし、捕まっても「私は悪くない」(死んでも謝るものか) 銀行も証券会社も監査法人もマスコミもブッシュ親子を始めとする政治家も旨い汁吸ってるのだから、まぁこんなものかな。 ただ、当時チラッと耳にした事があるカリフォルニア州大規模停電のカラクリには腸煮えくり返る。公共インフラを担う企業として恥知らずにも程がある。 何もかもが初耳な後味悪すぎる酷い話にグッタリです。[DVD(字幕)] 7点(2024-09-02 01:42:09)《改行有》 111. ダンサー イン Paris 今年の梅雨頃から加齢のせいか手足の関節の不具合で難儀すると共に不安に駆られる事が度々。 足首に大きな怪我をした26歳のプリマバレリーナの不安感はいかばかりか。 若さもあって新たな道へ進むカラリとした姿に好感がもてました。 レジデンス?の経営者が見せる年の功な包容力が印象深いものがありました。[DVD(字幕)] 6点(2024-09-02 01:11:19)《改行有》 112. ザ・ファン 20年ほど前に観ているのですが、あらかた忘れています。エレン・バーキン出演が100へぇでアンニュイな魅力は健在でした。 レナードは仕事でも、家族関係でも、他人とのかかわりでも、既にアブナイ感が出ていて見応え有りました。 善良な人物の豹変でないのがどうなのかとも思いますが、ジャック・ニコルソン同様デ・ニーロなので仕方ないようです。 スイッチが入ってからの「これだけ愛してやってるのに何故愛し返さないのだ」な暴走模様は通常運転。 ただ、デ・ニーロあるあるな観ていて脱力してしまう無茶苦茶な結末が残念なところです。[DVD(字幕)] 6点(2024-09-01 04:19:35)《改行有》 113. キャット・ピープル(1982) 《ネタバレ》 1942年版は観ていますがほぼ忘れています。 ナスターシャ・キンスキーは「テス」の絶頂には及ばないもののやはり美しい。 彼女のヘアヌードがぼかしなしで拝めるとは、21歳の役者度胸に仰天であります。 マルコム・マクドウェルを起用したナイスキャスティングに拍手。 もの悲しさが窺える黒豹のラストショットに+2点 どうでも良いのですが、アフリカサバンナ動画で一番のお気に入りがヒョウであり、単独で獲物を仕留めくわえたまま木登りして悠々と食する一連の姿に毎回惚れ惚れしています。(ヒョウ柄の服は着ませんよ) 今作で黒豹でなく豹だったら更に加点でしたが。[DVD(字幕)] 7点(2024-08-31 20:34:24)《改行有》 114. ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄 上院議員選挙戦がドキュメンタリータッチで描かれています。 選挙モノでのあるあるな展開でギター片手に歌っているのが目新しいところ。 「貧乏人は文句ばかり言う・・・・」をはじめとした物言いのボブ・ロバーツにドナルド・トランプが浮かびました。 尻切れトンボな結末に唖然と。 お目当てアラン・リックマン。陰謀部分を受け持っている役どころでしたが、見せ場なしの中途半端さにガックリです。[DVD(字幕)] 3点(2024-08-31 20:16:42)《改行有》 115. とび★うぉーず 他愛ないお話ながらも、お兄ちゃんが見せるピンチでの諦めない姿はなかなかの見応えがありました。 お目当てアラン・リックマン。魚界悪の帝王ジョーはインテリで自信家で野心家という十八番な役どころ。鱈の邪悪な顔つきが段々と彼に見えてくるのがあら不思議。歌声も聴けてあぁ嬉し。 子供から大人まで楽しめる作品。デンマーク製というのにビックリ、本国でダンサー・イン・ザ・ダークを超えるヒット作というのに無限へぇ。マッツ・ミケルセンも観たのかなぁ・・・[DVD(字幕)] 7点(2024-08-31 20:01:27)《改行有》 116. さまよう魂たち 映像はなかなかに強烈でしたがお話が退屈で。 何が言いたかったのか分かりませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2024-08-27 16:41:24)《改行有》 117. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜 《ネタバレ》 大阪と言えば吉本新喜劇、新喜劇と言えば池乃めだかさん。彼の衣装を纏った片岡愛之助が圧巻でした。 いっそのこと共演してくれてたら。 大阪府民として興味津々だったのですが大して笑えなく他愛ない話を淡々と眺めてお開きとなりました。 自虐とディスりのバランスに欠けてたようで、続編の難しさを思いました。[DVD(邦画)] 4点(2024-08-25 16:51:44)《改行有》 118. 聖なる犯罪者 《ネタバレ》 人殺しで少年院服役中に信仰心に目覚めたというものの、仮出所で酒、ドラッグ、セックスとは信仰心が聞いて呆れる。 司祭の格好をしていれば、こんな若造の本質を見抜けないものなのか。村人がいまどきの特殊詐欺の被害者に見えた。 交通事故の件が敬虔な信者≠善良な人物を表しているところに点数を。[インターネット(字幕)] 4点(2024-08-24 22:43:40)《改行有》 119. ミッドナイト(1939) クローデット・コルベール、ドン・アメチーに釣られて。 クレジットのジョン・バリモア、ビリー・ワイルダー、チャールズ・ブランケットに歓声を。 冒頭から、ワイルダー印のラストショットまで濃密なテンポの良い展開であっという間にお開きで、もうちょっと観たかったですね。 かつての山城新伍さんのご発言、「3角関係だから角が立つ、4角、5角・・・角が無くなって丸く収まる」が思い浮かんだ、男女5人は、良質な脚本・舞台で明るく生き生きと、且つ、ほんの少しほろ苦く、絶妙な塩梅に拍手。 MIPはコルベール、明るい部分を一手に引き受けた飄々とした姿が素晴らしい。 バリモアの往年の超絶美男子の面影が感じられないお顔がチョーッピリ残念でありました。[インターネット(字幕)] 8点(2024-08-19 01:58:53)《改行有》 120. ナイトメア・アリー ブラッドリー・クーパーが見世物小屋を出るまでが長過ぎましたが監督らしい怪しげな映像美(+2点)のお陰で寝落ちは免れました。 ケイト・ブランシェット登場からラストまでは見応え満点。彼女の圧ある存在感が凄い。拍手。+2点 因果が巡る強烈過ぎる結末でのラストショットが余韻を残します。+2点 デフォーは彼らしい役どころを貫禄たっぷりにこなしていたのは流石。+1点[インターネット(字幕)] 7点(2024-08-15 23:21:59)《改行有》
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