|
101. マトリックス
現実とは脳の電気信号処理の結果に過ぎないという世界観。冴えないサラリーマンのアンダーソンから救世主ネオへの変貌。映像・ストーリー何を取っても最高に面白い。自分の映画好きの扉はこの作品で開かれました。10点(2004-04-11 19:54:00)
102. ロード・トゥ・パーディション
エンドロールの最後まで楽しめる映画というのは数少ないと思います。まずは映像の美しさ。吐き出したタバコの煙とその口のセクシーさ、全体に感じる荘厳さ、ドアの下の穴から覗いた3人の位置関係が判るショット、車のライトの動きによって移りゆく雪上に倒れた自転車の影、暖炉の炎の揺らぎに照らされるルーニー、窓際に立つ父親と窓ガラスに映る浜辺にいる息子、どのシーンを取っても美しい写真になりそうです。
そして音楽。荘厳な重みを含む音が実に映像とマッチしている。エンドロールでは2時間観てきたことを振り返りながらじっくりと音楽に酔いしれたい。
キャスト。全員が全員なんの違和感も無く見事に役柄にマッチしている。マフィアと息子思いの父親両方の顔を持つには、完全な悪役顔ではなくトム・ハンクスの少し優しげな顔がぴったりとくる。
2組の父親と息子の愛を対比して展開するストーリー。この関係を一番象徴しているのが、通夜後のダンスの後で演奏されるルーニーとサリヴァンのピアノシーン。実の息子以上に愛し愛されるルーニーとサリヴァン、それを幸せそうに見るマイク、そして嫉妬深く見つめるルーニーの息子コナー。この人間関係が軸となりストーリーは展開していく。
特筆すべきは、DVDのコメンタリー。通常役者が面白おかしくただ感想を言うだけのことが多いが、これを今回サム・メンデス監督自身が「ここの映像はこういう思いで撮った」とさらに映画に深みを与えてくれる。この映画が好きな人はぜひコメンタリーも聞いてもらいたい。10点(2004-04-11 19:40:27)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》
103. 座頭市(2003)
結果として「楽しかった」とは言える作品です。しかし、殺陣シーンへ持っていくまでの飾りだとすらいえないピコピコした安っぽい音楽、まるでファミコン時代の音のようでした。途中何度かテンポが遅く眠くなりましたが、最後のタップダンスシーンはさすがに良かった。コントで長年演技しているだけあって、演技力は重みがありますね。7点(2004-04-11 19:07:01)
104. フレディVSジェイソン
ジェイソンXの完全なるギャグ路線から多少本来のジェイソンらしさが戻ってきたかなと思えました。8歳の頃「レンタルが流行っていてホラーブームだった」ということでなぜか母親と姉3人でシリーズを観ていた記憶があるのですが、ジェイソンが昔いじめられていたことや、久しぶりに観た懐かしさからか、フレディに全身どころか目までザクザク刺されるのが可哀想でたまりませんでした。いつもいつも痛い目に合って本当にご苦労様です。6点(2004-04-11 18:53:43)
105. トレーニング デイ
すごいですね、デンゼル演じる警官のこの綱渡り人生の歩き方。ある意味もう腹を決めたと言うか、映画の中では悪の正義に躊躇している姿は感じませんでした。しかしどうしてこうも理想と現実のギャップは甚だしいのだろう。7点(2004-04-11 18:40:53)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 1 | 0.95% |
|
2 | 3 | 2.86% |
|
3 | 4 | 3.81% |
|
4 | 7 | 6.67% |
|
5 | 4 | 3.81% |
|
6 | 19 | 18.10% |
|
7 | 8 | 7.62% |
|
8 | 25 | 23.81% |
|
9 | 19 | 18.10% |
|
10 | 15 | 14.29% |
|
|
|